JPH0429353B2 - - Google Patents

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JPH0429353B2
JPH0429353B2 JP7771983A JP7771983A JPH0429353B2 JP H0429353 B2 JPH0429353 B2 JP H0429353B2 JP 7771983 A JP7771983 A JP 7771983A JP 7771983 A JP7771983 A JP 7771983A JP H0429353 B2 JPH0429353 B2 JP H0429353B2
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JP
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spp
cysteine
cystine
bacterial cells
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JP7771983A
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発見は、L−あるいはD−体のシスチンあ
るいはシステインのラセミ化方法に関する。従来
L−あるいはD−アミノ酸を酵素的にラセミ化す
る方法はいくつか知られている。 例えば、バチルス属、シユードモナス属、スト
レプトコツカス属、細菌の生産するアラニンラセ
マーゼ(EC5.1.1.1)を使用する方法がある(朝
倉書店、酵素ハンドブツク、丸尾文治、田宮信雄
監修、1982、p727)。しかしながら、L−あるい
はD−体のシスチンあるいはシステインのラセミ
化方法は、知られていない。 本発明者らは、L−あるいはD−体のシスチン
あるいはシステインのラセミ化方法を見い出すべ
く研究した結果、アルカリゲネス属、アクロモバ
クター属、アシネトバクター属、アグロバクテリ
ウム属、アースロバクター属、エアロモナス属、
バチルス属、ブレビバクテリウム属、ブレトノミ
セス属、コリネバクテリウム属、セルロモナス
属、シトロバクター属、クリプトコツカス属、キ
ヤンデイダ属、セフアロアスカス属、デバリオミ
セス属、エシエリヒア属、エルビニア属、エンテ
ロバクター属、フラボバクテリウム属、ジオトリ
カム属、ハフニア属、ハンセヌラ属、ジエンセニ
ア属、クルチア属、クルイヘラ属、クルブシエラ
属、クロエツケラ属、リポミセス属、ミクロコツ
カス属、ミコプラナ属、ミクロバクテリウム属、
ナドソニア属、ノカルデイア属、プラノコツカス
属、シユードモナス属、プロテウス属、プロタミ
ノバクター属、パキソレン属、ピヒア属、ロドト
ルラ属、ロダロミセス属、ザルチナ属、スポロザ
ルチナ属、セラチア属、サルモネラ属、サツカロ
ミセス属、ストレプトミセス属、サツカロミコイ
デス属、トルロプシス属、トリコスポロン属、ト
レメラ属、タフリナ属、ビブリオ属、ウイツカー
ハミア属およびキサントモナス属に属する微生物
がL−あるいはD−体のシスチンあるいはシステ
インをラセミ化する事を見い出し、本研究を完成
するに至つた。 即ち本発明は、L−あるいはD−体のシスチン
あるいはシステインをラセミ化する能力を有する
微生物を水溶性媒体中にてLあるいはD−体のシ
スチンあるいはシステインに作用せしめ、L−あ
るいはD−体のシスチンあるいはシステインをラ
セミ化せしめることを特徴とする、L−あるいは
D−体のシスチンあるいはシステインのラセミ化
法である。 本発明の微生物は具体的には以下のものがあ
る。
【表】
【表】 等がある。 L−あるいはD−体シスチンあるいはシステイ
ンに本発明の微生物を作用させる方法は、本微生
物をL−あるいはD−体システインを含む培地中
で培養しても良いし、またはこれらの微生物の培
養液、菌体または菌体処理物を水溶液中でL−あ
るいはD−体システインに接触せしめても良い。 これらの微生物の菌体を得るには、通常の培地
を用いて、培養の初めから、あるいは培養の途中
でL−、D−体あるいはDL−体のシスチンある
いはシステインを添加して培養すればよい。 本微生物の培養のために用いられる培地はL−
あるいはD−体のシスチンあるいはシステインを
含むほかは通常の炭素源、窒素源、無機イオンを
含有する通常の培地である。 更にビタミン、アミノ酸等の有機微量栄養素を
添加すると望ましい結果が得られる場合が多い。 炭素源としては、グルコース、シユクロース等
の炭水化物、酢酸等の有機酸、アルジコール類、
その他が適宜使用される。窒素源としては、アン
モニアガス、アンモニア水、アンモニウム塩、そ
の他が用いられる。無機イオンとしては、マグネ
