JPH04281941A - 壁型枠,壁型枠の製造方法並びに壁型枠を使用した壁の施工方法 - Google Patents

壁型枠,壁型枠の製造方法並びに壁型枠を使用した壁の施工方法

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JPH04281941A
JPH04281941A JP4394191A JP4394191A JPH04281941A JP H04281941 A JPH04281941 A JP H04281941A JP 4394191 A JP4394191 A JP 4394191A JP 4394191 A JP4394191 A JP 4394191A JP H04281941 A JPH04281941 A JP H04281941A
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Japan
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precast concrete
formwork
pair
wall
concrete slabs
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Tatsuya Wakizaka
脇坂 達也
Noriyuki Furuya
古屋 則之
Yoshimasa Hayashi
林 好正
Haruka Ogawa
晴果 小川
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Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対のプレキャストコ
ンクリート版を用いて構成する壁型枠,壁型枠の製造方
法並びに壁型枠を使用した壁の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物等の壁を構築する場合、例
えば、図13に示す壁型枠1を構築して、この中にコン
クリートを打設していた。即ち、この壁型枠1は、ベニ
ヤ等の合板型枠2を片側に建て込んだ後に壁筋3を組み
立て、次に、この合板型枠2に対して適宜間隔を設けて
他側の合板型枠4を建て込む。そして、前記合板型枠2
,4の外側に、井桁状に組んだ端太パイプ5,6をフォ
ームタイ7,8を介して取り付けることにより構成する
ようになっている。
【0003】そして、このようにして構成した壁型枠1
内にコンクリートを打設し、このコンクリートが硬化し
た段階で、前記端太パイプ5,6および前記合板型枠2
,4を解体することにより壁の施工を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の壁型枠1では、これを構成する合板型枠2,4お
よび壁筋3、そして端太パイプ5,6を、現場において
それぞれ建て込む構成となっており、また、打設したコ
ンクリートの硬化後に前記端太パイプ5,6および合板
型枠2,4の解体を必要としており、その一連の作業を
現場で行っていた。
【0005】このため、建設労働者の現場作業が著しく
多くなり、かつ、打設したコンクリートの養生を待って
前記解体を行うこととも相俟って、工期が長期化すると
共に建築費が嵩んでしまうという課題があった。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、現場での作業を極力少なくすることにより、工期の
短縮化および省力化を図ることができる壁型枠およびそ
の壁型枠を使用した壁の施工方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の壁型枠は、鉄筋が埋設されて形成されると
共に互いに相対向させて配置される一対のプレキャスト
コンクリート版と、これら一対のプレキャストコンクリ
ート版の対向面に一体的に突設形成され且つ互いに当接
される突部と、これら突部同士を締結する締結具とを備
えたことを特徴とする。
【0008】また、かかる目的を達成するために本発明
の壁型枠の製造方法は、底板と該底板から立ち上げられ
た側板と該底板から下方へ突出する窪み部とを有する型
枠を形成し、次いで、該型枠内に鉄筋を配設すると共に
上記窪み部に締結部形成材を配置し、その後、上記型枠
内にコンクリートを打設することを特徴とする。
【0009】また、本発明の壁型枠の製造方法は、底板
と該底板から立ち上げられた側板とを有する型枠を形成
し、次いで、該型枠内に鉄筋を配設してコンクリートを
打設し、その後コンクリート打設面上に、上端が開口さ
