JPH04316418A - 移植機の苗供給装置 - Google Patents

移植機の苗供給装置

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JPH04316418A
JPH04316418A JP11253691A JP11253691A JPH04316418A JP H04316418 A JPH04316418 A JP H04316418A JP 11253691 A JP11253691 A JP 11253691A JP 11253691 A JP11253691 A JP 11253691A JP H04316418 A JPH04316418 A JP H04316418A
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seedlings
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belt
movement mechanism
seedling
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Takashi Sasaki
孝 佐々木
Shoichi Kitaguchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農作物の移植栽培で、
個々の苗に分離可能に整然と連結した紙筒育苗容器によ
る紙筒苗のような整列苗を使用する移植機において、整
列苗から個々の苗に分離し植付装置に苗を供給する苗供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙筒苗のような整列苗から個々の苗に一
対の回転体により自動的に分離する分離装置は、本発明
者らが先に特願平2−198329号として提案した。
【0003】この分離装置は、整列苗を載せて往復移動
して一対のローラーに分離される苗を供給する横移動機
構を設け、ローラーは整列苗の側面から個々の苗に分離
し、横移動機構上には、横移動機構の移動端で整列苗を
載せて縦方向に間欠的に移動させる縦移動機構を設け、
一対のローラーは縦移動機構の移送に対応してその軸ご
と交互に進退し、一対のローラーにより分離された苗を
繰出すための一対のベルトを設けていた。
【0004】また、この分離装置で個々の苗に分離され
た苗を整列させて植付装置に供給する装置は、本発明者
らが先に特願平3−56165号として提案した。
【0005】この苗供給装置は、植付装置に苗を供給す
る苗整列部と、苗整列部に苗を受け渡す検出ベルトと、
検出ベルトに苗を受け渡す供給ベルトを設け、検出ベル
トの上方には苗の有無を検出する検出器を設け、苗整列
部の速度は植付速度に連動し、検出ベルトと供給ベルト
の速度を検出器の苗の検出により増減して苗整列部に苗
を受け渡して整列させるものである。そして、この供給
ベルトには欠株苗が除去された良苗のみが受け渡される
。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の苗供
給装置では、個々の苗に分離するに際し、重い整列苗を
載せて移植機上を往復移動させることにより、移植機の
重量バランスが変化して機体の安定性を欠いたり、苗の
植付状態が一定しないことがあった。
【0007】また、多畦用の移植機とするには、各々の
畦に供給される苗の欠株の割合は一定ではないから、各
々の畦の整列苗の移動状態が異なるために田植機のよう
に一体の縦横移動機構とはできない。
【0008】本発明は、以上のような問題点を解決し、
移植機の重量バランスを安定したものとし、多畦用の移
植機とすることにより、高性能・高能率な移植機を提供
し、移植栽培を飛躍的に広げることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の移植機
