JPH0432785B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0432785B2 JPH0432785B2 JP59208038A JP20803884A JPH0432785B2 JP H0432785 B2 JPH0432785 B2 JP H0432785B2 JP 59208038 A JP59208038 A JP 59208038A JP 20803884 A JP20803884 A JP 20803884A JP H0432785 B2 JPH0432785 B2 JP H0432785B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acrylate
- meth
- weight
- parts
- compounds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は光通信ガラスフアイバー被覆用組成物
に関する。 (従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点) 光通信ガラスフアイバーは表面を保護し、強度
を保持し、物理的な外圧がかかつた時や使用温度
が変化した時のマイクロベンデイングの発生を防
ぐため、プリフオームを溶融し、線引き後、直ち
にその上に特殊な性能をもつた被覆剤をコートす
るのが一般的である。 特殊な性能とは、(1)柔軟であること、(2)耐熱
性、耐加水分解性などの長期信頼性に優れるこ
と、(3)温度変化に伴う物性変化の小さいこと、(4)
硬化性が速く、生産性に優れること、(5)常温で液
体であり、作業性に優れること等である。 従来、光通信ガラスフアイバーの被覆用組成物
として、RTVシリコン樹脂が使用されてきたが、
シリコン樹脂の硬化性が遅いため、生産性を上げ
ることが難しく、この欠点を克服するため活性エ
ネルギー線硬化型被覆用組成物の研究が行われて
きたが、十分満足するものは得られなかつた。従
来の柔軟性をもつ活性エネルギー線硬化型被覆用
組成物は、粘度の高いプレポリマーにガラス転移
温度の低い放射線硬化型モノマーを多量に配合し
て活性エネルギー線照射を行つてきたが、この放
射線硬化型モノマーは硬化性が遅く、従つて、従
来の柔軟性をもつ被覆用組成物は硬化性が遅い欠
点を有していた。 更に、改良された被覆用組成物としてポリエー
テル系ウレタンアクリレートプレポリマーを含有
するものが公知であるが、やはり実用化を妨げる
問題を有していた。即ち、ポリエチレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール等のホモポリ
マーを用いたウレタンアクリレートプレポリマー
を含有する被覆用組成物では、柔軟性を得ること
は可能であるが、結晶性が高く、そのため冬場固
体状になりやすく、作業性に劣り、且つ粘度が高
いため上記と同様に放射線硬化型モノマーを多量
に配合する必要が生じ、硬化性が遅くなつてしま
う欠点を有していた。又、ポリプロピレングリコ
ールを用いたウレタンアクリレートプレポリマー
を含有する被覆用組成物では、低粘度ではある
が、硬化性が遅く、かつ必要とされる機械的物性
を得ることが難しいなどの欠点を有していた。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は、かかる問題点を解決すべく鋭意
検討した結果、特定のポリエーテルポリオール系
ウレタンアクリレートプレポリマーを用いると、
柔軟性に富み、長期信頼性に優れ、温度変化に伴
う物性変化が小さく、硬化性が速く、更に常温で
液体であり、作業性に優れる光通信ガラスフアイ
バー被覆用組成物が得られることを見出し、本発
明を完成するに至つた。 即ち、本発明は、2種以上のイオン重合性環状
化合物を開環共重合させて得られるポリエーテル
ポリオール化合物(a)と、ポリイソシアネート化合
物(b)と、水酸基含有(メタ)アクリレート(c)とを
反応して得られるポリエーテルポリオール系ウレ
タン(メタ)アクリレートプレポリマー(A)を必須
の構成成分として含有することを特徴とする光通
信ガラスフアイバー用組成物である。 以下に本発明により具体的かつ詳細に述べる
が、本発明を網羅するものではなく、かつ拘束さ
れるものでもない。 本発明で用いる2種以上のイオン重合性環状化
合物を開環共重合させて得られるポリエーテルポ
リオール化合物(a)〔以下、ポリエーテルポリオー
ル化合物(a)と称す〕は、ポリヒドリツクな重合開
始剤、例えば、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトールとモル
過剰のイオン重合性環状化合物を反応させるとい
うすでに公知の開環共重合によつて製造される。
この共重合反応に際して使用され得る触媒に特に
制限はなく、カチオン系、アニオン系、配位アニ
オン系等、いずれでも良い。また重合条件、例え
ば温度、圧力、溶剤組成等に規制を設けるもので
もない。 ここでいうイオン重合性環状化合物としては、
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブテン
−1−オキシド、イソブテンオキシド、3,3−
ビスクロロメチルオキセタン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、トリオキサン、テトラオキサ
ン、シクロヘキセンオキシド、スチレンオキシ
ド、エピクロルヒドリンなどの環状エーテル類;
エチレンイミン等の環状イミン類;β−プロピオ
ラクトン、グリコール酸ラクチドなどの環状ラク
トン類;ジメチルシクロポリシロキサンなどの環
状シロキサン類;放射線架橋性の2重結合を同一
分子内に有する環状エーテル化合物、例えばグリ
シジルメタクリレート、グリシジルアクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル、アリルグリシジ
ルカーボネート、ブタジエンモノオキシド、イソ
プレンモノオキシド、ビニルオキセタン、ビニル
テトラヒドロフラン、ビニルシクロヘキセンオキ
シド;他に前述の化合物と重複する部分もある
が、モノアルコールのグリシジルエーテル或いは
モノカルボン酸のグリシジルエステル、例えばフ
エニルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエ
ーテル、安息香酸グリシジルエステル等があげら
れる。 ポリエーテルポリオール化合物(a)を製造する際
に用いる2種以上のイオン重合性環状化合物の組
み合せとしては、2種以上の環状エーテル類の組
み合せ、あるいは環状エーテル類と環状イミン
類、環状ラクトン類、環状シロキサン類、放射線
架橋性の2重結合を同一分子内に有する環状エー
テル化合物から選ばれる1種以上の環状化合物の
組み合せが良く、なかでも環状エーテル類が共重
合成分中に5重量%以上、好ましくは10重量%以
上含有されると、非結晶化し、常温にて液体とな
り、作業性に秀れるので好ましい。更にテトラヒ
ドロフランを5〜95重量%以上、好ましくは20〜
80重量%以上含有することは、得られる組成物の
長期信頼性を向上させると共に温度変化に伴う物
性変化を小さくせしめることとなり、特に好適で
ある。 ポリエーテルポリオール化合物(a)の分子量は、
通常200〜5000の範囲内であり、200未満では良い
塗膜が得られず、5000を越えると硬化速度が著し
く遅くなるため好ましくない。なかでも、分子量
が400〜4000のものは柔軟性をもつた塗膜を与え、
かつ硬化性の良いものが得られるので特に好適で
ある。 本発明に使用し得るポリイソシアネート化合物
(b)とは、本分野において公知公用の物質であり、
好適なものとしては、ジイソシアネート化合物で
は、例えば2,4−トリレンジイソシアネート、
2,6−トリレンジイソシアネート、1,6−ヘ
キサメチレンジイソシアネート、2,2,4−ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,
4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ
ート、1,4−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、4,4−メチレン−ビス(シクロヘキシルイ
ソシアネート)、ビス(2−イソシアネートエチ
ル)フマレート、4,4′−ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、6−イソプロピル−1,3−フエ
ニルジイソシアネート、ジエリレンジイソシアネ
ート、4,4′−ジフエニルプロパンジイソシアネ
ート、3,5,5−トリメチル−3−イソシアネ
ート−メチル−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,
4−キシリレンジイソシアネート、リジンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネートなどが
あり、更にトリイソシアネート以上の化合物で
は、例えば「バーノツクD−750、D−800、D−
802、DN−950」〔以上、大日本インキ化学工業
(株)製品〕、「デイスモジユールL−75、N−75、
FL、IL、HL「〔以上、西ドイツ国バイエル社製
品〕、「コロネートL−75、2030、2031、HL」
〔以上、日本ポリウレタン工業(株)製品〕、「タケネ
ートD−102、D−202、D−204、D−110N、D
