JPH0432201Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432201Y2 JPH0432201Y2 JP1986038129U JP3812986U JPH0432201Y2 JP H0432201 Y2 JPH0432201 Y2 JP H0432201Y2 JP 1986038129 U JP1986038129 U JP 1986038129U JP 3812986 U JP3812986 U JP 3812986U JP H0432201 Y2 JPH0432201 Y2 JP H0432201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- linear guide
- protective cover
- sides
- elastic force
- Prior art date
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は工作機械等に於いて、被加工物を載置
台や加工具を種々直線状に移動ガイドさせるため
に使用されるリニアガイドレールを好適に保護す
ることができるリニアガイドレール用の保護装置
に関する。
台や加工具を種々直線状に移動ガイドさせるため
に使用されるリニアガイドレールを好適に保護す
ることができるリニアガイドレール用の保護装置
に関する。
(従来の技術)
周知の如く、この種リニアガイドレールを使用
する工作機械等に於いては、その加工作業によつ
て切粉,切削水或いは有害なその他のダスト等が
リニアガイドレールに付着してその使用寿命が不
当に短縮される事態が多々発生し、このような事
態を回避するにはリニアガイドレールを保護せね
ばならない。
する工作機械等に於いては、その加工作業によつ
て切粉,切削水或いは有害なその他のダスト等が
リニアガイドレールに付着してその使用寿命が不
当に短縮される事態が多々発生し、このような事
態を回避するにはリニアガイドレールを保護せね
ばならない。
而して、かかる保護手段としては、例えば実開
昭50−7289号公報所載の考案が存在する。
昭50−7289号公報所載の考案が存在する。
即ち、この従来のものは切削機のテーブルとベ
ツドとの摺動面を保護するための摺動面保護装置
に係るものであるが、第7図に示すように一端が
テーブル20の端部に、他端が巻取りドラム21
に取付けられた保護カバー22に弾性を具備せし
め、且つ幅方向に円弧状反曲性を賦与した構成か
らなり、かかる円弧状の保護カバー22にてベツ
ド23の上面を覆つて、その摺動面を保護せんと
するものである。
ツドとの摺動面を保護するための摺動面保護装置
に係るものであるが、第7図に示すように一端が
テーブル20の端部に、他端が巻取りドラム21
に取付けられた保護カバー22に弾性を具備せし
め、且つ幅方向に円弧状反曲性を賦与した構成か
らなり、かかる円弧状の保護カバー22にてベツ
ド23の上面を覆つて、その摺動面を保護せんと
するものである。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、工作機械等の運転時に機械自体
に発生する振動により、或いは保護カバー22の
巻取り及び繰出し時等に於いて、ベツド23と保
護カバー22間には隙間が生じるため、ベツド2
3上に保護カバー22を単に載置状態で覆う従来
の保護手段では、かかる隙間からダスト等の侵入
が避けられないという致命的な問題点を有してい
た。
に発生する振動により、或いは保護カバー22の
巻取り及び繰出し時等に於いて、ベツド23と保
護カバー22間には隙間が生じるため、ベツド2
3上に保護カバー22を単に載置状態で覆う従来
の保護手段では、かかる隙間からダスト等の侵入
が避けられないという致命的な問題点を有してい
た。
また、従来のものは平面状のベツド23上面を
保護するためのものであり、よつてベツド23上
へ保護カバー22を配置すれば、ある程度の保護
は図れるが、例えば凸形状からなるリニアガイド
レールのように上面及び両側面を被覆保護する必
要がある被保護対象物の被覆手段としては適用で
きないという難点があつたのである。
保護するためのものであり、よつてベツド23上
へ保護カバー22を配置すれば、ある程度の保護
は図れるが、例えば凸形状からなるリニアガイド
レールのように上面及び両側面を被覆保護する必
要がある被保護対象物の被覆手段としては適用で
きないという難点があつたのである。
それ故に、本考案は上記従来の問題点を解決す
るためにリニアガイドレールの両側面及び上下何
れかの面との3面を良好に保護すべくなされたも
のであり、保護カバーとリニアガイドレール間に
ダスト等が侵入するような隙間を生じさせること
なく、そのシール性を向上せしめることを課題と
するものである。
るためにリニアガイドレールの両側面及び上下何
れかの面との3面を良好に保護すべくなされたも
のであり、保護カバーとリニアガイドレール間に
ダスト等が侵入するような隙間を生じさせること
なく、そのシール性を向上せしめることを課題と
するものである。
(課題を解決するための手段)
即ち、上記課題を達成するために、本考案は弾
発復元力を有する保護カバー5の先端部がリニア
ガイドレール1に沿つて移動する移動体4に接続
され且つ該保護カバー5の後部側がその弾性力に
抗して平面状または略平面状に弾性変形されて巻
取り自在に構成されたリニアガイドレール用の保
護装置に於いて、前記保護カバー5が、リニアガ
イドレール1の両側面と上下何れかの面との3面
を覆うべくその内向き弾性力によつて断面略C字
状に形成され、しかも保護カバー5の両端部は、
該保護カバー5の弾性力によりリニアガイドレー
ル1の両側に圧接させることによつてリニアガイ
ドレール1の前記3面を略閉鎖状態とすべく該リ
ニアガイドレール1に抱着せしめる構成にしてな
るリニアガイドレール用の保護装置である。
発復元力を有する保護カバー5の先端部がリニア
ガイドレール1に沿つて移動する移動体4に接続
され且つ該保護カバー5の後部側がその弾性力に
抗して平面状または略平面状に弾性変形されて巻
取り自在に構成されたリニアガイドレール用の保
護装置に於いて、前記保護カバー5が、リニアガ
イドレール1の両側面と上下何れかの面との3面
を覆うべくその内向き弾性力によつて断面略C字
状に形成され、しかも保護カバー5の両端部は、
該保護カバー5の弾性力によりリニアガイドレー
ル1の両側に圧接させることによつてリニアガイ
ドレール1の前記3面を略閉鎖状態とすべく該リ
ニアガイドレール1に抱着せしめる構成にしてな
るリニアガイドレール用の保護装置である。
(作用)
従つて、上記構成を特徴とするリニアガイドレ
ールの保護装置に於いては、移動体4に接続され
た保護カバー5の後部側を移動体4の移動に対応
させて逐次巻取り、繰出すことにより、該保護カ
バー5の繰出し寸法を何ら過不足なく調整して、
断面略C字状の保護カバー5にてリニアガイドレ
ール1の保護を図れることとなるのであるが、平
面状または略平面状に巻取られた保護カバー5が
リニアガイドレール1側に繰出された際には、該
保護カバー5自身に断面略C字状に復帰せんとす
る弾発復元力が作用するために、該保護カバー5
の両端部がその弾性力によりリニアガイドレール
1の両側に圧接されて、該リニアガイドレール1
の両側面及び上下何れかの面との計3面を略閉鎖
状態で完全にシールすることができ、しかもこの
シールは弾性力を有して断面略C字状に維持され
る保護カバー5によるものであるために、該保護
カバー5とリニアガイドレール1との両者間に有
害なダスト等が侵入する不当な隙間が発生するこ
とを好適に防止できることとなる。
ールの保護装置に於いては、移動体4に接続され
た保護カバー5の後部側を移動体4の移動に対応
させて逐次巻取り、繰出すことにより、該保護カ
バー5の繰出し寸法を何ら過不足なく調整して、
断面略C字状の保護カバー5にてリニアガイドレ
ール1の保護を図れることとなるのであるが、平
面状または略平面状に巻取られた保護カバー5が
リニアガイドレール1側に繰出された際には、該
保護カバー5自身に断面略C字状に復帰せんとす
る弾発復元力が作用するために、該保護カバー5