れた突出部を有する上枠を載置し、最後に該上枠の突出
部内にその開口からコンクリートを打設すると共に締結
部形成材を上記底板まで挿通配置することを特徴とする
【0010】さらに、かかる目的を達成するために本発
明の壁型枠を使用した壁の施工方法は、鉄筋が埋設され
且つ片面に突部が一体的に突設されて形成された一対の
プレキャストコンクリート版を、これら突部を互いに突
き合わせて、相対向させて配置する建込み工程と、上記
突部同士を締結具で締結して上記一対のプレキャストコ
ンクリート版相互を結合する結合工程と、相対向する一
対のプレキャストコンクリート版相互間に形成された空
間部にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と
から成ることを特徴とする。
【0011】また本発明の壁型枠は、鉄筋が埋設されて
形成されると共に互いに相対向させて配置される一対の
プレキャストコンクリート版と、これら一対のプレキャ
ストコンクリート版の対向面に一体的に設けられ、互い
に係合されて該プレキャストコンクリート版相互を連結
する連結具とを備えたことを特徴とする。
【0012】さらに本発明の壁型枠を使用した壁の施工
方法は、鉄筋が埋設され且つ片面に連結具が一体的に設
けられて形成された一対のプレキャストコンクリート版
を、相対向させて配置する建込み工程と、上記連結具同
士を係合して上記一対のプレキャストコンクリート版相
互を結合する結合工程と、相対向する一対のプレキャス
トコンクリート版相互間に形成された空間部にコンクリ
ートを打設するコンクリート打設工程とから成ることを
特徴とする。
【0013】
【作用】以上の構成により本発明の壁型枠および壁型枠
を使用した壁の施工方法にあっては、適宜間隔をもって
対峙する一対のプレキャストコンクリート版は、予め工
場等で形成したものを現場に搬入して建て込むことがで
きる。また、前記プレキャストコンクリート版は鉄筋を
埋設してあるため、現場での壁筋の組み込みを不要とす
る。更に、一対のプレキャストコンクリート版はそれら
の片面から突設した突部を突き合わせることにより、両
者間の間隔を保持し、かつ、突部を締結する締結具でそ
れぞれのプレキャストコンクリート版を簡単に結合する
ことができる。他方、一対のプレキャストコンクリート
版は、それらの片面に設けた連結具を互いに係合させる
ことによっても、両者間の間隔を保持しつつ、簡単に両
プレキャストコンクリート版を結合することができる。 更にまた、前記一対のプレキャストコンクリート版を建
て込んだ後、両者間の空間部にコンクリートを打設する
ことにより、この打設したコンクリートとそれぞれのプ
レキャストコンクリート版とを一体化した壁を構築する
ことができ、型枠の解体を不要とする。
【0014】また壁型枠の製造方法にあっては、底板,
側板及び窪み部を有する構造簡単な型枠を準備し、この
型枠内に鉄筋を配置すると共に、窪み部に、締結具を装
着できるように締結部形成材を配置するのみで、後はコ
ンクリートを型枠内に打設すれば良く、簡単に壁型枠を
得ることができる。
【0015】また、他の製造方法としては、底板及び側
板を有する型枠と、突出部を有する上枠とを準備し、型
枠内に鉄筋を配置すると共に、締結具を装着できるよう
に上枠の突出部から締結部形成材を挿入するのみで、後
はコンクリートを型枠及び上枠の突出部に打設すれば良
く、簡単に壁型枠を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1から図5は本発明の一実施例を示し、図
1は壁型枠10の完成した状態の断面図、図2は図1に
示す壁型枠10の要部拡大断面図、図3は壁型枠10の
一方のプレキャストコンクリート版12を製造するため
の型枠14の断面図、図4は壁型枠10の他方のプレキ
ャストコンクリート版16を製造するための型枠18の
要部断面図、図5は壁型枠10の一方のプレキャストコ
ンクリート版12の斜視図である。
【0017】即ち、前記壁型枠10は図1に示したよう
に、一対のプレキャストコンクリート版12,16を適
宜間隔をもって対峙することにより概略構成する。それ
ぞれのプレキャストコンクリート版12,16には、内
部に鉄筋20を埋設すると共に、これら一対のプレキャ
ストコンクリート版12,16のそれぞれの内側(それ
ぞれの対向側)から、相手側に位置を対応させて突設す
る複数の突部22,24を一体に形成してある。また、
図2に詳示したように一方の突部22の中心部には、取
付ボルト26がプレキャストコンクリート版12の厚さ
方向に貫通し、かつ、他方の突部24には、その先端中
