JPH04314853A - 窒化チタン膜の形成方法 - Google Patents
窒化チタン膜の形成方法Info
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- JPH04314853A JPH04314853A JP41049790A JP41049790A JPH04314853A JP H04314853 A JPH04314853 A JP H04314853A JP 41049790 A JP41049790 A JP 41049790A JP 41049790 A JP41049790 A JP 41049790A JP H04314853 A JPH04314853 A JP H04314853A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窒化チタン膜の形成方法
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、イオン注入処理と真空成膜処理と
を併せて行うイオンミキシング処理が母材の表面を改質
する技術として開発されている。イオンミキシング処理
では、イオン注入される窒素、酸素、水素などのガスイ
オンと蒸着金属とが結合して強い密着力をもつ膜が形成
される。この膜の密着力が強いのは、母材成分と膜成分
とが混合した混合層であるミキシング層が母材と膜との
間に生成されること、高エネルギーのガスイオンの衝突
のエネルギーにより反応が加速されること、ガスイオン
を非平衡下で注入できる等のためであると推察されてい
る。
を併せて行うイオンミキシング処理が母材の表面を改質
する技術として開発されている。イオンミキシング処理
では、イオン注入される窒素、酸素、水素などのガスイ
オンと蒸着金属とが結合して強い密着力をもつ膜が形成
される。この膜の密着力が強いのは、母材成分と膜成分
とが混合した混合層であるミキシング層が母材と膜との
間に生成されること、高エネルギーのガスイオンの衝突
のエネルギーにより反応が加速されること、ガスイオン
を非平衡下で注入できる等のためであると推察されてい
る。
【0003】このイオンミキシング処理を用いて窒化チ
タン膜を形成する方法として、特開平1−168856
号公報に開示されているように、圧延用ロール、軸受、
金型等の表面に窒化チタン膜を形成する方法が知られて
いる。この方法は、圧延ロールなどに窒化チタン膜を形
成するにあたり最適条件を見出したものであり、ガスイ
オンとして窒素イオン、蒸着金属としてチタンを用い、
窒素イオン加速電圧が10〜40kv、窒素イオン電流
密度が0.5〜2.0mA/cm2 、Tiの蒸着速度
が5オングストローム/s以上、窒素イオン投入量が1
018ions/cm2 、Ti全蒸着量が5×101
8ions/cm2 の条件下で窒化チタン膜を成膜す
る。
タン膜を形成する方法として、特開平1−168856
号公報に開示されているように、圧延用ロール、軸受、
金型等の表面に窒化チタン膜を形成する方法が知られて
いる。この方法は、圧延ロールなどに窒化チタン膜を形
成するにあたり最適条件を見出したものであり、ガスイ
オンとして窒素イオン、蒸着金属としてチタンを用い、
窒素イオン加速電圧が10〜40kv、窒素イオン電流
密度が0.5〜2.0mA/cm2 、Tiの蒸着速度
が5オングストローム/s以上、窒素イオン投入量が1
018ions/cm2 、Ti全蒸着量が5×101
8ions/cm2 の条件下で窒化チタン膜を成膜す
る。
【0004】ところでイオンミキシング処理で形成した
窒化チタン膜は前記したように母材に対する密着強度が
高いとされている。しかし産業界では、上記した窒化チ
タン膜の密着強度の一層の向上が要請されている。
窒化チタン膜は前記したように母材に対する密着強度が
高いとされている。しかし産業界では、上記した窒化チ
タン膜の密着強度の一層の向上が要請されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した実情
に鑑み開発されたものであり、イオンミキシング処理の
初期において、窒素イオン、あるいはアルゴンイオンを
含む窒素イオンを成膜面に過剰に投入することにより、
密着強度の高い窒化チタン膜を得る窒化チタン膜の形成
方法を提供することを目的とする。
に鑑み開発されたものであり、イオンミキシング処理の
初期において、窒素イオン、あるいはアルゴンイオンを
含む窒素イオンを成膜面に過剰に投入することにより、
密着強度の高い窒化チタン膜を得る窒化チタン膜の形成
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記した目的
の下にイオンミキシング処理による窒化チタンの成膜に
ついて鋭意研究を重ねた。その結果本発明者は、イオン
ミキシング処理により母材に窒化チタン膜を形成する初
期において、少なくとも窒素イオン投入量がチタン投入
量と同等かそれ以上であり、かつ、(窒素イオン投入量
を含む不活性ガスイオン投入量/チタン投入量)の到達
比が1.1〜2.5となる雰囲気で処理すれば、窒化チ
タン膜の密着力が向上することを知見し、かかる知見に
基づき本発明を完成させたものである。
の下にイオンミキシング処理による窒化チタンの成膜に
ついて鋭意研究を重ねた。その結果本発明者は、イオン
ミキシング処理により母材に窒化チタン膜を形成する初
期において、少なくとも窒素イオン投入量がチタン投入
量と同等かそれ以上であり、かつ、(窒素イオン投入量
を含む不活性ガスイオン投入量/チタン投入量)の到達
比が1.1〜2.5となる雰囲気で処理すれば、窒化チ
タン膜の密着力が向上することを知見し、かかる知見に
基づき本発明を完成させたものである。
【0007】即ち、本発明の窒化チタン膜の形成方法は
、イオンミキシング処理により母材に窒化チタン膜を形
成する方法であって、イオンミキシング処理の初期に、
少なくとも窒素イオン投入量がチタン投入量と同等かそ
れ以上であり、かつ、(窒素イオン投入量を含む不活性
ガスイオン投入量/チタン投入量)である到達比が1.
1〜2.5となる雰囲気で処理し、その後、(窒素イオ
ン投入量/チタン投入量)である到達比N/Tiが実質
的に1となる雰囲気で処理して窒化チタン膜を形成させ
ることを特徴とするものである。
、イオンミキシング処理により母材に窒化チタン膜を形
成する方法であって、イオンミキシング処理の初期に、
少なくとも窒素イオン投入量がチタン投入量と同等かそ
れ以上であり、かつ、(窒素イオン投入量を含む不活性
ガスイオン投入量/チタン投入量)である到達比が1.
1〜2.5となる雰囲気で処理し、その後、(窒素イオ
ン投入量/チタン投入量)である到達比N/Tiが実質
的に1となる雰囲気で処理して窒化チタン膜を形成させ
ることを特徴とするものである。
【0008】イオンミキシング処理はイオン注入処理と
真空成膜処理とを併せて行う処理であり、ダイナミカル
ミキシング処理、イオンビームアシスト蒸着とも呼ばれ
る。イオン注入処理は真空中でイオン化した粒子を静電
界などで加速して高エネルギ粒子とし母材に非平衡下で
注入する方法である。真空成膜処理は真空中で粒子を母
材に堆積させて母材に膜を形成する方法であり、電子ビ
ームをチタンにあててチタンを蒸発させて堆積させる真
空蒸着、スパッタリングが代表的なものである。なおイ
オンミキシング処理ではイオンによるスパッタリング作
用も期待できる。
真空成膜処理とを併せて行う処理であり、ダイナミカル
ミキシング処理、イオンビームアシスト蒸着とも呼ばれ
る。イオン注入処理は真空中でイオン化した粒子を静電
界などで加速して高エネルギ粒子とし母材に非平衡下で
注入する方法である。真空成膜処理は真空中で粒子を母
材に堆積させて母材に膜を形成する方法であり、電子ビ
ームをチタンにあててチタンを蒸発させて堆積させる真
空蒸着、スパッタリングが代表的なものである。なおイ
オンミキシング処理ではイオンによるスパッタリング作
用も期待できる。
【0009】本発明では母材として炭素鋼、ステンレス
鋼などの合金鋼などの鋼系、WC−Co系の超硬合金系
、場合によってはアルミニウム系、シリコン系、銅系、
チタン系、マグネシウム系を用いることができる。 鋼系の場合には例えば、フエライト系、パーライト系、
オーステナイト系、マルテンサイト系、ベイナイト系の
少なくとも1種を含む組織を採用できる。
鋼などの合金鋼などの鋼系、WC−Co系の超硬合金系
、場合によってはアルミニウム系、シリコン系、銅系、
チタン系、マグネシウム系を用いることができる。 鋼系の場合には例えば、フエライト系、パーライト系、
オーステナイト系、マルテンサイト系、ベイナイト系の
少なくとも1種を含む組織を採用できる。
【0010】イオンミキシング処理の前に母材に窒素イ
オンのみを照射してスパッタクリ−ニングを行っておく
ことが好ましい。本発明ではイオンミキシング処理の初
期において、少なくとも窒素イオン投入量がチタン投入
量と同等かそれ以上であり、かつ、(窒素イオン投入量
を含む不活性ガスイオン投入量/チタン投入量)である
到達比が1.1〜2.5となる雰囲気で処理する。到達
比がこの範囲から外れると、窒化チタン膜の剥離荷重が
低下する。例えば、投入するイオンが窒素イオン(N+
だけの形態、N+ 、N2 + の形態を含む)のみ
であるときには、成膜初期において(窒素イオン投入量
/チタン投入量)である到達比N/Tiは1.2〜2.
0とすることができる。なお不活性ガスイオンとしては
Ar+ 、Kr+、He+ を採用できる。
オンのみを照射してスパッタクリ−ニングを行っておく
ことが好ましい。本発明ではイオンミキシング処理の初
期において、少なくとも窒素イオン投入量がチタン投入
量と同等かそれ以上であり、かつ、(窒素イオン投入量
を含む不活性ガスイオン投入量/チタン投入量)である
到達比が1.1〜2.5となる雰囲気で処理する。到達
比がこの範囲から外れると、窒化チタン膜の剥離荷重が
低下する。例えば、投入するイオンが窒素イオン(N+
だけの形態、N+ 、N2 + の形態を含む)のみ
であるときには、成膜初期において(窒素イオン投入量
/チタン投入量)である到達比N/Tiは1.2〜2.
0とすることができる。なお不活性ガスイオンとしては
Ar+ 、Kr+、He+ を採用できる。
【0011】またイオンミキシング処理の初期において
、投入イオンとして窒素イオンとともにアルゴンイオン
を用いる場合には、Ti:N:Arの到達比は例えば2
:2:(1〜1.5)とすることができる。この場合、
アルゴンイオン投入量が多すぎると、アルゴンイオンは
窒素イオンよりも原子半径が大きいため、スパッタリン
グ作用の影響が大きくなると推察される。
、投入イオンとして窒素イオンとともにアルゴンイオン
を用いる場合には、Ti:N:Arの到達比は例えば2
:2:(1〜1.5)とすることができる。この場合、
アルゴンイオン投入量が多すぎると、アルゴンイオンは
窒素イオンよりも原子半径が大きいため、スパッタリン
グ作用の影響が大きくなると推察される。
【0012】ここで本発明では到達比とは、単位時間に
おいて投入される膜形成の構成原子イオンまたは構成原
子が母材表面に到達する割合を意味する。また窒素イオ
ン投入量とは、単位時間においてN+ やN2 + の
窒素イオンが母材表面に到達する量を意味する。窒素イ
オン投入量を含む不活性ガスイオン投入量とは、単位時
間においてN+ やN2 + の窒素イオンの他にアル
ゴンイオン等の不活性ガスイオンが母材表面に到達する
量を意味する。チタン投入量とは、単位時間においてチ
タン原子が母材表面に到達する量を意味する。窒素イオ
ン投入量は数式1によって算出した。ここで、数式1に
おいて、D1は窒素イオン(原子状イオンN+ 、分子
状イオンN2 + )の投入量(ions/cm2 )
、Iは電流密度(A/cm2 )、時間はT(sec)
とし、(3/2)は補正係数であり、窒素イオンのうち
N+ が50%、N2 + が50%であると推定した
とき、N+ が1個、N2 + が1個の存在下で、電
荷が2つであるのに対して窒素原子が3個含まれてるい
ることを考慮したものである。アルゴンイオンも投入す
るときにはアルゴンイオンの補正係数は電荷1つで原子
が1個含まれるため(1/1)である。またチタン投入
量は数式2によって算出した。ここで、数式2において
、D2はチタンの投入量(個/cm2 )、Mは蒸着速
度(オングストローム/sec)、dはチタンの比重(
4.6グラム/cm3 )、時間はT(sec)とする
。
おいて投入される膜形成の構成原子イオンまたは構成原
子が母材表面に到達する割合を意味する。また窒素イオ
ン投入量とは、単位時間においてN+ やN2 + の
窒素イオンが母材表面に到達する量を意味する。窒素イ
オン投入量を含む不活性ガスイオン投入量とは、単位時
間においてN+ やN2 + の窒素イオンの他にアル
ゴンイオン等の不活性ガスイオンが母材表面に到達する
量を意味する。チタン投入量とは、単位時間においてチ
タン原子が母材表面に到達する量を意味する。窒素イオ
ン投入量は数式1によって算出した。ここで、数式1に
おいて、D1は窒素イオン(原子状イオンN+ 、分子
状イオンN2 + )の投入量(ions/cm2 )
、Iは電流密度(A/cm2 )、時間はT(sec)
とし、(3/2)は補正係数であり、窒素イオンのうち
N+ が50%、N2 + が50%であると推定した
とき、N+ が1個、N2 + が1個の存在下で、電
荷が2つであるのに対して窒素原子が3個含まれてるい
ることを考慮したものである。アルゴンイオンも投入す
るときにはアルゴンイオンの補正係数は電荷1つで原子
が1個含まれるため(1/1)である。またチタン投入
量は数式2によって算出した。ここで、数式2において
、D2はチタンの投入量(個/cm2 )、Mは蒸着速
度(オングストローム/sec)、dはチタンの比重(
4.6グラム/cm3 )、時間はT(sec)とする
。
【0013】
【数1】
D1=I×(1/1.6×10−19 )×(3/2)
×T
×T
【0014】
【数2】D2=M×{d×10−8(cm)/47.9
}×6.02×1023×T なお{d×10−8(cm)/47.9}は1オングス
トローム×1cm×1cmあたりのチタンのモル数を意
味する。本発明では、イオンミキシング処理の初期にお
いては窒素イオン加速電圧が5〜40kv、窒素イオン
電流密度が0.1〜2.0mA/cm2 、Tiの蒸着
速度が1オングストローム/sec以上、1秒あたりの
窒素イオン投入量が9.0×1015ions/cm2
、1秒あたりのTi投入量が6.0×1015個/c
m2 とすることができる。
}×6.02×1023×T なお{d×10−8(cm)/47.9}は1オングス
トローム×1cm×1cmあたりのチタンのモル数を意
味する。本発明では、イオンミキシング処理の初期にお
いては窒素イオン加速電圧が5〜40kv、窒素イオン
電流密度が0.1〜2.0mA/cm2 、Tiの蒸着
速度が1オングストローム/sec以上、1秒あたりの
窒素イオン投入量が9.0×1015ions/cm2
、1秒あたりのTi投入量が6.0×1015個/c
m2 とすることができる。
【0015】さて、本発明では成膜初期が終了したら主
成膜期を実施する。主成膜期では、到達比N/Tiが実
質的に1として窒化チタン膜を形成させる。なお主成膜
期においては窒素イオン加速電圧が5〜40kv、窒素
イオン電流密度が0.1〜2.0mA/cm2 、Ti
の蒸着速度が1オングストローム/sec以上、1秒あ
たりの窒素イオン投入量が6.0×1015ions/
cm2 、1秒あたりのTi投入量が6.0×1015
個/cm2 とすることができる。
成膜期を実施する。主成膜期では、到達比N/Tiが実
質的に1として窒化チタン膜を形成させる。なお主成膜
期においては窒素イオン加速電圧が5〜40kv、窒素
イオン電流密度が0.1〜2.0mA/cm2 、Ti
の蒸着速度が1オングストローム/sec以上、1秒あ
たりの窒素イオン投入量が6.0×1015ions/
cm2 、1秒あたりのTi投入量が6.0×1015
個/cm2 とすることができる。
【0016】ところで、母材温度は一般にイオン注入の
際に増速拡散などに影響を与えることが知られており、
そのため本発明では母材温度は例えば100〜500°
Cとすることができる。またイオン注入の際に不純物が
混入するおそれがある。そのため本発明では高真空下で
行うことが好ましい。成膜中における真空度は窒素流量
により変動するが、一般的には1.0×10−5〜5×
10 −6 Torrとすることができる。
際に増速拡散などに影響を与えることが知られており、
そのため本発明では母材温度は例えば100〜500°
Cとすることができる。またイオン注入の際に不純物が
混入するおそれがある。そのため本発明では高真空下で
行うことが好ましい。成膜中における真空度は窒素流量
により変動するが、一般的には1.0×10−5〜5×
10 −6 Torrとすることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例を示す。本実施例では
イオンミキシング装置を用いた。イオンミキシング装置
は反応室である真空チャンバ、ガスをイオン化するバケ
ット型のイオン源、イオン源にガスを送るガス供給源、
試料ホルダー(水冷方式)、チタンの蒸着を行う電子ビ
ーム加熱蒸発部、真空チャンバ内を排気する真空排気系
、水晶発振式膜厚計をもつ。この装置では原子状イオン
N+、分子状イオンN2 + がほぼ50%づつ生成さ
れる。また試験片として炭素鋼(JIS S45C)
を用い、実施例にかかるNO.1〜NO.3を形成した
。この炭素鋼の組成は、炭素0.45%、シリコン0.
20%、マンガン0.70%、リン0.02%、イオウ
0.02%である。またこの炭素鋼の組織はフェライト
とパーライトとを含む混合組織である。本実施例では各
試験片の表面はいずれもバフで研磨し、アセトンで洗浄
した。各試験片の表面の表面粗さは1.0〜0.1μR
Zである。
イオンミキシング装置を用いた。イオンミキシング装置
は反応室である真空チャンバ、ガスをイオン化するバケ
ット型のイオン源、イオン源にガスを送るガス供給源、
試料ホルダー(水冷方式)、チタンの蒸着を行う電子ビ
ーム加熱蒸発部、真空チャンバ内を排気する真空排気系
、水晶発振式膜厚計をもつ。この装置では原子状イオン
N+、分子状イオンN2 + がほぼ50%づつ生成さ
れる。また試験片として炭素鋼(JIS S45C)
を用い、実施例にかかるNO.1〜NO.3を形成した
。この炭素鋼の組成は、炭素0.45%、シリコン0.
20%、マンガン0.70%、リン0.02%、イオウ
0.02%である。またこの炭素鋼の組織はフェライト
とパーライトとを含む混合組織である。本実施例では各
試験片の表面はいずれもバフで研磨し、アセトンで洗浄
した。各試験片の表面の表面粗さは1.0〜0.1μR
Zである。
【0018】比較例としてNO.4、NO.5の試験片
も同様な条件下で準備した。そして実施例及び比較例に
かかる各試験片について順に窒化チタン膜の成膜処理を
行った。この場合、試料ホルダーに各試験片を保持した
後、真空チャンバー内の真空度を1.5×10−4Pa
に初期排気し、その後、真空チャンバー内に窒素ガスを
導入して真空度を2.5×10−2Paにした。
も同様な条件下で準備した。そして実施例及び比較例に
かかる各試験片について順に窒化チタン膜の成膜処理を
行った。この場合、試料ホルダーに各試験片を保持した
後、真空チャンバー内の真空度を1.5×10−4Pa
に初期排気し、その後、真空チャンバー内に窒素ガスを
導入して真空度を2.5×10−2Paにした。
【0019】この状態で、前処理として、試験片の表面
に窒素イオンを照射してスパッタクリ−ニングを行った
。このときTiは蒸着しない。スパッタクリーニングは
窒素イオンの加速電圧が5kv、窒素イオンのビーム電
流密度が0.5mA/cm2 、照射時間が30秒間の
条件下で行った。次に、成膜初期(5分間)として窒素
イオンの投入とTiの蒸着との双方を行った。Tiの蒸
着は電子ビーム蒸発源を用いて金属チタン(純度99.
9%)を蒸発させて行った。実施例にかかる成膜初期で
は窒素イオン(原子状イオンN+ 、分子状イオンN2
+ )を過剰に投入するものである。即ち、表1に示
す様に、試験片NO.1は到達比N/Tiが2.0であ
り、試験片NO.2は到達比N/Tiが1.5であり、
試験片NO.3は到達比N/Tiが1.2とした。具体
的には試験片NO.1では1秒あたりの窒素イオン投入
量が1.2×1016ions/cm2 、1秒あたり
のTi投入量が6.0×1015/cm2 である。試
験片NO.2では1秒あたりの窒素イオン投入量が9.
0×1015ions/cm2 、1秒あたりのTi投
入量が6.0×1015個/cm2 である。試験片N
O.3では1秒あたりの窒素イオン投入量が7.2×1
015ions/cm2 、1秒あたりのTi投入量が
6.0×1015個/cm2 である。
に窒素イオンを照射してスパッタクリ−ニングを行った
。このときTiは蒸着しない。スパッタクリーニングは
窒素イオンの加速電圧が5kv、窒素イオンのビーム電
流密度が0.5mA/cm2 、照射時間が30秒間の
条件下で行った。次に、成膜初期(5分間)として窒素
イオンの投入とTiの蒸着との双方を行った。Tiの蒸
着は電子ビーム蒸発源を用いて金属チタン(純度99.
9%)を蒸発させて行った。実施例にかかる成膜初期で
は窒素イオン(原子状イオンN+ 、分子状イオンN2
+ )を過剰に投入するものである。即ち、表1に示
す様に、試験片NO.1は到達比N/Tiが2.0であ
り、試験片NO.2は到達比N/Tiが1.5であり、
試験片NO.3は到達比N/Tiが1.2とした。具体
的には試験片NO.1では1秒あたりの窒素イオン投入
量が1.2×1016ions/cm2 、1秒あたり
のTi投入量が6.0×1015/cm2 である。試
験片NO.2では1秒あたりの窒素イオン投入量が9.
0×1015ions/cm2 、1秒あたりのTi投
入量が6.0×1015個/cm2 である。試験片N
O.3では1秒あたりの窒素イオン投入量が7.2×1
015ions/cm2 、1秒あたりのTi投入量が
6.0×1015個/cm2 である。
【0020】かかる成膜初期において、窒素イオンのビ
ーム電流密度は0.1〜20mA/cm2 、イオン加
速電圧は20kv、イオンビームサイズは150mm×
150mm、窒素ガス流量は10〜20sccm、試験
片の母材温度200〜300°Cであり、母材温度は熱
電対で測定し、またTiの蒸着速度は10〜15オング
ストローム/secとした。Tiの蒸着速度は試験片近
くの水晶発振式膜厚計で測定した。なお膜厚計には窒素
イオンが当たらぬようにしてある。
ーム電流密度は0.1〜20mA/cm2 、イオン加
速電圧は20kv、イオンビームサイズは150mm×
150mm、窒素ガス流量は10〜20sccm、試験
片の母材温度200〜300°Cであり、母材温度は熱
電対で測定し、またTiの蒸着速度は10〜15オング
ストローム/secとした。Tiの蒸着速度は試験片近
くの水晶発振式膜厚計で測定した。なお膜厚計には窒素
イオンが当たらぬようにしてある。
【0021】成膜初期が終了したら、主成膜期として、
窒素イオンの照射とTiの蒸着との双方を行い、厚み2
μmの窒化チタン膜を形成した。この場合、表1に示す
様に試験片NO.1〜試験片NO.3ともに到達比N/
Tiが1となるように行った。具体的には試験片NO.
1では1秒あたりの窒素イオン投入量が6.0×101
5ions/cm2 、1秒あたりのTi投入量が6.
0×1015個/cm2 である。試験片NO.2では
1秒あたりの窒素イオン投入量が6.0×1015io
ns/cm2 、1秒あたりのTi投入量が6.0×1
015個/cm2 である。試験片NO.3では1秒あ
たりの窒素イオン投入量が6.0×1015ions/
cm2 、1秒あたりのTi投入量が6.0×1015
個/cm2 である。
窒素イオンの照射とTiの蒸着との双方を行い、厚み2
μmの窒化チタン膜を形成した。この場合、表1に示す
様に試験片NO.1〜試験片NO.3ともに到達比N/
Tiが1となるように行った。具体的には試験片NO.
1では1秒あたりの窒素イオン投入量が6.0×101
5ions/cm2 、1秒あたりのTi投入量が6.
0×1015個/cm2 である。試験片NO.2では
1秒あたりの窒素イオン投入量が6.0×1015io
ns/cm2 、1秒あたりのTi投入量が6.0×1
015個/cm2 である。試験片NO.3では1秒あ
たりの窒素イオン投入量が6.0×1015ions/
cm2 、1秒あたりのTi投入量が6.0×1015
個/cm2 である。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】また主成膜期において、窒素イオンのビー
ム電流密度は0.1〜20mA/cm2 、イオン加速
電圧は20kv、イオンビームサイズは150mm×1
50mm、窒素ガス流量は10〜20sccm、試験片
の母材温度200〜300°Cの条件下で行った。なお
本実施例では成膜初期、主成膜期ともに、試験片の母材
表面の法線に対する入射角は窒素イオンが0°、Tiが
45°である。上記のようにして得た本実施例にかかる
試験片では、母材成分と膜成分との混合層であるミキシ
ング層が母材と皮膜との間に介在している。
ム電流密度は0.1〜20mA/cm2 、イオン加速
電圧は20kv、イオンビームサイズは150mm×1
50mm、窒素ガス流量は10〜20sccm、試験片
の母材温度200〜300°Cの条件下で行った。なお
本実施例では成膜初期、主成膜期ともに、試験片の母材
表面の法線に対する入射角は窒素イオンが0°、Tiが
45°である。上記のようにして得た本実施例にかかる
試験片では、母材成分と膜成分との混合層であるミキシ
ング層が母材と皮膜との間に介在している。
【0025】そして実施例にかかる試験片についてオー
トスクラツチテスター(CSEM製)を用い密着力を試
験した。比較例の試験片についても同様に試験した。試
験条件は、ダイヤモンドチップ径が0.1mm、スクラ
ツチスピードが0.5mm/min、ローディングレイ
トが100N/mとした。試験結果を図1の特性線Aに
示す。図1の横軸はN/Ti比であり、縦軸は剥離荷重
を示す。図1に示す様に比較例にかかる試験片NO.4
、NO.5では40N、45Nで剥離し始めた。しかし
、実施例にかかる試験片NO.1〜NO.3では良好な
結果が得られた。即ち、試験片NO.1では剥離荷重は
78Nであり、試験片NO.3では剥離荷重は62Nで
あり、更に、試験片NO.2では荷重が100Nでも剥
離しなかった。このように窒化チタン膜の密着力は試験
片NO.2つまりN/Ti比が1.5のものが最も良か
った。次に、密着力が最も良かったN/Ti比が1.5
において、初期窒素過剰投入時間を表2に示す様に変化
させた試験片を形成した。即ち、初期窒素過剰投入時間
は、試験片NO.6が2分間、前記したようにNO.2
が5分間、NO.7が7分間、NO.8が10分間、N
O.9が15分間、NO.10が20分間とした。そし
て前述と同様にオートスクラツチテスター(CSEM製
)を用い密着力を試験し、初期窒素過剰投入時間と密着
力との関係を調べた。試験結果を第2図の特性線Bに示
す。第2図の横軸は初期窒素過剰投入時間であり、縦軸
は剥離荷重を示す。第2図に示す様に試験片NO.6で
は剥離荷重は74Nであり、更に、試験片NO.2、N
O.7、NO.8では剥離荷重は100Nに近いか10
0Nを越えていた。このことから初期において窒素イオ
ンを過剰に投入する過剰窒素投入時間が5分間を越える
と、窒化チタン膜の密着力が増大することがわかる。 ただし、第2図の特性線Bに示す様に15分間を越える
と、剥離荷重はやや低下し、密着力は低下することがわ
かる。この原因は、過剰な窒素が母材表面を過剰にスパ
ッタリングすることであると推察される。したがって窒
化チタン膜の密着力を一層高くするには、初期窒素過剰
投入時間は5〜15分間程度が好ましい。
トスクラツチテスター(CSEM製)を用い密着力を試
験した。比較例の試験片についても同様に試験した。試
験条件は、ダイヤモンドチップ径が0.1mm、スクラ
ツチスピードが0.5mm/min、ローディングレイ
トが100N/mとした。試験結果を図1の特性線Aに
示す。図1の横軸はN/Ti比であり、縦軸は剥離荷重
を示す。図1に示す様に比較例にかかる試験片NO.4
、NO.5では40N、45Nで剥離し始めた。しかし
、実施例にかかる試験片NO.1〜NO.3では良好な
結果が得られた。即ち、試験片NO.1では剥離荷重は
78Nであり、試験片NO.3では剥離荷重は62Nで
あり、更に、試験片NO.2では荷重が100Nでも剥
離しなかった。このように窒化チタン膜の密着力は試験
片NO.2つまりN/Ti比が1.5のものが最も良か
った。次に、密着力が最も良かったN/Ti比が1.5
において、初期窒素過剰投入時間を表2に示す様に変化
させた試験片を形成した。即ち、初期窒素過剰投入時間
は、試験片NO.6が2分間、前記したようにNO.2
が5分間、NO.7が7分間、NO.8が10分間、N
O.9が15分間、NO.10が20分間とした。そし
て前述と同様にオートスクラツチテスター(CSEM製
)を用い密着力を試験し、初期窒素過剰投入時間と密着
力との関係を調べた。試験結果を第2図の特性線Bに示
す。第2図の横軸は初期窒素過剰投入時間であり、縦軸
は剥離荷重を示す。第2図に示す様に試験片NO.6で
は剥離荷重は74Nであり、更に、試験片NO.2、N
O.7、NO.8では剥離荷重は100Nに近いか10
0Nを越えていた。このことから初期において窒素イオ
ンを過剰に投入する過剰窒素投入時間が5分間を越える
と、窒化チタン膜の密着力が増大することがわかる。 ただし、第2図の特性線Bに示す様に15分間を越える
と、剥離荷重はやや低下し、密着力は低下することがわ
かる。この原因は、過剰な窒素が母材表面を過剰にスパ
ッタリングすることであると推察される。したがって窒
化チタン膜の密着力を一層高くするには、初期窒素過剰
投入時間は5〜15分間程度が好ましい。
【0026】次に、窒化チタン膜の密着状況をみるべく
、実施例にかかる試験片NO.2と比較例にかかる試験
片NO.4との断面を走査型電子顕微鏡(SEM)を用
い倍率10000倍で観察した。試験片NO.2を第5
図に、試験片NO.4を第6図に示す。第5図に示す様
に試験片NO.2では窒化チタン膜の界面がはっきりし
ない。第6図に示す様に試験片NO.4では界面がはっ
きりしている。
、実施例にかかる試験片NO.2と比較例にかかる試験
片NO.4との断面を走査型電子顕微鏡(SEM)を用
い倍率10000倍で観察した。試験片NO.2を第5
図に、試験片NO.4を第6図に示す。第5図に示す様
に試験片NO.2では窒化チタン膜の界面がはっきりし
ない。第6図に示す様に試験片NO.4では界面がはっ
きりしている。
【0027】次に、深さ方向における濃度分布をX線電
子分光分析(XPS)で調べた。試験片NO.2の結果
を第3図に、試験片NO.4の結果を第4図に示す。こ
の場合、●はTiN濃度を意味し、○はFe濃度を意味
する。第3図及び第4図ともにFe濃度の勾配は基本的
な差異はないと考えられる。しかし第3図に示す様に実
施例にかかる試験片NO.2では膜と母材との間のミキ
シング層においてTiNの濃度は連続的に緩やかに変化
し濃度勾配は一定である。一方、第4図に示す様に比較
例にかかる試験片NO.4では試験片NO.2と比較す
ると、TiNの濃度は急激に変化しておりその濃度勾配
が一定ではない。このことから、窒化チタン膜の密着力
を向上させるには、ミキシング層におけるTiNの濃度
勾配が一定であることが好ましいことがわかる。
子分光分析(XPS)で調べた。試験片NO.2の結果
を第3図に、試験片NO.4の結果を第4図に示す。こ
の場合、●はTiN濃度を意味し、○はFe濃度を意味
する。第3図及び第4図ともにFe濃度の勾配は基本的
な差異はないと考えられる。しかし第3図に示す様に実
施例にかかる試験片NO.2では膜と母材との間のミキ
シング層においてTiNの濃度は連続的に緩やかに変化
し濃度勾配は一定である。一方、第4図に示す様に比較
例にかかる試験片NO.4では試験片NO.2と比較す
ると、TiNの濃度は急激に変化しておりその濃度勾配
が一定ではない。このことから、窒化チタン膜の密着力
を向上させるには、ミキシング層におけるTiNの濃度
勾配が一定であることが好ましいことがわかる。
【0028】前記したように実施例にかかる試験片NO
.2ではTiNの濃度勾配が一定であり、膜の界面がは
っきりせず、良好なミキシング層が得られている。その
理由は、過剰な窒素イオンがTi原子を深さ方向に進入
することを助長させるためであると推察される。さて、
窒素イオンとともにアルゴンイオンを母材に投入する他
の実施例について説明する。この実施例では成膜初期(
10分間)において、Ti:N:Arの到達比は2:2
:1として処理した。ここで成膜初期では、1秒あたり
の窒素イオン投入量が6.0×1015ions/cm
2 、1秒あたりのアルゴンイオン投入量が3.0×1
015ions/cm2 、1秒あたりのTi投入量が
6.0×1015個/cm2 である。そして、成膜初
期を実施した後に、N/Tiが実質的1の雰囲気で主成
膜期を実施し、厚み2μmの窒化チタン膜を形成した。 なお他の処理条件は前記実施例と同じである。そしてこ
の実施例にかかる試験片について、前記実施例と同様に
オートスクラツチテスター(CSEM製)を用い密着力
を試験した。試験結果は荷重90Nでも窒化チタン膜は
剥離しなかった。
.2ではTiNの濃度勾配が一定であり、膜の界面がは
っきりせず、良好なミキシング層が得られている。その
理由は、過剰な窒素イオンがTi原子を深さ方向に進入
することを助長させるためであると推察される。さて、
窒素イオンとともにアルゴンイオンを母材に投入する他
の実施例について説明する。この実施例では成膜初期(
10分間)において、Ti:N:Arの到達比は2:2
:1として処理した。ここで成膜初期では、1秒あたり
の窒素イオン投入量が6.0×1015ions/cm
2 、1秒あたりのアルゴンイオン投入量が3.0×1
015ions/cm2 、1秒あたりのTi投入量が
6.0×1015個/cm2 である。そして、成膜初
期を実施した後に、N/Tiが実質的1の雰囲気で主成
膜期を実施し、厚み2μmの窒化チタン膜を形成した。 なお他の処理条件は前記実施例と同じである。そしてこ
の実施例にかかる試験片について、前記実施例と同様に
オートスクラツチテスター(CSEM製)を用い密着力
を試験した。試験結果は荷重90Nでも窒化チタン膜は
剥離しなかった。
【0029】
【発明の効果】本発明の窒化チタン膜の形成方法によれ
ば、母材に対する密着力が高い窒化チタン膜を得ること
ができる。
ば、母材に対する密着力が高い窒化チタン膜を得ること
ができる。
【図1】N/Ti比と剥離荷重との関係を示すグラフで
ある。
ある。
【図2】初期窒素投入時間と剥離荷重との関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図3】試験片NO.2におけるTiN濃度勾配を示す
グラフである。
グラフである。
【図4】試験片NO.4におけるTiN濃度勾配を示す
グラフである。
グラフである。
【図5】試験片NO.2における窒化チタン膜の界面の
顕微鏡構造を示す写真である。
顕微鏡構造を示す写真である。
【図6】試験片NO.4における窒化チタン膜の界面の
顕微鏡構造を示す写真である。
顕微鏡構造を示す写真である。
Claims (1)
- 【請求項1】 イオンミキシング処理により母材に窒
化チタン膜を形成する方法であって、イオンミキシング
処理の初期に、少なくとも窒素イオン投入量がチタン投
入量と同等かそれ以上であり、かつ、(窒素イオン投入
量を含む不活性ガスイオン投入量/チタン投入量)であ
る到達比が1.1〜2.5となる雰囲気で処理し、その
後、(窒素イオン投入量/チタン投入量)である到達比
が実質的に1となる雰囲気で処理して窒化チタン膜を形
成させることを特徴とする窒化チタン膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41049790A JPH04314853A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 窒化チタン膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41049790A JPH04314853A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 窒化チタン膜の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04314853A true JPH04314853A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=18519657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41049790A Pending JPH04314853A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 窒化チタン膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04314853A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0525632A (ja) * | 1991-07-15 | 1993-02-02 | Nissin Electric Co Ltd | 窒化チタン膜の形成方法 |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP41049790A patent/JPH04314853A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0525632A (ja) * | 1991-07-15 | 1993-02-02 | Nissin Electric Co Ltd | 窒化チタン膜の形成方法 |
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