JPH0430203Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430203Y2 JPH0430203Y2 JP1986033173U JP3317386U JPH0430203Y2 JP H0430203 Y2 JPH0430203 Y2 JP H0430203Y2 JP 1986033173 U JP1986033173 U JP 1986033173U JP 3317386 U JP3317386 U JP 3317386U JP H0430203 Y2 JPH0430203 Y2 JP H0430203Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- horizontal needle
- air pipe
- plate
- roller
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は枚葉印刷機において、給紙装置で差板
上へ送り出されて差板先端部の見当装置で天地、
左右方向に見当を合わせられる紙を、波打たない
ように緊張させる紙張り装置に関するものであ
る。
上へ送り出されて差板先端部の見当装置で天地、
左右方向に見当を合わせられる紙を、波打たない
ように緊張させる紙張り装置に関するものであ
る。
枚葉印刷機において、給紙装置の紙積台上に積
載された紙は、サツカ装置によつて上層のものか
ら1枚ずつ吸引されて前方へ移送され、回転する
上下の紙送りローラで捕捉されてフイーダボード
上へ送り出されたのち、フイーダボード上の紙送
りテープで差板上へ送り出される。そして、差板
の先端部には、送り出され紙の先端を当接させて
天地方向の見当を合わせる前当てと、紙の一側端
部を上下の回転ローラでゲージに当てるように引
込んで左右方向の見当を合わせる横針装置とが設
けられている。こうして見当を合わせられた紙
は、スイング装置または給紙胴の爪で紙端を咥え
られて搬送され、印刷胴の爪に咥え替えられて搬
送されながらその紙面に印刷が施される。
載された紙は、サツカ装置によつて上層のものか
ら1枚ずつ吸引されて前方へ移送され、回転する
上下の紙送りローラで捕捉されてフイーダボード
上へ送り出されたのち、フイーダボード上の紙送
りテープで差板上へ送り出される。そして、差板
の先端部には、送り出され紙の先端を当接させて
天地方向の見当を合わせる前当てと、紙の一側端
部を上下の回転ローラでゲージに当てるように引
込んで左右方向の見当を合わせる横針装置とが設
けられている。こうして見当を合わせられた紙
は、スイング装置または給紙胴の爪で紙端を咥え
られて搬送され、印刷胴の爪に咥え替えられて搬
送されながらその紙面に印刷が施される。
ところが、従来の枚葉印刷機においては、上記
差板の左右両側に設けられている横針装置を、例
えば表刷りのときには左側、裏刷りのときには右
側というように常に片側だけしか使用せず紙の片
側が無保持であるために、紙が左右方向へ緊張さ
れずにたるんで波打つことがあり、このまゝ印刷
装置へ供給されることによつて見当不良などの印
刷障害が発生するという問題があつた。これは近
年、印刷が多様化されて経費節減などのために紙
厚の薄い軽量紙と呼ばれる紙を用いることが多く
なつた現況において特に問題となつている。
差板の左右両側に設けられている横針装置を、例
えば表刷りのときには左側、裏刷りのときには右
側というように常に片側だけしか使用せず紙の片
側が無保持であるために、紙が左右方向へ緊張さ
れずにたるんで波打つことがあり、このまゝ印刷
装置へ供給されることによつて見当不良などの印
刷障害が発生するという問題があつた。これは近
年、印刷が多様化されて経費節減などのために紙
厚の薄い軽量紙と呼ばれる紙を用いることが多く
なつた現況において特に問題となつている。
このような問題点を解決するために本考案にお
いては、紙の走行経路内に位置して左右の各横針
装置に設けた紙受け板上面に開口する複数個のエ
ア吸引孔を備えた左右一対のダクトを設け、各ダ
クトと吸引エア源との間をエア管で接続してこの
エア管内に開閉弁と切替弁とを設けた。
いては、紙の走行経路内に位置して左右の各横針
装置に設けた紙受け板上面に開口する複数個のエ
ア吸引孔を備えた左右一対のダクトを設け、各ダ