心部に雌ねじを形成したインサート28を埋設してある
。そして、前記突部22,24同士を互いに突き合わせ
て、前記取付ボルト26をインサート28に締め付ける
ことにより、それぞれのプレキャストコンクリート版1
2,16を結合する。尚、前記一対のプレキャストコン
クリート版12,16は、前記突部22,24を介して
所定の間隔が保持される。
【0018】前記各プレキャストコンクリート版12,
16は、図3および図4に示した前記型枠14,18を
用いて工場で大量生産することができる。即ち、図3に
示した型枠14は一方のプレキャストコンクリート版1
2を製造するためのもので、底板14aと浅い側板14
bとで構成してある。底板14aには前記突部22を一
体成形するための窪み部30を形成し、この窪み部30
の中心部には前記取付ボルト26の挿通孔26a(図2
参照)を形成するためのピン32を着脱可能に配置する
。尚、このピン32の先端部(図中上端部)に、取付ボ
ルト26の頭部の収納スペース26b(図2参照)を形
成するための拡径部32aを形成してある。
【0019】前記型枠14によりプレキャストコンクリ
ート版12を製造するには、前記ピン32をセットする
と共に、鉄筋20を所定位置にセットし、この状態で型
枠14内にコンクリート34を打設する。そして、コン
クリート34が硬化した段階で脱型し、ピン32を取り
除くことにより、図5に示すプレキャストコンクリート
版12を形成することができる。
【0020】一方、他方のプレキャストコンクリート版
16を製造する型枠18を図4に示したが、この型枠1
8は前記型枠14と略同様の構成、つまり、底板および
側板をもって形成できるため、特に、図4では前記型枠
14と異なる部分の要部を示す。即ち、前記型枠18の
底板18aには、前記突部24を形成するための窪み部
36を同様に形成してあり、この窪み部36内の中央部
に前記インサート28をセットしてコンクリートを打設
する。尚、前記他方のプレキャストコンクリート版16
は、図5に示した一方のプレキャストコンクリート版1
2と略同様の形状となる。
【0021】ここで、前記壁型枠10を使用して壁を施
工するには、一対のプレキャストコンクリート版12,
16を現場に搬入し、それぞれのプレキャストコンクリ
ート版12,16を、それぞれの内側から突設した突部
22,24を互いに突き合わせて建て込む(建て込み工
程)。
【0022】次に、一方のプレキャストコンクリート版
12に形成したボルト挿通孔26aに取付ボルト26を
挿通し、この取付ボルト26を相手側のプレキャストコ
ンクリート版16のインサート28に締め付けて、両方
のプレキャストコンクリート版12,16を互いに結合
する(結合工程)。
【0023】そして、互いに結合した一対のプレキャス
トコンクリート版12,16間の空間部S内に、コンク
リートを打設する(コンクリート打設工程)。
【0024】以上説明したように本実施例にあっては、
一対のプレキャストコンクリート版12,16を適宜間
隔をもって対峙して建て込み、そして、これらプレキャ
ストコンクリート版12,16を互いに結合した後、両
者間の空間部S内にコンクリートを打設し、このコンク
リートが硬化することにより、前記プレキャストコンク
リート版12,16と一体化した壁を構築することがで
きる。
【0025】従って、本実施例の壁型枠10は、適宜間
隔をもって対峙する一対のプレキャストコンクリート版
12,16は、予め工場等で形成したものを現場に搬入
して建て込むことができるため、現場で行う型枠の建て
込みを著しく簡単にすることができる。また、前記プレ
キャストコンクリート版12,16は、型枠14,18
での製造段階で内部に鉄筋20を埋設してあるため、こ
の鉄筋20を壁筋として用いることができ、現場での壁
筋組み込みを不要とする。更に、一対のプレキャストコ
ンクリート版12,16は、それぞれの片面から突設し
た複数の突部22,24を突き合わせることにより、両
者間の間隔を簡単に保持することができる。
【0026】一方、突部22に挿通される取付ボルト2
6および突部24に埋設したインサート28を介して、
それぞれのプレキャストコンクリート版12,16の結
合を簡単に行うことができる。また、結合用の前記取付
ボルト26は、壁の強度を補う機能も発揮する。
【0027】また、前記一対のプレキャストコンクリー
ト版12,16は、空間部Sに打設したコンクリートと
一体化して壁を構築するため、壁型枠10を後で解体す
る必要が無く、この点でも現場作業の著しい省力化を達
成できる。
【0028】図6及び図7には、壁型枠10の製造方法
に関して他の実施例が示されている。これらは、取付ボ