の両端部がその弾性力によりリニアガイドレール
1の両側に圧接されて、該リニアガイドレール1
の両側面及び上下何れかの面との計3面を略閉鎖
状態で完全にシールすることができ、しかもこの
シールは弾性力を有して断面略C字状に維持され
る保護カバー5によるものであるために、該保護
カバー5とリニアガイドレール1との両者間に有
害なダスト等が侵入する不当な隙間が発生するこ
とを好適に防止できることとなる。
また、上述の如く保護カバー5をリニアガイド
レール1の両側に圧接状態で抱着させてなるため
に、該リニアガイドレール1を例えば上下逆転さ
せたような場合でも、何らそれによつて保護カバ
ー5がリニアガイドレール1から離脱して撓みを
生じるようなことも防止できるのである。
レール1の両側に圧接状態で抱着させてなるため
に、該リニアガイドレール1を例えば上下逆転さ
せたような場合でも、何らそれによつて保護カバ
ー5がリニアガイドレール1から離脱して撓みを
生じるようなことも防止できるのである。
(実施例)
以下、本考案の一実施例について図面に従つて
説明する。
説明する。
第1図及び第2図に於いて、1はベアリングケ
ース2の上面にワーク載置台3を設けてなる移動
体4をスライド自在にガイドするための所定の断
面形状を有するリニアガイドレールを示し、該レ
ール1の両側面下端部には凹状の係入用溝15,
15が一連に設けられている。5は該リニアガイ
ドレール1を覆うための保護カバーを示し、該保
護カバー5は一定幅を有する長尺状の部材が弾発
復元可能な断面略C字状に形成されたものであ
る。また、該保護カバー5は第3図イの如くその
先端部5aには切込部12が左右二箇所刻設され
てその一部が垂直状に屈曲された状態とされ、そ
の屈曲部13が同図ロの如く移動体4の側壁と該
側壁に別途取着せしめたブラケツト14との間に
挾持されることにより該移動体4に接続されてい
る。
ース2の上面にワーク載置台3を設けてなる移動
体4をスライド自在にガイドするための所定の断
面形状を有するリニアガイドレールを示し、該レ
ール1の両側面下端部には凹状の係入用溝15,
15が一連に設けられている。5は該リニアガイ
ドレール1を覆うための保護カバーを示し、該保
護カバー5は一定幅を有する長尺状の部材が弾発
復元可能な断面略C字状に形成されたものであ
る。また、該保護カバー5は第3図イの如くその
先端部5aには切込部12が左右二箇所刻設され
てその一部が垂直状に屈曲された状態とされ、そ
の屈曲部13が同図ロの如く移動体4の側壁と該
側壁に別途取着せしめたブラケツト14との間に
挾持されることにより該移動体4に接続されてい
る。
6は前記保護カバー5の後部側を平面状に展開
させた状態で巻取るための巻取軸を示し、該巻取
軸6は前記リニアガイドレール1の一端部に設け
られたケース7内にて軸支され、しかも別途設け
られた渦巻バネ8の作用により常に前記保護カバ
ー5を巻取る回転方向に附勢されている。
させた状態で巻取るための巻取軸を示し、該巻取
軸6は前記リニアガイドレール1の一端部に設け
られたケース7内にて軸支され、しかも別途設け
られた渦巻バネ8の作用により常に前記保護カバ
ー5を巻取る回転方向に附勢されている。
9は前記巻取軸6の位置決めを行うための凹部
10を一端部に有して該巻取軸6とリニアガイド
レール1の一端部との間に設けられたガイド体を
示し、該ガイド体9は巻取軸6に巻回された保護
カバー5をリニアガイドレール1側に繰出す際に
該保護カバー5をガイドさせるためのもので、そ
の上面は後部側から先端部側に渡つて平面状態か
ら円柱状態へ滑らかに変化する形状に形成されて
いる。11は巻取軸6から繰出されるリニアガイ
ドレール1の表面と接触可能なようにケース7の
先端部の内周面に設けられたワイパー部材を示
す。
10を一端部に有して該巻取軸6とリニアガイド
レール1の一端部との間に設けられたガイド体を
示し、該ガイド体9は巻取軸6に巻回された保護
カバー5をリニアガイドレール1側に繰出す際に
該保護カバー5をガイドさせるためのもので、そ
の上面は後部側から先端部側に渡つて平面状態か