クトと吸引エア源との間をエア管で接続してこの
エア管内に開閉弁と切替弁とを設けた。
一方の横針装置を作動状態にし、他方の非作動
側横針装置を紙サイズに合わせて紙端が紙受け板
上を通過する位置まで寄せたのち、切替弁を非作
動側に切換えて印刷作業を開始すると、給紙装置
で差板上に送り出された紙の先端が前当てに当つ
て天地方向の見当を合わせられる。これより一瞬
遅れて開閉弁が開き紙受け板のエア吸引孔からエ
アを吸引することにより紙端を紙受け板に吸着さ
せる。このとき他方の横針装置は紙端を上下のロ
ーラで引きつける動作を間欠的に繰返しているの
で、紙は左右方向に張られた状態でゲージに当つ
て左右方向の見当が合わせられる。この状態で前
当てが退去すると同時にスイング装置の爪が紙の
先端を咥えて印刷ユニツトへ搬送する。
側横針装置を紙サイズに合わせて紙端が紙受け板
上を通過する位置まで寄せたのち、切替弁を非作
動側に切換えて印刷作業を開始すると、給紙装置
で差板上に送り出された紙の先端が前当てに当つ
て天地方向の見当を合わせられる。これより一瞬
遅れて開閉弁が開き紙受け板のエア吸引孔からエ
アを吸引することにより紙端を紙受け板に吸着さ
せる。このとき他方の横針装置は紙端を上下のロ
ーラで引きつける動作を間欠的に繰返しているの
で、紙は左右方向に張られた状態でゲージに当つ
て左右方向の見当が合わせられる。この状態で前
当てが退去すると同時にスイング装置の爪が紙の
先端を咥えて印刷ユニツトへ搬送する。
第1図ないし第4図は本考案に係る枚葉印刷機
の紙張り装置の実施例を示し、第1図はその給紙
装置側から見た正面図、第2図は平面図、第3図
は紙を吸引している側の横針装置を紙張り装置と
の拡大正面図、第4図は同じく平面図である。図
において左右の機台フレーム1間には、フイーダ
ボード2が図示しない給紙装置の前方に位置し緩
やかに傾斜して支架されており、このフイーダボ
ード2の上方には、給紙装置から1枚ずつ送り出
された紙3を送りころなどとの間で狭持して搬送
する複数個の紙送りテープ4が機幅方向に並列し
て張架されている。フイーダボード2の前方に位
置して機台フレーム1間に支架された角ステー5
上には、機幅方向へ複数個に分割された後部差板
6が支持されており、後述する横針装置9の紙サ
イズ変更による移動にしたがつて、この後部差板
6の何個かが着脱されるように構成されている。
さらに、後部差板6の前方には、固定式の差板7
が、左右の機台フレーム1側に支持されやゝ傾斜
して架設されており、この差板7の前端縁には複
数個の切溝7aが機幅方向に並列して設けられて
いる。8はフイーダボード2側から送り込まれる
紙3の先端を当接させて天地方向へ見当を合わせ
る複数個の前当てであつて、下方の軸に基端部を
固定されており、図示しないスイング装置の爪が
紙3の端を咥えて搬送するときには、この前当て
8が軸の回転により図示の位置から斜め下方へ退
去するように構成されている。
の紙張り装置の実施例を示し、第1図はその給紙
装置側から見た正面図、第2図は平面図、第3図
は紙を吸引している側の横針装置を紙張り装置と
の拡大正面図、第4図は同じく平面図である。図
において左右の機台フレーム1間には、フイーダ
ボード2が図示しない給紙装置の前方に位置し緩
やかに傾斜して支架されており、このフイーダボ
ード2の上方には、給紙装置から1枚ずつ送り出
された紙3を送りころなどとの間で狭持して搬送
する複数個の紙送りテープ4が機幅方向に並列し
て張架されている。フイーダボード2の前方に位
置して機台フレーム1間に支架された角ステー5
上には、機幅方向へ複数個に分割された後部差板
6が支持されており、後述する横針装置9の紙サ
イズ変更による移動にしたがつて、この後部差板
6の何個かが着脱されるように構成されている。
さらに、後部差板6の前方には、固定式の差板7
が、左右の機台フレーム1側に支持されやゝ傾斜
して架設されており、この差板7の前端縁には複
数個の切溝7aが機幅方向に並列して設けられて
いる。8はフイーダボード2側から送り込まれる
紙3の先端を当接させて天地方向へ見当を合わせ
る複数個の前当てであつて、下方の軸に基端部を
固定されており、図示しないスイング装置の爪が
紙3の端を咥えて搬送するときには、この前当て
8が軸の回転により図示の位置から斜め下方へ退
去するように構成されている。
次に後部差板6の両側に設けられた前記左右の
横針装置9について説明する。すなわち、左右の
機台フレーム1間には、カツプリング10で原動
側の軸と連結されて回転するカム軸11が前記角
ステー5の下方に位置して軸架されており、左右
の横針装置9は、互に全く対称形に形成されてい
て、左右のフレーム1にそれぞれ近接しカム軸1
1と角ステー5とで支持されている。13は正面
視をL字状に形成された紙受け台であつて、角ス
テー5に角孔を貫通させて紙幅方向へ移動調節自
在に固定されており、また、カム軸11には、両
端面外周部にカム面14a,14bを備えたカム
14の内輪が固定されていてこのカム14の外輪
は紙受け台13の円形ボス13aに嵌着固定され
ている。15は外周の一部を紙受け台13の紙受
け板13bに設けた孔に係入させて紙受け台13
の軸受部で軸支された紙受けころであつて上端が
紙受け板13bの表面と同高となるように位置さ
れており、その外周部には、カム面14bに対接
するころ16が枢着されている。ころ16の枢軸
と紙受け台13側に設けたばね掛け17との間に
は、ころ16をカム面14bに圧接させる引張り
ばね18が張架されており、カム軸11とともに
カム14が回転することにより、紙受けころ15
が引張りばね18を伸縮させながら図に矢印Aで
示す方向へ所定周期で往復回動するように構成さ
れている。また、紙受け台13に設けられた軸受
け部13cには、水平状のころアーム19は三叉
状のカムレバー20とが前後に同位相となつて回
動自在に枢支されており、ころアーム18の遊端
部に枢着された押えころ21は、紙受けころ15
の真上に位置してこれに対接されている。また、
カムレバー20の下端部に枢着されたころ22
は、カム14のカム面14aに対接されている。
ころアーム19とカムレバー20との間には、こ
れらを互いに反対方向へ回動させるように弾発す
る圧縮コイルばね23が介装されているととも
に、ころアーム19には、この弾発による回動を
規制するつまみ付きのボルト24が先端をカムレ
バー20に当接させて回動調節自在に螺入されて
おり、これには回動調節位置で固定するナツト2
5が螺合されている。26はころアーム19に螺
入されて圧縮コイルばね23の弾発力を調整する
ボルトであり、27はボルト26を調節位置で固
定するナツトである。また、28はころ19に螺
入されて先端部をカムレバー20の孔に係入され
たガイドボルトであつて、これには固定用のナツ
ト29が螺合されている。そして、カムレバー2
0の水平遊端部下方には、圧縮コイルばね30が
紙受け台13の孔に装填されており、ころ22を
カム面14aに圧接させる方向の回動力をカムレ
バー20に付勢している。一方、ころアーム19
の先端部には、紙受け台13の紙受け板13bと
対接する押え板31が一体形成されており、紙送
りテープ4で後部差板6へ送り出された紙3は開
放している押え板31と紙受け板13bとの間へ
挿入される。33はかみ3の側端縁を当接させて
左右方向の見分けを揃えるゲージである。さら
に、第3図では図示を省略したが、第4図に示す
ように角ステー5には直方体状に形成されたブロ
ツク34がつまみ付きのボトル35で移動調節自
在に固定されており、またこのブロツク34の隣
接位置には、別のブロツク36がつまみ付きのボ
ルト37で前記紙受け台13とともに移動調節自
在に固定されている。そして、紙3のサイズが変
つたときには、ボルト35,37を弛め、横針装
置9全体を角ステー5上で移動させて概略の位置
決めをしたのち、ボルト35を締め、両ブロツク
34,36を連結して設けた左右ねじ付きの微調
整装置38で微調節したのち、ボルト37を締め
て固定するように構成されている。そして、反対
側の横針装置9も以上説明した横針装置9と対称
状に形状されているだけであつて構成は全く同じ
である。
横針装置9について説明する。すなわち、左右の
機台フレーム1間には、カツプリング10で原動
側の軸と連結されて回転するカム軸11が前記角
ステー5の下方に位置して軸架されており、左右
の横針装置9は、互に全く対称形に形成されてい
て、左右のフレーム1にそれぞれ近接しカム軸1
1と角ステー5とで支持されている。13は正面
視をL字状に形成された紙受け台であつて、角ス
テー5に角孔を貫通させて紙幅方向へ移動調節自
在に固定されており、また、カム軸11には、両
端面外周部にカム面14a,14bを備えたカム
14の内輪が固定されていてこのカム14の外輪
は紙受け台13の円形ボス13aに嵌着固定され
ている。15は外周の一部を紙受け台13の紙受
け板13bに設けた孔に係入させて紙受け台13
の軸受部で軸支された紙受けころであつて上端が
紙受け板13bの表面と同高となるように位置さ
れており、その外周部には、カム面14bに対接
するころ16が枢着されている。ころ16の枢軸
と紙受け台13側に設けたばね掛け17との間に
は、ころ16をカム面14bに圧接させる引張り
ばね18が張架されており、カム軸11とともに
カム14が回転することにより、紙受けころ15
が引張りばね18を伸縮させながら図に矢印Aで
示す方向へ所定周期で往復回動するように構成さ
れている。また、紙受け台13に設けられた軸受
け部13cには、水平状のころアーム19は三叉
状のカムレバー20とが前後に同位相となつて回
動自在に枢支されており、ころアーム18の遊端
部に枢着された押えころ21は、紙受けころ15
の真上に位置してこれに対接されている。また、
カムレバー20の下端部に枢着されたころ22
は、カム14のカム面14aに対接されている。
ころアーム19とカムレバー20との間には、こ
れらを互いに反対方向へ回動させるように弾発す
る圧縮コイルばね23が介装されているととも
に、ころアーム19には、この弾発による回動を
規制するつまみ付きのボルト24が先端をカムレ
バー20に当接させて回動調節自在に螺入されて
おり、これには回動調節位置で固定するナツト2
5が螺合されている。26はころアーム19に螺
入されて圧縮コイルばね23の弾発力を調整する
ボルトであり、27はボルト26を調節位置で固
定するナツトである。また、28はころ19に螺
入されて先端部をカムレバー20の孔に係入され
たガイドボルトであつて、これには固定用のナツ
ト29が螺合されている。そして、カムレバー2
0の水平遊端部下方には、圧縮コイルばね30が
紙受け台13の孔に装填されており、ころ22を
カム面14aに圧接させる方向の回動力をカムレ
バー20に付勢している。一方、ころアーム19
の先端部には、紙受け台13の紙受け板13bと
対接する押え板31が一体形成されており、紙送
りテープ4で後部差板6へ送り出された紙3は開
放している押え板31と紙受け板13bとの間へ
挿入される。33はかみ3の側端縁を当接させて
左右方向の見分けを揃えるゲージである。さら
に、第3図では図示を省略したが、第4図に示す
ように角ステー5には直方体状に形成されたブロ
ツク34がつまみ付きのボトル35で移動調節自
在に固定されており、またこのブロツク34の隣
接位置には、別のブロツク36がつまみ付きのボ
ルト37で前記紙受け台13とともに移動調節自
在に固定されている。そして、紙3のサイズが変
つたときには、ボルト35,37を弛め、横針装
置9全体を角ステー5上で移動させて概略の位置
決めをしたのち、ボルト35を締め、両ブロツク
34,36を連結して設けた左右ねじ付きの微調
整装置38で微調節したのち、ボルト37を締め
て固定するように構成されている。そして、反対
側の横針装置9も以上説明した横針装置9と対称
状に形状されているだけであつて構成は全く同じ
である。
以上のように構成されていることにより、給紙
が開始されてカム軸11が回転するとカム14が
回転し、カム面14bによりカム14の1回転に
つき1往復の割で紙受けころ15が矢印A方向に
往復移動する。またカムレバー20がカム面14
aの作用によりカム14の1回転につき1往復の
割で圧縮コイルばね30を伸縮させながら往復回
動し、圧縮コイルばね23の弾発力でボルト24
をカムレバー20に当接させたころアーム19も
一体となつて揺動する。したがつて押えころ21
が紙受けころ15に対して対接したり離間したり
するように昇降する。そして、押えころ21が上
昇していて押え板31と紙受け板13bとが開い
ているときに紙3が後部差板6上へ送り込まれて
きて押え板31と紙受け板13bとの間へ挿入さ
れると同時に押えころ21が下降し、紙受けころ
15が図の反時計方向へ回動するので、紙3は両
方のころ21,15に挾持されて図の左方へ移動
し、端縁をゲージ33に当接させて左右方向の見
当が合わせられる。
が開始されてカム軸11が回転するとカム14が
回転し、カム面14bによりカム14の1回転に
つき1往復の割で紙受けころ15が矢印A方向に
往復移動する。またカムレバー20がカム面14
aの作用によりカム14の1回転につき1往復の
割で圧縮コイルばね30を伸縮させながら往復回
動し、圧縮コイルばね23の弾発力でボルト24
をカムレバー20に当接させたころアーム19も
一体となつて揺動する。したがつて押えころ21
が紙受けころ15に対して対接したり離間したり
するように昇降する。そして、押えころ21が上
昇していて押え板31と紙受け板13bとが開い
ているときに紙3が後部差板6上へ送り込まれて
きて押え板31と紙受け板13bとの間へ挿入さ
れると同時に押えころ21が下降し、紙受けころ
15が図の反時計方向へ回動するので、紙3は両
方のころ21,15に挾持されて図の左方へ移動
し、端縁をゲージ33に当接させて左右方向の見
当が合わせられる。
このように動作する横針装置9は、これを作動
状態にする場合と非作動状態にする場合とがあ
る。すなわち、上記の動作で見当を合わせられて
表面に印刷した紙3を排紙部で積上げたのち、こ
れを引つくり返して裏面に印刷を施すような場合
には、見当合わせの基準となる側端縁が上記とは
反対側になるので、図に示す紙3の進行方向に向
つて左側の横針装置9を非作動状態にし、向つて
右側の横針装置を作動状態にする。この場合、押
えころ21が下降した位置でナツト25を弛めて
ボルト24を締めると、ころアーム19が圧縮コ
イルばね23を圧縮させながら反時計方向へ回動
し、押えころ21が紙受けころ15から離れるよ
うに上昇する。こうしたのちナツト25を締めて
ボルト24を固定する。これによつてカム14が
回転しても、押えころ21は浮き上がつた位置で
上下動するだけであつて、紙3を挾持しなくなり
非作動状態となる。そして反対側の横針装置を上
記の逆動作により非作動状態から作動状態にす
る。
状態にする場合と非作動状態にする場合とがあ
る。すなわち、上記の動作で見当を合わせられて
表面に印刷した紙3を排紙部で積上げたのち、こ
れを引つくり返して裏面に印刷を施すような場合
には、見当合わせの基準となる側端縁が上記とは
反対側になるので、図に示す紙3の進行方向に向
つて左側の横針装置9を非作動状態にし、向つて
右側の横針装置を作動状態にする。この場合、押
えころ21が下降した位置でナツト25を弛めて
ボルト24を締めると、ころアーム19が圧縮コ
イルばね23を圧縮させながら反時計方向へ回動
し、押えころ21が紙受けころ15から離れるよ
うに上昇する。こうしたのちナツト25を締めて
ボルト24を固定する。これによつてカム14が
回転しても、押えころ21は浮き上がつた位置で
上下動するだけであつて、紙3を挾持しなくなり
非作動状態となる。そして反対側の横針装置を上
記の逆動作により非作動状態から作動状態にす
る。
以上のように動作する横針装置9には、これで
引込まれる紙3の反対側を吸引して紙3を張らせ
る紙張り装置が設けられている。すなわち、左右
の横針装置9の紙受け板13bの裏面には、平面
視短冊形の箱状に形成されたダクト41が固定さ
れており、各ダクト41には、紙受け板13bの
上面へ開口する複数個のエア吸引孔42が前後に
並列して設けられている。これら左右の各ダクト
41の底面中央部のホース孔には、可撓性を有す
るホース43,44が接続されており、これらの
ホース43,44は、片側のフレーム1方向に延
設されている。一方、フレーム1側には、吸引エ
ア源としての真空ポンプ45が設けられており、
この真空ポンプ45には、エア管46が接続され
ている。そして、このエア管46と両方のホース
43,44とは、切替弁47を介して接続されて
おり、この切替弁47を第3図に実線と鎖線とで
示すように切替えることによりエア管46がホー
ス43側とホース44側とに選択的に連通される
ように構成されている。また、エア管46内には
所定のタイミングで開閉する開閉弁としてのタイ
ミングバルブ48が設けられており、機械の1回
転につき1回ずつ開閉し、紙3が横針装置9で引
き込まれる直前に開いて、横針装置9が紙3を引
き込みから開放すると同時に閉じるように構成さ
れている。
引込まれる紙3の反対側を吸引して紙3を張らせ
る紙張り装置が設けられている。すなわち、左右
の横針装置9の紙受け板13bの裏面には、平面
視短冊形の箱状に形成されたダクト41が固定さ
れており、各ダクト41には、紙受け板13bの
上面へ開口する複数個のエア吸引孔42が前後に
並列して設けられている。これら左右の各ダクト
41の底面中央部のホース孔には、可撓性を有す
るホース43,44が接続されており、これらの
ホース43,44は、片側のフレーム1方向に延
設されている。一方、フレーム1側には、吸引エ
ア源としての真空ポンプ45が設けられており、
この真空ポンプ45には、エア管46が接続され
ている。そして、このエア管46と両方のホース
43,44とは、切替弁47を介して接続されて
おり、この切替弁47を第3図に実線と鎖線とで
示すように切替えることによりエア管46がホー
ス43側とホース44側とに選択的に連通される
ように構成されている。また、エア管46内には
所定のタイミングで開閉する開閉弁としてのタイ
ミングバルブ48が設けられており、機械の1回
転につき1回ずつ開閉し、紙3が横針装置9で引
き込まれる直前に開いて、横針装置9が紙3を引
き込みから開放すると同時に閉じるように構成さ
れている。
以上のように構成された紙張り装置の動作を、
裏刷りの場合を例にとつて説明する。裏刷りの場
合、給紙装置側から見て向つて右側の横針装置9
を作動状態にし、向つて左側の横針装置9を、前
述した操作によつて非作動状態にする。また紙サ
イズにしたがいボルト35,37を弛めて両側の
横針装置9を移動する。この場合、作動側の横針
装置9はゲージ33の位置が正しい位置になるよ
うにして固定し、また、非作動側の横針装置9は
紙3の端縁部が紙受け板13bの上を通過するよ
うに位置決めして固定する。紙張り装置の切替弁
47は、エア管46とホース43とが連通するよ
うに第3図の実線位置に切替える。こうしたの
ち、印刷作業を開始すると、給紙装置でフイーダ
ボード2上に送り出された紙3は、紙送りテープ
4と送りころなどとで搬送され後部差板6を経て
差板7上へ送り出される。この場合、紙3は横針
装置9を通過するときに、入口側が上方へ反つて
いる押え板31と紙受け板13bとの間へ右端部
が進入して上下のころ21,15間を通過する
が、このとき紙受けころ15が矢印A方向に所定
角度ずつ往復回動しており、また押えころ21が
上下動しているので、紙3は上下のころ21,1
5でゲージ33に紙端が当接するまで引込まれて
左右の見当が合わせられ、これより一瞬早く紙3
の前端が前当て8に当接することによつて天地方
向の見当を合わせられる。横針装置9による見当
合わせに際しては、タイミングバルブ48のタイ
ミング規正により、上下のころ21,15が紙3
を引込む一瞬前にタイミングバルブ48が開き、
ホース43内が減圧されるので、エア吸引孔42
から大気が吸着され、紙受け板13b上を通過す
る紙3の左端部は紙受け板13bに吸着される。
したがつて作動側の横針装置9によつて右方へ引
込まれる紙3の左端が紙受け板13bによつて右
方への移動を係止され、紙3が波打つことがなく
強く張られる。紙3が前当て8に当接してからの
ち、押えころ21が次の上昇を開始すると、タイ
ミングバルブ48が閉じ、前当て8が切溝7aか
ら斜め下方へ退去する。このときスイング装置の
爪が紙3の前端を咥えて搬送し印刷装置へ供給す
る。このとき紙3が緊張状態で印刷装置へ供給さ
れて印刷が施されるので、見当不良などの印刷障
害が発生しない。
裏刷りの場合を例にとつて説明する。裏刷りの場
合、給紙装置側から見て向つて右側の横針装置9
を作動状態にし、向つて左側の横針装置9を、前
述した操作によつて非作動状態にする。また紙サ
イズにしたがいボルト35,37を弛めて両側の
横針装置9を移動する。この場合、作動側の横針
装置9はゲージ33の位置が正しい位置になるよ
うにして固定し、また、非作動側の横針装置9は
紙3の端縁部が紙受け板13bの上を通過するよ
うに位置決めして固定する。紙張り装置の切替弁
47は、エア管46とホース43とが連通するよ
うに第3図の実線位置に切替える。こうしたの
ち、印刷作業を開始すると、給紙装置でフイーダ
ボード2上に送り出された紙3は、紙送りテープ
4と送りころなどとで搬送され後部差板6を経て
差板7上へ送り出される。この場合、紙3は横針
装置9を通過するときに、入口側が上方へ反つて
いる押え板31と紙受け板13bとの間へ右端部
が進入して上下のころ21,15間を通過する
が、このとき紙受けころ15が矢印A方向に所定
角度ずつ往復回動しており、また押えころ21が
上下動しているので、紙3は上下のころ21,1
5でゲージ33に紙端が当接するまで引込まれて
左右の見当が合わせられ、これより一瞬早く紙3
の前端が前当て8に当接することによつて天地方
向の見当を合わせられる。横針装置9による見当
合わせに際しては、タイミングバルブ48のタイ
ミング規正により、上下のころ21,15が紙3
を引込む一瞬前にタイミングバルブ48が開き、
ホース43内が減圧されるので、エア吸引孔42
から大気が吸着され、紙受け板13b上を通過す
る紙3の左端部は紙受け板13bに吸着される。
したがつて作動側の横針装置9によつて右方へ引
込まれる紙3の左端が紙受け板13bによつて右
方への移動を係止され、紙3が波打つことがなく
強く張られる。紙3が前当て8に当接してからの
ち、押えころ21が次の上昇を開始すると、タイ
ミングバルブ48が閉じ、前当て8が切溝7aか
ら斜め下方へ退去する。このときスイング装置の
爪が紙3の前端を咥えて搬送し印刷装置へ供給す
る。このとき紙3が緊張状態で印刷装置へ供給さ
れて印刷が施されるので、見当不良などの印刷障
害が発生しない。
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば枚葉印刷機において左右の各横針装置の紙受
け板上面に開口する複数個のエア吸引孔を備えた
左右一対のダクトを設け、各ダクトと吸引エア源
との間をエア管で接続してこのエア管内に開閉弁
と切替弁を設けたことにより、切替弁を非作動側
横針装置へ切替え、非作動側横針装置の紙受け板
上を紙端部が通過するようにして紙を搬送しなが
ら作動側の横針装置を作動させると、開閉弁が開
いて紙端部が紙受け板に吸着するように吸引され
るので横針装置で見当合わせ中の紙が波打つこと
なく緊張し、このまゝ印刷装置へ搬送されても見
当不良などの印刷障害が発生せず、印刷物の品質
が向上する。
れば枚葉印刷機において左右の各横針装置の紙受
け板上面に開口する複数個のエア吸引孔を備えた
左右一対のダクトを設け、各ダクトと吸引エア源
との間をエア管で接続してこのエア管内に開閉弁
と切替弁を設けたことにより、切替弁を非作動側
横針装置へ切替え、非作動側横針装置の紙受け板
上を紙端部が通過するようにして紙を搬送しなが
ら作動側の横針装置を作動させると、開閉弁が開
いて紙端部が紙受け板に吸着するように吸引され
るので横針装置で見当合わせ中の紙が波打つこと
なく緊張し、このまゝ印刷装置へ搬送されても見
当不良などの印刷障害が発生せず、印刷物の品質
が向上する。
第1図ないし第4図は本考案に係る枚葉印刷機
の紙張り装置の実施例を示し、第1図はその給紙
装置側から見た正面図、第2図は平面図、第3図
は紙を吸引している側の横針装置と紙張り装置と
の拡大正面図、第4図は同じく平面図である。 2……フイーダボード、3……紙、4……紙送
りテープ、6……後部差板、7……差板、8……
前当て、9……横針装置、13……紙受け台、1
3b……紙受け板、15……紙受けころ、21…
…押えころ、33……ゲージ、41……ダクト、
42……エア吸引孔、43,44……ホース、4
5……真空ポンプ、46……エア管、47……切
替弁、48……タイミングバルブ。
の紙張り装置の実施例を示し、第1図はその給紙
装置側から見た正面図、第2図は平面図、第3図
は紙を吸引している側の横針装置と紙張り装置と
の拡大正面図、第4図は同じく平面図である。 2……フイーダボード、3……紙、4……紙送
りテープ、6……後部差板、7……差板、8……
前当て、9……横針装置、13……紙受け台、1
3b……紙受け板、15……紙受けころ、21…
…押えころ、33……ゲージ、41……ダクト、
42……エア吸引孔、43,44……ホース、4
5……真空ポンプ、46……エア管、47……切
替弁、48……タイミングバルブ。
Claims (1)
- 給紙装置と印刷ユニツトとの間に支架された差
板と、この差板の給紙方向に対する左右両側部に
配設されていずれか一方が選択的に使用され差板
上へ送り出される紙の左右方向の見当を合わせる
左右方向へ移動調節可能な一対の横針装置とを備
えた枚葉印刷機において、前記各横針装置に、前
記紙の側端部通過経路に位置する紙受け板と、こ
の紙受け板の上面に開口する複数個のエア吸引孔
を備えた左右一対のダクトとを設けてこれらのダ
クト吸引エア源との間をエア管で接続するととも
に、このエア管内に、前記横針装置の作動に同調
して所定のタイミングで開閉する開閉弁と、前記
一対のダクトのうちの横針装置を使用しない側の
ダクトを前記吸引エア源と接続させるように前記
エア管を切替える切替弁とを設けたことを特徴と
する枚葉印刷機の紙張り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986033173U JPH0430203Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986033173U JPH0430203Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62147642U JPS62147642U (ja) | 1987-09-18 |
| JPH0430203Y2 true JPH0430203Y2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=30840534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986033173U Expired JPH0430203Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0430203Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10005631B2 (en) | 2014-10-24 | 2018-06-26 | Bobst Mex Sa | Lateral positioning device for a sheet element |
| US10640314B2 (en) | 2016-05-30 | 2020-05-05 | Bobst Mex Sa | Detection system for detecting double sheets in a sheet element processing machine, and sheet element processing machine |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5918646A (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-31 | Toshiba Corp | ワイヤボンデイング装置 |
| JPS6047751U (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-04 | 三和製作株式会社 | 枚葉給紙機の押し、引き兼用横針装置 |
-
1986
- 1986-03-10 JP JP1986033173U patent/JPH0430203Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10005631B2 (en) | 2014-10-24 | 2018-06-26 | Bobst Mex Sa | Lateral positioning device for a sheet element |
| US10640314B2 (en) | 2016-05-30 | 2020-05-05 | Bobst Mex Sa | Detection system for detecting double sheets in a sheet element processing machine, and sheet element processing machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62147642U (ja) | 1987-09-18 |
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