JPH04313965A - 画質改善装置 - Google Patents
画質改善装置Info
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- JPH04313965A JPH04313965A JP3106824A JP10682491A JPH04313965A JP H04313965 A JPH04313965 A JP H04313965A JP 3106824 A JP3106824 A JP 3106824A JP 10682491 A JP10682491 A JP 10682491A JP H04313965 A JPH04313965 A JP H04313965A
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- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン(TV
)受像機、ヒデオテープレコーダ(VTR )、プリン
タ等の各種ビデオ機器、及び、画像データを扱う各種画
像処理装置等に好適な画質改善装置に関する。そして、
この発明は、特にエッジ強調を観賞者に違和感を与える
ことなく自然な形で行い、再生画像の鮮鋭度及び解像度
を改善できると共に、デジタル回路化に適した画質改善
装置を提供することを目的としている。
)受像機、ヒデオテープレコーダ(VTR )、プリン
タ等の各種ビデオ機器、及び、画像データを扱う各種画
像処理装置等に好適な画質改善装置に関する。そして、
この発明は、特にエッジ強調を観賞者に違和感を与える
ことなく自然な形で行い、再生画像の鮮鋭度及び解像度
を改善できると共に、デジタル回路化に適した画質改善
装置を提供することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】従来、画質改善のために用いられる輪郭
補正では、2次微分処理によって輪郭補正成分を求め、
この補正成分を元の信号に適量付加していた。この方法
では、輪郭補正成分である2次微分波形が、元の信号の
波形変化部(エッジ部)の中点よりもかなり外側にピー
クを持つ波形となっていた。よって、この2次微分波形
を元の信号に付加すると、プリシュートやオーバーシュ
ートが発生することがあり、再生画像上のエッジに白と
黒の縁どりができるなどの不自然な輪郭補正となること
があった。
補正では、2次微分処理によって輪郭補正成分を求め、
この補正成分を元の信号に適量付加していた。この方法
では、輪郭補正成分である2次微分波形が、元の信号の
波形変化部(エッジ部)の中点よりもかなり外側にピー
クを持つ波形となっていた。よって、この2次微分波形
を元の信号に付加すると、プリシュートやオーバーシュ
ートが発生することがあり、再生画像上のエッジに白と
黒の縁どりができるなどの不自然な輪郭補正となること
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、元の信号の波形変化部(エッジ部)の中
点位置に波形段差を付加することによるエッジ強調によ
り、プリシュートやオーバーシュートによる不自然な輪
郭補正を防ぎ、観賞者に対して違和感を与えることなく
、自然な形で鮮鋭度及び解像度を向上させることができ
ると共に、デジタル回路化に適した画質改善装置とする
には、どのような手段を講じればよいかという点にある
。さらに、この発明が解決しようとする課題は、エッジ
強調量の調整ができ、耐雑音性能に優れた画質改善装置
とするには、どのような手段を講じればよいかという点
にある。
とする課題は、元の信号の波形変化部(エッジ部)の中
点位置に波形段差を付加することによるエッジ強調によ
り、プリシュートやオーバーシュートによる不自然な輪
郭補正を防ぎ、観賞者に対して違和感を与えることなく
、自然な形で鮮鋭度及び解像度を向上させることができ
ると共に、デジタル回路化に適した画質改善装置とする
には、どのような手段を講じればよいかという点にある
。さらに、この発明が解決しようとする課題は、エッジ
強調量の調整ができ、耐雑音性能に優れた画質改善装置
とするには、どのような手段を講じればよいかという点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、入力信号である第1の信号を所定
時間遅延させた第2の信号と、前記第2の信号を前記所
定時間遅延させた第3の信号と、前記第3の信号を前記
所定時間遅延させた第4の信号と、前記第4の信号を前
記所定時間遅延させた第5の信号とを出力する遅延回路
と、前記第2の信号から前記第3の信号を減算して得た
第6の信号を出力する第1の減算器と、前記第3の信号
から前記第4の信号を減算して得た第7の信号を出力す
る第2の減算器と、前記第6の信号から前記第7の信号
を減算して得た第8の信号を出力する第3の減算器と、
前記第1、第2、及び第3の信号を、第1の所定比率で
混合して得た第9の信号を出力する第1の混合器と、前
記第3、第4、及び第5の信号を、第2の所定比率で混
合して得た第10の信号を出力する第2の混合器と、前
記第6、第7、及び第8の信号が供給され、前記第6、
第7、及び第8の信号の値の組合わせに応じて変化する
、制御信号である第11の信号を出力する制御信号形成
回路と、前記第9、第3、第10、及び第11の信号が
供給され、制御信号である前記第11の信号に応じて、
前記第9、第3、及び第10の信号の内の1つを選択し
て出力する信号選択回路とより構成し、前記制御信号形
成回路は、(イ)前記第6、第7、及び第8の3つの信
号の値が同時に正または同時に負である同極性の値であ
るとき、前記信号選択回路が前記第10の信号を選択出
力する制御信号を出力し、(ロ)前記第6及び第7の信
号の値が同時に正または同時に負である同極性の値であ
り、かつ、前記第8の信号の値が、前記第6及び第7の
信号の値の極性と異なる極性の値のとき、前記信号選択
回路が前記第9の信号を選択出力する制御信号を出力し
、(ハ)前記第6、第7、及び第8の3つの信号の値の
組合わせが前記(イ)、(ロ)以外の組合わせのとき、
前記信号選択回路が前記第3の信号を選択出力する制御
信号を出力し、前記信号選択回路から、前記入力信号で
ある第1の信号のエッジが強調された出力信号を得るこ
とを特徴とする画質改善装置を提供するものである。
するために本発明は、入力信号である第1の信号を所定
時間遅延させた第2の信号と、前記第2の信号を前記所
定時間遅延させた第3の信号と、前記第3の信号を前記
所定時間遅延させた第4の信号と、前記第4の信号を前
記所定時間遅延させた第5の信号とを出力する遅延回路
と、前記第2の信号から前記第3の信号を減算して得た
第6の信号を出力する第1の減算器と、前記第3の信号
から前記第4の信号を減算して得た第7の信号を出力す
る第2の減算器と、前記第6の信号から前記第7の信号
を減算して得た第8の信号を出力する第3の減算器と、
前記第1、第2、及び第3の信号を、第1の所定比率で
混合して得た第9の信号を出力する第1の混合器と、前
記第3、第4、及び第5の信号を、第2の所定比率で混
合して得た第10の信号を出力する第2の混合器と、前
記第6、第7、及び第8の信号が供給され、前記第6、
第7、及び第8の信号の値の組合わせに応じて変化する
、制御信号である第11の信号を出力する制御信号形成
回路と、前記第9、第3、第10、及び第11の信号が
供給され、制御信号である前記第11の信号に応じて、
前記第9、第3、及び第10の信号の内の1つを選択し
て出力する信号選択回路とより構成し、前記制御信号形
成回路は、(イ)前記第6、第7、及び第8の3つの信
号の値が同時に正または同時に負である同極性の値であ
るとき、前記信号選択回路が前記第10の信号を選択出
力する制御信号を出力し、(ロ)前記第6及び第7の信
号の値が同時に正または同時に負である同極性の値であ
り、かつ、前記第8の信号の値が、前記第6及び第7の
信号の値の極性と異なる極性の値のとき、前記信号選択
回路が前記第9の信号を選択出力する制御信号を出力し
、(ハ)前記第6、第7、及び第8の3つの信号の値の
組合わせが前記(イ)、(ロ)以外の組合わせのとき、
前記信号選択回路が前記第3の信号を選択出力する制御
信号を出力し、前記信号選択回路から、前記入力信号で
ある第1の信号のエッジが強調された出力信号を得るこ
とを特徴とする画質改善装置を提供するものである。
【0005】
【実施例】図1に、この発明の画質改善装置の一実施例
を示す。また、図2は混合器の具体的な構成例を示す図
、図3は制御信号形成回路及び信号選択回路の具体的な
構成例を示す図、図4は図1に示した実施例の動作説明
図である。図4では、説明をわかりやすくするために、
波形傾斜部の段差を誇張して表現してある。また、具体
的回路例としてデジタル回路を挙げる場合でも、その動
作説明をわかりやすくするため、図4では、その回路の
信号波形をアナログ波形として示すものとする。図1に
おいて、1〜4は同一の遅延時間を有する遅延回路、5
〜7は減算器、9及び10は混合器、8は制御信号形成
回路、11は信号選択回路である。なお、説明の便宜上
、各回路自体の処理時間による信号の遅れ、及びその遅
れを単に補正するためだけに通常用いられる遅延回路等
は、省略するものとする。この画質改善装置の扱う入力
信号としては、各種映像信号、輝度信号、RGB信号等
が考えられる。まず、ラインL1から入来する入力信号
S1が、図4(a)に示すようなバーパルス波形の信号
である場合について説明する。この信号はTV映像信号
の輝度信号の一波形例であり、周波数成分が上限周波数
4MHz までに帯域制限されているものとする。入力
信号S1は、遅延回路1に供給される。遅延回路1の有
する遅延時間Tは、
を示す。また、図2は混合器の具体的な構成例を示す図
、図3は制御信号形成回路及び信号選択回路の具体的な
構成例を示す図、図4は図1に示した実施例の動作説明
図である。図4では、説明をわかりやすくするために、
波形傾斜部の段差を誇張して表現してある。また、具体
的回路例としてデジタル回路を挙げる場合でも、その動
作説明をわかりやすくするため、図4では、その回路の
信号波形をアナログ波形として示すものとする。図1に
おいて、1〜4は同一の遅延時間を有する遅延回路、5
〜7は減算器、9及び10は混合器、8は制御信号形成
回路、11は信号選択回路である。なお、説明の便宜上
、各回路自体の処理時間による信号の遅れ、及びその遅
れを単に補正するためだけに通常用いられる遅延回路等
は、省略するものとする。この画質改善装置の扱う入力
信号としては、各種映像信号、輝度信号、RGB信号等
が考えられる。まず、ラインL1から入来する入力信号
S1が、図4(a)に示すようなバーパルス波形の信号
である場合について説明する。この信号はTV映像信号
の輝度信号の一波形例であり、周波数成分が上限周波数
4MHz までに帯域制限されているものとする。入力
信号S1は、遅延回路1に供給される。遅延回路1の有
する遅延時間Tは、
【0006】
【数1】
【0007】である。この遅延時間Tの値は、TV映像
信号を量子化し、デジタル系で信号処理する際に通常用
いられる標本化周波数fs (fs =4fsc)を基
に設定された値であり、遅延時間Tは標本化周期に一致
している。TV映像信号の周波数成分が4MHz まで
で帯域制限されている場合には、理想特性から求められ
る次式のインパルス応答、
信号を量子化し、デジタル系で信号処理する際に通常用
いられる標本化周波数fs (fs =4fsc)を基
に設定された値であり、遅延時間Tは標本化周期に一致
している。TV映像信号の周波数成分が4MHz まで
で帯域制限されている場合には、理想特性から求められ
る次式のインパルス応答、
【0008】
【数2】
【0009】の半値幅(約150.8ns)から、遅延
時間Tの値を次式、
時間Tの値を次式、
【0010】
【数3】
【0011】即ち、半値幅の1/2以下の値に設定する
ことで、この発明の目的は達成される。遅延回路1で、
時間Tだけ遅延した出力信号S2を図4(b)に示す。 次段の遅延回路2は、遅延回路1と同一機能の回路であ
り、供給された信号S2をさらに時間Tだけ遅延した信
号S3(図4(c)参照)を出力する。遅延回路3も、
遅延回路1と同一機能の回路であり、供給された信号S
3をさらに時間Tだけ遅延した信号S4(図4(d)参
照)を出力する。遅延回路4も、遅延回路1と同一機能
の回路であり、供給された信号S4をさらに時間Tだけ
遅延した信号S5(図4(e)参照)を出力する。時間
Tだけそれぞれ遅延している5つの信号S1〜S5の相
対関係を、信号S3を基準として、信号波形上に示した
ものが、図4(q)である。次に、減算器5は、遅延回
路1の出力信号S2から遅延回路2の出力信号S3を減
算し、次式に示す信号S6を出力する。信号S6の波形
(図4(f)参照)は、差分波形、即ち微分波形である
。
ことで、この発明の目的は達成される。遅延回路1で、
時間Tだけ遅延した出力信号S2を図4(b)に示す。 次段の遅延回路2は、遅延回路1と同一機能の回路であ
り、供給された信号S2をさらに時間Tだけ遅延した信
号S3(図4(c)参照)を出力する。遅延回路3も、
遅延回路1と同一機能の回路であり、供給された信号S
3をさらに時間Tだけ遅延した信号S4(図4(d)参
照)を出力する。遅延回路4も、遅延回路1と同一機能
の回路であり、供給された信号S4をさらに時間Tだけ
遅延した信号S5(図4(e)参照)を出力する。時間
Tだけそれぞれ遅延している5つの信号S1〜S5の相
対関係を、信号S3を基準として、信号波形上に示した
ものが、図4(q)である。次に、減算器5は、遅延回
路1の出力信号S2から遅延回路2の出力信号S3を減
算し、次式に示す信号S6を出力する。信号S6の波形
(図4(f)参照)は、差分波形、即ち微分波形である
。
【0012】
【数4】
【0013】減算器6は、減算器5と同一の機能を有し
、遅延回路2の出力信号S3から遅延回路3の出力信号
S4を減算し、次式に示す信号S7(図4(g)参照)
を出力する。
、遅延回路2の出力信号S3から遅延回路3の出力信号
S4を減算し、次式に示す信号S7(図4(g)参照)
を出力する。
【0014】
【数5】
【0015】減算器7も、減算器5と同一の機能を有し
、減算器5の出力信号S6から減算器6の出力信号S7
を減算し、次式に示す信号S8を出力する。信号S8の
波形(図4(h)参照)は、2次の差分波形、即ち2次
微分波形である。
、減算器5の出力信号S6から減算器6の出力信号S7
を減算し、次式に示す信号S8を出力する。信号S8の
波形(図4(h)参照)は、2次の差分波形、即ち2次
微分波形である。
【0016】
【数6】
【0017】図1にもどって、混合器9には、入力信号
S1と、遅延回路1の出力信号S2と、遅延回路2の出
力信号S3とが供給され、それら3つの信号が混合され
る。各信号の混合率をa,b,cとしたときの混合器9
の出力信号S9を次式に示す。
S1と、遅延回路1の出力信号S2と、遅延回路2の出
力信号S3とが供給され、それら3つの信号が混合され
る。各信号の混合率をa,b,cとしたときの混合器9
の出力信号S9を次式に示す。
【0018】
【数7】
【0019】上式(7)をそのまま具体的に回路化した
ものを図2(a)に示す。ブロック2−1〜2−3は、
それぞれ信号S1〜S3に対して、混合率a,b,cに
相当する倍率を与える増幅器であり、ブロック2−4は
、各増幅器2−1〜2−3の出力を合成して出力S9を
得る合成器である。図2(b)に示す回路は、上式(7
)において、
ものを図2(a)に示す。ブロック2−1〜2−3は、
それぞれ信号S1〜S3に対して、混合率a,b,cに
相当する倍率を与える増幅器であり、ブロック2−4は
、各増幅器2−1〜2−3の出力を合成して出力S9を
得る合成器である。図2(b)に示す回路は、上式(7
)において、
【0020】
【数8】
【0021】としたときの回路例である。ブロック2−
5,2−6は加算器である。このときの出力S9は、
5,2−6は加算器である。このときの出力S9は、
【
0022】
0022】
【数9】
【0023】となる。図2(c)に示す回路は、上式(
7)において、
7)において、
【0024】
【数10】
【0025】としたときの回路例である。ブロック2−
7,2−10は加算器であり、ブロック2−8は減算器
、ブロック2−9は、新たな混合率kを与える増幅器で
ある。このときの出力S9は、
7,2−10は加算器であり、ブロック2−8は減算器
、ブロック2−9は、新たな混合率kを与える増幅器で
ある。このときの出力S9は、
【0026】
【数11】
【0027】となる。図2(d)に示す回路は、上式(
7)において、
7)において、
【0028】
【数12】
【0029】としたときの回路例であり、図2(a)に
おける3つの混合率(a,b,c)を2つの混合率k1
,k2 で置き換えたものである。ブロック2−11
,2−12は減算器であり、ブロック2−13,2−1
4は混合率k1 ,k2 を与える増幅器、ブロック2
−15は合成器である。このときの出力S9は、
おける3つの混合率(a,b,c)を2つの混合率k1
,k2 で置き換えたものである。ブロック2−11
,2−12は減算器であり、ブロック2−13,2−1
4は混合率k1 ,k2 を与える増幅器、ブロック2
−15は合成器である。このときの出力S9は、
【00
30】
30】
【数13】
【0031】となる。図4(i)に示す信号S9の波形
図は、図2(b)、即ち、式(9)によって得られるも
のである。式(7)〜式(13)のように、複数の信号
を混合することによるメリットは、第1に高周波領域成
分の抑圧による雑音低減効果であり、第2に各信号の混
合率の調整によるエッジ強調、輪郭補正の最適化(この
最適化については後述する)である。混合器10は、混
合器9と同一構成のものであり、遅延回路2の出力信号
S3と、遅延回路3の出力信号S4と、遅延回路4の出
力信号S5とが供給され、それら3つの信号を所定比率
で混合し、出力信号Saを得る。混合器9の説明で使用
した図2(a)〜(d)は、図中に括弧書きで示したよ
うに、各信号をS1→S3、S2→S4、S3→S5、
S9→Saと置き換えれば、そのまま混合器10の具体
的な構成例を示す図となる。よって、上式(7),上式
(9),上式(11),上式(13)は、それぞれ次式
(14)〜(17)となる。
図は、図2(b)、即ち、式(9)によって得られるも
のである。式(7)〜式(13)のように、複数の信号
を混合することによるメリットは、第1に高周波領域成
分の抑圧による雑音低減効果であり、第2に各信号の混
合率の調整によるエッジ強調、輪郭補正の最適化(この
最適化については後述する)である。混合器10は、混
合器9と同一構成のものであり、遅延回路2の出力信号
S3と、遅延回路3の出力信号S4と、遅延回路4の出
力信号S5とが供給され、それら3つの信号を所定比率
で混合し、出力信号Saを得る。混合器9の説明で使用
した図2(a)〜(d)は、図中に括弧書きで示したよ
うに、各信号をS1→S3、S2→S4、S3→S5、
S9→Saと置き換えれば、そのまま混合器10の具体
的な構成例を示す図となる。よって、上式(7),上式
(9),上式(11),上式(13)は、それぞれ次式
(14)〜(17)となる。
【0032】
【数14】
【数15】
【数16】
【数17】
【0033】図4(j)に示す信号Saの波形図は、図
2(b)、即ち、式(15)によって得られるものであ
る。ここで、図1にもどって、混合器9の出力信号S9
、混合器10の出力信号Sa、遅延回路2の出力信号S
3は、ぞれぞれ信号選択回路11に供給される。また、
制御信号形成回路8には、減算器5,6,7の各出力信
号S6,S7,S8が供給される。そして、制御信号形
成回路8は、信号S6,S7,S8の値の組合わせに応
じて、制御信号Scを形成する。制御信号Sc は、3
つの信号Sc9,Sc3,Scaから成る、ローアクテ
ィブ(負論理)のロジック信号である。次表1に各制御
信号の論理及びその成立条件を示す。また、信号Sc9
,Sc3,Scaの各波形図を図4(l),(m),(
k)に示す。
2(b)、即ち、式(15)によって得られるものであ
る。ここで、図1にもどって、混合器9の出力信号S9
、混合器10の出力信号Sa、遅延回路2の出力信号S
3は、ぞれぞれ信号選択回路11に供給される。また、
制御信号形成回路8には、減算器5,6,7の各出力信
号S6,S7,S8が供給される。そして、制御信号形
成回路8は、信号S6,S7,S8の値の組合わせに応
じて、制御信号Scを形成する。制御信号Sc は、3
つの信号Sc9,Sc3,Scaから成る、ローアクテ
ィブ(負論理)のロジック信号である。次表1に各制御
信号の論理及びその成立条件を示す。また、信号Sc9
,Sc3,Scaの各波形図を図4(l),(m),(
k)に示す。
【0034】
【表1】
【0035】以上のように、(イ)信号S6,S7,S
8の値が、共に正または共に負で同極性のとき、信号S
caが0(Low)となり、(ロ)信号S6,S7の値
が、共に正または共に負で同極性であり、かつ、信号S
8の値が信号S6,S7とは異なる極性の値のとき信号
Sc9が0(Low)となり、(ハ)信号S6,S7,
S8の値の組合わせが上記以外の組合わせのとき(Sc
a及びSc9が共に1(High) のとき)、信号S
c3が0(Low)となる。
8の値が、共に正または共に負で同極性のとき、信号S
caが0(Low)となり、(ロ)信号S6,S7の値
が、共に正または共に負で同極性であり、かつ、信号S
8の値が信号S6,S7とは異なる極性の値のとき信号
Sc9が0(Low)となり、(ハ)信号S6,S7,
S8の値の組合わせが上記以外の組合わせのとき(Sc
a及びSc9が共に1(High) のとき)、信号S
c3が0(Low)となる。
【0036】制御信号形成回路8を実現する回路例を図
3(a)に示す。図3(a)において、変換器3−1〜
3−3は、信号S6〜S8(2の補数表示の8bitの
信号)を、正のときは1、ゼロのときは0、負のときは
−1に変換し、それを2の補数表示の2bit化された
信号として出力する。各変換器の変換表を表2に、信号
S6〜S8の2の補数表示の2bit化された信号を次
式(18)にそれぞれ示す。
3(a)に示す。図3(a)において、変換器3−1〜
3−3は、信号S6〜S8(2の補数表示の8bitの
信号)を、正のときは1、ゼロのときは0、負のときは
−1に変換し、それを2の補数表示の2bit化された
信号として出力する。各変換器の変換表を表2に、信号
S6〜S8の2の補数表示の2bit化された信号を次
式(18)にそれぞれ示す。
【0037】
【表2】
【0038】
【数18】
【0039】変換器3−1〜3−3は、TTL−ICや
、ROMなどによるテーブル・ルックアップ方式で実現
できると共に、PLA(Programmable L
ogic Array)等でも実現できる。3つの変換
器出力は、AND回路3−4〜3−8、OR回路3−9
,3−10、NAND回路3−11,3−12,3−1
3を経て、次式に示す制御信号Sc9,Sc3,Sca
となる。
、ROMなどによるテーブル・ルックアップ方式で実現
できると共に、PLA(Programmable L
ogic Array)等でも実現できる。3つの変換
器出力は、AND回路3−4〜3−8、OR回路3−9
,3−10、NAND回路3−11,3−12,3−1
3を経て、次式に示す制御信号Sc9,Sc3,Sca
となる。
【0040】
【数19】
【0041】なお、図3(a)上では、各信号名Sc9
,Sc3,Scaは、単なる名称として記載してあるが
、上式(19)では、その信号の使用目的、動作を明確
にするため、ローアクティブ(負論理)の論理式で(即
ち、バーを付して)、各信号を示している。制御信号形
成回路8の雑音成分に対する性能を向上させるため、表
1、表2で示したような、正、負、ゼロで信号S6〜S
8を振り分けるのではなく、小さな正の定数α,βを設
定して、このα,βにより振り分けるるようにしてもよ
い。 定数α,βは、雑音成分の振幅に相当する値の定数であ
る。雑音対策を施した変換器3−1〜3−3の変換表を
次表3に、各制御信号の論理及びその成立条件を次表4
に示す。
,Sc3,Scaは、単なる名称として記載してあるが
、上式(19)では、その信号の使用目的、動作を明確
にするため、ローアクティブ(負論理)の論理式で(即
ち、バーを付して)、各信号を示している。制御信号形
成回路8の雑音成分に対する性能を向上させるため、表
1、表2で示したような、正、負、ゼロで信号S6〜S
8を振り分けるのではなく、小さな正の定数α,βを設
定して、このα,βにより振り分けるるようにしてもよ
い。 定数α,βは、雑音成分の振幅に相当する値の定数であ
る。雑音対策を施した変換器3−1〜3−3の変換表を
次表3に、各制御信号の論理及びその成立条件を次表4
に示す。
【0042】
【表3】
【表4】
【0043】上記の定数α,βは、信号S6,S7,S
8の値に比べて小さな値であり、雑音成分を除去するた
めに設定される。これによって、信号S6,S7中の振
幅値がα未満の雑音相当成分が除去されると共に、信号
S8中の振幅値がβ未満の雑音相当成分が除去される。 従って、雑音成分の影響を受けないより正確な制御信号
Scが得られる。なお、この雑音除去処理により、雑音
成分と共に失われる信号成分は、元の信号の数%以内と
すれば問題ない。ここで図1にもどって、次段の信号選
択回路11には、制御信号Sc(信号Sc9,Sc3,
Sca)、及び信号S9,S3,Saが供給される。信
号選択回路11は、制御信号Scに応じて、信号S9,
S3,Saの内の1つの信号を選択出力する。信号選択
回路11の出力Soは、次式(20)に示すものとなる
。
8の値に比べて小さな値であり、雑音成分を除去するた
めに設定される。これによって、信号S6,S7中の振
幅値がα未満の雑音相当成分が除去されると共に、信号
S8中の振幅値がβ未満の雑音相当成分が除去される。 従って、雑音成分の影響を受けないより正確な制御信号
Scが得られる。なお、この雑音除去処理により、雑音
成分と共に失われる信号成分は、元の信号の数%以内と
すれば問題ない。ここで図1にもどって、次段の信号選
択回路11には、制御信号Sc(信号Sc9,Sc3,
Sca)、及び信号S9,S3,Saが供給される。信
号選択回路11は、制御信号Scに応じて、信号S9,
S3,Saの内の1つの信号を選択出力する。信号選択
回路11の出力Soは、次式(20)に示すものとなる
。
【0044】
【数20】
【0045】即ち、信号選択回路11は、制御信号Sc
9が0(Low)のとき、信号S9を選択出力し、制御
信号Sc3が0(Low)のとき、信号S3を選択出力
し、制御信号Scaが0(Low)のとき、信号Saを
選択出力する。
9が0(Low)のとき、信号S9を選択出力し、制御
信号Sc3が0(Low)のとき、信号S3を選択出力
し、制御信号Scaが0(Low)のとき、信号Saを
選択出力する。
【0046】信号選択回路11を実現する回路例を図3
(c)に示す。ブロック3−14,3−15,3−16
はスイッチ回路である。各スイッチ回路3−14〜3−
16には、信号S9,S3,Saがそれぞれ供給され、
制御信号Sc9,Sc3,Scaの内の1つが0(Lo
w)のとき、その制御信号が供給されているスイッチ回
路がオンとなり、信号S9,S3,Saの内のどれか1
つが、共通化された出力端子から出力される。各スイッ
チ回路3−14〜3−16は、同一構成の回路である。 図3(b)に、スイッチ回路3−14〜3−16の具体
的回路例として、スイッチ回路3−14を代表として示
す。 信号S9,Soを8bit,2の補数表示のものとする
。ブロック3−20〜3−27は制御端子付のバッファ
回路であり、共通化された制御端子には、制御信号Sc
9が供給されている。この制御信号Sc9が0(Low
)のときに、入力信号S9、即ち、S90(LSB)〜
S97(MSB)は、そのまま出力So(即ち、S00
(LSB)〜S07(MSB))として出力される。制
御信号Sc9が1(High)のときには、出力はトラ
イステートまたはハイインピーダンス状態となる。こう
して得られる信号選択回路11の出力信号So(この画
質改善装置の出力)は、図4(n)に示す波形となる。
(c)に示す。ブロック3−14,3−15,3−16
はスイッチ回路である。各スイッチ回路3−14〜3−
16には、信号S9,S3,Saがそれぞれ供給され、
制御信号Sc9,Sc3,Scaの内の1つが0(Lo
w)のとき、その制御信号が供給されているスイッチ回
路がオンとなり、信号S9,S3,Saの内のどれか1
つが、共通化された出力端子から出力される。各スイッ
チ回路3−14〜3−16は、同一構成の回路である。 図3(b)に、スイッチ回路3−14〜3−16の具体
的回路例として、スイッチ回路3−14を代表として示
す。 信号S9,Soを8bit,2の補数表示のものとする
。ブロック3−20〜3−27は制御端子付のバッファ
回路であり、共通化された制御端子には、制御信号Sc
9が供給されている。この制御信号Sc9が0(Low
)のときに、入力信号S9、即ち、S90(LSB)〜
S97(MSB)は、そのまま出力So(即ち、S00
(LSB)〜S07(MSB))として出力される。制
御信号Sc9が1(High)のときには、出力はトラ
イステートまたはハイインピーダンス状態となる。こう
して得られる信号選択回路11の出力信号So(この画
質改善装置の出力)は、図4(n)に示す波形となる。
【0047】この出力波形Soを入力波形S1と比較す
ると、出力波形Soは、入力波形S1の波形変化部(エ
ッジ部)のほぼ中間点に波形段差が付加され、波形傾斜
部の傾斜が急峻となっており、適格にエッジ強調された
波形となっていることがわかる。出力信号Soを再生す
れば、輪郭補正された画像が得られる。また、この画質
改善装置のエッジ強調処理は、図4(n)に示す出力波
形Soからもわかるように、従来の輪郭補正のようなプ
リシュート、オーバーシュートなどの原信号の振幅を越
えたエッジ強調処理とならず、原信号の振幅内のエッジ
強調処理である。従って、この画質改善装置を組込んだ
機器を、デジタル回路で構成した場合でもオーバーフロ
ーの問題が発生せず、その機器は、良好な画質改善が行
える。本実施例は、混合器9,10の各出力信号S9,
Saが、出力信号Soの波形変化部(エッジ部)を形成
するので、混合器9,10の混合率を調整すれば、エッ
ジ強調量を調節できる。よって、観賞者は、再生画像や
信号波形を見ながら、自分の好みにあった最適なエッジ
強調量、即ち、自分の好みにあった画質を設定できる。 さらに、本実施例は、前述したように混合器を2つ設け
てある。一方の混合器10の出力信号Saは、出力波形
Soの波形変化部(エッジ部)の中間点の左側部分とな
っている。他方の混合器9の出力信号S9は、波形変化
部の中間点の右側部分となっている。よって、混合器9
,10の混合率を違う値に設定すれば、波形変化部の中
間点の両側で波形を独立して変化させられる。従って、
本実施例は、より細かくエッジ強調量を調節でき、観賞
者の画質に関する多様な要求に十分応えられる。こうし
て、ラインL2から出力される信号Soは、エッジ強調
が行われた結果、新たな側波帯成分が形成され、入力信
号S1が本来有する帯域を越えたスペクトルが新たに付
加された信号となる。この新たなスペクトルの付加は、
等価的に、原信号の解像度が向上したとの印象を観賞者
に与え、画像の鮮鋭度を改善する働きをしている。
ると、出力波形Soは、入力波形S1の波形変化部(エ
ッジ部)のほぼ中間点に波形段差が付加され、波形傾斜
部の傾斜が急峻となっており、適格にエッジ強調された
波形となっていることがわかる。出力信号Soを再生す
れば、輪郭補正された画像が得られる。また、この画質
改善装置のエッジ強調処理は、図4(n)に示す出力波
形Soからもわかるように、従来の輪郭補正のようなプ
リシュート、オーバーシュートなどの原信号の振幅を越
えたエッジ強調処理とならず、原信号の振幅内のエッジ
強調処理である。従って、この画質改善装置を組込んだ
機器を、デジタル回路で構成した場合でもオーバーフロ
ーの問題が発生せず、その機器は、良好な画質改善が行
える。本実施例は、混合器9,10の各出力信号S9,
Saが、出力信号Soの波形変化部(エッジ部)を形成
するので、混合器9,10の混合率を調整すれば、エッ
ジ強調量を調節できる。よって、観賞者は、再生画像や
信号波形を見ながら、自分の好みにあった最適なエッジ
強調量、即ち、自分の好みにあった画質を設定できる。 さらに、本実施例は、前述したように混合器を2つ設け
てある。一方の混合器10の出力信号Saは、出力波形
Soの波形変化部(エッジ部)の中間点の左側部分とな
っている。他方の混合器9の出力信号S9は、波形変化
部の中間点の右側部分となっている。よって、混合器9
,10の混合率を違う値に設定すれば、波形変化部の中
間点の両側で波形を独立して変化させられる。従って、
本実施例は、より細かくエッジ強調量を調節でき、観賞
者の画質に関する多様な要求に十分応えられる。こうし
て、ラインL2から出力される信号Soは、エッジ強調
が行われた結果、新たな側波帯成分が形成され、入力信
号S1が本来有する帯域を越えたスペクトルが新たに付
加された信号となる。この新たなスペクトルの付加は、
等価的に、原信号の解像度が向上したとの印象を観賞者
に与え、画像の鮮鋭度を改善する働きをしている。
【0048】ここで、信号Soのエッジ部の急峻さ(エ
ッジ強調の度合)は、混合率の設定値とは無関係に、エ
ッジ強調前の元の信号S1におけるエッジ部が有する周
波数特性に依存している。一例を挙げれば、元の信号の
立上がり部及び立下がり部(エッジ部)が、図4(o)
に示すように、より急峻な傾斜であれば、同図(p)に
示すような強い度合のエッジ強調が行われる。このよう
に、エッジ強調処理の度合は、入力信号の周波数に依存
し、入力信号と完全な相関関係があるので、この画質改
善装置は、観賞者に対して違和感を与えることなく、自
然な形で、鮮鋭度及び解像度を向上させることができる
。
ッジ強調の度合)は、混合率の設定値とは無関係に、エ
ッジ強調前の元の信号S1におけるエッジ部が有する周
波数特性に依存している。一例を挙げれば、元の信号の
立上がり部及び立下がり部(エッジ部)が、図4(o)
に示すように、より急峻な傾斜であれば、同図(p)に
示すような強い度合のエッジ強調が行われる。このよう
に、エッジ強調処理の度合は、入力信号の周波数に依存
し、入力信号と完全な相関関係があるので、この画質改
善装置は、観賞者に対して違和感を与えることなく、自
然な形で、鮮鋭度及び解像度を向上させることができる
。
【0049】また、本実施例は、前述したように、複数
の遅延した信号を得て、それらの信号を混合することに
より、高周波領域成分の抑圧による雑音低減効果が得ら
れる。さらに、制御信号形成回路8内の変換器に、雑音
成分を除去するための定数α,βを設定すれば、信号S
6,S7中の振幅値がα未満の雑音相当成分が除去され
ると共に、信号S8中の振幅値がβ未満の雑音相当成分
が除去される。従って、この画質改善装置は、雑音成分
の影響を受けないより正確な制御信号Scが得られ、よ
り正確なエッジ強調が行える。
の遅延した信号を得て、それらの信号を混合することに
より、高周波領域成分の抑圧による雑音低減効果が得ら
れる。さらに、制御信号形成回路8内の変換器に、雑音
成分を除去するための定数α,βを設定すれば、信号S
6,S7中の振幅値がα未満の雑音相当成分が除去され
ると共に、信号S8中の振幅値がβ未満の雑音相当成分
が除去される。従って、この画質改善装置は、雑音成分
の影響を受けないより正確な制御信号Scが得られ、よ
り正確なエッジ強調が行える。
【0050】上記各実施例では、入力信号として、上限
周波数4MHz までに帯域制限された輝度信号をあげ
たが、本発明の画質改善装置は、RGB信号などのベー
スバンド系全ての映像信号及び画像信号を扱うことがで
きる。また、この画質改善装置は、CG(コンピュータ
グラフィックス)画像や、自然画像を扱う画像処理装置
にも好適である。特に、デジタル化された画像データに
対しては、本発明と等価な輪郭補正処理、エッジ強調処
理が、コンピュータを使用したソフトウェア処理によっ
ても実現でき、本発明は、画像データのソフトウェアに
よる加工処理にも応用できる。さらにまた、本発明は、
デジタル伝送系の波形歪によって発生するアイパターン
の劣化を改善することにも有効である。
周波数4MHz までに帯域制限された輝度信号をあげ
たが、本発明の画質改善装置は、RGB信号などのベー
スバンド系全ての映像信号及び画像信号を扱うことがで
きる。また、この画質改善装置は、CG(コンピュータ
グラフィックス)画像や、自然画像を扱う画像処理装置
にも好適である。特に、デジタル化された画像データに
対しては、本発明と等価な輪郭補正処理、エッジ強調処
理が、コンピュータを使用したソフトウェア処理によっ
ても実現でき、本発明は、画像データのソフトウェアに
よる加工処理にも応用できる。さらにまた、本発明は、
デジタル伝送系の波形歪によって発生するアイパターン
の劣化を改善することにも有効である。
【0051】
【発明の効果】以上の通り本発明の画質改善装置は、以
下の効果を有する。 (イ)エッジ強調を、入力信号の傾斜部分の中点に波形
段差を適格に付加することにより行い、その結果、入力
信号の有する周波数帯域外の周波数成分が付加された出
力信号が得られるので、再生画像の輪郭補正が行える。 (ロ)従来の輪郭補正のようなプリシュート、オーバー
シュートなどの原信号の振幅を越えたエッジ強調となら
ず、原信号の振幅内のエッジ強調処理である。従って、
この画質改善装置を組込んだ機器を、デジタル回路で構
成した場合でもオーバーフローの問題が発生せず、その
機器は、良好な画質改善が行える。 (ハ)入力信号に対するエッジ強調の度合は、入力信号
の周波数に依存し、入力信号と完全な相関関係があるの
で、この画質改善装置は、観賞者に対して違和感を与え
ることなく、自然な形で、鮮鋭度及び解像度を向上させ
ることができる。 (ニ)遅延回路により遅延した4つの信号を得て、それ
らの信号と入力信号とを混合器で混合している。この複
数の信号の混合により、高周波領域成分の抑圧による雑
音低減効果が得られ、耐雑音性能の向上した画質改善か
行える。 (ホ)2つの混合器を設けてあるので、混合率を調整す
れば、エッジ強調量を調節でき、観賞者は、再生画像や
信号波形を見ながら、自分の好みにあった最適なエッジ
強調量、即ち、自分の好みにあった画質を設定できる。 さらに、2つの混合器の混合率を違う値に設定すれば、
波形変化部の中間点の両側で波形を独立して変化させら
れる。従って、この画質改善装置は、より細かくエッジ
強調量を調節でき、観賞者の画質に関する多様な要求に
十分応えられる。 (ヘ)本発明の各構成要素は、従来の回路を組合わせる
ことによりそれぞれ構成できるので、本発明の画質改善
装置は容易に製造でき、幅広い用途を有するものである
。 (ト)制御信号形成回路に、雑音成分を除去するための
定数α,βを設定した画質改善装置は、雑音成分の影響
を受けないより正確な制御信号Scが得られ、より正確
なエッジ強調が行える。
下の効果を有する。 (イ)エッジ強調を、入力信号の傾斜部分の中点に波形
段差を適格に付加することにより行い、その結果、入力
信号の有する周波数帯域外の周波数成分が付加された出
力信号が得られるので、再生画像の輪郭補正が行える。 (ロ)従来の輪郭補正のようなプリシュート、オーバー
シュートなどの原信号の振幅を越えたエッジ強調となら
ず、原信号の振幅内のエッジ強調処理である。従って、
この画質改善装置を組込んだ機器を、デジタル回路で構
成した場合でもオーバーフローの問題が発生せず、その
機器は、良好な画質改善が行える。 (ハ)入力信号に対するエッジ強調の度合は、入力信号
の周波数に依存し、入力信号と完全な相関関係があるの
で、この画質改善装置は、観賞者に対して違和感を与え
ることなく、自然な形で、鮮鋭度及び解像度を向上させ
ることができる。 (ニ)遅延回路により遅延した4つの信号を得て、それ
らの信号と入力信号とを混合器で混合している。この複
数の信号の混合により、高周波領域成分の抑圧による雑
音低減効果が得られ、耐雑音性能の向上した画質改善か
行える。 (ホ)2つの混合器を設けてあるので、混合率を調整す
れば、エッジ強調量を調節でき、観賞者は、再生画像や
信号波形を見ながら、自分の好みにあった最適なエッジ
強調量、即ち、自分の好みにあった画質を設定できる。 さらに、2つの混合器の混合率を違う値に設定すれば、
波形変化部の中間点の両側で波形を独立して変化させら
れる。従って、この画質改善装置は、より細かくエッジ
強調量を調節でき、観賞者の画質に関する多様な要求に
十分応えられる。 (ヘ)本発明の各構成要素は、従来の回路を組合わせる
ことによりそれぞれ構成できるので、本発明の画質改善
装置は容易に製造でき、幅広い用途を有するものである
。 (ト)制御信号形成回路に、雑音成分を除去するための
定数α,βを設定した画質改善装置は、雑音成分の影響
を受けないより正確な制御信号Scが得られ、より正確
なエッジ強調が行える。
【図1】一実施例のブロック構成図である。
【図2】混合器の具体的な構成例を示す図である。
【図3】制御信号形成回路及び信号選択回路の具体的な
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図4】図1に示した実施例の動作説明図である。
1,2,3,4 遅延回路
5,6,7 減算器
8 制御信号形成回路
9,10 混合器
11 信号選択回路
Claims (2)
- 【請求項1】入力信号である第1の信号を所定時間遅延
させた第2の信号と、前記第2の信号を前記所定時間遅
延させた第3の信号と、前記第3の信号を前記所定時間
遅延させた第4の信号と、前記第4の信号を前記所定時
間遅延させた第5の信号とを出力する遅延回路と、前記
第2の信号から前記第3の信号を減算して得た第6の信
号を出力する第1の減算器と、前記第3の信号から前記
第4の信号を減算して得た第7の信号を出力する第2の
減算器と、前記第6の信号から前記第7の信号を減算し
て得た第8の信号を出力する第3の減算器と、前記第1
、第2、及び第3の信号を、第1の所定比率で混合して
得た第9の信号を出力する第1の混合器と、前記第3、
第4、及び第5の信号を、第2の所定比率で混合して得
た第10の信号を出力する第2の混合器と、前記第6、
第7、及び第8の信号が供給され、前記第6、第7、及
び第8の信号の値の組合わせに応じて変化する、制御信
号である第11の信号を出力する制御信号形成回路と、
前記第9、第3、第10、及び第11の信号が供給され
、制御信号である前記第11の信号に応じて、前記第9
、第3、及び第10の信号の内の1つを選択して出力す
る信号選択回路とより構成し、前記制御信号形成回路は
、(イ)前記第6、第7、及び第8の3つの信号の値が
同時に正または同時に負である同極性の値であるとき、
前記信号選択回路が前記第10の信号を選択出力する制
御信号を出力し、(ロ)前記第6及び第7の信号の値が
同時に正または同時に負である同極性の値であり、かつ
、前記第8の信号の値が、前記第6及び第7の信号の値
の極性と異なる極性の値のとき、前記信号選択回路が前
記第9の信号を選択出力する制御信号を出力し、(ハ)
前記第6、第7、及び第8の3つの信号の値の組合わせ
が前記(イ)、(ロ)以外の組合わせのとき、前記信号
選択回路が前記第3の信号を選択出力する制御信号を出
力し、前記信号選択回路から、前記入力信号である第1
の信号のエッジが強調された出力信号を得ることを特徴
とする画質改善装置。 - 【請求項2】入力信号である第1の信号を所定時間遅延
させた第2の信号と、前記第2の信号を前記所定時間遅
延させた第3の信号と、前記第3の信号を前記所定時間
遅延させた第4の信号と、前記第4の信号を前記所定時
間遅延させた第5の信号とを出力する遅延回路と、前記
第2の信号から前記第3の信号を減算して得た第6の信
号を出力する第1の減算器と、前記第3の信号から前記
第4の信号を減算して得た第7の信号を出力する第2の
減算器と、前記第6の信号から前記第7の信号を減算し
て得た第8の信号を出力する第3の減算器と、前記第1
、第2、及び第3の信号を、第1の所定比率で混合して
得た第9の信号を出力する第1の混合器と、前記第3、
第4、及び第5の信号を、第2の所定比率で混合して得
た第10の信号を出力する第2の混合器と、前記第6、
第7、及び第8の信号が供給され、前記第6、第7、及
び第8の信号の値の組合わせに応じて変化する、制御信
号である第11の信号を出力する制御信号形成回路と、
前記第9、第3、第10、及び第11の信号が供給され
、制御信号である前記第11の信号に応じて、前記第9
、第3、及び第10の信号の内の1つを選択して出力す
る信号選択回路とより構成し、前記制御信号形成回路は
、(イ)前記第6、第7の信号の値が共に第1の正の定
数より大であり、同時に前記第8の信号の値が第2の正
の定数より大であるとき、または、前記第6、第7の信
号の値が共に第1の負の定数より小であり、同時に前記
第8の信号の値が第2の負の定数より小であるとき、前
記信号選択回路が前記第10の信号を選択出力する制御
信号を出力し、(ロ)前記第6、第7の信号の値が共に
第1の正の定数より大であり、同時に前記第8の信号の
値が第2の負の定数より小のとき、または、前記第6、
第7の信号の値が共に第1の負の定数より小であり、同
時に前記第8の信号の値が第2の正の定数より大である
とき、前記信号選択回路が前記第9の信号を選択出力す
る制御信号を出力し、(ハ)前記第6、第7、及び第8
の3つの信号の値の組合わせが前記(イ)、(ロ)以外
の組合わせのとき、前記信号選択回路が前記第3の信号
を選択出力する制御信号を出力し、前記混合器から、前
記入力信号である第1の信号のエッジが強調された出力
信号を得ることを特徴とする画質改善装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3106824A JPH04313965A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 画質改善装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3106824A JPH04313965A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 画質改善装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04313965A true JPH04313965A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=14443529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3106824A Pending JPH04313965A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 画質改善装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04313965A (ja) |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3106824A patent/JPH04313965A/ja active Pending
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