ルト26が取り付けられる側のプレキャストコンクリー
ト版12の製造方法を示しているが、上記図4を参照す
れば理解されるように、インサート28が取り付けられ
る側のプレキャストコンクリート版16の製造に対して
も、同様に適用することができる。上記図3及び図4の
製造方法にあっては、突部22を形成するために、型枠
14の底板14aに下方へ突出する窪み部30を形成し
たが、本実施例では、この突部22の形成のために、突
出部30aを有する上枠14cを利用するようにしてい
る。製造方法を具体的に説明すると、底板14aと側板
14bで区画形成された型枠14内に鉄筋20をセット
し、適宜厚さでコンクリート34を打設する。その後コ
ンクリート34が硬化する前にコンクリート打設面の上
に上枠14cをセットし、突出部30aの上端に形成し
た開口からさらにコンクリートを打設すると共に、この
突出部30aの開口から型枠14の底板14aに達する
ようにピン32を挿通する。これにより、上記実施例と
同様に、プレキャストコンクリート版12を製造するこ
とができる。
【0029】図8〜図12には、壁型枠10に関して、
他の実施例が示されている。基本的には上記実施例と同
様に、壁型枠10は、一対のプレキャストコンクリート
版12,16を適宜間隔をもって対峙することにより概
略構成する。それぞれのプレキャストコンクリート版1
2,16には、内部に鉄筋20を埋設すると共に、これ
ら一対のプレキャストコンクリート版12,16のそれ
ぞれの内側(それぞれの対向側)から、相手側に突設す
る複数の突部22,24を一体に形成してある。
【0030】まず図8及び図9に示したものについて説
明すると、一方のプレキャストコンクリート版16に形
成された各突部24の中心部には、一端にアンカプレー
ト42が取り付けられると共に、他端にソケット部44
が形成された軸体状に形成され、アンカプレート42が
プレキャストコンクリート版16内に埋設され、ソケッ
ト部44が他方のプレキャストコンクリート版12側へ
突出された第1連結部材58が設けられると共に、他方
のプレキャストコンクリート版12に形成された各突部
22の中心部には、同様に一端にアンカプレート48が
取り付けられると共に、他端に球状部46が形成された
軸体状に形成され、アンカプレート48がプレキャスト
コンクリート版12内に埋設され、球状部46がソケッ
ト部44に対向される第2連結部材56が設けられてい
る。そして、これら連結部材56,58によって連結具
が構成されるようになっており、第1連結部材58のソ
ケット部44を第2連結部材56の球状部46に係合さ
せることで、プレキャストコンクリート版12,16相
互を、それらの間隔を一定に保持しつつ、結合できるよ
うになっている。殊に、第1連結部材58のソケット部
44は、その軸部40に対しピン体50を介して回動可
能に取り付けられ、このソケット部44を第2連結部材
56の球状部46に係合させる際に、その係合作業を円
滑に達成できるように構成されている。殊に本実施例は
、一対のプレキャストコンクリート版12,16を水平
方向から互いに接近させて連結部材56,58相互を結
合させるのに好ましいものである。また、図10に示す
ように上記球状部46に係合するソケット部44を、球
状部46を両側から挟み込む一対のレバー体52で構成
し、このレバー体52をバネ54で互いに閉じるように
構成して、球状部46に係合させるようにしても良い。
【0031】次に、図11及び図12に示したものにつ
いて説明すると、一方のプレキャストコンクリート版1
6に形成された各突部24の中心部には、一端にアンカ
プレート42が取り付けられると共に、他端に下向きに
ソケット部44が形成された軸体状に形成され、アンカ
プレート42がプレキャストコンクリート版16内に埋
設され、ソケット部44が他方のプレキャストコンクリ
ート版12側へ突出された第1連結部材58が設けられ
ると共に、他方のプレキャストコンクリート版12に形
成された各突部22の中心部には、同様に一端にアンカ
プレート48が取り付けられると共に、他端に上向きに
球状部46が形成された軸体状に形成され、アンカプレ
ート48がプレキャストコンクリート版12内に埋設さ
れ、球状部46がソケット部44に対向される第2連結
部材56が設けられている。そして、これら連結部材5
6,58によって連結具が構成されるようになっており
、第1連結部材58のソケット部44を第2連結部材5
6の球状部46に係合させることで、プレキャストコン
クリート版12,16相互を、それらの間隔を一定に保
持しつつ、結合できるようになっている。第1連結部材
