JPH0429166B2 - - Google Patents

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JPH0429166B2
JPH0429166B2 JP16363185A JP16363185A JPH0429166B2 JP H0429166 B2 JPH0429166 B2 JP H0429166B2 JP 16363185 A JP16363185 A JP 16363185A JP 16363185 A JP16363185 A JP 16363185A JP H0429166 B2 JPH0429166 B2 JP H0429166B2
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JP
Japan
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layer
base layer
electrical contact
sulfidation
holes
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JP16363185A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、電流通電遮断機能を有するスイツ
チ、リレー等の電気接点に関するものである。
〔背景技術〕
従来より、電気接点にはAg合金が広く使用さ
れているが、耐硫化性能が著しく劣るという欠点
があつた。すなわち、接点表面を貴金属層(Au
合金)で覆つても、Agのクリーピング作用によ
りSイオンが貴金属層に到達し、Ag2Sが生成す
るのである。クリーピング作用とは、第5図に示
すように、下地層6の側面に生成したAg2S(符
号Aで示す)がマイグレーシヨン(Agはイオン
化が容易)のために側面から表面層7に進み、接
触点に硫化物(Ag2S)を生成することをいう。
また、クリーピング作用は、第6図に示すよう
に、下地層6だけでなく、下地層6を設けた台材
8でも生ずる。台材8がCuの場合には、硫化物
としてCuSが生成する。
このような硫化物層は接点寿命を短くし、信頼
性を低下させるという問題がある。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、側面での硫化が接触表面へ
移行するのを防止してクリーピング作用を減じさ
せることにより、耐硫化性能を向上させ信頼性を
高めた電気接点を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の電気接点は、台材上にAg,Cu,Ag
合金またはCu合金からなる下地層を介してクラ
ツド層またはめつき層を設けた電気接点におい
て、前記下地層の外周面に孔を設けたことを特徴
とするものである。
このように、この発明によれば、下地層の外周
面に孔を設けたので、側面部からの硫化の進行が
接触性能に直接影響しない孔に向いこの孔で集中
的に硫化するようになり、接触表面への硫化の進
行が防止され、その結果耐硫化性能が向上し、接
点寿命および信頼性を向上させることができる。
また、孔によつて放熱機能を付加させることが
できて、電気接点の温度上昇を抑制することがで
きる。さらに、孔を下地層に設けることにより、
下地層の材料使用量を削減することができ、コス
トダウンが可能になるという副次的効果もある。
この発明の他の電気接点は、前述の構成に加え
て、孔内に硫化促進層を形成したものである。
このため、孔への硫化の進行がより一層促進さ
れ、耐硫化性能を著しく向上させることができ
る。
この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。すなわち、この電気接点は、第
1図に示すように、台材3上にAg,Cu,Ag合金
またはCu合金からなる下地層2を介してクラツ
ド層1(またはめつき層)を設けた電気接点4に
おいて、前記下地層2の外周面に孔5を設けたこ
とを特徴とするものである。
前記台材3はCu,Cu合金などからなる。クラ
ツド層1はAg,Pdなどの貴金属またはその合金
からなる。
電気接点4を製造するには、第2図に示すよう
に、テープ状の長い台材3上面の両側部に間隔を
あけて2つの第1下地層2aをそれぞれ圧接また
は熔接により形成し、ついでその上面に台材3の
幅とほぼ同寸法の第2下地層2bを同様にして圧
接または熔接して、孔5を有する下地層2を形成
する。しかるのち、下地層2上面にクラツド層1
を形成し、必要な寸法に切断して電気接点を得
る。切断は幅hよりも切断幅aが小さくなるよう
にする。
また、他の製造方法としては、第3図に示すよ
うに、テープ状の台材3の上面にその長手方向に
適宜な間隔をあけて第1下地層2′aを圧接また
は熔接し、この上に台材3とほぼ同一寸法の第2
下地層2′bを圧接または熔接して下地層2を形
成し、さらにその上にクラツド層1を設ける。し
かるのち、適宜な間隔で切断して孔5を有する電
気接点4を得る。
得られた電気接点4は、その下地層2の外周面
に貫通した孔5が形成されているので、硫化物の
移行がこの孔5中に向かい、その結果表面の接触
部Bへの移行が減じられるので、耐硫化性能が向
上する。また、下地層2中の孔5によつて、放熱
効果が促進され、電気接点4の温度上昇が抑制さ
れる。さらに、下地層2の材料使用量が削減さ
れ、コストダウンを図ることができる。
この発明の他の実施例を第4図に基づいて説明
する。すなわち、この電気接点4′は、前述の実
施例の構成に加えて、下地層2の外周面に設けた
孔5の内面に硫化促進層9を形成したものであ
る。
この硫化促進層9はMg,Al,Cu,Niなどの
貴金属以外の他の金属を用いて、めつきなどによ
り形成したものである。かかる硫化促進層6によ
つて、孔5内への硫化物の移行がより一層促進さ
れ、接点表面への移行をより有効に阻止すること
ができる。その他は前述の実施例と同様である。
なお、孔5は貫通していないものであつてもよ
い。
〔発明の効果〕
この発明によれば、下地層の外周面に孔を設け
たので、側面部からの硫化の進行が接触性能に直
接影響しない孔に移行し貫通孔で集中的に硫化す
るようになり、接触表面への硫化の進行が防止さ
れ、耐硫化性能が向上し、接点寿命および信頼性
を向上させることができる。
また、この孔によつて放熱機能を付加させるこ
とができ、電気接点の温度上昇を抑制することが
できる。さらに、孔を下地層に設けることによ
り、下地層の材料使用量を削減することができ、
コストダウンが可能となるという副次的効果もあ
る。
加えて、孔内に硫化促進層を形成することによ
り、孔への硫化の進行がより一層促進され、耐硫
化性能を著しく向上させることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図
はこの実施例における電気接点の製造方法を示す
説明図、第3図は他の製造方法を示す説明図、第
4図はこの発明の他の実施例を示す断面図、第5
図はクリーピング作用を示す説明図、第6図は従
来の電気接点の斜視図である。 1……クラツド層、2……下地層、3……台
材、4……電気接点、5……孔、6……硫化促進
層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 台材上にAg,Cu,Ag合金またはCu合金か
    らなる下地層を介してクラツド層またはめつき層
    を設けた電気接点において、前記下地層の外周面
    に孔を設けたことを特徴とする電気接点。 2 台材上にAg,Cu,Ag合金またはCu合金か
    らなる下地層を介してクラツド層またはめつき層
    を設けた電気接点において、前記下地層の外周面
    に孔を設け、かつこの孔の内面に硫化促進層を形
    成したことを特徴とする電気接点。 3 前記硫化促進層が貴金属以外の他の金属から
    なる特許請求の範囲第2項記載の電気接点。
JP16363185A 1985-07-24 1985-07-24 電気接点 Granted JPS6224509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16363185A JPS6224509A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 電気接点

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16363185A JPS6224509A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 電気接点

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6224509A JPS6224509A (ja) 1987-02-02
JPH0429166B2 true JPH0429166B2 (ja) 1992-05-18

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ID=15777601

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JP16363185A Granted JPS6224509A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 電気接点

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Publication number Publication date
JPS6224509A (ja) 1987-02-02

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