JPH04319480A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH04319480A
JPH04319480A JP11213391A JP11213391A JPH04319480A JP H04319480 A JPH04319480 A JP H04319480A JP 11213391 A JP11213391 A JP 11213391A JP 11213391 A JP11213391 A JP 11213391A JP H04319480 A JPH04319480 A JP H04319480A
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JP
Japan
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recording
ink sheet
sheet
ink
reel
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Pending
Application number
JP11213391A
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English (en)
Inventor
Keizo Sasai
笹井 敬三
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクシートを用いて記
録を行う記録装置に関し、更に詳しくは前記インクシー
トに皺等を生じさせることなくセット可能な記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴い、
種々の情報処理機器が開発されている。これら機器のう
ち、ファクシミリ装置やプリンタ等の記録装置はオフィ
スのみならず、一般家庭においても広く使用されるよう
になっている。
【0003】これらファクシミリ装置等にあっては小型
化を容易にするために、加熱により発色する感熱シート
を使用した所謂感熱記録方式が一般的に使用されている
が、近年ではインクシートを使用した所謂熱転写記録方
式に係るファクシミリ装置も開発されている。これは図
10に示すようにベースフィルムにインクを塗布したイ
ンクシート50を供給リール51及び巻取リール52に
巻き付けて装置本体に装填する。そして記録に際しては
前記インクシート50を駆動回転する搬送ローラ53a
とピンチローラ53bの回転により搬送すると共に、記
録シート54をプラテンローラ55で搬送し、記録ヘッ
ド56を画信号に応じて発熱させることによって記録を
行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記構成に於いては幅
広のインクシート50を搬送ローラ53aとピンチロー
ラ53bとによって搬送力を付与すると、インクシート
50に皺が発生し易い。特に供給リール51及び巻取リ
ール52を装置本体に装填する際は、インクシート50
が弛みをもって取り付けられるため、皺が発生する可能
性が大きくなる。そしてインクシート50が一旦弛みを
もってセットされると、そのとき発生した皺は、その後
インクシート50にテンションを付与しても除去し難い
【0005】またインクシート50の搬送力を高めるた
めに、搬送ローラ53aの表面を摩擦係数の高い材質で
特殊仕上げした場合は、前記皺が発生し易くなる。そし
てインクシート50に皺が発生すると、画像抜けや濃度
ムラが発生して画像が劣化し、更にはインクシート50
の斜行や切れ等のトラブルも生じ易くなる。
【0006】そこで、本発明は従来の前記課題を解決し
、インクシートに皺等を生じさせることなくセット可能
な記録装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明に係る代表的な手段は、支持体上にインクを有
するインクシートに搬送力を付与するためのインクシー
ト搬送手段と、記録シートに搬送力を付与するための記
録シート搬送手段と、前記インクシートに作用して前記
記録シートに記録を行うための記録手段と、  装置本
体に対して開閉可能な記録カバーと、前記インクシート
