JPH0429657B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0429657B2 JPH0429657B2 JP18633983A JP18633983A JPH0429657B2 JP H0429657 B2 JPH0429657 B2 JP H0429657B2 JP 18633983 A JP18633983 A JP 18633983A JP 18633983 A JP18633983 A JP 18633983A JP H0429657 B2 JPH0429657 B2 JP H0429657B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methylpropanoic acid
- methylpropanol
- hydroxy
- distilled
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は、立体選択的有機合成に有用な光学活
性の(S)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ
ールの新規製法に関するものである。 光学活性の3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ
ール、特に(S)−3−ハロゲノ−2−メチルプ
ロパノールは、光学活性を有する有用物質の合成
原料として近年注目されている。たとえば、天然
型ビタミンEの光学活性側鎖の合成(特開昭58−
74623、ジヤーナル・オブ・オーガニツク・ケミ
ストリー41巻22号(1976年)3505頁以下)、又、
光学活性側鎖を有するフエノチアジン系医薬(レ
ボメプロマジン等)の合成にも有用である。従
来、光学活性3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ
ールの合成法として、(R)体の3−ハロゲノ−
2−メチルプロパノールについて、(RS)−3−
ハロゲノ−2−メチルプロパン酸を光学分割して
得られる(R)−3−クロル−2−メチルプロパ
ン酸を還元して得る(式1)方法が知られている
(特開昭58−74623)。 一方、(S)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ
ール誘導体の合成例としては、(S)−3−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパン酸を原料として式(2)に
示すような多段階の工程を経る方法しか知られて
いない(ジヤーナル・オブ・オーガニツク・ケミ
ストリー41巻22号(1976年)3505頁以下)。 (R:保護基,X:ハロゲン) 本発明者等は、より効率のよい経済的な(S)
−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノールの新規
合成法を検討し、式3に示す改良された製法を見
出して本発明を完成させた。 (R:C1〜C4のアルキル基、X:ハロゲン) (即ち本発明は、一般式
性の(S)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ
ールの新規製法に関するものである。 光学活性の3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ
ール、特に(S)−3−ハロゲノ−2−メチルプ
ロパノールは、光学活性を有する有用物質の合成
原料として近年注目されている。たとえば、天然
型ビタミンEの光学活性側鎖の合成(特開昭58−
74623、ジヤーナル・オブ・オーガニツク・ケミ
ストリー41巻22号(1976年)3505頁以下)、又、
光学活性側鎖を有するフエノチアジン系医薬(レ
ボメプロマジン等)の合成にも有用である。従
来、光学活性3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ
ールの合成法として、(R)体の3−ハロゲノ−
2−メチルプロパノールについて、(RS)−3−
ハロゲノ−2−メチルプロパン酸を光学分割して
得られる(R)−3−クロル−2−メチルプロパ
ン酸を還元して得る(式1)方法が知られている
(特開昭58−74623)。 一方、(S)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ
ール誘導体の合成例としては、(S)−3−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパン酸を原料として式(2)に
示すような多段階の工程を経る方法しか知られて
いない(ジヤーナル・オブ・オーガニツク・ケミ
ストリー41巻22号(1976年)3505頁以下)。 (R:保護基,X:ハロゲン) 本発明者等は、より効率のよい経済的な(S)
−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノールの新規
合成法を検討し、式3に示す改良された製法を見
出して本発明を完成させた。 (R:C1〜C4のアルキル基、X:ハロゲン) (即ち本発明は、一般式
【式】
(RはH又はC1〜C4の低級アルキル基)で表わ
される(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロ
パン酸又なそのエステル体をハロゲン化し、つい
で還元することを特徴とする(S)−3−ハロゲ
ノ−2−メチルプロパノールの製法に関するもの
である。この方法によると従来の(S)−3−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロパン酸から出発する方
法と比べて、水酸基やカルボキシル基の保護基を
導入することもなく、わづか2段階の反応で目的
とする(S)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパ
ノールを容易に取得することができる。 本発明の出発原料である光学活性の(R)−3
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸は、本出願
人等の出願によるイソ酪酸の微生物による立体選
択的なβ−水酸化により容易に光学純度良く取得
できる(特開昭56−68394)。 又、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパ
ン酸のアルコールによるエステル化で容易に取得
できる。(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロ
パン酸のエステルとしては、メチルエステル,エ
チルエステル,n−プロピルエステル,iSO−プ
ロピルエステル,n−ブチルエステル,t−ブチ
ルエステル等が本反応に適用できる。 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸又はそのエステル体のハロゲン化は、塩化チオ
ニル,三塩化リン,五塩化リン,トリフエニルホ
スフイン−四塩化炭素,トリフエニルホスフイン
−N−クロロスクシンイミド等を用いると塩素化
され、また臭化水素酸,三臭化リン,トリフエニ
ルホスフイン−臭素,トリフエニルホスフイン−
N−ブロモスクシンイミド,トリフエニルホスフ
イン−四臭化炭素等を用いると臭素化することが
できる。 ついで、上記の(S)−3−ハロゲノ−2−メ
チルプロパン酸又はそのエステル体を還元するの
であるが、この際には、ハロゲンは還元されずカ
ルボン酸基又はエステル基のみを選択的にアルコ
ールに還元する方法を選択することが必要であ
る。このための還元剤としては、NaBH4とのル
イス酸触媒の組み合わせ、たとえばNaBH4−
BF3の還元剤,LiAlH4,ジイソブチルアルミニ
ウムハイドライド等を利用することができる。こ
れらの還元剤の使用量は反応基質に対し当モルか
ら2倍モル程度の使用量で効率良く還元は進行す
る。反応温度は−50℃から50℃迄の温和な条件か
ら選択できる。溶媒としては、テトラヒドロクラ
ン,ジオキサン,エチルエーテル,トルエン,ヘ
キサン等の溶媒が使用できる。反応後は溶媒留去
後、水又は塩化アンモニア水溶液等を冷却下添加
し、ついで目的物をエーテルや酢酸エチル等の有
機溶媒で抽出する。抽出溶媒を留去し、蒸留によ
つて目的とする(S)−3−ハロゲノ−2−メチ
ルプロパノールを純粋に取得できる。 本発明により、出発物質の(R)−3−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパン酸又はそのエステル体
の立体配置が保持されて、効率よく目的とする
(S)−3ハロゲノ−2−メチルプロパノールが経
済的に取得できる。又、エステル基がNaBH4−
ルイス酸の組み合わせの還元剤で収率良く水酸基
に変換された点も新規な改良された点である。 以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例 1 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸10.4gを塩化チオニル24.0gとイミダゾール0.1
gの混合液に添加し、ついで70℃で5時間加熱攪
拌した。過剰の塩化チオニルを減圧で留去し、残
る反応液に冷却下、50mlの水を加え、5時間攪拌
した。ついで、塩化メチレンを加え抽出し、塩化
メチレンを留去後、減圧蒸留して(S)−3−ク
ロロ−2−メチルプロパン酸11.0gを得た。 沸点:91〜92℃/9mmHg 〔α〕25 D=−13.9゜(C=2,MeOH) この(S)−3−クロロ−2−メチルプロパン
酸6.1gとNaBH41.9gをテトラヒドロフラン50ml
に混合し、室温下で攪拌しつつ、BF3−エーテレ
ート8.5gを含有するテトラヒドロフラン液10ml
を滴下した。ついで、3時間攪拌後、テトラヒド
ロフランを減圧留去し、反応物を氷水に添加後、
