JPH04312574A - 2,6−ルチジンの分離精製方法 - Google Patents
2,6−ルチジンの分離精製方法Info
- Publication number
- JPH04312574A JPH04312574A JP10181691A JP10181691A JPH04312574A JP H04312574 A JPH04312574 A JP H04312574A JP 10181691 A JP10181691 A JP 10181691A JP 10181691 A JP10181691 A JP 10181691A JP H04312574 A JPH04312574 A JP H04312574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lutidine
- urea
- organic solvent
- adduct
- separating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Pyridine Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬、農薬等の原料と
して有用な2,6−ルチジンの分離精製方法に関する。
して有用な2,6−ルチジンの分離精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2,6−ルチジンは、合成法によっても
得ることができるが、コ−ルタ−ルや石炭液化油等に含
まれているものを分離することが工業的には有利である
。しかしながら、このような原料から分離されたタ−ル
塩基油中には、沸点が近接した成分が含まれているので
、これを分離、精製する必要がある。例えば、コ−ルタ
−ルから蒸留、酸抽出等により分離されたタ−ル塩基油
であって、沸点範囲135〜150℃の留分中には2,
6−ルチジンの他に、多量の3−ピコリン、4−ピコリ
ンが含まれており、その他少量の2−ピコリン等が含ま
れている。これらは、沸点が近接しているため、蒸留で
分離することは困難である。このようなピコリン類等を
含む2,6−ルチジン含有留分から、2,6−ルチジン
を分離精製する方法として、特開昭58−74,664
号公報に記載されているような尿素水溶液を用いてアダ
クツを形成する方法が知られている。この方法は、高純
度の2,6−ルチジンを効率良く得ることができるとい
う点で優れた方法であるが、多量の水を使用するため、
排水処理の問題が大きいとか、ピコリンの回収率が低い
という問題がある。
得ることができるが、コ−ルタ−ルや石炭液化油等に含
まれているものを分離することが工業的には有利である
。しかしながら、このような原料から分離されたタ−ル
塩基油中には、沸点が近接した成分が含まれているので
、これを分離、精製する必要がある。例えば、コ−ルタ
−ルから蒸留、酸抽出等により分離されたタ−ル塩基油
であって、沸点範囲135〜150℃の留分中には2,
6−ルチジンの他に、多量の3−ピコリン、4−ピコリ
ンが含まれており、その他少量の2−ピコリン等が含ま
れている。これらは、沸点が近接しているため、蒸留で
分離することは困難である。このようなピコリン類等を
含む2,6−ルチジン含有留分から、2,6−ルチジン
を分離精製する方法として、特開昭58−74,664
号公報に記載されているような尿素水溶液を用いてアダ
クツを形成する方法が知られている。この方法は、高純
度の2,6−ルチジンを効率良く得ることができるとい
う点で優れた方法であるが、多量の水を使用するため、
排水処理の問題が大きいとか、ピコリンの回収率が低い
という問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、2,
6−ルチジンを尿素アダクツ法で分離精製する方法にお
いて、排水処理等の問題が少なく、ピコリンの損失の少
ない方法を提供することにある。
6−ルチジンを尿素アダクツ法で分離精製する方法にお
いて、排水処理等の問題が少なく、ピコリンの損失の少
ない方法を提供することにある。
【0004】
【0005】これらの問題は2,6−ルチジンを尿素ア
ダクツ法で分離精製する際に、水を使用することに起因
している。すなわち、アダクツ形成時に水が存在しなけ
れば、廃水は発生せず、ピコリン類の損失も少ない。し
かし,水を用いないと,次のような問題がある。一つは
