JPH0432804Y2 - - Google Patents

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JPH0432804Y2
JPH0432804Y2 JP19395587U JP19395587U JPH0432804Y2 JP H0432804 Y2 JPH0432804 Y2 JP H0432804Y2 JP 19395587 U JP19395587 U JP 19395587U JP 19395587 U JP19395587 U JP 19395587U JP H0432804 Y2 JPH0432804 Y2 JP H0432804Y2
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heat
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、YIG(Yttrium Iron Garnet)共
振器に関し、YIG球の温度の安定化及び構造の単
純化を図つたものである。
(従来の技術) YIG共振器においては、後述するようにYIG球
の周りにループが配置されており、YIG球に外部
直流磁界Hpを加えると共に該ループに高周波入
力を加えると、YIG球は、 ω〓=|γ|Hp 但し、ω〓:共振周波数、γ:磁気回転比で共
振する。
ところで、YIG球の共振周波数は温度によつて
変化するが、YIG球のある特定の軸を支持棒の中
心軸に合わせてYIG球を支持棒の先端に固定し、
この支持棒を軸として回転させたとき、軸に直角
な平面上の特定の回転角度位置に、温度によつて
YIG球の共振周波数が変化しないという温度安定
軸が存在する。このため、YIG共振器は、上記支
持棒を回転させて外部直流磁界と温度安定軸の角
度を調整できる構造となつている。
しかし、実際のYIG共振器では、通常、支持棒
の回動操作による温度安定軸の調整だけでは共振
周波数の安定化を図ることは不十分なので、YIG
球の温度自体の安定化を図る手段も併せて講じら
れている。
第4図ないし第7図は、上述のような共振周波
数の安定化手段が講じられた従来のYIG共振器を
示している。
第4図中、1はYIG球であり、YIG球1は、あ
る特定の軸を支持棒2の中心軸に合せて支持棒2
の一端に固着されている。支持棒2は、熱伝導性
の良い誘電体で製作されており、後述する発熱ブ
ロツク3における割りばね部4に回動調整可能に
支持されている。また、発熱ブロツク3は2つ割
り構造の断熱支え具7を介して基台11に取付け
られている。12は磁性体コア、13はコイル、
14はYIG球1の周りに配置されたループ、15
はループ14に接続された外部端子であり、外部
端子15には図示省略のコネクタが接続される。
第5図ないし第7図は、断熱支え具7及びその
内部部分等の構成をさらに詳しく示したもので、
これらの図中、3は発熱ブロツクであり、発熱ブ
ロツク3には、ヒータ5及び温度制御用の感熱セ
ンサ6が取付けられ、またその両端部には、前記
支持棒2を回動調整可能に支持するとともに、所
要の回動調整位置で当該支持棒2を係止するため
の割りばね部4がそれぞれ形成されている。
割りばね部4は、支持棒2にある程度のトルク
が加えられたとき、これを自由に回動させること
ができ、且つ所要の回動調整位置で、その支持棒
2を確実に停止、固定させることが必要なので、
弾力をもたせるため、その断面の厚さは比較的小
さく、また先端部の部分で支持棒2に弾接するよ
うな構造とされている。
断熱支え具7は、第6図に示すように、二つ割
りに構成されており、この二つ割り構造により発
熱ブロツク3の両端にある段状の部分を挟み込む
ようにして支持し、ねじ8で基台11に固定され
ている。また、断熱支え具7と発熱ブロツク3と
の間には、ピン差込み用の孔が穿設され、この孔
に回転止め用のピン9が圧入されて、支持棒2の
回動調整時に、発熱ブロツク3が回動しないよう
な手段が講じられている。
そして、YIG球1に所要の温度安定軸が得られ
るように支持棒2を回動調整し、その回動調整位
置で、割りばね部4の弾力により支持棒2を停止
固定させ、さらにヒータ5及び感熱センサ6で一
定温度に制御された発熱ブロツク3により、割り
ばね部4及び支持棒2を介してYIG球1を所要の
温度で一定温度に保持して、共振周波数を安定化
させるようにしている。このとき、断熱支え具7
の断熱作用により、発熱ブロツク3の熱が基台1
1等に逃げることはない。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のYIG共振器にあつては、発熱ブロツク3
の両端部に形成された割りばね部4において前記
支持棒2が支持されているが、この割りばね部4
は弾力をもたせるためにその断面の厚さが比較的
小さく、また先端部のごく狭い接触面積で支持棒
2に接触するような構造となつていた。このた
め、割りばね部4と支持棒2との間の熱抵抗を小
さくすることができず、発熱ブロツク3によつて
YIG球1の温度を安定化させる上で不利であっ
た。
また、支持棒2の弾力的な支持構造が上記のよ
うに割りばね構造とされ、該支持棒2が挿通す発
熱ブロツク3の両端部が断熱支え具7の両端から
外部に突出しているので、この構造から必然的に
断熱支え具7が二つ割りの構造となり、さらに断
熱支え具7と発熱ブロツク3との間には、回転止
め用のピン9が圧入されていたため、構造が複雑
であるという問題点があつた。
この考案は上記問題点に基づいてなされたもの
で、発熱ブロツクと支持棒間の熱抵抗を小さく
し、YIG球の温度安定度を向上させて共振周波数
を十分に安定化させ、また構造の単純化を図るこ
とのできるYIG共振器を提供することを目的とす
る。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、この考案は、YIG
球1を一端に固着した支持棒2と、該支持棒2を
回動可能に挿通させる貫通孔17aを有し前記
YIG球1を所定温度に保持するための発熱ブロツ
ク17と、前記発熱ブロツク17の貫通孔17a
の両端近傍に前記支持棒2を挿通させる支持孔1
6cをそれぞれ備えた断熱支え具16と、該断熱
支え具16と前記と発熱ブロツク17との間に配
設され、該発熱ブロツク17を介して前記支持棒
2を前記支持孔16cに係止させる弾性部材18
とを具備することを特徴としている。
(作用) 断熱支え具と発熱ブロツクとの間に配設された
弾性部材の弾力により、発熱ブロツクが押圧され
るので、発熱ブロツクを挿通する支持棒は断熱支
え具側の支持孔に対して所要の回動調整位置で係
止固定され、YIG球の温度安定軸の角度が調整さ
れる。而して、弾性部材の弾力により発熱ブロツ
クの熱は支持棒を介してYIG球に伝達される。
また、従来の割りばね部が弾性部材で置換えら
れ、この弾性部材が回転止め用のピンと同等に機
能してピンの配設が不要となり、さらに断熱支え
具は二つ割り構造とすることが不要になるので構
造が単純化される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図ないし第3図
に基づいて説明する。
なお、第1図ないし第3図において、前記第4
図ないし第7図における部材および部位等と同一
ないし均等のものは、前記と同一符号を以つて示
し、重複した説明を省略する。
まず、YIG共振器の構成を説明すると、この実
施例では、断熱支え具16が二つ割り構造ではな
く一体のもので形成され、その中央部に角孔16
aが第2図縦方向に穿設されている。角孔16a
を形成している対向壁部16b,16bの間に発
熱ブロツク17が上下動可能に緩挿されている。
発熱ブロツク17には貫通孔17aが穿設され、
また該貫通孔17aの開口両端に近い対向壁部1
6bの要所には、それぞれ支持孔16cが穿設さ
れ、支持棒2がこれらの貫通孔17a及び支持孔
16cに対し、共通に回動可能に挿通されてい
る。
また、対向壁部16bの下端中央部には、掛止
溝16dが凹設され、これに対応して発熱ブロツ
ク17には、孔17bが貫設され、この掛止溝1
6dと孔17bとの間に、弾性部材としての棒ば
ね18が取付けられている。棒ばね18の弾力に
より、支持棒2は、発熱ブロツク17を介して、
その軸方向と直交方向、即ち第2図上方に常時付
勢されている。
そして、各部材が上述のように組付けられた断
熱支え具16がねじ8により基台11に固定され
ている。
なお、棒ばね18を取付けるための溝と孔と
は、上記とは逆に、溝は発熱ブロツク17の下面
部に凹設し、孔は対向壁部16bの下端側に穿設
してもよい。
本実施例のYIG共振器は、上述のように構成さ
れているので、YIG球1に所要の温度安定軸が得
られるように支持棒2を回動調整すると、その所
要の回動調整位置で、棒ばね18の弾力により、
支持棒2が断熱支え具16の支持孔16cに係止
固定されて温度安定軸の角度調整がなされる。
そして、このように棒ばね18の弾力により、
所定温度に加熱された発熱ブロツク17の熱が支
持棒2を介して確実にYIG球1に伝達される。
また、この実施例のYIG共振器は、従来例にお
ける割りばねが棒ばね18で置換えられ、この棒
ばね18が回転止め用ピンと同等に機能するので
ピンの配設が不要となり、さらに断熱支え具16
は二つ割り構造とすることが不要となつて構造の
単純化が図られる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、従来
技術の熱伝導を妨げる割りばね部をなくし、YIG
支持棒に発熱ブロツクの穴を弾性部材のばね力で
直接押付けて伝熱を行なつたので、ヒータから
YIG支持棒までの熱抵抗が小さくなり、所定温度
に加熱された発熱ブロツクの熱が確実にYIG球に
伝達され、YIG球の温度安定度が向上して共振周
波数を十分に安定化させることができる。また、
従来の割りばね部が弾性部材で置換えられ、この
弾性部材が回転止め用のピンと同等に機能してピ
ンの配設が不要となり、さらに断熱支え具は二つ
割り構造とすることが不要となるので構造の単純
化を図ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るYIG共振器の実施例を
示す要部平面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図のA矢視図、第4図は従来の
YIG共振器を示す構成図、第5図は同上従来例に
おける断熱支え器具部分の平面図、第6図は第5
図のB矢視図、第7図は第5図の−線断面図
である。 1……YIG球、2……支持棒、16……断熱支
え具、16b……対向壁部、16c……支持孔、
17……発熱ブロツク、17a……貫通孔、18
……弾性部材としての棒ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. YIG球1を一端に固着した支持棒2と、該支持
    棒2を回動可能に挿通させる貫通孔17aを有し
    前記YIG球1を所定温度に保持するための発熱ブ
    ロツク17と、前記発熱ブロツク17の貫通孔1
    7aの両端近傍に前記支持棒2を挿通させる支持
    孔16cをそれぞれ備えた断熱支え具16と、該
    断熱支え具16と前記発熱ブロツク17との間に
    配設され、該発熱ブロツク17を介して前記支持
    棒2を前記支持孔16cに係止させる弾性部材1
    8とを具備することを特徴とするYIG共振器。
JP19395587U 1987-12-23 1987-12-23 Expired JPH0432804Y2 (ja)

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JPH01100506U JPH01100506U (ja) 1989-07-06
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