JPH04323253A - ポリエステル組成物 - Google Patents
ポリエステル組成物Info
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- JPH04323253A JPH04323253A JP9042291A JP9042291A JPH04323253A JP H04323253 A JPH04323253 A JP H04323253A JP 9042291 A JP9042291 A JP 9042291A JP 9042291 A JP9042291 A JP 9042291A JP H04323253 A JPH04323253 A JP H04323253A
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- polyester
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- acid
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性エラストマーと
しての性質を有し、特に、熱安定性及び耐加水分解性に
優れたポリエステル成形体が得られる組成物に関する。
しての性質を有し、特に、熱安定性及び耐加水分解性に
優れたポリエステル成形体が得られる組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性エラストマーは常温でゴム弾性
を示し、しかも成形可能なため、各種工業用品に広く用
いられている。特に、p−ターフェニルもしくはp−ク
ォーターフェニル骨格を有するジヒドロキシもしくはモ
ノヒドロキシ化合物を構成成分とするポリエステルは、
機械的物性に優れた熱可塑性エラストマーを提供し得、
本出願人はこのポリエステルを含む樹脂組成物に関する
発明を既に出願した(例えば、特願平2−256353
号)。
を示し、しかも成形可能なため、各種工業用品に広く用
いられている。特に、p−ターフェニルもしくはp−ク
ォーターフェニル骨格を有するジヒドロキシもしくはモ
ノヒドロキシ化合物を構成成分とするポリエステルは、
機械的物性に優れた熱可塑性エラストマーを提供し得、
本出願人はこのポリエステルを含む樹脂組成物に関する
発明を既に出願した(例えば、特願平2−256353
号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記樹脂組成物を調製
するには、ポリエステルと他の添加剤とを高温下で溶融
混練する必要があり、また、成形も比較的高温で行われ
る。また、得られたポリエステル成形体は熱変形温度が
優れているので、高熱雰囲気下での使用が期待されてい
る。
するには、ポリエステルと他の添加剤とを高温下で溶融
混練する必要があり、また、成形も比較的高温で行われ
る。また、得られたポリエステル成形体は熱変形温度が
優れているので、高熱雰囲気下での使用が期待されてい
る。
【0004】ところが、樹脂組成物を長時間溶融混練し
たり、ポリエステル成形体を高温下で使用すると、ポリ
エステルが分解されて分子量が低下し、成形体の機械的
物性が低下するという欠点が見られた。特に高温、高湿
下で取り扱うと分子量の低下は著しい。
たり、ポリエステル成形体を高温下で使用すると、ポリ
エステルが分解されて分子量が低下し、成形体の機械的
物性が低下するという欠点が見られた。特に高温、高湿
下で取り扱うと分子量の低下は著しい。
【0005】このような樹脂の劣化を低減するために従
来からヒンダードフェノール系酸化防止剤、リン酸系安
定剤などの添加剤を添加する方法が試みられている。し
かし、このような方法においてはある程度の効果が見ら
れるものの限界があった。
来からヒンダードフェノール系酸化防止剤、リン酸系安
定剤などの添加剤を添加する方法が試みられている。し
かし、このような方法においてはある程度の効果が見ら
れるものの限界があった。
【0006】本発明は上記従来の欠点を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、熱分解
しにくく、長時間高温にさらしても機械的物性が低下し
ないポリエステル成形体を容易に得ることができるポリ
エステル組成物を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、熱分解
しにくく、長時間高温にさらしても機械的物性が低下し
ないポリエステル成形体を容易に得ることができるポリ
エステル組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはポリエステ
ルと3官能以上のエポキシ化合物とを併用することによ
り高温時の安定性が向上することを見いだし本発明を完
成するに至った。
ルと3官能以上のエポキシ化合物とを併用することによ
り高温時の安定性が向上することを見いだし本発明を完
成するに至った。
【0008】本発明のポリエステル組成物は、一般式が
下式〔I〕で表わされる脂肪族ジカルボン酸;脂肪族ジ
オール;および一般式が下式〔II〕で表わされるジヒ
ドロキシ化合物と下式〔III〕で表わされるモノヒド
ロキシ化合物のうち少なくともいずれか一方を構成成分
とするポリエステルと、3官能以上のエポキシ化合物と
、を含有し、該エポキシ化合物が、該ポリエステルに対
して0.05重量%〜5.00重量%の割合で含有され
ており、そのことにより上記目的が達成される。
下式〔I〕で表わされる脂肪族ジカルボン酸;脂肪族ジ
オール;および一般式が下式〔II〕で表わされるジヒ
ドロキシ化合物と下式〔III〕で表わされるモノヒド
ロキシ化合物のうち少なくともいずれか一方を構成成分
とするポリエステルと、3官能以上のエポキシ化合物と
、を含有し、該エポキシ化合物が、該ポリエステルに対
して0.05重量%〜5.00重量%の割合で含有され
ており、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】HOOC−(CH2)n−COOH
〔I〕(式中、n は0〜10の整数を示す。)
〔I〕(式中、n は0〜10の整数を示す。)
【
0010】
0010】
【化3】
【0011】(式中、R1、 R2 は独立的にアルキ
レン基を示し、pは3または4であり、q、rは独立的
に0または1以上の整数を示す。)
レン基を示し、pは3または4であり、q、rは独立的
に0または1以上の整数を示す。)
【0012】
【化4】
【0013】(式中、R3はアルキレン基を示し、lは
2または3であり、mは0または1以上の整数を示す。 )。
2または3であり、mは0または1以上の整数を示す。 )。
【0014】本発明で使用されるポリエステルは、熱可
塑性エラストマーとしての性質を有し、耐熱性及び機械
的物性に優れ、しかも成形加工性に優れているポリエス
テルである。
塑性エラストマーとしての性質を有し、耐熱性及び機械
的物性に優れ、しかも成形加工性に優れているポリエス
テルである。
【0015】上記脂肪族ジカルボン酸において、炭素数
が10を越えるジカルボン酸を用いると、ポリエステル
から得られる成形体の物性が低下する。上記ジカルボン
酸としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、およびセバチン
酸が好適に用いられる。
が10を越えるジカルボン酸を用いると、ポリエステル
から得られる成形体の物性が低下する。上記ジカルボン
酸としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、およびセバチン
酸が好適に用いられる。
【0016】上記脂肪族ジオールとしては、グリコール
及びポリアルキレンオキシドがあげられる。上記グリコ
ールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、トリメチレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプ
タンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノ
ナンジオール、1,10−デカンジオール、シクロペン
タン−1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,2−ジ
オール、シクロヘキサン−1,3−ジオール、シクロヘ
キサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−
ジメタノール等があげられ、これらは単独で使用されて
もよく、二種以上が併用されてもよい。
及びポリアルキレンオキシドがあげられる。上記グリコ
ールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、トリメチレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプ
タンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノ
ナンジオール、1,10−デカンジオール、シクロペン
タン−1,2−ジオール、シクロヘキサン−1,2−ジ
オール、シクロヘキサン−1,3−ジオール、シクロヘ
キサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−
ジメタノール等があげられ、これらは単独で使用されて
もよく、二種以上が併用されてもよい。
【0017】上記ポリアルキレンオキシドとしては、例
えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド
、ポリテトラメチレンオキシド、ポリヘキサメチレンオ
キシド等があげられ、これらは単独で使用されてもよく
、二種以上が併用されてもよい。ポリアルキレンオキシ
ドの数平均分子量は、小さくなると生成するポリエステ
ルに柔軟性を付与する能力が低下し、大きくなりすぎる
と得られたポリエステルの熱安定性等の物性が低下する
ので、100〜20,000が好ましく、より好ましく
は500〜5,000である。
えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド
、ポリテトラメチレンオキシド、ポリヘキサメチレンオ
キシド等があげられ、これらは単独で使用されてもよく
、二種以上が併用されてもよい。ポリアルキレンオキシ
ドの数平均分子量は、小さくなると生成するポリエステ
ルに柔軟性を付与する能力が低下し、大きくなりすぎる
と得られたポリエステルの熱安定性等の物性が低下する
ので、100〜20,000が好ましく、より好ましく
は500〜5,000である。
【0018】上記式〔II〕で表されるジヒドロキシ化
合物においては、アルキレン基R1およびR2はエチレ
ン基又はプロピレン基が好ましく、q 及びr は0又
は1が好ましく、次式〔A〕で表される4,4’’−ジ
ヒドロキシ−p−ターフェニル、次式〔B〕で表される
4,4’’’−ジヒドロキシ−p−クォーターフェニル
、次式〔C〕で表される4,4’’’−ジ(2−ヒドロ
キシエトキシ)−p−クォーターフェニル等が好適に使
用される。
合物においては、アルキレン基R1およびR2はエチレ
ン基又はプロピレン基が好ましく、q 及びr は0又
は1が好ましく、次式〔A〕で表される4,4’’−ジ
ヒドロキシ−p−ターフェニル、次式〔B〕で表される
4,4’’’−ジヒドロキシ−p−クォーターフェニル
、次式〔C〕で表される4,4’’’−ジ(2−ヒドロ
キシエトキシ)−p−クォーターフェニル等が好適に使
用される。
【0019】
【化5】
【0020】4,4’’−ジヒドロキシ−p−ターフェ
ニル〔A〕の融点は260 ℃で、4,4’’’−ジヒ
ドロキシ−p−クォーターフェニル〔B〕のそれは33
6 ℃、4,4’’’−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)
−p−クォーターフェニル〔C〕のそれは403 ℃で
ある。上記各ジヒドロキシ化合物〔II〕はそれぞれ単
独で使用しても良くあるいは併用しても良い。
ニル〔A〕の融点は260 ℃で、4,4’’’−ジヒ
ドロキシ−p−クォーターフェニル〔B〕のそれは33
6 ℃、4,4’’’−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)
−p−クォーターフェニル〔C〕のそれは403 ℃で
ある。上記各ジヒドロキシ化合物〔II〕はそれぞれ単
独で使用しても良くあるいは併用しても良い。
【0021】ジヒドロキシ化合物〔II〕は結晶性が高
く、上記したように4,4’’−ジヒドロキシ−p−タ
ーフェニル〔A〕、4,4’’’−ジヒドロキシ−p−
クォーターフェニル〔B〕及び4,4’’’−ジ(2−
ヒドロキシエトキシ)−p−クォーターフェニル〔C〕
はその融点が高いために、これらのジヒドロキシ化合物
〔II〕がポリマー鎖中に組み込まれた場合、そのポリ
マーは特異な性質を示す。すなわち、ジヒドロキシ化合
物〔II〕が結晶性を示し、しかもその融点が高いので
、ジヒドロキシ化合物〔II〕の配合量が少量の場合で
も強固で耐熱性の高い物理的架橋を形成する。その結果
、ソフトセグメントに由来する柔軟性を損なうことなく