−160N」〔以上、武田薬品工業(株)製品〕、「デユラ
ネート24A−100、24A−90CX」〔以上、旭化成
工業(株)製品〕などがあげられる。これらのポリイ
ソシアネート化合物は必要に応じ任意の割合で組
み合せて使用することは何ら差し支えがない。 また、本発明に使用され得る水酸基含有(メ
タ)アクリレート化合物(c)としては、例えば2−
ヒドドキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、1,6
−ヘキサンジオールモノ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリ
レート、4−ヒドロキシシクロヘキシル(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールエタンジ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ペンタ(メタ)アクリレートなどがあり、更にブ
チルグリシジルエーテル、フエニルグリシジルエ
ーテル、アリルグリシジルエーテル、グリシジル
(メタ)アクリレートなどのグリシジル基含有化
合物と(メタ)アクリル酸との付加反応により得
られる水酸基含有化合物も含むことができる。 本発明で用いるポリエーテルポリオール系ウレ
タン(メタ)アクリレートプレポリマー(A)(以
下、ウレタン(メタ)アクリレートプレポリマー
(A)と称す〕は、ポリエーテルポリオール化合物(a)
に含まれる水酸基とポリイソシアネート化合物(b)
に含まれるイソシアネート基を反応させ、次いで
該反応生成物に残存するイソシアネート基とヒド
ロキシ基含有(メタ)アクリレート化合物(c)の水
酸基を反応させることにより得られる。この反応
は特に順序を設定して製造するものではなく、一
括仕込みによる反応或いは前述とは逆の順序によ
る反応も可能である。 上記(a)、(b)及び(c)の各成分の使用割合は、ポリ
エーテルポリオール化合物(a)に含まれる水酸基1
当量に対して、通常ポリイソシアネート化合物(b)
に含まれるイソシアネート基が1.1〜2.0当量、ヒ
ドロキシ基含有(メタ)アクリレート化合物(c)が
0.5〜1.5当量の割合である。 また本反応は本分野の研究者において公知公用
のものであるが、反応温度は20〜90℃、好ましく
は30〜80℃にて行い、ウレタン化触媒、重合禁止
剤、不活性有機溶剤及び本発明で用いるウレタン
アクリレートプレポリマー(A)と共重合可能な反応
性希釈剤等の有無は何ら本発明に規制を加えるも
のではない。 本発明の被覆用組成物は、樹脂成分として、必
須の構成成分であるウレタン(メタ)アクリレー
トプレポリマー(A)の他に、実用的な光通信ガラス
フアイバー被覆用組成物を構成する目的におい
て、更に必要に応じて放射線ラジカル架橋性の他
のプレポリマー(B)、反応性希釈剤(C)および活性エ
ネルギー線硬化性の少ないあるいはない化合物(D)
を用いることができる。 ここで云う放射線ラジカル架橋性の他のプレポ
リマー(B)とは、例えば()ポリエステルモノ及
びポリ(メタ)アクリレート、()エポキシモ
ノ及びポリ(メタ)アクリレート、()ウレタ
ンアクリレートプレポリマー(A)以外の他のポリウ
レタンモノ及びポリ(メタ)アクリレート、()
ポリアミドモノ及びポリ(メタ)アクリレート、
()ポリシロキサンモノ及びポリ(メタ)アク
リレート、()側鎖及び/又は末端に(メタ)
アクリロイルオキシ基を有するビニル系又はジエ
ン系低重合体、()上記の重合性(メタ)アク
リレートの変性物、()アリル化合物などが挙
げられ、なかでも上記()、()、()、()
及び()の化合物が特に好ましい。なお、ラジ
カル架橋性の他のプレポリマーは1種又は2種以
上の添加が可能である。 また、併用し得る粘度を調整するための低粘度
の放射線ラジカル架橋性の反応性希釈剤(C)と称す
るものは、当業者には充分に公知であるが、例え
ば、(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、デシル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)ア
クリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ブト
キシエチル(メタ)アクリレート、メトキシジエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、エトキ
シジエチレングリコール(メタ)アクリレート、
シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレ
ングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポ
リプロピレングリコール(メタ)アクリレート、
フエノキシエチル(メタ)アクリレート、フエノ
キシポリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、アルキルフエノキシエチル(メタ)アクリレ
ート、アルキルフエノキシポリアルキレングリコ
ール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3
−フエニルオキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルオキシポリアルキレ
ングリコール(メタ)アクリレート、ジシクロペ
ンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテ
ニルオキシアルキル(メタ)アクリレート、ジシ
クロペンテニルオキシポリアルキレングリコール
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリロイルフオスフエート、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ポリフルオロアルキル
(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、プロパンジオールジ(メ
タ)アクリレート、ブタンジオールジ(メタ)ア
クリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペ
ンチルグリコールエステルジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレ
ート、ビスフエノールAのエチレンオキサイド付
加物のジ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、
THEICジ(メタ)アクリレート、THEICトリ
(メタ)アクリレート等の汎用品が挙げられ、更
にカルバモイルオキシアルキル(メタ)アクリレ
ート、カプロラクトン変性(メタ)アクリレート
なども挙げられる。なお、反応性希釈剤(C)は1種
又は2種以上の添加が可能である。 活性エネルギー線硬化性の少ないあるいはない
化合物(D)の具体例としては、エポキシ樹脂、液状
ポリブタジエン、液状ポリブタジエン誘導体、液
状クロロプレン、液状ポリペンタジエン、ジシク
ロペンタジエン誘導体、飽和ポリエステルオリゴ
マー、ポリエーテルオリゴマー、液状ポリアミ
ド、ポリイソシアナートオリゴマー、キシレン樹
脂、ケトン樹脂、石油樹脂、フツ素系オリゴマ
ー、シリコン系オリゴマー、ポリサルフアイド系
オリゴマーなどが挙げられる。 本発明で用いるウレタン(メタ)アクリレート
プレポリマー(A)は、本発明の光通信ガラスフアイ
バー被覆用組成物の必須の構成成分として用いら
れるものであり、上記の(A)、(B)、(C)及び(D)からな
る樹脂成分100重量%中に通常10〜100重量%の範
囲で含有されるが、該被覆用組成物の柔軟性、長
期信頼性に優れ、温度変化に伴う物性変化を小さ
くし、優れた硬化性を維持、向上せしめる上で20
〜100重量%の範囲で含有されることが好ましい。 本発明でウレタン(メタ)アクリレートプレポ
リマー(A)と共に樹脂成分として必要に応じて用い
られる(B)、(C)及び(D)成分は、(A)、(B)、(C)及び(D)
か
らなる樹脂成分100重量%中に通常0〜70重量%、
好ましくは0〜50重量%の範囲でそれぞれ適宜含
有される。 本発明の被覆用組成物は、熱及び又は活性エネ
ルギー線により硬化される。 熱硬化の場合、ラジカル重合開始剤が用いられ
る。ラジカル重合開始剤の具体例としては、ベン
ゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエ
ートなどが挙げられ、前記(A)、(B)及び(C)成分の合
計100重量部に対して通常0.1〜10重量部添加され
る。 活性エネルギー線とは、紫外線及び電子線、α
線、β線、γ線のような電離性放射線をいい、紫
外線を用いる場合には被覆用組成物に光重合開始
剤及び/又は光増感剤を含有させることが好まし
く、電子線、γ線のような電離性放射線を用いる
場合には光重合開始剤や光増感剤を含有させなく
とも速やかに硬化するので、特に添加する必要は
ない。 本発明で必要に応じて被覆用組成物に添加され
る光重合開始剤及び光増感剤を挙げると、ラジカ
ル重合用光重合開始剤としては、例えばベンゾイ
ン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジル、
ベンゾフエノン、p−クロルベンゾフエノン、p
−メトキシベンゾフエノンなどのカルボニル化合
物、テトラメチルチウラムモノスルフイド、テト
ラメチルチウラムジスルフイドなどのイオウ化合
