JPH04329194A - 熱転写シート - Google Patents
熱転写シートInfo
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- JPH04329194A JPH04329194A JP3124425A JP12442591A JPH04329194A JP H04329194 A JPH04329194 A JP H04329194A JP 3124425 A JP3124425 A JP 3124425A JP 12442591 A JP12442591 A JP 12442591A JP H04329194 A JPH04329194 A JP H04329194A
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- JP
- Japan
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- thermal transfer
- transfer sheet
- back layer
- silicone
- wax
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写シートに関し、更
に詳しくはサーマルヘッドの融着防止性、スリップ性、
サーマルヘッドの滓付着防止性等に優れた背面層を有す
る新規な熱転写シートに関する。
に詳しくはサーマルヘッドの融着防止性、スリップ性、
サーマルヘッドの滓付着防止性等に優れた背面層を有す
る新規な熱転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピューター、ワードプロセッ
サー、ファクシミリ等の出力プリントを熱転写方式によ
って印字する場合には、基材フイルムの一方の面に熱溶
融性インキ層を設けた熱転写シートが使用されている。 この従来の熱転写シートは、基材フイルムとして厚さ1
0〜20μmのコンデンサ紙やパラフィン紙の様な紙或
いは厚さ3〜20μmのポリエステルやセロファンの様
なプラスチックのフイルムを用い、ワックスに顔料や染
料等の着色剤を混合した熱溶融性インキ層をコーティン
グにより設けて製造したものである。又、基材フイルム
としてプラスチックフイルムの様に熱に弱い材料を用い
る場合には、印字時にサーマルヘッドが粘着(スティッ
キング)して、サーマルヘッドの剥離及びスリップ性が
損なわれたり、基材フイルムが破れたりする等の問題が
発生する。この為に、耐熱性の高い熱硬化性樹脂等から
なる耐熱層を形成する方法が提案されている。
サー、ファクシミリ等の出力プリントを熱転写方式によ
って印字する場合には、基材フイルムの一方の面に熱溶
融性インキ層を設けた熱転写シートが使用されている。 この従来の熱転写シートは、基材フイルムとして厚さ1
0〜20μmのコンデンサ紙やパラフィン紙の様な紙或
いは厚さ3〜20μmのポリエステルやセロファンの様
なプラスチックのフイルムを用い、ワックスに顔料や染
料等の着色剤を混合した熱溶融性インキ層をコーティン
グにより設けて製造したものである。又、基材フイルム
としてプラスチックフイルムの様に熱に弱い材料を用い
る場合には、印字時にサーマルヘッドが粘着(スティッ
キング)して、サーマルヘッドの剥離及びスリップ性が
損なわれたり、基材フイルムが破れたりする等の問題が
発生する。この為に、耐熱性の高い熱硬化性樹脂等から
なる耐熱層を形成する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
熱硬化性樹脂よりなる背面層の場合には優れた耐熱性は
得られるが、該背面層は非常に硬く、サーマルヘッドを
摩耗させるという問題があり、更に工程的には比較的高
い温度の硬化処理が要求され基材フイルムが損なわれる
という虞があり、比較的低い温度では数十時間の処理時
間が要求され、又、2液型の熱硬化樹脂を使用する場合
には安定した塗工が困難で均一な膜厚の背面層が形成さ
れないという問題がある。上記問題を解決する方法とし
て電離放射線硬化性樹脂を用いて背面層を形成すること
が提案されている(特開昭63−49484号公報参照
)が、この場合には耐熱性に優れた背面層が形成される
が、サーマルヘッドのスリップが不足する為、背面層に
リン酸エステルの金属塩やシリコーンパウダー等の滑剤
を比較的多量に添加することが要求される。その結果金
属塩によってサーマルヘッドが侵されたり、サーマルヘ
ッドの走行時にシリコーンパウダー等の添加剤が脱落し
てヘッドに滓として溜る等の問題が発生する。従って、
本発明の目的は以上の如き従来技術の欠点を解決し、サ
ーマルヘッドの融着防止性、スリップ性、滓付着防止性
等に優れた背面層を有する新規な熱転写シートを提供す
ることである。
熱硬化性樹脂よりなる背面層の場合には優れた耐熱性は
得られるが、該背面層は非常に硬く、サーマルヘッドを
摩耗させるという問題があり、更に工程的には比較的高
い温度の硬化処理が要求され基材フイルムが損なわれる
という虞があり、比較的低い温度では数十時間の処理時
間が要求され、又、2液型の熱硬化樹脂を使用する場合
には安定した塗工が困難で均一な膜厚の背面層が形成さ
れないという問題がある。上記問題を解決する方法とし
て電離放射線硬化性樹脂を用いて背面層を形成すること
が提案されている(特開昭63−49484号公報参照
)が、この場合には耐熱性に優れた背面層が形成される
が、サーマルヘッドのスリップが不足する為、背面層に
リン酸エステルの金属塩やシリコーンパウダー等の滑剤
を比較的多量に添加することが要求される。その結果金
属塩によってサーマルヘッドが侵されたり、サーマルヘ
ッドの走行時にシリコーンパウダー等の添加剤が脱落し
てヘッドに滓として溜る等の問題が発生する。従って、
本発明の目的は以上の如き従来技術の欠点を解決し、サ
ーマルヘッドの融着防止性、スリップ性、滓付着防止性
等に優れた背面層を有する新規な熱転写シートを提供す
ることである。
【0004】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。 即ち、本発明は、基材フイル
ムの一方の面に加熱により溶融する転写インキ層を有し
、サーマルヘッドが接する基材フイルムの他方の面に背
面層を設けてなる熱転写シートにおいて、上記背面層が
シリコーン系電離放射線硬化性樹脂からなることを特徴
とする熱転写シートである。
によって達成される。 即ち、本発明は、基材フイル
ムの一方の面に加熱により溶融する転写インキ層を有し
、サーマルヘッドが接する基材フイルムの他方の面に背
面層を設けてなる熱転写シートにおいて、上記背面層が
シリコーン系電離放射線硬化性樹脂からなることを特徴
とする熱転写シートである。
【0005】
【作用】背面層を形成する樹脂として特定のシリコーン
系樹脂を使用することによって、サーマルヘッドの融着
防止性、スリップ性、滓付着防止性等に優れた背面層を
有する新規な熱転写シートが提供される。
系樹脂を使用することによって、サーマルヘッドの融着
防止性、スリップ性、滓付着防止性等に優れた背面層を
有する新規な熱転写シートが提供される。
【0006】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様により本発
明を更に詳しく説明する。本発明で用いる基材フイルム
としては、従来の熱転写シートに使用されていると同じ
基材フイルムがそのまま用いることが出来ると共に、そ
の他のものも使用することが出来、特に制限されない。 好ましい基材フイルムの具体例としては、例えば、ポリ
エステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネー
ト、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴム、
アイオノマー等のプラスチックフイルム、コンデンサー
紙、パラフィン紙等の紙類、不織布等があり、又、これ
らを複合した基材フイルムであってもよい。この基材フ
イルムの厚さは、その強度及び熱伝導性が適切になる様
に材料に応じて適宜変更することが出来るが、その厚さ
は0.5〜50μm、好ましくは3乃10μmである。
明を更に詳しく説明する。本発明で用いる基材フイルム
としては、従来の熱転写シートに使用されていると同じ
基材フイルムがそのまま用いることが出来ると共に、そ
の他のものも使用することが出来、特に制限されない。 好ましい基材フイルムの具体例としては、例えば、ポリ
エステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネー
ト、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴム、
アイオノマー等のプラスチックフイルム、コンデンサー
紙、パラフィン紙等の紙類、不織布等があり、又、これ
らを複合した基材フイルムであってもよい。この基材フ
イルムの厚さは、その強度及び熱伝導性が適切になる様
に材料に応じて適宜変更することが出来るが、その厚さ
は0.5〜50μm、好ましくは3乃10μmである。
【0007】本発明を主として特徴づける背面層は、上
記の基材フイルムの一方の面に設けるものであり、基材
フイルムとして、例えば、ポリエチレンテレフタレート
フイルムの様に比較的耐熱性に優れたものを用いるのが
好ましい。かかる背面層は本発明ではバインダー樹脂と
してのシリコーン系電離放射線硬化性樹脂から形成され
る。本発明で使用するシリコーン系電離放射線硬化性樹
脂としては、ポリジメチルシロキサン系ポリマー及びビ
ニル基やアクリル基等の重合性二重結合を有するシリコ
ーン系樹脂であり、例えば、ポリジメチルシロキサン系
ポリマーとしては分子量が1万〜50万のものが好まし
く、分子量が1万未満であると放射線によるゲルの形成
が不十分であり、背面層の長期安定性が不十分である。 一方、分子量が50万を越えると放射線によるゲルの形
成が多くなりすぎ、背面層の平滑性の問題が生じる。 又、重合性二重結合を有するシリコーン系電離放射線硬
化性樹脂は公知であり、代表例としては信越化学製の各
種シリコーン系電離放射線硬化性樹脂やゴールド・シュ
ミット社製のRC−705、RC−720等が挙げられ
る。
記の基材フイルムの一方の面に設けるものであり、基材
フイルムとして、例えば、ポリエチレンテレフタレート
フイルムの様に比較的耐熱性に優れたものを用いるのが
好ましい。かかる背面層は本発明ではバインダー樹脂と
してのシリコーン系電離放射線硬化性樹脂から形成され
る。本発明で使用するシリコーン系電離放射線硬化性樹
脂としては、ポリジメチルシロキサン系ポリマー及びビ
ニル基やアクリル基等の重合性二重結合を有するシリコ
ーン系樹脂であり、例えば、ポリジメチルシロキサン系
ポリマーとしては分子量が1万〜50万のものが好まし
く、分子量が1万未満であると放射線によるゲルの形成
が不十分であり、背面層の長期安定性が不十分である。 一方、分子量が50万を越えると放射線によるゲルの形
成が多くなりすぎ、背面層の平滑性の問題が生じる。 又、重合性二重結合を有するシリコーン系電離放射線硬
化性樹脂は公知であり、代表例としては信越化学製の各
種シリコーン系電離放射線硬化性樹脂やゴールド・シュ
ミット社製のRC−705、RC−720等が挙げられ
る。
【0008】又、上記の背面層を形成するに先立って、
基材フイルムに、ポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂
等からなるプライマー層を形成することも有効である。 背面層を形成するには、上記の如きシリコーン系電離放
射線硬化性樹脂をそのまま或はアセトン、メチルエチル
ケトン、トルエン、キシレン等の適当な溶剤で希釈して
塗工液を調製し、この塗工液をグラビアコーター、ロー
ルコーター、ワイヤーバー等の慣用の塗工手段により塗
工し硬化させることによって形成される。上記塗工液に
は種々の従来公知の滑剤等の添加剤を添加することが出
来るが、本発明では特にシリコーンビーズを添加するこ
とが好ましい。これらのビーズはバインダーであるシリ
コーン系電離放射線硬化性樹脂と密着性が良好であるの
で、後に脱落してサーマルヘッドに滓として溜ることが
ない。又、バインダー自体がシリコーンセグメントを含
む結果かかるビーズの添加量は10重量%以下の量で十
分な性能を発揮することが出来る。かかるシリコーンビ
ーズは、ポリシロキサンが三次元結合した網状樹脂を球
状化したものであって、例えば、東芝シリコーンからト
スパールの名称で入手出来、本発明の目的には平均粒子
径が0.3〜12μmであるトスパール103、105
、108、120、130、145、3120、240
等が特に適している。その塗工量、即ち背面層の厚みも
重要であって、本発明では固形分基準で1.0g/m2
以下、好ましくは0.1〜0.5g/m2の厚みで充分
な性能を有する背面層を形成することが出来る。背面層
が厚すぎると転写時の感度が低下するので好ましくない
。
基材フイルムに、ポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂
等からなるプライマー層を形成することも有効である。 背面層を形成するには、上記の如きシリコーン系電離放
射線硬化性樹脂をそのまま或はアセトン、メチルエチル
ケトン、トルエン、キシレン等の適当な溶剤で希釈して
塗工液を調製し、この塗工液をグラビアコーター、ロー
ルコーター、ワイヤーバー等の慣用の塗工手段により塗
工し硬化させることによって形成される。上記塗工液に
は種々の従来公知の滑剤等の添加剤を添加することが出
来るが、本発明では特にシリコーンビーズを添加するこ
とが好ましい。これらのビーズはバインダーであるシリ
コーン系電離放射線硬化性樹脂と密着性が良好であるの
で、後に脱落してサーマルヘッドに滓として溜ることが
ない。又、バインダー自体がシリコーンセグメントを含
む結果かかるビーズの添加量は10重量%以下の量で十
分な性能を発揮することが出来る。かかるシリコーンビ
ーズは、ポリシロキサンが三次元結合した網状樹脂を球
状化したものであって、例えば、東芝シリコーンからト
スパールの名称で入手出来、本発明の目的には平均粒子
径が0.3〜12μmであるトスパール103、105
、108、120、130、145、3120、240
等が特に適している。その塗工量、即ち背面層の厚みも
重要であって、本発明では固形分基準で1.0g/m2
以下、好ましくは0.1〜0.5g/m2の厚みで充分
な性能を有する背面層を形成することが出来る。背面層
が厚すぎると転写時の感度が低下するので好ましくない
。
【0009】上記の塗工層の硬化方法は従来技術がその
まま使用出来、例えば、電子線硬化の場合にはコックロ
フトワルトン型、バンデグラフ型、共振変圧型、絶縁コ
ア変圧器型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の
各種電子線加速機から放出される50〜1,000Ke
V 、好ましくは100〜300KeV のエネルギー
を有する電子線等が使用され、紫外線硬化の場合には超
高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク
、キセノンアーク、メタルハライドランプ等の光源から
発する紫外線等が利用される。
まま使用出来、例えば、電子線硬化の場合にはコックロ
フトワルトン型、バンデグラフ型、共振変圧型、絶縁コ
ア変圧器型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の
各種電子線加速機から放出される50〜1,000Ke
V 、好ましくは100〜300KeV のエネルギー
を有する電子線等が使用され、紫外線硬化の場合には超
高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク
、キセノンアーク、メタルハライドランプ等の光源から
発する紫外線等が利用される。
【0010】本発明では更に上記基材フイルムの他の面
に熱溶融性インキ層を必要な材料を配合したインキから
形成する。本発明で用いられる熱溶融性インキ層形成用
のインキは、着色剤とビヒクルとからなり、更に必要に
応じて種々の添加剤を加えたものでもよい。 この着
色剤としては、有機又は無機の顔料若しくは染料のうち
、記録材料として良好な特性を有するもの、例えば、十
分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変褪色しな
いものが好ましい。 又、非加熱時には無色であるが
加熱時に発色するものや、被転写体に塗布されているも
のと接触することにより発色する様な物質でもよい。シ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラックを形成する着色剤
の外に、他の種々の色の着色剤をも用いることが出来る
。 ビヒクルとしては、ワックスを主成分とし、その他ワッ
クスと乾性油、樹脂、鉱油、セルロース及びゴムの誘導
体等との混合物が用いられる。
に熱溶融性インキ層を必要な材料を配合したインキから
形成する。本発明で用いられる熱溶融性インキ層形成用
のインキは、着色剤とビヒクルとからなり、更に必要に
応じて種々の添加剤を加えたものでもよい。 この着
色剤としては、有機又は無機の顔料若しくは染料のうち
、記録材料として良好な特性を有するもの、例えば、十
分な着色濃度を有し、光、熱、温度等により変褪色しな
いものが好ましい。 又、非加熱時には無色であるが
加熱時に発色するものや、被転写体に塗布されているも
のと接触することにより発色する様な物質でもよい。シ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラックを形成する着色剤
の外に、他の種々の色の着色剤をも用いることが出来る
。 ビヒクルとしては、ワックスを主成分とし、その他ワッ
クスと乾性油、樹脂、鉱油、セルロース及びゴムの誘導
体等との混合物が用いられる。
【0011】ワックスの代表例としては、マイクロクリ
スタリンワックス、カルナバワックス、パラフィンワッ
クス等がある。更に、フィッシャートロプシュワックス
、各種低分子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロ
ウ、イボタロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャン
デリラワックス、ペトロラタム、一部変性ワックス、脂
肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々のワックスが用い
られる。 又、熱溶融性インキ層に良好な熱伝導性及
び溶融転写性を与える為に、熱伝導性物質を熱溶融性イ
ンキに配合することが出来る。この物質としては、カー
ボンブラック等の炭素質物質、アルミニウム、銅、酸化
スズ、二硫化モリブデン等がある。
スタリンワックス、カルナバワックス、パラフィンワッ
クス等がある。更に、フィッシャートロプシュワックス
、各種低分子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロ
ウ、イボタロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャン
デリラワックス、ペトロラタム、一部変性ワックス、脂
肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々のワックスが用い
られる。 又、熱溶融性インキ層に良好な熱伝導性及
び溶融転写性を与える為に、熱伝導性物質を熱溶融性イ
ンキに配合することが出来る。この物質としては、カー
ボンブラック等の炭素質物質、アルミニウム、銅、酸化
スズ、二硫化モリブデン等がある。
【0012】基材フイルム上へ直接若しくは間接的に熱