の苗供給装置は、整列苗Pを移動させて一対の回転体3
1に押し当てて個々の苗Paに分離し植付装置50に苗
を供給する苗供給装置Sにおいて、整列苗Pを載せて往
復移動して一対の回転体31に分離される苗を供給する
横移動機構10を設け、横移動機構10は整列苗Pの幅
以上を往復移動するようにし、横移動機構10には、横
移動機構10の移動端で整列苗Pを載せて横移動機構1
0の移動方向と直交する方向に間欠的に移動させる縦移
動機構20を設け、縦移動機構20は横移動機構10の
移動端で整列苗Pの苗列の一列分だけ移動させるように
し、横移動機構10の移動方向を移植機の進行方向Dと
平行とし、縦移動機構20の移動方向を移植機の進行方
向Dと直交するようにしたものである。
【0010】請求項2の発明の移植機の苗供給装置は、
苗供給装置Sを移植機の進行方向Dに左右対称に設けた
多畦用の移植機である請求項1記載のものである。
【0011】請求項3の発明の移植機の苗供給装置は、
縦移動機構20の移動方向を中心から外側方向とした請
求項2記載のものである。
【0012】
【作    用】請求項1の発明では、横移動機構10
の移動方向を移植機の進行方向Dと平行とし、縦移動機
構20の移動方向を移植機の進行方向Dと直交するよう
にしたから、苗供給装置Sは移植機の進行方向Dに長く
なり、その長手方向に重い整列苗Pを載せた横移動機構
10が移動するので、移植機の左右の重量バランスは変
化しない。
【0013】請求項2の発明では、苗供給装置Sを移植
機の進行方向Dに左右対称に設けた多畦用の移植機であ
るから、移植機の左右の重量は同一となる。
【0014】請求項3の発明では、縦移動機構20の移
動方向を中心から外側方向としたから、整列苗Pの供給
を移植機の中央から行える。
【0015】
【実  施  例】以下、本発明の一実施例を図面を参
照して説明する。
【0016】個々の苗Paに分離可能に整然と連結した
整列苗Pとして、紙筒育苗容器による紙筒苗を示してい
る。この紙筒育苗容器は、展開すると六角柱状の上下が
開口した紙筒を、整然と水溶性糊で貼り合わせたもので
ある。この紙筒中に培土を詰めて播種して育苗すると苗
が生長して紙筒苗の整列苗Pとなり、水溶性糊は灌水に
より徐々に溶けて無くなり、紙筒は腐敗の進行により徐
々に互いに結合し、移植時には適度の連結強度を保つよ
うになっている。紙筒苗の整列苗Pは平面視で長方形を
成しており、その長辺に沿って紙筒が一列状に並んでい
る。
【0017】つぎに、この整列苗Pを個々の苗Paに分
離して本圃に移植する移植機について説明する。実施例
として示すのは2畦用の甜菜苗の移植機である。
【0018】第1図において、1は機枠であり、機枠1
は大略その前部の進行方向Dに直交する水平方向のパイ
プと、その両端から後方に伸びた一対のパイプからなる
。機枠1の前端には一対のロァーリンクピン2を設け、
ロァーリンクピン2の中央上方にはトップリンクピン孔
3を設け、それらにより図示しないトラクターに連結す
る。トラクターの進行により機枠1は図示D方向に牽引
されて進行する。
【0019】機枠1の前部上方には進行方向Dに直交す
る水平方向に前枠5を設け、後部上方には同じく後枠6
を設ける。また、機枠1の中央部には進行方向Dに直交
する水平方向に中央枠4を設ける。前枠5から後枠6上
の左右各々には、進行方向Dに長く平行に二対のレール
枠7を設ける。
【0020】機枠1の後部左右にはゲージ輪ヨーク8を
設け、ゲージ輪ヨーク8には一対のゲージ輪9を圃面E
に接地して進行方向Dに自由に回転するよう取り付ける
。
【0021】前記中央枠4上とレール枠7上には、移植
機の進行方向Dに左右対称に苗供給装置Sを設ける。
【0022】レール枠7上には、苗供給装置Sとしての
横移動機構10および縦移動機構20を設ける。
【0023】横移動機構10は、レール枠7上に沿って
長く設けた上面が三角形の二対のレール11と、レール
11に沿って往復移動可能な一対の横移動機構枠12と
、横移動機構枠12の下方で一対のレール11の間にレ
ール11と平行に設けた一対の軸16とからなる。
【0024】横移動機構枠12は一対のレール11間に
設け、進行方向Dの幅は整列苗Pの長辺よりやや長くし
、進行方向Dに直交する方向の幅は整列苗Pの短辺の約
2倍とする。レール11の長さは、横移動機構枠12の
進行方向Dの幅の約2倍とする。横移動機構枠12のレ
ール11に対応する四方の下面にはガイドローラーヨー
ク13を設け、ガイドローラーヨーク13にはレール1
1の長手方向に回転するガイドローラー14を設け、ガ
イドローラー14はその中心とガイドローラーヨーク1
3に通してはめ込んだピン15により自由に回転するよ
う係止される。ガイドローラー14の外周にはレール1
1の頂部にはまり込む凹所14a を設ける。
【0025】また、軸16には田植機等で公知の往溝と
復溝とが無端交叉状に形成した円筒カムが刻まれており
、横移動機構枠12に設けた図示しない突起と噛み合っ
ていて、軸16が回転することにより横移動機構枠12
が図示D1方向に連続的に整列苗Pの幅以上を往復移動
するようになっている。
【0026】横移動機構10の横移動機構枠12には、
移植機の進行方向Dと直交する方向に移動する縦移動機
構20を設ける。そして、縦移動機構20上には整列苗
Pを載せて横移動機構10の移動端で横移動機構10の
移動方向と直交する図示D2方向に間欠的に移動させる
。
【0027】縦移動機構20には、横移動機構枠12内
に横移動機構10の移動方向に長く同一高さで平行に軸
21,23を設け、軸21は機体外側とし、軸23は機
体内側とする。 軸21,23にはそれぞれプーリー22,24をはめ込
み、プーリー22,24の間には整列苗Pの長辺よりや
や幅の広いベルト25を掛け渡す。そして、プーリー2
2には、横移動機構枠12が横方向に移動し、その移動
端でのみ軸16の回転が伝導されるようにし、横移動機
構10の移動端で整列苗Pの苗列の一列分だけベルト2
5を図示D2の方向に移動させるように軸22を回転さ
せる。
【0028】ベルト25には整列苗Pを載せるが、整列
苗Pの長辺を横移動機構10の移動方向D1と平行とし
、苗が立垂状態になるようにして載せる。また、ベルト
25には複数の整列苗Pを載せられるようにし、整列苗
Pの供給を移植機の中央側から行うようにする。
【0029】レール枠7の外方の中央部上方には左右一
対の分離部枠30を設け、分離部枠30から下方に一対
の軸を設け、その軸に一対の回転体としての弾性体のロ
ーラー31をはめ込んで設ける。ローラー31は円筒形
のスポンジ体で、ローラー31はベルト25に載せられ
た整列苗Pの長辺の側面の上下に接当する位置とし、一
対のローラー31は個々の苗Paの紙筒直径より狭い間
隔とし、一対のローラー31は互いの対向面が整列苗P
より遠ざかる方向に回転させる。
【0030】また、横移動機構10により整列苗Pが近
付いてくる側のローラー31より遠ざかる側のローラー
31をやや縦移動機構20の移動方向D2の反対方向に
位置させ、先ず分離される苗Paに近付いてくる側のロ
ーラー31が接当し、続いて遠ざかる側のローラー31
が接当する。さらに、一対のローラー31は、横移動機
構枠12が横方向に移動しその移動端で整列苗Pの移動
方向が変わるため、横移動機構10の移動端で移動方向
D2の位置を進退させる。
【0031】そして、整列苗Pの側面が回転する一対の
ローラー31に順次接当することにより連続して個々の
苗Paに分離され、分離された個々の苗Paは一対のロ
ーラー31に挾まれて整列苗Pの反対側に立垂状態のま
ま繰り出す。
【0032】一対のローラー31の整列苗Pの反対側か
ら外方に、分離部枠30から下方に設けた軸により、一
対の平ベルト32を設ける。一対の平ベルト32は互い
の対向面が個々の苗Paの紙筒直径より狭い間隔とし、
一対の平ベルト32は互いの対向面が整列苗Pより遠ざ
かる方向に回転させる。そして、一対の平ベルト32は
一対のローラー31から分離されて繰り出された個々の
苗Paを受取り、紙筒の中間部を挾んで搬送し、整列苗
Pの反対側に繰り出す。
【0033】一対の平ベルト32の搬送終端から後方に
、分離部枠30から下方に設けた軸により、一対の平ベ
ルト33を設ける。一対の平ベルト33は個々の苗Pa
の紙筒直径より狭い間隔とし、一対の平ベルト33は互
いの対向面が進行方向Dの反対方向に進むよう回転させ
る。そして、一対の平ベルト33は一対の平ベルト32
の搬送終端から繰り出された個々の苗Paを受取り、紙
筒の上部を挾んで搬送し、進行方向Dの反対方向に繰り
出す。
【0034】レール枠7の下方で中央枠4上には左右一
対の選別整列部枠34を設ける。選別整列部枠34の外
側上方で一対の平ベルト33の搬送終端下方には弾性体
の一対の転向円盤35を設け、一対の転向円盤35はそ
の円の中心を軸芯として平行に所定間隔に設け、縦移動
機構20の移動方向D2を軸芯とし、その上端が進行方
向Dの反対方向に進むよう回転させる。また、一対の転
向円盤35の上端から後端の1/4周には、その外側の
外周付近に接当して一対の転向円盤35が外方に広がら
ないよう規制する規制体を設け、その間の一対の転向円
盤35の外周付近は個々の苗Paの紙筒直径より狭い間
隔とする。
【0035】そして、一対の転向円盤35は一対の平ベ
ルト33の搬送終端から繰り出された個々の苗Paを受
取り、紙筒の下部を挾んで90度向きを変えて搬送し、
後端から下方向に倒置状態で繰り出す。
【0036】一対の転向円盤35の後端の後方から下方
に、選別整列部枠34から後方に設けた軸により、一対
の平ベルト36を設ける。一対の平ベルト36は個々の
苗Paの紙筒直径より狭い間隔とし、一対の平ベルト3
6は互いの対向面が下方向に進むよう回転させる。そし
て、一対の平ベルト36は一対の転向円盤35の搬送終
端から繰り出された個々の苗Paを受取り、紙筒の中間
部を挾んで搬送し、下方に繰り出す。
【0037】一対の平ベルト36の搬送終端下方から中
心方向に水平に、選別整列部枠34から後方に設けた軸
により、同一高さに幅広の平ベルト37,38を設ける
。平ベルト38の方が平ベルト37より選別整列部枠3
4に近い方とし、平ベルト38の方が平ベルト37より
長くする。また、平ベルト38の搬送終端と同一搬送終
端の平ベルト39を設ける。平ベルト39は平ベルト3
7の延長線上の位置とし、平ベルト37の搬送終端と平
ベルト39の搬送始端の間は所定間隔に開けて何もない
空所とし、平ベルト37,38,39はその上面が同一
速度で中心方向に進むよう回転させる。
【0038】そして、平ベルト37,38は一対の平ベ
ルト36の搬送終端から繰り出された個々の苗Paを受
取り、平ベルト37は紙筒の上部を載せて搬送し、平ベ
ルト38は紙筒の下部を載せて搬送し、平ベルト39は
紙筒の上部を載せて搬送し、平ベルト38,39の搬送
終端から中心方向に繰り出す。
【0039】平ベルト37,39の選別整列部枠34の
反対側には葉受ベルト枠40を設け、葉受ベルト枠40
から選別整列部枠34方向に設けた軸により、平ベルト
である葉受ベルト41と葉押えベルト42を設ける。葉
受ベルト41の上面の高さは平ベルト37,39とほぼ
同一とし、搬送始端は平ベルト37の搬送始端とほぼ同
一位置とし、搬送終端は平ベルト39の搬送始端とほぼ
同一位置とする。葉押えベルト42は葉受ベルト41の
上に設け、葉受ベルト41の上面と葉押えベルト42の
下面を接当させ、葉押えベルト42はその下面を搬送面
とし、搬送始端は平ベルト37の搬送終端とほぼ同一位
置とし、搬送終端は平ベルト39の搬送始端と搬送終端
の中間の位置とする。
【0040】葉受ベルト41はその上面が中心方向に進
むよう回転させ、葉押えベルト42はその下面が中心方
向に進むよう回転させ、その速度は平ベルト37,38
,39の速度とほぼ同一とする。そして、葉受ベルト4
1と葉押えベルト42の間に苗Paの葉部を挾んで中心
方向に搬送する。
【0041】ここで、葉部の有る良い苗Paは、平ベル
ト37の搬送終端と平ベルト39の搬送始端の間の空所
では、紙筒の下部を平ベルト38に載せ、葉部を葉受ベ
ルト41と葉押えベルト42の間に挾んで搬送される。 しかし、葉部の無い欠株の苗Paは、葉部が葉受ベルト
41と葉押えベルト42の間に挾まれないから、紙筒の
下部を平ベルト38に載せているだけであるため、平ベ
ルト37の搬送終端と平ベルト39の搬送始端の間の空
所から落下して、系外に取り除かれる。このことにより
、葉部の有る良い苗Paと葉部の無い欠株の苗Paが選
別される。
【0042】平ベルト38,39の搬送終端から中心方
向に水平に、選別整列部枠34から後方に設けた軸によ
り、整列ベルト43を設ける。整列ベルト43はその上
面が中心方向に進むよう回転させ、その上面で苗Paを
搬送する。整列ベルト43には、その苗Paの搬送方向
に自由に回転する多数のローラーを設ける。ローラーは
紙筒の長さよりやや短くし、複数の大径部と小径部を交
互にその長手方向に設け、列状に隣接するローラーの小
径部に隣の大径部が接しないようにはまり込む。そして
、整列ベルト43上面に受け渡された個々の苗Paの紙
筒の中間部をローラーの大径部に載せて搬送し、整列ベ
ルト43の搬送終端から中心方向に繰り出す。
【0043】整列ベルト43の中央部上方には選別整列
部枠34から検出器44を設け、検出器44は整列ベル
ト43上の苗Paの紙筒の有無を検出する。検出器44
は、光電スイッチや超音波スイッチやイメージセンサ等
であり、無接触で苗Pa紙筒の有無を検出でき、その検
出を電気信号で伝達する。
【0044】整列ベルト43の搬送終端の左右から中心
方向にほぼ水平に、選別整列部枠34から後方に設けた
軸により、細い幅の平ベルトである一対の集積ベルト4
5を設ける。一対の集積ベルト45はその上面が中心方
向に進むよう回転させ、その上面で苗Paを搬送する。 そして、集積ベルト45上面に受け渡された個々の苗P
aの紙筒の上部と下部を載せて搬送し、集積ベルト45
の搬送終端から中心方向に繰り出す。
【0045】集積ベルト45の搬送終端の上方には、選
別整列部枠34から後方に設けた軸により、その軸の先
端部にはめ込んでスポンジローラー46を設ける。スポ
ンジローラー46は円筒形のスポンジ体で、その下周が
中心方向に進むように回転させ、その速度は集積ベルト
45とほぼ同じとし、集積ベルト45の搬送終端からス
ポンジローラー46の下周までの距離が個々の苗Paの
紙筒直径より狭い間隔とする。そして、集積ベルト45
の終端部とスポンジローラー46との間で苗Paの紙筒
を挾んで、整列ベルト43により押される苗Paを規制
して繰り出す。
【0046】平ベルト38,39から整列ベルト43に
受け渡された苗Paは、欠株の苗Paが取り除かれて不
揃な苗列となっているため、一定間隔の苗列としてから
植付装置50に受け渡さなくてはならない。整列ベルト
43や検出器44や集積ベルト45とスポンジローラー
46は不揃な苗列の紙筒部を密着させて整列させるもの
である。以下に、この整列装置の作動について説明する
。
【0047】横移動機構10の移動速度や縦移動機構2
0の移動速度から整列ベルト43の速度までは検出器4
4の苗Paの検出により連動して増減する。その速度の
増減は、接地輪としてのゲージ輪9からの動力を増速用
と減速用の2系統を設け、増速用の駆動経路には電磁ク
ラッチを設け、減速用の駆動経路にはフリーホィールを
設け、検出器44の検出信号により電磁クラッチを断接
して行う。また、集積ベルト45とスポンジローラー4
6および植付装置50の速度は検出器44の苗Paの検