物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス−
2,4−ジメチルバレロニトリルなどのアゾ化合
物、ベンゾイルパーオキシド、ジターシヤリーブ
チルパーオキシドなどのパーオキシド化合物等が
挙げられ、光増感剤としては、例えば脂肪族アミ
ン、芳香族アミンなどのアミン化合物、o−トリ
ルチオ尿素などの尿素類、ナトリウムジエチルジ
チオホスフエート、s−ベンジルイソチウロニウ
ム−p−トルエンスルフオネートなどのイオウ化
合物、N,N−ジ置換p−アミノベンゾニトリル
化合物などのニトリル類、トリ−n−ブチルホス
フインなどのリン化合物、N−ニトロソヒドロキ
シルアミン誘導体などのその他の窒素化合物等が
挙げられる。 なかでも好ましいラジカル重合用光重合開始剤
としては、ベンゾフエノン、ベンゾインイソブチ
ルエーテル、4′−イソプロピル−2−ヒドロキシ
−2−メチル−プロピオフエノン、2−ヒドロキ
シ−2−メチル−プロピオフエノン、α,α−ジ
クロロ−4−フエノキシアセトフエノン、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフエニルケトン、ベンジ
ルジメチルケタノール、2,2−ジエトキシアセ
トフエノン、クロロチオキサントン、2−イソプ
ロピルチオキサントン、カヤキユアーDITX(日
本化薬株式会社製チオキサントン化合物)、カヤ
キユアーMBP(同社製ベンゾフエノン化合物)、
ユベクリルP36(ベルギー国USB社製ラジカル重
合性高分子量化ベンゾフエノン)などがあり、好
ましいラジカル重合用光増感剤としては、4−ジ
メチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミ
ノ安息香酸イソアミル、4,4′−ビスジエチルア
ミノベンゾフエノン、ユベクリルP104(ベルギー
国UCB社製ラジカル重合体高分子量化第3級ア
ミン化合物)、N−メチルジエタノールアミン、
ジエチルアミノエチルメタクリレート、トリエチ
ルアミンなどがある。 これらの光重合開始剤及び光増感剤は、前記
(A)、(B)及び(C)成分の合計量100重量部に対して
0.01〜10重量部の範囲で用いるのが通常であり、
好ましくは1〜8重量部の範囲である。添加量が
10重量部を越えると貯蔵安定性が悪くなるので好
ましくない。 尚、熱及び紫外線を併用して硬化させる場合、
上記ラジカル重合開始剤と光重合開始剤及び/又
は光増感剤とを併用することは可能である。合計
添加量は前記(A)、(B)及び(C)成分の合計量100重量
部に対し0.01〜10重量がよい。 本発明の被覆用組成物中には、更に必要に応じ
て各種添加剤を含有していてもよく、また所望な
らば溶剤により希釈して用いてもよい。 上記添加剤としては、熱重合禁止剤、硬化促進
剤、有機シラン系化合物、レベリング剤、消泡
剤、スリツプ剤、ピンホール・クレーター防止
剤、濡れ改良剤などの塗面改良剤、可塑剤、着色
剤などがある。 熱重合禁止剤としては、ハイドロキノン、ハイ
ドロキノンモノメチルエーテル、ハイドロキノン
モノベンジルエーテル、ハイドロキノンモノペン
チルエーテル、2,6−ジtert−ブチル−4−メ
チルフエノール、4,4′−チオビス(6−tert−
ブチル−3−メチルフエノール)、2,2′−メチ
レンビス(6−tert−ブチル−4−メチルフエノ
ール)、2,2′−ブチリデンビス(6−tert−ブチ
ル−4−メチルフエノール)、パラ−tert−ブチ
ルカテコール等があり、前記(A)、(B)及び(C)の合計
量100重量部に対して通常0.001〜5重量部、好ま
しくは0.005〜4重量部の範囲で用いられる。 硬化促進剤としては、ナフテン酸コバルト、ナ
フテン酸亜鉛、ジメチルアニリン、ジブチルスズ
ラウレートなどがあげられ、前記(A)、(B)及び(C)成
分の合計量100重量部に対して通常0.001〜5重量
部、好ましくは0.005〜4重量部の範囲で用いら
れる。 有機シラン系化合物としては、アミノプロピル
トリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
ヘキサメチルジシラザンなどのアミノ基を有する
シランカツプリング剤、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなど
のエポキシ基を有するシランカツプリング剤、3
−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどの
メルカプト基を有するシランカツプリング剤など
があり、前記(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計量100
重量部に対して通常0.01〜10重量部、好ましくは
0.05〜5重量部の範囲で用いられる。 塗面改良剤は前記(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計
量100重量部に対して通常0.001〜5重量部、好ま
しくは0.005〜4重量部の範囲で用いられる。 可塑剤としては、ジメチルフタレート、ジエチ
ルフタレート、ジブチルフタレート、ジイソブチ
ルフタレート、ジオクチルフタレートなどのフタ
ル酸エステル類、ジメチルグリコールフタレー
ト、エチルフタリルエチルグリコレート、メチル
フタリルエチルグリコレート、ブチルフタリルエ
チルグリコレート、トリエチレングリコールジカ
プリル酸エステルなどのグリコールエステル類、
トリクレジルフオスフエート、トリフエニルフオ
スフエートなどの燐酸エステル類、クエン酸トリ
エチル、グリセリントリアセチルエステル、ラウ
リン酸ブチルなどがある。これら可塑剤の添加量
は、前記(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計量100重量
部に対して通常20重量部以下、好ましくは15重量
部以下である。 着色剤としては、たとえばカーボンブラツク、
酸化鉄、フタロシアニン系顔料、アゾ系顔料など
の顔料や、メチレンブルー、ケリスタルバイオレ
ツト、ローダミンB、アクシン、オーラミン、ア
ゾ系染料、アントラキノン系染料などの染料があ
るが、光重合開始剤の吸収波長の光を吸収しない
ものが好ましい。着色剤の添加量は、前記(A)、
(B)、(C)及び(D)成分の合計量100重量部に対して顔
料では通常0.01〜30重量部、好ましくは0.1〜3
重量部の範囲であり、又、染料では通常0.01〜10
重量部、好ましくは0.1〜3重量部の範囲である。 ここに、用いられる溶媒としては、たとえばア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、ジイソブチルケトン
の如きケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸
アミル、蟻酸メチル、プロピオン酸エチル、フタ
ル酸ジメチル、安息香酸エチルの如きエステル
類、トルエン、キシレン、ベンゼン、エチルベン
ゼンなどの芳香族炭化水素類、四塩化炭素、トリ
クロルエチレン、クロロホルム、1,1,1−ト
リクロルエタン、モノクロルベンゼン、塩化メチ
レン、クロルナフタレンなどのハロゲン化炭化水
素類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセテートなど
のエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシドなどがある。 被覆用組成物を硬化させるための紫外線源とし
ては、キセノンランプ、低圧水銀灯、高圧水銀
灯、超高圧水銀灯などが挙げられ、電子線源とし
ては20〜2000KVの電子線加速器が挙げられる。
紫外線、電子線などの活性エネルギー線の照射す
る雰囲気としては、窒素ガス、炭酸ガスなどの不
活性ガス雰囲気あるいは酸素濃度を低下させた雰
囲気が勿論好ましいが、通常の空気雰囲気でもよ
い。照射雰囲気温度としては、常温でも、積極的
に加温して硬化反応に熱を利用してもよく、通常
10〜200℃の範囲である。 (本発明の効果) 本発明の光通信ガラスフアイバー被覆用組成物
は、特定のウレタン(メタ)アクリレートプレポ
リマー(A)を含むことにより、速硬化性、柔軟性、
長期信頼性に優れ、温度変化に伴う物性変化が小
さく、かつ作業性にも優れるという従来得られな
かつた効果を有する (実施例) 以下に本発明を実施例、比較例及び参考例によ
り具体的に説明する。尚、例中の部はすべて重量
基準である。 参考例 1 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、テトラヒドロフランとエチレンオキサイド
を50/50の重量比で共重合させたポリエーテルポ
リオール(水酸基価106、分子量1058)1058gr、
トリエチルアミン0.3gr、2−エチルヘキシルア
クリレート410grを仕込み、50℃に加温した後、
トリレンイソシアネート348grを温度50〜60℃の
範囲内に保つように徐々に仕込み、次いで2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート232grを添加し、イ
ソシアネート基が0.1%になるまで反応を継続し、
目的のポリエーテルポリオール系ウレタンアクリ
レートプレポリマー80重量%と2−エチルヘキシ
ルアクリレート20重量%とからなる組成物〔粘度
3200cps(23℃)、結晶化温度<−20℃〕を得た。
ここで得られた組成物を〔A−1〕とする。 なお粘度は、JIS K−6901に基づきBM型粘度