と前記インクシート搬送手段との関係を、前記記録カバ
ーを開いた状態ではインクシートがインクシート搬送手
段に接触せず、前記記録カバーを閉じた状態ではインク
シートがインクシート搬送手段に接触するよう構成した
ことを特徴としてなる。更に前記記録カバーを開いた状
態よりも閉じた状態のときに、第一捲回部材から第二捲
回部材へ至るインクシートの経路が長くなるよう構成し
たことを特徴としてなる。
【0008】
【作用】前記手段にあっては、記録カバーを開いてイン
クシートをセットする際に弛みが生じていても、その弛
みを容易に除去することが出来る。また第一捲回部材か
ら第二捲回部材へ至るインクシート経路を記録カバーを
開いた状態よりも閉じた状態のときに長くなるようにす
ることにより、インクシートをセットする際に弛みが生
じていても、その弛みは記録カバーを閉じると自動的に
除去されるようになる。
【0009】
【実施例】次に前記手段を適用した記録装置の一実施例
について図1乃至図4を参照して説明する。
【0010】この実施例に係る記録装置はファクシミリ
装置の記録系として構成されており、図1は記録カバー
を開閉した場合のインクシートとキャプスタンローラと
の関係説明図であり、図2はファクシミリ装置の概略構
成説明図であり、図3はインクシートの断面説明図であ
り、図4はインクシートカートリッジの展開説明図であ
る。
【0011】(ファクシミリ全体説明)先ず、図2によ
りファクシミリ装置の全体構成を説明する。このファク
シミリ装置は図2に示すように記録装置としての記録系
Aと、原稿に記載された画像を読み取るための読取系B
と、記録系Aに装填されるインクシートカートリッジC
によって構成されている。記録系Aは他機から伝送され
た画信号、或いは後述する読取系Bから伝送された画信
号に応じて記録シート1に画像を記録するものである。 即ち、重合した記録シート1とインクシート2とを記録
手段3を構成する記録ヘッド3aによってプラテンロー
ラ3b側に押圧し、プラテンローラ3bを図2の矢印方
向へ駆動回転させることで記録シート1を矢印a方向へ
搬送すると共に、後述する駆動機構によってインクシー
ト2を矢印b方向へ搬送する。前記記録シート1及びイ
ンクシート2の搬送と同期して記録ヘッド3aを画信号
に応じて発熱させてインクシート2に塗布したインクを
溶融(昇華を含む、以下同じ)させ、溶融したインクを
記録シート1に転写して画像を形成するものである。そ
して所定の画像を形成した記録シート1を更に矢印a方
向に搬送し、カッター4によって切断した後、排出ロー
ラ対5a,5bによって搬送して装置外へ排出する。
【0012】前記記録シート1は、装置本体6に設けた
ロールホルダー7に収納されており、このロールホルダ
ー7及びプラテンローラ3b、カッター4、更には排出
ローラ5bは夫々装置本体6に設けられている。インク
シート2は、本実施例では後述する構成よりなるインク
シートカートリッジCに収納されている。そしてこのイ
ンクシートカートリッジCは装置本体6に回動軸8を介
して回動可能に構成された蓋体としての記録カバー9に
着脱自在に装填される。また前記記録ヘッド3aは前記
記録カバー9の所定位置に設けられている。
【0013】一方、読取系Bは原稿10に光を照射して
その反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モード
に応じて他機に伝送し、或いは自己の記録系Aに伝送す
るものである。即ち、記録カバー9の上面に形成された
原稿載置台9aに原稿10を複数枚載置し、この原稿1
0を予備搬送ローラ11a及び押圧片11bで予備搬送
すると共に、分離ローラ12a及びこれに圧接する圧接
片12bによって一枚ずつ分離給送し、その原稿10を
搬送ローラ対13a,13b及び排出ローラ対14a,
14bによって搬送して排出トレイ15へ排出するよう
に構成している。そして前記原稿10が搬送される間に
光源16から原稿面に光照射し、その反射光をミラー1
7及びレンズ18を介してCCD等の光電変換素子19
に至らせ、その画信号をコピーモードの場合には自己の
記録系に伝送し、送信モードの場合は他機の記録系に伝
送するように構成している。
【0014】次に上記記録系A及びインクカートリッジ
