JPH0539559Y2 - - Google Patents

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JPH0539559Y2
JPH0539559Y2 JP9798987U JP9798987U JPH0539559Y2 JP H0539559 Y2 JPH0539559 Y2 JP H0539559Y2 JP 9798987 U JP9798987 U JP 9798987U JP 9798987 U JP9798987 U JP 9798987U JP H0539559 Y2 JPH0539559 Y2 JP H0539559Y2
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cooling plate
spacer
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thermal contraction
magnetic pole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子顕微鏡等に使用される試料汚染防
止装置の改良に関する。
[従来技術] 電子顕微鏡等においては、第2図に示すような
試料汚染防止装置が使用されている。第2図にお
いて、1は対物レンズ上磁極片、2は下磁極片
で、これらの上下磁極片はスペーサ3により接続
されている。4は前記スペーサに穿された孔3a
より前記対物レンズ上磁極片1と下磁極片2との
間隙に挿入される例えば銅(Cu)で形成された
冷却板である。該冷却板4の対物レンズの上下磁
極片間に挿入される一方の先端部分には電子線通
過孔4aが形成されており、他方には支持腕4b
が形成されている。5a,5bは熱伝導率の低い
例えばテフロンで形成された断熱部材で、該断熱
部材5a,5bに支持腕4bが挟まれ固定ネジ6
によつてスペーサ3に固定されている。7は冷却
板4を冷却するための図示外の冷却装置に接続さ
れた熱伝導用網線である。
このように構成された試料汚染防止装置では、
熱伝導用網線7により冷却板4を極低温に冷却し
て、電子線通過孔や試料周辺を低温に保つて汚染
分子をこの冷却板に吸着させて試料の汚染を防止
している。
[考案が解決しようとする問題点] ところでこのように構成された装置では、冷却
板4が冷却されると、冷却板4や断熱部材5a,
5bが熱収縮する。この冷却による熱収縮量は、
第3図に示すように支持腕4bの厚さをaとし熱
収縮量をΔa,断熱部材5aと5bのそれぞれの
厚さをbとし熱収縮量をそれぞれΔbとし、固定
ネジ6は断熱部材5a,5bによつて完全に断熱
されているものとすれば、これらの全熱収縮量は
Δa+2Δbとなり、この熱収縮により各部材の間
に間隙ができガタが生じる。このガタによつて、
冷却板4の電子線通過孔側の先端部が下方に傾き
下磁極片2に接触してしまう。そのため、冷却板
4の温度が上昇して電子線通過孔や試料周辺の汚
染分子の吸着効率が低下して試料の汚染を充分に
防止できない欠点があつた。
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、冷却
板等の熱収縮による冷却板の対物レンズ下磁極片
への接触による冷却能力の低下を避け試料周辺の
汚染分子の吸着効率の低下を防止した電子顕微鏡
等に使用される試料汚染防止装置を提供すること
を目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本目的を達成するため本考案は、対物レンズの
上下磁極片を接続するためのスペーサと、該スペ
ーサに穿たれた孔から前記上下磁極片間隙内に挿
入された冷却板とを備え、該冷却板は支持腕を有
しており、該支持腕は断熱材を介して前記スペー
サにネジ止めされている電子顕微鏡等の試料汚染
防止装置において、該冷却板は前記スペーサより
も光軸側の位置で支持部材の一端に固定されてお
り、該支持部材は前記冷却板に沿つて配置されて
いると共にその他端は前記スペーサに固定されて
おり、該支持部材の該両端間の熱収縮量が前記固
定点と前記ネジ止め位置間の前記冷却板の熱収縮
量以上になるように前記支持部材が選ばれている
ことを特徴としている。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例の構成図であり、第
2図に示す従来装置と同一構成要素には同一番号
が付されている。第1図において、8は冷却板4
に沿つて配置されたポリイミド樹脂等の断熱材で
形成された支持部材で、該支持部材8の一端は前
記冷却板4にピン9によつて固定されており、他
端は前記スペーサ3に支持されている。
このように構成された装置において、冷却板4
が冷却されると、冷却板4,断熱部材5a,5b
及び支持部材8が熱収縮する。ここで、第1図に
示す冷却板4と支持部材8との固定点イから前記
支持腕4bと断熱部材5bの接触面ロまでの冷却
板4のc部分は、矢印Rの向きにΔcだけ熱収縮
する。又、支持腕4bと耐熱部材5a,5bも前
述したようにΔa+2Δbだけ熱収縮する。ところ
で、今仮に支持部材8の熱収縮が無いとすれば、
支持部材8とスペーサ3との接触面Aには、Δa
+2Δb+Δcの間隙が形成されガタが生ずること
になる。しかしながら、支持部材8は実際には温
度の低下と共に固定点イから見ると矢印Lの向き
に熱収縮する。この熱収縮量は、固定点イと前記
接触面Aとの長さをdとするとΔdとなる。この
支持部材8の熱収縮によつて、冷却板4がR方向
に移動する。この冷却板4の移動により支持腕4
bが断熱部材5aをR方向に移動させて固定ネジ
6を押圧する。従つて、Δa+2Δb+Δc≦Δdの関
係、即ち、支持部材8の固定点イと接触面A間の
熱収縮量Δdが前記熱収縮量Δa+2Δb+Δc以上に
なるように支持部材を選択することにより、前記
熱収縮によるΔa+2Δb+Δcの微小間隙は該支持
部材8の熱収縮によつて吸収されるためガタが生
じることはなく冷却板4の電子線通過孔側の先端
部が対物レンズ下磁極片2に接触してしまうこと
は防止される。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案装置においては、支
持部材の熱収縮量を冷却板や断熱部材の熱収縮量
以上になるように選んで配置したため、冷却板等
の熱収縮による冷却板の対物レンズ下磁極片への
接触による冷却能力の低下を避けることができ、
これにより試料周辺の汚染分子の吸着効率の低下
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成略図、第2図
は従来装置構成図、第3図は従来装置の要部を表
わす図である。 1……対物レンズ上磁極片、2……対物レンズ
下磁極片、3……スペーサ、4……冷却板、5
a,5b……断熱部材、6……固定ネジ、7……
熱伝導用網線、8……支持部材、9……固定ピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対物レンズの上下磁極片を接続するためのスペ
    ーサと、該スペーサに穿たれた孔から前記上下磁
    極片間隙内に挿入された冷却板とを備え、該冷却
    板は支持腕を有しており、該支持腕は断熱材を介
    して前記スペーサにネジ止めされている電子顕微
    鏡等の試料汚染防止装置において、該冷却板は前
    記スペーサよりも光軸側の位置で支持部材の一端
    に固定されており、該支持部材は前記冷却板に沿
    つて配置されていると共にその他端は前記スペー
    サに固定されており、該支持部材の該両端間の熱
    収縮量が前記固定点と前記ネジ止め位置間の前記
    冷却板の熱収縮量以上になるように前記支持部材
    が選ばれていることを特徴とする電子顕微鏡等の
    試料汚染防止装置。
JP9798987U 1987-06-26 1987-06-26 Expired - Lifetime JPH0539559Y2 (ja)

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JP2846702B2 (ja) * 1990-03-06 1999-01-13 三洋電機株式会社 吸収器

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