シウムイオン、燐酸イオン、カリイオン、鉄イオ
ン、その他が必要に応じ適宜使用される。 培養は好気的条件下に、Hz4ないし8、温度25
ないし40℃の適当な範囲に制御しつつ1ないし10
日培養を行えば望ましい結果が得られる。 菌体としては、培養終了後の培養液そのまま、
培養液より分離された菌体、洗浄された菌体など
いずれも使用可能である。菌体処理物としては凍
結乾燥菌体、アセトン乾燥菌体、トルエン、界面
活性剤等と接触せしめた菌体、リゾチームで処理
した菌体、超音波にさらした菌体、機械的に摩砕
した菌体等のほか、これら菌体処理物から得られ
た、L−あるいはD−体のシスチンあるいはシス
テインをラセミ化せしめる酵素活性を有する酵素
蛋白区分、更には、これらの菌体の固定化物、菌
体処理物の不溶化物、その他いずれも使用でき
る。水溶性媒体としては、水、バツフアーおよび
エタノール等の有機溶媒を含むものが使用でき
る。更に必要に応じて、微生物の生育に必要な栄
養素、抗酸化剤、界面活性剤、補酵素、および金
属イオン等を水性媒体に添加することもできる。 上記微生物の菌体を水溶性媒体中で培養しなが
ら、菌体とL−あるいはD−体のシスチンあるい
はシステインを接触せしめて作用せしめる場合に
は、L−あるいはD−体のシスチンあるいはシス
テインを含み、かつ微生物の生育に必要な炭素
源、窒素源、無機イオンなどの栄養素を含む水性
媒体が用いられる。更にビタミン、アミノ酸等の
有機微量栄養素を添加すると望ましい結果が得ら
れる場合が多い。 炭素源としては、グルコース、シユクロース等
の炭水化物、酢酸等の有機酸、アルコール類、そ
の他が適宜使用される。窒素源としては、アンモ
ニアガス、アンモニア水、アンモニウム塩、その
他が用いられる。無機イオンとしては、マグネシ
ウムイオン、燐酸イオン、カリイオン、鉄イオ
ン、その他が必要に応じ適宜使用される。 培養は好気的条件下に、PH4ないし8、温度25
ないし40℃の適当な範囲に制御しつつ行えば望ま
しい結果が得られる。 かくして1ないし10日間も培養を行えば、L−
あるいはD−体のシスチンあるいはシステインは
効率よくラセミ化される。 これに対し、上記微生物の培養液をそのまま、
培養菌体あるいは菌体処理物をL−あるいはD−
体のシスチンあるいはシステインと接触せしめて
作用せしめる場合には、L−あるいはD−体のシ
スチンあるいはシステインと培養液、培養菌体あ
るいは菌体処理物を溶解またはけん濁した水性媒
体を10℃ないし70℃の適当な温度に調節し、PHを
4ないし8に保ちつつ、暫時静置または撹拌すれ
ばよい。かくして5ないし100時間も経過すれば
水性媒体中に多量のL−あるいはD−体のシスチ
ンあるいはシステインのラセミ化物が生成蓄積さ
れる。 このようにして得られたL−あるいはD−体の
シスチンあるいはシステインのラセミ化物を培養
液又は水溶液より採取する方法は、イオン交換樹
脂を用いる方法、等電点にて沈澱せしめる方法
等、通常の方法が採用される。 生成したアミノ酸の定量は高速液体クロマトで
測定する方法およびバイオアツセイで測定する方
法を用いた。 光学異性体は結晶の比旋光度を測定する事によ
つて、D,Lを定めた。 実施例 1 グルコース0.5g/dl、硫安0.3g/dl、
KH2PO40.1g/dl、K2HPO40.3g/dl、MgSO4
7H2O0.05g/dl、FeSO4・7H2O0.001g/dl、
MnSO4・4H2O0.001g/dl、酵母エキス0.5g/dl、
ポリペプトン0.5g/dl、マルツエキス0.5g/dl、
L−システイン塩酸塩・1H2O0.3g/dl、ピリド
キシン塩酸塩10mg/dlおよび炭酸カルシウム
4g/dl(別殺菌)(PH7.0)を500ml容フラスコに
50ml入れ、120℃で15分間殺菌した。 これに上記寒天培地で30℃にて24時間培養した
表−1に示す微生物を一白金耳接種し、30℃で24
時間振盪培養した。この培養液より菌体を遠心分
離により採取し、培養液と同量の生理食塩水で一
回洗浄し、菌体を集めた。この菌体をD−システ
イン塩酸塩・一水和物あるいはL−システイン塩
酸塩・一水和物1g/dl、ピリドキサール−5′−リ
ン酸20mg/dlを含む0.1Mリン酸緩衝液(PH8.0)
(終末10ml)に5g/dlになる様に添加し、30℃に
20時間保持反応した。D−システインがラセミ化
されて生成したL−システインの量並びにL−シ
ステインがラセミ化されて生成したD−システイ
ンの量をバイオアツセイ及び高速液体クロマトで
測定し、この結果を表−1に示した。
【表】
【表】 実施例 2 実施例1に示した方法で、シユードモナス・テ
ストステロニATCC 11996を培養し、実施例1に
示したように菌体を集めた。この菌体をL−体ま
たはD−体シスチン1g/dl、ピリドキサール−
5′−リン酸20mg/dlを含む0.1Mリン酸緩衝液
(PH8.0)(終末10ml)に5g/dlになる様に添加し、
30℃に20時間保持反応した。L−あるいはD−シ
スチンがラセミ化されて生成したD−あるいはL
−シスチンの量をバイオアツセイ及び高速液体ク
ロマトで測定し、この結果を表−2に示した。
【表】 実施例 3 実施例1に示した培地からL−システイン塩酸
塩・一水和物を除いた培地に実施例1と同様の寒
天培地で培養したシユードモナス・テストステロ
ニ ATCC 11996を白金耳接種し、30℃で12時間
間振盪培養したのち、10g/dlのD−システイン
塩酸塩1水和物(KHOでPH7.0になる様に中和)
溶液を5ml加えて更に10時間培養した。D−シス
テインがラセミ化されて生成したL−システイン
をバイオアツセイで測定した結果0.25g/dlのL
−システイン塩酸塩・一水和物が生成していた。 実施例 4 実施例1と同様に培養し洗浄したアクロモバク
ター ヴイスコサス ATCC 12448の菌体をL−
システイン塩酸塩・一水和物あるいはD−システ
イン塩酸塩・一水和物1g/dl、ピリドキサール
−5′−リン酸20mg/dlを含む0.1Mリン酸緩衝液
(PH8.0)(終末500ml)に5g/dlになる様に添加し
30℃に24時間保持した。この反応液中のシステイ
ン全量(D体、L体の和)を前述の高速液体クロ
マトで測定し、L−システインはバイオアツセイ
法で測定した。この結果を表−3に示した。
【表】 これらの反応液より菌体を遠心分離で除き、ダ
イヤイオンSK−1B(カチオン交換樹脂)を用い
て常法通り処理した。この溶離液よりシステイン
を塩酸塩として結晶化し、L−システインを基質
にした時は、3.2g、D−システインを基質にした
時は、2.9gのシステイン塩酸塩・一水和物を得
た。これらの結晶の旋光度を測定したところいず
れの場合も旋光度0で生成物はラセミ体である事
が判明した。 実施例 5 実施例4と同様に培養し、洗浄したアクロモバ
クター ヴイスコサス ATCC 12448の菌体を生
理食塩水に20g/dlになる様に懸濁した菌液5ml
に4%アルギン酸ナトリウム溶液5mlを加え混合
したのち、15g/dl塩化カルシウム溶液に、この
混合液を徐々に滴下し、ビーズ状の固定化菌体を
作成した。この固定化物全量をD−システイン塩
酸塩・一水和物を含む0.1Mリン酸緩衝液(PH
8.0)20mlに投入し、30℃に5時間保持反応させ
た。この結果D−システインはラセミ化され、反
応液中には0.32g/dlのL−システイン塩酸塩・
一水和物が生成していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルカリゲネス属、アクロモバクター属、ア
    シネトバクター属、アグロバクテリウム属、アー
    スロバクター属、エアロモナス属、バチルス属、
    ブレビバクテリウム属、ブレトノミセス属、コリ
    ネバクテリウム属、セルロモナス属、シトロバク
    ター属、クリプトコツカス属、キヤンデイダ属、
    セフアロアスカス属、デバリオミセス属、エシエ
    リヒア属、エルビニア属、エンテロバクター属、
    フラボバクテリウム属、ジオトリカム属、ハフニ
    ア属、ハンセヌラ属、ジエンセニア属、クルチア
    属、クルイヘラ属、クルブシエラ属、クロエツケ
    ラ属、リポミセス属、ミクロコツカス属、ミコプ
    ラナ属、ミクロバクテリウム属、ナドソニア属、
    ノカルデイア属、プラノコツカス属、シユードモ
    ナス属、プロテウス属、プロタミノバクター属、
    パキソレン属、ピヒア属、ロドトルラ属、ロダロ
    ミセス属、ザルチナ属、スポロザルチナ属、セラ
    チア属、サルモネラ属、サツカロミセス属、スト
    レプトミセス属、サツカロミコイデス属、トルロ
    プシス属、トリコスポロン属、トレメラ属、タフ
    リナ属、ビブリオ属、ウイツカーハミア属および
    キサントモナス属に属するL−あるいはD−体の
    シスチンあるいはシステインをラセミ化せしめる
    能力を有する微生物を水溶性媒体にてL−あるい
    はD−体のシスチンあるいはシステインに作用せ
    しめ、L−あるいはD−体のシスチンあるいはシ
    ステインをラセミ化せしめることを特徴とする、
    L−あるいはD−体のシスチンあるいはシステイ
    ンのラセミ化法。
JP7771983A 1983-05-02 1983-05-02 シスチンあるいはシステインのラセミ化方法 Granted JPS59210895A (ja)

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