C等の各部の構成について具体的に説明する。 (記録シート)記録シート1としては、普通紙やプラス
チックシート等及びその他の材質であって、インクを転
写し得るものを用いることが可能である。そして記録シ
ート1をロール状に巻いたシートロール1aを装置本体
6の所定位置(図2の略中央)に設けたロールホルダー
7に収納している。
【0015】また本実施例ではランニングコストの低減
を図るために記録シート1の搬送速度よりも、インクシ
ート2の搬送速度を遅くして記録を行う所謂マルチプリ
ント方式を採用している。このマルチプリント方式は、
記録時に於ける記録シート1の搬送長さLよりも、イン
クシート2の搬送長さlを短く、(L/l=n>1)と
して記録を行うものである。このようにすると、記録シ
ート1とインクシート2の搬送長さを同じにした従来の
記録方式(L/l=1)に比べてインクシート2の使用
効率をn倍にすることが出来る。
【0016】(インクシート)インクシート2は前述し
た如くマルチプリントを行うために、同一部分でn回分
のインク転写が可能となるように構成している。そのた
め、本実施例ではインクシート2を図3に示すように耐
熱コート層2a、ベースフィルム層2b、インク層2c
、トップコーティング層2dの4層で構成してなる。 前記耐熱コート層2aは記録ヘッド3aの熱からベース
フィルム層2bを保護するものであり、ベースフィルム
層2bはインク層2cの支持体となるものである。また
インク層2cは記録シート1にn回分の転写が可能な量
のインクを含有した層である。このインク成分は、接着
剤としてのEVA等の樹脂、着色のためのカーボンブラ
ックやニグロシン染料、バインディング材としてのカル
ナバワックス、パラフィンワックス等を主成分として同
一箇所でn回の使用に耐えるように配合されている。ま
たトップコーティング層2dは記録しない部分で記録シ
ート1に前記インク層が圧力転写されるのを防止するた
めのものであり、一般に透明なワックス等で構成されて
いる。
【0017】尚、インクシート2の構成はこの実施例の
ものに限定されるものでなく、例えば支持体となるベー
ス層及びベース層の片側に設けられたインクが含有され
た多孔性インク保持層とからなるものでも良く、またベ
ースフィルム上に微細多孔質網状構造を有する耐熱性イ
ンク層を設け、そのインク層内にインクを含有させたも
のでも良い。前記インクシート2は図4に示すように第
一捲回部材である供給リール20及び第二捲回部材であ
る巻取リール21に巻き付けられ、両リール20,21
がインクシートカートリッジCに収納されている。
【0018】(供給リール及び滑りクラッチ)供給リー
ル20はインクシート2を巻き付けるためのものであり
、その一方端には滑りクラッチ22が取り付けられてい
る。 前記滑りクラッチ22は供給リール20から引き出され
るインクシート2にバックテンションを付与するための
ものである。この滑りクラッチ22の構成は、図5(A
)の分解図及び図5(B)の断面図に示すように二方取
りされた端部を有する軸22aにスプリングバネ22b
が締めつけるように取り付けられ、このバネ22bにフ
ック部22b1が形成されている。そして前記バネ22
bを取り付けた軸22aを鍔22cの貫通孔22c1に
挿通し、Eリング22dを軸22aの先端に取り付けて
抜け止めする。このとき前記スプリングバネ22bのフ
ック部22b1が貫通孔22c1に形成した凹部22c
2に係止するように取り付ける。更に前記鍔22cを中
空状のリール軸20aに嵌入し、鍔22cの外周部に突
設した凸部22c3をリール軸20aの端部に形成した
コ字形溝20bに嵌入係止して取り付ける。
【0019】前記構成に於いて、供給リール20からイ
ンクシート2が引き出されると、供給リール20が図5
(A)の矢印c方向(インクシート2を繰り出す方向)
に回転する。このとき軸22aは二方取りされた端部が
固定され、該軸22aが回転不能状態にあるために、軸
22aを締めつけているスプリングバネ22bはゆるみ
方向に回転力を受け、軸22aの外周とスプリングバネ
22bの内周との間に摩擦負荷が発生する。この摩擦負
荷はインクシート2が搬送力を受け、供給リール25が
所定トルク以上の回転力を受けると、スプリングバネ2
2bが軸22aの外周を前記所定トルクを受けながら滑
る。従って、供給リール20からインクシート2を引き
出す場合には常に一定の負荷がかかり、これによってイ
ンクシート2にバックテンションが付与される。
【0020】(巻取リール及び滑りクラッチ)巻取リー
ル21は記録に際して供給リール20から引き出された
インクシート2を巻き取るものであり、該巻取リール2
1に一定以上の回転トルクが伝達されないように巻取リ
ール21の一方端に滑りクラッチ23が取り付けられて
いる。
【0021】前記滑りクラッチ23、図6(A)の分解
図及び図6(B)の断面図に示すようにDカット嵌合部
23a1を有する軸部23aにスプリングバネ23bが
締めつけるように取り付けられ、このバネ23bにフッ
ク部23b1が形成されている。そして前記バネ23b
を取り付けた軸部23aにリールギヤ24を遊嵌すると
共に、この軸部23aを鍔23cの貫通孔23c1に挿
通し、Eリング23d,23eを軸部23aの端部に取
り付けて抜け止めする。このとき前記スプリングバネ2
3bのフック部23b1がリールギヤ24に形成した凹
部24aに係止するように取り付ける。更に前記鍔23
cを中空状のリール軸21aに嵌入し、鍔23cの外周
部に突設した凸部23c2をリール軸21aの端部に形
成したコ字形溝21bに嵌入係止して取り付ける。
【0022】前記構成に於いて、後述する駆動系によっ
てリールギヤ24が図6(A)の矢印d方向(巻取リー
ル21がインクシート2を巻き取る方向)に回転すると
、軸部23aを締めつけているスプリングバネ23bは
ゆるみ方向に回転力を受け、軸部23aの外周とスプリ
ングバネ23bの内周との間に摩擦負荷が発生する。こ
の摩擦負荷を受けて巻取リール21が図6(A)の矢印
d方向に回転してインクシート2を巻き取るものである
。前記スプリングバネ23bは一定以上のトルクを受け
ると軸部23aの外周を前記所定トルクを付与しながら
滑る。従って、巻取リール21には常に一定のトルクで
回転力が付与されるものである。
【0023】尚、本実施例にあっては前記巻取リール2
1にインクシート2を巻き取る場合、インクシート2の
インク塗布面側が巻取ロールの内側を向くように巻取リ
ール21を回転させるものである。
【0024】(キャプスタンローラ)次に前記インクシ
ート2へ搬送力を付与する構成について説明する。本実
施例ではキャプスタンローラ25を回転させてインクシ
ート2へ搬送力を付与するようにしている。キャプスタ
ンローラ25は図4に示すように金属材料で構成された
芯部25aの外周面に、シリコンゴム等のゴム部25b
を吹きつけ塗装し、且つ芯部25aの一方端部にギヤ2
5cを固着して構成し、軸受25dを介してインクシー
トカートリッジCに取り付けられる。このときインクシ
ートカートリッジCに収納されるインクシート2のベー
スフィルム2b面側に位置するように取り付けられ、且
つインクシートカートリッジCを記録系Aに装填して記
録を行う場合、図2に示すようにインクシート2の記録
搬送方向(図2の矢印b方向)に於いて、記録手段3よ
りも下流側であって巻取リール21よりも上流側に位置
するように取り付けられる。
【0025】尚、本実施例のように記録シート1とイン
クシート2とを逆方向へ搬送しながら記録を行うマルチ
プリント方式にあっては、インクシート2を搬送する力
として最大15kg程度の力が必要とされている。その
ため本実施例ではキャプスタンローラ25とインクシー
ト2のベースフィルム2b間の摩擦係数が 1.5〜6
の範囲に、好ましくは3〜4の範囲になるように設定し
て両者間でのスリップを防止する。尚、本実施例では前
記摩擦係数を約 2.6程度に設定している。
【0026】(インクシートカートリッジ)インクシー
トカートリッジCは図4に示すようにインクシート2を
捲回した供給リール20及び巻取リール21、キャプス
タンローラ25、更には供給リール20から記録ヘッド
3aを至る間のインクシート2をガイドするガイドシャ
フト26を、第一筐体27a及び第二筐体27bからな
る枠体27内に収納するものである。尚、第一筐体27
aの略中央には記録ヘッド3aを挿入するための窓27
cが形成され、第二筐体27bの略中央にはプラテンロ
ーラ3bを挿入するための窓27dが形成されている。
【0027】また前記カートリッジCの元部にはガイド
ピン27eが突設され、先端部には係止突起27fが形
成されている。これに対応して記録系Aに於ける記録カ
バー9には、図2に示すように前記ガイドピン27eを
係止する係止凹部9bが設けられると共に、係止突起2
7fを係止するラッチ部材9cが設けられている。従っ
て、図7に示すように前記カートリッジCは記録カバー
9を開け、ガイドピン27e及び係止突起27fをそれ
ぞれ係止凹部9b及びラッチ部材9cに係止することに
よって記録カバー9に装填することが出来、装填後に該
記録カバー9を閉じることによって、図2に示すように
インクシート2が記録ヘッド3aとプラテンローラ3b
で押圧されて記録シート1に圧接する。
【0028】(駆動力伝達構成)前記の如くインクシー
トカートリッジCを記録カバー9に装填し、該カバー9
を閉じると、図8に示すようにキャプスタンローラ25
のギヤ25cがインクシートモータ28のモータギヤ2
9と噛合し、また該ギヤ29と噛合した中間ギヤ30に
巻取リール21のリールギヤ24が噛合する。従って、
前記モータ28が図8の矢印方向へ駆動回転するとキャ
プスタンローラ25が矢印方向に回転してインクシート
2を供給リール20から引き出すと共に、ガイドシャフ
ト26でガイドして矢印b方向へ搬送する。更にこのイ
ンクシート2は前述した滑りクラッチ23を介して駆動
力を伝達された巻取リール21に巻き取られるものであ
る。一方、プラテンローラ3bはローラ軸に取り付けら
れたギヤ31がプラテンモータ32のモータギヤ33と
噛合し、該モータ32の駆動によって図8の矢印方向へ
回転して記録シート1を矢印a方向へ搬送するものであ
る。
【0029】(記録手段)次に記録手段3について説明
する。本実施例で用いている記録ヘッド3aは通電によ
り発熱する複数の発熱素子を一列に配列したライン型の
サーマルヘッドであり、図2に示すように記録カバー9
に設けたヘッド支持部3cに揺動可能に取り付けられて
いる。また記録ヘッド3aは、該ヘッド3aと記録カバ
ー9との間に配設されたバネ3dによってプラテンロー
ラ3b側に付勢されている。そしてこの付勢力によって
、重合した記録シート1とインクシート2とをプラテン
ローラ3b側に圧接している。従って、記録シート1及
びインクシート2をそれぞれ図2の矢印a,b方向へ搬
送し、これと同期して記録ヘッド3aを画信号に応じて
発熱させて記録を行うものである。
【0030】尚、本実施例の記録手段3はマルチプリン
ト方式であり、前記記録動作にあっては記録シート1に
1ライン分の画像を形成する毎にインクシート2を1/
nライン分だけ搬送して記録を行う。これを具体的に説
明すると、図9に示すようにプラテンローラ3bと記録
ヘッド3aとの間には記録シート1とインクシート2と
が所定圧で挟持されている。この記録シート1は矢印a
方向へ速度Vで搬送され、インクシート2は矢印b方向
へ速度V/nで搬送される。尚、インクシート2は停止
している状態をも取り得る。
【0031】前記状態で記録ヘッド3aの発熱体3a1
が通電発熱すると、図9に於けるインクシート2のイン
ク層2cの斜線部分2eで示す部分が加熱される。この
加熱されたインク層2cのインクは溶融し、そのうち2
c1で示す部分が記録シート1に転写される。この転写
されるインク層部分2c1はインク層2cの略1/nに
相当している。
【0032】前記転写時に於いて、インク層2cの境界
線2c2でインクに対する剪断力を生じさせ、インク層
部分2c1だけを記録シート1に転写する必要がある。 しかしながら、前記剪断力はインク層の温度により異な
り、インク層の温度が低いほど大きくなる傾向にある。 従って、インクシート2の加熱時間を短くすると、イン
ク層内での剪断力が大きく必要となる。このときインク
シート2と記録シート1との相対速度を大きくすると、
前記剪断力が大きくなり、転写すべきインク層をインク
シート2から確実に剥離させることが出来る。
【0033】この実施例によれば、記録ヘッド3aの加
熱時間が約 0.6msと短いため、前記の如くインク
シート2の搬送方向と記録シート1の搬送方向とを逆方
向にすることによりインクシート2と記録シート1との
相対速度を上げるようにしている。
【0034】(インクシートとキャプスタンローラとの