エチルエーテルを加えて抽出した。エチルエーテ
ルを留去後、減圧蒸留して、75℃/25mmHgの沸
点を有する(S)−3−クロロ−2−メチルプロ
パノール4.1gを得た。 〔α〕25 D=13.6゜(C=5,MeOH) 実施例 2 実施例1と同様に合成した(S)−3−クロロ
−2−メチルプロパン酸を触媒量のH2SO4存在
下、メタノール中で加熱することにより、63℃/
30mmHgの沸点を有する(S)−3−クロロ−2−
メチルプロパン酸メチルエステル{〔α〕25 D=−
16.7゜(C=1,MeOH)}を収率90モル%で取得
した。 この(S)−3−クロロ−2−メチルプロパン
酸メチルエステル13.7gとNaBH43.8gをテトラ
ヒドロフラン100mlに混合し、ついで反応温度を
35℃以下に保ちつつ、BF3−エーテレート17gを
含有するテトラヒドロフラン20mlを滴下した。滴
下後、5時間攪拌をつづけ、ついでテトラヒドロ
フランを留去後、反応物を氷水に添加し、ついで
エチルエーテルで抽出した。減圧蒸留すること
で、75℃/25mmHgの沸点を有する(S)−3−ク
ロロ−2−メチルプロパノール8.1gを得た。 〔α〕25 D=13.6゜(C=5,MeOH) 実施例 3 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸10.4gを塩化チオニル24.0gとイミダゾール0.1
gの混合液に添加し、ついで70℃で5時間加熱攪
拌した。過剰の塩化チオニルを減圧で留去し、残
る反応液に冷却下、メタノール30mlを添加し、攪
拌をつづけた。ついで、過剰のメタノールを留去
後、減圧蒸留して63℃/30mmHgの沸点を有する
(S)−3−クロロ−2−メチルプロパン酸メチル
エステル12.3gを得た。 この(S)−3−クロロ−2−メチルプロパン
酸メチルエステル6.9gを30mlのトルエンに溶解
し、2倍当量のジイソブチルアルミニウムハイド
ライドを有するトルエン液30mlを、−50℃で滴下
した。滴下終了後、室温に昇温し攪拌を5時間つ
づけ、ついで10mlのメタノールと塩化アンモニア
水溶液を冷却下添加し、攪拌過後、トルエン層
を分液し、トルエンを留去し、減圧蒸留して75
℃/25mmHgの沸点を有する(S)−3−クロロ−
2−メチルプロパノール3.6gを得た。 実施例 4 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸を触媒量のH2SO4存在下、メタノール中で加
熱することにより得た(R)−3−ヒドロキシ−
2−メチルプロパン酸メチルエステル{b・p:
64〜66℃/4mmHg,〔α〕25 D=−26.3゜(C=2,
MeOH)}11.8gとトリフエニルホスフイン29.5
gを70mlの塩化メチレンに溶解し、35℃以下に反
応温度を保持しつつ、N−ブロモコハク酸イミド
を20g添加した。ついで、室温で3時間攪拌後、
溶媒を留去し、過し、母液を蒸留した。沸点が
64〜66℃/18mmHgの(S)−3−ブロモ−2−メ
チルプロパン酸メチルエステルが14.4g取得され
た。{〔α〕25 D=−19.6゜(C=5.MeBH)} この(S)−3−ブロモ−2−メチルプロパン
酸メチルエステル9.0gを使用して、実施例2と
同様テトラヒドロフラン溶媒中でNaBH4−BF3
エーテレートの還元剤で還元を実施した。反応
後、テトラヒドロフランを留去し、反応物を氷水
に添加し、エチルエーテルで抽出後、減圧蒸留す
ることにより、5.5gの(S)−3−ブロモ−2−
メチルプロパノールを取得した。 b・p:72℃/15mmHg 〔α〕25 D=11.4゜(C=4,MeOH) 実施例 5 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸10.4gをアセトニトリル中で、トリフエニルホ
スフイン29.5gと四臭化炭素33.1gの反応素で40
℃で8時間攪拌をつづけた。反応後、溶媒を留去
し、冷却下反応物に水を添加し3時間攪拌後、エ
チルエーテルで抽出し、抽出物にテトラヒドロフ
ランを50ml加え、NaBH41.9gとBF3−エーテレ
ート8.5gによつて実施例1と同様に還元反応を
行なつた。反応後、実施例1と同様の処理とし
て、減圧蒸留で72℃/15mmHgの沸点を有する
(S)−3−ブロモ−2−メチルプロパノールを
9.0g取得した。 〔α〕25 D=11.5゜(C=4,MeOH)
される(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロ
パン酸又なそのエステル体をハロゲン化し、つい
で還元することを特徴とする(S)−3−ハロゲ
ノ−2−メチルプロパノールの製法に関するもの
である。この方法によると従来の(S)−3−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロパン酸から出発する方
法と比べて、水酸基やカルボキシル基の保護基を
導入することもなく、わづか2段階の反応で目的
とする(S)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパ
ノールを容易に取得することができる。 本発明の出発原料である光学活性の(R)−3
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸は、本出願
人等の出願によるイソ酪酸の微生物による立体選
択的なβ−水酸化により容易に光学純度良く取得
できる(特開昭56−68394)。 又、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパ
ン酸のアルコールによるエステル化で容易に取得
できる。(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロ
パン酸のエステルとしては、メチルエステル,エ
チルエステル,n−プロピルエステル,iSO−プ
ロピルエステル,n−ブチルエステル,t−ブチ
ルエステル等が本反応に適用できる。 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸又はそのエステル体のハロゲン化は、塩化チオ
ニル,三塩化リン,五塩化リン,トリフエニルホ
スフイン−四塩化炭素,トリフエニルホスフイン
−N−クロロスクシンイミド等を用いると塩素化
され、また臭化水素酸,三臭化リン,トリフエニ
ルホスフイン−臭素,トリフエニルホスフイン−
N−ブロモスクシンイミド,トリフエニルホスフ
イン−四臭化炭素等を用いると臭素化することが
できる。 ついで、上記の(S)−3−ハロゲノ−2−メ
チルプロパン酸又はそのエステル体を還元するの
であるが、この際には、ハロゲンは還元されずカ
ルボン酸基又はエステル基のみを選択的にアルコ
ールに還元する方法を選択することが必要であ
る。このための還元剤としては、NaBH4とのル
イス酸触媒の組み合わせ、たとえばNaBH4−
BF3の還元剤,LiAlH4,ジイソブチルアルミニ
ウムハイドライド等を利用することができる。こ
れらの還元剤の使用量は反応基質に対し当モルか
ら2倍モル程度の使用量で効率良く還元は進行す
る。反応温度は−50℃から50℃迄の温和な条件か
ら選択できる。溶媒としては、テトラヒドロクラ
ン,ジオキサン,エチルエーテル,トルエン,ヘ
キサン等の溶媒が使用できる。反応後は溶媒留去
後、水又は塩化アンモニア水溶液等を冷却下添加
し、ついで目的物をエーテルや酢酸エチル等の有
機溶媒で抽出する。抽出溶媒を留去し、蒸留によ
つて目的とする(S)−3−ハロゲノ−2−メチ
ルプロパノールを純粋に取得できる。 本発明により、出発物質の(R)−3−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパン酸又はそのエステル体
の立体配置が保持されて、効率よく目的とする
(S)−3ハロゲノ−2−メチルプロパノールが経
済的に取得できる。又、エステル基がNaBH4−
ルイス酸の組み合わせの還元剤で収率良く水酸基
に変換された点も新規な改良された点である。 以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例 1 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸10.4gを塩化チオニル24.0gとイミダゾール0.1
gの混合液に添加し、ついで70℃で5時間加熱攪
拌した。過剰の塩化チオニルを減圧で留去し、残
る反応液に冷却下、50mlの水を加え、5時間攪拌
した。ついで、塩化メチレンを加え抽出し、塩化
メチレンを留去後、減圧蒸留して(S)−3−ク
ロロ−2−メチルプロパン酸11.0gを得た。 沸点:91〜92℃/9mmHg 〔α〕25 D=−13.9゜(C=2,MeOH) この(S)−3−クロロ−2−メチルプロパン
酸6.1gとNaBH41.9gをテトラヒドロフラン50ml
に混合し、室温下で攪拌しつつ、BF3−エーテレ
ート8.5gを含有するテトラヒドロフラン液10ml
を滴下した。ついで、3時間攪拌後、テトラヒド
ロフランを減圧留去し、反応物を氷水に添加後、
エチルエーテルを加えて抽出した。エチルエーテ
ルを留去後、減圧蒸留して、75℃/25mmHgの沸
点を有する(S)−3−クロロ−2−メチルプロ
パノール4.1gを得た。 〔α〕25 D=13.6゜(C=5,MeOH) 実施例 2 実施例1と同様に合成した(S)−3−クロロ
−2−メチルプロパン酸を触媒量のH2SO4存在
下、メタノール中で加熱することにより、63℃/
30mmHgの沸点を有する(S)−3−クロロ−2−
メチルプロパン酸メチルエステル{〔α〕25 D=−
16.7゜(C=1,MeOH)}を収率90モル%で取得
した。 この(S)−3−クロロ−2−メチルプロパン
酸メチルエステル13.7gとNaBH43.8gをテトラ
ヒドロフラン100mlに混合し、ついで反応温度を
35℃以下に保ちつつ、BF3−エーテレート17gを
含有するテトラヒドロフラン20mlを滴下した。滴
下後、5時間攪拌をつづけ、ついでテトラヒドロ
フランを留去後、反応物を氷水に添加し、ついで
エチルエーテルで抽出した。減圧蒸留すること
で、75℃/25mmHgの沸点を有する(S)−3−ク
ロロ−2−メチルプロパノール8.1gを得た。 〔α〕25 D=13.6゜(C=5,MeOH) 実施例 3 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸10.4gを塩化チオニル24.0gとイミダゾール0.1
gの混合液に添加し、ついで70℃で5時間加熱攪
拌した。過剰の塩化チオニルを減圧で留去し、残
る反応液に冷却下、メタノール30mlを添加し、攪
拌をつづけた。ついで、過剰のメタノールを留去
後、減圧蒸留して63℃/30mmHgの沸点を有する
(S)−3−クロロ−2−メチルプロパン酸メチル
エステル12.3gを得た。 この(S)−3−クロロ−2−メチルプロパン
酸メチルエステル6.9gを30mlのトルエンに溶解
し、2倍当量のジイソブチルアルミニウムハイド
ライドを有するトルエン液30mlを、−50℃で滴下
した。滴下終了後、室温に昇温し攪拌を5時間つ
づけ、ついで10mlのメタノールと塩化アンモニア
水溶液を冷却下添加し、攪拌過後、トルエン層
を分液し、トルエンを留去し、減圧蒸留して75
℃/25mmHgの沸点を有する(S)−3−クロロ−
2−メチルプロパノール3.6gを得た。 実施例 4 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸を触媒量のH2SO4存在下、メタノール中で加
熱することにより得た(R)−3−ヒドロキシ−
2−メチルプロパン酸メチルエステル{b・p:
64〜66℃/4mmHg,〔α〕25 D=−26.3゜(C=2,
MeOH)}11.8gとトリフエニルホスフイン29.5
gを70mlの塩化メチレンに溶解し、35℃以下に反
応温度を保持しつつ、N−ブロモコハク酸イミド
を20g添加した。ついで、室温で3時間攪拌後、
溶媒を留去し、過し、母液を蒸留した。沸点が
64〜66℃/18mmHgの(S)−3−ブロモ−2−メ
チルプロパン酸メチルエステルが14.4g取得され
た。{〔α〕25 D=−19.6゜(C=5.MeBH)} この(S)−3−ブロモ−2−メチルプロパン
酸メチルエステル9.0gを使用して、実施例2と
同様テトラヒドロフラン溶媒中でNaBH4−BF3
エーテレートの還元剤で還元を実施した。反応
後、テトラヒドロフランを留去し、反応物を氷水
に添加し、エチルエーテルで抽出後、減圧蒸留す
ることにより、5.5gの(S)−3−ブロモ−2−
メチルプロパノールを取得した。 b・p:72℃/15mmHg 〔α〕25 D=11.4゜(C=4,MeOH) 実施例 5 (R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸10.4gをアセトニトリル中で、トリフエニルホ
スフイン29.5gと四臭化炭素33.1gの反応素で40
℃で8時間攪拌をつづけた。反応後、溶媒を留去
し、冷却下反応物に水を添加し3時間攪拌後、エ
チルエーテルで抽出し、抽出物にテトラヒドロフ
ランを50ml加え、NaBH41.9gとBF3−エーテレ
ート8.5gによつて実施例1と同様に還元反応を
行なつた。反応後、実施例1と同様の処理とし
て、減圧蒸留で72℃/15mmHgの沸点を有する
(S)−3−ブロモ−2−メチルプロパノールを
9.0g取得した。 〔α〕25 D=11.5゜(C=4,MeOH)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式【式】(RはH又は C1〜C4の低級アルキル基を示す)で表わされる
(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン酸又
は(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
酸のエステルをハロゲン化し、ついで還元するこ
とを特徴とする、一般式【式】 (Xはハロゲンを示す)で表わされる(S)−3−
ハロゲノ−2−メチルプロパノールの製法。 2 Xが臭素である特許請求の範囲第1項記載の
方法。 3 Xが塩素である特許請求の範囲第1項記載の
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18633983A JPS6078929A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 光学活性(s)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ−ルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18633983A JPS6078929A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 光学活性(s)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ−ルの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6078929A JPS6078929A (ja) | 1985-05-04 |
