JPH04298001A - 高抵抗体組成物 - Google Patents
高抵抗体組成物Info
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- JPH04298001A JPH04298001A JP3087947A JP8794791A JPH04298001A JP H04298001 A JPH04298001 A JP H04298001A JP 3087947 A JP3087947 A JP 3087947A JP 8794791 A JP8794791 A JP 8794791A JP H04298001 A JPH04298001 A JP H04298001A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抵抗器、混成集積回路基
板に用いる抵抗体、特に、その抵抗値が100〜10k
Ω/□の高抵抗体組成物に関する。
板に用いる抵抗体、特に、その抵抗値が100〜10k
Ω/□の高抵抗体組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】混成集積回路基板は、セラミック基板上
にスクリーン印刷及び焼成により導体や抵抗体を形成し
た厚膜基板が広く使用されている。一般に、導体材料と
しては、銀、パラジウム及び金等の貴金属材料を用いた
ものが多用されている。一方、その導体材料に接続する
抵抗体としては、酸化ルテニウム(RuO2 )と酸化
鉛(PbO)系ガラスフリットとの組成物から成る抵抗
体が用いられていた。
にスクリーン印刷及び焼成により導体や抵抗体を形成し
た厚膜基板が広く使用されている。一般に、導体材料と
しては、銀、パラジウム及び金等の貴金属材料を用いた
ものが多用されている。一方、その導体材料に接続する
抵抗体としては、酸化ルテニウム(RuO2 )と酸化
鉛(PbO)系ガラスフリットとの組成物から成る抵抗
体が用いられていた。
【0003】しかし、上述の導体材料は高価であること
や、近時、導体の高密度化によるマイグレーションの発
生などの理由から高密度集積化の混成集積回路基板には
、実用上の制限が多かった。
や、近時、導体の高密度化によるマイグレーションの発
生などの理由から高密度集積化の混成集積回路基板には
、実用上の制限が多かった。
【0004】そこで近年、安価でマイグレーションが起
こりにくい導体材料である銅(Cu)の実用化が検討さ
れている。しかしCuは、酸化されやすいという理由か
ら、導体に接続する抵抗体には、非酸化性雰囲気下で焼
成可能な金属珪化物、例えばMoSi2 、TaSi2
、MgSi2 等とBaO、B2 O3 、SiO2
、CaO、MgO等のガラス材料とからなる珪化物−
ガラス系の抵抗材料が提案されている(たとえば特公昭
60−55961号公報参照) 。さらに、金属珪化物
とガラス材料とのヌレ性を向上させ、抵抗値を安定にす
べく、本発明者らは、組成物中の非還元性ガラスに酸化
タンタルを含めておくことを提案した(例えば特願平1
−256334)。
こりにくい導体材料である銅(Cu)の実用化が検討さ
れている。しかしCuは、酸化されやすいという理由か
ら、導体に接続する抵抗体には、非酸化性雰囲気下で焼
成可能な金属珪化物、例えばMoSi2 、TaSi2
、MgSi2 等とBaO、B2 O3 、SiO2
、CaO、MgO等のガラス材料とからなる珪化物−
ガラス系の抵抗材料が提案されている(たとえば特公昭
60−55961号公報参照) 。さらに、金属珪化物
とガラス材料とのヌレ性を向上させ、抵抗値を安定にす
べく、本発明者らは、組成物中の非還元性ガラスに酸化
タンタルを含めておくことを提案した(例えば特願平1
−256334)。
【0005】
【従来技術の課題】しかしながら、上述の抵抗体では、
通常厚膜抵抗体として、多用される100〜10kΩ/
□の範囲で、安定した抵抗値、熱特性が充分に得られず
、限られた条件下でしか使用できないという問題点があ
った。
通常厚膜抵抗体として、多用される100〜10kΩ/
□の範囲で、安定した抵抗値、熱特性が充分に得られず
、限られた条件下でしか使用できないという問題点があ
った。
【0006】そこで、本発明者らは金属珪化物と非還元
性ガラスの重量比率、及び夫々の比表面を種々検討した
結果、Cuの導体と接続可能な100〜10kΩ/□の
範囲の抵抗体で、且つ安定した抵抗値、熱特性が得られ
、さらに、抵抗体を保護ガラスで覆って、さらにレーザ
トリミングで目標通りの抵抗値が容易に達成できる抵抗
体を知見した。
性ガラスの重量比率、及び夫々の比表面を種々検討した
結果、Cuの導体と接続可能な100〜10kΩ/□の
範囲の抵抗体で、且つ安定した抵抗値、熱特性が得られ
、さらに、抵抗体を保護ガラスで覆って、さらにレーザ
トリミングで目標通りの抵抗値が容易に達成できる抵抗
体を知見した。
【0007】即ち、本発明は、上述の知見に基づくもの
で、その目的は、安定した抵抗値、熱特性に優れ、オー
バーコートガラスを形成しても抵抗値変化が少なく、且
つレーザトリミングが目標値通り行う事ができ、ショー
トタイムドリフトのない抵抗体を提供するものである。
で、その目的は、安定した抵抗値、熱特性に優れ、オー
バーコートガラスを形成しても抵抗値変化が少なく、且
つレーザトリミングが目標値通り行う事ができ、ショー
トタイムドリフトのない抵抗体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、金属珪
化物を主成分とする導電性微粉末が固体分量基準で5〜
70重量%と、残部が非還元性ガラスを主成分とした無
機バインダからなり、両者を焼結して抵抗値が100〜
10kΩ/□の抵抗体組成物であって、前記導電性微粉
末はの粉末比表面積がm2 /cm3 以上であり、且
つ前記無機バインダの粉末比表面積が2.0m2 /c
m3 以下であることを特徴とする高抵抗体組成物であ
る。
化物を主成分とする導電性微粉末が固体分量基準で5〜
70重量%と、残部が非還元性ガラスを主成分とした無
機バインダからなり、両者を焼結して抵抗値が100〜
10kΩ/□の抵抗体組成物であって、前記導電性微粉
末はの粉末比表面積がm2 /cm3 以上であり、且
つ前記無機バインダの粉末比表面積が2.0m2 /c
m3 以下であることを特徴とする高抵抗体組成物であ
る。
【0009】
【作用】本発明の高抵抗体組成物は、金属珪化物を主成
分とする導電性微粉末と、非還元性ガラスを主成分とし
た無機バインダとからなるものである。本発明に用いら
れる導電性微粉末は、元素周期表において、4族、5族
及び6族に属する金属(モリブデン、タングステン、バ
ナジウム、チタン、ジルコニア、クロム、タンタル)と
珪素の化合物から成る。
分とする導電性微粉末と、非還元性ガラスを主成分とし
た無機バインダとからなるものである。本発明に用いら
れる導電性微粉末は、元素周期表において、4族、5族
及び6族に属する金属(モリブデン、タングステン、バ
ナジウム、チタン、ジルコニア、クロム、タンタル)と
珪素の化合物から成る。
【0010】この様な化合物としては、例えばタンタル
の場合、TaSi2、Ta5 Si3 、Ta5 Si
2 、Ta5 Siが例示でき、非還元性ガラス成分と
混合して焼成した場合、TaSi2 が最も安定である
。
の場合、TaSi2、Ta5 Si3 、Ta5 Si
2 、Ta5 Siが例示でき、非還元性ガラス成分と
混合して焼成した場合、TaSi2 が最も安定である
。
【0011】具体的には、珪化タンタルはTaとSiの
微粉末を適当な比率で混合し、非酸化性雰囲気下におい
て800〜1400℃の範囲で焼成して化合物を作成し
、さらに粉砕することにより製造することが出来る。 例えば、Taの微粉末とSiの微粉末との混合比を1:
2(原子%比)になるように混合し真空中において14
00℃で焼成するとTaSi2 の粉末が得られる。
微粉末を適当な比率で混合し、非酸化性雰囲気下におい
て800〜1400℃の範囲で焼成して化合物を作成し
、さらに粉砕することにより製造することが出来る。 例えば、Taの微粉末とSiの微粉末との混合比を1:
2(原子%比)になるように混合し真空中において14
00℃で焼成するとTaSi2 の粉末が得られる。
【0012】ここで示す比表面積とは、1cm3 の試
料のもつ総表面積を示し、以下の式(化1)で表される
。
料のもつ総表面積を示し、以下の式(化1)で表される
。
【0013】
【化1】
【0014】ここで、dは、レーザの前方散乱光による
フラウンホーファ回折現象を用いて測定した粒子の代表
径であり、対応するVは体積割合をあらわす。
フラウンホーファ回折現象を用いて測定した粒子の代表
径であり、対応するVは体積割合をあらわす。
【0015】一般的に比表面積は吸着等温線から1gの
試料の持つ総表面積を指すが本組成物はコンポジットで
あり、比重の異なるものを混合している為、その混合度
合い、充填度合いを知る上でも、体積を基準にした方が
好ましいと判断した。
試料の持つ総表面積を指すが本組成物はコンポジットで
あり、比重の異なるものを混合している為、その混合度
合い、充填度合いを知る上でも、体積を基準にした方が
好ましいと判断した。
【0016】導電粒子の比表面積は4m2 /cm3
以下では、重量の変化による抵抗値の変動が極めて大き
く、所期の抵抗値を得るための重量管理が極めて困難で
ある。更に好適な範囲として、比表面積が7m2 /c
m3 以上である。即ち、7m2 /cm3 以上では
、重量比率の変化に対して、抵抗値の変動や熱特性の変
動が鈍いため、重量比率の変化を代えることにより、簡
単に抵抗値が100〜10kΩ/□の抵抗体が得られる
ことになる。
以下では、重量の変化による抵抗値の変動が極めて大き
く、所期の抵抗値を得るための重量管理が極めて困難で
ある。更に好適な範囲として、比表面積が7m2 /c
m3 以上である。即ち、7m2 /cm3 以上では
、重量比率の変化に対して、抵抗値の変動や熱特性の変
動が鈍いため、重量比率の変化を代えることにより、簡
単に抵抗値が100〜10kΩ/□の抵抗体が得られる
ことになる。
【0017】比表面積を大きくするためには粉砕をより
激しくすればよいが、この際不純物濃度をが高くならな
い様に注意を払う必要がある。
激しくすればよいが、この際不純物濃度をが高くならな
い様に注意を払う必要がある。
【0018】このように、比表面積が大きい程、再現性
よく無機バインダ中に分散させことができ、例えば、こ
の抵抗体上に保護ガラスを被覆したとき、被覆後の抵抗
値のばらつきが少なく、レーザトリミングが目標値通り
行う事ができ、ショートタイムドリフトのない抵抗体が
可能となる。
よく無機バインダ中に分散させことができ、例えば、こ
の抵抗体上に保護ガラスを被覆したとき、被覆後の抵抗
値のばらつきが少なく、レーザトリミングが目標値通り
行う事ができ、ショートタイムドリフトのない抵抗体が
可能となる。
【0019】また、本発明に用いられる無機バインダを
構成する非還元性ガラスは、金属珪化物に対し、900
℃程度の温度条件下で安定な金属酸化物を有する硼素酸
系のガラス、硼素酸系のアルカリ土類金属塩ガラスが用
いられる。
構成する非還元性ガラスは、金属珪化物に対し、900
℃程度の温度条件下で安定な金属酸化物を有する硼素酸
系のガラス、硼素酸系のアルカリ土類金属塩ガラスが用
いられる。
【0020】この金属酸化物としては、分子中の金属酸
素結合1個当りの900℃に於けるギブスの標準生成自
由エネルギーが約−70kcal/mol以下のものが
好ましい。この金属酸化物としては、例えばCaO、M
gO、BaO、ZrO2 、Al2 O3 、TiO2
、SiO2 、B2 O3 、Ta2 O2等を例示
できる。
素結合1個当りの900℃に於けるギブスの標準生成自
由エネルギーが約−70kcal/mol以下のものが
好ましい。この金属酸化物としては、例えばCaO、M
gO、BaO、ZrO2 、Al2 O3 、TiO2
、SiO2 、B2 O3 、Ta2 O2等を例示
できる。
【0021】非還元性ガラスは、SiO2 、B2 O
3を中心として、前記金属酸化物を任意の割合で混合す
ることにより得ることのできる硼素酸系のガラス、例え
ば硼素酸系のアルカリ土類金属塩のガラスであり、熱履
歴などを考慮すると結晶性ガラスが好ましい。
3を中心として、前記金属酸化物を任意の割合で混合す
ることにより得ることのできる硼素酸系のガラス、例え
ば硼素酸系のアルカリ土類金属塩のガラスであり、熱履
歴などを考慮すると結晶性ガラスが好ましい。
【0022】抵抗体を焼成した後、抵抗体中に、Mg0
・Al2 O3 ・SiO2 、BaO2 ・Al2
O3 ・2SiO2 、CaO・Mg0・Al2 O3
・SiO2 、CaO・2Ta2 O5 などが析出
されるよにすれば、特に抵抗体の抵抗値変化を極小化で
きる。
・Al2 O3 ・SiO2 、BaO2 ・Al2
O3 ・2SiO2 、CaO・Mg0・Al2 O3
・SiO2 、CaO・2Ta2 O5 などが析出
されるよにすれば、特に抵抗体の抵抗値変化を極小化で
きる。
【0023】無機バインダの粉末の比表面積も導電性微
粉末同様重要である。
粉末同様重要である。
【0024】安定した抵抗体を得るためには、その無機
バインダの粉末比表面積は、0.1〜2.0m2 /c
m3 に設定することが重要である。更に好適には0.
5〜1.0m2 /cm3 以上1.0m2 /cm3
以下である。
バインダの粉末比表面積は、0.1〜2.0m2 /c
m3 に設定することが重要である。更に好適には0.
5〜1.0m2 /cm3 以上1.0m2 /cm3
以下である。
【0025】比表面積が0.1m2 /cm3 未満で
あれば、抵抗体ペーストを作成し、厚膜印刷した際に印
刷性の問題が発生する。
あれば、抵抗体ペーストを作成し、厚膜印刷した際に印
刷性の問題が発生する。
【0026】また、比表面積が2.0m2 /cm3
を越えるものであれば、高抵抗値域で安定した特性が得
られなくなる。
を越えるものであれば、高抵抗値域で安定した特性が得
られなくなる。
【0027】更に無機バインダーには、酸化タンタルを
含有させた方がよい。これは、導電性粉末の例えばTa
と無機バインダのBとの反応(例えばTaB)を促進さ
せ、ヌレ性を向上させて、金属珪化物の特性を充分引き
出すためである。尚、酸化タンタルは無機バインダー中
に0.5〜1.2モル%含有させることが望ましい。
含有させた方がよい。これは、導電性粉末の例えばTa
と無機バインダのBとの反応(例えばTaB)を促進さ
せ、ヌレ性を向上させて、金属珪化物の特性を充分引き
出すためである。尚、酸化タンタルは無機バインダー中
に0.5〜1.2モル%含有させることが望ましい。
【0028】本発明の抵抗体組成物は、前記導電性微粉
末と前記無機バインダとエチルセルロース、アクリル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の有機樹脂、α−
ターピネオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ベ
ンタンジオールモノイソプチレート等の有機溶剤を混練
したペーストから形成される。このペーストを例えばセ
ラミック基板上にスクリーン印刷等の周知手段により所
定のパターンで印刷した後、乾燥し、焼成することによ
って抵抗体が得られる。尚、有機樹脂、有機溶剤は前記
乾燥・焼成工程で焼失してしまい、抵抗体としては実質
的には、導電性微粉末と無機バインダ成分とで形成され
る。
末と前記無機バインダとエチルセルロース、アクリル樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の有機樹脂、α−
ターピネオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ベ
ンタンジオールモノイソプチレート等の有機溶剤を混練
したペーストから形成される。このペーストを例えばセ
ラミック基板上にスクリーン印刷等の周知手段により所
定のパターンで印刷した後、乾燥し、焼成することによ
って抵抗体が得られる。尚、有機樹脂、有機溶剤は前記
乾燥・焼成工程で焼失してしまい、抵抗体としては実質
的には、導電性微粉末と無機バインダ成分とで形成され
る。
【0029】導電性微粉末と無機バインダとの混合割合
は、所期の抵抗値によって決められる。即ち、抵抗値を
小さくする場合は無機バインダの割合を小さくし、抵抗
値を大きくする場合は、無機バインダの割合を大きくす
る。通常、金属珪化物は、抵抗体組成物全体の5〜70
重量%程度混合される。5重量%未満であると抵抗値が
大きくなりすぎて、絶縁状態となる。
は、所期の抵抗値によって決められる。即ち、抵抗値を
小さくする場合は無機バインダの割合を小さくし、抵抗
値を大きくする場合は、無機バインダの割合を大きくす
る。通常、金属珪化物は、抵抗体組成物全体の5〜70
重量%程度混合される。5重量%未満であると抵抗値が
大きくなりすぎて、絶縁状態となる。
【0030】逆に、70重量%を超えると、金属珪化物
が無機バインダ成分中に均等に分配されにくく、電気的
には、抵抗値のばらつきが大きくなったり、ノイズが生
じるという問題がある。
が無機バインダ成分中に均等に分配されにくく、電気的
には、抵抗値のばらつきが大きくなったり、ノイズが生
じるという問題がある。
【0031】以上のように、導電性微粉末と無機バイン
ダとの比表面積及び重量比率を設定することにより、抵
抗値が100〜10kΩ/□の抵抗体で、抵抗値のばら
つき((標準σ/平均抵抗値)×100)が±10%以
内、高温(25〜125℃)の温度特性が±350pp
m/℃、保護ガラスで被覆した後の抵抗変化率が±5%
以内、トリミング時における短時間変化率が±1%以内
の安定した抵抗体が達成できる。
ダとの比表面積及び重量比率を設定することにより、抵
抗値が100〜10kΩ/□の抵抗体で、抵抗値のばら
つき((標準σ/平均抵抗値)×100)が±10%以
内、高温(25〜125℃)の温度特性が±350pp
m/℃、保護ガラスで被覆した後の抵抗変化率が±5%
以内、トリミング時における短時間変化率が±1%以内
の安定した抵抗体が達成できる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の抵抗体を図面に基づいて説明
する。尚、厚膜集積回路基板に適用した抵抗体について
説明する。
する。尚、厚膜集積回路基板に適用した抵抗体について
説明する。
【0033】図中、1は多層配線回路基板であり、多層
配線回路基板1には表面導体2、3、本発明の抵抗体4
、及び保護ガラス5が形成されている。
配線回路基板1には表面導体2、3、本発明の抵抗体4
、及び保護ガラス5が形成されている。
【0034】多層配線回路基板1はガラス−セラミック
グリーンシート10・・・を焼結して得られる。具体的
には、ガラス−セラミックグリーンシート10・・・に
ビアホール12を形成し、ガラス−セラミックグリーン
シート10上にAgペーストで内部電極パターン11を
印刷し、同時にビアホール12にAgペーストを充填す
る。その後、所定パターンのAg内部電極11が形成さ
れたガラス−セラミックグリーンシート10・・・を、
所定数積層し、乾燥後、酸化雰囲気中で焼成する。
グリーンシート10・・・を焼結して得られる。具体的
には、ガラス−セラミックグリーンシート10・・・に
ビアホール12を形成し、ガラス−セラミックグリーン
シート10上にAgペーストで内部電極パターン11を
印刷し、同時にビアホール12にAgペーストを充填す
る。その後、所定パターンのAg内部電極11が形成さ
れたガラス−セラミックグリーンシート10・・・を、
所定数積層し、乾燥後、酸化雰囲気中で焼成する。
【0035】表面導体2、3は、基本的に2種類の導体
が使用される。
が使用される。
【0036】第1の表面導体2は、焼結した多層配線回
路基板1上に形成されるものであり、耐マイグレーョン
性に優れた銅ペーストを印刷、乾燥、焼成によって形成
される。
路基板1上に形成されるものであり、耐マイグレーョン
性に優れた銅ペーストを印刷、乾燥、焼成によって形成
される。
【0037】第2の表面導体3は多層配線回路基板1上
に露出しているビアホール12と第1の表面導体2や抵
抗体4とを電気的に接続するために形成され、低温焼成
(600℃)可能な銅ペーストが使用される。例えばデ
ュポン社製#60001が例示される。
に露出しているビアホール12と第1の表面導体2や抵
抗体4とを電気的に接続するために形成され、低温焼成
(600℃)可能な銅ペーストが使用される。例えばデ
ュポン社製#60001が例示される。
【0038】抵抗体4は、上述の抵抗体組成物から作成
された抵抗ペーストを焼成して形成されるものであり、
表面導体3の一部に接続して形成される。
された抵抗ペーストを焼成して形成されるものであり、
表面導体3の一部に接続して形成される。
【0039】保護ガラス5は、表面導体2、3、抵抗体
4上に被覆されるものであり、硼珪酸鉛系ガラスが使用
される。
4上に被覆されるものであり、硼珪酸鉛系ガラスが使用
される。
【0040】具体的な製造方法は、先ず多層配線回路基
板1上に第1の表面導体2となる銅ペーストを所定回路
パターンに印刷し、乾燥後、焼成還元性雰囲気中、90
0℃で焼成する。次に本発明の抵抗体4となる抵抗体ペ
ーストを所定形状に印刷し、乾燥後、還元性である窒素
雰囲気中でピーク温度が900℃、10分間焼成する。 尚、抵抗体4の形成にあたり、前記表面導体2の銅ペー
ストを印刷・乾燥した後に抵抗体ペーストを所定形状に
印刷し、乾燥後、同時に焼成しても構わない。また、抵
抗体4を先に形成し、第1の表面導体2を後に形成して
も構わない。
板1上に第1の表面導体2となる銅ペーストを所定回路
パターンに印刷し、乾燥後、焼成還元性雰囲気中、90
0℃で焼成する。次に本発明の抵抗体4となる抵抗体ペ
ーストを所定形状に印刷し、乾燥後、還元性である窒素
雰囲気中でピーク温度が900℃、10分間焼成する。 尚、抵抗体4の形成にあたり、前記表面導体2の銅ペー
ストを印刷・乾燥した後に抵抗体ペーストを所定形状に
印刷し、乾燥後、同時に焼成しても構わない。また、抵
抗体4を先に形成し、第1の表面導体2を後に形成して
も構わない。
【0041】次に、多層配線回路基板1の表面に露出し
たビアホール12と第1の表面導体2とを接続するため
に、第2の表面導体を低温焼成可能な銅ペーストでもっ
て印刷して、還元性雰囲気中、600℃で焼成する。
たビアホール12と第1の表面導体2とを接続するため
に、第2の表面導体を低温焼成可能な銅ペーストでもっ
て印刷して、還元性雰囲気中、600℃で焼成する。
【0042】次に、多層配線回路基板1の表面に必要箇
所、例えば表面導体2、3及び抵抗体4のみを完全に覆
うように保護ガラス5を印刷し、乾燥後、還元性雰囲気
中、600℃で焼成する。
所、例えば表面導体2、3及び抵抗体4のみを完全に覆
うように保護ガラス5を印刷し、乾燥後、還元性雰囲気
中、600℃で焼成する。
【0043】最後に、保護ガラス5上からYAGレーザ
ーにより抵抗体4の一部を除去して、抵抗体4の抵抗値
を所期抵抗値に修正する。
ーにより抵抗体4の一部を除去して、抵抗体4の抵抗値
を所期抵抗値に修正する。
【0044】次に、本発明の抵抗体4について詳述する
。まず、抵抗体4用の抵抗ペーストとして、無機バイン
ダを作成するにあたり、下記組成の非還元性ガラスの結
晶体を析出した。
。まず、抵抗体4用の抵抗ペーストとして、無機バイン
ダを作成するにあたり、下記組成の非還元性ガラスの結
晶体を析出した。
【0045】
BaO ・・・・18.80モル%B2 O3
・・・・42.30モル%SiO2 ・・・・
21.60モル%MgO ・・・・ 4.70
モル%NiO ・・・・42.30モル%Ta2
O5 ・・・・18.80モル%ZrO2 ・・
・・42.30モル%
・・・・42.30モル%SiO2 ・・・・
21.60モル%MgO ・・・・ 4.70
モル%NiO ・・・・42.30モル%Ta2
O5 ・・・・18.80モル%ZrO2 ・・
・・42.30モル%
【0046】次に、上述の非還元
性ガラス体をアルミナボールによる回転ボールミル粉砕
し、4種類の比表面積、1.06m2 /cm3 、1
.98m2 /cm3 、3.29m2 /cm3 、
4.19m2 /cm3 の無機バインダを作成した。 尚、比表面積の測定は日機装社製マイクロトラック79
95−30−3SPAを用いた。
性ガラス体をアルミナボールによる回転ボールミル粉砕
し、4種類の比表面積、1.06m2 /cm3 、1
.98m2 /cm3 、3.29m2 /cm3 、
4.19m2 /cm3 の無機バインダを作成した。 尚、比表面積の測定は日機装社製マイクロトラック79
95−30−3SPAを用いた。
【0047】また、導電性微粉末として、金属珪化物を
珪化タンタルを用い、6種類の比表面積が0.36m2
/cm3 、0.97m2 /cm3 、2.03m
2 /cm3 、4.19m2 /cm3 、4.85
m2 /cm3 、7.91m2 /cm3 の珪化タ
ンタルを作成した。
珪化タンタルを用い、6種類の比表面積が0.36m2
/cm3 、0.97m2 /cm3 、2.03m
2 /cm3 、4.19m2 /cm3 、4.85
m2 /cm3 、7.91m2 /cm3 の珪化タ
ンタルを作成した。
【0048】これらの珪化タンタルの導電性微粉末と非
還元性ガラスの無機バインダーとを所定表1に示めす重
量比率になるように、混合し、有機樹脂、有機溶剤に分
散した。
還元性ガラスの無機バインダーとを所定表1に示めす重
量比率になるように、混合し、有機樹脂、有機溶剤に分
散した。
【0049】このようにして作成した抵抗体ペーストを
上述の多層配線基板1上に印刷・乾燥・焼成し、20ケ
の試料を作成した。
上述の多層配線基板1上に印刷・乾燥・焼成し、20ケ
の試料を作成した。
【0050】得られた抵抗体4について、抵抗値及び抵
抗値のばらつき、高温温度特性、保護ガラス5を被覆後
の抵抗値の変化、トリミングによる抵抗値の変化を夫々
調べた。
抗値のばらつき、高温温度特性、保護ガラス5を被覆後
の抵抗値の変化、トリミングによる抵抗値の変化を夫々
調べた。
【0051】抵抗値R(Ω/□)は次の式により基準化
した。 抵抗値R(Ω/□)=Xs ×D/15Xs :抵抗体
4の測定値 D :抵抗体4の膜厚 即ち、抵抗値(Ω/□)は、抵抗体4の膜厚Dによる変
動があるため、15μmで基準化した。
した。 抵抗値R(Ω/□)=Xs ×D/15Xs :抵抗体
4の測定値 D :抵抗体4の膜厚 即ち、抵抗値(Ω/□)は、抵抗体4の膜厚Dによる変
動があるため、15μmで基準化した。
【0052】抵抗値のばらつきは、次の式により基準化
し、CV値(%)とした。 CV値(%)=100×σ/X σ:標準偏差(Ω/□) X:平均抵抗値(Ω/□)
し、CV値(%)とした。 CV値(%)=100×σ/X σ:標準偏差(Ω/□) X:平均抵抗値(Ω/□)
【0053】温度特性に関しては、高温温度特性HTC
R値(ppm)次の式に従い計測した。 HTCR値(ppm)=10000×(X125 −X
25 )/X 25 X125 :125℃に
おける抵抗値(Ω/□) X25 :25℃における抵抗値(Ω/□)
R値(ppm)次の式に従い計測した。 HTCR値(ppm)=10000×(X125 −X
25 )/X 25 X125 :125℃に
おける抵抗値(Ω/□) X25 :25℃における抵抗値(Ω/□)
【005
4】保護ガラス5の被覆による抵抗値変化率OGΔR(
%)を次の式に従い計測した。
4】保護ガラス5の被覆による抵抗値変化率OGΔR(
%)を次の式に従い計測した。
【0055】抵抗値変化率OGΔR(%)=100×(
XG −Xs )/Xs XG :保護ガラス
5を被覆後の抵抗値(Ω/□)
XG −Xs )/Xs XG :保護ガラス
5を被覆後の抵抗値(Ω/□)
【0056】トリミング直後の抵抗値に対し、トリミン
グ後1時間して計測した抵抗値の変化率であるトリミン
グ短時間変化率TSTD(%)を次の式に従い計測した
。 TSTD値(%)=100×(XTS−XT )/XT
XTS :トリミング
1時間後の抵抗値(Ω/□) XT :トリミング直後の抵抗値(Ω/□)
グ後1時間して計測した抵抗値の変化率であるトリミン
グ短時間変化率TSTD(%)を次の式に従い計測した
。 TSTD値(%)=100×(XTS−XT )/XT
XTS :トリミング
1時間後の抵抗値(Ω/□) XT :トリミング直後の抵抗値(Ω/□)
【00
57】ここで、抵抗値R(Ω/□)は100〜10kΩ
/□を本発明の範囲とする。これは厚膜抵抗体として、
多用される抵抗値である。
57】ここで、抵抗値R(Ω/□)は100〜10kΩ
/□を本発明の範囲とする。これは厚膜抵抗体として、
多用される抵抗値である。
【0058】また、CV値(%)は±10%を良品の範
囲とした。即ち、この範囲を越えてしまうと、抵抗体4
の抵抗値のばらつきが大きくなり、再現性のよい抵抗体
4が得られなくなり、トリミングによる抵抗値修正の修
正許容範囲を越える場合も生じる。
囲とした。即ち、この範囲を越えてしまうと、抵抗体4
の抵抗値のばらつきが大きくなり、再現性のよい抵抗体
4が得られなくなり、トリミングによる抵抗値修正の修
正許容範囲を越える場合も生じる。
【0059】HTCR値は±350ppmを良品の範囲
とした。抵抗の公差が大きく変動し、例えば、回路定数
を大きく変化させてしまう可能性がある。抵抗値変化率
OGΔR(%)は保護ガラス5を被覆による抵抗値の安
定度合いを示すものであり、実用的には±5%を良品の
範囲とした。この範囲を越えるとCV値(%)と同様再
現性のよい抵抗体4が得られなくなり、トリミングによ
る抵抗値修正の修正許容範囲を越える場合も生じる。
とした。抵抗の公差が大きく変動し、例えば、回路定数
を大きく変化させてしまう可能性がある。抵抗値変化率
OGΔR(%)は保護ガラス5を被覆による抵抗値の安
定度合いを示すものであり、実用的には±5%を良品の
範囲とした。この範囲を越えるとCV値(%)と同様再
現性のよい抵抗体4が得られなくなり、トリミングによ
る抵抗値修正の修正許容範囲を越える場合も生じる。
【0060】TSTD値(%)はトリミング安定度合い
をあらわし、±1%を良品の範囲とした。トリミングは
、実質的に最終的な抵抗調整であるため、この範囲を越
えると完成品において、抵抗値のばらつきが発生してし
まうという致命的な欠陥と成ってしまう。尚、トリミン
グは、テラダイン社製TIPE419を用い、レーザパ
ワーは3W、Q−RATEは(3、2、2)で行った。
をあらわし、±1%を良品の範囲とした。トリミングは
、実質的に最終的な抵抗調整であるため、この範囲を越
えると完成品において、抵抗値のばらつきが発生してし
まうという致命的な欠陥と成ってしまう。尚、トリミン
グは、テラダイン社製TIPE419を用い、レーザパ
ワーは3W、Q−RATEは(3、2、2)で行った。
【0061】その結果を、試料番号1〜35を表1で示
す。
す。
【0062】
【表1】
【0063】試料番号1〜11は、比表面積が0.36
〜4.19m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が
3.29m2 /cm3 の無機バインダーとを、抵抗
値100〜10kΩ/□の抵抗体4を作成するため、夫
々の重量率を変化させた。
〜4.19m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が
3.29m2 /cm3 の無機バインダーとを、抵抗
値100〜10kΩ/□の抵抗体4を作成するため、夫
々の重量率を変化させた。
【0064】試料番号1〜6では、100〜10kΩ/
□の抵抗値で、CV値が18.4%以上になり、ばらつ
きが大きい抵抗体となってしまう。
□の抵抗値で、CV値が18.4%以上になり、ばらつ
きが大きい抵抗体となってしまう。
【0065】試料番号10では、100〜10kΩ/□
の抵抗体が得られるものの、CV値が10.1%と良品
の範囲を外れてしまう。
の抵抗体が得られるものの、CV値が10.1%と良品
の範囲を外れてしまう。
【0066】試料番号11では、重量比率の変化に対し
て抵抗値の変化が大きくて、所期の抵抗値を得るための
重量比率が極めて困難なものとなってしまう。
て抵抗値の変化が大きくて、所期の抵抗値を得るための
重量比率が極めて困難なものとなってしまう。
【0067】試料番号12〜14は、比表面積が4m2
/cm3 を超える4.19m2 /cm3 の金属
珪化物と比表面積が1m2 /cm3 を超える1.0
6m2 /cm3 の無機バインダとを混合して、10
0〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するために、重量比
率を変化させた。
/cm3 を超える4.19m2 /cm3 の金属
珪化物と比表面積が1m2 /cm3 を超える1.0
6m2 /cm3 の無機バインダとを混合して、10
0〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するために、重量比
率を変化させた。
【0068】試料番号12、13は、抵抗値205Ω/
□、2.8kΩ/□の抵抗体となり、CV値、HCTR
値、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲となる
。
□、2.8kΩ/□の抵抗体となり、CV値、HCTR
値、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲となる
。
【0069】試料番号14では、10kΩ/□を越えて
しまう抵抗体となり、CV値が30.4%、HCTR値
が−356ppm、OGΔR値が23.2%、TSTD
値が−20.0%とともに良品の範囲外となってしまう
。
しまう抵抗体となり、CV値が30.4%、HCTR値
が−356ppm、OGΔR値が23.2%、TSTD
値が−20.0%とともに良品の範囲外となってしまう
。
【0070】試料番号15〜17は、比表面積が4.1
9m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が1m2
/cm3 を超える1.06m2 /cm3 の無機バ
インダーのを混合して100〜10kΩ/□の抵抗体4
を形成するために、重量比率を変化させた。
9m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が1m2
/cm3 を超える1.06m2 /cm3 の無機バ
インダーのを混合して100〜10kΩ/□の抵抗体4
を形成するために、重量比率を変化させた。
【0071】試料番号15、16は、抵抗値138Ω/
□、4.5kΩ/□の抵抗体となり、CV値、HCTR
値、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲となる
。
□、4.5kΩ/□の抵抗体となり、CV値、HCTR
値、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲となる
。
【0072】試料番号17では、10kΩ/□を越えて
しまう抵抗体となり、試料番号14と同様にCV値が1
0.0%、HCTR値が−5257ppm、OGΔR値
が12.3%、TSTD値が−5.3%とともに良品の
範囲外となってしまう。
しまう抵抗体となり、試料番号14と同様にCV値が1
0.0%、HCTR値が−5257ppm、OGΔR値
が12.3%、TSTD値が−5.3%とともに良品の
範囲外となってしまう。
【0073】試料番号18〜20は、比表面積が4.8
5m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が1.06
m2 /cm3 の無機バインダーのを混合して100
〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するために、重量比率
を変化させた。
5m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が1.06
m2 /cm3 の無機バインダーのを混合して100
〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するために、重量比率
を変化させた。
【0074】試料番号18、19は、抵抗値120Ω/
□、897Ω/□の抵抗体となり、CV値、HCTR値
、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲となる。
□、897Ω/□の抵抗体となり、CV値、HCTR値
、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲となる。
【0075】試料番号20では、10kΩ/□を越えて
しまう抵抗体となり、試料番号14、17と同様にCV
値、HCTR値、OGΔR値、TSTD値がとともに大
きく良品の範囲から外れる。
しまう抵抗体となり、試料番号14、17と同様にCV
値、HCTR値、OGΔR値、TSTD値がとともに大
きく良品の範囲から外れる。
【0076】試料番号21〜23は、比表面積が4.8
5m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が1.98
m2 /cm3 の無機バインダーのを混合して100
〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するために、重量比率
を変化させた。
5m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が1.98
m2 /cm3 の無機バインダーのを混合して100
〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するために、重量比率
を変化させた。
【0077】試料番号21、22は、抵抗値111Ω/
□、1.3kΩ/□の抵抗体となり、CV値、HCTR
値、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲となる
。
□、1.3kΩ/□の抵抗体となり、CV値、HCTR
値、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲となる
。
【0078】試料番号23では、10kΩ/□を越えて
しまう抵抗体となり、試料番号14、17、試料番号2
0と同様にCV値、HCTR値、OGΔR値、TSTD
値がとともに大きく良品の範囲から外れる。
しまう抵抗体となり、試料番号14、17、試料番号2
0と同様にCV値、HCTR値、OGΔR値、TSTD
値がとともに大きく良品の範囲から外れる。
【0079】試料番号24〜29は、比表面積が7.9
1m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が1.06
又は1.98m2 /cm3 の無機バインダーのを混
合して100〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するため
に、重量比率を変化させた。
1m2 /cm3 の金属珪化物と比表面積が1.06
又は1.98m2 /cm3 の無機バインダーのを混
合して100〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するため
に、重量比率を変化させた。
【0080】試料番号24〜29について、抵抗値11
0Ω/□〜3.9kΩ/□の抵抗体となり、CV値、H
CTR値、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲
となる。
0Ω/□〜3.9kΩ/□の抵抗体となり、CV値、H
CTR値、OGΔR値、TSTD値がともに良品の範囲
となる。
【0081】試料番号30〜35は、比表面積が4.1
9又は4.85m2 /cm3 と設定範囲内の金属珪
化物と比表面積が2.0m2 /cm3 を越えた4.
19m2 /cm3 の無機バインダーのを混合して1
00〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するために、重量
比率を変化させた。
9又は4.85m2 /cm3 と設定範囲内の金属珪
化物と比表面積が2.0m2 /cm3 を越えた4.
19m2 /cm3 の無機バインダーのを混合して1
00〜10kΩ/□の抵抗体4を形成するために、重量
比率を変化させた。
【0082】しかし、試料番号32、35については抵
抗値が10kΩ/□以上の抵抗体となる上、CV値、H
CTR値、OGΔR値などが良品の範囲外となる。また
試料番号30についてはCV値が10.1%となり、試
料番号31についてはCV値、HCTR値、OGΔR値
が良品の範囲を越えてしまう。さらに試料番号33につ
いてはOGΔR値が−5.2%となり、試料番号34に
ついてはCV値が14.8%となる。
抗値が10kΩ/□以上の抵抗体となる上、CV値、H
CTR値、OGΔR値などが良品の範囲外となる。また
試料番号30についてはCV値が10.1%となり、試
料番号31についてはCV値、HCTR値、OGΔR値
が良品の範囲を越えてしまう。さらに試料番号33につ
いてはOGΔR値が−5.2%となり、試料番号34に
ついてはCV値が14.8%となる。
【0083】結局、CV値が±10%、HCTR値が±
350ppm、OGΔR値が±5%、TSTD値が±1
%の範囲の抵抗体4を作成するには、抵抗値が100〜
10kΩ/□で、金属珪化物の比表面積が4.00m2
/cm3 以上に、無機バインダーの比表面積が1.
00〜2.00m2 /cm3 に設定することが重要
である。
350ppm、OGΔR値が±5%、TSTD値が±1
%の範囲の抵抗体4を作成するには、抵抗値が100〜
10kΩ/□で、金属珪化物の比表面積が4.00m2
/cm3 以上に、無機バインダーの比表面積が1.
00〜2.00m2 /cm3 に設定することが重要
である。
【0084】上述の金属珪化物として珪化タンタルを用
いたが、MoSi2、TaSi2 、MgSi2 を用
いても、同様の結果が得られることを本発明者らは確認
した。
いたが、MoSi2、TaSi2 、MgSi2 を用
いても、同様の結果が得られることを本発明者らは確認
した。
【0085】以上のように、このような金属珪化物と還
元性ガラスからなる無機バインダーを混合して抵抗体を
作ることにより、図中、表面導体2、3にマイグレーシ
ョン性に優れるが、酸化されやすい銅やニッケルととも
にしらうすることに適し、100〜10kΩ/□という
厚膜抵抗体として、多用される抵抗値域において、安定
した抵抗値、熱特性に優れ、保護ガラスを形成しても抵
抗値変化が少なく、且つレーザトリミングが目標値通り
行う事ができ、ショートタイムドリフトのない抵抗体が
達成される。
元性ガラスからなる無機バインダーを混合して抵抗体を
作ることにより、図中、表面導体2、3にマイグレーシ
ョン性に優れるが、酸化されやすい銅やニッケルととも
にしらうすることに適し、100〜10kΩ/□という
厚膜抵抗体として、多用される抵抗値域において、安定
した抵抗値、熱特性に優れ、保護ガラスを形成しても抵
抗値変化が少なく、且つレーザトリミングが目標値通り
行う事ができ、ショートタイムドリフトのない抵抗体が
達成される。
【0086】尚、上述の実施例において、本発明の抵抗
体を多層配線基板上に形成した例をしめしたが、その他
にチップ抵抗器、ヒータ、厚膜回路基板などに広く使用
されるものである。
体を多層配線基板上に形成した例をしめしたが、その他
にチップ抵抗器、ヒータ、厚膜回路基板などに広く使用
されるものである。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明では金属珪化物導
電粒子と無機バインダの比表面積を規定することにより
、100〜10kΩ/□の厚膜抵抗体が安定した抵抗値
で、熱特性に優れ、保護ガラスを形成しても抵抗値変化
が少なく、且つレーザトリミングが目標値通り行うこと
が容易となり、トリミング後のショートタイムドリフト
のない抵抗体が達成される。
電粒子と無機バインダの比表面積を規定することにより
、100〜10kΩ/□の厚膜抵抗体が安定した抵抗値
で、熱特性に優れ、保護ガラスを形成しても抵抗値変化
が少なく、且つレーザトリミングが目標値通り行うこと
が容易となり、トリミング後のショートタイムドリフト
のない抵抗体が達成される。
【0088】更に、本抵抗体は非酸化性雰囲気で焼成す
ることが出来るため、抵抗体の電極や回路基板の配線材
料に銅等の安価な材料を用いることが出来る。
ることが出来るため、抵抗体の電極や回路基板の配線材
料に銅等の安価な材料を用いることが出来る。
【図1】本発明に係る抵抗体を用いた多層配線回路基板
の断面図である。
の断面図である。
1 多層配線回路基板
2、3 表面導体
4 抵抗体
5 保護ガラス
Claims (1)
- 【請求項1】金属珪化物を主成分とする導電性微粉末が
固体分量基準で5〜70重量%と、残部が非還元性ガラ
スを主成分とした無機バインダからなり、両者を焼結し
て抵抗値が100〜10kΩ/□の抵抗体組成物であっ
て、前記導電性微粉末はの粉末比表面積が4m2 /c
m3 以上であり、且つ前記無機バインダの粉末比表面
積が2.0m2 /cm3以下であることを特徴とする
高抵抗体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3087947A JPH04298001A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 高抵抗体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3087947A JPH04298001A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 高抵抗体組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04298001A true JPH04298001A (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=13929085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3087947A Pending JPH04298001A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 高抵抗体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04298001A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023022092A1 (ja) * | 2021-08-18 | 2023-02-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 抵抗体ペースト、チップ抵抗器及びガラス粒子 |
| JP2023029199A (ja) * | 2021-08-18 | 2023-03-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 抵抗体ペースト、チップ抵抗器及びガラス粒子 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP3087947A patent/JPH04298001A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023022092A1 (ja) * | 2021-08-18 | 2023-02-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 抵抗体ペースト、チップ抵抗器及びガラス粒子 |
| JP2023029199A (ja) * | 2021-08-18 | 2023-03-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 抵抗体ペースト、チップ抵抗器及びガラス粒子 |
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