耐熱性の高い熱可塑性エラストマーが得られるものと推
察される。
く、上記したように4,4’’−ジヒドロキシ−p−タ
ーフェニル〔A〕、4,4’’’−ジヒドロキシ−p−
クォーターフェニル〔B〕及び4,4’’’−ジ(2−
ヒドロキシエトキシ)−p−クォーターフェニル〔C〕
はその融点が高いために、これらのジヒドロキシ化合物
〔II〕がポリマー鎖中に組み込まれた場合、そのポリ
マーは特異な性質を示す。すなわち、ジヒドロキシ化合
物〔II〕が結晶性を示し、しかもその融点が高いので
、ジヒドロキシ化合物〔II〕の配合量が少量の場合で
も強固で耐熱性の高い物理的架橋を形成する。その結果
、ソフトセグメントに由来する柔軟性を損なうことなく
耐熱性の高い熱可塑性エラストマーが得られるものと推
察される。
【0022】上式〔III〕で示されるモノヒドロキシ
化合物は、パラフェニレン骨格を有する剛直性の低分子
化合物であり、その特徴ある分子構造を反映してこれら
の化合物の融点は極めて高い。従って、上記のモノヒド
ロキシ化合物〔III〕をポリマー末端に組み込んだ場
合、 非常に強固で耐熱性の高い物理的架橋をもたらし
、耐熱性に優れた熱可塑性エラストマーが生成する。
化合物は、パラフェニレン骨格を有する剛直性の低分子
化合物であり、その特徴ある分子構造を反映してこれら
の化合物の融点は極めて高い。従って、上記のモノヒド
ロキシ化合物〔III〕をポリマー末端に組み込んだ場
合、 非常に強固で耐熱性の高い物理的架橋をもたらし
、耐熱性に優れた熱可塑性エラストマーが生成する。
【0023】上式〔III〕で示されるモノヒドロキシ
化合物においては、R3はエチレン基またはプロピレン
基が好ましく、nは0または1が好ましい。上記モノヒ
ドロキシ化合物としては、例えば、4−ヒドロキシ−p
−ターフェニル、 4−ヒドロキシ−p−クォーターフ
ェニル、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−p−ターフ
ェニル、4−(2−ヒドロキシエトキシ) −p−クォ
ーターフェニル等があげられる。 モノヒドロキシ化合物〔III〕は、それぞれ単独で使
用しても良く、 あるいはそれらを併用しても良い。
化合物においては、R3はエチレン基またはプロピレン
基が好ましく、nは0または1が好ましい。上記モノヒ
ドロキシ化合物としては、例えば、4−ヒドロキシ−p
−ターフェニル、 4−ヒドロキシ−p−クォーターフ
ェニル、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−p−ターフ
ェニル、4−(2−ヒドロキシエトキシ) −p−クォ
ーターフェニル等があげられる。 モノヒドロキシ化合物〔III〕は、それぞれ単独で使
用しても良く、 あるいはそれらを併用しても良い。
【0024】上記脂肪族ジカルボン酸〔I〕、脂肪族ジ
オールおよびジヒドロキシ化合物〔II〕と、モノヒド
ロキシ化合物〔III〕のうち少なくともいずれか一方
よりなるポリエステルに、2個の水酸基を有するポリシ
リコーン、ラクトン、および芳香族ヒドロキシカルボン
酸を構成成分として含有させてもよい。
オールおよびジヒドロキシ化合物〔II〕と、モノヒド
ロキシ化合物〔III〕のうち少なくともいずれか一方
よりなるポリエステルに、2個の水酸基を有するポリシ
リコーン、ラクトン、および芳香族ヒドロキシカルボン
酸を構成成分として含有させてもよい。
【0025】上記ポリシリコーンは、2個の水酸基を有
するものであり、2個の水酸基が分子末端にあるポリシ
リコーンが好ましく、たとえば、分子の両末端に2個の
水酸基を有するジメチルポリシロキサン、ジエチルポリ
シロキサン、ジフェニルポリシロキサン等があげられる
。ポリシリコーンの数平均分子量は、小さくなると、生
成するポリエステルに柔軟性を付与する能力が低下し、
大きくなると、ポリエステルの生成が困難になるので、
100 〜20,000が好ましく、より好ましくは5
00〜5,000である。
するものであり、2個の水酸基が分子末端にあるポリシ
リコーンが好ましく、たとえば、分子の両末端に2個の
水酸基を有するジメチルポリシロキサン、ジエチルポリ
シロキサン、ジフェニルポリシロキサン等があげられる
。ポリシリコーンの数平均分子量は、小さくなると、生
成するポリエステルに柔軟性を付与する能力が低下し、
大きくなると、ポリエステルの生成が困難になるので、
100 〜20,000が好ましく、より好ましくは5
00〜5,000である。
【0026】上記ラクトンは、開環して酸及び水酸基と
反応し、脂肪族鎖を付加するものであって、ポリエステ
ルに柔軟性を付与するものであり、環の中に4個以上の
炭素原子を有するものが好ましく、より好ましくは5員
環〜8員環であり、例えばε−カプロラクトン、δ−バ
レロラクトン、γ−ブチロラクトン等があげられる。
反応し、脂肪族鎖を付加するものであって、ポリエステ
ルに柔軟性を付与するものであり、環の中に4個以上の
炭素原子を有するものが好ましく、より好ましくは5員
環〜8員環であり、例えばε−カプロラクトン、δ−バ
レロラクトン、γ−ブチロラクトン等があげられる。
【0027】上記芳香族ヒドロキシカルボン酸は、ポリ
エステルに剛性や液晶性を付与するものであり、サリチ
ル酸、メタヒドロキシ安息香酸、パラヒドロキシ安息香
酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ
−4−ヒドロキシ安息香酸、3−メトキシ−4−ヒドロ
キシ安息香酸、3−メチル−4−ヒドロキシ安息香酸、
3−フェニル−4−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキ
シ−6−ナフトエ酸、4−ヒドロキシ−4’−カルボキ
シビフェニルなどがあげられ、好ましくは、パラヒドロ
キシ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、4−
ヒドロキシ−4’−カルボキシビフェニルである。
エステルに剛性や液晶性を付与するものであり、サリチ
ル酸、メタヒドロキシ安息香酸、パラヒドロキシ安息香
酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ
−4−ヒドロキシ安息香酸、3−メトキシ−4−ヒドロ
キシ安息香酸、3−メチル−4−ヒドロキシ安息香酸、
3−フェニル−4−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキ
シ−6−ナフトエ酸、4−ヒドロキシ−4’−カルボキ
シビフェニルなどがあげられ、好ましくは、パラヒドロ
キシ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、4−
ヒドロキシ−4’−カルボキシビフェニルである。
【0028】さらに、上記ポリエステルに、ポリエステ
ルの機械的物性等を向上させるために、ジヒドロキシ化
合物〔II〕以外の芳香族ジオールや芳香族ジカルボン
酸を構成成分として含有させてもよい。
ルの機械的物性等を向上させるために、ジヒドロキシ化
合物〔II〕以外の芳香族ジオールや芳香族ジカルボン
酸を構成成分として含有させてもよい。
【0029】上記芳香族ジオールとしては、ヒドロキノ
ン、レゾルシン、クロロヒドロキノン、ブロモヒドロキ
ノン、メチルヒドロキノン、フェニルヒドロキノン、メ
トキシヒドロキノン、フェノキシヒドロキノン、4,4
’−ジヒドロキシビフェニル、4,4’−ジヒドロキシ
ジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェニ
ルサルファイド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルス
ルホン、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、ビスフェノール
A、1,1 −ジ(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、1,2 −ビス(4−ヒドロキシフェノキシ)
エタン、1,4 −ジヒドロキシナフタリン、2,6
−ジヒドロキシナフタリンなどがあげられる。 上記
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、5−スルホイソフタル酸の金属塩、4,4’−ジ
カルボキシビフェニル、4,4’−ジカルボキシジフェ
ニルエーテル、4,4’−ジカルボキシジフェニルサル
ファイド、4,4’−ジカルボキシジフェニルスルホン
、3,3’−ジカルボキシベンゾフェノン、4,4’−
ジカルボキシベンゾフェノン、1,2−ビス(4−カル
ボキシフェノキシ)エタン、1,4−ジカルボキシナフ
タリン、または 2,6−ジカルボキシナフタリンなど
があげられる。
ン、レゾルシン、クロロヒドロキノン、ブロモヒドロキ
ノン、メチルヒドロキノン、フェニルヒドロキノン、メ
トキシヒドロキノン、フェノキシヒドロキノン、4,4
’−ジヒドロキシビフェニル、4,4’−ジヒドロキシ
ジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェニ
ルサルファイド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルス
ルホン、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、ビスフェノール
A、1,1 −ジ(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、1,2 −ビス(4−ヒドロキシフェノキシ)
エタン、1,4 −ジヒドロキシナフタリン、2,6
−ジヒドロキシナフタリンなどがあげられる。 上記
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、5−スルホイソフタル酸の金属塩、4,4’−ジ
カルボキシビフェニル、4,4’−ジカルボキシジフェ
ニルエーテル、4,4’−ジカルボキシジフェニルサル
ファイド、4,4’−ジカルボキシジフェニルスルホン
、3,3’−ジカルボキシベンゾフェノン、4,4’−
ジカルボキシベンゾフェノン、1,2−ビス(4−カル
ボキシフェノキシ)エタン、1,4−ジカルボキシナフ
タリン、または 2,6−ジカルボキシナフタリンなど
があげられる。
【0030】上記ジヒドロキシ化合物〔II〕と脂肪族
ジオールと脂肪族ジカルボン酸よりなるポリエステルは
、ジヒドロキシ化合物〔II〕の含有量が少なくなると
耐熱性が低下し、多くなると弾性率が高くなり柔軟性が
低下し、熱可塑性エラストマーとしては不適当になるの
で、上記ジヒドロキシ化合物〔II〕の含有量は、ポリ
エステルを構成する全モノマー中の0.1 〜30モル
%が好ましく、より好ましくは0.5〜20モル%であ
り、さらに好ましくは1.0〜10モル%である。尚、
芳香族以外のジオールとしてポリアルキレンオキシドや
ポリシリコーンを使用する場合、その構成単位を1モノ
マーとして数える。 即ち、重合度10のポリエチレンオキシドは10モノマ
ーとして数える。
ジオールと脂肪族ジカルボン酸よりなるポリエステルは
、ジヒドロキシ化合物〔II〕の含有量が少なくなると
耐熱性が低下し、多くなると弾性率が高くなり柔軟性が
低下し、熱可塑性エラストマーとしては不適当になるの
で、上記ジヒドロキシ化合物〔II〕の含有量は、ポリ
エステルを構成する全モノマー中の0.1 〜30モル
%が好ましく、より好ましくは0.5〜20モル%であ
り、さらに好ましくは1.0〜10モル%である。尚、
芳香族以外のジオールとしてポリアルキレンオキシドや
ポリシリコーンを使用する場合、その構成単位を1モノ
マーとして数える。 即ち、重合度10のポリエチレンオキシドは10モノマ
ーとして数える。
【0031】また、上記モノヒドロキシ化合物〔III
〕と脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸よりなるポリ
エステルは、モノヒドロキシ化合物〔III〕の含有量
が少なくなると耐熱性が低下し、多くなるとポリエステ
ルの分子量が十分に上昇せず、物性的に劣ったものとな
るのでポリエステルを構成する全モノマー中の0.1
〜20モル%とするのが好ましい。また、上記ジヒドロ
キシ化合物〔II〕とモノヒドロキシ化合物〔III〕
と脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸より成るポリエ
ステルは、ジヒトロキシ化合物〔II〕とモノヒドロキ
シ化合物〔III〕とを合せたヒドロキシ化合物の含有
量が少なくなると耐熱性が低下し、多くなると柔軟性の
低下および十分な分子量上昇が得られないため、ポリエ
ステルを構成する全モノマー中の0.1 〜30モル%
とするのが好ましい。この際のジヒドロキシ化合物〔I
I〕とモノヒドロキシ化合物〔III〕の割合は 0<〔III〕/〔II〕+〔III〕<2/3を満た
す範囲が好ましい。
〕と脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸よりなるポリ
エステルは、モノヒドロキシ化合物〔III〕の含有量
が少なくなると耐熱性が低下し、多くなるとポリエステ
ルの分子量が十分に上昇せず、物性的に劣ったものとな
るのでポリエステルを構成する全モノマー中の0.1
〜20モル%とするのが好ましい。また、上記ジヒドロ
キシ化合物〔II〕とモノヒドロキシ化合物〔III〕
と脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸より成るポリエ
ステルは、ジヒトロキシ化合物〔II〕とモノヒドロキ
シ化合物〔III〕とを合せたヒドロキシ化合物の含有
量が少なくなると耐熱性が低下し、多くなると柔軟性の
低下および十分な分子量上昇が得られないため、ポリエ
ステルを構成する全モノマー中の0.1 〜30モル%
とするのが好ましい。この際のジヒドロキシ化合物〔I
I〕とモノヒドロキシ化合物〔III〕の割合は 0<〔III〕/〔II〕+〔III〕<2/3を満た
す範囲が好ましい。
【0032】以上のような構成成分から成るポリエステ
ルは、以下にあげる一般に知られている任意の重縮合方
法を用いて製造することができる。
ルは、以下にあげる一般に知られている任意の重縮合方
法を用いて製造することができる。
【0033】■ジカルボン酸とジオール成分(脂肪族ジ
オール、ジヒドロキシ化合物、モノヒドロキシ化合物等
を含めるものとする)とを直接反応させる方法。
オール、ジヒドロキシ化合物、モノヒドロキシ化合物等
を含めるものとする)とを直接反応させる方法。
【0034】■ジカルボン酸の低級エステルとジオール
成分とをエステル交換を利用して反応させる方法。
成分とをエステル交換を利用して反応させる方法。
【0035】■ジカルボン酸のハロゲン化物とジオール
成分をピリジンなどの適当な溶媒中で反応させる方法。
成分をピリジンなどの適当な溶媒中で反応させる方法。
【0036】■ジオール成分の金属アルコラートをジカ
ルボン酸のハロゲン化物と反応させる方法。
ルボン酸のハロゲン化物と反応させる方法。
【0037】■ジオール成分のアセチル化物とジカルボ
ン酸とをエステル交換を利用して反応させる方法。
ン酸とをエステル交換を利用して反応させる方法。
【0038】重縮合する際には、一般にポリエステルを
製造する際に使用されている触媒が使用されてよい。こ
の触媒としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、セ
シウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、ストロ
ンチウム、亜鉛、アルミニウム、チタン、コバルト、ゲ
ルマニウム、錫、鉛、アンチモン、ヒ素、セリウム、ホ
ウ素、カドミウム、マンガンなどの金属、その有機金属
化合物、有機酸塩、金属アルコキシド、金属酸化物等が
あげられる。
製造する際に使用されている触媒が使用されてよい。こ
の触媒としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、セ
シウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、ストロ
ンチウム、亜鉛、アルミニウム、チタン、コバルト、ゲ
ルマニウム、錫、鉛、アンチモン、ヒ素、セリウム、ホ
ウ素、カドミウム、マンガンなどの金属、その有機金属
化合物、有機酸塩、金属アルコキシド、金属酸化物等が
あげられる。
【0039】特に好ましい触媒は、酢酸カルシウム、ジ
アシル第一錫、テトラアシル第二錫、ジブチル錫オキサ
イド、ジブチル錫ジラウレート、ジメチル錫マレート、
錫ジオクタノエート、錫テトラアセテート、トリイソブ
チルアルミニウム、テトラブチルチタネート、二酸化ゲ
ルマニウム、および三酸化アンチモンである。これらの
触媒は二種以上併用してもよい。また、重合とともに副
生する水や、アルコール、グリコールなどを効率よく留
出させ、高分子量ポリマーを得るためには、反応系を重
合後期に1mmHg以下に減圧することが好ましい。反
応温度は一般に150〜350℃である。
アシル第一錫、テトラアシル第二錫、ジブチル錫オキサ
イド、ジブチル錫ジラウレート、ジメチル錫マレート、
錫ジオクタノエート、錫テトラアセテート、トリイソブ
チルアルミニウム、テトラブチルチタネート、二酸化ゲ
ルマニウム、および三酸化アンチモンである。これらの
触媒は二種以上併用してもよい。また、重合とともに副
生する水や、アルコール、グリコールなどを効率よく留
出させ、高分子量ポリマーを得るためには、反応系を重
合後期に1mmHg以下に減圧することが好ましい。反
応温度は一般に150〜350℃である。
【0040】また、重合中ジヒドロキシ化合物〔II〕
の添加順序を変えることによって得られるポリエステル
の構造を規制することも可能である。例えば、ジヒドロ
キシ化合物〔II〕をジカルボン酸および他のジオール
成分と一括して仕込んだ場合は、ランダム共重合体が得
られ易くなり、重合後期にジヒドロキシ化合物〔II〕
を仕込んだ場合にブロック共重合体が得られ易くなる。 また、予め合成したポリエステルに上記ジヒドロキシ化
合物〔II〕あるいはジヒドロキシ化合物のアセチル化
合物を減圧加熱下で混練し、脱エチレングリコールある
いはエステル交換反応によって分子鎖にジヒドロキシ化
合物〔II〕に基づくセグメントを導入することも可能
である。
の添加順序を変えることによって得られるポリエステル
の構造を規制することも可能である。例えば、ジヒドロ
キシ化合物〔II〕をジカルボン酸および他のジオール
成分と一括して仕込んだ場合は、ランダム共重合体が得
られ易くなり、重合後期にジヒドロキシ化合物〔II〕
を仕込んだ場合にブロック共重合体が得られ易くなる。 また、予め合成したポリエステルに上記ジヒドロキシ化
合物〔II〕あるいはジヒドロキシ化合物のアセチル化
合物を減圧加熱下で混練し、脱エチレングリコールある
いはエステル交換反応によって分子鎖にジヒドロキシ化
合物〔II〕に基づくセグメントを導入することも可能
である。
【0041】本発明に使用されるエポキシ化合物は、同
一分子内に3個以上のエポキシ基を有するものであれば
よく、その構造は特に制限されない。エポキシ化合物の
具体例としては、トリメチロールプロパントリグリシジ
ルエーテル、トリグリシジル−p−アミノフェノール、
トリグリシジルイソシアヌレート、テトラグリシジルメ
タキシレンジアミン、テトラグリシジル−1,3−ビス
アミノメチルシクロヘキサン、テトラグリシジルジアミ
ノジフェニルメタン及び次の構造を有するフェノール−
ホルムアルデヒドノボラック類のグリシジルエーテルが
ある。
一分子内に3個以上のエポキシ基を有するものであれば
よく、その構造は特に制限されない。エポキシ化合物の
具体例としては、トリメチロールプロパントリグリシジ
ルエーテル、トリグリシジル−p−アミノフェノール、
トリグリシジルイソシアヌレート、テトラグリシジルメ
タキシレンジアミン、テトラグリシジル−1,3−ビス
アミノメチルシクロヘキサン、テトラグリシジルジアミ
ノジフェニルメタン及び次の構造を有するフェノール−
ホルムアルデヒドノボラック類のグリシジルエーテルが
ある。
【0042】
【化6】
【0043】式中、R4はアルキル基を示し、Xは1〜
6の整数を示す。
6の整数を示す。
【0044】エポキシ化合物の添加量は、ポリエステル
の末端基の吸うにより異なるが、ポリエステルに対して
0.05重量%〜5.00重量%の割合で添加される。
の末端基の吸うにより異なるが、ポリエステルに対して
0.05重量%〜5.00重量%の割合で添加される。
【0045】このようにエポキシ化合物をポリエステル
に添加することにより、高温下で混練あるいは使用され
る際、エポキシ化合物がポリエステルと反応することに
よって、その分子量が延長され、および/またはエポキ
シ基がポリエステルの末端カルボキシル基を封止するこ
とにより、熱安定性(耐加水分解性)を向上させるもの
と思われる。すなわち、一分子内に3個以上のエポキシ
基を有するエポキシ化合物を用いると、ポリエステルの
末端カルボキシル基を封止し、カルボキシル基による触
媒的な分解促進作用を抑制するとともに、2つの末端カ
ルボキシル基をつないで、分子量低下を抑制するものと
推測される。
に添加することにより、高温下で混練あるいは使用され
る際、エポキシ化合物がポリエステルと反応することに
よって、その分子量が延長され、および/またはエポキ
シ基がポリエステルの末端カルボキシル基を封止するこ
とにより、熱安定性(耐加水分解性)を向上させるもの
と思われる。すなわち、一分子内に3個以上のエポキシ
基を有するエポキシ化合物を用いると、ポリエステルの
末端カルボキシル基を封止し、カルボキシル基による触
媒的な分解促進作用を抑制するとともに、2つの末端カ
ルボキシル基をつないで、分子量低下を抑制するものと
推測される。
【0046】エポキシ化合物の含有量が0.05重量%
を下回ると、上記効果が発揮できない。5.00重量%
を上回ると、得られるポリエステル組成物の機械的強度
などが低下する。
を下回ると、上記効果が発揮できない。5.00重量%
を上回ると、得られるポリエステル組成物の機械的強度
などが低下する。
【0047】上記したエポキシ化合物とポリエステルと
の反応を促進させるために触媒を添加してもよい。
の反応を促進させるために触媒を添加してもよい。
【0048】本発明のポリエステル組成物には、その実
用性を損なわない範囲で、さらに、以下の添加剤が添加
されてもよい。すなわち、ガラス繊維、炭素繊維、ボロ
ン繊維、炭化けい素繊維、アルミナ繊維、アモロファス
繊維、シリコン・チタン・炭素系繊維等の無機繊維;ア
ラミド繊維等の有機繊維;炭酸カルシウム、酸化チタン
、マイカ、タルク等の無機充填剤、トリフェニルホスフ
ァイト、トリラウリルホスファイト、トリスノニルフェ
ニルホスファイト、2−tert−ブチル−α−(3−
tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−p−ク
メニルビス(p−ノニルフェニル)ホスファイト等の熱
安定剤、ヘキサブロモシクロドデカン、トリス−(2,
3−ジクロロプロピル)ホスフェート、ペンタブロモフ
ェニルアリルエーテル等の難燃剤、p−tert−ブチ
ルフェニルサリシレート、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2
’−カルボキシベンゾフェノン、2,4,5−トリヒド
ロキシブチロフェノン等の紫外線吸収剤、ブチルヒドロ
キシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、ジステア
リルチオジプロピオネート、ジラウリルチオジプロピオ
ネート、ヒンダードフェノール系酸化防止剤等の酸化防
止剤、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)アルキルアミ
ン、アルキルアリルスルホネート、アルキルスルファネ
ート等の帯電防止剤、硫酸バリウム、アルミナ、酸化珪
素などの無機物;ステアリン酸ナトリウム、ステアリン
酸バリウム、パルミチン酸ナトリウムなどの高級脂肪酸
塩;ベンジルアルコール、ベンゾフェノンなどの有機化
合物;高結晶化したポリエチレンテレフタレート、ポリ
トランス−シクロヘキサンジメタノールテレフタレート
等の結晶化促進剤などがあげられる。
用性を損なわない範囲で、さらに、以下の添加剤が添加
されてもよい。すなわち、ガラス繊維、炭素繊維、ボロ
ン繊維、炭化けい素繊維、アルミナ繊維、アモロファス
繊維、シリコン・チタン・炭素系繊維等の無機繊維;ア
ラミド繊維等の有機繊維;炭酸カルシウム、酸化チタン
、マイカ、タルク等の無機充填剤、トリフェニルホスフ
ァイト、トリラウリルホスファイト、トリスノニルフェ
ニルホスファイト、2−tert−ブチル−α−(3−
tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−p−ク
メニルビス(p−ノニルフェニル)ホスファイト等の熱
安定剤、ヘキサブロモシクロドデカン、トリス−(2,
3−ジクロロプロピル)ホスフェート、ペンタブロモフ
ェニルアリルエーテル等の難燃剤、p−tert−ブチ
ルフェニルサリシレート、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2
’−カルボキシベンゾフェノン、2,4,5−トリヒド
ロキシブチロフェノン等の紫外線吸収剤、ブチルヒドロ
キシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、ジステア
リルチオジプロピオネート、ジラウリルチオジプロピオ
ネート、ヒンダードフェノール系酸化防止剤等の酸化防
止剤、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)アルキルアミ
ン、アルキルアリルスルホネート、アルキルスルファネ
ート等の帯電防止剤、硫酸バリウム、アルミナ、酸化珪
素などの無機物;ステアリン酸ナトリウム、ステアリン
酸バリウム、パルミチン酸ナトリウムなどの高級脂肪酸
塩;ベンジルアルコール、ベンゾフェノンなどの有機化
合物;高結晶化したポリエチレンテレフタレート、ポリ
トランス−シクロヘキサンジメタノールテレフタレート
等の結晶化促進剤などがあげられる。
【0049】本発明のポリエステル組成物を製造する方
法は特に限定されず、ポリエステル、エポキシ化合物、
および必要に応じて、触媒等を混ぜ合わせた後、通常の
公知の方法を用いて溶融混練される。例えば、押出機、
バンバリーミキサー、ロール、ニーダーなどによる溶融
混練方法がある。溶融混練時の温度は、150〜280
℃の範囲が好ましい。
法は特に限定されず、ポリエステル、エポキシ化合物、
および必要に応じて、触媒等を混ぜ合わせた後、通常の
公知の方法を用いて溶融混練される。例えば、押出機、
バンバリーミキサー、ロール、ニーダーなどによる溶融
混練方法がある。溶融混練時の温度は、150〜280
℃の範囲が好ましい。
【0050】さらに、本発明のポリエステル組成物は、
他の熱可塑性樹脂、例えばポリオレフィン、変性ポリオ
レフィン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリスルフォン、ポリエステル等と混合し、あるい
はゴム成分と混合してその性質を改質して使用してもよ
い。
他の熱可塑性樹脂、例えばポリオレフィン、変性ポリオ
レフィン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネー
ト、ポリスルフォン、ポリエステル等と混合し、あるい
はゴム成分と混合してその性質を改質して使用してもよ
い。
【0051】本発明のポリエステル組成物は、プレス成
形、押出成形、射出成形、ブロー成形等により成形体と
される。成形体の物性は、その構成成分及びその配合割
合等によって任意に変化し得る。ポリエステルを熱可塑
性樹脂エラストマーとして調製した場合には、成形体は
自動車部品、ホース、ベルト、パキンなどの柔軟性を有
する成形体や塗料、接着剤等に好適に用いられる。
形、押出成形、射出成形、ブロー成形等により成形体と
される。成形体の物性は、その構成成分及びその配合割
合等によって任意に変化し得る。ポリエステルを熱可塑
性樹脂エラストマーとして調製した場合には、成形体は
自動車部品、ホース、ベルト、パキンなどの柔軟性を有
する成形体や塗料、接着剤等に好適に用いられる。
【0052】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明する
。なお、以下の実施例で得られたポリエステル組成物の
極限粘度と物性は以下の方法に従って測定した。
。なお、以下の実施例で得られたポリエステル組成物の
極限粘度と物性は以下の方法に従って測定した。
【0053】■極限粘度[η]:ウベローデ粘度管を用
い、o−クロロフェノール溶媒中30℃で測定した。
い、o−クロロフェノール溶媒中30℃で測定した。
【0054】■引張破断強度および引張破断伸度:ポリ
エステルを用いてインジェクションにて、JIS K−
6301に準拠し、2mm厚の3号ダンベル試験片を作
製した。これを用いて、引張速度50mm/minで試
験を行った。
エステルを用いてインジェクションにて、JIS K−
6301に準拠し、2mm厚の3号ダンベル試験片を作
製した。これを用いて、引張速度50mm/minで試
験を行った。
【0055】実施例1〜4及び比較例1〔ポリエステル
の合成〕アジピン酸292.5g(2mol)、エチレ
ングリコール298g(2.4mol)および4,4’
’’−ジヒドロキシ−p−クォーターフェニル(以下、
DHQとする)67.7g(0.02mol)のモノマ
ー混合物に、触媒として二酸化ゲルマニウム200mg
と、安定剤として1,3,5−トリメチル−2,4,6
−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4ヒドロキシベン
ジル)ベンゼン400mg、トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)ホスファイト400mgを加え、反応
系を窒素下、200℃で2時間保ち、エステル化反応を
行った。次いで、この反応系を30分間で320℃まで
昇温して、この状態で20分間常圧で保持した後、30
0℃に降温し、1mmHg以下に減圧した状態で2時間
重縮合反応を行った結果、淡黄色の樹脂が得られた。得
られたポリエステルの極限粘度〔η〕は1.10であっ
た。
の合成〕アジピン酸292.5g(2mol)、エチレ
ングリコール298g(2.4mol)および4,4’
’’−ジヒドロキシ−p−クォーターフェニル(以下、
DHQとする)67.7g(0.02mol)のモノマ
ー混合物に、触媒として二酸化ゲルマニウム200mg
と、安定剤として1,3,5−トリメチル−2,4,6
−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4ヒドロキシベン
ジル)ベンゼン400mg、トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)ホスファイト400mgを加え、反応
系を窒素下、200℃で2時間保ち、エステル化反応を
行った。次いで、この反応系を30分間で320℃まで
昇温して、この状態で20分間常圧で保持した後、30
0℃に降温し、1mmHg以下に減圧した状態で2時間
重縮合反応を行った結果、淡黄色の樹脂が得られた。得
られたポリエステルの極限粘度〔η〕は1.10であっ
た。
【0056】〔エポキシ化合物〕以下に示すエポキシ化
合物を使用した。
合物を使用した。
【0057】A:共栄社油脂化学工業社製、エポライト
100MF
100MF
【0058】
【化7】
【0059】B:三菱ガス化学社製、TETRAD−X
【0060】
【化8】
【0061】C:住友化学社製、スミエポキシESCN
−220L
−220L
【0062】
【化9】
【0063】〔ポリエステル組成物の調製とその物性の
測定〕上記ポリエステルと表1に示したエポキシ化合物
を表1に示した量およびイルガノックス1010(フェ
ノール系安定剤、チバガイギー社製)0.5重量部を混
合し、これをブラベンダープラストグラフ押出機を用い
て、240℃にて押し出し、水冷した後切断してペレッ
ト化した。このペレットの極限粘度を測定した。なお、
押出機中の滞留時間は4分であった。
測定〕上記ポリエステルと表1に示したエポキシ化合物
を表1に示した量およびイルガノックス1010(フェ
ノール系安定剤、チバガイギー社製)0.5重量部を混
合し、これをブラベンダープラストグラフ押出機を用い
て、240℃にて押し出し、水冷した後切断してペレッ
ト化した。このペレットの極限粘度を測定した。なお、
押出機中の滞留時間は4分であった。
【0064】次に、得られたペレットを高化式フローテ
スター(島津社製フローテスターCFT−500)のシ
リンダー内に240℃にて30分滞留させ、滞留後の極
限粘度を測定した。結果を表1に示した。
スター(島津社製フローテスターCFT−500)のシ
リンダー内に240℃にて30分滞留させ、滞留後の極
限粘度を測定した。結果を表1に示した。
【0065】実施例5〜8及び比較例2実施例1〜4に
て得られたペレットをインジェクションにてダンベル試
験片に成形し、この試験片をギヤーオーブン中で150
℃時間保持した。この試験片の引張破断強度および引張
破断伸度を測定し、引張破断強度保持率および引張破断
伸度保持率を算出した。その結果を表2に示した。
て得られたペレットをインジェクションにてダンベル試
験片に成形し、この試験片をギヤーオーブン中で150
℃時間保持した。この試験片の引張破断強度および引張
破断伸度を測定し、引張破断強度保持率および引張破断
伸度保持率を算出した。その結果を表2に示した。
【0066】実施例9〜12及び比較例3実施例1〜4
にて得られたペレットをインジェクションにてダンベル
試験片に成形し、この試験片を70℃のイオン交換水中
に7日間浸漬した。この試験片の引張破断強度および引
張破断伸度を測定し、引張破断強度保持率および引張破
断伸度保持率を算出した。その結果を表3に示した。
にて得られたペレットをインジェクションにてダンベル
試験片に成形し、この試験片を70℃のイオン交換水中
に7日間浸漬した。この試験片の引張破断強度および引
張破断伸度を測定し、引張破断強度保持率および引張破
断伸度保持率を算出した。その結果を表3に示した。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、加工時における長時間
の加熱による劣化や成形体が長時間高温、多湿下で使用
されることによる劣化を減少したポリエステル組成物を
提供することができる。このようにして得られたポリエ
ステル組成物は、脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオール
とから主として構成された脂肪族ポリエステルに、結晶
性が高く、融点の高いジヒドロキシ化合物やモノヒドロ
キシ化合物に基づくセグメントが導入されたポリエステ
ルを含むので、耐熱性、機械的物性、成形加工性等に優
れた熱可塑性エラストマーとして各種部材に使用するこ
とができる。
の加熱による劣化や成形体が長時間高温、多湿下で使用
されることによる劣化を減少したポリエステル組成物を
提供することができる。このようにして得られたポリエ
ステル組成物は、脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオール
とから主として構成された脂肪族ポリエステルに、結晶
性が高く、融点の高いジヒドロキシ化合物やモノヒドロ
キシ化合物に基づくセグメントが導入されたポリエステ
ルを含むので、耐熱性、機械的物性、成形加工性等に優
れた熱可塑性エラストマーとして各種部材に使用するこ
とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式が下式〔I〕で表わされる脂肪族ジ
カルボン酸;脂肪族ジオール;および一般式が下式〔I
I〕で表わされるジヒドロキシ化合物と下式〔III〕
で表わされるモノヒドロキシ化合物のうち少なくともい
ずれか一方を構成成分とするポリエステルと、3官能以
上のエポキシ化合物と、を含有するポリエステル組成物
であって、該エポキシ化合物が、該ポリエステルに対し
て0.05重量%〜5.00重量%の割合で含有されて
いるポリエステル組成物: HOOC−(CH2)n−COOH 〔I〕(
式中、n は0〜10の整数を示す。)【化1】 (式中、R1、 R2 は独立的にアルキレン基を示し
、pは3または4であり、q、rは独立的に0または1
以上の整数を示す。) 【化2】 (式中、R3はアルキレン基を示し、lは2または3で
あり、mは0または1以上の整数を示す。)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9042291A JPH04323253A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | ポリエステル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9042291A JPH04323253A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | ポリエステル組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04323253A true JPH04323253A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=13998168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9042291A Withdrawn JPH04323253A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | ポリエステル組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04323253A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001335626A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Toray Ind Inc | 脂肪族ポリエステル樹脂および成形品 |
| JP2012172019A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Kaneka Corp | 熱可塑性樹脂の製造方法 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP9042291A patent/JPH04323253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001335626A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Toray Ind Inc | 脂肪族ポリエステル樹脂および成形品 |
| JP2012172019A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Kaneka Corp | 熱可塑性樹脂の製造方法 |
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