JPH04329190A - 熱転写記録方法 - Google Patents
熱転写記録方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
熱拡散性色素を含有する転写層を設けてなる転写シート
及びセルロース紙等の基材の一方の面に色素を受容する
受像層を設けてなる受像紙を用いた熱転写記録方法に関
するものであり、詳しくは、印画物の画質の改良を図っ
た熱転写記録方法に関するものである。
オカメラ、テレビ、ビデオディスク、写真電送装置など
における電気的画像信号から写真のようなハードコピー
の形で画像を再生する方法が盛んに研究されており、そ
の一つの有力な方法として、現在、熱転写記録方法が注
目されている。
熱拡散性色素を含有する転写層を設けてなる転写シート
及び基材の一方の面に色素を受容する受像層を設けてな
る受像紙を用い、給紙ローラにより、複数の発熱体を配
列してなるサーマルヘッドとプラテンローラとの間に前
記受像紙を供給し、その受像層と前記転写シートの転写
層とを対向させて重ね合わせ、発熱体からの転写シート
への加熱により転写層中の色素を受像層に受容させ、そ
して、発熱体配列方向と略直角方向に受像紙とサーマル
ヘッドとを相対的に移動させて記録を行う熱転写記録方
法である。
、種々のものが提案されているが、代表的なものとして
は、セルロース紙またはこれに熱可塑性高分子物質をラ
ミネートしたものが知られている。これらの基材は、プ
ラスチックフィルムなどの合成紙よりなる基材に比べて
安価であり、紙質感が良好であるという特徴を有する。
種の要因、例えば、画像の濃度むら、転写抜け、発熱体
の誤不動によるドット抜け等が複合的に関係して発生し
、従って、その内容と要因との関係を特定することは必
ずしも容易ではない。本出願は、先に、小さい濃度ムラ
や転写抜けに起因するとされている所謂ざらつき感につ
いて詳細に検討し、これの定量方法を提案した(特願平
2−269910号)。上記の提案に係る「ざらつきの
定量化方法」は、特定の指標により、曖昧に評価されて
いたざらつき感を定量的化したものであり、ざらつきの
要因解析を容易なものとして印画物の画質品位の改良に
有用である。
の画質の一層の改良を図るべく、上記の「ざらつきの定
量化方法」を利用して種々検討を重ねた結果、驚くべき
ことに、セルロース紙等を基材とした受像紙においては
、サーマルヘッドとプラテンローラとの間への給紙方向
により、得られる印画物のざらつき感の程度が異なると
の新規な知見を得た。本発明は、上記の知見を基に完成
されたものであり、その目的は、セルロース紙等を基材
とした受像紙を用いた熱転写記録方法であって、印画物
のざらつき感の問題を解決して画質の改良を図った熱転
写記録方法を提供することにある。
項1記載の発明の要旨は、基材表面に気化性又は熱拡散
性色素を含有する転写層を設けてなる転写シート及びセ
ルロース紙の一方の面に色素を受容する受像層を設けて
なる受像紙を用い、給紙ローラにより、複数の発熱体を
配列してなるサーマルヘッドとプラテンローラとの間に
前記受像紙を供給し、その受像層と前記転写シートの転
写層とを対向させて重ね合わせ、発熱体からの転写シー
トへの加熱により転写層中の色素を受像層に受容させ、
そして、発熱体配列方向と略直角方向に受像紙とサーマ
ルヘッドとを相対的に移動させて記録を行う熱転写記録
方法において、発熱体の配列方向に対するサーマルヘッ
ド移動方向における受像紙の引張破壊強度比または引張
弾性率比が0.01〜0.9の範囲となる条件下に受像
紙の給紙を行うことを特徴とする熱転写記録方法に存し
、請求項2記載の発明は、受像紙として、セルロース紙
と受像層の間に熱可塑性高分子物質のラミネート層を有
する受像紙を使用するものであり、請求項2記載の発明
は、受像紙として、背面処理層を有する受像紙を使用す
るものである。
本発明の熱転写記録方法の概要を示す説明図である。
従来公知の方法と同様であり、基材表面に気化性又は熱
拡散性色素を含有する転写層を設けてなる転写シート(
1)及びセルロース紙等の基材の一方の面に色素を受容
する受像層を設けてなる受像紙(2)を用い、給紙ロー
ラ(3)、(3′)により、複数の発熱体を配列してな
るサーマルヘッド(4)とプラテンローラ(5)との間
に前記受像紙を供給し、その受像層と前記転写シートの
転写層とを対向させて重ね合わせ、発熱体からの転写シ
ートへの加熱により転写層中の色素を受像層に受容させ
、そして、発熱体配列方向と略直角方向に受像紙とサー
マルヘッドとを相対的に移動させて記録を行う方法より
なる。
〜16ドットの電気発熱体が一列に配置されている。そ
して、これには、画像情報を含む電気信号が入力される
。
ス紙を基材とするものである。一般に、セルロース紙は
、広葉樹サルファイトパルプと広葉樹クラフトパルプの
混合パルプを水中で機械的に処理することにより繊維束
を離解し、こう解機により切断し、抄紙機により製造さ
れる。本発明においては、厚さ50μm〜300μmの
範囲のセルロース紙を使用するのが好ましい。
分子物質をラミネートしたセルロース紙を基材とするも
のである。このようなラミネート品は、通常、RCペー
パー(Reson Coated)と呼ばれている。熱
可塑性高分子物質としては、例えば、高密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレン、結晶性ポリプロピレン、結晶性エチ
レン−プロピレン・ブロック共重合体、ポリブテン、ポ
リ−3−メチルブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン
−1、エチレン酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン
系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等のエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン6−6、ナ
イロン6−10、ナイロン11、ナイロン12等のアミ
ド系樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン
共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン三
元共重合体等のスチレン系樹脂等が挙げられる。これら
は、1種のみを使用してもよいし、公知の方法で2種以
上を混合して使用してもよい。
方法としては、押し出しラミネート形成法、高分子フィ
ルムを接着剤にて貼合わせるドライラミネート法等が適
用可能である。押し出しラミネート成形は、公知の方法
および装置を用いて行うことができ、例えば、溶融させ
たラミネート用樹脂を押し出し機のダイから適当な温度
(ポリエチレンの場合では280〜340℃)で押し出
して溶融薄膜となし、該溶融薄膜を圧着ロールに導き、
同様に圧着ロールに導かれたセルロース紙と圧着ラミネ
ートすることにより行われる。そして、セルロース紙の
接着面は、必要に応じて表面活性処理が施される。
は、通常5μm 〜40μm の範囲とされ、また、ラ
ミネート層には、通常、酸化チタン、蛍光増白剤、酸化
防止剤等が含有されている。
て構成される。そして、合成樹脂としては、ポリエステ
ル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアクリレート樹
脂、ビニルトルエンアクリレート樹脂等のエステル結合
を有する樹脂、ポリウレタン樹脂等のウレタン結合を有
する樹脂、ポリアミド樹脂等のアミド結合を有する樹脂
、尿素樹脂等の尿素結合を有する樹脂、その他、ポリカ
プロラクタン樹脂、スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアクリ
ロニトリル樹脂等が挙げられる。また、これらの混合物
や共重合体等も使用できる。
離型剤を含有させてもよい。離型剤としては、ポリエチ
レンワックス、アミドワックス、テフロンパウダー等の
固形ワックス類、弗素系、リン酸エステル系の界面活性
剤、シリコーンオイル類等が挙げられるが、シリコーン
オイル類が好ましい。
のものも使用できるが、反応硬化型、光硬化型、触媒硬
化型等の硬化型のものが好ましい。特に、アミノ変性シ
リコーンオイル、エポキシ変性オイル、アルコール変性
シリコーンオイル、カルボキシ変性シリコーンオイル等
の反応硬化型シリコーンオイルが好ましい。離型剤の含
有量は、通常、受像層中の濃度として0.1〜10重量
%の範囲とするのがよい。
てもよい。顔料としては、シリカ、炭酸カルシウム、酸
化チタン、酸化亜鉛等の体質顔料が好ましい。顔料の含
有量は、通常、受像層中の濃度として1〜30重量%の
範囲とするのがよい。
せてもよい。可塑剤としては、プラスチック原料の流動
性を改善し、かつ成形品に柔軟性を与える機能を持つも
のが好ましい。このような可塑剤としては、アジピン酸
誘導体、グリコール誘導体、セバシン酸誘導体、フタル
酸誘導体、リン酸誘導体、重合可塑剤などが挙げられる
。可塑剤の含有量は、通常、受像層中の濃度として5〜
30重量%の範囲とするのがよい。
.5〜20μm の範囲、好ましくは2〜10μm の
範囲とされる。
像層を設ける側(表側)の反対側(裏側)の面に熱可塑
性高分子物質の背面処理層を設けることが好ましい。背
面処理層は、基材のカール防止性、給紙適性、帯電防止
性等を付与するために設けられる。使用する熱可塑性高
分子物質は、特に制限されないが、RCペーパーのラミ
ネート層に使用した熱可塑性高分子物質層と同様なもの
が好ましい。そして、背面処理層の厚さは、表側のラミ
ネート層とのバランスを考慮して適宜決定される。
次に説明する他の背面処理層を設けてもよい。この背面
処理層は、受像紙に裏移り防止性を付与したり、給紙適
性や帯電防止性等を向上させるために設けられる。ここ
で、裏移りとは、印画した受像紙を複数枚重ねて保存し
た場合、色素の移行により、表側の画像が上に重ねてあ
った受像紙の裏側へ転写し、商品価値が下がることをを
指す。
可塑性高分子物質にて構成され、好適な熱可塑性高分子
物質としては、例えば、ポリビニルアルコール樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂等のポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂
等のアミド結合を有する樹脂が挙げられる。また、これ
らの混合物や共重合体等も使用できる。そして、これら
の樹脂に帯電防止剤を添加して帯電防止性能を強化する
こともできる。
0μm 〜350μm の範囲とするのが好ましい。
るサーマルヘッド移動方向における受像紙の引張破壊強
度比または引張弾性率比が0.01〜0.9の範囲とな
る条件下に受像紙の給紙を行う点にある。
用して移動させる場合には、その給紙方向は、機械的物
性の高い方向とするのが慣例である。すなわち、周知の
通り、セルロース紙は、パルプの水スラリーを主原料と
して抄紙工程を含む各工程を得て製造される。そして、
縦方向と横方向とで異方性があり、抄紙機において紙の
進む方向(繊維の流れ方向、すなわち配向方向)である
縦方向とそれと直角の方向の横方向とでは、機械的物性
や寸法安定性が異なる。従って、セルロース紙をロール
の駆動力を利用して移動させる場合には、ロール巻紙、
枚葉紙のいずれでも、その給紙方向は、通常、機械的物
性の高い方向(縦方向)とされている。
はなく、特に、縦目の紙の場合は、湿度変化による収縮
が横目の紙よりも少ないとされ、縦目の紙の使用が常識
となっている。しかしながら、一般に感熱溶融型と呼ば
れる熱転写記録方法の場合には特に問題とはならないが
、一般に感熱昇華型と呼ばれる本発明のような熱転写記
録方法の場合には、受像紙の給紙方向により、得られる
印画物の画質品位、特に、ざらつき感が著しく異なるこ
とが見出された。
、サーマルヘッドの電気発熱体相互の間隔とセルロース
紙の繊維の配向方向のうねりの大きさとが関係している
ものと推定される。すなわち、サーマルヘッドには、前
述のように、通常、1mm当り4〜16ドットの電気発
熱体が給紙方向に対する略垂直方向に一列に配置されて
いる。これに対し、セルロース紙の繊維のうねりは比較
的大きく、50〜60μm 以上もある。
ては、前述のように、基材としてのセルロース紙の厚さ
が通常50μm 〜300μm の範囲であるのに対し
、受像層の厚さは、通常0.5〜20μm の範囲であ
るから、受像紙には、セルロース紙のうねりが反映され
ることになる。また、セルロース紙と受像層の間に熱可
塑性高分子物質層を有し、セルロース紙の受像層を設け
た側と反対側の面に背面処理層を有する受像紙において
も、上記のセルロース紙の厚さに対し、高分子物質層の
厚さは通常5μm 〜40μm の範囲であり、背面層
を含む受像紙全体の厚さは通常50μm 〜350μm
の範囲とされることから、中心的厚さをなすセルロース
紙の前記うねりの問題がある。
ルヘッド移動方向における受像紙の機械的物性値比が1
以上の範囲となる条件下に受像紙の給紙を行った場合は
、繊維による表面のうねり方向と発熱体の配列方向とは
平行となる。このような場合は、受像紙のうねりの高低
(山、谷)の差により、高い部分はサーマルヘッドの発
熱体と十分に当接して熱伝達が十分に行われるが、低い
部分は当接が不十分で熱伝達が不十分となり、その結果
、着色せずに白抜けとなってざらつき感が大きくなる。 これに対し、本発明に従って、発熱体の配列方向に対す
るサーマルヘッド移動方向における受像紙の引張破壊強
度比または引張弾性率比が0.01〜0.9の範囲、特
には0.3〜0.7の範囲となる条件下に受像紙の給紙
を行った場合は、繊維による表面のうねり方向と発熱体
の配列方向とは直交する。このような場合は、サーマル
ヘッドの発熱体の一列全体がほぼ同程度のうねりの部分
に当接する結果、全体としてうねりの高い部分および低
い部分のいずれもが良好に着色して白抜けのない印刷と
なり、ざらつき感が小さくなる。
に関する従来の固定観念を打破したものであり、そして
、従来とは逆方向の給紙方向を採用することにより、熱
転写記録の中でも一般に感熱昇華型と呼ばれる熱転写記
録方法の特有のざらつき感を小さくし、印画物の画質の
改良を図ったものである。
の熱転写記録装置(プリンター)を使用する限り、本発
明に従って、従来の給紙方向と逆方向に受像紙の給紙を
行っても特別な問題はなく、むしろ、印画物のザラツキ
感が少なく高画質で高品位の転写画像が得られる利益の
方が遙かに大きい。
下に説明する、特願平2−269910号にて提案され
た「ざらつきの定量化方法」によって容易に評価するこ
とができる。すなわち、画像品位の低下は、前述の通り
、画像の濃度むら、転写抜け、発熱体の不動によるドッ
ト抜け等が複合的に関係して発生する。上記の「ざらつ
きの定量化方法」は、発熱体の不動によるドット抜け等
により生じる着色していない白い部分を計測することに
より、ざらつき感の定量化を図ったものである。そして
、上記の「ざらつきの定量化方法」は、次の(1)〜(
4)のステップにて構成される。
エネルギーを供給して受像紙上に転写画像を得る。 (2)上記の転写画像を画像処理装置で処理して正規の
色濃度の部分の色濃度レベルのデータを得る。 (3)上記データの色濃度のレベルを上限とし、このレ
ベル未満の各色濃度レベルにおいて二値化し、該色濃度
レベル未満の色濃度の部分の面積、いわゆる白抜け面積
を算出する。 (4)各色濃度レベルをX軸値、白抜け面積の対数をY
軸値とする両者の相関を直線で近似し、該直線とX軸と
Y軸とで構成される三角形の面積(以下「面積指数」と
いう)を求め、これをざらつき感の尺度とする。面積指
数の値が小さい程ざらつき感が小さくて画像品位が高い
。
するが、本発明は、その要旨を越えない限り実施例に限
定されるものではない。なお、熱転写用受像紙の引張破
壊強度及び引張弾性率は下記条件で測定した。
コ製の引張試験機インテスコモデル2001型を用いて
、温度23℃、湿度50%RHに調節された室内におい
て、長さ50mm、幅15mmの受像紙の試験片を20
0mm/min の速度で引張り、引張応力−ひずみ曲
線より次の各値を求める。■ 引張破壊強度は次の式
によって計算する。 σ=F/A ここに、σ=引張破壊強度(Kg/mm2 )F=破壊
時に於ける加重(Kg) A=試験片の元の断面積(mm2 ) ■ 引張破壊伸度は次の式によって計算する。 1=(L−L0 )/ L0 ×100ここに、1=
引張破壊伸度(%) L=破壊時の標点間距離(mm) L0 =元の標点間距離(mm)
度50%RHに調節された室内において、長さ300m
m、幅20mmの受像紙の試験片を10%/min の
ひずみ速度で引張り、引張応力−ひずみ曲線の初めの直
線部分を用いて次の式によって計算する。 E=Δσ/Δε ここに、E=引張弾性率(Kg/mm2 )Δσ=直線
上の2点間の元の平均断面積による応力差Δε=同じ2
点間のひずみ差
1の混合パルプをこう解したのち抄造した。得られたセ
ルロース紙の厚さは190μm であった。次に、上記
のセルロース紙の表面に、低密度ポリエチレンと高密度
ポリエチレンの7:3から成る樹脂組成物を樹脂温度3
30℃で溶融押出コーティングし、厚さ13μm の表
面側ラミネート層を形成した。上記のポリエチレンは、
いずれも、アナターゼ型酸化チタンを10%含有したも
のであり、低密度ポリエチレンとしては、酸化チタン添
加前のポリエチレンの密度が0.92g/m3 、MI
が5のものを使用し、高密度ポリエチレンとしては、酸
化チタン添加前のポリエチレンの密度が0.96g/m
3 、MIが5のものを使用した。次に、表面側ラミネ
ート層と逆の面(裏面)に、酸化チタンを含まない以外
は上記と同様の樹脂組成物を樹脂温度330℃で溶融押
出コーティングし、厚さ13μmの裏面側ラミネート層
を形成した。次に、表面側ラミネート層の表面にコロナ
処理を施して濡れ張力55dyn/cmとした後、下記
の組成の受像層をダイコーターを用いて塗布して乾燥さ
せ、塗布厚5μm の受像層を設けて熱転写用受像紙を
得た。
10重量部 (TP−220:商品名 日
本合成化学工業(株)製) アミノ変性シリコー
ンオイル
0.5重量部 (KF−39
3:商品名 信越化学工業(株)製) 溶剤(
キシレン/メチルエチルケトン=1/1)
30重量部
られた受像紙をA6サイズに断裁し、一方向(B方向)
とこれに直角の他方向(A方向)の機械的物性を測定し
た結果は表1の通りであった。 表1
A方向 B方向
B/A──────────────────────
────────────── 引張破壊強度(Kg
/mm2 ) 4.6 2.8
0.61 引張弾性率 (Kg/mm2
) 273 153
0.56 引張破壊伸度(%)
3.8 8.3 ────
─────────────────────────
───────────
市販の熱転写記録装置により、上記の受像紙をB方向よ
り給紙ローラに送給し、すなわち、受像紙の引張破壊強
について言えば、発熱体の配列方向に対するサーマルヘ
ッド移動方向における引張破壊強度比が0.61となる
条件下に給紙して印刷を行った。なお、使用した転写シ
ート及び印刷条件は次の通りである。 <転写シート>次の方法により製造した転写シートを使
用した。すなわち、背面に耐熱滑性層を設けた厚さ6μ
m のポリエチレンテレフタレートフイルムの表面にバ
ーコータ−により下記組成の塗料組成物を乾燥後の塗布
厚さが2μm となるように塗布してインク層を形成し
た。 昇華性染料(住友化学工業(株)製スミプラス
レッドFB) 5重量部 エチルセル
ロース(米国ハーキュリーズ製N−7)
5重量部 エチルアルコール
60重量部 ブ
タノール
30重量部 <印刷条件> 主走査および副走査の線密度
6ドット/mm 記録
電力
0.156W/ドット
ヘッドの加熱時間
8msec
42】得られた印画物について、特願平2−26991
0号記載の「ざらつきの定量化方法」に従って、ざらつ
き(面積指数)を測定した結果は、表2に示す通りであ
り、ざらつき感は小さく画質は良好であった。
に直角の他方向(A方向)の機械的物性の異なる受像紙
を得て印刷を行った。すなわち、発熱体の配列方向に対
するサーマルヘッド移動方向における受像紙の引張破壊
強度比と引張弾性率比が表2に示す条件下に受像紙を給
紙して印刷を行った。得られた印画物のざらつき(面積
指数)について、実施例1と同様の方法にて策定し、そ
の結果を表2に示す。いずれの受像紙の場合も、印画物
のざらつき感は小さく画質は良好であった。
一方の面に実施例1で使用したのと同様の受像層形成用
組成物をダイコーターにより塗布して乾燥させ、塗布厚
5μm の受像層を設けて熱転写用受像紙を得た。実施
例1に準じた方法により、一方向(B方向)とこれに直
角の他方向(A方向)の機械的物性の異なる受像紙を得
て印刷を行った。すなわち、発熱体の配列方向に対する
サーマルヘッド移動方向における受像紙の引張破壊強度
比と引張弾性率比が表2に示す条件下に受像紙を給紙し
て印刷を行った。得られた印画物のざらつき(面積指数
)について、実施例1と同様の方法にて策定し、その結
果を表2に示す。印画物のざらつき感は小さく画質は良
好であった。 比較例1 公知の方法に従って、発熱体の配列方向に対するサーマ
ルヘッド移動方向における受像紙の引張破壊強度比と引
張弾性率比が表2に示す条件下に受像紙を給紙して印刷
を行った。得られた印画物のざらつき(面積指数)を測
定した結果は、表2に示す通りであり、ざらつき感が大
きく画質は不良であった。
引張弾性率比 面積指数─
─────────────────────────
────────── 実施例1 0
.61 0.56
6.12 実施例2 ─
─── 0.45
5.52 実施例3 0
.53 ────
5.10 実施例4 ─
─── 0.65
7.01 実施例5 ─
─── 0.51
7.53 比較例1 1
.64 1.78
8.92───────────────
─────────────────────(注)受
像紙の引張破壊強度比及び引張弾性率比は、発熱体の配
列方向に対すサーマルヘッド移動方向における値である
。
ス紙等を基材とする受像紙の送給を特定の方法で行うこ
とにより、ざらつき感を小さくした、高画質、高品位の
転写画像が得られる。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材表面に気化性又は熱拡散性色素を
含有する転写層を設けてなる転写シート及びセルロース
紙の一方の面に色素を受容する受像層を設けてなる受像
紙を用い、給紙ローラにより、複数の発熱体を配列して
なるサーマルヘッドとプラテンローラとの間に前記受像
紙を供給し、その受像層と前記転写シートの転写層とを
対向させて重ね合わせ、発熱体からの転写シートへの加
熱により転写層中の色素を受像層に受容させ、そして、
発熱体配列方向と略直角方向に受像紙とサーマルヘッド
とを相対的に移動させて記録を行う熱転写記録方法にお
いて、発熱体の配列方向に対するサーマルヘッド移動方
向における受像紙の引張破壊強度比または引張弾性率比
が0.01〜0.9の範囲となる条件下に受像紙の給紙
を行うことを特徴とする熱転写記録方法。 - 【請求項2】 受像紙として、セルロース紙と受像層
の間に熱可塑性高分子物質のラミネート層を有する受像
紙を使用する請求項1記載の熱転写記録方法。 - 【請求項3】 受像紙として、受像層を設けた側と反
対側の面に背面処理層を有する受像紙を使用する請求項
1又は2記載の熱転写記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03126692A JP3088774B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 熱転写記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03126692A JP3088774B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 熱転写記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329190A true JPH04329190A (ja) | 1992-11-17 |
| JP3088774B2 JP3088774B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=14941489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03126692A Expired - Lifetime JP3088774B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 熱転写記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3088774B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017185735A (ja) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP03126692A patent/JP3088774B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2017185735A (ja) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
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| JP3088774B2 (ja) | 2000-09-18 |
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