JPH0430938B2 - - Google Patents

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JPH0430938B2
JPH0430938B2 JP59195770A JP19577084A JPH0430938B2 JP H0430938 B2 JPH0430938 B2 JP H0430938B2 JP 59195770 A JP59195770 A JP 59195770A JP 19577084 A JP19577084 A JP 19577084A JP H0430938 B2 JPH0430938 B2 JP H0430938B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は分子構造の変更が容易でかつ光学活性
を有する乳酸誘導体に関するものである。 [従来の技術] 本発明の化合物は、光学活性を有することを特
徴とする種々の光学素子を形成する場合に必要な
機能性材料を合成するための光学活性中間体とし
て特に有用である。光学活性を有することを特徴
とする光学素子としては、具体的には、 1 液晶状態においてコレステリツク・ネマテイ
ツク相転移効果を利用するもの(J.J.Wysoki,
A.Adams and W.Haas;Phys.Rev.Lett.,20,
1024(1968)、 2 液晶状態においてホワイト・テイラー形ゲス
ト・ホスト効果を利用するもの(D.L.White
and G.N.Taylor;J.Appl.Phys.,45,4718
(1974)、 3 液晶状態においてカイラル・スメクチツクC
相、H相、F相、I相、G相の強誘電性効果を
利用するもの(N.A.Clark and S.T.
Lagerwall;Appl.Phys.Lett.,36,899
(1980))、 4 液晶状態においてコレステリツク相を持つも
のをマトリツクス中へ固定することにより、そ
の選択散乱特性を利用し、ノツチフイルターや
バンドパスフイルターとして利用するもの(F.
J.Kahn,Appl.Phys.Lett.,18,231(1971))、
円偏光特性を利用した円偏光ビームスプリツタ
ーとして利用するもの(S.D.Jacobs,SPIE,
37,98(1981)) 等が知られている。個々の方式についての詳細な
説明は省略するが、表示素子・変調素子として重
要である。 従来、光学活性を有することを特徴とする光学
素子に必要な機能性材料を合成するための光学活
性中間体としては、2−メチルブタノール、2級
オクチルアルコール、2級ブチルアルコール、塩
化p−(2−メチルブチル)安息香酸、2級フエ
ネチルアルコール、アミノ酸誘導体、シヨウノウ
誘導体、コレステロール誘導体等が知られてい
る。 しかし、これらは次のような欠点を有してい
る。光学活性な鎖状炭化水素誘導体は構造の変更
が困難で、しかも一部のものを除き非常に高価な
ものである。アミノ酸誘導体は比較的安価な上に
構造の変更も容易であるがアミンの水素基が化学
的に活性が強く、水素結合や化学反応を生じやす
いために機能性材料の特性を制限してしまいやす
い。シヨウノウ誘導体・コレステロール誘導体は
構造の変更が困難なうえに立体的な障害によつて
機能性材料の特性に悪影響を与えやすい。 上記のような欠点は、種々の材料を開発する上
で大きな制約となつていた。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記の点に鑑みなされたものであ
る。すなわち、本発明は、適度な分子間力と形状
をもつた機能性材料中間体と光学活性を損うこと
なく結合させることができ、分子設計を自由に行
うことができる化合物を提供することを目的とす
る。 本発明はアルキル基の長さを変更することが容
易で、このことによりH.Arnold,Z.Phys.
Chem.,226,146(1964)に示されるように液晶
状態において発現する液晶相の種類や温度範囲を
制御することが可能な液晶性化合物及びそれを少
なくとも1種類配合成分として含有する液晶組成
物を提供することを目的とする。またLB膜法に
より単分子累積膜を作製する場合には容易に疎水
基を制御することが出来、安定に成膜することが
可能な化合物の提供を目的とする。 [問題点を解決するための手段及び作用] 本発明によれば、一般式(): [一般式()中、Rは炭素数4〜20の直鎖
状、飽和炭化水素基を示す。 R′はOH基を示す。C*は光学活性な不斉炭素原
子を示す。] で表される乳酸誘導体が提供される。 そして、これを中間体として、一般式()に
おけるR′が【式】 (但しR″は炭素数4〜20のアルキル基またはアル
コキシ基である。)で示される基である液晶性の
乳酸誘導体及びそれを少なくとも1種類配合成分