位置関係)次に前記インクシートカートリッジCを記録
カバー9に装填する場合のインクシート2とキャプスタ
ンローラ25との位置関係について説明する。前記供給
リール20、巻取リール21、ガイドシャフト26、更
にはキャプスタンローラ25は以下の如く位置決めされ
ている。その位置とは、図7に示すように記録カバー9
を開き、インクシートカートリッジCを記録カバー9に
装填した状態に於いて、巻取リール21とガイドシャフ
ト26間でインクシート2が弛みなく張られて略直線的
経路をなしたときに、インクシート2とキャプスタンロ
ーラ25とが接触しないような位置関係である。またイ
ンクシートカートリッジCを記録カバー9に装填した後
、図2に示すように記録カバー9を閉じた状態に於いて
、インクシート2が記録シート1に圧接して記録ヘッド
3aとプラテンローラ3bとで挟まれて押圧されたとき
に、インクシート2がキャプスタンローラ25に接触す
る位置関係である。
【0035】これをより具体的に説明すると、図1に示
すように新しいインクシートカートリッジCを装填する
場合、巻取ロール径は最少であり、このインクシートカ
ートリッジCを記録カバー9に装填した状態にあっては
インクシート2の経路k1は図2の一点鎖線に示すよう
にガイドシャフト26から巻取リール21へ直線的であ
り、このときキャプスタンローラ25は前記直線位置よ
りも上方に位置し、インクシート2とキャプスタンロー
ラ25とは接触しない。
【0036】次に記録カバー9を閉じていくと、インク
シート2はプラテンローラ3bに押し上げられ、該シー
ト2の経路k2は図1の二点鎖線に示すようにガイドシ
ャフト26から巻取リール21へ至る間に、プラテンロ
ーラ3bで押し上げられて屈曲した分長くなる(k1<
k2)。これによりインクシートカートリッジCを記録
カバー9に装填した状態で(図7の状態)、仮にインク
シート2に弛みが生じていたとしても、インクシート2
には巻取リール21とプラテンローラ3b間でテンショ
ンが生じて前記弛みが除去される。尚、前記プラテンロ
ーラ3bがインクシート2に記録シート1を介して接触
した場合、プラテンローラ3b上でインクシート2に皺
が発生し易いが、インクシート2と記録シート1との摩
擦係数は小さく、前記テンションによって皺の発生が防
止される。
【0037】更に記録カバー9を閉じていくと、インク
シート2の経路k3は図1の三点鎖線に示すように屈曲
して該シート2がキャプスタンローラ25と接触する。 このときインクシート2の経路k3は更に長くなってお
り(k2<k3)、プラテンローラ3bの押し上げに伴
うテンションによってキャプスタンローラ25との接触
部に於ける皺の発生が防止される。
【0038】そして記録カバー9を完全に閉じると、イ
ンクシート2は図1の実線に示すように、ベース層側が
キャプスタンローラ25に圧接する。即ち、記録カバー
9を閉じた状態にあっては、キャプスタンローラ25の
下端がプラテンローラ3bと巻取リール21との接線よ
りも下方に位置するように配設されている。これにより
インクシート2はキャプスタンローラ25に巻付角θ1
 で巻き付き、且つプラテンローラ3bに対しては巻付
角θ2 で巻き付きく。この状態でキャプスタンローラ
25が回転すると、該ローラ25によってインクシート
2に搬送力が付与され、プラテンローラ3bが回転する
と記録シート1が搬送され、記録可能な状態となる。
【0039】前記の如く記録カバー9を開いた状態では
インクシート2とキャプスタンローラ25とが接触せず
、記録カバー9を閉じたときにインクシート2とキャプ
スタンローラ25とが接触するようにすることにより、
インクシート2をセットする際に弛みを除去し、且つ皺
の発生を防止することが出来るものである。
【0040】尚、記録カバー9を開いた後に、インクシ
ートカートリッジCを交換することなく再度記録カバー
9を閉じた場合には、インクシート2に弛みが生ずるが
、この場合には、例えば記録カバー9の開放をカバーセ
ンサにより検出し、その検出信号に応じて自動的に、或
いはマニュアル操作により、インクシートモータ28を
駆動してインクシート2を所定量巻取リール21へ巻き
取るよう構成すれば良い。
【0041】〔他の実施例〕次に前述した記録装置に於
ける各部の他の実施例について説明する。前述した実施
例では記録シート1とインクシート2とを逆方向へ搬送
して記録を行うマルチプリント方式を例示したが、ワン
タイムインクシートを用い、記録シートとインクシート
とを同一方向へ搬送して記録を行うワンタイムプリント
方式であっても良い。
【0042】また前述した第一実施例ではインクシート
2をカートリッジC内に収納し、このカートリッジCを
記録カバー9に装填する例を示したが、インクシート2
をカートリッジ化することなく供給リール20や巻取リ
ール21、更にはキャプスタンローラ25等を直接記録
カバー9に装填する構成にしても良いことは当然である
【0043】更に前述した実施例ではインクシート2を
供給リール20及び巻取リール21へ巻き付ける際に、
供給リール20に対してはインク面が外側に、巻取リー
ル21に対してはインク面が内側になるように巻き付け
たが、これに限らず供給リール20及び巻取リール21
共にインク面が内側或いは外側になるように巻き付ける
ようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明は前述した如く、記録カバーを開
いた状態ではインクシートがインクシート搬送手段に接
触せず、記録カバーを閉じたときに接触するようにした
ために、インクシートをセットする際に該シートの弛み
を除去し、且つ皺の発生を防止することが出来るもので
ある。このため画像抜け等のない高品位の画像が得られ
、且つインクシート切れ等のトラブルを防止することが
出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャプスタンローラとインクシートとの位置関
係説明図である。
【図2】ファクシミリ装置の構成説明図である。
【図3】インクシートの断面説明図である。
【図4】インクシートカートリッジの構成説明図である
【図5】供給リールに内蔵した滑りクラッチの説明図で
ある。
【図6】巻取リールに内蔵した滑りクラッチの説明図で
ある。
【図7】記録カバーを開いた状態説明図である。
【図8】インクシート及び記録シートの搬送力伝達構成
の説明図である。
【図9】マルチプリントの原理説明図である。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
A  記録系 B  読取系 C  インクシートカートリッジ 1  記録シート 2  インクシート 3  記録手段 3a  記録ヘッド 3b  プラテンローラ 6  装置本体 9  記録カバー 20  供給リール 21  巻取リール 25  キャプスタンローラ 整理番号1970031

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体上にインクを有するインクシー
    トに搬送力を付与するためのインクシート搬送手段と、
    記録シートに搬送力を付与するための記録シート搬送手
    段と、前記インクシートに作用して前記記録シートに記
    録を行うための記録手段と、装置本体に対して開閉可能
    な記録カバーと、前記インクシートと前記インクシート
    搬送手段との関係を、前記記録カバーを開いた状態では
    インクシートがインクシート搬送手段に接触せず、前記
    記録カバーを閉じた状態ではインクシートがインクシー
    ト搬送手段に接触するよう構成したことを特徴とした記
    録装置。
  2. 【請求項2】  前記記録カバーを開いた状態よりも閉
    じた状態のときに、第一捲回部材から第二捲回部材へ至
    るインクシートの経路が長くなるよう構成した請求項1
    記載の記録装置。
JP11213391A 1991-04-18 1991-04-18 記録装置 Pending JPH04319480A (ja)

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JP11213391A JPH04319480A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 記録装置

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