計(東京計器製造所)にてロータNo.3、回転数
12rpmで測定した。 参考例 2 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、テトラヒドロフランとエチレンオキサイド
を70/30の重量比で共重合させたポリエーテルポ
リオール(水酸基価67、分子量1675)1675gr、ト
リエチルアミン0.4gr、2−エチルヘキシルアク
リレート564grを仕込み、以下参考例1と同様に
してポリエーテルポリオール系ウレタンアクリレ
ートプレポリマー80重量%と2−エチルヘキシル
アクリレート20重量%とからなる組成物〔粘度
3900cps(23℃)、結晶化温度<−20℃〕を得た。
ここで得られた組成物を〔A−2〕とする。 参考例 3 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、テトラヒドロフランとエチレンオキサイド
を30/70の重量比で共重合させたポリエーテルポ
リオール(水酸基価39、分子量2877)2877gr、ト
リエチルアミン0.5gr、2−エチルヘキシルアク
リレート864grを仕込み、以下参考例1と同様に
してポリエーテルポリオール系ウレタンアクリレ
ートプレポリマー80重量%と2−エチルヘキシル
アクリレート20重量%とからなる組成物〔粘度
4400cps(23℃)、結晶化温度<−20℃〕を得た。
ここで得られた組成物を〔A−3〕とする。 参考例 4 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、ポリエチレングリコール(水酸基価54、分
子量約2000)2078gr、トリエチルアミン0.5gr、
2−エチルヘキシルアクリレート665grを仕込み、
以下参考例1と同様にしてポリエーテル系ウレタ
ンアクリレートプレポリマー80重量%と2−エチ
ルヘキシルアクリレート20重量%とからなる組成
物〔粘度11000cps(23℃)、結晶化温度10〜15℃〕
を得た。ここで得られた組成物を〔A′−1〕と
する。 参考例 5 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、ポリテトラメチレングリコール(水酸基価
58、分子量約2000)1934gr、トリエチルアミン
0.4gr、2−エチルヘキシルアクリレート629grを
仕込み、以下参考例1と同様にしてポリエーテル
系ウレタンアクリレートプレポリマー80重量%と
2−エチルヘキシルアクリレート20重量%とから
なる組成物〔粘度12500cps(23℃)、結晶化温度15
〜20℃〕を得た。ここで得られた組成物を
〔A′−2〕とする。 実施例1〜4及び比較例1〜2 第1表に示す様に、参考例1〜5で得られたウ
レタンアクリレートプレポリマー〔A−1〕、〔A
−2〕、〔A−3〕、〔A′−1〕及び〔A′−2〕に
2−エチルヘキシルアクリレート、ベンゾインブ
チルエーテルを加え、23℃における粘度が
3200cps前後になる様に粘度調整して、本発明お
よび比較対照用の光通信ガラスフアイバー被覆用
組成物を得た。 次いで、これらの被覆用組成物の性能を調べる
ために以下の如き試験を行つた。 <塗膜性能評価試験> 石英ガラス板上に各被覆用組成物を硬化後の膜
厚が0.2mmになる様に塗布したのち、80W/cm高
圧水銀ランプを用いて所定時間紫外線照射し、硬
化させ、その硬化したフイルムをはがし、JIS K
−7113に基づいて引張試験を行い、引張強度、破
壊伸び、ヤング率を測定した。 ガラス転移点(Tg)は、粘弾性スペクトロメ
ーターTypeVES−HS(岩本製作所製)により周
波数35Hz、昇温速度3℃/分にて測定したtanδの
極大値より求めた。 耐熱製としては空気中に80℃にて30日放置後の
フイルムの引張試験を行い、ヤング率、破壊伸び
の変化量がいずれも5%未満のものを○、いずれ
か一方の変化量が50%以上のものを×、それ以外
のものを△とした。 耐加水分解性として水中に80℃にて30日放置後
のフイルムの引張試験を行い、ヤング率、破壊伸
びの変化量がいずれも5%未満のものを○、いず
れか一方の変化量が50%を越えるものを×、それ
以外のものを△とした。 ゲル分率飽和までの照射時間はソツクスレー抽
出器を用い、溶媒としてメチルエチルケトンを用
い、抽出時間は6時間として紫外線照射(80W/
cmの高圧水銀ランプ)測定し、そのゲル率を飽和
するまでの照射時間を測定した。 <被覆試験> 100m/分の速度で紡糸した直径125μmのガラ
スフアイバーの表面に実施例1〜4、比較例1〜
2の被覆用組成物を硬化後の外径が200μmにな
るように塗布したのち、紫外線(ランプ出力
2KW、2灯)を照射し、硬化させて、被覆され
た光通信ガラスフアイバーを得、被覆表面の平滑
性を手の触感および目視により、べたつきを手の
触感により評価すると共に、破断強度、80℃空気
中30日放置後及び80℃水中30日放置後の伝送損失
の変化、−40℃での伝送損失の増加を測定した。
なお、伝送損失の変化は±0.2dB/Km未満を○、
±0.2dB/Km以上を×、伝送損失の増加は
0.1dB/Km未満を○、0.1dB/Km以上を×とした。 結果を第2表に示す。
に関する。 (従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点) 光通信ガラスフアイバーは表面を保護し、強度
を保持し、物理的な外圧がかかつた時や使用温度
が変化した時のマイクロベンデイングの発生を防
ぐため、プリフオームを溶融し、線引き後、直ち
にその上に特殊な性能をもつた被覆剤をコートす
るのが一般的である。 特殊な性能とは、(1)柔軟であること、(2)耐熱
性、耐加水分解性などの長期信頼性に優れるこ
と、(3)温度変化に伴う物性変化の小さいこと、(4)
硬化性が速く、生産性に優れること、(5)常温で液
体であり、作業性に優れること等である。 従来、光通信ガラスフアイバーの被覆用組成物
として、RTVシリコン樹脂が使用されてきたが、
シリコン樹脂の硬化性が遅いため、生産性を上げ
ることが難しく、この欠点を克服するため活性エ
ネルギー線硬化型被覆用組成物の研究が行われて
きたが、十分満足するものは得られなかつた。従
来の柔軟性をもつ活性エネルギー線硬化型被覆用
組成物は、粘度の高いプレポリマーにガラス転移
温度の低い放射線硬化型モノマーを多量に配合し
て活性エネルギー線照射を行つてきたが、この放
射線硬化型モノマーは硬化性が遅く、従つて、従
来の柔軟性をもつ被覆用組成物は硬化性が遅い欠
点を有していた。 更に、改良された被覆用組成物としてポリエー
テル系ウレタンアクリレートプレポリマーを含有
するものが公知であるが、やはり実用化を妨げる
問題を有していた。即ち、ポリエチレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール等のホモポリ
マーを用いたウレタンアクリレートプレポリマー
を含有する被覆用組成物では、柔軟性を得ること
は可能であるが、結晶性が高く、そのため冬場固
体状になりやすく、作業性に劣り、且つ粘度が高
いため上記と同様に放射線硬化型モノマーを多量
に配合する必要が生じ、硬化性が遅くなつてしま
う欠点を有していた。又、ポリプロピレングリコ
ールを用いたウレタンアクリレートプレポリマー
を含有する被覆用組成物では、低粘度ではある
が、硬化性が遅く、かつ必要とされる機械的物性
を得ることが難しいなどの欠点を有していた。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は、かかる問題点を解決すべく鋭意
検討した結果、特定のポリエーテルポリオール系
ウレタンアクリレートプレポリマーを用いると、
柔軟性に富み、長期信頼性に優れ、温度変化に伴
う物性変化が小さく、硬化性が速く、更に常温で
液体であり、作業性に優れる光通信ガラスフアイ
バー被覆用組成物が得られることを見出し、本発
明を完成するに至つた。 即ち、本発明は、2種以上のイオン重合性環状
化合物を開環共重合させて得られるポリエーテル
ポリオール化合物(a)と、ポリイソシアネート化合
物(b)と、水酸基含有(メタ)アクリレート(c)とを
反応して得られるポリエーテルポリオール系ウレ
タン(メタ)アクリレートプレポリマー(A)を必須
の構成成分として含有することを特徴とする光通
信ガラスフアイバー用組成物である。 以下に本発明により具体的かつ詳細に述べる
が、本発明を網羅するものではなく、かつ拘束さ
れるものでもない。 本発明で用いる2種以上のイオン重合性環状化
合物を開環共重合させて得られるポリエーテルポ
リオール化合物(a)〔以下、ポリエーテルポリオー
ル化合物(a)と称す〕は、ポリヒドリツクな重合開
始剤、例えば、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトールとモル
過剰のイオン重合性環状化合物を反応させるとい
うすでに公知の開環共重合によつて製造される。
この共重合反応に際して使用され得る触媒に特に
制限はなく、カチオン系、アニオン系、配位アニ
オン系等、いずれでも良い。また重合条件、例え
ば温度、圧力、溶剤組成等に規制を設けるもので
もない。 ここでいうイオン重合性環状化合物としては、
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブテン
−1−オキシド、イソブテンオキシド、3,3−
ビスクロロメチルオキセタン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、トリオキサン、テトラオキサ
ン、シクロヘキセンオキシド、スチレンオキシ
ド、エピクロルヒドリンなどの環状エーテル類;
エチレンイミン等の環状イミン類;β−プロピオ
ラクトン、グリコール酸ラクチドなどの環状ラク
トン類;ジメチルシクロポリシロキサンなどの環
状シロキサン類;放射線架橋性の2重結合を同一
分子内に有する環状エーテル化合物、例えばグリ
シジルメタクリレート、グリシジルアクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル、アリルグリシジ
ルカーボネート、ブタジエンモノオキシド、イソ
プレンモノオキシド、ビニルオキセタン、ビニル
テトラヒドロフラン、ビニルシクロヘキセンオキ
シド;他に前述の化合物と重複する部分もある
が、モノアルコールのグリシジルエーテル或いは
モノカルボン酸のグリシジルエステル、例えばフ
エニルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエ
ーテル、安息香酸グリシジルエステル等があげら
れる。 ポリエーテルポリオール化合物(a)を製造する際
に用いる2種以上のイオン重合性環状化合物の組
み合せとしては、2種以上の環状エーテル類の組
み合せ、あるいは環状エーテル類と環状イミン
類、環状ラクトン類、環状シロキサン類、放射線
架橋性の2重結合を同一分子内に有する環状エー
テル化合物から選ばれる1種以上の環状化合物の
組み合せが良く、なかでも環状エーテル類が共重
合成分中に5重量%以上、好ましくは10重量%以
上含有されると、非結晶化し、常温にて液体とな
り、作業性に秀れるので好ましい。更にテトラヒ
ドロフランを5〜95重量%以上、好ましくは20〜
80重量%以上含有することは、得られる組成物の
長期信頼性を向上させると共に温度変化に伴う物
性変化を小さくせしめることとなり、特に好適で
ある。 ポリエーテルポリオール化合物(a)の分子量は、
通常200〜5000の範囲内であり、200未満では良い
塗膜が得られず、5000を越えると硬化速度が著し
く遅くなるため好ましくない。なかでも、分子量
が400〜4000のものは柔軟性をもつた塗膜を与え、
かつ硬化性の良いものが得られるので特に好適で
ある。 本発明に使用し得るポリイソシアネート化合物
(b)とは、本分野において公知公用の物質であり、
好適なものとしては、ジイソシアネート化合物で
は、例えば2,4−トリレンジイソシアネート、
2,6−トリレンジイソシアネート、1,6−ヘ
キサメチレンジイソシアネート、2,2,4−ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,
4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ
ート、1,4−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、4,4−メチレン−ビス(シクロヘキシルイ
ソシアネート)、ビス(2−イソシアネートエチ
ル)フマレート、4,4′−ジフエニルメタンジイ
ソシアネート、6−イソプロピル−1,3−フエ
ニルジイソシアネート、ジエリレンジイソシアネ
ート、4,4′−ジフエニルプロパンジイソシアネ
ート、3,5,5−トリメチル−3−イソシアネ
ート−メチル−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,
4−キシリレンジイソシアネート、リジンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネートなどが
あり、更にトリイソシアネート以上の化合物で
は、例えば「バーノツクD−750、D−800、D−
802、DN−950」〔以上、大日本インキ化学工業
(株)製品〕、「デイスモジユールL−75、N−75、
FL、IL、HL「〔以上、西ドイツ国バイエル社製
品〕、「コロネートL−75、2030、2031、HL」
〔以上、日本ポリウレタン工業(株)製品〕、「タケネ
ートD−102、D−202、D−204、D−110N、D
−160N」〔以上、武田薬品工業(株)製品〕、「デユラ
ネート24A−100、24A−90CX」〔以上、旭化成
工業(株)製品〕などがあげられる。これらのポリイ
ソシアネート化合物は必要に応じ任意の割合で組
み合せて使用することは何ら差し支えがない。 また、本発明に使用され得る水酸基含有(メ
タ)アクリレート化合物(c)としては、例えば2−
ヒドドキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、1,6
−ヘキサンジオールモノ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリ
レート、4−ヒドロキシシクロヘキシル(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールエタンジ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトール
ペンタ(メタ)アクリレートなどがあり、更にブ
チルグリシジルエーテル、フエニルグリシジルエ
ーテル、アリルグリシジルエーテル、グリシジル
(メタ)アクリレートなどのグリシジル基含有化
合物と(メタ)アクリル酸との付加反応により得
られる水酸基含有化合物も含むことができる。 本発明で用いるポリエーテルポリオール系ウレ
タン(メタ)アクリレートプレポリマー(A)(以
下、ウレタン(メタ)アクリレートプレポリマー
(A)と称す〕は、ポリエーテルポリオール化合物(a)
に含まれる水酸基とポリイソシアネート化合物(b)
に含まれるイソシアネート基を反応させ、次いで
該反応生成物に残存するイソシアネート基とヒド
ロキシ基含有(メタ)アクリレート化合物(c)の水
酸基を反応させることにより得られる。この反応
は特に順序を設定して製造するものではなく、一
括仕込みによる反応或いは前述とは逆の順序によ
る反応も可能である。 上記(a)、(b)及び(c)の各成分の使用割合は、ポリ
エーテルポリオール化合物(a)に含まれる水酸基1
当量に対して、通常ポリイソシアネート化合物(b)
に含まれるイソシアネート基が1.1〜2.0当量、ヒ
ドロキシ基含有(メタ)アクリレート化合物(c)が
0.5〜1.5当量の割合である。 また本反応は本分野の研究者において公知公用
のものであるが、反応温度は20〜90℃、好ましく
は30〜80℃にて行い、ウレタン化触媒、重合禁止
剤、不活性有機溶剤及び本発明で用いるウレタン
アクリレートプレポリマー(A)と共重合可能な反応
性希釈剤等の有無は何ら本発明に規制を加えるも
のではない。 本発明の被覆用組成物は、樹脂成分として、必
須の構成成分であるウレタン(メタ)アクリレー
トプレポリマー(A)の他に、実用的な光通信ガラス
フアイバー被覆用組成物を構成する目的におい
て、更に必要に応じて放射線ラジカル架橋性の他
のプレポリマー(B)、反応性希釈剤(C)および活性エ
ネルギー線硬化性の少ないあるいはない化合物(D)
を用いることができる。 ここで云う放射線ラジカル架橋性の他のプレポ
リマー(B)とは、例えば()ポリエステルモノ及
びポリ(メタ)アクリレート、()エポキシモ
ノ及びポリ(メタ)アクリレート、()ウレタ
ンアクリレートプレポリマー(A)以外の他のポリウ
レタンモノ及びポリ(メタ)アクリレート、()
ポリアミドモノ及びポリ(メタ)アクリレート、
()ポリシロキサンモノ及びポリ(メタ)アク
リレート、()側鎖及び/又は末端に(メタ)
アクリロイルオキシ基を有するビニル系又はジエ
ン系低重合体、()上記の重合性(メタ)アク
リレートの変性物、()アリル化合物などが挙
げられ、なかでも上記()、()、()、()
及び()の化合物が特に好ましい。なお、ラジ
カル架橋性の他のプレポリマーは1種又は2種以
上の添加が可能である。 また、併用し得る粘度を調整するための低粘度
の放射線ラジカル架橋性の反応性希釈剤(C)と称す
るものは、当業者には充分に公知であるが、例え
ば、(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、デシル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)ア
クリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ブト
キシエチル(メタ)アクリレート、メトキシジエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、エトキ
シジエチレングリコール(メタ)アクリレート、
シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレ
ングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポ
リプロピレングリコール(メタ)アクリレート、
フエノキシエチル(メタ)アクリレート、フエノ
キシポリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、アルキルフエノキシエチル(メタ)アクリレ
ート、アルキルフエノキシポリアルキレングリコ
ール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3
−フエニルオキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルオキシポリアルキレ
ングリコール(メタ)アクリレート、ジシクロペ
ンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテ
ニルオキシアルキル(メタ)アクリレート、ジシ
クロペンテニルオキシポリアルキレングリコール
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリロイルフオスフエート、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ポリフルオロアルキル
(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、プロパンジオールジ(メ
タ)アクリレート、ブタンジオールジ(メタ)ア
クリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペ
ンチルグリコールエステルジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレ
ート、ビスフエノールAのエチレンオキサイド付
加物のジ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、
THEICジ(メタ)アクリレート、THEICトリ
(メタ)アクリレート等の汎用品が挙げられ、更
にカルバモイルオキシアルキル(メタ)アクリレ
ート、カプロラクトン変性(メタ)アクリレート
なども挙げられる。なお、反応性希釈剤(C)は1種
又は2種以上の添加が可能である。 活性エネルギー線硬化性の少ないあるいはない
化合物(D)の具体例としては、エポキシ樹脂、液状
ポリブタジエン、液状ポリブタジエン誘導体、液
状クロロプレン、液状ポリペンタジエン、ジシク
ロペンタジエン誘導体、飽和ポリエステルオリゴ
マー、ポリエーテルオリゴマー、液状ポリアミ
ド、ポリイソシアナートオリゴマー、キシレン樹
脂、ケトン樹脂、石油樹脂、フツ素系オリゴマ
ー、シリコン系オリゴマー、ポリサルフアイド系
オリゴマーなどが挙げられる。 本発明で用いるウレタン(メタ)アクリレート
プレポリマー(A)は、本発明の光通信ガラスフアイ
バー被覆用組成物の必須の構成成分として用いら
れるものであり、上記の(A)、(B)、(C)及び(D)からな
る樹脂成分100重量%中に通常10〜100重量%の範
囲で含有されるが、該被覆用組成物の柔軟性、長
期信頼性に優れ、温度変化に伴う物性変化を小さ
くし、優れた硬化性を維持、向上せしめる上で20
〜100重量%の範囲で含有されることが好ましい。 本発明でウレタン(メタ)アクリレートプレポ
リマー(A)と共に樹脂成分として必要に応じて用い
られる(B)、(C)及び(D)成分は、(A)、(B)、(C)及び(D)
か
らなる樹脂成分100重量%中に通常0〜70重量%、
好ましくは0〜50重量%の範囲でそれぞれ適宜含
有される。 本発明の被覆用組成物は、熱及び又は活性エネ
ルギー線により硬化される。 熱硬化の場合、ラジカル重合開始剤が用いられ
る。ラジカル重合開始剤の具体例としては、ベン
ゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾエ
ートなどが挙げられ、前記(A)、(B)及び(C)成分の合
計100重量部に対して通常0.1〜10重量部添加され
る。 活性エネルギー線とは、紫外線及び電子線、α
線、β線、γ線のような電離性放射線をいい、紫
外線を用いる場合には被覆用組成物に光重合開始
剤及び/又は光増感剤を含有させることが好まし
く、電子線、γ線のような電離性放射線を用いる
場合には光重合開始剤や光増感剤を含有させなく
とも速やかに硬化するので、特に添加する必要は
ない。 本発明で必要に応じて被覆用組成物に添加され
る光重合開始剤及び光増感剤を挙げると、ラジカ
ル重合用光重合開始剤としては、例えばベンゾイ
ン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジル、
ベンゾフエノン、p−クロルベンゾフエノン、p
−メトキシベンゾフエノンなどのカルボニル化合
物、テトラメチルチウラムモノスルフイド、テト
ラメチルチウラムジスルフイドなどのイオウ化合
物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス−
2,4−ジメチルバレロニトリルなどのアゾ化合
物、ベンゾイルパーオキシド、ジターシヤリーブ
チルパーオキシドなどのパーオキシド化合物等が
挙げられ、光増感剤としては、例えば脂肪族アミ
ン、芳香族アミンなどのアミン化合物、o−トリ
ルチオ尿素などの尿素類、ナトリウムジエチルジ
チオホスフエート、s−ベンジルイソチウロニウ
ム−p−トルエンスルフオネートなどのイオウ化
合物、N,N−ジ置換p−アミノベンゾニトリル
化合物などのニトリル類、トリ−n−ブチルホス
フインなどのリン化合物、N−ニトロソヒドロキ
シルアミン誘導体などのその他の窒素化合物等が
挙げられる。 なかでも好ましいラジカル重合用光重合開始剤
としては、ベンゾフエノン、ベンゾインイソブチ
ルエーテル、4′−イソプロピル−2−ヒドロキシ
−2−メチル−プロピオフエノン、2−ヒドロキ
シ−2−メチル−プロピオフエノン、α,α−ジ
クロロ−4−フエノキシアセトフエノン、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフエニルケトン、ベンジ
ルジメチルケタノール、2,2−ジエトキシアセ
トフエノン、クロロチオキサントン、2−イソプ
ロピルチオキサントン、カヤキユアーDITX(日
本化薬株式会社製チオキサントン化合物)、カヤ
キユアーMBP(同社製ベンゾフエノン化合物)、
ユベクリルP36(ベルギー国USB社製ラジカル重
合性高分子量化ベンゾフエノン)などがあり、好
ましいラジカル重合用光増感剤としては、4−ジ
メチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミ
ノ安息香酸イソアミル、4,4′−ビスジエチルア
ミノベンゾフエノン、ユベクリルP104(ベルギー
国UCB社製ラジカル重合体高分子量化第3級ア
ミン化合物)、N−メチルジエタノールアミン、
ジエチルアミノエチルメタクリレート、トリエチ
ルアミンなどがある。 これらの光重合開始剤及び光増感剤は、前記
(A)、(B)及び(C)成分の合計量100重量部に対して
0.01〜10重量部の範囲で用いるのが通常であり、
好ましくは1〜8重量部の範囲である。添加量が
10重量部を越えると貯蔵安定性が悪くなるので好
ましくない。 尚、熱及び紫外線を併用して硬化させる場合、
上記ラジカル重合開始剤と光重合開始剤及び/又
は光増感剤とを併用することは可能である。合計
添加量は前記(A)、(B)及び(C)成分の合計量100重量
部に対し0.01〜10重量がよい。 本発明の被覆用組成物中には、更に必要に応じ
て各種添加剤を含有していてもよく、また所望な
らば溶剤により希釈して用いてもよい。 上記添加剤としては、熱重合禁止剤、硬化促進
剤、有機シラン系化合物、レベリング剤、消泡
剤、スリツプ剤、ピンホール・クレーター防止
剤、濡れ改良剤などの塗面改良剤、可塑剤、着色
剤などがある。 熱重合禁止剤としては、ハイドロキノン、ハイ
ドロキノンモノメチルエーテル、ハイドロキノン
モノベンジルエーテル、ハイドロキノンモノペン
チルエーテル、2,6−ジtert−ブチル−4−メ
チルフエノール、4,4′−チオビス(6−tert−
ブチル−3−メチルフエノール)、2,2′−メチ
レンビス(6−tert−ブチル−4−メチルフエノ
ール)、2,2′−ブチリデンビス(6−tert−ブチ
ル−4−メチルフエノール)、パラ−tert−ブチ
ルカテコール等があり、前記(A)、(B)及び(C)の合計
量100重量部に対して通常0.001〜5重量部、好ま
しくは0.005〜4重量部の範囲で用いられる。 硬化促進剤としては、ナフテン酸コバルト、ナ
フテン酸亜鉛、ジメチルアニリン、ジブチルスズ
ラウレートなどがあげられ、前記(A)、(B)及び(C)成
分の合計量100重量部に対して通常0.001〜5重量
部、好ましくは0.005〜4重量部の範囲で用いら
れる。 有機シラン系化合物としては、アミノプロピル
トリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、N−β−(N−ビニルベンジルアミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
ヘキサメチルジシラザンなどのアミノ基を有する
シランカツプリング剤、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなど
のエポキシ基を有するシランカツプリング剤、3
−メルカプトプロピルトリメトキシシランなどの
メルカプト基を有するシランカツプリング剤など
があり、前記(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計量100
重量部に対して通常0.01〜10重量部、好ましくは
0.05〜5重量部の範囲で用いられる。 塗面改良剤は前記(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計
量100重量部に対して通常0.001〜5重量部、好ま
しくは0.005〜4重量部の範囲で用いられる。 可塑剤としては、ジメチルフタレート、ジエチ
ルフタレート、ジブチルフタレート、ジイソブチ
ルフタレート、ジオクチルフタレートなどのフタ
ル酸エステル類、ジメチルグリコールフタレー
ト、エチルフタリルエチルグリコレート、メチル
フタリルエチルグリコレート、ブチルフタリルエ
チルグリコレート、トリエチレングリコールジカ
プリル酸エステルなどのグリコールエステル類、
トリクレジルフオスフエート、トリフエニルフオ
スフエートなどの燐酸エステル類、クエン酸トリ
エチル、グリセリントリアセチルエステル、ラウ
リン酸ブチルなどがある。これら可塑剤の添加量
は、前記(A)、(B)、(C)及び(D)成分の合計量100重量
部に対して通常20重量部以下、好ましくは15重量
部以下である。 着色剤としては、たとえばカーボンブラツク、
酸化鉄、フタロシアニン系顔料、アゾ系顔料など
の顔料や、メチレンブルー、ケリスタルバイオレ
ツト、ローダミンB、アクシン、オーラミン、ア
ゾ系染料、アントラキノン系染料などの染料があ
るが、光重合開始剤の吸収波長の光を吸収しない
ものが好ましい。着色剤の添加量は、前記(A)、
(B)、(C)及び(D)成分の合計量100重量部に対して顔
料では通常0.01〜30重量部、好ましくは0.1〜3
重量部の範囲であり、又、染料では通常0.01〜10
重量部、好ましくは0.1〜3重量部の範囲である。 ここに、用いられる溶媒としては、たとえばア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、ジイソブチルケトン
の如きケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸
アミル、蟻酸メチル、プロピオン酸エチル、フタ
ル酸ジメチル、安息香酸エチルの如きエステル
類、トルエン、キシレン、ベンゼン、エチルベン
ゼンなどの芳香族炭化水素類、四塩化炭素、トリ
クロルエチレン、クロロホルム、1,1,1−ト
リクロルエタン、モノクロルベンゼン、塩化メチ
レン、クロルナフタレンなどのハロゲン化炭化水
素類、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセテートなど
のエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシドなどがある。 被覆用組成物を硬化させるための紫外線源とし
ては、キセノンランプ、低圧水銀灯、高圧水銀
灯、超高圧水銀灯などが挙げられ、電子線源とし
ては20〜2000KVの電子線加速器が挙げられる。
紫外線、電子線などの活性エネルギー線の照射す
る雰囲気としては、窒素ガス、炭酸ガスなどの不
活性ガス雰囲気あるいは酸素濃度を低下させた雰
囲気が勿論好ましいが、通常の空気雰囲気でもよ
い。照射雰囲気温度としては、常温でも、積極的
に加温して硬化反応に熱を利用してもよく、通常
10〜200℃の範囲である。 (本発明の効果) 本発明の光通信ガラスフアイバー被覆用組成物
は、特定のウレタン(メタ)アクリレートプレポ
リマー(A)を含むことにより、速硬化性、柔軟性、
長期信頼性に優れ、温度変化に伴う物性変化が小
さく、かつ作業性にも優れるという従来得られな
かつた効果を有する (実施例) 以下に本発明を実施例、比較例及び参考例によ
り具体的に説明する。尚、例中の部はすべて重量
基準である。 参考例 1 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、テトラヒドロフランとエチレンオキサイド
を50/50の重量比で共重合させたポリエーテルポ
リオール(水酸基価106、分子量1058)1058gr、
トリエチルアミン0.3gr、2−エチルヘキシルア
クリレート410grを仕込み、50℃に加温した後、
トリレンイソシアネート348grを温度50〜60℃の
範囲内に保つように徐々に仕込み、次いで2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート232grを添加し、イ
ソシアネート基が0.1%になるまで反応を継続し、
目的のポリエーテルポリオール系ウレタンアクリ
レートプレポリマー80重量%と2−エチルヘキシ
ルアクリレート20重量%とからなる組成物〔粘度
3200cps(23℃)、結晶化温度<−20℃〕を得た。
ここで得られた組成物を〔A−1〕とする。 なお粘度は、JIS K−6901に基づきBM型粘度
計(東京計器製造所)にてロータNo.3、回転数
12rpmで測定した。 参考例 2 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、テトラヒドロフランとエチレンオキサイド
を70/30の重量比で共重合させたポリエーテルポ
リオール(水酸基価67、分子量1675)1675gr、ト
リエチルアミン0.4gr、2−エチルヘキシルアク
リレート564grを仕込み、以下参考例1と同様に
してポリエーテルポリオール系ウレタンアクリレ
ートプレポリマー80重量%と2−エチルヘキシル
アクリレート20重量%とからなる組成物〔粘度
3900cps(23℃)、結晶化温度<−20℃〕を得た。
ここで得られた組成物を〔A−2〕とする。 参考例 3 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、テトラヒドロフランとエチレンオキサイド
を30/70の重量比で共重合させたポリエーテルポ
リオール(水酸基価39、分子量2877)2877gr、ト
リエチルアミン0.5gr、2−エチルヘキシルアク
リレート864grを仕込み、以下参考例1と同様に
してポリエーテルポリオール系ウレタンアクリレ
ートプレポリマー80重量%と2−エチルヘキシル
アクリレート20重量%とからなる組成物〔粘度
4400cps(23℃)、結晶化温度<−20℃〕を得た。
ここで得られた組成物を〔A−3〕とする。 参考例 4 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、ポリエチレングリコール(水酸基価54、分
子量約2000)2078gr、トリエチルアミン0.5gr、
2−エチルヘキシルアクリレート665grを仕込み、
以下参考例1と同様にしてポリエーテル系ウレタ
ンアクリレートプレポリマー80重量%と2−エチ
ルヘキシルアクリレート20重量%とからなる組成
物〔粘度11000cps(23℃)、結晶化温度10〜15℃〕
を得た。ここで得られた組成物を〔A′−1〕と
する。 参考例 5 撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えたフラス
コに、ポリテトラメチレングリコール(水酸基価
58、分子量約2000)1934gr、トリエチルアミン
0.4gr、2−エチルヘキシルアクリレート629grを
仕込み、以下参考例1と同様にしてポリエーテル
系ウレタンアクリレートプレポリマー80重量%と
2−エチルヘキシルアクリレート20重量%とから
なる組成物〔粘度12500cps(23℃)、結晶化温度15
〜20℃〕を得た。ここで得られた組成物を
〔A′−2〕とする。 実施例1〜4及び比較例1〜2 第1表に示す様に、参考例1〜5で得られたウ
レタンアクリレートプレポリマー〔A−1〕、〔A
−2〕、〔A−3〕、〔A′−1〕及び〔A′−2〕に
2−エチルヘキシルアクリレート、ベンゾインブ
チルエーテルを加え、23℃における粘度が
3200cps前後になる様に粘度調整して、本発明お
よび比較対照用の光通信ガラスフアイバー被覆用
組成物を得た。 次いで、これらの被覆用組成物の性能を調べる
ために以下の如き試験を行つた。 <塗膜性能評価試験> 石英ガラス板上に各被覆用組成物を硬化後の膜
厚が0.2mmになる様に塗布したのち、80W/cm高
圧水銀ランプを用いて所定時間紫外線照射し、硬
化させ、その硬化したフイルムをはがし、JIS K
−7113に基づいて引張試験を行い、引張強度、破
壊伸び、ヤング率を測定した。 ガラス転移点(Tg)は、粘弾性スペクトロメ
ーターTypeVES−HS(岩本製作所製)により周
波数35Hz、昇温速度3℃/分にて測定したtanδの
極大値より求めた。 耐熱製としては空気中に80℃にて30日放置後の
フイルムの引張試験を行い、ヤング率、破壊伸び
の変化量がいずれも5%未満のものを○、いずれ
か一方の変化量が50%以上のものを×、それ以外
のものを△とした。 耐加水分解性として水中に80℃にて30日放置後
のフイルムの引張試験を行い、ヤング率、破壊伸
びの変化量がいずれも5%未満のものを○、いず
れか一方の変化量が50%を越えるものを×、それ
以外のものを△とした。 ゲル分率飽和までの照射時間はソツクスレー抽
出器を用い、溶媒としてメチルエチルケトンを用
い、抽出時間は6時間として紫外線照射(80W/
cmの高圧水銀ランプ)測定し、そのゲル率を飽和
するまでの照射時間を測定した。 <被覆試験> 100m/分の速度で紡糸した直径125μmのガラ
スフアイバーの表面に実施例1〜4、比較例1〜
2の被覆用組成物を硬化後の外径が200μmにな
るように塗布したのち、紫外線(ランプ出力
2KW、2灯)を照射し、硬化させて、被覆され
た光通信ガラスフアイバーを得、被覆表面の平滑
性を手の触感および目視により、べたつきを手の
触感により評価すると共に、破断強度、80℃空気
中30日放置後及び80℃水中30日放置後の伝送損失
の変化、−40℃での伝送損失の増加を測定した。
なお、伝送損失の変化は±0.2dB/Km未満を○、
±0.2dB/Km以上を×、伝送損失の増加は
0.1dB/Km未満を○、0.1dB/Km以上を×とした。 結果を第2表に示す。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2種以上のイオン重合性環状化合物を開環共
重合させて得られるポリエーテルポリオール化合
物(a)と、ポリイソシアネート化合物(b)と、水酸基
含有(メタ)アクリレート化合物(c)とを反応して
得られるポリエーテルポリオール系ウレタン(メ
タ)アクリレートプレポリマー(A)を必須の構成成
分として含有することを特徴とする光通信ガラス
フアイバー被覆用組成物。 2 ポリエーテルポリオール化合物(a)がテトラヒ
ドロフランを5〜95重量%含有することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の光通信ガラスフ
アイバー被覆用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59208038A JPS6186450A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 光通信ガラスフアイバ−被覆用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59208038A JPS6186450A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 光通信ガラスフアイバ−被覆用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6186450A JPS6186450A (ja) | 1986-05-01 |
| JPH0432785B2 true JPH0432785B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=16549621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59208038A Granted JPS6186450A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 光通信ガラスフアイバ−被覆用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6186450A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58223638A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-26 | デソト・インコ−ポレ−テツド | コーテイング組成物 |
| JP2582575B2 (ja) * | 1987-06-09 | 1997-02-19 | 日本化薬株式会社 | 樹脂組成物及びコ−ティング剤 |
| JP2522663B2 (ja) * | 1987-06-12 | 1996-08-07 | ディーエスエム・エヌヴィ | 液状硬化性樹脂組成物 |
| JPH0289011A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 被覆光ファイバ |
| JPH01201052A (ja) * | 1988-12-01 | 1989-08-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光学ガラスファイバ用被覆材料 |
| WO1995019382A1 (en) * | 1994-01-18 | 1995-07-20 | Eastman Chemical Company | Polyether polymers derived from 3,4-epoxy-1-butene |
| US5434314A (en) * | 1994-01-18 | 1995-07-18 | Eastman Chemical Company | Polyether glycols and alcohols derived from 3,4-epoxy-1-butene |
| US20040022511A1 (en) * | 2002-04-24 | 2004-02-05 | Eekelen Jan Van | Coated optical fibers |
| JP5066958B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2012-11-07 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3661744A (en) * | 1966-07-26 | 1972-05-09 | Grace W R & Co | Photocurable liquid polyene-polythiol polymer compositions |
| JPS5444718B2 (ja) * | 1971-08-10 | 1979-12-27 | ||
| JPS5023412A (ja) * | 1973-07-02 | 1975-03-13 | ||
| US4125644A (en) * | 1977-05-11 | 1978-11-14 | W. R. Grace & Co. | Radiation cured coatings for fiber optics |
| JPS5917313B2 (ja) * | 1980-08-14 | 1984-04-20 | 臼井国際産業株式会社 | 二重巻鋼管における管端接続頭部構造及びその成型方法 |
| JPS58223638A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-26 | デソト・インコ−ポレ−テツド | コーテイング組成物 |
| NL8401981A (nl) * | 1984-06-22 | 1986-01-16 | Philips Nv | Optische glasvezel voorzien van een kunststofbedekking en werkwijze voor de vervaardiging daarvan. |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP59208038A patent/JPS6186450A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6186450A (ja) | 1986-05-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2627626B2 (ja) | 光フアイバー被覆用組成物 | |
| EP1664149A1 (en) | Curable liquid resine composition | |
| JPH0432785B2 (ja) | ||
| JP3115792B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物、その製造方法、活性エネルギー線硬化型樹脂の成形硬化品 | |
| JPH0769686A (ja) | 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物 | |
| US6668122B2 (en) | Coated optical fiber | |
| EP0301733A1 (en) | Photocuring resin compositions | |
| JPS63107845A (ja) | 光フアイバ−用紫外線硬化性樹脂組成物 | |
| RU2320590C2 (ru) | Оптическое волокно с отвержденным полимерным покрытием | |
| JP2000304987A (ja) | 光ファイバ及びその製造方法 | |
| JPH06206974A (ja) | 重合性不飽和ポリウレタン及びこれを用いた紫外線硬化型樹脂組成物 | |
| JPS63239139A (ja) | 光学ガラスフアイバ用被覆材料 | |
| JP4257695B2 (ja) | 光ファイバーコーティング用樹脂組成物及び光ファイバー | |
| JP3341848B2 (ja) | 重合性不飽和ポリウレタン及びこれを用いた紫外線硬化型樹脂組成物 | |
| JPH03199217A (ja) | 液状硬化性樹脂組成物 | |
| JPH04310547A (ja) | 光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物 | |
| JPH0234620A (ja) | 光硬化性樹脂組成物 | |
| JPH02133338A (ja) | 光学ガラスファイバ用コーテイング剤 | |
| JP4479940B2 (ja) | ウレタンオリゴマー、その樹脂組成物、その硬化物 | |
| US20010031319A1 (en) | Method for curing optical fiber coating material | |
| JPH05209038A (ja) | 紫外線硬化性ウレタンアクリレートオリゴマー | |
| JPH04296315A (ja) | 耐熱性光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂組成物及び光ファイバ | |
| JPH0687938A (ja) | 光硬化性樹脂組成物 | |
| JPS62146966A (ja) | 活性エネルギ−線硬化型被覆組成物 | |
| US20020076555A1 (en) | Coated optical fiber |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |