JPH04296846A - 直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04296846A
JPH04296846A JP6312891A JP6312891A JPH04296846A JP H04296846 A JPH04296846 A JP H04296846A JP 6312891 A JP6312891 A JP 6312891A JP 6312891 A JP6312891 A JP 6312891A JP H04296846 A JPH04296846 A JP H04296846A
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JP
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silver halide
direct positive
emulsion
photosensitive material
protective layer
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JP6312891A
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Koji Ono
小野 耕治
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予めかぶらされた直接
ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しくは60
秒以下の迅速自動現像機処理において処理ムラ、ローラ
ーマーク、ピックオフ(処理中に起きるフィルム面の少
傷)等の発生のない高感度の直接ポジ型ハロゲン化銀写
真感光材料に関する。
【0002】
【発明の背景】通常、ハロゲン化銀写真感光材料を感光
材料の感光波長域の光源によって露光し現像するとき、
その黒化度は露光量の増加に伴って増大し、ある露光量
で極大値に達するが、更に露光量を増加した場合黒化濃
度が低下する現象がみられ、この現象をソラリゼーショ
ンと呼んでいる。従って、黒化濃度が極大値に達するよ
うな適当なカブリを予めハロゲン化銀乳剤に光学的或は
化学的に与えておいた場合には、露光によりソラリゼー
ションが起こり直接に陽画(ポジ)像を得ることができ
、このような反転現象を利用した感光材料を直接ポジ型
ハロゲン化銀写真感光材料と呼んでいる。
【0003】直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料は、
各種写真の複製用等に用いられており、特に医療用X線
写真は、診断に用いた写真(原画)の保存期間が法律で
定められているため、患者が転院または他の施設での診
断、治療等の際に原画に忠実な再現性を有する複製写真
が不可欠とされている。
【0004】更に、 X線CT(コンピューテットトモ
グラフィー)、MRI(マグネチックレゾナンスイメー
ジング)、 CR(コンピューテッドラヂオグラフイー
)などの画像診断のモダリテイーの普及が診断と治療の
二元化を生み診断画像の複製化に拍車をかけている。
【0005】また、これら画像診断の普及は感光材料の
処理量の増加を来し、60秒以下の超迅速処理の普及を
招来した。その結果、従来の乳剤層及び保護層の膜厚、
或は膜強度では対処することが不可能となり、直接ポジ
型感光材料にも迅速処理特性を付与する必要を生じてき
た。一般にハロゲン化銀感光材料に迅速処理適性を付与
するには、ハロゲン化銀量の減量があるが、該方法は感
度及び最高濃度の減少を伴わない技術が必要となる。感
度を低下することなく省銀化する方法としては例えば米
国特許2,966,382号或いは同2,178,38
2号などが知られており、 該技術は表面潜像型ハロゲ
ン化銀粒子と粒子内部にカブリ核を持ったハロゲン化銀
粒子とを隣接して存在せしめることにより高感度、高コ
ントラストで、 かつ高被覆力のハロゲン化銀写真感光
材料が得られるとしている。しかしながら、これら感光
材料を全処理時間が(渡り部分も含めた)60秒以下で
ある自動現像機で超迅速処理すると最低濃度(カブリ)
が高く、粒状性が劣り、かつローラーマーク等の処理ム
ラ、感光材料表面への処理傷(ピックオフ)などの発生
を免れられない。
【0006】最低濃度(カブリ)を改良する手段として
は、種々の添加剤を乳剤或いは現像液中に添加すること
が知られているが、いずれも感度、コントラスト及び最
高濃度の低下をもたらして好ましくない。さらには粒状
性を改良する手段として、例えばバインダー量を増加す
ることなどが知られているが、これも同様に感度、ガン
マ或は最高濃度の低下を招く欠点がある。
【0007】一方、複製用フィルムとしては、オリジナ
ルフィルムの画像を忠実に再現することが強く要求され
る。そのため特性曲線のガンマは1.0付近にあって直
線性が優れ、かつ物性も良好な感光材料を自動現像機に
よる60秒以下の超迅速処理にて得られなければならな
い。
【0008】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、60秒以下の
超迅速処理によりオリジナルフィルムの画像を忠実に再
現し、ローラーマークなどの処理ムラ、ピックオフ(処
理傷)などのない高感度直接ポジ型ハロゲン化銀写真感
光材料を提供することにある。
【0009】
【発明の構成】上記の目的は、下記の本発明によって達
成されることを見いだした。即ち、(1)予めかぶらさ
れた直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料の構成層にお
いて、乳剤層上の保護層膜厚が1.1μm〜3.0μm
で、該保護層と乳剤層の膜厚比が0.5以上であり、か
つ乳剤層と保護層の全膜厚が5μm以下であって、該保
護層中に平均粒径が4μm以下のマット剤を含有し、か
つ全写真処理時間が60秒以下である直接ポジ型ハロゲ
ン化銀写真感光材料。或は(2)乳剤層中に疎水性高分
子からなるラテックス粒子を含有する上記(1)項記載
の直接ポジ用ハロゲン化銀写真感光材料によって達成さ
れる。以下本発明を詳述する。
【0010】本発明において乳剤層上の保護層に用いら
れる平均粒径4.0μm以下のマット剤としては、無機
又は有機マット剤であってよく特にポリマーマット剤が
好ましい。
【0011】本発明に用いられるポリマーマット剤の具
体的な例としては例えばポリメチルメタクリレートのご
とき水分散性ビニル重合体、及びセルローズアセテート
プロピオネート、澱粉などが好ましく用いられる。特に
メチルメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリ
シジルメタクリレートのごときアクリル酸エステルの単
独重合体、又はこれらのアクリル酸エステルの複合、或
いは他のビニルモノマーとの共重合体のごとき水分散性
ビニル重合体の球形マット剤が好ましい。
【0012】無機マット剤としては、例えばハロゲン化
銀、硫酸ストロンチウムバリウム、炭酸カルシウム、二
酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化チタンなどが好まし
く用いられる。更に詳しくは、英国特許1,055,7
13号、米国特許1,939,213号、同2,992
,101号、同3,767,448号、西独特許2,5
29,321号、英国特許760,775号、同1,2
60,772号、 米国特許1,201,905号、同
2,192,241号、同3,053,662号、同3
,769,020号、同4,029,504号等に記載
されている無機マット剤等を好ましく用いることが出来
る。 本発明に用いられるマット剤の粒径は4μm以下がよく
、これらの測定は通常コールターカウンタで測定するか
、又は電子顕微鏡を用いて直接測定することができる。 いずれも球形でないときはその投影面積を円に直し、そ
の時の直径をもって粒径とする。
【0013】本発明に用いられる上述の平均粒径4μm
以下のマット剤は、本発明に係る直接ポジ型ハロゲン化
銀乳剤層上の保護層中に添加される。添加量は保護層m
2当たり5mg〜500mgでよく、より好ましくは2
0mg〜300mgである。添加時期は保護層塗布液調
製時から塗布までの適宜な時期に添加してよい。
【0014】次に本発明に係るラテックス粒子について
説明する。本発明に用いられるラテックスは疎水性ポリ
マー粒子であって例えばスチレン、スチレン誘導体、ア
ルキルアクリレート、アルキルメタアルリレート、オレ
フィン誘導体、ハロゲン化エチレン誘導体、 アクリル
アミド誘導体、メタアクリルアミド誘導体、ビニルエス
テル誘導体、アクリロニトリル等の中から任意に選ばれ
たモノマーを重合して得られる。特に、スチレン誘導体
、アルキルアクリレート、アルキルメタアクリレートが
少なくとも30モル%以上含有されていて特に50モル
%以上が好ましい。疎水性ポリマーを、ラテックス状に
するには乳化重合をする。乳化重合は固体状のポリマー
を低沸点溶媒に溶解して微分散後、溶媒を留去するとい
う方法があるが、粒径を細かくしかも揃えるという点で
乳化重合することが望ましい。乳化重合の際に用いる界
面活性剤としては、アニオン性又はノニオン性界面活性
剤を用いるのが好ましく、使用量はモノマーに対し10
重量%以下が好ましい。疎水性ポリマーの分子量は30
00以上でよく、分子量による透明性の差は殆どない。
【0015】本発明に用いられる上述のラテックス粒子
は、本発明に係る直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤層中に添
加される。添加量は乳剤層m2当たり10mg〜100
0mgでよく、より好ましく50mg〜500mgであ
る。添加時期は、乳剤塗布液調製時から塗布までの適宜
な時期に添加してよい。次に本発明に係るラテックス(
疎水性ポリマー粒子)の具体例を示すが、本発明はこれ
らの化合物に限定されるものではない。
【0016】
【化1】
【0017】
【化2】
【0018】
【化3】
【0019】本発明に係る上述のラテックス(疎水性ポ
リマー粒子)は公知の方法例えば特開昭61−2847
55号に記載の方法又はそれに準じた方法により合成さ
れる。
【0020】本発明の特性曲線を得るためのハロゲン化
銀乳剤は従来開発された乳剤が任意に用いられる。
【0021】即ち、本発明に使用するハロゲン化銀乳剤
は中性法、酸性法、アンモニア法のいずれを用いてもよ
い。又、シングルジェット法、ダブルジェット法、コン
トロールドダブルジェット法等の混合法を用いることが
できるが、特にはpH,pAg等をコントロールしなが
ら粒子成長させるコントロールドダブルジェット法が好
ましい。
【0022】コア/シェル型乳剤粒子を用いる場合には
、ハロゲン化銀組成としては、塩化銀、塩臭化銀、臭化
銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀のいずれでもよいが、塩化銀
、塩臭化銀、臭化銀、塩沃臭化銀が好ましく、特には0
〜80モル%の臭化銀を含む塩臭化銀が好ましい。又、
ハロゲン化銀粒子は単分散でも多分散でもよい。
【0023】シェルのハロゲン化銀組成はコアのハロゲ
ン化銀よりも溶解度積の小さいものであれば何でも良い
が、好ましくは臭化銀或は沃臭化銀である。
【0024】(沃臭化銀の場合は沃化銀が6モル%以下
であるのが好ましい。)コアに対するシェルの比率とし
てはモル比として1:100〜10:1好ましくは1:
10〜5:1である。
【0025】シェル形成後の晶相としては立方体、14
面体、8面体、その他非正常晶形のいずれでもよく、粒
径としては0.1〜2.0μm、好ましくは0.15〜
1.0μmである。
【0026】又、本発明においては、良好なポジ画像を
得るために、適当な電子トラップを用いることができる
。これは、光電子と銀イオンの間で銀核が形成・成長す
る反応を防ぐのに効果がある。具体的手段としては、ハ
ロゲン化銀粒子の結晶内部に、無機減感剤として貴金属
原子等を入れたり、結晶表面に吸着する電子捕獲型の減
感色素を使用することができる。
【0027】無機減感剤を用いる場合、該無機減感剤を
ハロゲン化銀粒子中に含有させるには、第VIII族の
可溶性金属塩、例えば可溶性ロジウム塩、可溶性イリジ
ウム塩等を添加すればよい。これら可溶性塩は、ハロゲ
ン化銀1モル当たり好ましくは10−8〜10−2モル
より好ましくは10−5〜10−3モル添加するのがよ
く、これはハロゲン化銀粒子の調製時に水溶液として乳
剤中に添加することが望ましい。
【0028】電子捕獲型の減感色素を用いる場合の技術
については、英国特許1,186,717号、同1,1
86,714号、 同1,186,716号、 同1,
520,817号、 米国特許3,501,306号、
 同3,501,307号、同3,501,310号、
 同3,531,288号等に記載されている。本発明
に用いるハロゲン化銀乳剤には適当なカブリを付与する
が、これにはハロゲン化銀乳剤に対して還元剤と金化合
物を用いる。チオ硫酸塩及び/又はチオシアン酸塩から
選ばれた少なくとも1つ以上の化合物を共存せしめてか
ぶらせるか、或は還元剤と金化合物とによってかぶらせ
た後、チオ硫酸塩及び/又はチオシアン酸塩より選ばれ
た少なくとも1つ以上の化合物を含有せしめることによ
り更に良好なカブリが付与される。本発明では上記方法
によりカブリが付与されるが、カブリを付与する前に水
溶性沃化物をハロゲン化銀乳剤に添加することにより良
好な″抜け″を得ることができる。水溶性沃化物として
はアンモニウム,カリウム,リチウム,ナトリウムの沃
化物が挙げられ、添加量はハロゲン化銀1モル当り水溶
性沃化物1〜10ミリモルである。添加量がこれより少
ない場合は抜けが悪い。これより多い場合は充分な最高
濃度が得られず、又保存中に濃度が低下するという欠点
が生ずる。
【0029】ハロゲン化銀をかぶらせる条件は広範囲に
変更可能であるが、pHは一般に5.5〜9 の範囲内
であり好ましくはpH6〜7 にある。又pAgは一般
に6.5〜8.5の範囲内であり、温度は一般に40℃
〜100℃好ましくは50℃〜70℃の範囲である。
【0030】かぶらせる間のハロゲン化銀粒子を懸濁さ
せるゼラチンの如き親水性保護コロイドは、ハロゲン化
銀1モル 当り、好ましくは30〜200gの割合で用
いられる。
【0031】本発明に用いる還元剤としては、ホルマリ
ンの如きアルデヒド化合物、ヒドラジン、トリエチレン
テトラミン、チオ尿素ジオキサイド、イミノ‐アミノ‐
メタンスルフィン酸の如き有機アミン化合物等の有機還
元剤、塩化第一錫の如き無機還元剤、又はアミンボラン
の様な還元剤等が好適に使用される。
【0032】そして用いられる還元剤の濃度はハロゲン
化銀粒子、適用目的等により種々変更され、更に還元剤
の種類により異なるが、一般にハロゲン化銀1モル当た
り0.001〜1.00ミリモルの範囲内である。又本
発明に使用する金化合物は、1価及び3価の可溶性金塩
であり、例えば塩化金酸、チオシアン酸金、クロル金酸
ナトリウム、クロル金酸カリウム、ブロム金酸カリウム
、ヨード金酸カリウム、金シアン化カリウム、金チオシ
アン化カリウム、チオマレイン酸金ナトリウム、金チオ
グルコース等が用いられる。
【0033】この金化合物の使用量は、ハロゲン化銀粒
子のサイズ組成或は適用目的等により変化するが、一般
にはハロゲン化銀1モル当り0.0001〜0.1ミリ
モルの範囲内であり、好ましくは0.005〜0.05
ミリモルの範囲内であって、低濃度で用いる場合に良い
結果が得られる。
【0034】又本発明に使用するチオ硫酸塩、チオシア
ン酸塩の具体例としては、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫
酸アンモニウム、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸
のアンモニウム、或は、これらの錯塩等が好適に使用さ
れ、これら化合物は、一般にハロゲン化銀1モル当り0
.0003〜10.0ミリモルの範囲で用いられ、好ま
しくは0.005〜0.5ミリモルが使用される。
【0035】そして、これらチオ硫酸塩、チオシアン酸
塩の塩類を使用する時期は、還元剤及び金によりカブリ
を与える前、又はカブリ形成中、或はカブリ形成後でも
よいが、その使用時期により必要使用量は変化し、特に
カブリ形成後に添加する場合は増量が必要である。
【0036】本発明の直接ポジ型感光材料のガンマは、
乳剤組成、粒子サイズ分布及び化学増感、添加剤の条件
調節により従来の技術を活用して調整することができる
【0037】更に直線性の調整は、前記の手法によって
与えられた所定のほぼ等しいガンマの乳剤を少なくとも
2種混合比率を調節して混合することによって得られる
【0038】本発明に係る直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤
は他の写真用添加剤も添加することが出来る。安定剤と
して例えば特公昭49−16053号、同49−126
51号、特開昭48−66828号等に記載されたもの
或いはトリアゾール類、アザインデン類、ベンゾチアゾ
リウム化合物、メルカプト化合物、或いはカドミウム、
コバルト、ニッケル、マンガン、亜鉛等の水溶性無機塩
が含まれても良い。
【0039】又硬膜剤として例えばホルマリン、グリオ
キザール、ムコクロル酸等のアルデヒド類、S−トリア
ジン類、エポキシ類、アジリジン類、ビニルスルホン酸
等、又増感剤として例えば特公昭42−25203号、
同43−10245号、同43−13822号、同43
−17926号、同43−17927号、同46−21
186号、同49−8102号、同49−8332号等
に記載されたものから選ばれるポリアルキレンオキサイ
ド及びその誘導体も含有せしめうる。更に例えば特公昭
45−24910号、同45−29878号等に記載さ
れたものから選ばれるカラーカプラーを含有せしめるこ
とも可能である。その他必要に応じて増白剤、増粘剤、
防腐剤等も含有せしめることが出来る。
【0040】本発明に係るハロゲン化銀乳剤には保護コ
ロイドとして例えばゼラチン、ゼラチン誘導体、更にポ
リビニルアルコール、ポリビニルアクリレート、ポリビ
ニルピロリドン、セルローズエーテル類、部分加水分解
セルローズアセテート、特公昭49−20530号記載
のエチレンオキシドをグラフト化したポリ−(N−ヒド
ロキシルアルキル)−βアラニン誘導体等の親水性ポリ
マーを含むことが出来る。
【0041】更に乳剤用バインダとして分散重合ビニル
化合物も含有せしめうる。例えば特公昭49−3234
4号に記載された活性剤の存在下に乳化重合した不飽和
エチレン系モノマーのポリマーラテックス、特公昭49
−20964号に記載された第2セリウム塩を使用して
、水酸基を有する高分子化合物を不飽和エチレン系モノ
マーとグラフト化したポリマーラテツクス等を含有せし
めることは膜物性向上の点からも好ましいことである。
【0042】又乳剤技術の上からも特公昭44−252
3号、同44−9499号記載のように現像剤をプロテ
クトし含有せしめたり膜物性向上のため高級脂肪酸、例
えば流動パラフィンや高級不飽和脂肪酸、例えばステア
リルアセトグリセライド等をプロテクトし含有せしめた
り、更に目的に応じカラーカプラー、安定剤等もプロテ
クトし含有させることが可能である。このようにして得
られる直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤は任意の適当な写真
用支持体例えばガラス、木、金属、フィルム、例えばセ
ルローズアセテート、セルローズアセテートブチレート
、セルローズナイトレート、ポリエステル、ポリアミド
、ポリスチレン等、紙、バライタ塗布紙、ポリオレフィ
ン塗布紙例えばポリエチレン又はポリプロピレン塗布紙
等の上に塗布され、ポリオレフィン塗布紙は電子衝撃処
理により乳剤の接着性を良好ならしめることが出来る。
【0043】本発明に係る直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤
には公知の写真用添加剤を添加することができる。
【0044】公知の写真用添加剤としては例えば下表に
示したリサーチ・ディスクロージャーのRD−1764
3(1978年)及びRD−18716(1979年)
に記載の化合物が挙げられる。
【0045】本発明に係る直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤
は、他の公知な各種の写真用添加剤を用いることができ
る。公知の添加剤としては、例えばリサーチ・ディスク
ロージャー(RD)No.17643(1978年12
月)、同No.18716(1979年11月)及び同
No.308119(1989年12月)に記載された
化合物が挙げられる。これら三つのリサーチ・ディスク
ロージャーに示されている化合物種類と記載箇所を次表
に掲載した。
【0046】     添加剤      RD−17643    
        RD−18716         
  RD−308119              
頁      分類        頁       
分類      頁       分類  化学増感剤
  23      III      648 右上
           996         II
I  増感色素    23      IV    
   648〜649           996〜
8      IV  減感色素    23    
  IV                     
     998         B  染料   
     25〜26  VIII     649〜
650          1003        
 VIII  現像促進剤  29      XXI
      648 右上  カブリ抑制剤・安定剤               24      IV 
      649 右上          100
6〜7     VI  増白剤      24  
    V                    
       998         V  硬膜剤
      26      X        65
1 左            1004〜5    
 X  界面活性剤  26〜7  XI      
 650 右            1005〜6 
    XI  帯電防止剤  27      XI
I      650 右            1
006〜7     XIII  可塑剤      
27      XII      650 右   
         1006         XII
  スベリ剤    27      XII  マッ
ト剤    28      XVI      65
0 右            1008〜9    
 XVI  バインダー  26      XXII
                       10
03〜4     IX  支持体      28 
     XVII                
       1009         XVII
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。な
お、当然のことではあるが、本発明は以下に述べる実施
例に限定されるものではない。
【0048】実施例1 種晶Aの調整 60℃でpAg=8.0、pH=2.0にコントロール
しつつ、ダブルジェット法で平均粒径0.02μmの沃
化銀2モル%を含む沃臭化銀乳剤の立方晶粒子を調製し
た。 混合が終了した液にアミノ基の90%にフェニル
カルバモイルを縮合したゼラチンを加え3分間撹拌した
後、水酸化カリウム 0.13g/AgX 1モルを添
加し、pHを4.0 にした。静置、デカンテイション
を行なった後、40℃の純水2.1l/AgX1モル、
水酸化カリウム0.25/AgX1モルを加えpHを5
.8にし5分間撹拌する。その後、硝酸(1.7規定)
を1.5l/AgX1モル加えpHを4.3にして静置
、デカンテイションした。さらに、ゼラチンと水酸化カ
リウム 0.2g/AgX1モルを加えpHを5.8に
し再分散し種晶Aを得た。
【0049】種晶Aからの成長 40℃に保たれたゼラチン溶液に上述の種晶を溶解し、
さらにアンモニアを加えpH=8.0とした。この液に
三塩化ロジウム、ヘキサクロロイリジウム酸カリウムを
各々ハロゲン化銀1モル当たり0.12mg加え2分後
から1規定のアンモニア性硝酸銀水溶液と1規定の臭化
カリウム水溶液をダブルジェット法で添加した。混合中
の pHは8.0、EAgは−10±2mVにコントロ
ールした。混合終了後、酢酸でpHを6.0に下げた。 その後、種晶と同様の方法で脱塩を行い乳剤を得た。こ
のようにして得られた乳剤をpHを6.8に合わせ60
℃にてAgX1モル当たりチオ尿素ジオキサイド0.3
mg、チオ硫酸ナトリウム1.2mg及び塩化金酸1.
5mgを添加し、適性カブリが得られるまで熟成した。 各々の乳剤に第1表に示すラテックス粒子を加え、さら
に延展剤、 硬膜剤、 湿潤剤、 増粘剤、 安定剤を
加え乳剤塗布液とした。又、保護膜塗布液としてゼラチ
ン液にノニオン性界活性剤を添加し、更に延展剤、 硬
膜剤、 ポリメチルメタクリレート粒子をマット剤とし
て第1表のごとく加えた。 これらの液を下引き層を塗
設したポリエチレンテレフタレートベース上に保護層膜
厚/乳剤層膜厚 >0.5で、全膜厚が5μm以下にな
る塗布条件で同時重層し塗布乾燥し試料を作成した。 
尚、1m2当たりの塗布量は銀に換算して3gであった
【0050】このようにして得られた試料について、そ
れぞれ自然放置及び強制劣化処理(50℃、80%RH
  3日)してから光学楔をかけて露光し、センシトメ
トリー試験試料、ベタ露光による濃度1.0〜1.3の
四つ切り試験試料を作成し、超迅速自動現像機SRX−
501(コニカ[株]製)を用い、現像液XD−SR、
定着液XF−SR(共にコニカ[株]製)で45秒処理
を行い、各試料の感度、カブリ、ガンマ、直線性及びロ
ーラーマーク、 処理ムラ、フィルム表面に現れるピッ
クオフ(処理傷)を評価し、その結果を第1表に示した
。 評価基準 感度は黒化濃度が1.0増加するのに必要な光量の逆数
を求め、比較試料No.1の感度を100としたときの
相対感度で表した。直線性の評価は直角座標上で、ガン
マを規定している光学濃度の2点を結ぶ直線上の任意の
点と同一濃度である特性曲線上の点での露光量対数の差
(ΔLogE)の最大値で表した。この値が0.02以
下であるとき、直線性が優れていることになる。
【0051】ローラーマーク、処理ムラは、濃度1.0
〜1.3に仕上げられた四つ切りフィルムについて目視
で判定し、4段階評価法により評価した。
【0052】ローラーマークの評価基準A:ローラーマ
ークの発生が認められない。 B:ローラーマークが少し発生した。 C:ローラーマークが相当発生した。 D:ローラーマークが著しく発生した。 現像ムラの評価基準 A:処理ムラの発生が認められない。
【0053】B:処理ムラが少し発生した。
【0054】C:処理ムラが相当発生した。
【0055】D:処理ムラが著しく発生した。
【0056】ピックオフ(処理傷)四つ切りフィルム中
のピックオフの状態を目視で観察し、次の4段階評価法
により評価した。
【0057】A:ピックオフの発生が認められる。
【0058】B:ピックオフが少し発生した。
【0059】C:ピックオフが相当発生した。
【0060】D:ピックオフが著しく発生した。
【0061】得られた結果を第1表に示した。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】第1表から明らかなように、乳剤中にラテ
ックスを含有させ、かつ保護層中にマット剤を含有せし
めて薄膜塗布することにより、圧力耐性が改良され、高
感度で  超迅速処理可能な直接ポジハロゲン化銀写真
感光材料を得られることが分かる。
【0065】
【発明の効果】本発明により、低カブリで最高濃度が高
く、かつ直線性の優れた直接ポジ型ハロゲン化銀写真感
光材料が得られた。さらに本発明により迅速現像に於け
る処理ムラ、処理キズ及びローラーマークの発生を防止
することが出来た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  予めかぶらされた直接ポジ型ハロゲン
    化銀写真感光材料の構成層において、乳剤層上の保護層
    膜厚が1.1μm〜3.0μmで、該保護層と乳剤層の
    膜厚比が0.5以上であり、かつ乳剤層と保護層の全膜
    厚が5μm以下であって、該保護層中に平均粒径が4μ
    m以下のマット剤を含有し、かつ全写真処理時間が60
    秒以下であることを特徴とする直接ポジ型ハロゲン化銀
    写真感光材料。
  2. 【請求項2】乳剤層中に疎水性高分子からなるラテック
    ス粒子を含有することを特徴とする請求項1記載の直接
    ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料。
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