58のソケット部44は上記のものと同様に、その軸部
40に対しピン体50を介して回動可能に取り付けられ
、このソケット部44を第2連結部材56の球状部46
に係合させる際に、その係合作業を円滑に達成できるよ
うに構成されている。本実施例は、球状部46を有する
第2連結部材56を備える一方のプレキャストコンクリ
ート版12を予め建て込んでおき、その後第1連結部材
58を有する他方のプレキャストコンクリート版16を
上方から接近させて建込む場合に好ましいものである。 本実施例でも、ソケット部44に対して、図10の構成
を採用しても良いことは勿論である。
【0032】これら各プレキャストコンクリート版12
,16は、前述した製造方法と同様にして型枠を用いて
工場で大量生産することができる。
【0033】本実施例の壁型枠10を使用して壁を施工
するには、一対のプレキャストコンクリート版12,1
6を現場に搬入し、それぞれのプレキャストコンクリー
ト版12,16を、互いに相対向させて建て込む(建て
込み工程)。
【0034】次に、一方のプレキャストコンクリート版
12に設けた第2連結部材56の球状部46に、相手側
のプレキャストコンクリート版16の第1連結部材58
のソケット部44を係合して、両方のプレキャストコン
クリート版12,16を互いに結合する(結合工程)。
【0035】そして、互いに結合した一対のプレキャス
トコンクリート版12,16間の空間部S内に、コンク
リートを打設する(コンクリート打設工程)。
【0036】以上説明したように本実施例にあっても、
一対のプレキャストコンクリート版12,16を適宜間
隔をもって対峙して建て込み、そして、これらプレキャ
ストコンクリート版12,16を互いに結合した後、両
者間の空間部S内にコンクリートを打設し、このコンク
リートが硬化することにより、前記プレキャストコンク
リート版12,16と一体化した壁を構築することがで
きる。
【0037】従って、本実施例の壁型枠10にあっても
、現場で行う型枠の建て込みを著しく簡単化できると共
に、現場での壁筋組み込みを不要とでき、更に両者間の
間隔を簡単に保持することもできる。一方、連結部材5
6,58により、それぞれのプレキャストコンクリート
版12,16の結合を簡単に行うことができる。また、
壁型枠10を後で解体する必要が無く、この点でも現場
作業の著しい省力化を達成できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の壁型枠,壁
型枠の製造方法並びに壁型枠を使用した壁の施工方法に
あっては、鉄筋を埋設した一対のプレキャストコンクリ
ートの片面に突部若しくは突出する連結具を設け、これ
ら突部若しくは連結具でそれぞれのプレキャストコンク
リート版の間隔を保持すると共に、締結具あるいは連結
具でそれぞれのプレキャストコンクリート版を結合した
ので、前記一対のプレキャストコンクリート版を予め工
場等で製造したものを現場に搬入して建て込むことがで
きる。また、前記プレキャストコンクリート版には既に
鉄筋を埋設してあるため、現場での壁筋の組み込みを不
要とする。更に、一対のプレキャストコンクリート版は
締結具若しくは連結具を介して結合できるため、この結
合作業を著しく簡単化できる。また、前記一対のプレキ
ャストコンクリート版を建て込んだ後、両者間の空間部
にコンクリートを打設して壁を構築するようにしたので
、それぞれのプレキャストコンクリート版を、前記空間
部に打設したコンクリートと一体化することができるた
め、壁型枠の解体を不要にできる。従って、本発明にあ
っては、壁の強度を大きく保ちつつ大幅な省力化を達成
できると共に、工期の短縮化を図ることができ、建築費
の削減を達成できるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す壁型枠の断面図である
【図2】図1に示す壁型枠の要部拡大断面図である。
【図3】本発明に用いる一方のプレキャストコンクリー
ト版を製造するための型枠の断面図である。
【図4】本発明に用いる他方のプレキャストコンクリー
ト版を製造するための型枠の要部断面図である。
【図5】本発明に用いるプレキャストコンクリート版の
一実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明に用いる一方のプレキャストコンクリー
ト版を製造するための、他の実施例の第1工程を示す断
面図である。
【図7】本発明に用いる一方のプレキャストコンクリー
ト版を製造するための、他の実施例の第2工程を示す断
面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す壁型枠の断面図であ
る。
【図9】図8に示す壁型枠の要部拡大断面図である。
【図10】第1連結部材の変形例を示す側面図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例を示す壁型枠の断
面図である。
【図12】図11に示す壁型枠の要部拡大断面図である
【図13】従来例を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10  壁型枠                  
      12  プレキャストコンクリート版 14  型枠                   
       14a  底板14b  側板    
                    14c  
上枠16  プレキャストコンクリート版    20
  鉄筋22  突部               
           24  突部26  取付ボル
ト                    28  
インサート 30  窪み部                  
      30a  突出部32  ピン     
                     34  
コンクリート 40  軸部                   
       42,48  アンカプレート 44  ソケット部                
    46  球状部50  ピン体       
                 52  レバー体
54  バネ                   
       56,58  連結部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鉄筋が埋設されて形成されると共に互
    いに相対向させて配置される一対のプレキャストコンク
    リート版と、これら一対のプレキャストコンクリート版
    の対向面に一体的に突設形成され且つ互いに当接される
    突部と、これら突部同士を締結する締結具とを備えたこ
    とを特徴とする壁型枠。
  2. 【請求項2】  底板と該底板から立ち上げられた側板
    と該底板から下方へ突出する窪み部とを有する型枠を形
    成し、次いで、該型枠内に鉄筋を配設すると共に上記窪
    み部に締結部形成材を配置し、その後、上記型枠内にコ
    ンクリートを打設することを特徴とする壁型枠の製造方
    法。
  3. 【請求項3】  底板と該底板から立ち上げられた側板
    とを有する型枠を形成し、次いで、該型枠内に鉄筋を配
    設してコンクリートを打設し、その後コンクリート打設
    面上に、上端が開口された突出部を有する上枠を載置し
    、最後に該上枠の突出部内にその開口からコンクリート
    を打設すると共に締結部形成材を上記底板まで挿通配置
    することを特徴とする壁型枠の製造方法。
  4. 【請求項4】  鉄筋が埋設され且つ片面に突部が一体
    的に突設されて形成された一対のプレキャストコンクリ
    ート版を、これら突部を互いに突き合わせて、相対向さ
    せて配置する建込み工程と、上記突部同士を締結具で締
    結して上記一対のプレキャストコンクリート版相互を結
    合する結合工程と、相対向する一対のプレキャストコン
    クリート版相互間に形成された空間部にコンクリートを
    打設するコンクリート打設工程とから成ることを特徴と
    する壁型枠を使用した壁の施工方法。
  5. 【請求項5】  鉄筋が埋設されて形成されると共に互
    いに相対向させて配置される一対のプレキャストコンク
    リート版と、これら一対のプレキャストコンクリート版
    の対向面に一体的に設けられ、互いに係合されて該プレ
    キャストコンクリート版相互を連結する連結具とを備え
    たことを特徴とする壁型枠。
  6. 【請求項6】  鉄筋が埋設され且つ片面に連結具が一
    体的に設けられて形成された一対のプレキャストコンク
    リート版を、相対向させて配置する建込み工程と、上記
    連結具同士を係合して上記一対のプレキャストコンクリ
    ート版相互を結合する結合工程と、相対向する一対のプ
    レキャストコンクリート版相互間に形成された空間部に
    コンクリートを打設するコンクリート打設工程とから成
    ることを特徴とする壁型枠を使用した壁の施工方法。
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