ら円柱状態へ滑らかに変化する形状に形成されて
いる。11は巻取軸6から繰出されるリニアガイ
ドレール1の表面と接触可能なようにケース7の
先端部の内周面に設けられたワイパー部材を示
す。
本実施例は以上の構成よりなり、次にその使用
法並びにその作用について説明すれば、先ず第1
図に示す状態に於いて移動体4をリニアガイドレ
ール1に沿つて矢印イ方向に移動させた際には、
巻取軸6に巻回されている保護カバー5が渦巻バ
ネ8の附勢力に抗してリニアガイドレール1側に
順次繰出されることとなる。
法並びにその作用について説明すれば、先ず第1
図に示す状態に於いて移動体4をリニアガイドレ
ール1に沿つて矢印イ方向に移動させた際には、
巻取軸6に巻回されている保護カバー5が渦巻バ
ネ8の附勢力に抗してリニアガイドレール1側に
順次繰出されることとなる。
而して、保護カバー5はリニアガイドレール1
側に繰出されると、該保護カバー5自身の弾発復
元力によつて初期の略C字状断面に復元されるこ
ととなつて、リニアガイドレール1の上面部側を
覆うのであるが、予め同図ハに示す如く保護カバ
ー5の先端部側の下端両端部16,16をリニア
ガイドレール1の両側面の係入用溝15,15に
夫々係入させた状態にしておけば、ガイド体9の
滑らかな変化形状に沿つて繰出されてリニアガイ
ドレール1上に案内される保護カバー5の後部側
も、前記先端部側と同様にリニアガイドレール1
の係入用溝15,15と係入する状態となつて、
該リニアガイドレール1に沿つて移動するのであ
る。尚、該保護カバー5の両端部16,16と係
入用溝15,15との係入には保護カバー5の弾
発復元力が作用してなるために、その係入状態が
容易に解除されるようなことがなく、またその両
者間には不当な隙間が生じることもない。
側に繰出されると、該保護カバー5自身の弾発復
元力によつて初期の略C字状断面に復元されるこ
ととなつて、リニアガイドレール1の上面部側を
覆うのであるが、予め同図ハに示す如く保護カバ
ー5の先端部側の下端両端部16,16をリニア
ガイドレール1の両側面の係入用溝15,15に
夫々係入させた状態にしておけば、ガイド体9の
滑らかな変化形状に沿つて繰出されてリニアガイ
ドレール1上に案内される保護カバー5の後部側
も、前記先端部側と同様にリニアガイドレール1
の係入用溝15,15と係入する状態となつて、
該リニアガイドレール1に沿つて移動するのであ
る。尚、該保護カバー5の両端部16,16と係
入用溝15,15との係入には保護カバー5の弾
発復元力が作用してなるために、その係入状態が
容易に解除されるようなことがなく、またその両
者間には不当な隙間が生じることもない。
従つて、前記移動体4上にてワークの切削加工
等を行つたとしても、リニアガイドレール1の上
面及び両側面との計3面が保護カバー5にて略閉
鎖状態で完全に保護されてなることは勿論のこ
と、微細な切粉等の有害なダストも何らリニアガ
イドレール1の下側等から保護カバー5の内部側
に侵入するようなことがなく、良好にシールされ
て、リニアガイドレール1の保護が完全な状態で
図れるのである。
等を行つたとしても、リニアガイドレール1の上
面及び両側面との計3面が保護カバー5にて略閉
鎖状態で完全に保護されてなることは勿論のこ
と、微細な切粉等の有害なダストも何らリニアガ
イドレール1の下側等から保護カバー5の内部側
に侵入するようなことがなく、良好にシールされ
て、リニアガイドレール1の保護が完全な状態で
図れるのである。
また、保護カバー5の最先端部の両下端部16
a,16aはブラケツト14よりも下側に突出さ
れた状態なるために、該下端部16a,16aも
適切にリニアガイドレール1の両側面の係入用溝
15,15に抱着状態で係入し、移動体4の最も
近い位置に於いてもリニアガイドレール1に対す
る充分な保護が図れるのである。
a,16aはブラケツト14よりも下側に突出さ
れた状態なるために、該下端部16a,16aも
適切にリニアガイドレール1の両側面の係入用溝
15,15に抱着状態で係入し、移動体4の最も
近い位置に於いてもリニアガイドレール1に対す
る充分な保護が図れるのである。
更に、前記リニアガイドレール1等を例えば第
4図に示す如く上下逆にして、移動体4を該リニ
アガイドレール1の下面側位置に設けた場合に於
いても、前記保護カバー5の両端部16,16を
前記リニアガイドレール1の係入用溝15,15
に係入させておけば、何ら該保護カバー5がその
自重によつて撓みを生じてリニアガイドレール1
から脱離を生じるようなことが防止でき、この場
合に於いてもリニアガイドレール1の完全な保護
が図れることとなるのである。但し、その場合は
前記係入用溝15,15から保護カバー5の両端
部16,16が容易に脱離することのないように
適宜前記係入用溝15,15の形状等を設計変更
しておくことが好ましい。
4図に示す如く上下逆にして、移動体4を該リニ
アガイドレール1の下面側位置に設けた場合に於
いても、前記保護カバー5の両端部16,16を
前記リニアガイドレール1の係入用溝15,15
に係入させておけば、何ら該保護カバー5がその
自重によつて撓みを生じてリニアガイドレール1
から脱離を生じるようなことが防止でき、この場
合に於いてもリニアガイドレール1の完全な保護
が図れることとなるのである。但し、その場合は
前記係入用溝15,15から保護カバー5の両端
部16,16が容易に脱離することのないように
適宜前記係入用溝15,15の形状等を設計変更
しておくことが好ましい。
次に、移動体4を前記とは逆に矢印ロ方向に後
退させる場合には、該移動体4に伴つて保護カバ
ー5が順次巻取軸6に巻取られるのであるが、そ
の際保護カバー5は繰出し時とは逆に、順次平面
状態に展開されるように変形されて通常のシート
部材またはフイルム部材と同様な状態で巻取軸6
に巻回されるのである。
退させる場合には、該移動体4に伴つて保護カバ
ー5が順次巻取軸6に巻取られるのであるが、そ
の際保護カバー5は繰出し時とは逆に、順次平面
状態に展開されるように変形されて通常のシート
部材またはフイルム部材と同様な状態で巻取軸6
に巻回されるのである。
また、前記巻取軸6は渦巻バネ8の作用により
回転するために、該保護カバー5の巻取りのため
に何ら特別な他の作業を行うような必要がなく、
その作業は非常に簡便であり、これによつて移動
体4と巻取軸6との間にて保護カバー5が不用意
にダブツキを生じるようなことが一切防止できる
こととなる。更に、その巻取りの際に於いては保
護カバー5の表面がワイパー部材11と接触する
ために、その表面に付着したダストは該ワイパー
部材11にて除去されることとなり、その清浄化
を自動的に図れるのである。
回転するために、該保護カバー5の巻取りのため
に何ら特別な他の作業を行うような必要がなく、
その作業は非常に簡便であり、これによつて移動
体4と巻取軸6との間にて保護カバー5が不用意
にダブツキを生じるようなことが一切防止できる
こととなる。更に、その巻取りの際に於いては保
護カバー5の表面がワイパー部材11と接触する
ために、その表面に付着したダストは該ワイパー
部材11にて除去されることとなり、その清浄化
を自動的に図れるのである。
尚、上記実施例に於いては、リニアガイドレー
ル1の両側面に保護カバー5の両端部を係入させ
るための係入用溝15,15を設けて、両者間に
於ける間隙発生の防止及び保護カバー5の位置ず
れ防止を非常に確実なものにしてなるが、本考案
は前記の如き係入用溝15は必須条件ではなく、
例えば第5図イに示す如くリニアガイドレール1
の両側面に係入用溝15を設けることなくその両
側面に保護カバー5の両端部16,16を摺動自
在に且つ圧接状態で抱着させたり、別途係入用溝
15,15を設けることなくリニアガイドレール
1の両側面に形成された凹状部を利用したり、或
いは同図ロの如くリニアガイドレール1の両側面
に係合用の突起17,17を設けてもよい。これ
ら何れの場合においても、本考案の目的が達成さ
れるのである。尚、同図ロに係る突起17は必ず
しも連続状態で設ける必要はない。
ル1の両側面に保護カバー5の両端部を係入させ
るための係入用溝15,15を設けて、両者間に
於ける間隙発生の防止及び保護カバー5の位置ず
れ防止を非常に確実なものにしてなるが、本考案
は前記の如き係入用溝15は必須条件ではなく、
例えば第5図イに示す如くリニアガイドレール1
の両側面に係入用溝15を設けることなくその両
側面に保護カバー5の両端部16,16を摺動自
在に且つ圧接状態で抱着させたり、別途係入用溝
15,15を設けることなくリニアガイドレール
1の両側面に形成された凹状部を利用したり、或
いは同図ロの如くリニアガイドレール1の両側面
に係合用の突起17,17を設けてもよい。これ
ら何れの場合においても、本考案の目的が達成さ
れるのである。尚、同図ロに係る突起17は必ず
しも連続状態で設ける必要はない。
また、上記実施例に於いては、保護カバー5の
巻取り位置とリニアガイドレール1との両者間に
所定形状のガイド体9を設けて保護カバー5の繰
出し、巻取りの円滑化を図つたり、或いは別途ワ
イパー部材11を設けて保護カバー5に付着した
ダストの除去を好適に行わせてなるが、本考案に
於いては該ガイド体9やワイパー部材11も必須
要件ではない。但し、実用上はこれらを設けるこ
とが好ましい。
巻取り位置とリニアガイドレール1との両者間に
所定形状のガイド体9を設けて保護カバー5の繰
出し、巻取りの円滑化を図つたり、或いは別途ワ
イパー部材11を設けて保護カバー5に付着した
ダストの除去を好適に行わせてなるが、本考案に
於いては該ガイド体9やワイパー部材11も必須
要件ではない。但し、実用上はこれらを設けるこ
とが好ましい。
また、ワイパー部材11の位置に於いて例えば
第6図の如き内側に凸部26……を三箇所有して
なるガイド部材25を別途設けて、保護カバー5
の両端部16,16及び上面部の三箇所をリニア
ガイドレール1の外面に圧接させるようにすれ
ば、前記保護カバー5を断面略C字状から平面状
へスムースな状態で強制的に変形展開させること
ができて、第1図イに於ける保護カバー5の巻取
り位置からC字状への変形位置迄の寸法lを短く
できるという利点がある。
第6図の如き内側に凸部26……を三箇所有して
なるガイド部材25を別途設けて、保護カバー5
の両端部16,16及び上面部の三箇所をリニア
ガイドレール1の外面に圧接させるようにすれ
ば、前記保護カバー5を断面略C字状から平面状
へスムースな状態で強制的に変形展開させること
ができて、第1図イに於ける保護カバー5の巻取
り位置からC字状への変形位置迄の寸法lを短く
できるという利点がある。
更に、本考案は保護カバー5の構成も決して上
記実施例の如く限定されず、その具体的な断面形
状は要は保護カバー5の両端部により、リニアガ
イドレール1の両側面と上下何れかの面との3面
を覆えるように該リニアガイドレール1に抱着可
能なC字状であればよく、その具体的なC字形状
は使用するリニアガイドレール1の形状に対応さ
せて適宜設計変更自在である。また、その具体的
な材質や寸法等も問うものではなく、薄板状の金
属や合成樹脂等で容易に成形可能である。
記実施例の如く限定されず、その具体的な断面形
状は要は保護カバー5の両端部により、リニアガ
イドレール1の両側面と上下何れかの面との3面
を覆えるように該リニアガイドレール1に抱着可
能なC字状であればよく、その具体的なC字形状
は使用するリニアガイドレール1の形状に対応さ
せて適宜設計変更自在である。また、その具体的
な材質や寸法等も問うものではなく、薄板状の金
属や合成樹脂等で容易に成形可能である。
更に、該保護カバー5は移動体4に対する先端
部の接続手段や、後部側の巻取り手段等も上記の
如く限定されるものではなく、要はその先端部が
移動体4に接続されると共に、その後部側がリニ
アガイドレール1の端部側にて平面状また略平面
状に巻取り自在に設けられておればよく、必ずし
もその後部側は完全な平面状態で巻取られる必要
はない。
部の接続手段や、後部側の巻取り手段等も上記の
如く限定されるものではなく、要はその先端部が
移動体4に接続されると共に、その後部側がリニ
アガイドレール1の端部側にて平面状また略平面
状に巻取り自在に設けられておればよく、必ずし
もその後部側は完全な平面状態で巻取られる必要
はない。
その他、本考案に係る装置を構成する各部の具
体的な構成は設計変更自在であり、また言う迄も
なく本考案の対象とするリニアガイドレール1は
種々の移動物体を直線状にガイドするための部材
であつて、外周に螺旋状の送りねじを有する軸状
のもの等もその形態の相違に拘らず使用機能が同
様である限りは本考案に言うリニアガイドレール
1に当然該当する。
体的な構成は設計変更自在であり、また言う迄も
なく本考案の対象とするリニアガイドレール1は
種々の移動物体を直線状にガイドするための部材
であつて、外周に螺旋状の送りねじを有する軸状
のもの等もその形態の相違に拘らず使用機能が同
様である限りは本考案に言うリニアガイドレール
1に当然該当する。
(考案の効果)
叙上の様に、本考案は弾発復元力を有する保護
カバーがリニアガイドレールの両側面と上下何れ
かの面との3面とを覆うべく断面略C字状に形成
され、保護カバーの両端部は、該保護カバーの弾
発力によりリニアガイドレールの両側に圧接させ
ることによつてリニアガイドレールの前記3面を
略閉鎖状態とすべく該リニアガイドレールに抱着
せしめる構成にしてなるため、保護カバーの断面
略C字状に復元する力によりリニアガイドレール
を圧接状態で抱持できることとなつて、従来の単
に被保護対象物上に載置せしめたものの如く、工
作機械の振動や保護カバーの巻取り及び繰出し時
にリニアガイドレールと保護カバー間に不当な隙
間を生じさせることなく、前記リニアガイドレー
ルの3面を完全にシールすることができることな
つた。
カバーがリニアガイドレールの両側面と上下何れ
かの面との3面とを覆うべく断面略C字状に形成
され、保護カバーの両端部は、該保護カバーの弾
発力によりリニアガイドレールの両側に圧接させ
ることによつてリニアガイドレールの前記3面を
略閉鎖状態とすべく該リニアガイドレールに抱着
せしめる構成にしてなるため、保護カバーの断面
略C字状に復元する力によりリニアガイドレール
を圧接状態で抱持できることとなつて、従来の単
に被保護対象物上に載置せしめたものの如く、工
作機械の振動や保護カバーの巻取り及び繰出し時
にリニアガイドレールと保護カバー間に不当な隙
間を生じさせることなく、前記リニアガイドレー
ルの3面を完全にシールすることができることな
つた。
その結果、リニアガイドレールの保護が徹底化
されて該リニアガイドレールの損傷等を好適に防
止でき、その使用寿命,耐久性を大幅に向上させ
ることができるという格別な効果を得るに至つ
た。
されて該リニアガイドレールの損傷等を好適に防
止でき、その使用寿命,耐久性を大幅に向上させ
ることができるという格別な効果を得るに至つ
た。
しかも、本考案は既述の如く保護カバーをリニ
アガイドレールに対して圧接抱持した状態で保護
できるために、リニアガイドレールが例えば逆様
状態の場合にも該保護カバーが不用意に弛みを生
じてその両者間の不当な間隙が生じる様なことも
解消できる等、レールに対して自由な方向で取付
けカバーでき、その結果レールに対する保護機能
を従来に比して一層徹底して完全なものにできる
と共に、その適用範囲が広く種々の使用態様に対
処できるという特有の効果をも得るに至つたので
ある。
アガイドレールに対して圧接抱持した状態で保護
できるために、リニアガイドレールが例えば逆様
状態の場合にも該保護カバーが不用意に弛みを生
じてその両者間の不当な間隙が生じる様なことも
解消できる等、レールに対して自由な方向で取付
けカバーでき、その結果レールに対する保護機能
を従来に比して一層徹底して完全なものにできる
と共に、その適用範囲が広く種々の使用態様に対
処できるという特有の効果をも得るに至つたので
ある。
第1図は本考案に係る装置の一実施例を示し、
同図イは要部平面断面図、同図ロは要部正面断面
図、同図ハは同図ロのA−A線断面図。第2図は
主要部品を示す分解斜視図。第3図イは保護カバ
ーの先端部の要部斜視図、同図ロはその取付け状
態の要部断面図。第4図は他の使用例を示す断面
図。第5図イ,ロは他実施例の要部断面図。第6
図は第1図イのB−B線断面位置の他の実施例を
示す断面図。第7図は従来例を示し、第7図イは
側面図、同図ロは要部断面図。 1……リニアガイドレール、4……移動体、5
……保護カバー、6……巻取軸、8……渦巻バ
ネ、15,15……係入用溝。
同図イは要部平面断面図、同図ロは要部正面断面
図、同図ハは同図ロのA−A線断面図。第2図は
主要部品を示す分解斜視図。第3図イは保護カバ
ーの先端部の要部斜視図、同図ロはその取付け状
態の要部断面図。第4図は他の使用例を示す断面
図。第5図イ,ロは他実施例の要部断面図。第6
図は第1図イのB−B線断面位置の他の実施例を
示す断面図。第7図は従来例を示し、第7図イは
側面図、同図ロは要部断面図。 1……リニアガイドレール、4……移動体、5
……保護カバー、6……巻取軸、8……渦巻バ
ネ、15,15……係入用溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾発復元力を有する保護カバー5の先端部が
リニアガイドレール1に沿つて移動する移動体
4に接続され且つ該保護カバー5の後部側がそ
の弾性力に抗して平面状または略平面状に弾性
変形されて巻取り自在に構成されたリニアガイ
ドレール用の保護装置に於いて、前記保護カバ
ー5が、リニアガイドレール1の両側面と上下
何れかの面との3面を覆うべくその内向き弾性
力によつて断面略C字状に形成され、しかも保
護カバー5の両端部は、該保護カバー5の弾性
力によりリニアガイドレール1の両側に圧接さ
せることによつてリニアガイドレール1の前記
3面を略閉鎖状態とすべく該リニアガイドレー
ル1に抱着せしめる構成にしてなることを特徴
とするリニアガイドレール用の保護装置。 2 保護カバー5の両端部16,16を係入する
ための係入用溝15,15が、前記リニアガイ
ドレール1の両側面に形成されてなる実用新案
登録請求の範囲第1項記載のリニアガイドレー
ル用の保護装置。 3 前記保護カバー6が渦巻バネ8にて回転付勢
された巻取軸6に巻取り自在である実用新案登
録請求の範囲第1項または第2項記載のリニア
ガイドレール用の保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986038129U JPH0432201Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986038129U JPH0432201Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62150043U JPS62150043U (ja) | 1987-09-22 |
| JPH0432201Y2 true JPH0432201Y2 (ja) | 1992-08-03 |
Family
ID=30850083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986038129U Expired JPH0432201Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432201Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5012154B2 (ja) * | 2007-04-06 | 2012-08-29 | 日本精工株式会社 | スライド装置の防塵構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS507289U (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-24 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP1986038129U patent/JPH0432201Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62150043U (ja) | 1987-09-22 |
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