として含有する液晶組成物、並びに、一般式
()におけるRが上記定義と同一でR′が
【式】(但しR は炭素数4〜20のアルキル基またはアルコキシ
基である。)で示される基である液晶性の乳酸誘
導体及びそれを少なくとも1種類配合成分として
含有する液晶組成物の提供を可能にする。 上記一般式中、R,R″およびRは炭素数4
〜20の直鎖状飽和炭化水素基である。炭素数3以
下では末端基としての特性が損われやすく、21以
上では最終的な機能材料としたときの粘度やモル
体積が増加するため好ましくない。また、好まし
いR,R″およびRの炭素数は6〜16である。
R,R″およびRの具体例としては直鎖状アル
キル基、直鎖状アルケニル基、直鎖状アルカデイ
エニル基、直鎖状アルカトリエニル基、直鎖状ア
ルキニル基、直鎖状アラルキル基がある。 R′はOH基を示す。すなわち、Rは、適当な反
応条件下で、反応試薬と反応して他の基によつて
容易に置き換えることができる。この場合反応試
薬を種々変化させることにより、液晶性化合物そ
の他の機能性化合物を得ることができる。 光学素子・変調素子等の用途に適した機能性材
料を合成するためには、本発明により提供される
光学活性な乳酸誘導体と分子制御を行うことので
きる適度な分子間力と形状をもつた機能性材料中
間体とを光学活性を損うことなく結合することが
有効である。本発明の乳酸誘導体と組み合わせる
ことの有効な機能性材料中間体としては、アゾ
−、アゾキシ誘導体、環集合炭化水素誘導体、縮
合多環式炭化水素誘導体、複素環誘導体、縮合複
素環誘導体、環集合複素環誘導体等で具体的に
は、アゾベンゼン誘導体、アゾキシベンゼン誘導
体、ビフエニル誘導体、ターフエニル誘導体、フ
エニルシクロヘキサン誘導体、安息香酸誘導体、
ピリミジン誘導体、ピラジン誘導体、ピリジン誘
導体、スチルベン誘導体、トラン誘導体、カルコ
ン誘導体、ビシクロヘキサン誘導体、ケイ皮酸誘
導体等である。 次に、本発明の一般式()で示される光学活
性な乳酸誘導体の合成方法の例を示す。 すなわち、まず、R′がアルコキシ基である化
合物[上記式(a)の化合物]を合成するには、乳酸
エステルと炭化水素ヨウ化物とをAg2O存在下に
反応させることにより得られる。この場合、乳酸
エステルと炭化水素を容器に入れて混合してお
き、この混合物中にAg2Oを添加する方法が好ま
しい。 次にR′がOH基である化合物[上記式(b)の化合
物]を合成するには、上記式(a)の化合物を塩基で
加水分解した後、酸で中和する方法がとられる。 上記反応式におけるRIは炭素数の広い範囲に
わたつて選択することが可能であり、具体的には
ヨードブタン、ヨードペンタン、ヨードヘキサ
ン、ヨードヘプタン、ヨードオクタン、ヨードノ
ナン、ヨードデカン、ヨードウンデカン、ヨード
ドデカン、ヨードトリデカン、ヨードテトラデカ
ン、ヨードペンタデカン、ヨードヘキサデカン、
ヨードヘプタデカン、ヨードオクタデカン、ヨー
ドノナデカン、ヨードエイコサン等の直鎖状飽和
炭化水素ヨウ化物;2−ヨードブタン、1−ヨー
ド−2−メチルプロパン、1−ヨード−3−メチ
ルブタン等の分岐状飽和炭化水素ヨウ化物;ヨー
ドベンジル、ヨードフエナシル、3−ヨード−1
−シクロヘキセン等の環状不飽和炭化水素ヨウ化
物:ヨードシクロペンタン、ヨードシクロヘキサ
ン、1−ヨード−3−メチルシクロヘキサン、ヨ
ードシクロヘプタン、ヨードシクロオクタン等の
環状飽和炭化水素ヨウ化物がある。 以上のようなヨウ化物から自由に選択すること
により光学活性な乳酸誘導体を得ることができ
る。表1に直鎖状飽和炭化水素ヨウ化物より得ら
れた光学活性な乳酸誘導体の例を示す。 【表】 【表】 *‖
O
このような方法により得られた種々の乳酸誘導
体より次に示す合成経路によつて下記一般式
()又は()に示される液晶性化合物を得た。 [但し、上記一般式(),()において、R
は炭素原子数4〜20の直鎖状、分岐状または環状
の飽和もしくは不飽和の炭化水素基を示し、
R″及びRは炭素数4〜20のアルキル基または
アルコキシ基を示す。] 本発明の乳酸誘導体を用いることによりアゾベ
ンゼン基、アゾキシベンゼン基の側鎖の長さ、分
子量、形状を自由に変更した光学活性な液晶性化
合物を得ることが可能となり、目的の化合物の物
性値を制御することができる。従来は不斉炭素か
ら離れた側鎖を変更することのみ可能であつたが
本発明により、両末端基を変更することが可能と
なつた。このことは液晶やLB膜を機能素子とし
て使用する上で非常に重要な問題であり、目的に
応じて分子設計に道を開くものである。 また本発明の乳酸誘導体は不斉炭素原子かと永
久双極子モーメントをもつカルボニル基が非常に
接近しているため、スメクチツク液晶における強
誘電性の自発分極の増加に有効である。 本発明によつて得ることのできる液晶組成物
は、上記一般式()の化合物または一般式
()の化合物を少なくとも1種類配合成分とし
て含有する。この組成物のうち、一般式(),
()で示される化合物の少なくとも1種と強誘
電性液晶化合物とを含有する組成物は、自発分極
の増大等強誘電性液晶の性質の改良という観点か
ら本発明における殊に好ましい態様をなすもので
ある。この液晶組成物において使用される強誘電
性液晶化合物の具体例を以下に掲げる。 A Schiff塩基型強誘電性液晶化合物: (1) DOBAMBC(p−デシルオキシベンジリデ
ンp′−アミノ−2−メチルブチルシンナメー
ト) (この系統でp−ヘキシルオキシ乃至p−デシ
ルオキシの炭素原子数のアルコキシ基を有する化
合物は強誘電性があり、本発明の組成物に使用で
きる。) (2) DOBAMBCC(p−デシルオキシベンジリデ
ンp′−アミノ−2−メチルブチル−α−シアノ
シンナメート) (この系統でp−デシルオキシ基がp−テトラ
ジシルオキシ基で置き換わつた化合物も強誘電性
がある。) (3) OOBAMBCC(p−オクチルオキシベンジリ
デンp′−アミノ−2−アミノメチルブチル−α
−クロロシンナメート) (4) HOBACPC(p−ヘキシルオキシベンジリデ
ンp′−アミノ−2−クロロ−α−プロピルシン
ナメート) (この系統でp−ヘキシルオキシ乃至p−ドデ
シルオキシの炭素原子数のアルコキシ基を有する
化合物は強誘電性がある。) (5) OOBAMBMC(p−オクチルオキシベンジ
リデンp′−アミノ−2−メチルブチル−α−メ
チルシンナメート) (6) DOBMBA[p−デシルオキシベンジリデン
p′−(2−メチルブチルオキシカルボニル)ア
ニリン] (この系統でp−ヘプチルオキシ乃至p−テト
ラデシルオキシの炭素原子数のアルコキシ基を有
する化合物は強誘電性がある。) (7) MBRA n=8[S−4−o−(2−メチル)
ブチルレゾルシリデン−4′−アルキルアニリ
ン] 構造: 分子式:C26H33O2N 分子量:391.55 転移温度(℃): Cryst.27.8 ―――→ ←――― −4.9SmC*55 ―――→ ←――― −54.9SmA62.4 ―――→ ←――― −64Iso. (8) MORA8[S−4−o−(6−メチル)オク
チルレゾルシリデン−4′−オクチルアニリン] 構造: 分子式:C30H45O2N 転移温度(℃): Cryst.−20.1 12.2 ―――→ Sm ―――→ ←――――――――――― −41.1 SmC*97.2 ―――→ ←――― 96.9Iso. B エステル型強誘電性液晶化合物: (1) 4−n−ヘキシルオキシフエニル−4−
(2″−メチルブチル)ビフエニル−4′−カルボ
キシレート (2) 4−(2′−メチルブチル)フエニル−4′−オ
クチルビフエニル−4−カルボキシレート (3) 4−(2′−メチルブチルオキシ)フエニル−
4′−ドデシルオキシフエニル4−カルボキシレ
ート (上記の2′−メチルブチルオキシ基が4′−ノニ
ルオキシ基で置き換わつた化合物も強誘電性を示
す。) C アゾキシ型強誘電性液晶化合物: (1) PACMB(p−アゾキシシンナメートメチル
2ブタノール) 強誘電性液晶と一般式()または()の化
合物とを含有する組成物においては、強誘電性液
晶化合物100重量部に対し、一般式()で示さ
れる化合物または一般式()で示される化合物
0.01〜100重量部が配合される。0.01重量部未満
では強誘電性液晶の改良効果(例えば、強誘電性
液晶性を示す温度域を変化させたり、動作寿命を
延長させたりする)が発現せず、100重量部を超
える場合は強誘電性液晶が希釈されるため強誘電
性液晶としての特性が低下する。 [実施例] 以下、実施例により本発明の化合物の製造法に
ついて更に詳細に説明する。 なお、以下の実施例において、相転移温度は、
DSC(セイコー電子SSC 580 DS)により測定を
行い、温度制御した銅ブロツク中へガラス板に封
入した液晶を挿入し、偏光顕微鏡で観察すること
で観察した。 実施例 1[(−)−エチル−2−ブトキシプロピ
オネート] L−(+)−乳酸エチル31.5gと1−ヨードブタ
ン107.3gを四ツ口フラスコへ混合し、新しく合
成したAg2Oを2時間で加える。室温にて15時間
放置後200mlのエーテルにて希釈し、過したの
ちエーテルを留去する。残分を5%KOH水溶液
100mlにて洗浄後、無水Na2SO4にて乾燥して減
圧蒸留、110℃/54mmHgの留分を集めると23gの
(−)−エチル−2−ブトキシプロピオネートが得
られる。施光度[α]D 24°=−73℃,IR:1750,
1140cm-1。 実施例 2[(−)−エチル−2−ヘプチルオキシ
プロピオネート] L−(+)−乳酸エチル64.7gと1−ヨードヘプ
タン95.2gを混合し、新しく合成したAg2Oを1
時間で加える。室温にて72時間放置後400mlのエ
ーテルにて希釈し、過後、エーテルを留去す
る。5%KOH水溶液200mlにて洗浄後、無水Na2
SO4にて乾燥して減圧蒸留する。122℃/12mmHg
の留分を集めると30gの(−)−エチル−2−ヘ
プチルオキシプロピオネートが得られる。施光度
[α]D 25°=−51,IR:1750,1130cm-1。 実施例 3[(−)−エチル−2−ドデシルオキシ
プロピオネート] L−(+)−乳酸エチル47.0gと1−ヨードドデ
カン88.4gをフラスコへ加えN2気流下混合する。
新しく合成したAg2O 42.1gを3時間で加え
る。室温にて50時間放置後、water bathにて60
〜70℃に4時間加熱する。エーテル200mlにて希
釈して過後エーテルを留去する。5%KOH水
溶液100mlにて洗浄後、無水Na2SO4にて乾燥し
て減圧蒸留し、169℃/9mmHgの留分を集めると
22gの(−)−エチル−2−ドデシルオキシプロ
ピオネートが得られる。施光度[α]D 23°=−42,
IR:2920,1750,1150cm-1。 実施例 4[(−)−2−ブトキシプロピオン酸] 実施例1の方法により合成した(−)−エチル
−2−ブトキシ−プロピオネート15.5gを5Mの
NaOH水溶液40mlへ滴下し室温にて4時間撹拌
する。次にH2SO420gを加え、酸性として、エ
ーテルで抽出する。エーテルを留去し無水Na2
SO4にて乾燥する。施光度[α]D 25°=−74。IRス
ペクトル(KBrデイスク法)を第1図に示す。
なお、特徴的な吸収ピークは3100,2960,2650,
2550,1720,1130cm-1であつた。 実施例 5[(−)−2−ヘプチルオキシプロピオ
ン酸] 実施例2の方法により合成した(−)−エチル
−2−ヘプチルオキシプロピオネート15.1gを
3.8MのNaOH水溶液40mlへ滴下して室温にて10
時間撹拌する。濃硫酸7.5gを加え撹拌する。エ
ーテルにて抽出し無水Na2SO4にて乾燥し、エー
テルを留去する。施光度[α]D 24°=−61,IR:
2940,1730,1130cm-1。 実施例 6[(−)−エチル−2−オクタデシルオ
キシプロピオネート] L−(+)−乳酸エチル60.5gと1−ヨードオク
タデカン95.4gを混合し、新しく成したAg2O
71.7gを約30分間で加える。撹拌しつつ40〜50℃
に8時間保ち、さらに60〜70℃に14時間保ち、室
温にて約100時間放置したのち約300mlのエーテル
にて希釈し、過後エーテルを留去する。5%
KOH水溶液約100mlにて洗浄後無水Na2SO4にて
乾燥する。ヘキサンにて再結晶し精製して20.5g
の(−)−エチル−2−オクタデシルオキシプロ
ピオネートが得られる。施光度[α]D 25°=−32,
IR:2930,2850,1755,1140cm-1。 実施例 7[(−)−エチル−2−デシルオキシプ
ロピオネート] L−(+)−乳酸エチル47.4gと1−ヨードデカ
ン93.9gを混合し、新しく合成したAg2O 60.1
gを約1時間30分間で加える。撹拌しつつ40〜50
℃へ1時間保ち、室温にて24時間放置したのち約
300mlのエーテルにて希釈し、過後エーテルを
留去する。5%KOH水溶液約100mlにて洗浄後、
無水Na2SO4にて乾燥して減圧蒸留する。141〜
146℃/5mmHgの留分を集めると13.6gの(−)
−エチル−2−デシルオキシプロピオネートが得
られる。施光度[α]D 23°=−48。IR:2920,
2850,1750,1150cm-1。 参考例 1[4′−ヘキシル4−α−ブトキシプロ
パノイルオキシアゾベンゼン] 4−ヘキシルアニリン30.1g(0.17M)を0℃
以下に冷却し10%塩酸水溶液85gを加え、次に亜
硝酸ナトリウム11.6gを68gの水に溶解したもの
を加えた。滴下中は0℃以上とならないように冷
却した。滴下終了後30分間反応させたものを滴下
ロートへ移し、フエノール16gを含む8%
NaOH水溶液170gへ滴下した。滴下中は5℃以
下に保つた。滴下終了後0.5時間撹拌を続け、そ
の後PH5〜6となるまで10%塩酸水溶液を加え、
反応物を析出させた。析出物を別し水にて洗浄
後、減圧乾燥を1夜行つた。乾燥後石油エーテル
500mlで洗浄し、さらに減圧乾燥して29.6g
(0.10M)の4−ハイドロキシ4′−ヘキシルアゾ
ベンゼンを得た。収率は59%であつた。 (−)−2−ブトキシプロピオン酸2.4gをフラ
スコへ加え次に塩化チオニル2.5gを徐々に加え
30分間反応後塩化チオニルを留去する。得られた
2−ブトキシプロピオン酸クロライドを4−ハイ
ドロキシ−4−ヘキシルアゾベンゼン3.0gを乾
燥ピリジン20mlとともに混合したものへ加える。
室温にて約20時間反応させた後、イオン交換水へ
投入し冷却して析出物を別する。エタノールに
て再結晶し減圧乾燥すると1.1gの4′−ヘキシル
4−α−ブトキシプロパノイルオキシアゾベンゼ
ンが得られた。 相転移温度:Cryst46.5℃ ――→ ←―― 36.9℃Iso. IR:2940,1775,1600,1500,1200,1140,
840cm-1。 参考例 2[4′−ヘプチル4−α−ブトキシプロ
パノイルオキシアゾベンゼン] 4−ヘプチルアニリン32.9g(0.17M)を0℃
以下に冷却し10%塩酸水溶液85gを加え、次に亜
硝酸ナトリウム12.1gを70mlの水に溶解したもの
を加えた。滴下中は0℃以上とならないように冷
却した。滴下終了後30分間反応させたものを滴下
ロートへ移し、フエノール16gを含む8%
NaOH水溶液300mlへ滴下した。滴下中は5℃以
下に保つた。滴下終了後1時間撹拌を続け、その
後PH5〜6となるまで10%塩酸水溶液を加え、反
応物を析出させた。析出物を別し水にて洗浄
後、減圧乾燥を1夜行つた。乾燥後石油エーテル
500mlで洗浄し、さらに減圧乾燥して34.7g
(0.12M)の4−ハイドロキシ4′−ヘプチルアゾ
ベンゼンを得た。収率は71%であつた。 (−)−2−ブトキシプロピオン酸2.4gをフラ
スコへ加え次に塩化チオニル2.5gを徐々に加え
30分間反応後塩化チオニルを留去する。得られた
2−ブトキシプロピオン酸クロライドを4−ハイ
ドロキシ−4−ヘプチルアゾベンゼン3.2gを乾
燥ピリジン20mgとともにフラスコへ加え撹拌した
ものへ加える。室温にて5時間反応させた後、イ
オン交換水へ投入し冷却して析出物を別する。
エタノールにて再結晶したものをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフ(溶媒:ベンゼン)にて精製し
て1.2gの4′−ヘプチル4α−ブトキシプロパノイ
ルオキシアゾベンゼンを得た。 相転移温度:Cryst52.0℃ ――→ ←―― 39.6℃Iso. IRスペクトル(KBrデイスク法)を第2図に
示す。特徴的な吸収ピークは2930,1755,1600,
1500,1205,1140,840cm-1であつた。 参考例 3[4′−オクチル4−α−ブトキシプロ
パノイルオキシアゾベンゼン] 4−オクチルアニリン35g(0.17M)を0℃以
下に冷却し10%塩酸水溶液85gを加え、次に亜硝
酸ナトリウム12.0gを68mlの水に溶解したものを
加えた。滴下中は0℃以上とならないように冷却
した。滴下終了後30分間反応させたものを滴下ロ
ートへ移し、フエノール16gを含む8%NaOH
水溶液170gへ滴下した。滴下中は5℃以下に保
つた。滴下終了後1時間撹拌を続け、その後PH5
〜6となるまで10%塩酸水溶液を加え、反応物を
析出させた。析出物を別して水にて洗浄後、減
圧乾燥を1夜行つた。乾燥後石油エーテル500ml
で洗浄し、さらに減圧乾燥して30.8g(0.10M)
の4−ハイドロキシ4′−ヘプチルアゾベンゼンを
得た。収率は59%であつた。 5gのKOHを50mlのエタノールに溶解したも
のへ4−ハイドロキシ−4′−オクチルアゾベンゼ
ン12.4gを加え室温にて6時間反応させる。エタ
ノールを留去し、析出した結晶をアセトンで洗浄
し減圧乾燥すると8.8gのカリウム4′−オクチル
4ハイドロキシアゾベンゼンが得られた。(−)−
2−ブトキシプロピオン酸2.1gへ塩化チオニル
2.8gを少しづつ滴下する。室温にて30分間反応
後塩化チオニルを留去する。得られた2−ブトキ
シプロピオン酸クロライドをカリウム−4′−オク
チル4ハイドロキシアゾベンゼン3.6gを16mlの
アセトンと0.84gのNaHCO3に混合したものへ滴
下し、滴下終了後イオン交換水を加え、析出した
結晶を別してエタノールにて再結晶すると、
1.8gの4′−オクチル4−αブトキシプロパノイ
ルオキシアゾベンゼンが得られた。 相転移温度:Cryst49.5℃ ――→ ←―― 31.3℃Iso. IR:2930,1775,1600,1500,1205,1140,
840cm-1。 参考例 4[4′ヘキシルオキシ4−α−ブトキシ
プロパノイルオキシアゾベンゼン] n−ヘキシルオキシアニリン16.5gを50mlのイ
オン交換水とともに冷却したものへ10%塩酸水溶
液43gを加える。次にNaNO25.9gを34mlの水に
溶解したものを冷却しつつ滴下する。フエノール
8.0gを8%NaOH水溶液86.6gへ溶解したもの
へ上記の反応させたものを加える。滴下中は5℃
以下に保つた。滴下終了後1時間放置し、10%塩
酸水溶液を加えPH1とした。析出した微結晶を
別し減圧乾燥した。乾燥後石油エーテルで洗浄
し、さらに減圧乾燥し、12.1gの4−ハイドロキ
シ−4′−ヘキシルオキシアゾベンゼンを得た。 (−)−2−ブトキシプロピオン酸2.4gをフラ
スコへ加え次に塩化チオニル2.5gを徐々に加え
30分間反応後塩化チオニルを留去する。得られた
2−ブトキシプロピオン酸クロライドを4−ハイ
ドロキシ−4′−ヘキシルオキシアゾベンゼン3.2
gを乾燥ピリジン20mlとともにフラスコへ加え撹
拌したものへ加える。室温にて20時間放置したの
ちイオン交換水へ投入し、析出物を別する。シ
リカゲルカラムクロマトグラフ(溶媒:ベンゼ
ン)にて精製して2.0gの4′−ヘキシルオキシ4
−α−ブトキシプロパノイルオキシアゾベンゼン
を得た。 相転移温度:Cryst72.5℃ ――→ ←―― 61.1℃Iso. IR:2940,1760,1600,1490,1200,1130,
840cm-1。 参考例 5[4′−オクチル4−α−ヘプチルオキ
シプロパノイルオキシアゾベンゼン] 4−オクチルアニリン35g(0.17M)を0℃以
下に冷却し10%塩酸水溶液85gを加え、次に亜硝
酸ナトリウム12.0gを68mlの水に溶解したものを
加えた。滴下中は0℃以上とならないように冷却
した。滴下終了後30分間反応させたものを滴下ロ
ートへ移し、フエノール16gを含む8%NaOH
水溶液170gへ滴下した。滴下中は5℃以下に保
つた。滴下終了後1時間撹拌を続け、その後PH5
〜6となるまで10%塩酸水溶液を加え、反応物を
析出させた.析出物を別し水にて洗浄後、減圧
乾燥を1夜行つた。乾燥後石油エーテル500mlで
洗浄し、さらに減圧乾燥して30.8g(0.10M)の
4−ハイドロキシ4′−オクチルアゾベンゼンを得
た。収率は59%であつた。 (−)−2−ヘプチルオキシプロピオン酸3.8g
をフラスコへ加え、次に塩化チオニル3.6gを加
え30分間反応後塩化チオニルを留去する。得られ
た2−ヘプチルオキシプロピオン酸クロライドを
参考例3に示した4′−カリウムオキシ−4−オク
チルアゾベンゼン5.3gと20mlのアセトンと1.3g
のNaHCO3とを混合したものへ滴下する。滴下
終了後1時間反応させ水を20ml加え分離した油層
を冷却して固化したものを別した。シリカゲル
カラムクロマトグラフ(溶媒:ベンゼン)にて精
製して3.1gの4′−オクチル4−α−ヘプチルオ
キシプロパノイルオキシアゾベンゼンを得た。 相転移温度:Cryst42.1℃ ――→ ←―― 29.8℃Iso. IRスペクトル(バルク法)を第3図に示す。
特徴的な吸収ピークは、2930,1780,1600,
1500,1200,1110,840cm-1であつた。 参考例 6[4′−ヘキシルオキシ4−α−ヘプチ
ルオキシプロパノイルオキシアゾベンゼン] n−ヘキシルオキシアニリン16.5gを50mlのイ
オン交換水とともに冷却したものへ10%塩酸水溶
液43gを加える。次にNaNO25.9gを34mlの水に
溶解したものを冷却しつつ滴下する。フエノール
8.0gを8%NaOH水溶液86.6gへ溶解したもの
へ上記の反応させたものを加える。滴下中は5℃
以下に保つた。滴下終了後1時間放置し、10%塩
酸水溶液を加えPH1とした。析出した微結晶を
別し減圧乾燥した。乾燥後石油エーテルで洗浄
し、さらに減圧乾燥し12.1gの4−ハイドロキシ
4′−ヘキシルオキシアゾベンゼンを得た。 (−)−2−ヘプチルオキシプロピオン酸3.8g
をフラスコへ加え、次に塩化チオニル3.6gを加
え30分間反応後塩化チオニルを留去する。得られ
た2−ヘプチルオキシプロピオン酸クロライドを
4−ハイドロキシ−4′−ヘキシルオキシアゾベン
ゼン4.5gを乾燥ピリジン20mlととともにフラス
コへ加え撹拌したものへ加える。室温にて5時間
放置したのちイオン交換水へ投入し析出物を別
する。シリカゲルカラムクロマトグラフ(溶媒:
ベンゼン)にて精製して2.8gの4′−ヘキシルオ
キシ4−α−ヘプチルオキシプロパノイルオキシ
アゾベンゼンを得た。 相転移温度: IR:2940,1760,1600,1500,1210,1130,
845cm-1。 参考例 7[4′−ヘキシルオキシ4−α−ブトキ
シプロパノイルオキシアゾキシベンゼン] n−ヘキシルオキシアニリン16.5gを50mlのイ
オン交換水とともに冷却したものへ10%塩酸水溶
液43gを加える。次にNaNO25.9gを34mlの水に
溶解したものを冷却しつつ滴下する。フエノール
8.0gを8%NaOH水溶液86.6gへ溶解したもの
へ上記の反応させたものを加える。滴下中は5℃
以下に保つた。滴下終了後1時間放置し、10%塩
酸水溶液を加えPH1とした。析出した微結晶を
別し減圧乾燥した。乾燥後石油エーテルで洗浄
し、さらに減圧乾燥し12.1gの4−ハイドロキシ
4′−ヘキシルオキシアゾベンゼンを得た。 (−)−2−ブトキシプロピオン酸2.4gをフラ
スコへ加え、次に塩化チオニル2.5gを徐々に加
え30分間反応後塩化チオニルを留去する。得られ
た2−ブトキシプロピオン酸クロライドを4−ハ
イドロキシ−4′−ヘキシルオキシアゾベンゼン
3.2gを乾燥ピリジン20mlとともにフラスコへ加
え撹拌したものへ加える。室温にて20時間放置し
たのちイオン交換水へ投入し析出物を別する。
シリカゲルカラムクロマトグラフ(溶媒:ベンゼ
ン)にて精製して2.0gの4′−ヘキシルオキシ4
−α−ブトキシプロパノイルオキシアゾベンゼン
を得た。融点72.5℃ 4′−ヘキシルオキシ4−α−ブトキシプロパノ
イルオキシアゾベンゼン0.81gを氷酢酸40mlに溶
解撹拌しつつ50〜60℃に保ち、31%H2O2水溶液
5mlを約6時間で滴下する。50〜60℃でさらに4
時間、室温にて30時間放置し、500mlのイオン交
換水へ投入しエーテルにて抽出する。5%Na2
CO3水溶液50mlおよびイオン交換水にて洗浄し、
無水Na2SO4にて乾燥する。エーテルを留去し得
られた黄色結晶をエタノールにて再結晶すると
0.3gの4′−ヘキシルオキシ4−α−ブトキシプ
ロパノイルオキシアゾキシベンゼンが得られた。 IR:2930,1760,1600,1500,1460,1260,
1130,840cm-1 参考例 8[4′−オクチル4−α−ヘプチルオキ
シプロパノイルオキシアゾキシベンゼン] 4−オクチルアニリン35g(0.17M)を0℃以
下に冷却し10%塩酸水溶液85gを加え、次に亜硝
酸ナトリウム12.0gを68mlの水に溶解したものを
加えた。滴下中は0℃以上とならないように冷却
した。滴下終了後30分間反応させたものを滴下ロ
ートへ移し、フエノール16gを含む8%NaOH
水溶液170gへ滴下した。滴下中は5℃以下に保
つた。滴下終了後1時間撹拌を続け、その後PH5
〜6となるまで10%塩酸水溶液を加え、反応物を
析出させた。析出物を別し水にて洗浄後、減圧
乾燥を1夜行つた。乾燥後石油エーテル500mlで
洗浄し、さらに減圧乾燥して30.8g(0.10M)の
4−ハイドロキシ4′−オクチルアゾベンゼンを得
た。収率は59%であつた。 (−)−2−ヘプチルオキシプロピオン酸3.8g
をフラスコへ加え、次に塩化チオニル3.6gを加
え30分間反応後塩化チオニルを留去する。得られ
た2−ヘプチルオキシプロピオン酸クロライドを
実施例10に示した4′−カリウムオキシ−4−オク
チルアゾベンゼン5.3gと20mlのアセトンと1.3g
のNaHCO3とを混合したものへ滴下する。滴下
終了後1時間反応させ水を20ml加え分離した油層
を冷却して固化したものを別した。シリカゲル
カラムクロマトグラフ(溶媒:ベンゼン)にて精
製して3.1gの4′−オクチル4−α−ヘプチルオ
キシプロパノイルオキシアゾベンゼンを得た。融
点42.1℃ 4′−オクチル−4−α−ヘプチルオキシプロパ
ノイルオキシアゾベンゼン0.8gを50mlの氷酢酸
へ溶解し50〜60℃に保ち31%H2O2水溶液7mlを
1時間30分で滴下する。50〜60℃に22時間保持し
たのち500mlのイオン交換水へ投入しエーテルに
て抽出する。100mlの5%Na2CO3水溶液と100ml
のイオン交換水で洗浄したものからエーテルを留
去する。シリカゲルカラムクロマトグラフ(溶
媒:ベンゼン)にて精製し0.3gの4′−オクチル
4−α−ヘプチルオキシプロパノイルオキシアゾ
キシベンゼンを得た。 相転移温度:Cryst39.2℃ ――→ ←―― 5.5℃Iso. IR:2920,1775,1600,1500,1465,1200,
1120,830cm-1。 参考例 9[4′−ヘキシルオキシ4−α−ヘプチ
ルオキシプロパノイルオキシアゾキシベンゼン] n−ヘキシルオキシアニリン16.5gを50mlのイ
オン交換水とともに冷却したものへ10%塩酸水溶
液43gを加える。次にNaNO25.9gを34mlの水に
溶解したものを冷却しつつ滴下する。フエノール
8.0gを8%NaOH水溶液86.6gへ溶解したもの
へ上記の反応させたものを加える。滴下中は5℃
以下に保つた。滴下終了後1時間放置し、10%塩
酸水溶液を加えPH1とした。析出した微結晶を
別し減圧乾燥した。乾燥後石油エーテルで洗浄
し、さらに減圧乾燥し12.1gの4−ハイドロキシ
4′−ヘキシルオキシアゾベンゼンを得た。 (−)−2−ヘプチルオキシプロピオン酸3.8g
をフラスコへ加え、次に塩化チオニル3.6gを加
え30分間反応後塩化チオニルを留去する。得られ
た2−ヘプチルオキシプロピオン酸クロライドを
4−ハイドロキシ−4′−ヘキシルオキシアゾベン
ゼン4.5gを乾燥ピリジン20mlととともにフラス
コへ加え撹拌したものへ加える。室温にて5時間
放置したのちイオン交換水へ投入し析出物を別
する。シリカゲルカラムクロマトグラフ(溶媒:
ベンゼン)にて精製して2.8gの4′−ヘキシルオ
キシ4−α−ヘプチルオキシプロパノイルオキシ
アゾベンゼンを得た。融点69℃。 4′−ヘキシルオキシ4−α−ヘプチルオキシプ
ロパノイルオキシアゾベンゼン0.82gを55mlの氷
酢酸へ溶解し50〜60℃に保ち31%H2O2水溶液7
mlを約1時間で滴下する。50〜60℃に24時間保持
し、さらに室温にて24時間放置した後、800mlの
イオン交換水へ投入しエーテルにて抽出する。
3.3gのNa2CO3を含む100mlの水溶液および100ml
のイオン交換水で洗浄し、無水Na2SO4にて乾燥
する。エーテルを留去したものをシリカゲルカラ
ムクロマトグラム(溶媒:ベンゼン)にて精製し
て0.4gの4′−ヘキシルオキシ−4α−ヘプチルオ
キシプロパノイルオキシアゾキシベンゼンを得
た。 相転移温度:Cryst50.8℃ ――→ ←―― 10.4℃Iso. IR:2940,1760,1600,1500,1470,1200,
1140,840cm-1。 参考例 10〈参考例5で製造した液晶性化合物を
配合成分とする液晶組成物の特性〉 DOBAMBC 88wt%と参考例5の液晶性化合
物12wt%からなる液晶組成物を調製したところ
SmC*の温度範囲を47℃〜80℃に低下させるこ
とができた。 参考例 11〈実施例8で製造した液晶性化合物を
配合成分とする液晶組成物の特性〉 表1に示すような液晶化合物を調製したところ
冷却過程にて40℃〜5℃の温度範囲にてSmC*
を持つものとなつた。 【表】 【表】 参考例 12〈参考例5で製造した液晶性化合物を
配合成分とする液晶組成物の特性〉 MBRA 8 98wt%と参考例5の液晶化合物
2wt%からなる液晶組成物はSmC相のTc−T=
18.2℃においてMBRA 8単独の自発分極の2倍
の自発分極を示した。 MBRA 8単独 Ps=34.6μc/m2 (Tc−T=21.8℃) 参考例12 Ps=60.1μc/m2 (Tc−T=18.2℃) 自発分極は三角波印加による分極反転電流によ
り測定した(参考文献1983年第9回液晶討論会予
稿集pp.82 宮里、竹添、福田et al)。 [発明の効果] 本発明の乳酸誘導体にあつては上記のように適
度な分子間力と形状をもつた機能性材料中間体と
光学活性を損うことなく結合させることができ、
分子設計を自由に行うことができる。また、本発
明の乳酸誘導体のうち特定の化合物はアルキル基
の長さを変更することができ、このことにより、
液晶状体において発現する液晶相の種類や温度範
囲は制御することが可能であり、優れた液晶組成
物を与える。また、本発明の乳酸誘導体はLB膜
法により単分子累積膜を作製する場合にも容易に
疎水基を制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例4で得られた化合物のIRスペ
クトル(KBrデイスク法)であり、第2図は参
考例2で得られた化合物のIRスペクトル(KBr
デイスク法)であり、第3図は参考例5で得られ
た化合物のIRスペクトル(バルク法)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(): [一般式()中Rは炭素原子数4〜20の直鎖
    状飽和炭化水素基を示す。R′はOH基を示す。C*
    は光学活性な不斉炭素原子を示す。] で表される乳酸誘導体。
JP59195770A 1984-09-20 1984-09-20 乳酸誘導体 Granted JPS6176438A (ja)

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DE8585306724T DE3581992D1 (de) 1984-09-20 1985-09-20 Milchsaeurederivat, dieses enthaltende fluessigkristallkomposition und fluessigkristalleinrichtung.
EP85306724A EP0175591B1 (en) 1984-09-20 1985-09-20 Lactic acid derivative, liquid crystal composition containing same and liquid crystal device
US07/598,807 US5167857A (en) 1984-09-20 1990-10-18 Lactic acid derivative, liquid crystal composition containing same and liquid crystal device

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