| JPH0429657B2 true JPH0429657B2 (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=16186617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18633983A Granted JPS6078929A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 光学活性(s)−3−ハロゲノ−2−メチルプロパノ−ルの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6078929A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4004936A1 (de) * | 1989-02-17 | 1990-08-23 | Aisin Seiki | Brennkraftmaschine mit einem wassergekuehlten zwischenkuehler |
-
1983
- 1983-10-04 JP JP18633983A patent/JPS6078929A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6078929A (ja) | 1985-05-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6222057B1 (en) | Process for the preparation of 2-chloro-5-chloromethyl-1,3-thiazole | |
| JPH05331128A (ja) | (R)−(−)−4−シアノ−3−ヒドロキシ酪酸t−ブチルエステル及びその製造方法 | |
| JPH0429657B2 (ja) | ||
| US6476250B1 (en) | Optically active fluorinated binaphthol derivative | |
| JP2022188579A (ja) | 2-(1,5,5-トリメチル-2-シクロペンテニル)エチル=アセテートの製造方法 | |
| JPH0115511B2 (ja) | ||
| KR20000023255A (ko) | 할로겐화 페닐말로네이트의 제조방법 | |
| JPH09176086A (ja) | 2−(p−ハロメチルフェニル)プロピオン酸またはそのエステルの製造方法 | |
| US4508913A (en) | Dialkoxymethyl-butyrolactones | |
| JP3254746B2 (ja) | 末端アセチレン化合物およびその製造法 | |
| JP2000256244A (ja) | 4−メチルテトラフルオロベンジルアルコール誘導体の製造法 | |
| KR100502833B1 (ko) | 심바스타틴 및 이의 중간체 화합물들의 개선된 제조방법 | |
| JP2002512210A (ja) | 2−ヒドロキシアルキルハロフェノンの製造方法 | |
| US6388151B1 (en) | Synthesis of Tetraalkylcyclopentadienes | |
| JP3312414B2 (ja) | ジエン酸ハライド類の製造方法 | |
| JP2541197B2 (ja) | 光学活性シクロペンテン誘導体とその製法 | |
| JP2603869B2 (ja) | 3‐オキソ‐5‐ヘキセン酸エステル類の製造法 | |
| EP0179487A1 (en) | 2-Phenylpropionic acid esters, method for optical resolution thereof and optically active substance thereof | |
| JP2853929B2 (ja) | 2−クロロ−4,5−ジフルオロ−3−メトキシ安息香酸の製造方法 | |
| JPS6348269B2 (ja) | ||
| JP4216012B2 (ja) | 5−ブロモ−2−アルコキシピリジンの製造方法 | |
| JPH0710793B2 (ja) | 第1級アリルエステルの製造方法 | |
| JPH06192232A (ja) | 5−アミノ−3−メチルピラゾールの製造方法 | |
| JP2006502201A (ja) | 改良されたシンセトン合成 | |
| JPH0523756B2 (ja) |