JPH043010Y2 - - Google Patents
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- JPH043010Y2 JPH043010Y2 JP1985067221U JP6722185U JPH043010Y2 JP H043010 Y2 JPH043010 Y2 JP H043010Y2 JP 1985067221 U JP1985067221 U JP 1985067221U JP 6722185 U JP6722185 U JP 6722185U JP H043010 Y2 JPH043010 Y2 JP H043010Y2
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- JP
- Japan
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- clutch
- gear
- sliver
- bottom roller
- back bottom
- Prior art date
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案はローラドラフト装置へのスライバ供
給、停止装置に関するものである。
給、停止装置に関するものである。
(従来の技術)
一般に紡機においてはその表面速度の異なる2
組以上のローラを設置し、その表面速度の差を利
用して繊維束を逐次細化するいわゆるローラドラ
フト形式のドラフト装置が広く用いられている。
そして、粗紡機においては糸切れ時に機台全体を
停止することによりドラフト装置へのスライバ供
給を停止し糸継ぎ作業を行うという方法を採用し
ており、機台の稼動効率が悪くなるという問題が
ある。一方、リング精紡機においては糸切れ時に
もドラフト装置へのスライバの供給を停止するこ
となく連続供給し、作業者が糸継ぎを完了するま
でニユーマサクシヨンで供給スライバを吸引除去
するという方法を採用しているため、原料ロスが
大きいという不都合がある。
組以上のローラを設置し、その表面速度の差を利
用して繊維束を逐次細化するいわゆるローラドラ
フト形式のドラフト装置が広く用いられている。
そして、粗紡機においては糸切れ時に機台全体を
停止することによりドラフト装置へのスライバ供
給を停止し糸継ぎ作業を行うという方法を採用し
ており、機台の稼動効率が悪くなるという問題が
ある。一方、リング精紡機においては糸切れ時に
もドラフト装置へのスライバの供給を停止するこ
となく連続供給し、作業者が糸継ぎを完了するま
でニユーマサクシヨンで供給スライバを吸引除去
するという方法を採用しているため、原料ロスが
大きいという不都合がある。
前記のような糸切れ中にも常にスライバを供給
しニユーマサクシヨンで吸引除去するという方法
を近年進歩の著しい結束紡績機等の高速精紡機に
適用した場合には、原料のロスが大きくなり不経
済となるばかりでなく、ニユーマサクシヨンが吸
引不良を起こした場合に繊維束が回転部に巻付
き、破損等の事故につながるという問題がある。
しニユーマサクシヨンで吸引除去するという方法
を近年進歩の著しい結束紡績機等の高速精紡機に
適用した場合には、原料のロスが大きくなり不経
済となるばかりでなく、ニユーマサクシヨンが吸
引不良を起こした場合に繊維束が回転部に巻付
き、破損等の事故につながるという問題がある。
前記問題点を解決するため第7図に示すよう
に、全錘共通のバツクボトムローラ駆動軸41の
回転を歯車42,43を介してクラツチ44に伝
達し、プーリ45、ベルト46、プーリ47を介
してバツクボトムローラ48を駆動するようにし
た装置が提案されている。この装置では糸切れ時
に前記クラツチ44を切離すことによりバツクボ
トムローラ8を停止させ、バツクローラと次の下
流側ローラ間でスライバの切断を行いスライバ供
給を停止するようにしている。ところが、従来紡
機において使用される電磁クラツチはスプリング
の力によりクラツチが接続状態に保持され、通電
時にスプリングの力に抗してクラツチが切離され
る形式のものが使用されている。従つて、電気系
統に故障が生じた場合あるいは断線時にはクラツ
チが接続状態に保持されるため、糸切れが生じて
もスライバの供給が停止されずスライバがローラ
に巻付き、短時間で周囲の部品を破損したりボト
ムローラを変形させるおそれがある。又、紡機の
生産性向上及び省力化を図るため玉揚げ、糸継ぎ
作業の自動化が図られているが、自動機により糸
継ぎをする際の糸継ぎの継節の品質(長さ、太
さ)はスライバの供給タイミングに大きく作用さ
れる。そして、糸品質を良好に保つためには継節
の長さを数cm以下に管理する必要があり、それを
達成するためにはクラツチの連結時間のバラつき
を数mmsecに押える必要がある。ところが、前記
従来のクラツチではスプリングの復帰力によりク
ラツチの接続が行われるため、クラツチの接続タ
イミングに50mmsec前後のタイミングのずれが発
生していた。なお、前記従来装置においてはブレ
ーキ装置を別途設ける必要があり装置の小型化が
難しいという問題点もある。
に、全錘共通のバツクボトムローラ駆動軸41の
回転を歯車42,43を介してクラツチ44に伝
達し、プーリ45、ベルト46、プーリ47を介
してバツクボトムローラ48を駆動するようにし
た装置が提案されている。この装置では糸切れ時
に前記クラツチ44を切離すことによりバツクボ
トムローラ8を停止させ、バツクローラと次の下
流側ローラ間でスライバの切断を行いスライバ供
給を停止するようにしている。ところが、従来紡
機において使用される電磁クラツチはスプリング
の力によりクラツチが接続状態に保持され、通電
時にスプリングの力に抗してクラツチが切離され
る形式のものが使用されている。従つて、電気系
統に故障が生じた場合あるいは断線時にはクラツ
チが接続状態に保持されるため、糸切れが生じて
もスライバの供給が停止されずスライバがローラ
に巻付き、短時間で周囲の部品を破損したりボト
ムローラを変形させるおそれがある。又、紡機の
生産性向上及び省力化を図るため玉揚げ、糸継ぎ
作業の自動化が図られているが、自動機により糸
継ぎをする際の糸継ぎの継節の品質(長さ、太
さ)はスライバの供給タイミングに大きく作用さ
れる。そして、糸品質を良好に保つためには継節
の長さを数cm以下に管理する必要があり、それを
達成するためにはクラツチの連結時間のバラつき
を数mmsecに押える必要がある。ところが、前記
従来のクラツチではスプリングの復帰力によりク
ラツチの接続が行われるため、クラツチの接続タ
イミングに50mmsec前後のタイミングのずれが発
生していた。なお、前記従来装置においてはブレ
ーキ装置を別途設ける必要があり装置の小型化が
難しいという問題点もある。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案は前記従来装置におけるクラツチ接続
の際の応答時間の悪さ及び糸切れ検知器、クラツ
チ動作回路の故障あるいは断線時にスライバ供給
停止が不能となることにより装置の破損が生じる
という問題点を解決するとともに装置のコンパク
ト化を可能にするものである。
の際の応答時間の悪さ及び糸切れ検知器、クラツ
チ動作回路の故障あるいは断線時にスライバ供給
停止が不能となることにより装置の破損が生じる
という問題点を解決するとともに装置のコンパク
ト化を可能にするものである。
考案の構成
(問題点を解決するための手段)
この考案においてはバツクローラは一錘毎に駆
動可能に配設され、全錘共通のバツクボトムロー
ラ駆動軸から歯車機構を介して回転駆動される。
バツクボトムローラ軸に設けられた被動歯車と噛
合する伝達歯車は、全錘共通のバツクボトムロー
ラ駆動軸に設けた歯車に噛合して駆動される駆動
歯車と同軸上に回転自在かつ軸方向への移動可能
に支承されている。そして、前記駆動歯車側面と
前記伝達歯車の側面との間にクラツチ機構が設け
られ、前記伝達歯車の他側には固定のブレーキ部
材と係合可能な係合部が設けられている。そし
て、前記伝達歯車は前記係合部が前記ブレーキ部
材と係合する状態にばねにより付勢されている。
そして通電時に前記ばねの付勢力に抗して前記伝
達歯車をクラツチ接続状態に保持する電磁石が設
けられている。
動可能に配設され、全錘共通のバツクボトムロー
ラ駆動軸から歯車機構を介して回転駆動される。
バツクボトムローラ軸に設けられた被動歯車と噛
合する伝達歯車は、全錘共通のバツクボトムロー
ラ駆動軸に設けた歯車に噛合して駆動される駆動
歯車と同軸上に回転自在かつ軸方向への移動可能
に支承されている。そして、前記駆動歯車側面と
前記伝達歯車の側面との間にクラツチ機構が設け
られ、前記伝達歯車の他側には固定のブレーキ部
材と係合可能な係合部が設けられている。そし
て、前記伝達歯車は前記係合部が前記ブレーキ部
材と係合する状態にばねにより付勢されている。
そして通電時に前記ばねの付勢力に抗して前記伝
達歯車をクラツチ接続状態に保持する電磁石が設
けられている。
(作用)
この考案の装置においては全錘共通のバツクボ
トムローラ駆動軸から歯車及びクラツチを介して
バツクボトムローラが一錘毎に回転駆動され、バ
ツクボトムローラの駆動によりスライバが供給さ
れる。伝達歯車はばねによりブレーキ部材と係合
する方向に付勢されており、通電状態において電
磁石の作用により前記ばね力に抗してクラツチが
接続された状態に保持される。紡出中に糸切れが
生じた際には糸切れ検知器の検知信号により電磁
石への通電が解除され、伝達歯車が直ちにばね力
によりブレーキ部材側へ付勢されてバツクボトム
ローラの駆動が停止しスライバの供給が停止され
る。又、糸切れ検知器及びクラツチ動作回路の故
障又は断線時には電磁石が通電状態とならず伝達
歯車がブレーキ部材側に押圧付勢された状態に保
持され、スライバの供給が行われないため前記故
障時に紡出運転が行われ糸切れに対処することが
できず装置の破損事故を引起こすということが確
実に防止される。
トムローラ駆動軸から歯車及びクラツチを介して
バツクボトムローラが一錘毎に回転駆動され、バ
ツクボトムローラの駆動によりスライバが供給さ
れる。伝達歯車はばねによりブレーキ部材と係合
する方向に付勢されており、通電状態において電
磁石の作用により前記ばね力に抗してクラツチが
接続された状態に保持される。紡出中に糸切れが
生じた際には糸切れ検知器の検知信号により電磁
石への通電が解除され、伝達歯車が直ちにばね力
によりブレーキ部材側へ付勢されてバツクボトム
ローラの駆動が停止しスライバの供給が停止され
る。又、糸切れ検知器及びクラツチ動作回路の故
障又は断線時には電磁石が通電状態とならず伝達
歯車がブレーキ部材側に押圧付勢された状態に保
持され、スライバの供給が行われないため前記故
障時に紡出運転が行われ糸切れに対処することが
できず装置の破損事故を引起こすということが確
実に防止される。
一方、クラツチの接続が電磁石の力により積極
的に行われるためクラツチ連結速度が速くなり又
連結時間のばらつきが小さくなる。
的に行われるためクラツチ連結速度が速くなり又
連結時間のばらつきが小さくなる。
(実施例)
以下この考案を具体化した一実施例を第1〜6
図に従つて説明する。第2,3図に示すようにロ
ーラビーム1上にはスタツフ毎にローラスタンド
2がボルト3により機台長手方向と直交する状態
に締付固定されている。ローラスタンド2の前側
上部にはフロントボトムローラ4が軸受4aを介
して回動可能に支承されている。フロントボトム
ローラ4の後方ローラスタンド2に対してボルト
5により締付固定されたスライド部材6上には、
軸受7aを介してミドルボトムローラ7が回動可
能に支承されている。又、ローラスタンド2の後
部上端にはフロントトツプローラ8、ミドルトツ
プローラ9、バツクトツプローラ10を支持する
アーム11がその基端において回動可能に支持さ
れている。
図に従つて説明する。第2,3図に示すようにロ
ーラビーム1上にはスタツフ毎にローラスタンド
2がボルト3により機台長手方向と直交する状態
に締付固定されている。ローラスタンド2の前側
上部にはフロントボトムローラ4が軸受4aを介
して回動可能に支承されている。フロントボトム
ローラ4の後方ローラスタンド2に対してボルト
5により締付固定されたスライド部材6上には、
軸受7aを介してミドルボトムローラ7が回動可
能に支承されている。又、ローラスタンド2の後
部上端にはフロントトツプローラ8、ミドルトツ
プローラ9、バツクトツプローラ10を支持する
アーム11がその基端において回動可能に支持さ
れている。
前記ローラスタンド2の後部下面には支持パイ
プ12を機台長手方向に沿う状態に支持する支持
ブラケツト13が、ボルト14により固定支持さ
れている。前記支持パイプ12内には全錘共通の
バツクボトムローラ駆動軸15が遊挿されるとと
もに軸受16を介して回転自在に支持されてい
る。バツクボトムローラ駆動軸15は数錘分毎に
カツプリング17を介して連結されるとともに、
ギヤエンド側の端部から歯車列18を介して回転
駆動されるようになつている。
プ12を機台長手方向に沿う状態に支持する支持
ブラケツト13が、ボルト14により固定支持さ
れている。前記支持パイプ12内には全錘共通の
バツクボトムローラ駆動軸15が遊挿されるとと
もに軸受16を介して回転自在に支持されてい
る。バツクボトムローラ駆動軸15は数錘分毎に
カツプリング17を介して連結されるとともに、
ギヤエンド側の端部から歯車列18を介して回転
駆動されるようになつている。
前記支持パイプ12にはバツクボトムローラ1
9を2錘一組で回転自在に支持するための支持部
材としてのケース20がその基端において回動可
能に支持され、第4図に示すようにローラビーム
1上にボルト21を介して締付固定されるブラケ
ツト22により、ボルト23を介して固定支持さ
れている。第1図に示すようにバツクボトムロー
ラ軸19aは軸受24を介して前記ケース20の
先端にそれぞれ一錘毎に回転自在に支承され、各
バツクボトムローラ軸19aには被動歯車25が
それぞれ一体回転可能に固定されている。前記ケ
ース20内には2錘一組で構成されるバツクロー
ラの中央部に、前記バツクボトムローラ駆動軸1
5に形成された歯車26と噛合する駆動歯車27
が、軸28により回転自在に支承されている。前
記駆動歯車27の両側方には前記軸28上に前記
被動歯車25と噛合する伝達歯車29が軸28に
対して回転自在かつ軸方向への移動可能に支承さ
れている。前記駆動歯車27の両側には噛合クラ
ツチを構成する多数の三角歯27aが形成されて
いる。又、前記伝達歯車29の一側前記駆動歯車
27と対向する側には前記三角歯27aと噛合す
る三角歯29aが形成され、他側にはケース20
に固定されたブレーキ部材30の三角歯30aと
係合する係合部としての三角歯29bが形成され
ている。前記軸28には駆動歯車27と伝達歯車
29との間に該伝達歯車29をその三角歯29b
がブレーキ部材30の三角歯30aと係合する状
態に付勢するコイルばね31が巻装されている。
又、前記軸28の両端部寄りには前記伝達歯車2
9に当接する状態で作動部材(アーマチユア)3
2が軸28上を摺動可能に嵌挿され、軸28の外
周には通電時に前記作動部材32を駆動歯車27
側へ吸引保持する電磁石33が配設されている。
前記電磁石33は糸切れ検知器が糸切れを検知し
た際に通電が解除されて消磁されるようになつて
いる。なお、前記ケース20にはスライバをバツ
クボトムローラ19へ案内するトランペツト34
が取付けられている。
9を2錘一組で回転自在に支持するための支持部
材としてのケース20がその基端において回動可
能に支持され、第4図に示すようにローラビーム
1上にボルト21を介して締付固定されるブラケ
ツト22により、ボルト23を介して固定支持さ
れている。第1図に示すようにバツクボトムロー
ラ軸19aは軸受24を介して前記ケース20の
先端にそれぞれ一錘毎に回転自在に支承され、各
バツクボトムローラ軸19aには被動歯車25が
それぞれ一体回転可能に固定されている。前記ケ
ース20内には2錘一組で構成されるバツクロー
ラの中央部に、前記バツクボトムローラ駆動軸1
5に形成された歯車26と噛合する駆動歯車27
が、軸28により回転自在に支承されている。前
記駆動歯車27の両側方には前記軸28上に前記
被動歯車25と噛合する伝達歯車29が軸28に
対して回転自在かつ軸方向への移動可能に支承さ
れている。前記駆動歯車27の両側には噛合クラ
ツチを構成する多数の三角歯27aが形成されて
いる。又、前記伝達歯車29の一側前記駆動歯車
27と対向する側には前記三角歯27aと噛合す
る三角歯29aが形成され、他側にはケース20
に固定されたブレーキ部材30の三角歯30aと
係合する係合部としての三角歯29bが形成され
ている。前記軸28には駆動歯車27と伝達歯車
29との間に該伝達歯車29をその三角歯29b
がブレーキ部材30の三角歯30aと係合する状
態に付勢するコイルばね31が巻装されている。
又、前記軸28の両端部寄りには前記伝達歯車2
9に当接する状態で作動部材(アーマチユア)3
2が軸28上を摺動可能に嵌挿され、軸28の外
周には通電時に前記作動部材32を駆動歯車27
側へ吸引保持する電磁石33が配設されている。
前記電磁石33は糸切れ検知器が糸切れを検知し
た際に通電が解除されて消磁されるようになつて
いる。なお、前記ケース20にはスライバをバツ
クボトムローラ19へ案内するトランペツト34
が取付けられている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明
する。通常紡出時には電磁石33のコイルに通電
されて電磁石33が励磁状態に保持され、電磁石
33の吸引力により作動部材32が駆動歯車27
側へと吸引される。これにより伝達歯車29がコ
イルばね31のばね力に抗して駆動歯車27側へ
と押圧付勢され、三角歯27a,29aが噛合つ
た状態すなわちクラツチが接続された状態に保持
されて駆動歯車27と一体に回転されるので、バ
ツクボトムローラ駆動軸15の回転が歯車26、
駆動歯車27、伝達歯車29及び被動歯車25を
介してバツクボトムローラ軸19aに伝達され、
バツクボトムローラ19が回転駆動されてスライ
バが連続的に供給される。
する。通常紡出時には電磁石33のコイルに通電
されて電磁石33が励磁状態に保持され、電磁石
33の吸引力により作動部材32が駆動歯車27
側へと吸引される。これにより伝達歯車29がコ
イルばね31のばね力に抗して駆動歯車27側へ
と押圧付勢され、三角歯27a,29aが噛合つ
た状態すなわちクラツチが接続された状態に保持
されて駆動歯車27と一体に回転されるので、バ
ツクボトムローラ駆動軸15の回転が歯車26、
駆動歯車27、伝達歯車29及び被動歯車25を
介してバツクボトムローラ軸19aに伝達され、
バツクボトムローラ19が回転駆動されてスライ
バが連続的に供給される。
糸切れ検知器が糸切れを検知するとその検知信
号により電磁石33への通電が解除され電磁石3
3の吸引力がなくなり、作動部材32の付勢力が
なくなるため伝達歯車29はコイルばね31のば
ね力により作動部材32とともに軸28上をブレ
ーキ部材30側へと移動する。そしてその三角歯
29bがブレーキ部材30の三角歯30aと噛合
つて伝達歯車29が確実に停止し、バツクボトム
ローラ19も停止しスライバの供給が直ちに停止
される。
号により電磁石33への通電が解除され電磁石3
3の吸引力がなくなり、作動部材32の付勢力が
なくなるため伝達歯車29はコイルばね31のば
ね力により作動部材32とともに軸28上をブレ
ーキ部材30側へと移動する。そしてその三角歯
29bがブレーキ部材30の三角歯30aと噛合
つて伝達歯車29が確実に停止し、バツクボトム
ローラ19も停止しスライバの供給が直ちに停止
される。
結束紡績装置のように紡出速度及びスライバ供
給速度が高速の場合には、糸切れ時にはスライバ
の供給を直ちに停止しないとスライバがローラに
巻付き短時間で周囲の部品を破損したりボトムロ
ーラを変形させるおそれがある。従来装置におい
ては糸切れ検知器及びクラツチ動作回路の故障又
は断線時等クラツチ機構への通電不能の場合に
は、クラツチが接続状態に保持されスライバの供
給が停止されないため、糸切れが生じた際に機台
の破損にいたるというおそれがある。これに対し
てこの考案の装置では前記回路の故障又は断線等
によりクラツチ機構が通電状態とならない場合す
なわち電磁石33が励磁されないときには、伝達
歯車29がコイルばね31によりブレーキ部材3
0に係合する状態に保持されてバツクボトムロー
ラ19が停止するので従来装置と異なり部品の破
損等を引起こすおそれは全くない。
給速度が高速の場合には、糸切れ時にはスライバ
の供給を直ちに停止しないとスライバがローラに
巻付き短時間で周囲の部品を破損したりボトムロ
ーラを変形させるおそれがある。従来装置におい
ては糸切れ検知器及びクラツチ動作回路の故障又
は断線時等クラツチ機構への通電不能の場合に
は、クラツチが接続状態に保持されスライバの供
給が停止されないため、糸切れが生じた際に機台
の破損にいたるというおそれがある。これに対し
てこの考案の装置では前記回路の故障又は断線等
によりクラツチ機構が通電状態とならない場合す
なわち電磁石33が励磁されないときには、伝達
歯車29がコイルばね31によりブレーキ部材3
0に係合する状態に保持されてバツクボトムロー
ラ19が停止するので従来装置と異なり部品の破
損等を引起こすおそれは全くない。
通電時にクラツチの接続が切離されてブレーキ
力が作用する従来型のクラツチと、本願考案の通
電時にクラツチが接続される場合のクラツチの特
性図を第5図a,bに示す。この図から明らかな
ように、同一吸引力を持つ電磁石33を使用した
場合に従来型のクラツチにおいてはブレーキ力が
クラツチ力(クラツチの伝達トルク)よりも大幅
に大きな値となる。クラツチで必要な伝達トルク
すなわちクラツチ力の値はスライバをドラフトす
る力から所定の値となるように設定されるが、前
記従来型のクラツチを使用した場合には所定のク
ラツチ力を得るとブレーキ力が必要以上に大きく
なる。これに対して本願考案のクラツチ機構の場
合にはブレーキ力としてスライバの供給停止時に
おける切断力に必要な力だけを与えてもクラツチ
伝達力として所定の値以上の充分な力が得られる
ため、スプリング力及び電磁石の使用電力を小さ
くすることが可能となり装置をコンパクトにする
ことができる。
力が作用する従来型のクラツチと、本願考案の通
電時にクラツチが接続される場合のクラツチの特
性図を第5図a,bに示す。この図から明らかな
ように、同一吸引力を持つ電磁石33を使用した
場合に従来型のクラツチにおいてはブレーキ力が
クラツチ力(クラツチの伝達トルク)よりも大幅
に大きな値となる。クラツチで必要な伝達トルク
すなわちクラツチ力の値はスライバをドラフトす
る力から所定の値となるように設定されるが、前
記従来型のクラツチを使用した場合には所定のク
ラツチ力を得るとブレーキ力が必要以上に大きく
なる。これに対して本願考案のクラツチ機構の場
合にはブレーキ力としてスライバの供給停止時に
おける切断力に必要な力だけを与えてもクラツチ
伝達力として所定の値以上の充分な力が得られる
ため、スプリング力及び電磁石の使用電力を小さ
くすることが可能となり装置をコンパクトにする
ことができる。
一方、自動糸継ぎ機により糸継を行う場合に
は、スライバの供給タイミングが重要であり、糸
継ぎの継節の品質(長さ、太さ)はスライバの供
給タイミングに大きく左右される。糸品質を一定
水準以上に保つためには継節の長さを数cm以下に
管理する必要があり、それを達成するためにはク
ラツチの連結時間のばらつきを数mmsecに押える
必要がある。従来のクラツチのようにスプリング
の復帰力による消極的な接続方法では第6図に破
線で示すように接続完了までの時間が長く50mm
sec程度のタイミングのずれが発生していた。こ
れに対して本願考案の装置ではクラツチの接続を
電磁石により積極的に行うため第6図に実線で示
すように連結速度が速くなるとともにばらつきも
少なくなり、糸継ぎを良好に行うことができる。
又、紡出糸の種類により糸継ぎタイミングを変更
する必要があるが、電磁石の励磁電圧の変更によ
り容易に対応できる。
は、スライバの供給タイミングが重要であり、糸
継ぎの継節の品質(長さ、太さ)はスライバの供
給タイミングに大きく左右される。糸品質を一定
水準以上に保つためには継節の長さを数cm以下に
管理する必要があり、それを達成するためにはク
ラツチの連結時間のばらつきを数mmsecに押える
必要がある。従来のクラツチのようにスプリング
の復帰力による消極的な接続方法では第6図に破
線で示すように接続完了までの時間が長く50mm
sec程度のタイミングのずれが発生していた。こ
れに対して本願考案の装置ではクラツチの接続を
電磁石により積極的に行うため第6図に実線で示
すように連結速度が速くなるとともにばらつきも
少なくなり、糸継ぎを良好に行うことができる。
又、紡出糸の種類により糸継ぎタイミングを変更
する必要があるが、電磁石の励磁電圧の変更によ
り容易に対応できる。
この実施例の装置においてはクラツチ機構とし
て三角歯による噛合クラツチが使用され、ブレー
キ機構も三角歯同士が噛合う構成となつているた
め、クラツチ機構あるいはブレーキ機構に歯車の
グリースが付着した場合にも何等支障なく回転力
の伝達あるいは切離し作用が行われる。又、クラ
ツチ機構、ブレーキ機構及び歯車等がケース20
内に収容されているため風綿等がクラツチ機構あ
るいは歯車部に堆積し駆動力の伝達に支承をきた
すということが防止される。
て三角歯による噛合クラツチが使用され、ブレー
キ機構も三角歯同士が噛合う構成となつているた
め、クラツチ機構あるいはブレーキ機構に歯車の
グリースが付着した場合にも何等支障なく回転力
の伝達あるいは切離し作用が行われる。又、クラ
ツチ機構、ブレーキ機構及び歯車等がケース20
内に収容されているため風綿等がクラツチ機構あ
るいは歯車部に堆積し駆動力の伝達に支承をきた
すということが防止される。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、コイルばね31に代えて板ば
ねを使用したり、駆動歯車27を2錘共通にせず
に各錘毎に設けたり、ブレーキ部材30に三角歯
の代わりにブレーキシユーを設け伝達歯車29側
にも三角歯29bに代えて摩擦部材を設ける等こ
の考案の趣旨を逸脱しない範囲において各部の形
状、構成等を任意に変更することも可能である。
ではなく、例えば、コイルばね31に代えて板ば
ねを使用したり、駆動歯車27を2錘共通にせず
に各錘毎に設けたり、ブレーキ部材30に三角歯
の代わりにブレーキシユーを設け伝達歯車29側
にも三角歯29bに代えて摩擦部材を設ける等こ
の考案の趣旨を逸脱しない範囲において各部の形
状、構成等を任意に変更することも可能である。
考案の効果
以上詳述したように、この考案によればバツク
ボトムローラへの駆動力の伝達及び切り放しを行
うクラツチ、ブレーキ装置として、ブレーキ側に
ばねにより押圧付勢されてクラツチ側との接続が
切離され、通電時に電磁石の吸引力によりクラツ
チが接続されてバツクボトムローラが駆動される
ので、糸切れ検知器及びクラツチ、ブレーキ動作
回路の故障あるいは断線時にはクラツチの接続が
切離されてスライバの供給が直ちに停止されるか
あるいは始めからスライバの供給が行われないた
め、糸切れにも拘らずスライバが供給されてロー
ラに巻付くことにより機台の破損に至るという不
都合を確実に回避することができる。又、電磁石
の吸引力を小さくしても所定のクラツチ伝達トル
クを得ることができるので、装置をコンパクトに
することができる。さらに、クラツチの接続が電
磁石の吸引力により積極的に行われるため、クラ
ツチ連結速度が速くなり又連結時間のばらつきも
小さくなり、自動糸継ぎ機による糸継ぎ時の継節
の品質が一定状態に保たれ糸品質が安定するとい
う優れた効果を奏する。
ボトムローラへの駆動力の伝達及び切り放しを行
うクラツチ、ブレーキ装置として、ブレーキ側に
ばねにより押圧付勢されてクラツチ側との接続が
切離され、通電時に電磁石の吸引力によりクラツ
チが接続されてバツクボトムローラが駆動される
ので、糸切れ検知器及びクラツチ、ブレーキ動作
回路の故障あるいは断線時にはクラツチの接続が
切離されてスライバの供給が直ちに停止されるか
あるいは始めからスライバの供給が行われないた
め、糸切れにも拘らずスライバが供給されてロー
ラに巻付くことにより機台の破損に至るという不
都合を確実に回避することができる。又、電磁石
の吸引力を小さくしても所定のクラツチ伝達トル
クを得ることができるので、装置をコンパクトに
することができる。さらに、クラツチの接続が電
磁石の吸引力により積極的に行われるため、クラ
ツチ連結速度が速くなり又連結時間のばらつきも
小さくなり、自動糸継ぎ機による糸継ぎ時の継節
の品質が一定状態に保たれ糸品質が安定するとい
う優れた効果を奏する。
第1〜6図はこの考案を具体化した一実施例を
示すものであつて第1図は要部断面図、第2図は
一部省略平面図、第3図は第2図のA−A線拡大
断面図、第4図は第2図のB−B線拡大断面図、
第5図aは従来型クラツチの特性図、第5図bは
本願考案のクラツチの特性図、第6図はクラツチ
連結時におけるボトムローラの速度変化を示す線
図、第7図は従来装置を示す概略平面図である。 バツクボトムローラ駆動軸……15、バツクボ
トムローラ……19、バツクボトムローラ軸……
19a、ケース……20、被動歯車……25、歯
車……26、駆動歯車……27、クラツチ機構と
しての三角歯……27a,29a、伝達歯車……
29、ブレーキ部材……30、係合部としての三
角歯……29b、コイルばね……31、電磁石…
…33。
示すものであつて第1図は要部断面図、第2図は
一部省略平面図、第3図は第2図のA−A線拡大
断面図、第4図は第2図のB−B線拡大断面図、
第5図aは従来型クラツチの特性図、第5図bは
本願考案のクラツチの特性図、第6図はクラツチ
連結時におけるボトムローラの速度変化を示す線
図、第7図は従来装置を示す概略平面図である。 バツクボトムローラ駆動軸……15、バツクボ
トムローラ……19、バツクボトムローラ軸……
19a、ケース……20、被動歯車……25、歯
車……26、駆動歯車……27、クラツチ機構と
しての三角歯……27a,29a、伝達歯車……
29、ブレーキ部材……30、係合部としての三
角歯……29b、コイルばね……31、電磁石…
…33。
Claims (1)
- バツクローラを1錘毎に駆動可能に配設し、全
錘共通のバツクボトムローラ駆動軸に設けた歯車
に噛合して駆動される駆動歯車側面と、該駆動歯
車と同軸上に回転自在かつ軸方向への移動可能に
支承されてバツクボトムローラ軸に設けられた被
動歯車と噛合する伝達歯車の側面との間にクラツ
チ機構を設け、前記伝達歯車の他側には固定のブ
レーキ部材と係合可能な係合部を設けるとともに
該係合部が前記ブレーキ部材と係合する状態に前
記伝達歯車を付勢するばねを設け、通電時に前記
ばねの付勢力に抗して前記伝達歯車をクラツチ接
続状態に保持する電磁石を設けたローラドラフト
装置へのスライバ供給、停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985067221U JPH043010Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985067221U JPH043010Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61183979U JPS61183979U (ja) | 1986-11-17 |
| JPH043010Y2 true JPH043010Y2 (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=30600842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985067221U Expired JPH043010Y2 (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH043010Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH043011Y2 (ja) * | 1989-05-06 | 1992-01-31 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59223323A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-15 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 紡機のドラフト装置 |
-
1985
- 1985-05-07 JP JP1985067221U patent/JPH043010Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61183979U (ja) | 1986-11-17 |
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