、粉体の尿素を使用すると、アダクツ形成反応の速度が
低下することであり、また、他の一つは、2,6−ルチ
ジン濃度と直接関係のないスラリー濃度が高すぎて操作
性が悪くなることである。本発明者らは、これらの問題
について鋭意検討し、有機溶剤を添加すると、操作性の
悪化を防止できることを見出すと共に、条件を選択する
ことによりアダクツ形成反応の速度の低下を防止できる
ことを見出し、本発明を完成した。
ダクツ法で分離精製する際に、水を使用することに起因
している。すなわち、アダクツ形成時に水が存在しなけ
れば、廃水は発生せず、ピコリン類の損失も少ない。し
かし,水を用いないと,次のような問題がある。一つは
、粉体の尿素を使用すると、アダクツ形成反応の速度が
低下することであり、また、他の一つは、2,6−ルチ
ジン濃度と直接関係のないスラリー濃度が高すぎて操作
性が悪くなることである。本発明者らは、これらの問題
について鋭意検討し、有機溶剤を添加すると、操作性の
悪化を防止できることを見出すと共に、条件を選択する
ことによりアダクツ形成反応の速度の低下を防止できる
ことを見出し、本発明を完成した。
【0006】本発明は、ピコリン類と2,6−ルチジン
の混合物から尿素アダクツ法により2,6−ルチジンを
分離精製する方法において,2,6−ルチジンと尿素と
のアダクツの形成を、実質的に水を含まず、沸点70−
120℃の有機溶媒の共存下で行うことを特徴とする2
,6−ルチジンの分離精製方法であり、また、(a)ピ
コリン類と2,6−ルチジンの混合物に、実質的に水を
含まず、沸点70−120℃の有機溶媒の共存下で尿素
を加えて2,6−ルチジン尿素アダクツを生成させる工
程、(b)生成した2,6−ルチジン尿素アダクツを分
離する工程、(c)分離した2,6−ルチジン尿素アダ
クツを実質的に水を含まず、沸点70−120℃の有機
溶媒を用いて精製する工程、(d)精製した2,6−ル
チジン尿素アダクツを実質的に水を含まず、沸点70−
120℃の有機溶媒の存在下に加熱分解し、2,6−ル
チジンが該有機溶媒に溶解した2,6−ルチジン溶液を
分離する工程、(e)分離した2,6−ルチジン溶液を
蒸留して、2,6−ルチジンを回収する工程、の(a)
〜(e)の工程を含む2,6−ルチジンの分離精製方法
である。
の混合物から尿素アダクツ法により2,6−ルチジンを
分離精製する方法において,2,6−ルチジンと尿素と
のアダクツの形成を、実質的に水を含まず、沸点70−
120℃の有機溶媒の共存下で行うことを特徴とする2
,6−ルチジンの分離精製方法であり、また、(a)ピ
コリン類と2,6−ルチジンの混合物に、実質的に水を
含まず、沸点70−120℃の有機溶媒の共存下で尿素
を加えて2,6−ルチジン尿素アダクツを生成させる工
程、(b)生成した2,6−ルチジン尿素アダクツを分
離する工程、(c)分離した2,6−ルチジン尿素アダ
クツを実質的に水を含まず、沸点70−120℃の有機
溶媒を用いて精製する工程、(d)精製した2,6−ル
チジン尿素アダクツを実質的に水を含まず、沸点70−
120℃の有機溶媒の存在下に加熱分解し、2,6−ル
チジンが該有機溶媒に溶解した2,6−ルチジン溶液を
分離する工程、(e)分離した2,6−ルチジン溶液を
蒸留して、2,6−ルチジンを回収する工程、の(a)
〜(e)の工程を含む2,6−ルチジンの分離精製方法
である。
【0007】原料として使用するピコリン類と2,6−
ルチジンの混合物としては、コ−ルタ−ル等から分離さ
れた塩基性成分であって、2,6−ルチジン、3−ピコ
リン及び4−ピコリンを主とする留分、特に135〜1
50℃の留分を主とするものが適当である。なお。この
留分中に2−ピコリンと2,3−ルチジンが多量に含ま
れる場合は、予めこれらの成分を除去しておくことが望
ましいが、少量であれば差し支えない。
ルチジンの混合物としては、コ−ルタ−ル等から分離さ
れた塩基性成分であって、2,6−ルチジン、3−ピコ
リン及び4−ピコリンを主とする留分、特に135〜1
50℃の留分を主とするものが適当である。なお。この
留分中に2−ピコリンと2,3−ルチジンが多量に含ま
れる場合は、予めこれらの成分を除去しておくことが望
ましいが、少量であれば差し支えない。
【0008】アダクツを形成させるための尿素は粉末で
加えても、有機溶媒に溶解又は分散させて加えてもよい
が、水は実質的に存在させない。尿素の使用量は原料中
の2,6−ルチジンに対して2倍モル以上、好ましくは
3倍モル以上であり、多量に加えても2,6−ルチジン
の反応率はほぼ一定となるので、3〜4倍モル程度で十
分である。
加えても、有機溶媒に溶解又は分散させて加えてもよい
が、水は実質的に存在させない。尿素の使用量は原料中
の2,6−ルチジンに対して2倍モル以上、好ましくは
3倍モル以上であり、多量に加えても2,6−ルチジン
の反応率はほぼ一定となるので、3〜4倍モル程度で十
分である。
【0009】アダクツを形成させる際に共存させる有機
溶媒は、実質的に水を含まず、沸点70−120℃の有
機溶媒であり、具体的にはベンゼン、トルエン、シクロ
ヘキサン、n−ヘプタン等の炭化水素、エタノ−ル、ア
セトン、ジエチルエ−テル等が挙げられるが、好ましく
はベンゼン又はシクロヘキサンである。ここで、沸点が
高いと後で行う蒸留で有機溶媒の分離が困難となり、低
いとアダクツ形成反応を加圧下で行う必要が生ずる。ま
た、水が含まれると排水が生じるだけでなく、尿素やピ
コリンの損失が増える。そのような意味で、この有機溶
媒は常温付近では、尿素を溶解しないか、少量しか溶解
しないものがよい。そして、有機溶媒の使用量はアダク
ツ形成後のスラリ−濃度が15〜35重量%、好ましく
は20〜30重量%となるように加えることがよい。使
用量が少ないとスラリ−濃度が高くなり、操作性が劣る
だけでなく、反応速度も遅くなる。
溶媒は、実質的に水を含まず、沸点70−120℃の有
機溶媒であり、具体的にはベンゼン、トルエン、シクロ
ヘキサン、n−ヘプタン等の炭化水素、エタノ−ル、ア
セトン、ジエチルエ−テル等が挙げられるが、好ましく
はベンゼン又はシクロヘキサンである。ここで、沸点が
高いと後で行う蒸留で有機溶媒の分離が困難となり、低
いとアダクツ形成反応を加圧下で行う必要が生ずる。ま
た、水が含まれると排水が生じるだけでなく、尿素やピ
コリンの損失が増える。そのような意味で、この有機溶
媒は常温付近では、尿素を溶解しないか、少量しか溶解
しないものがよい。そして、有機溶媒の使用量はアダク
ツ形成後のスラリ−濃度が15〜35重量%、好ましく
は20〜30重量%となるように加えることがよい。使
用量が少ないとスラリ−濃度が高くなり、操作性が劣る
だけでなく、反応速度も遅くなる。
【0010】アダクツ形成反応は、温度が高いほど速度
は速いが、逆にアダクツの分解反応も起こるので、60
〜90℃、好ましくは70〜80℃で行うのがよい。反
応中は攪拌を行い、接触をよくすることがよく、上記の
ような条件で反応行った場合、反応時間は2〜10時間
、好ましくは3〜5時間の範囲である。そして、反応は
2,6−ルチジンが約80〜90%前後反応するまで行
うことが好ましい。
は速いが、逆にアダクツの分解反応も起こるので、60
〜90℃、好ましくは70〜80℃で行うのがよい。反
応中は攪拌を行い、接触をよくすることがよく、上記の
ような条件で反応行った場合、反応時間は2〜10時間
、好ましくは3〜5時間の範囲である。そして、反応は
2,6−ルチジンが約80〜90%前後反応するまで行
うことが好ましい。
【0011】上記の2,6−ルチジン尿素アダクツを生
成させる工程(a)が終了したのち、これを分離し、分
解等して精製された2,6−ルチジンを回収する。この
方法は任意であるが、下記の(b)〜(e)の工程を含
む方法によって行うことができる。以下、これらの工程
について説明する。
成させる工程(a)が終了したのち、これを分離し、分
解等して精製された2,6−ルチジンを回収する。この
方法は任意であるが、下記の(b)〜(e)の工程を含
む方法によって行うことができる。以下、これらの工程
について説明する。
【0012】2,6−ルチジン尿素アダクツを生成させ
る工程(a)が終了すると、大部分の2,6−ルチジン
は尿素アダクツとなり、3−ピコリン、4−ピコリン等
はアダクツを形成せずそのままで存在することになるが
、これを冷却するとアダクツの大部分は固体として析出
し、また、有機溶媒の種類によっては過剰の尿素も固体
として析出するので、液体又は有機溶媒の溶液として存
在する3−ピコリン、4−ピコリン及び溶解度分のアダ
クツ、尿素等と固液分離により分離可能である。従って
、工程(b)では、固液分離によってアダクツを分離す
る。固液分離の手段としては、濾過や遠心分離があるが
、濾過が簡便である。この際の温度は低い方が、2,6
−ルチジンの損失が少なくて有利である。
る工程(a)が終了すると、大部分の2,6−ルチジン
は尿素アダクツとなり、3−ピコリン、4−ピコリン等
はアダクツを形成せずそのままで存在することになるが
、これを冷却するとアダクツの大部分は固体として析出
し、また、有機溶媒の種類によっては過剰の尿素も固体
として析出するので、液体又は有機溶媒の溶液として存
在する3−ピコリン、4−ピコリン及び溶解度分のアダ
クツ、尿素等と固液分離により分離可能である。従って
、工程(b)では、固液分離によってアダクツを分離す
る。固液分離の手段としては、濾過や遠心分離があるが
、濾過が簡便である。この際の温度は低い方が、2,6
−ルチジンの損失が少なくて有利である。
【0013】工程(b)で分離した固相は2,6−ルチ
ジン尿素アダクツを主とするものであるが、不純物が付
着又は混入しているので、これを精製する工程(c)を
行う。精製は実質的に水を含まず、沸点70−120℃
の有機溶媒を用いて洗浄することにより行う。この有機
溶媒としては、前記と同様な炭化水素やその他の化合物
が挙げられるが、好ましくはベンゼン又はシクロヘキサ
ンであり、より好ましくは工程(a)で使用したと同じ
有機溶媒である。この精製工程(c)も2,6−ルチジ
ンの損失を少なくするため、比較的低温で行うことがよ
い。また、この工程(c)では、2,6−ルチジンと蒸
留分離が困難な3−ピコリン等の塩基が1重量%程度以
下となるまで繰り返し洗浄を行うことがよく、尿素等は
除去されなくとも差し支えない。
ジン尿素アダクツを主とするものであるが、不純物が付
着又は混入しているので、これを精製する工程(c)を
行う。精製は実質的に水を含まず、沸点70−120℃
の有機溶媒を用いて洗浄することにより行う。この有機
溶媒としては、前記と同様な炭化水素やその他の化合物
が挙げられるが、好ましくはベンゼン又はシクロヘキサ
ンであり、より好ましくは工程(a)で使用したと同じ
有機溶媒である。この精製工程(c)も2,6−ルチジ
ンの損失を少なくするため、比較的低温で行うことがよ
い。また、この工程(c)では、2,6−ルチジンと蒸
留分離が困難な3−ピコリン等の塩基が1重量%程度以
下となるまで繰り返し洗浄を行うことがよく、尿素等は
除去されなくとも差し支えない。
【0014】工程(c)で精製した2,6−ルチジン尿
素アダクツは、工程(d)で加熱分解する。加熱分解は
実質的に水を含まず、沸点70−120℃の有機溶媒の
存在下に行う。この有機溶媒としては、前記と同様な炭
化水素やその他の化合物が挙げられるが、好ましくはベ
ンゼン又はシクロヘキサンであり、より好ましくは工程
(a)で使用したと同じ有機溶媒である。有機溶媒の使
用量は多いほど分解率は高くなるが、後で行う蒸留工程
での負荷が増すので、2〜5重量倍程度が適当である。 また、この分解反応は平衡反応であるので、溶媒を回数
分に分け、2〜5回程度加熱分解を繰り返したり、ソク
スレ−の抽出器のようなもので連続的に分解、抽出を行
うことがよい。加熱分解で生成した2,6−ルチジンは
有機溶媒に抽出されて、有機溶媒の2,6−ルチジン溶
液として回収される。
素アダクツは、工程(d)で加熱分解する。加熱分解は
実質的に水を含まず、沸点70−120℃の有機溶媒の
存在下に行う。この有機溶媒としては、前記と同様な炭
化水素やその他の化合物が挙げられるが、好ましくはベ
ンゼン又はシクロヘキサンであり、より好ましくは工程
(a)で使用したと同じ有機溶媒である。有機溶媒の使
用量は多いほど分解率は高くなるが、後で行う蒸留工程
での負荷が増すので、2〜5重量倍程度が適当である。 また、この分解反応は平衡反応であるので、溶媒を回数
分に分け、2〜5回程度加熱分解を繰り返したり、ソク
スレ−の抽出器のようなもので連続的に分解、抽出を行
うことがよい。加熱分解で生成した2,6−ルチジンは
有機溶媒に抽出されて、有機溶媒の2,6−ルチジン溶
液として回収される。
【0015】工程(d)で分離した2,6−ルチジン溶
液は、工程(e)で蒸留して2,6−ルチジンを回収す
る。ここで、蒸留分離される有機溶媒は前記工程(a)
、(c)又は(d)で使用する有機溶媒として再使用す
ることができる。また、工程(b)で分離した液相及び
工程(c)で生ずる洗浄廃液は、蒸留することにより、
有機溶媒、3−ピコリン、4−ピコリン等に分離、回収
することができ、有機溶媒は前記と同様に再使用するこ
とができる。更に、工程(d)で生成した尿素は、工程
(a)で再使用することができる。
液は、工程(e)で蒸留して2,6−ルチジンを回収す
る。ここで、蒸留分離される有機溶媒は前記工程(a)
、(c)又は(d)で使用する有機溶媒として再使用す
ることができる。また、工程(b)で分離した液相及び
工程(c)で生ずる洗浄廃液は、蒸留することにより、
有機溶媒、3−ピコリン、4−ピコリン等に分離、回収
することができ、有機溶媒は前記と同様に再使用するこ
とができる。更に、工程(d)で生成した尿素は、工程
(a)で再使用することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。なお、部及び
%は重量部及び重量%を示す。実施例12,6−ルチジ
ン35.4%、2−ピコリン0.3%、3−及び4−ピ
コリン64.2%を含有するタ−ル塩基留分170部を
フラスコに採取し、101部の尿素(対2,6−ルチジ
ン モル比3)とベンゼン416部を加え、75℃で
4時間攪拌してアダクツを形成させた。次いで、室温ま
で冷却し、生成した尿素アダクツを,遠心濾過したのち
、ベンゼンで3回洗浄して精製アダクツ165部を得た
。 得られた精製アダクツにベンゼン560部を加え、80
℃に30分間加熱してアダクツを尿素と2,6−ルチジ
ンに分解したのち、室温に冷却後、濾過した。得られた
2,6−ルチジンの溶液を常圧で精密蒸留して純度99
.1%の2,6−ルチジン46.8部を得た。2,6−
ルチジンの回収率は77%であった。
%は重量部及び重量%を示す。実施例12,6−ルチジ
ン35.4%、2−ピコリン0.3%、3−及び4−ピ
コリン64.2%を含有するタ−ル塩基留分170部を
フラスコに採取し、101部の尿素(対2,6−ルチジ
ン モル比3)とベンゼン416部を加え、75℃で
4時間攪拌してアダクツを形成させた。次いで、室温ま
で冷却し、生成した尿素アダクツを,遠心濾過したのち
、ベンゼンで3回洗浄して精製アダクツ165部を得た
。 得られた精製アダクツにベンゼン560部を加え、80
℃に30分間加熱してアダクツを尿素と2,6−ルチジ
ンに分解したのち、室温に冷却後、濾過した。得られた
2,6−ルチジンの溶液を常圧で精密蒸留して純度99
.1%の2,6−ルチジン46.8部を得た。2,6−
ルチジンの回収率は77%であった。
【0017】
【発明の効果】本発明の方法によれば、排水処理の問題
が低減され、2,6−ルチジンの回収率のみならず3−
ピコリン、4−ピコリン等の回収率も向上する。また、
その他の原材料の再使用率も向上し原単位が向上する。
が低減され、2,6−ルチジンの回収率のみならず3−
ピコリン、4−ピコリン等の回収率も向上する。また、
その他の原材料の再使用率も向上し原単位が向上する。
Claims (2)
- 【請求項1】ピコリン類と2,6−ルチジンの混合物か
ら尿素アダクツ法により2,6−ルチジンを分離精製す
る方法において,2,6−ルチジンと尿素とのアダクツ
の形成を、実質的に水を含まず、沸点70−120℃の
有機溶媒の共存下で行うことを特徴とする2,6−ルチ
ジンの分離精製方法。 - 【請求項2】(a)ピコリン類と2,6−ルチジンの混
合物に、実質的に水を含まず、沸点70−120℃の有
機溶媒の共存下で尿素を加えて2,6−ルチジン尿素ア
ダクツを生成させる工程、(b)生成した2,6−ルチ
ジン尿素アダクツを分離する工程、(c)分離した2,
6−ルチジン尿素アダクツを、実質的に水を含まず、沸
点70−120℃の有機溶媒を用いて精製する工程、(
d)精製した2,6−ルチジン尿素アダクツを、実質的
に水を含まず、沸点70−120℃の有機溶媒の存在下
に加熱分解し、2,6−ルチジンが該有機溶媒に溶解し
た2,6−ルチジン溶液を分離する工程、(e)分離し
た2,6−ルチジン溶液を蒸留して、2,6−ルチジン
を回収する工程、の(a)〜(e)の工程を含むことを
特徴とする2,6−ルチジンの分離精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10181691A JPH04312574A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 2,6−ルチジンの分離精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10181691A JPH04312574A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 2,6−ルチジンの分離精製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04312574A true JPH04312574A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14310653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10181691A Withdrawn JPH04312574A (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 2,6−ルチジンの分離精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04312574A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102372668A (zh) * | 2011-10-26 | 2012-03-14 | 上海煦旻化工科技发展有限公司 | 2,6-二甲基吡啶的制备方法 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP10181691A patent/JPH04312574A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102372668A (zh) * | 2011-10-26 | 2012-03-14 | 上海煦旻化工科技发展有限公司 | 2,6-二甲基吡啶的制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6210491B2 (ja) | ||
| JPH04312574A (ja) | 2,6−ルチジンの分離精製方法 | |
| JP4216563B2 (ja) | フルオレニリデンジアリルフェノールの精製方法 | |
| US4066683A (en) | Process for the preparation of diaminomaleonitrile | |
| US3159641A (en) | Process for separating | |
| JPS6193165A (ja) | キナルジンの分離精製法 | |
| US4435251A (en) | Method for purification of 2-methyleneglutaronitrile | |
| JPS5874664A (ja) | 2,6−ルチジンの分離精製方法 | |
| JP3657635B2 (ja) | メチルナフタレンの製造方法 | |
| JP2721247B2 (ja) | 精製インドールの製造方法 | |
| JPH04275275A (ja) | イソキノリン及びキナルジンの回収方法 | |
| JPS6036439B2 (ja) | トリエチレンジアミンの分離回収方法 | |
| JPS6176427A (ja) | アセナフテンの製造方法 | |
| JPH02202592A (ja) | 2‐メチルナフタレンの分離回収方法 | |
| JP2887794B2 (ja) | 2,6―ジメチルナフタレンの分離方法 | |
| JPH04234337A (ja) | ビス(3,5−ジブロモ−4−ジブロモプロポキシフェニル)プロパンの分離回収方法 | |
| JPH03118365A (ja) | タール塩基油からのキノフタロン化合物の製造法 | |
| JP2537099B2 (ja) | 6―メチルアミノピリジン誘導体の製造方法 | |
| JPH0434979B2 (ja) | ||
| JPS61129164A (ja) | インド−ルの精製方法 | |
| JPH0334970A (ja) | イソキノリンの精製方法 | |
| JPS62249967A (ja) | インド−ルの回収方法 | |
| JPH072705A (ja) | フルオレンの精製方法 | |
| JPH01319434A (ja) | 2,6‐ジエチルナフタレンの分離方法 | |
| JPH0892138A (ja) | m−ニトロ安息香酸と2,6−ジメチルナフタレンとの錯体の分解方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |