JPH0431429A - ノルボルネン系ポリマーの製造方法 - Google Patents

ノルボルネン系ポリマーの製造方法

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JPH0431429A
JPH0431429A JP13420290A JP13420290A JPH0431429A JP H0431429 A JPH0431429 A JP H0431429A JP 13420290 A JP13420290 A JP 13420290A JP 13420290 A JP13420290 A JP 13420290A JP H0431429 A JPH0431429 A JP H0431429A
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norbornene
weight
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reaction
metasense
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JP13420290A
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Masao Torii
鳥居 正夫
Kinichi Okumura
奥村 欽一
Mototoshi Yamato
大和 元亨
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ノルボルネン系モノマーの塊状重合によるノ
ルボルネン系ポリマーに関し、さらに詳しくは、高い熱
変形温度、改良された曲げ弾性率および良好な耐衝撃性
、優れた成形性を有するノルボルネン系ポリマーの製造
方法に関する。
[従来の技術] 反応射出成形(RIM)により、ジシクロペンタジェン
(DCP)、メチルテトラシクロドデセン(MTD)、
エチリデンテトラシクロドデセン等の三環体または四環
体ノルボルネン系モノマーを単独または適宜組み合わせ
て、金型内で、メタセンス触媒系(メタセンス触媒と共
触媒)の存在下に塊状重合することによりノルボルネン
系ポリマーを得ることは周知の技術である(特開昭58
−129013号、特開昭59−51911号、特開昭
61−179214号、特開昭61−293208号な
ど)。
そして、これらのノルボルネン系ポリマーの熱変形温度
またはガラス転移温度(Tg)を向」ニさせるために、
トリシクロペンタジェン(TCP)類を併用することも
知られている(特開昭63−227623号、特開昭6
4−9219号など)。しかし、TCP類を併用すると
、熱変形温度が向上するが、耐衝撃性の低下をまねく。
また、TCP類を含むノルボルネン系モノマー混合物と
メタセンス触媒系からなる反応原液は、重合開始後、急
速な粘度上昇を示し、その後かなりの時間を経て重合が
完結するため、得られる成形品(ノルボルネン系ポリマ
ー)にフローマーク(流れ模様の跡)や時間的に不均一
な硬化部分が合体してできるウェルドラインが発生し、
これらが成形品の表面不良や物性低下の原因となる。
一方、ビニルノルボルネン(VNB)に代表される5−
アルケニル−2−ノルボルネン類(VNB類)を主原料
とするRIMや、DCPとVNB類との混合物を用いる
RIMは、公知である(特開昭63−12612号、特
開昭63−97610号など)。また、VNBとDCP
樹脂を併用し、かつ、天然ゴム、ポリイソプレン(IR
)、スチレン−ブタジェン共重合体(SBR)の存在下
でのRIMも公知である(特開昭63−97611号)
。
ところが、VNB類は、二環体のモノマーであり、得ら
れるポリマーの熱変形温度が低く、実用的ではない、実
際、VNBのホモポリマーは、ゴム状のポリマーであり
、これを剛性のあるポリマーとするためには、金型内で
の反応終了後、さらに熱を加えて硬化させる操作が必要
である(特開昭63−97610号)。また、VNBを
DCP樹脂と併用すると、剛性が向上するものの、上記
同様、金型内での反応終了後、さらに熱を加えて硬化さ
せる操作が必要であり、工業的に有利な方法ではない。
しかも、この場合のアイゾツト衝撃値は、せいぜい20
kg−cm/cm程度であり充分ではない。
ところで、本発明者らは、二環体や四環体ノルボルネン
系モノマーとTCP類との併用による欠点である成形性
を改良する手段として、さらにVNB類を併用すること
が有効であることを見出し、先に特許出願を行なった(
特願平1−285555号)。この場合、千ツマー混合
物中のVNB類の使用割合が高くなるとTgが低下する
という問題が発生し、その対策としてTCP類の使用割
合を増やすと、耐衝撃性が低下するという問題があった
。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、ポットライフの調節が可能で、外観の
良好な成形品が得られるなど成形性に優れているととも
に、良好な曲げ弾性率、高い熱変形温度と耐衝撃性とを
合わせもつノルボルネン系ポリマーを提供することにあ
る。
本発明者らは、DCPなどの二環体や四環体のノルボル
ネン系モノマー、TCP類およびVNB類との併用系の
欠点を補うために、汎用のエラストマーであるポリブタ
ジェン(B R)やスチレン−ブタジェン−スチレンブ
ロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−ス
チレンブロック共重合体(S I S)などを添加して
、RIMにより塊状重合を行なったところ、むしろ成形
品の耐衝撃性が大幅に低下することが判明した。
そこで、さらに研究を進めた結果、二環体や四環体のノ
ルボルネン系モノマー、TCP類およびVNB類の特定
割合のモノマー混合物に、これらのモノマーと相溶化し
難い特定のエラストマーを添加し、RIMにより塊状重
合を行なったところ、高い耐衝撃性をもち、かつ、高い
曲げ弾性率、耐熱性、さらに成形性が向上して、外観の
良好なノルボルネン系ポリマーの得られることを見出し
、その知見に基づいて本発明を完成するに至った。
〔課題を解決するための手段〕
かくして、本発明によれば、(a)二環体および/また
は四環体ノルボルネン系モノマー10〜50重量%、(
b)トリシクロペンタジェン類10〜50重量%、およ
び(c)5−アルケニル−2−ノルボルネン類40〜8
0重量%を含有するモノマー混合物を、溶解性パラメー
ターが8.2以下の炭化水素系エラストマーの共存下、
メタセンス触媒系を用いて塊状重合することを特徴とす
るノルボルネン系ポリマーの製造方法が提供される。
また、本発明によれば、かかるノルボルネン系ポリマー
製造用の反応原液が提供される。
以下、本発明について詳述する。
(三〜四環体ノルボルネン系モノマー)本発明において
は、良好な熱変形温度、耐衝撃性、曲げ弾性率のポリマ
ーを得るために、二環体ないしは四環体のノルボルネン
系モノマーを用いる。
二環体ノルボルネンモノマーとしては、例えば、ジシク
ロペンタジェンやジヒドロジシクロペンタジェン、シク
ロペンタジェン−メチルシクロペンタジェン共二量体、
1.4−メタノ−1゜4.4a、5,6,7,8,8a
−オクタヒドロナフタレンなどを挙げることができる。
四環体ノルボルネンモノマーとしては、テトラシクロド
デセン、メチルテトラシクロドデセン、エチルテトラシ
クロドデセン、ジメチルテトラシクロドデセン、エチリ
デンテトラシクロドデセン、ビニルテトラシクロドデセ
ン、フェニルテトラシクロドデセンなどを挙げることが
できる。
また、所望によりハロゲン、エステル基、エーテル基、
シアノ基、イミド基、ピリジル基などの極性基を置換基
として有するテトラシクロドデセンを使用することもで
きる。
なかでも、入手の容易さの見地から、ジシクロペンタジ
ェン(DCP)が賞用される。
これらのノルボルネン系モノマーは、単独で使用しても
よしル、また、2種以上を混合して用いることもできる
。
(TCP類) トリシクロペンタジェン(TCP)類は、ジシクロペン
タジェン類を不活性ガス雰囲気下、120〜250’C
で、0.5〜20時間熱処理することによって得ること
ができる。DCP類の熱処理により、TCP類と未反応
ジシクロペンタジェンを含むモノマー混合物が得られる
。
本発明では、かかる混合物から公知の方法(例えば、米
国特許第3,790,545号)にしたがって、TCP
類を単離して用いてもよいが、単離せずに混合物をその
まま用いることもできる。
(VNB類) 本発明で使用する5〜アルケニル−2−ノルボルネン類
は、5位に末端に二重結合を有する低級アルケニル基を
有するもので、アルケニル基の炭素数は2〜6、特に2
〜3が好ましく、また、6位および/または5位に低級
アルキル基、アルケニル基をさらにもっていてもよい。
さらに、他の部位にメチル基やハロゲン原子をもってい
てもよい、2.5−ノルボルナジェンでもよい。
このよりな5−アルケニル−2−ノルボルネン類の具体
例としては、例えば、5−ビニルビシフ0 [2,2,
1]ヘプト−2−エン(VNB)、5−インプロペニル
ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン(IPN)、
5−ビニル−5−メチルビシクロ[2,2,11ヘプト
−2−エン55−ビニル−4−メチルビシクロ[2,2
,1]ヘプト−2−エン、5−ビニル−4−ビニルビシ
クロ[2,2,11ヘプト−2−エン、5−プロペニル
−ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン、5−ブテ
ニル−ビシクロ[2,2,1,1ヘプト−2−エン、5
−ペンテニル−ビシクロ[2゜2.1]ヘプト−2−エ
ン、これらのモノメチル置換体、これらのモノクロル置
換体、これらのジクロル置換体、5−a−クロルビニル
ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エンなどを挙げる
ことができる。また、シクロペンタジェンとビニルアセ
チレンのディールス・アルダ−反応生成物である5−ビ
ニルビシクロ[2,2,1]ヘプト−1,4−ジエンも
挙げることができる。
これらの中でも、入手の容易さがらVNBとIPNが賞
用される。これらは、ブタジェンまたはイソプレンとシ
クロペンタジェンとのディールス・アルダ−反応生成物
として得ることができる。また、開J1重合用のモノマ
ーとして、ナフザクラッキングによるエチレン製造の際
の副生物であるC5留分から、高純度のジシクロペンタ
ジェンを蒸留操作により製造する場合に、副生物として
VNBやIPNが安価に入手できる。
(a)三〜四環体ノルボルネン系モノマー、(b)TC
Pおよび(elVNB類の使用割合は、(a)10〜5
0重量%、fb)10〜50重量%、(c)40〜80
重量%、好ましくは45〜70重量%である。VNB類
の割合が過小であると、ポットライフ調節などの成形性
の改良効果が少な(、また、衝撃強度の改良効果が少な
い。逆に、過多であると生成するポリマーのTgが低下
し過ぎるため、いずれも好ましくない。
(他のモノマー) なお、前記3種のモノマーと共に、開環重合し得るモノ
マーを、本発明の目的を損なわない範囲で併用すること
ができる。
具体的には、開環重合し得る2−ノルボルネン、5−メ
チル−2−ノルボルネン、5−エチル−2−ノルボルネ
ン、5−ブチル−2−ノルボルネン、5−へキシル−2
−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、
5−フェニルノルボルネンなどの二環体のノルボルネン
系モノマー、あるいはシクロブテン、シクロペンテン、
シクロペンタジェン、シクロオクテン、シクロドデセン
などの単環シクロオレフィンなどを挙げることができる
。
(エラストマー) 本発明によるモノマー混合物を用いて、塊状重合して得
られるポリマーは、成形性や耐熱性、高弾性率の点で優
れているが、衝撃強度が低いという問題がある。
ところで、一般に、衝撃強度を向上させる目的で、各種
のエラストマーが用いられている。
この目的のためのエラストマーとしては、通常、メタセ
ンス触媒系による重合を阻害せず、ノルボルネン系モノ
マーに可溶である炭化水素系のものが用いられている。
中でも、ノルボルネン系モノマーに相溶性の良いエラス
トマー、例えば、SBR、ブタジェン−スチレンブロッ
ク共重合体(SEBS)、SBS、SISが汎用されて
いる。
かかるエラストマーをVNB類を含むモノマー混合物に
添加し塊状重合して得たポリマーは、予想に反して、衝
撃強度が非常に低いことがわかった。そこで、衝撃強度
を高めるべく、鋭意検討したところ、ノルボルネン系モ
ノマーへの相溶性の低いエラストマーが、衝撃強度を高
めることがわかった。
すなわち、本発明で使用するエラストマーは、溶解性パ
ラメーター(SP値)が8.2以下の炭化水素系エラス
トマーである。ががるエラストマーをSP値とともに示
すと、例えば、天然ゴム(8,0)、エチレンプロピレ
ンゴム(EPTまたはEPDM;7.9)、ブチルゴム
(IIR;7.8)、ボリイソプl/ン(IR;8.0
)などが挙げられる。
かかるエラストマーの使用量は、モノマー混合物1oo
3H1部に対して、通常、1〜10重量部、好ましくは
2〜6重鳳部である。エラストマーの使用量が過少であ
ると、衝撃強度向上の効果が低く、また、過多であると
曲げ弾性率の低下を引き起こす。
これらのエラストマーは、1種または2種以上併用して
用いる。本発明によるエラストマーと共に、SBHのよ
うな前述の炭化水素系のエラストマーを本発明の効果を
損なわない限り併用することができる。
(メタセンス触媒系) L叉皇之ス尤1 本発明で用いる触媒は、ノルボルネン系モノマーの開環
重合用触媒として公知のメタセンス触媒であり、その中
でも、VNB類のポットライフ調節効果を発揮させる上
で、モリブデン系メタセンス触媒、例えば、モリブデン
のハロゲン化物、オキシハロゲン化物、酸化物、有機ア
ンモニウム塩などが好ましく、特に、特開昭58−12
7728号、特開昭59−51911号などに記載の有
機アンモニウム塩が好ましい。
モリブデン系メタセンス触媒の具体例としては、トリド
デシルアンモニウムモリブデート、メチルトリカブリル
アンモニウムモリプデート、トリ(トリデシル)アンモ
ニウムモリブデート、トリオクチルアンモニウムそりブ
デート、5塩化モリブデン、オキシ三塩化モリブデンな
どが挙げられる。
共」1膓 共触媒(活性剤)の具体例としては、アルキルアルミニ
ウムハライド、アルコキシアルキルアルミニウムハライ
ド、アリールオキシアルキルアルミニウムハライド、有
機スズ化合物などが挙げられる。
アルキルアルミニウムハライドの場合は、触媒を含む溶
液を混合すると即座に重合を開始するという問題がある
ので、エーテル類、エステル類、ケトン類、ニトリル類
、アルコール類などの調節剤を併用することにより重合
の開始を遅らせることができる(例えば、特開昭58−
129013号公報、同61−120814号公報)。
また、触媒、活性剤に加えてクロロホルム、四塩化炭素
、ヘキサクロロシクロベンタジェンナどのごときハロゲ
ン化炭化水素(例えば特開昭60−79035号)や四
塩化ケイ素、四塩化ゲルマニウム、四塩化鉛などのハロ
ゲン化金属(特開昭63−186730号)を併用して
もよい。
メタセンス触媒は、千ツマ−の1モル対し、通常、約0
.01〜50ミリモル、好ましくはO91〜20ミリモ
ルの範囲で用いられる。共触媒(活性剤)は、触媒成分
に対して、通常、0.1〜200(モル比)、好マシ(
は1〜1゜(モル比)の範囲で用いられる。
メタセンス触媒および共触媒は、いずれもモノマーに溶
解して用いる方が好ましいが、生成物の性質を本質的に
損なわない範囲であれば少量の溶剤に懸濁または溶解さ
せて用いてもよい。
(ノルボルネン系ポリマー) 本発明においては、金型内でノルボルネン系モノマーを
メタセンス触媒により塊状で開環重合するRIM法が用
いられる。実質的に塊状重合であればよ(、少量の不活
性溶剤が存在していてもかまわない。
好ましい塊状開環重合体の製造法では、ノルボルネン系
モノマー混合物を二液に分けて別の容器に入れ、一方に
はメタセンス触媒を、他方には共触媒を添加し、二種類
の安定な反応原液を調製する。この二種類の反応原液を
混合し、次いで所定形状の金型中に注入し、そこで塊状
による開環重合を行なう。金型は、単なる型枠であって
もよい。
本発明においては従来からRIM装置として公知の衝突
混合装置を、二種類の反応原液を混合するために使用す
ることができる。この場合、二種類の反応原液を収めた
容器は別々の流れの供給源となる。二種類の流れをRI
M機のミキシング・ヘッドで瞬間的に混合させ1次いで
、高温の成形金型中に注入し、そこで即座に塊状重合さ
せて成形品を得る。
また、ミキサー中で二種類の反応原液の混合が完了して
から、予備加熱した金型中へ数回にわたって射出あるい
は注入してもよく(例えば、特開昭59−51911号
公報公報、米国特許部4.426.502号公報明細書
)、あるいは連続的に注入してもよい。この方式の場合
には、衝突混合装置に比較して装置を小型化することが
でき、低圧で操作可能という利点を有するうえ、ガラス
uA維などの補強材の充填量が多い場合に、注入スピー
ドをゆっくりすることにより、系内に均一に反応原液を
含浸させることが可能となる。
また、本発明では二種類の反応原液を使用する方法に限
定されない。当業者であれば容易に理解しつるように、
例えば第三番目の容器にモノマーと所望の添加剤を入れ
て第三の流れとして使用するなど各種の変形が可能であ
る。
本発明で使用する金型の材質は、特に金属に限定されず
、合成樹脂、木材、セメントなどいずれでも使用できる
が、経済性からみて樹脂型およびその表面をメツキした
もの、電鋳型などが賞用される。
金型温度は、通常、室温以上、好ましくは40〜200
℃、さらに好ましくは50〜120℃である。型締圧力
は通常0.1〜100kg/cryfの範囲内である。
重合時間は適宜選択すればよいが、金型内におけるポッ
トライフからスモーキングタイムまでの時間は、通常5
分以内、好ましくは2分以内である。
なお、ポットライフ(PL)とは、それぞれメタセンス
触媒および共触媒を含有する反応原液を混合後、反応原
液の粘度が増加し、流動しにくくなるまでの時間(液体
状からプリン状になるまでの時間)をいい、スモーキン
グタイム(SMT)とは、さらに反応が進み、急激な発
熱が生じ、同時に生成ポリマーの表面よりわずかに白煙
の発生が認められ、その後速やかに重合反応は終了する
が、反応原液混合後、この白煙発生までの時間をいう。
したがって、PLが長く、かつ、SMT/PL値が小さ
いほど、成形性が良好である。っまり、PL、が長いほ
ど操作性が良好であり、金型内での反応開始から重合終
了までの時間が短いほど成形生産時間を短縮することが
できる。
反応原液は、通常、窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下
で貯蔵され、また操作されるが、成形金型は必ずしも不
活性ガスでシールしな(でもよい。
(任意成分) 酸化防止剤、充填剤、顔料、着色剤、発泡剤、難燃剤、
摺動付与剤、ジシクロペンタジェン系熱重合樹脂および
その水添物など種々の添加剤を配合することにより、得
られるポリマーの特性を改質することができる。
酸化防止剤としては、フェノール系、リン系、アミン系
など各種のプラスデック・ゴム用酸化防止剤がある。
充填剤にはミルドガラス、カーボンブラック、タルク、
炭酸カルシウム、雲母などの無機質充填剤がある。
添加剤は5通常、予め反応液のいずれか一方または双方
に混合してお(。
[実施例] 以下に実施例および比較例を挙げて、本発明についてさ
らに具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例の
みに限定されるものではない。また、これらの例におけ
る部および%は、特に断りのない限り重態基準である。
[実施例1、比較例1〕 2.6−ジーt−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(B
HT)を11000pp含有する純度99.3%のジシ
クロペンタジェン(DCP)と、純度96.1%のトリ
シクロペンタジェン(TCP)、および純度99.8%
の5−ビニルビシクロ[2,2,11ヘプト−2−エン
(VNB)を第1表に示す割合で混合物とし、この混合
物100部に対して、エチレン−プロピレン−エチリデ
ンノルボルネン系エラストマー(三井石油化学工業■商
品名、三井EPT銘柄4045)を3部溶解した。
この混合物を2等分して、一方には、DEACを41ミ
リモル/12、n−プロピルアルコールを50ミリモル
/I2.、四塩化ケイ素を20ミリモル/βとなるよう
に添加し、よく混合して、A液とした。
他方には、BHTJ部とトリ(ドデシル)アンモニウム
モリブデートを12ミリモル/βとなるように添加し、
よ(混合して、B液とした。
A、B両反応原液を各100mffとり、30℃にて混
合して反応活性を測定し、第1表に結果を示した。
A、B両反応液をギヤポンプとパワーミキサーを用いて
1:1の比率で混合し、500 m mx500mmX
3mmの空間容積を有する60℃に加熱された金型中へ
、はぼ常圧で注入した。注入時間は約30秒であった。
注入終了後、90秒間反応を行なった。その後、金型よ
り成形品(ノルボルネン系ポリマー)を取り出し、成形
品の外観や、物性を測定し、第1表に結果を示した。
(以下余白) 第1表から明らかなように、本発明の千ツマー混合物を
含む反応原液は、PI、が長(、操作性が良好であると
ともに、SMT/PL値が小さ(、金型内で即座に重合
反応が進行する。また、本発明による成形品は、Tg、
曲げ弾性率、アイゾツト衝撃強度のいずれもが高い値を
示している。
これに対して、3成分のモノマーを併用しない比較例1
(実験番号1−4〜1−9)のものは、成形性が悪いか
、あるいは成形品の物性が満足できるものではない。
すなわち、DCPのみを用いた実験番号1−4では、曲
げ弾性率や衝撃強度は比較的良好であるが、SMT/P
L値が太き(成形性が悪い。
TCPのみを用いた実験番号1−5では、モノマーが室
温で固体のため、反応評価ができなかった。VNBのみ
を用いた実験番号1−6では、SMT/PL値は小さ(
成形性はよいが、得られた成形品はゴム状であるため使
用できない。
DCPとTCPを併用した実験番号1−7では、Tgは
良好であるが、SMT/PL値が大きくなり、成形性に
劣る。DCPとVNB併用の実験番号1−8では、S 
M T / P I−値が小さく成形性はよいが、Tg
や曲げ弾性率が低く、実用的ではない。TCPとVNB
併用の実験番号1−9では、SMT/PL値が小さく成
形性はよいが、衝撃強度が低下する。
[実施例2、比較例2] 実施例1−1において、エラストマーとして第2表のも
のを用いたこと以外は、同実施例と同様にして成形を行
ない、得られた成形品の物性を測定し、その結果を第2
表に示した。
第2表から明らかなように、EPDMやI I Rなど
のSP値の低いエラストマーを用いると(実施例2)、
アイゾツト衝撃強度が顕著に改善されるが、汎用の耐衝
撃性改質剤であるSBSやSIS、BRなどを用いた場
合には(比較例2)、アイゾツト衝撃強度の改善効果は
見られない。
(以下余白) 〔発明の効果〕 かくして、本発明によれば、高い熱変形温度と曲げ弾性
率を有するとともに、耐衝撃性が良好なノルボルネン系
ポリマーを成形性よく提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)三環体および/または四環体ノルボルネン
    系モノマー10〜50重量%、(b)トリシクロペンタ
    ジエン類10〜50重量%、および(c)5−アルケニ
    ル−2−ノルボルネン類40〜80重量%を含有するモ
    ノマー混合物を、溶解性パラメーターが8.2以下の炭
    化水素系エラストマーの共存下、メタセンス触媒系を用
    いて塊状重合することを特徴とするノルボルネン系ポリ
    マーの製造方法。
  2. (2)(a)三環体および/または四環体ノルボルネン
    系モノマー10〜50重量%、(b)トリシクロペンタ
    ジエン類10〜50重量%、および(c)5−アルケニ
    ル−2−ノルボルネン類40〜80重量%を含有するモ
    ノマー混合物、溶解性パラメーターが8.2以下の炭化
    水素系エラストマーおよびメタセンス触媒とを含有する
    反応原液と、該モノマー混合物、該炭化水素系エラスト
    マーおよび共触媒とを含有する反応原液とから構成され
    るノルボルネン系ポリマー製造用反応原液。
JP13420290A 1990-05-25 1990-05-25 ノルボルネン系ポリマーの製造方法 Pending JPH0431429A (ja)

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JP13420290A Pending JPH0431429A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 ノルボルネン系ポリマーの製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000012586A1 (fr) * 1998-08-28 2000-03-09 Nippon Zeon Co., Ltd. Copolymere de norbornene produit par polymerisation par ouverture de cycle
WO2022188202A1 (zh) * 2021-03-12 2022-09-15 浙江沪通模具有限公司 聚三环戊二烯ptcpd/弹性体ipn合金材料及其制备方法

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