出に影響されず、接地輪としてのゲージ輪9からの動力
を所定比率にて伝達し、その速度は植付速度に連動する
。
【0048】検出器44の紙筒の検出信号にはディレイ
(遅延)タイマーを設け、増速状態の個々の苗Paの紙
筒の検出のように短時間の検出信号は無視して電磁クラ
ッチを接続し増速を続ける。検出器44の下まで集積ベ
ルト45から密着整列している紙筒が達し、ディレイタ
イマーの設定時間以上に検出器44の下に紙筒が留まる
と電磁クラッチを切り減速する。
【0049】減速時には、整列ベルト43やその先の平
ベルト37,38,39などの速度は一体に遅くなるが
、この最低の搬送速度時には集積ベルト45の速度より
整列ベルト43のローラーの回行速度を速くする。速く
しても、ローラーの自由な回転により、集積ベルト45
から密着し整列している整列ベルト43上の苗Paは、
整列ベルト43の速度では搬送されず、集積ベルト45
の速度で搬送される。また、整列ベルト43上の離間し
ている個々の苗Paはローラー自体の回行により搬送さ
れるから、個々の苗Paは集積ベルト45から密着し整
列している苗Paに徐々に密着する。
【0050】そして、増減速時に整列ベルト43上に受
け渡される苗の数を適宜設定する。このことにより、減
速時には整列ベルト43上に単位時間当りに受け渡され
る苗の数が集積ベルト45上に単位時間当りに受け渡さ
れる苗の数より少なくし、集積ベルト45から密着整列
している紙筒の並びが短くなる。また、増速時には整列
ベルト43上に単位時間当りに受け渡される苗の数が集
積ベルト45上に単位時間当りに受け渡される苗の数よ
り多くし、集積ベルト45から密着整列している紙筒の
並びが長くなる。
【0051】集積ベルト45の搬送終端の前方と下方か
ら下方に、選別整列部枠34から後方に設けた軸と後記
縦搬送ベルト枠52から後方に設けた軸により、一対の
縦搬送ベルト47,48を設ける。一対の縦搬送ベルト
47,48は個々の苗Paの紙筒直径より狭い間隔とし
、一対の縦搬送ベルト47,48は互いの対向面が下方
向に進むよう回転させる。そして、一対の縦搬送ベルト
47,48は集積ベルト45の搬送終端とスポンジロー
ラー46から繰り出された個々の苗Paを受取り、紙筒
の中間部を挾んで搬送し、下方に繰り出す。
【0052】苗供給装置Sの下方には左右一対の植付装
置50を設ける。植付装置50には機枠1の前部下方か
ら後方に長く植付部枠51を設け、植付部枠51は上下
方向に回動自在に機枠1にその前部で取り付けられてい
る。植付部枠51の中間部上には縦搬送ベルト枠52を
設け、植付部枠51の前方下方にはローリングコルター
53およびオープナー54を設ける。ローリングコルタ
ー53およびオープナー54は圃面Eに植え溝を開溝す
る。
【0053】植付部枠51内の前記一対の縦搬送ベルト
47,48の搬送終端後方には一対のゴム円盤55を設
ける。 一対のゴム円盤55はその円の中心を軸芯として平行に
所定間隔に設け、進行方向Dに直交する水平方向を軸芯
とし、その下端が進行方向Dの反対方向に進むよう回転
させる。また、一対のゴム円盤55の前端から下端の1
/4周には、その外側の外周付近に接当して一対のゴム
円盤55が外方に広がらないよう規制する多数のローラ
ー57を設け、その間の一対のゴム円盤55の外周付近
は個々の苗Paの紙筒直径より狭い間隔とし、その他の
間は一対のゴム円盤55を外方に押し広げる。そして、
一対のゴム円盤55は一対の縦搬送ベルト47,48の
搬送終端から繰り出された個々の苗Paを受取り、紙筒
の上部を挾んで90度向きを変えて搬送し、下端からオ
ープナー54が圃面Eに開溝した植え溝内に後方に繰り
出す。
【0054】植付部枠51外の一対のゴム円盤55のや
や後方には一対の鎮圧輪56を設ける。一対の鎮圧輪5
6は後方視で上方が開いて逆ハの字状を成し、また平面
視で前方もやや開いて逆ハの字状を成しいて、一対の鎮
圧輪56の間隔が狭い下周で圃面Eに接地している。一
対の鎮圧輪56は植付部枠51に上下位置が調整自在に
取り付けられており、植付部枠51が回動して鎮圧輪5
6に対する上下位置を変更して苗Paの植付深さを調整
する。そして、一対の鎮圧輪56は一対のゴム円盤55
が下周にて保持している苗Paの植え溝を潰して植え付
ける。
【0055】つぎに、作動を説明する。
【0056】苗分離装置の横移動機構10は所定のその
移動端とし、整列苗Pを横移動機構10上の縦移動機構
20としてのベルト25上に移植機の中央側から供給し
て載せ、その整列苗Pの前端が一対のローラー31に接
する位置まで送り込む。
【0057】トラクターの進行によりゲージ輪9が回転
すると適宜な手段により軸16などが回転し、横移動機
構枠12が移植機の進行方向Dと平行な図示D1方向に
移動し一対のローラー31や一対の平ベルト32などが
回転する。 このことにより、整列苗Pの最前列は順次一対のローラ
ー31の前端に接する。分離される苗Paは後続する苗
列とローラー31との間に挾まれて転動され、転がりな
がら動かされることにより、順次分離される苗の次の苗
Paや後続する苗列との連結部を剥されて無理なく分離
される。
【0058】このとき、横移動機構10により横移動機
構枠12上の重い整列苗Pが移植機の進行方向Dと平行
な図示D1方向に移動し、移植機の左右の重量バランス
は変化しない。移植機を支える一対のゲージ輪9などは
その左右の距離が狭く、前後方向にはトラクターの後輪
とゲージ輪9の遠く離れた車輪に支えられる。そのため
、前後方向の重量の変化はあまり機体の安定性や苗の植
付状態に影響しない。しかし、左右方向の重量が偏ると
多少の傾斜地でも転倒の危険が生じて安全性を欠き、植
付装置50の圃面Eへの接地圧が変わって苗Paの植付
深さが変化する。実施例では、左右の重量バランスは変
化しないようにしたから、機体の安定性が良く、苗Pa
の植付状態が一定する。
【0059】ローラー31により分離された苗Paは、
続いて一対のローラー31の間から挾まれて繰り出され
整列苗Pから離される。一対のローラー31により繰り
出された苗41は、そのまま直ちに一対の平ベルト32
に受渡され、受渡された苗Paは平ベルト32に挾まれ
てより遠くに繰り出される。一対の平ベルト32から繰
り出された苗Paは、一対の平ベルト33や一対の転向
円盤35や一対の平ベルト36により搬送され、平ベル
ト37,38に受け渡される。
【0060】整列苗Pの最前列の分離が全て終り、横移
動機構10が移動端に達すると、縦移動機構20により
整列苗Pは苗列の一列分だけ移植機の進行方向Dと直交
し中心から外側方向の図示D2方向に移動し、同時に一
対のローラー31の位置が進退して、横移動機構10は
今までと反対方向に整列苗Pを横移動させて次の列の分
離が開始される。さらに、反対側の移動端でも同様に縦
移動機構20が整列苗Pを間欠移動させ、連続的に個々
の苗Paに分離される。
【0061】平ベルト37,38に受け渡された個々の
苗Paは、平ベルト37,38,39と葉受ベルト41
と葉押えベルト42とにより欠株の苗Paが取り除かれ
、不揃な苗列となって整列ベルト43に受け渡される。 そして、整列ベルト43に受け渡された苗Paは、整列
ベルト43のローラーや検出器44とその信号により制
御される増減速機構や集積ベルト45とスポンジローラ
ー46により、紙筒部を密着させて整列されて一対の縦
搬送ベルト47,48に受け渡される。
【0062】一対の縦搬送ベルト47,48に受け渡さ
れた個々の苗Paは所定距離に間隔を開けて搬送され、
一対の縦搬送ベルト47,48の搬送終端で一対のゴム
円盤55の前端に受け渡され、一対のゴム円盤55はそ
の下端でオープナー54が圃面Eに開溝した植え溝内に
繰り出し、一対の鎮圧輪56により圃面Eに植え付けら
れる。
【0063】以上の実施例では、整列苗Pとして紙筒育
苗容器による紙筒苗のものを示したが、土壌そのものを
所定形状に固めたものや、育苗培地そのものが整然と連
結している無機物繊維や高分子化合物によるものや、個
々の苗Paに分離可能に連結されているものや、個々の
苗Paは連結されておらずに整然と並べられているもの
でも良い。
【0064】また、一対の回転体として円筒形のスポン
ジ体のローラー31によるものを示したが、一対の回転
体はベルト状にしても良く、ゴムや高分子化合物の弾性
体でも良く、その表面に突起を設けるようにしても良い
。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、横移動機構の
移動方向を移植機の進行方向と平行とし、縦移動機構の
移動方向を移植機の進行方向と直交するようにしたから
、苗供給装置は移植機の進行方向に長くなり、その長手
方向に重い整列苗を載せた横移動機構が移動して移植機
の左右の重量バランスは変化しないので、機体の安定性
が良く、苗の植付状態が一定する。
【0066】請求項2の発明によれば、苗供給装置を移
植機の進行方向に左右対称に設けた多畦用の移植機であ
るから、移植機の左右の重量は同一となり変化しないの
で、特に機体の安定性が良い。
【0067】請求項3の発明によれば、縦移動機構の移
動方向を中心から外側方向としたから、整列苗の供給を
移植機の中央から行え、重い整列苗を一か所から供給で
き、整列苗の供給が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移植機の苗供給装置の一実施例を示す平面図で
ある。
【図2】その側面図である。
【図3】その背面図である。
【図4】図1の作動状態を示す平面図である。
【図5】図2の横移動機構の一部を示す部分側面図であ
る。
【図6】図3の横移動機構の一部を示す部分背面図であ
る。
【図7】図1の一部を切り欠いた部分平面図である。
【図8】図3の一部を切り欠いた部分背面図である。
【図9】図2の一部を切り欠いた部分側面図である。
【符合の説明】
10  横移動機構 20  縦移動機構 31  一対の回転体としてのローラー50  植付装
置 D  進行方向 P  整列苗 Pa  苗 S  苗供給装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  整列苗を移動させて一対の回転体に押
    し当てて個々の苗に分離し植付装置に苗を供給する苗供
    給装置において、整列苗を載せて往復移動して一対の回
    転体に分離される苗を供給する横移動機構を設け、横移
    動機構は整列苗の幅以上を往復移動するようにし、横移
    動機構には、横移動機構の移動端で整列苗を載せて横移
    動機構10の移動方向と直交する方向に間欠的に移動さ
    せる縦移動機構を設け、縦移動機構は横移動機構の移動
    端で整列苗の苗列の一列分だけ移動させるようにし、横
    移動機構の移動方向を移植機の進行方向と平行とし、縦
    移動機構の移動方向を移植機の進行方向と直交するよう
    にした移植機の苗供給装置。
  2. 【請求項2】  苗供給装置を移植機の進行方向に左右
    対称に設けた多畦用の移植機である請求項1記載の移植
    機の苗供給装置。
  3. 【請求項3】  縦移動機構の移動方向を中心から外側
    方向とした請求項2記載の移植機の苗供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07241106A (ja) * 1994-01-11 1995-09-19 Hokuei:Kk 苗の転向装置
CN120188623A (zh) * 2023-12-21 2025-06-24 孟永升 一种单体苗钵自动供苗移栽装置

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