JPH04306260A - 一液型rtvシリコ―ン組成物用接着促進系 - Google Patents

一液型rtvシリコ―ン組成物用接着促進系

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JPH04306260A
JPH04306260A JP3350503A JP35050391A JPH04306260A JP H04306260 A JPH04306260 A JP H04306260A JP 3350503 A JP3350503 A JP 3350503A JP 35050391 A JP35050391 A JP 35050391A JP H04306260 A JPH04306260 A JP H04306260A
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JP3350503A
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Gary Morgan Lucas
ゲイリー・モルガン・ルーカス
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Original Assignee
General Electric Co
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    • C08K5/00—Use of organic ingredients
    • C08K5/56—Organo-metallic compounds, i.e. organic compounds containing a metal-to-carbon bond
    • C08K5/57—Organo-tin compounds
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一液型で、スカベンジ
ャ―を含まない、アルコキシ硬化性の室温硬化型シリコ
―ンゴム組成物に係る。特に本発明は、一液型でアルコ
キシ硬化性の室温硬化型シリコ―ンゴム組成物のプライ
マ―を使用しない接着特性を改良する接着促進系に係る
。
【0002】
【従来の技術】一液型でアルコキシ硬化性の室温硬化型
(RTV)シリコ―ンゴム組成物用の接着促進剤は業界
で公知である。たとえば、ル―カス(Lucas)らの
米国特許第4,483,973号および第4,528,
353号ならびにアシュビ―(Ashby)らの米国特
許第4,506,058号を参照されたい。
【0003】ル―カス(Lucas)らの特許に開示さ
れている接着促進性(すなわち自己結合性)添加剤は、
アミノ、エ―テル、エポキシ、イソシアナト、シアノ、
アクリルオキシおよびアシルオキシの中から選択された
基によって官能化されたシランである。
【0004】アシュビ―(Ashby)らの特許に開示
されている接着促進性添加剤はビス‐シリル尿素化合物
である。
【0005】これらアシュビ―(Ashby)らの特許
とル―カス(Lucas)らの特許に開示されている接
着促進性化合物は有効ではあるが、RTVシリコ―ンゴ
ム組成物に改良されたプライマ―なしの接着特性を付与
する接着促進系を提供することが絶えず望まれている。
【0006】本発明の基礎となった発見は、シアノ官能
性のポリアルコキシシラン、イソシアナト官能性のポリ
アルコキシシラン、ならびに、モノアルキルシロキシ単
位、ジアルキルシロキシ単位およびトリアルキルシロキ
シ単位からなるポリシロキサン可塑化用流体(本明細書
中ではこの流体を「MDT」流体ということがある)を
組合わせると、一液型でアルコキシ硬化性のRTVシリ
コ―ンゴム組成物のプライマ―なしの接着特性に対して
相乗効果を示すということである。シアノ官能性ポリア
ルコキシシラン、イソシアナト官能性ポリアルコキシシ
ランおよびMDT流体を含有するRTVシリコ―ンゴム
組成物がもっている、プライマ―を使用しないときの接
着特性は、イソシアナト官能性アルコキシシランを含ま
ずシアノ官能性アルコキシシランとMDT流体を組合わ
せて含有するか、またはシアノ官能性アルコキシシラン
を含まずイソシアナト官能性アルコキシシランとMDT
流体を組合わせて含有するか、またはMDT流体を含ま
ずイソシアナト官能性アルコキシシランとシアノ官能性
アルコキシシランを組合わせて含有するRTVシリコ―
ンゴム組成物の特性より実質的に秀れている。
【0007】ポリアルコキシで末端停止したポリジオル
ガノシロキサン、スズ縮合触媒、接着促進剤およびMD
T流体を含有する一液型RTV組成物が、たとえばル―
カス(Lucas)らの米国特許第4,670,532
号、第4,593,085号、第4,755,578号
、第4,731,411号および第4,895,918
号に開示されている。これらの特許に開示されているR
TV組成物はいずれも、縮合触媒としてジカルボン酸ジ
アルキルスズを含有するスカベンジャ―含有組成物であ
る。 これらル―カス(Lucas)らの特許は、MDT流体
と、シアノ官能性アルコキシシランおよびイソシアナト
官能性アルコキシシランとの組合せを開示していないし
示唆もしていない。
【0008】ポリアルコキシで末端停止したポリジオル
ガノシロキサン、可塑剤、縮合触媒としてのジアルキル
スズ‐ビス‐ジケトナ―ト、および接着促進剤[これは
、シアノアルキルトリアルコキシシランと、N‐トリア
ルコキシシリルアルキルで置換されたアミドおよびイミ
ド、N‐モノ(トリアルコキシシリルアルキル)で置換
された尿素、トリアルコキシシリルアルキルイソシアヌ
レ―ト、ならびにモノ‐(N‐トリアルコキシシリルア
ルキル)アルキレンジアミンの中から選択される化合物
との組合せとすることができる]を含有し、スカベンジ
ャ―を含まない一液型RTV組成物が、たとえばウェン
グロビウス(Wengrovius)らの米国特許第4
,863,992号に開示されている。このウェングロ
ビウス(Wengrovius)らの特許に開示されて
いる可塑剤流体はMDT流体ではなく、トリアルキルシ
リルで末端が停止したポリジオルガノシロキサンである
。
【0009】
【発明の目的】本発明の主たる目的は、プライマ―を使
用しない接着特性が改良された貯蔵安定性でスカベンジ
ャ―を含まない一液型RTVシリコ―ン組成物を提供す
ることである。
【0010】本発明のもうひとつ別の目的は、一液型R
TVシリコ―ン組成物のプライマ―を使用しない接着特
性を改良する方法を提供することである。
【0011】これらの目的とその他の目的は本発明で達
成される。
【0012】
【発明の概要】本発明は、プライマ―を使用しないとき
の接着特性が改良された一液型室温硬化性シリコ―ンゴ
ム組成物を提供する。この組成物は以下の成分からなる
(部は重量による)。 (A)25℃で約100〜約1,000,000センチ
ポイズの粘度を有するポリジオルガノシロキサン100
部。ただし、各ポリマ―鎖末端のケイ素原子は少なくと
も2個のアルコキシ基で停止している。有機基はC(1
−15)の一価の炭化水素基である。 (B)次の一般式を有するジオルガノスズビスβ‐ジケ
トナ―ト縮合触媒の有効量。
【0013】
【化8】 ここで、R6 はC(1−18)の一価の炭化水素基お
よび置換された一価の炭化水素基の中から選択され、R
7 、R8 およびR9 は水素、R6 、OR6 、
−Si(R6 )3 、−OSi(R6 )3 、アリ
―ル、アシルおよびニトリルより成る群の中から選択さ
れる同一かまたは異なる一価の基である。 (C)次式を有するシアノ官能性のポリアルコキシシラ
ン約0.1〜約3部。
【0014】
【化9】 ここで、R3 とR4 は各々独立して、炭素原子を1
〜約18個有する一価の炭化水素基または置換された炭
化水素基であり、aは約0から約2までの範囲の数であ
り、Zは飽和、不飽和または芳香族の、シアノで官能化
された炭化水素基であ る。(D)次の式を有するイソシアナト官能性のアルコ
キシシラン約0.1〜約2.0部。
【0015】
【化10】 ここで、GはR10基、次式
【0016】
【化11】 の基、スチリル基、ビニル基、アリル基、クロロアリル
基およびシクロヘキセニル基の中から選択され、R10
はC1−8 の一価の炭化水素基またはシアノアルキル
基であり、R11はC1−8 の一価の炭化水素基また
はシアノアルキル基であり、R12はアルキレンアリ―
レン、アルキレンおよびシクロアルキレンならびにハロ
ゲン化されたアルキレンアリ―レン、アルキレンおよび
シクロアルキレンの中から選択されるC2−12の二価
の炭化水素基であり、bは0から3までで変化する。 (E)以下の単位からなるポリシロキサン可塑化用流体
約1〜約50部。
【0017】(i)次式を有するモノアルキルシロキシ
単位、 R13SiO3/2  もしくは、次式のシロキシ単位、 SiO4/2  または、このような単位の混合物5〜60モル%、(i
i)次式を有するトリアルキルシロキシ単位1〜6モル
%、 (R13)3 SiO1/2  (iii)次式を有するジアルキルシロキシ単位34〜
94モル%。
【0018】(R13)2 SiO2/2 ただし、式
中のR13は炭素原子を約1〜約13個含有する置換ま
たは非置換の炭化水素基であ。また、このポリシロキサ
ンはケイ素に結合したヒドロキシル基を約0.1〜約2
重量%含有している。 (F)充填材0〜約40部。 (G)次の一般式を有するβ‐ジケトン約0〜約5部。
【0019】
【化12】 ここで、R7 、R8 およびR9 はすでに定義した
通りである。 (H)ポリアルコキシシラン架橋剤0〜約10部。
【0020】
【詳細な説明】
本発明の組成物の成分(A)は、ポリマ―鎖の各末端が
少なくとも2個のアルコキシ基によって停止しており、
25℃で約100〜約1,000,000センチポイズ
、好ましくは25℃で約5000〜約200,000セ
ンチポイズの範囲の粘度を有するジオルガノポリシロキ
サンポリマ―である。このポリマ―の有機基はC1−1
5の一価の炭化水素基である。
【0021】成分(A)を構成するポリマ―は次の一般
式(I)を有するものが好ましい。
【0022】
【化13】 ここで、RとR2 は各々が独立して、置換または非置
換のC(1−15)の一価の炭化水素基であり、R1 
はアルキル基、アルキルエ―テル基、アルキルエステル
基、アルキルケトン基、アルキルシアノ基の中から選択
されるC(1−8) の脂肪族有機基、またはC(7−
13)のアラルキル基であり、nは約50から約250
0までの範囲の整数であり、bは0か1の整数である。
【0023】式(I)中で、RはC(1−13)の一価
の炭化水素基、ハロゲン化された炭化水素基およびシア
ノアルキル基の中から選択されるものが好ましく、R1
 はC(1−8) のアルキル基またはC(7−13)
のアラルキル基が好ましく、R2 はメチル、フェニル
またはビニルが好ましい。R、R1 およびR2 がい
ずれもメチルであるものが最も好ましい。
【0024】成分(A)のポリマ―の末端ケイ素原子は
少なくとも2個のアルコキシ基をもっていなければなら
ず、上記定義に従って3個ものアルコキシ基を有するこ
とができる。
【0025】式(I)のポリアルコキシで末端停止した
オルガノポリシロキサンは各種の方法で作成することが
できる。ひとつの方法は、ク―パ―(Cooper)ら
の米国特許第3,542,901号に教示されており、
アミン触媒の存在下でポリアルコキシシランとシラノ―
ルで末端停止したポリジオルガノシロキサンとを使用す
るものである。
【0026】式(I)のポリマ―はチャン(Chung
)の米国特許第4,515,932号(援用する)に記
載されている方法に従って製造するのが好ましい。この
チャン(Chung)の方法でポリマ―を製造するには
、25℃で100〜1,000,000センチポイズの
粘度を有するシラノ―ルで末端停止したジオルガノポリ
シロキサンポリマ―(有機基は一価の炭化水素基である
)を、末端カップリング触媒の存在下で次式のポリアル
コキシ架橋剤と反応させる。
【0027】
【化14】 ただし、R1 、R2 および「a」はすでに定義した
通りである。
【0028】チャン(Chung)の方法に従って式(
I)のポリマ―を製造する際に使用するシラノ―ルで末
端が停止したポリマ―は次式を有するのが好ましい。
【0029】
【化15】 ただし、Rと「n」はすでに定義した通りである。
【0030】式(I)のポリマ―がチャン(Chung
)の方法に従って形成される末端カップリング反応は、
ブレンステッド酸、ルイス酸、ステアリン酸で処理した
炭酸カルシウム、およびアミン、ならびにこれらの混合
物より成る群の中から選択される末端カップリング触媒
の存在下で、アルコキシシランを、シラノ―ルで末端停
止したジオルガノポリシロキサンポリマ―(1種以上)
と混合することによって実施する。触媒のアミンは第一
級、第二級または第三級のアミンのいずれかとすること
ができる。アミンが塩基性であればそれだけ触媒として
良好である。最も好ましい触媒は上記酸のいずれかであ
り、上記酸1種とアミンとの組合せが最も好ましい。末
端カップリングが完了した後、シラザン(たとえばヘキ
サメチルジシラザン)を添加してアミン塩触媒を失活さ
せると貯蔵安定性なポリマ―が得られる。このような触
媒と末端カップリング反応に関するこれ以上の情報につ
いては、チャン(Chung)の米国特許第4,515
,932号(援用する)の開示を参照されたい。
【0031】成分(B)は次の一般式(II)のジオル
ガノスズ‐ビス‐ジケトナ―ト縮合触媒である。
【0032】
【化16】 ここで、R6 はC(1−18)の一価の炭化水素基お
よび置換された一価の炭化水素基の中から選択され、R
7 、R8 およびR9 は水素、R6 、OR6 、
−Si(R6 )3 、−OSi(R6 )3 、アリ
―ル、アシルおよびニトリルより成る群の中から選択さ
れる同一かまたは異なる一価の基である。
【0033】式(II)のR6 に包含される基は、た
とえば、C(6−13)アリ―ル基およびハロゲン化さ
れたアリ―ル基(たとえば、フェニル、トリル、クロロ
フェニル、ナフチル)、C(1−18)で脂肪族または
環式脂肪族の基およびこれらのハロゲン化された誘導体
(たとえば、シクロヘキシル、シクロブチル)、アルキ
ル基およびアルケニル基(たとえば、メチル、エチル、
プロピル、クロロプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ビニル、アリルおよびトリフ
ルオロプロピル)である。
【0034】式(II)に包含されるスズ縮合触媒をい
くつか挙げると、たとえば、ジ(n‐ブチル)スズビス
(アセチルアセトナ―ト)、ジ(n‐ブチル)スズビス
(ベンゾイルアセトナ―ト)、ジ(エチル)スズビス(
ラウロイルアセトナ―ト)、ジ(メチル)スズビス(ピ
バロイルアセトナ―ト)、ジ(n‐オクチル)スズビス
(アセチルアセトナ―ト)、ジ(n‐プロピル)スズビ
ス(1,1,1‐トリフルオロアセチルアセトナ―ト)
、ジ(n‐ブチル)スズビス(エチルアセトアセテ―ト
)、およびジ(n‐ブチル)スズ(アセチルアセトナ―
ト)(エチルアセトアセテ―ト)がある。
【0035】本発明で使用するのに好ましいスズ触媒は
ジ(n‐ブチル)スズビス(アセチルアセトナ―ト)で
ある。
【0036】RTV組成物の硬化を助長する縮合触媒の
有効量は、アルコキシ官能性のポリジオルガノシロキサ
ン(A)100部当たりたとえば約0.01〜約2.0
重量部、好ましくは約0.1〜約1.0重量部、最も好
ましくは約0.2〜約0.4重量部である。
【0037】成分(C)は次の一般式(III)を有す
るシアノ官能性のポリアルコキシシランである。
【0038】
【化17】 ここで、R3 とR4 は各々独立して、炭素原子を1
〜約18個有する一価の炭化水素基または置換された炭
化水素基であり、R5 はC(2−12)の二価の炭化
水素基であり、tは約0から約3までの範囲の数である
。
【0039】式(III)の化合物で、R3 とR4 
はアルキル基(たとえば、メチル、エチル、プロピルな
ど)、アルケニル基(たとえば、ビニル、アリルなど)
、シクロアルキル基(たとえば、シクロヘキシル、シク
ロヘプチルなど)、単核のアリ―ル基(たとえば、メチ
ル‐フェニルなど)、およびフルオロアルキル基(たと
えば、3,3,3‐トリフルオロプロピル)であること
ができる。好ましくは、R3 とR4 はメチルかエチ
ルの中から選択されるのが好ましく、両方がメチルであ
ると最も好ましい。R5 は炭素原子を2〜12個、好
ましくは2〜8個有するアルキレンもしくはアリ―レン
で置換されているかまたは置換されてない二価の炭化水
素基が好ましい。
【0040】上記式(III)の範囲内に入る好ましい
特定の化合物はβ‐シアノエチルトリメトキシシランで
ある。その他の特定の化合物としては、γ‐(シアノエ
トキシ)‐3‐メチルブテニルトリメトキシシラン、3
‐(シアノエトキシ)‐3‐メチルブテニルトリメトキ
シシラン、β‐シアノエチルメチルジメトキシシラン、
β‐シアノエチルメチルトリメトキシシラン、2‐シア
ノエチルメチルジエトキシシラン、3‐シアノプロピル
トリエトキシシラン、シアノプロピルメチルジメトキシ
シラン、1‐シアノエチルトリス(メトキシエトキシ)
シランがある。
【0041】式(III)の範囲内の化合物を製造する
方法は、たとえばル―カス(Lucas)らの米国特許
第4,483,973号および第4,528,353号
(両方とも援用する)に開示されている。これらの化合
物は、オレフィン系シアン化物を白金触媒の存在下でト
リクロロヒドリドシランと反応させて所望の中間体を生
成せしめ、その後この中間体をアルコキシル化してシア
ノ官能性のアルコキシシランを生成させることによって
製造することができる。したがって、特定タイプのひと
つの反応では、たとえばシアン化アリルとトリクロロシ
ランとを反応させることができよう。この反応ではクロ
ロシランをシアン化物と反応させる。そうでなければ、
白金触媒を用いた付加反応にメトキシル化された中間体
を使用するとこのメトキシ基がシアン化物基と反応して
所望の生成物の収率を低下させてしまうからである。
【0042】本発明の組成物の成分(C)として使用す
るのに好ましいシアノ官能性ポリアルコキシシランはシ
アノアルキルトリアルコキシシランであり、中でもシア
ノエチルトリメトキシシランが好ましい。
【0043】成分(C)は本発明の組成物中に、組成物
全体の重量を基準にして約0.1〜約3重量部、好まし
くは約0.3〜約1.0重量部、最も好ましくは約0.
3〜約0.7重量部の範囲の量で存在する。
【0044】成分(D)は、次式(IV)を有するイソ
シアナト官能性のアルコキシシランからなる接着促進助
剤である。
【0045】
【化18】 ここで、GはR10基、次式の基、
【0046】
【化19】 スチリル基、ビニル基、アリル基、クロロアリル基、お
よびシクロヘキセニル基の中から選択され、R10はC
1−8 の一価の炭化水素基またはシアノアルキル基で
あり、R11はC1−8 の一価の炭化水素基またはシ
アノアルキル基であり、R12はアルキレンアリ―レン
、アルキレンおよびシクロアルキレン、ならびにハロゲ
ン化されたアルキレンアリ―レン、アルキレンおよびシ
クロアルキレンの中から選択されるC2−12の二価の
炭化水素基であり、bは0から3までで変化する。
【0047】このような化合物に関するこれ以上の情報
については、ベアズ(Beers)の米国特許第4,1
00,129号、バ―ジャ―(Berger)の米国特
許第3,821,218号、ならびにル―カス(Luc
as)らの米国特許第4,483,973号および第4
,528,353号(援用する)の開示を参照されたい
。
【0048】式(IV)に包含される最も好ましい接着
促進剤は1,3,5‐トリストリメトキシシリルプロピ
ルイソシアナ―トとビス‐1,3‐トリメトキシシリル
プロピルイソシアヌレ―トである。このような化合物を
製造するには、対応するアルコキシヒドリドシランを使
用してこれを白金触媒の存在下で不飽和のイソシアヌレ
―トかシアヌレ―トと反応させる。すると、ヒドリド基
がイソシアヌレ―ト核のアリル基のような不飽和基に付
加する。基R12は、化合物の接着促進活性に影響を及
ぼすことのない限り、飽和または不飽和の任意の炭化水
素基の中から選択することができる。あまり複雑な化合
物は、その調製と入手が比較的困難で、したがってそれ
だけ高価になるので望ましくないことに注意されたい。 上記式(IV)の範囲内に入るその他の特定化合物は、
1,3,5‐トリストリメトキシシリルプロピルイソシ
アヌレ―ト、1,3,5‐トリストリメトキシシリルエ
チルイソシアヌレ―ト、1,3,5‐トリスメチルジメ
トキシシリルプロピルイソシアヌレ―ト、1,3,5‐
トリスメチルジエトキシシリルプロピルイソシアヌレ―
トである。
【0049】イソシアナト官能性のアルコキシシラン接
着促進助剤は本発明のRTV組成物中で、アルコキシ官
能性のポリジオルガノシロキサン(A)の100部当た
り通常は約0.1〜約2.0重量部、好ましくは約0.
2〜約1.0重量部、最も好ましくは約0.3〜約0.
7重量部の範囲内の量で存在する。
【0050】成分(E)は、以下の単位を含むポリシロ
キサン可塑化用流体である。(i)次式(V)を有する
モノアルキルシロキシ単位、 (V)                      
R13SiO3/2 もしくは、次式(VI)のシロキ
シ単位、(VI)                 
       SiO4/2 または、このような単位
の混合物5〜60モル%、(ii)次式(VII)を有
するトリアルキルシロキシ単位1〜6モル%、 (VII)                  (R
13)3 SiO1/2 (iii)次式(VIII)
を有するジアルキルシロキシ単位34〜94モル%。
【0051】 (VIII)                  (
R13)2 SiO2/2 ただし、上記式中のR13
は炭素原子を約1〜約13個含有する置換または非置換
の炭化水素基であ。また、このポリシロキサンはケイ素
に結合したヒドロキシル基を約0.1〜約2重量%含有
している。
【0052】上記式(V)〜(VIII)でR13はメ
チルが好ましい。
【0053】ポリシロキサン流体(MDT流体)は、ポ
リアルコキシで末端が停止したポリジオルガノシロキサ
ン(A)の100部当たり約1〜約50部、好ましくは
約5〜約40部、最も好ましくは約10〜約30部の範
囲の量で本発明の組成物中に存在する。
【0054】MDT流体は、連続加水分解法でメチルモ
ノ‐、ジ‐およびトリクロロシランのブレンドを同時に
加水分解することによって製造することができる。
【0055】本発明のRTV組成物はさらに成分(F)
として充填材も含むのが好ましい。本発明の組成物には
、たとえば、二酸化チタン、ケイ酸ジルコニウム、シリ
カエ―ロゲル、酸化鉄、ケイソウ土、ヒュ―ムドシリカ
、カ―ボンブラック、沈降シリカ、ガラス繊維、ポリ塩
化ビニル、粉砕石英、炭酸カルシウムなどのような各種
の充填材を配合することができる。本発明の組成物に使
用するのに好ましい充填材は強化用充填材であり、ヒュ
―ムドシリカ充填材が最も好ましい。
【0056】充填材の使用量は目的とする用途に応じて
広い範囲内で変えることができる。たとえば、ある種の
シ―ラント用途の場合、本発明の硬化性組成物は充填材
を含ませないで使用することができる。そのほか、本発
明の組成物を結合剤の製造に使用するような用途ではア
ルコキシで末端が停止したポリジオルガノシロキサン(
A)の100重量部当たり700部以上もの充填材を使
用することができる。
【0057】本発明の組成物はまた、建設・工事ようシ
―ラントやコ―キングコンパウンドとして使用すること
もできる。したがって、充填材の正確な使用量は組成物
の目的とする用途や使用する充填材のタイプといったよ
うな要因に依存する。オルガノポリシロキサン(A)1
00部当たり約5〜約300部の充填材(これは、約4
0部まで、好ましくは約5〜約40部の強化用充填材、
たとえばヒュ―ムドシリカ充填材を含むことができる)
を使用するのが好ましい。
【0058】シリカ充填材はオクタメチルシクロテトラ
シロキサンのような活性化剤で前処理すると有利なこと
が多い。
【0059】本発明の好ましい態様のRTV組成物は、
さらに、式(II)のスズ縮合触媒と共にキレ―ト化合
物を形成することができるβ‐ジケトン[成分(G)]
も含有する。このβ‐ジケトン[以後「キレ―ト形成性
リガンド」という]は、有効量で使用したときRTV組
成物に改良された貯蔵安定性を付与することが判明して
いる。本発明に有用なキレ―ト形成性リガンドは次の一
般式(IX)をもっている。
【0060】
【化20】 ここで、R7 、R8 およびR9 はすでに定義した
通りである。
【0061】コストと入手容易性の観点から好ましいキ
レ―ト形成性リガンドは2,4‐ペンタンジオンである
。しかし、米国環境保護庁(Environmenta
l Protection Agency)は最近2,
4‐ペンタンジオンに関して「重要新規用途規則(Si
gnificant New Use Rule)」(
SNUR)を発布した。それによると、2,4‐ペンタ
ンジオンは吸入により神経毒、突然変異原および発育阻
害毒素となる可能性があるとされている。このSNUR
は新製品に2,4‐ペンタンジオンを使用することを基
本的に禁じており、したがって2,4‐ペンタンジオン
を含有するRTVシ―ラントの市場性を著しく制限して
いる。 2,4‐ペンタンジオンの代わりに毒性が比較的少ない
他のβ‐ケトンを使用することができる。例としては、
2,2,6,6‐テトラメチル‐3,5‐ヘプタンジオ
ン、1,1,1‐トリフルオロ‐2,4‐ペンタンジオ
ン、1‐フェニル‐1,3‐ブタンジオン、2,4‐ヘ
キサンジオン、および5,7‐ノナンジオンがある。こ
れらの非毒性β‐ジケトンのうちで最も好ましいものは
2,4‐ヘキサンジオンである。
【0062】キレ―ト形成性リガンドは、本発明のRT
V組成物中に、アルコキシ官能性ポリジオルガノシロキ
サン(A)の100部当たり約0〜約5重量部、好まし
くは約0.2〜約0.8重量部、最も好ましくは約0.
3〜約0.5重量部の範囲内の量で存在することができ
る。
【0063】本発明のRTV組成物はさらに、次の一般
式(X)のポリアルコキシシラン架橋剤[成分(H)]
を含有していることができる。
【0064】
【化21】 ここで、R1 、R2 およびbはすでに定義した通り
である。
【0065】この式(X)で表わされる代表的な化合物
を挙げると、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエ
トキシシラン、エチルトリメトキシシラン、テトラエト
キシシラン、およびビニルトリメトキシシランがある。 メチルトリメトキシシランが好ましい。
【0066】このポリアルコキシ架橋剤は本発明のRT
V組成物中で、式(I)のアルコキシ官能性ポリジオル
ガノシロキサンの100部当たり、通常は約0〜約20
重量部、好ましくは約0.1〜約2重量部、最も好まし
くは約0.5〜約1.0重量部の範囲内の量で存在する
。
【0067】本発明の組成物はさらに、25℃で10〜
5000センチポイズの粘度をもっておりトリオルガノ
シリルで末端が停止したジオルガノポリシロキサン(I
)を約1〜約50重量部含有していてもよい。この場合
の有機基は一価の炭化水素基であり、炭素原子を1〜8
個含有するものが好ましい。このような線状のジオルガ
ノポリシロキサンポリマ―は可塑剤として有用である。 このような可塑剤はシラノ―ル基を含まないのが好まし
いが、通常は約500ppmまでのシラノ―ル基が存在
する。また、オルガノ置換基はメチルが好ましく、さら
に粘度は25℃で10〜1000センチポイズの範囲が
好ましい。
【0068】その他の化合物、たとえば白金などのよう
な難燃剤を本発明の組成物中に配合することもできる。
【0069】本発明のRTV組成物は業界で公知の方法
によって調製できる。たとえば、すべての成分を同時に
混ぜ合わせて製造してもよい。好ましい方法では、ポリ
アルコキシで末端停止したポリマ―、シアノ官能性のポ
リアルコキシシランおよび充填材の混合物を激しくブレ
ンドした後、架橋剤、スズ触媒、安定剤/スカベンジャ
―、接着促進剤、その他の成分(たとえば、可塑剤)を
個別にまたは一緒に添加し、次いで無水条件下で充分に
混合する。
【0070】本発明のRTV組成物は各種の基材・基板
、特にメ―ソンリ―基材に塗布することができる。適し
た基材の例としては、アルミニウム、ガラス、ポリアク
リレ―ト、ポリカ―ボネ―ト、ポリビニルクロライドお
よびコンクリ―トがある。
【0071】
【実施例の記載】本発明を例示する目的で以下に実施例
を挙げる。これらの実施例は本発明の範囲もしくは境界
を定める目的で挙げるものではない。実施例中で部とあ
るのはすべて重量部である。
【0072】実    験 実施例1   メチルジメトキシシリルで末端が停止したポリジメ
チルシリコ―ンポリマ―を以下のようにして製造した。 次に示す材料を混合した。 25℃での粘度が110,000センチポイズでありヒ
ドロキシで末端が停止したポリジメチルシリコ―ンポリ
マ―100部。 メチルトリメトキシシラン2.0部。 ジイソブチルアミン0.60部。 ギ酸0.20部。
【0073】混合物を窒素雰囲気下で3.0時間110
℃に加熱した。SiFTNMR分析により、シリコ―ン
ポリマ―はこの時点で、CH3 (CH3 O)2 S
i−基によって末端がキャッピングされていることが判
明した。末端キャッピング後のポリマ―の粘度は25℃
で130,000センチポイズであった。
【0074】以下の実施例2〜6では、シアノ官能性の
ポリアルコキシシラン接着促進剤とイソシアナト官能性
のポリアルコキシシラン接着促進剤を組合わせて使用し
た場合とこれら接着促進剤をそれぞれ単独で使用した場
合の一液型RTVシリコ―ン組成物がプライマ―を使用
しないときの(すなわち、peel)接着特性に対して
及ぼす効果を比較する。さらに、実施例2と7に、RT
V組成物からMDTオイルを省いた場合のpeel接着
に対する効果を示す。
【0075】実施例2〜6で製造した組成物について、
アルミニウム、ガラス、ポリアクリ―ト、ポリカ―ボネ
―ト、ポリ塩化ビニルおよびコンクリ―トに対するプラ
イマ―を用いない剥離(peel)接着をWPSTM 
 C−128によって試験した。この際、RTV組成物
は、72℃、50%の相対湿度で14日間硬化させたも
のと、14日間硬化させた後7日間水に漬けたものにつ
いて試験した。結果は表1に示す。 実施例2   実施例2では、30mmワ―ナ―‐プライデラ―(
Werner−Pfleiderer)二軸式エクスト
ル―ダ―を用いた本発明の組成物の連続製造を例示する
。
【0076】このエクストル―ダ―のバレル1に、オク
タメチルシクロテトラシロキサン(D4 )であらかじ
め処理してあるヒュ―ムドシリカ16部を連続的に加え
た。またこのバレル1には、シアノエチルトリメトキシ
シラン1.50部も連続的に加えた。25℃で100セ
ンチポイズの粘度を有する(CH3 )3 SiOで停
止したシリコ―ン可塑化用流体30部とMDTオイル1
0部をエクストル―ダ―のバレル8に連続的に加えた。 バレル12には、1,3,5‐トリス(3‐トリメトキ
シシリルプロピル)イソシアヌレ―ト1.1部、ジブチ
ルスズ‐ビス‐アセチルアセトナ―ト硬化触媒0.45
部、2,4‐ペンタンジオンキレ―ト形成性リガンド0
.45部、およびメチルトリメトキシシラン1.50部
を加えた。ワ―ナ―‐プライデラ―(Werner−P
fleiderer)二軸式エクストル―ダ―は75℃
の温度に保った。エクストル―ダ―のバレル11を通し
て減圧にして空気を除去した。30ポンド/時の速度で
RTVシ―ラントが生成した。 実施例3   シアノエチルトリメトキシシランを省略した以外は
実施例2に記載した手順を繰返した。実施例3では、1
,3,5‐トリス(3‐トリメトキシシリルプロピル)
イソシアヌレ―ト(1.1部)が唯一の接着促進剤であ
った。 実施例4   1,3,5‐トリス(3‐トリメトキシシリルプロ
ピル)イソシアヌレ―トを省略した以外は実施例2に記
載した手順を繰返した。実施例4では、シアノエチルト
リメトキシシラン(1.50部)が唯一の接着促進剤で
あった。 実施例5   シアノエチルトリメトキシシランを省略した以外は
実施例2に記載した手順を繰返した。実施例5では、1
,3,5‐トリス(3‐トリメトキシシリルプロピル)
イソシアヌレ―ト(2.2部)が唯一の接着促進剤であ
った。 実施例6   1,3,5‐トリス(3‐トリメトキシシリルプロ
ピル)イソシアヌレ―トを省略した以外は実施例2に記
載した手順を繰返した。実施例6では、シアノエチルト
リメトキシシラン(2.2部)が唯一の接着促進剤であ
った。
【0077】以下の表1で、(AMB)は72℃、50
%の相対湿度で14日間の硬化を示し、(WET)は7
2℃、50%の相対湿度で14日間の硬化後7日間水に
漬けることである。「ANOD.ALUM.」はアノ―
ド処理したアルミニウムを意味し、「PVC」はポリ塩
化ビニルを示す。「PPI」はポンド/インチを意味し
、「%COH.FAIL」は凝集破壊%を意味する。
【0078】
【表1】 表1に挙げたデ―タが示しているように、シアノ官能性
のポリアルコキシシラン接着促進剤とイソシアナト官能
性のポリアルコキシシラン接着促進剤を両方とも使用す
ると、シアノ官能性のポリアルコキシシラン接着促進剤
かイソシアナト官能性のポリアルコキシシラン接着促進
剤のいずれか一方を単独の接着促進剤として含有するR
TV組成物と比べてプライマ―を使わないときの接着特
性が改良されたRTVシリコ―ン組成物が得られる。 実施例7   実施例2を繰返した。ただし、25℃で100セン
チポイズの粘度を有する「M」[すなわち、(CH3 
)3 SiO1/2 ]で停止したポリジメチルシリコ
―ン流体を30部使用し、MDT流体は使用しなかった
。peel接着試験結果を表2に示す。
【0079】
【表2】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A)25℃で約100〜約1,00
    0,000センチポイズの粘度を有するポリジオルガノ
    シロキサン100重量部(ただし、各ポリマ―鎖末端の
    ケイ素原子は少なくとも2個のアルコキシ基で停止して
    いる)と、(B)一般式 【化1】 [式中、R6 はC(1−18)の一価の炭化水素基お
    よび置換された一価の炭化水素基の中から選択され、R
    7 、R8 およびR9 は水素、R6 、OR6 、
    −Si(R6 )3 、−OSi(R6 )3 、アリ
    ―ル、アシルおよびニトリルより成る群の中から選択さ
    れる同一かまたは異なる一価の基である]を有するジオ
    ルガノスズビスβ‐ジケトナ―ト縮合触媒の有効量と、
    (C)式 【化2】 [式中、R3 およびR4 は各々独立して、炭素原子
    を1〜約18個有する一価の炭化水素基または置換され
    た炭化水素基であり、aは約0から約2までの範囲の数
    であり、Zは飽和、不飽和または芳香族のシアノ官能化
    された炭化水素基である]を有するシアノ官能性のポリ
    アルコキシシラン約0.1〜約3重量部と、(D)式【
    化3】 [式中、GはR10基、式 【化4】 の基、スチリル基、ビニル基、アリル基、クロロアリル
    基およびシクロヘキセニル基の中から選択され、R10
    はC1−8 の一価の炭化水素基またはシアノアルキル
    基であり、R11はC1−8 の一価の炭化水素基また
    はシアノアルキル基であり、R12はアルキレンアリ―
    レン、アルキレンおよびシクロアルキレンならびにハロ
    ゲン化されたアルキレンアリ―レン、アルキレンおよび
    シクロアルキレンの中から選択されるC2−12の二価
    の炭化水素基であり、bは0から3までで変化する]を
    有するイソシアナト官能性のアルコキシシラン約0.1
    〜約2.0重量部と、(E)(i)式 R13SiO3/2  を有するモノアルキルシロキシ単位、もしくは式SiO
    4/2  のシロキシ単位、またはこのような単位の混合物5〜6
    0モル%と、(ii)式 (R13)3 SiO1/2  を有するトリアルキルシロキシ単位1〜6モル%と、(
    iii)式 (R13)2 SiO2/2  を有するジアルキルシロキシ単位34〜94モル%とか
    らなるポリシロキサン可塑化用流体約1〜約50重量部
    [ただし式中、R13は炭素原子を約1〜約13個含有
    する置換または非置換の炭化水素基であり、このポリシ
    ロキサンはケイ素に結合したヒドロキシル基を約0.1
    〜約2重量%含有している]と、(F)充填材0〜約4
    0重量部と、(G)一般式 【化5】 [式中、R7 、R8 およびR9 はすでに定義した
    通りである]を有するβ‐ジケトン約0〜約5重量部と
    、(H)ポリアルコキシシラン架橋剤0〜約10重量部
    とを含む、プライマ―を使用しない接着特性が改良され
    た一液型室温硬化性シリコ―ン組成物。
  2. 【請求項2】  ポリジオルガノシロキサンが、一般式
    【化6】 [式中、RおよびR2 は各々独立して、置換または非
    置換のC(1−15)の一価の炭化水素基であり、R1
     はアルキル基、アルキルエ―テル基、アルキルエステ
    ル基、アルキルケトン基、アルキルシアノ基の中から選
    択されるC(1−8) の脂肪族有機基またはC(7−
    13)のアラルキル基であり、nは約50から約250
    0までの範囲の整数であり、bは0または1の整数であ
    る]を有する、請求項1記載の室温硬化性組成物。
  3. 【請求項3】  R13がメチルである、請求項1記載
    の室温硬化性組成物。
  4. 【請求項4】  縮合触媒がジ(n‐ブチル)スズビス
    (アセチルアセトナ―ト)である、請求項1記載の室温
    硬化性組成物。
  5. 【請求項5】  シアノ官能性のポリアルコキシシラン
    がβ‐シアノエチルトリメトキシシランである、請求項
    1記載の室温硬化性組成物。
  6. 【請求項6】  イソシアナト官能性のポリアルコキシ
    シランが、1,3,5‐トリストリメトキシシリルプロ
    ピルイソシアナ―トまたはビス‐1,3‐トリメトキシ
    シリルプロピルイソシアヌレ―トである、請求項1記載
    の室温硬化性組成物。
  7. 【請求項7】  ポリアルコキシシラン架橋剤がメチル
    トリメトキシシランである、請求項1記載の室温硬化性
    組成物。
  8. 【請求項8】  充填材が強化用充填材である、請求項
    1記載の室温硬化性組成物。
  9. 【請求項9】  β‐ジケトンが約0.2〜約0.8部
    の範囲の量で存在する、請求項1記載の室温硬化性組成
    物。
  10. 【請求項10】  シアノ官能性のポリアルコキシシラ
    ンが約0.3〜約1重量部の範囲の量で存在し、イソシ
    アナト官能性のポリアルコキシシランが約0.2〜約1
    重量部の範囲の量で存在する、請求項1記載の室温硬化
    性組成物。
  11. 【請求項11】  (A)式 【化7】 [式中、R、R1 およびR2 は各々メチル基であり
    、nは約50から約2500までの範囲の整数であり、
    bは0または1の整数である]を有するポリジオルガノ
    シロキサン100重量部と、(B)ジ(n‐ブチル)ス
    ズビス(アセチルアセトナ―ト)約0.2〜約0.4重
    量部と、(C)β‐シアノエチルトリメトキシシラン約
    0.3〜約0.7重量部と、(D)1,3,5‐トリス
    トリメトキシシリルプロピルイソシアナ―ト約0.3〜
    約0.7重量部と、(E)(i)式 R13SiO3/2  を有するモノアルキルシロキシ単位、もしくは式SiO
    4/2  のシロキシ単位、またはこのような単位の混合物5〜6
    0モル%と、(ii)式 (R13)3 SiO1/2  を有するトリアルキルシロキシ単位1〜6モル%と、(
    iii)式 (R13)2 SiO2/2  を有するジアルキルシロキシ単位34〜94モル%とか
    らなるポリシロキサン可塑化用流体約10〜約30重量
    部[ただし式中、R13はメチル基であり、このポリシ
    ロキサンはケイ素に結合したヒドロキシル基を約0.1
    〜約2重量%含有している]と、(F)ヒュ―ムドシリ
    カ充填材約5〜約40重量部と、(G)2,4‐ヘキサ
    ンジオン約0.3〜約0.5重量部と、(H)メチルト
    リメトキシシラン約0.5〜約1.0重量部とを含む、
    プライマ―を使用しない接着特性が改良された貯蔵安定
    性の一液型室温硬化性シリコ―ン組成物。
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