JPH043004B2 - - Google Patents

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JPH043004B2
JPH043004B2 JP15580585A JP15580585A JPH043004B2 JP H043004 B2 JPH043004 B2 JP H043004B2 JP 15580585 A JP15580585 A JP 15580585A JP 15580585 A JP15580585 A JP 15580585A JP H043004 B2 JPH043004 B2 JP H043004B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、FDD(フロツピーデイスクドライ
ブ)等の磁気記録装置に用いられるバルクヘツド
の製造方法に関する。
従来の技術 この種のバルクヘツドは一般に第2図の平面図
に示すような構造をしている。即ち、このバルク
ヘツドは、情報の書込み及び読出しを行うリー
ド・ライトコア1(以下、R/Wコアと記す)と
情報の消去を行うイレーズコア2(以下、Eコア
と記す)を、中央のガラス等の接合材層3を介し
て互いに接合一体化したもので、R/Wコア1
は、フエライト製のA材4とB材5を、トラツク
溝6にモールドしたガラス等の接合材7によつて
互いに接合した構造とされており、またEコア2
も、フエライト製のA材8とB材9を、トラツク
溝10にモールドしたガラス等の接合材11によ
つて互いに接合した同様な構造とされている。
このような構造のバルクヘツドにあつては、情
報の書込み、読出し、消去を的確に行わせるため
に、R/Wコア1のトラツク幅の中心線Lと、E
コア2のガードバンド幅を定める真中のトラツク
溝10の中心線lとのズレ(以下、センターズレ
と記す)を約3μm以下に抑えることが必要とな
る。
ところで、上記のようなバルクヘツドの製造は
従来、第3図に示すような所謂二段溶着法によつ
て行われていた。
即ち、第3図イに示すように、R/Wコア用の
A材ブロツク12とB材ブロツク13に多数のト
ラツク溝6を形成してガラス等の接合材をモール
ドし、第3図ロに示すように、双方のブロツク1
2,13のトラツク溝形成面を当接した状態で接
合材の融点以上に加熱してトラツク溝6内の接合
材7を溶着することにより、ブロツク状のR/W
コア1を形成する。
他方、第3図ハに示すように、Eコア用のA材
ブロツク15とB材ブロツク16に多数のトラツ
ク溝10を形成してガラス等の接合材をモールド
し、第3図ニに示すように、双方のブロツク1
5,16のトラツク溝形成面を当接した状態で接
合材の融点以上に加熱してトラツク溝10内の接
合材11を溶着することにより、ブロツク状のE
コア2を形成する。
次いで、第3図ホに示すように、R/Wコア1
のA材ブロツク12又はEコア2のA材ブロツク
15のいずれかの接合面に形成した凹部18に、
前記トラツク溝6,10内の接合材よりも融点の
低いガラス等の接合材3をモールドし、図示のよ
うに双方のA材ブロツク12,15を当接した状
態で接合材3の融点以上に加熱、溶着してR/W
コア1とEコア2を接合一体化する。しかるの
ち、切断線に沿つてスライスしてチツプ状のバ
ルクヘツドコアを得るのである。
発明が解決使用とする問題点 しかしながら、このような二段溶着法では、ブ
ロツク状のR/Wコア1とブロツク状のEコア2
を接合する際、R/Wコア1のトラツク幅の中心
線Lと、Eコア2のガードバンド幅を定めるトラ
ツク溝10の中心線lとが一致するように位置合
わせすることが容易でないため、かなりの誤差を
生じ、前記のセンターズレを3μm以内に抑える
ことが難しいという問題があつた。
問題点を解決するための手段 本発明はバルクヘツドの製造方法は、上記問題
を解決するために、リード・ライトコア用のA材
ブロツクとイレーズコア用のA材ブロツクを兼ね
た単一の兼用A材ブロツクの片側面にリード・ラ
イトコア用のB材ブロツクを接合してリード・ラ
イトコアを形成するリード・ライトコア形成工程
と、上記の兼用A材ブロツクの反対側面にイレー
ズコア用のB材ブロツクを接合してイレーズコア
を形成するイレーズコア形成工程と、上記の兼用
A材ブロツクのほぼ中央に深溝を形成し、この深
溝に接合材をモールドしてリード・ライトコア用
のA材ブロツクとイレーズコア用のA材ブロツク
とに区分する区分工程とを含む構成としたことを
要旨とする。
実施例 以下、実施例を挙げて本発明を詳述する。
第1図は本発明にかかるバルクヘツドの製造方
法の一実施例の説明図であつて、これによれば、
最初のR/Wコア形成工程において、第1図イに
示す如きR/Wコア用のA材ブロツクとEコア用
のA材ブロツクを兼ねたフエライト製の単一の兼
用A材ブロツク19を使用し、この兼用A材ブロ
ツク19の片側面に所定幅のトラツク溝6を所定
のトラツク幅をあけてダイサー等により多数形成
する。これに対応して、R/Wコア用のB材ブロ
ツク13の接合面にも多数のトラツク溝6を形成
し、これらブロツク19,13の各トラツク溝6
にガラス等の接合材をモールドする。この場合、
モールドされた接合材の表面が若干脹れるので、
研磨して平坦にするのが望ましい。
次いで、第1図ロに示すように、兼用A材ブロ
ツク19とB材ブロツク13のトラツク溝形成面
同志を当接してそのままの状態で接合材の融点以
上に加熱し、トラツク溝6内にモールドされたガ
ラス等の接合材7を融着することによつて、兼用
A材ブロツク19とB材ブロツク13を接合一体
化してブロツク状のR/Wコア1を形成する。
上記のようにしてR/Wコア1の形成が完了す
ると、次のEコア形成工程において第1図ハに示
すように、一体化されたR/Wコア1の兼用A材
ブロツク19の反対側面に、所定幅のトラツク溝
10を所定のEトラツク幅をあけて多数形成す
る。その場合、R/Wコア1のトラツク幅の中心
線Lと、Eコアのガードバンド幅を定めるトラツ
ク溝10の中心線lとのズレが3μm以下となる
ように、トラツク溝10を形成することが必要に
なるが、このトラツク溝10は、接合体化済みの
A材ブロツク19の側面に、前記の場合と同様に
ダイサー等によつて精密に切削形成されるため、
センターズレが3μmを越えることは皆無に等し
い。この兼用A材ブロツク19反対側面のトラツ
ク溝10に対応してEコア用のB材ブロツク16
の接合面にも多数のトラツク溝10を形成し、こ
れらブロツク19,16の各トラツク溝10に接
合材をモールドする。この場合、接合材として
は、前記R/Wコア形成に使用した接合材7より
も融点の低いガラス等を使用する。
次いで、第1図ニに示すように、兼用A材ブロ
ツク19とB材ブロツク16のトラツク溝形成面
同志を当接し、トラツク溝10内の接合材11の
融点より高く且つ前記接合材7の融点より低い温
度で加熱し、トラツク溝10内の接合材11を溶
着することによつて、兼用A材ブロツク19とB
材ブロツク16を接合一体化してブロツク状のE
コア2を形成する。かかる温度範囲で加熱、溶着
を行うと、R/Wコア1のトラツク溝6内の接合
材7が軟化、溶融しないので、兼用A材ブロツク
19とR/Wコア用のB材ブロツク13との接合
位置関係にズレを生じる虞はない。
上記のようにして、兼用A材ブロツク19を兼
用して両側にR/Wコア1とEコア2を形成した
ものは、次の区分工程において、第1図ニに併せ
て示す如く、兼用A材ブロツク19のほぼ中央に
深溝22をスライサー等を形成し、この深溝22
に非磁性接合材3をモールドすることによつて、
兼用A材ブロツク19をR/Wコア用のA材ブロ
ツク12とEコア用のA材ブロツク15とに、磁
気的に区分する。使用する非磁性接合材3は、前
記接合材7として用いられる融点の高いガラスで
もよいし、前記接合材11として用いられる融点
の低いガラスでもよく、また、これら以外のガラ
ス等でもよい。
このように兼用A材ブロツク19を区分したの
ち、第1図ニに一点鎖線で示す切断線に沿つ
て、兼用A材ブロツク19の深溝22の切残した
底部23を切除することによつて、区分された
R/Wコア用のA材ブロツク12とEコア用のA
材ブロツク15を接合材3を介して接合したまま
互いに独立させ、最後に切断線沿いにスライス
して、目的とするチツプ状のバルクヘツドコアを
得る。
この実施例では、兼用A材ブロツク19の区分
工程をEコア2の形成工程の後で独立して行つた
が、この区分工程はR/Wコア1の形成工程とE
コア2の形成工程の間で行うようにしてもよく、
またR/Wコア1の成形工程中に含めたり、Eコ
ア2の成型工程中に含めたりすることもできる。
R/Wコア1の形成工程とEコア2の形成工程
の間で区分工程を行う場合は、第1図ロに示すよ
うに兼用A材ブロツク19の片側にR/Wコア1
を形成した後、兼用A材ブロツク19のほぼ中央
に深溝22を形成し、接合材3をモールドすれば
よいが、この場合の接合材3は、次のEコア形成
工程における加熱時の軟化溶融を防止するため
に、接合材7として使用される高融点のガラス等
を用いる必要がある。
また、R/Wコア1の形成工程中に区分工程を
組み入れる場合は、兼用A材ブロツク19の片側
面にトラツク溝6を形成する際に深溝22を形成
し、トラツク溝6に接合材7をモールドする際に
深溝22にも接合材3をモールドすればよいが、
この場合も接合材3として高融点のガラス等を使
用する必要がある。
これに対し、Eコア2の形成工程中に区分工程
を組み入れる場合は、第1図ハに示すように兼用
A材ブロツク19の反対側面にトラツク溝10を
形成する際に深溝22を形成し、トラツク溝10
に接合材11をモールドする際に深溝22にも接
合材3をモールドすればよいが、この場合は接合
材3として、接合材7のような高融点のガラス又
は接合材11のような低融点のガラスのいずれも
使用可能である。
発明の効果 以上の説明から理解できるように、本発明の製
造方法は、R/WコアとEコアを個別に形成して
あとから接合する従来の二段溶着法と正反対の発
想に立ち、最初に兼用A材ブロツクを使用し、あ
とからこの兼用A材ブロツクに深溝を形成して接
合材をモールドすることによつて、R/Wコア用
のA材ブロツクとEコア用のA材ブロツクとに区
分するようにしたため、双方のA材ブロツクは最
後まで固定的関係にあり相対的な位置ズレを生じ
ることがない。従つて、兼用A材ブロツクの片側
面のトラツク溝と反対側面のトラツク溝を適正な
相対的位置関係となるように精密に形成すればす
るほど、センターズレが少なくなるので、精密切
削加工が可能なダイサー等を使用してトラツク溝
の形成を行なうことにより、容易にセンターズレ
を、例えば3μm以下に抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明製造方法の一実施例を示すコア
ブロツク斜視図、第2図はバルクヘツドの平面
図、第3図は従来方法を示すコアブロツクの斜視
図又は平面図である。 1……R/Wコア、2……Eコア、3,7,1
1……接合材、6,10……トラツク溝、12…
…R/Wコア用のA材ブロツク、13……R/W
コア用のB材ブロツク、15……Eコア用のA材
ブロツク、16……Eコア用のB材ブロツク、1
9……兼用A材ブロツク、22……深溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リード・ライトコア用のA材ブロツクとイレ
    ーズコア用のA材ブロツクを兼ねた単一の兼用A
    材ブロツクの片側面にリード・ライトコア用のB
    材ブロツクを接合してリード・ライトコアを形成
    するリード・ライトコア形成工程と、 上記の兼用A材ブロツクの反対側面にイレーズ
    コア用のB材ブロツクを接合してイレーズコアを
    形成するイレーズコア形成工程と、 上記の兼用A材ブロツクのほぼ中央に深溝を形
    成し、この深溝に接合材をモールドしてリード・
    ライトコア用のA材ブロツクとイレーズコア用の
    A材ブロツクとに区分する区分工程とを含むこと
    を特徴とするバルクヘツドの製造方法。 2 イレーズコア形成工程の後に区分工程をおく
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製
    造方法。 3 リード・ライトコア形成工程とイレーズコア
    形成工程の間に区分工程をおくことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP15580585A 1985-07-15 1985-07-15 バルクヘッドの製造方法 Granted JPS6216217A (ja)

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JP15580585A JPS6216217A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 バルクヘッドの製造方法

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JP15580585A JPS6216217A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 バルクヘッドの製造方法

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JPS6216217A JPS6216217A (ja) 1987-01-24
JPH043004B2 true JPH043004B2 (ja) 1992-01-21

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JP15580585A Granted JPS6216217A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 バルクヘッドの製造方法

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