溶融性インキ層を形成する方法としては、ホットメルト
コートの外、ホットラッカーコート、グラビアコート、
グラビアリバースコート、ロールコートその他多くの手
段で上記インキを塗布する方法等が挙げられる。形成さ
れるインキ層の厚さは、必要な濃度と熱感度との調和が
とれる様に決定すべきであって、0.1〜30μmの範
囲、好ましくは1〜20μmの範囲である。本発明にお
いては上記インキ層上に更に表面層を形成することが出
来る。該表面層は、転写膜の一部をなし、被転写紙に接
する側の表面を形成して転写時に被転写紙の印字部を目
止めし、又、地汚れ防止をすると共にインキ層の被転写
紙に対する接着性を向上させる働きを有する。表面層の
形成に用いられるワックスは、前述の熱溶融性インキ層
で用いられるワックスと同様の物質である。上記ワック
スからなる表面層は、ワックス融解液の塗布及び冷却、
上記ワックスを含む有機溶剤溶液の塗布及び乾燥、更に
は上記ワックスの粒子を含む水性分散液の塗布及び乾燥
等により形成される。表面層のコートも、又、インキ層
の形成と同様に種々の技術によって行える。高速タイプ
のプリンターの様に印字エネルギーが低くなる場合も感
度不足とならない様に、この層の厚さは本発明において
、好ましくは0.1μm以上5μm未満である。
溶融性インキ層を形成する方法としては、ホットメルト
コートの外、ホットラッカーコート、グラビアコート、
グラビアリバースコート、ロールコートその他多くの手
段で上記インキを塗布する方法等が挙げられる。形成さ
れるインキ層の厚さは、必要な濃度と熱感度との調和が
とれる様に決定すべきであって、0.1〜30μmの範
囲、好ましくは1〜20μmの範囲である。本発明にお
いては上記インキ層上に更に表面層を形成することが出
来る。該表面層は、転写膜の一部をなし、被転写紙に接
する側の表面を形成して転写時に被転写紙の印字部を目
止めし、又、地汚れ防止をすると共にインキ層の被転写
紙に対する接着性を向上させる働きを有する。表面層の
形成に用いられるワックスは、前述の熱溶融性インキ層
で用いられるワックスと同様の物質である。上記ワック
スからなる表面層は、ワックス融解液の塗布及び冷却、
上記ワックスを含む有機溶剤溶液の塗布及び乾燥、更に
は上記ワックスの粒子を含む水性分散液の塗布及び乾燥
等により形成される。表面層のコートも、又、インキ層
の形成と同様に種々の技術によって行える。高速タイプ
のプリンターの様に印字エネルギーが低くなる場合も感
度不足とならない様に、この層の厚さは本発明において
、好ましくは0.1μm以上5μm未満である。
【0013】上記表面層には、適量の体質顔料を加える
ことが推奨される。それにより、印字の滲みや尾引きが
更に良好に防止出来るからである。熱転写画像は一般に
印字に光沢があり、美麗である反面、文書が読みにくく
なることもあるので、艶消し印字が望ましいことがある
。その様な場合は、例えば、出願人の提案した(特願昭
58−208306号)様に、基材フイルム上に無機顔
料、例えば、シリカ、炭酸カルシウム等を適宜の溶剤に
分散させたものをコーティングしてマット層を設けた上
に、熱溶融性インキ層をコーティングして熱転写シート
を構成するとよい。或いは基材フイルム自体をマット加
工して使用してもよい。本発明をカラー印字用の熱転写
シートに適用出来ることは云う迄もないから、多色の熱
転写シートも又本発明の範囲に含まれる。
ことが推奨される。それにより、印字の滲みや尾引きが
更に良好に防止出来るからである。熱転写画像は一般に
印字に光沢があり、美麗である反面、文書が読みにくく
なることもあるので、艶消し印字が望ましいことがある
。その様な場合は、例えば、出願人の提案した(特願昭
58−208306号)様に、基材フイルム上に無機顔
料、例えば、シリカ、炭酸カルシウム等を適宜の溶剤に
分散させたものをコーティングしてマット層を設けた上
に、熱溶融性インキ層をコーティングして熱転写シート
を構成するとよい。或いは基材フイルム自体をマット加
工して使用してもよい。本発明をカラー印字用の熱転写
シートに適用出来ることは云う迄もないから、多色の熱
転写シートも又本発明の範囲に含まれる。
【0014】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのない
限り重量基準である。
明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りのない
限り重量基準である。
【0015】実施例1
紫外線硬化型シリコーン樹脂(信越シリコーン製、X)
をポリエステルフイルム(厚み4.5μm、ダイヤホイ
ル製)の一方の面にグラビアリバースコーターで0.5
g/m2の割合で塗工後、冷却ドラム(20℃)上で1
60W/cmの高圧水銀灯下を50m/min.の速度
で通過させて樹脂を硬化させ背面層を形成した。別に下
記の組成の転写インキ組成物をブレードニーダーを用い
、100℃に加温しつつ6時間混練して作成した。 転写インキ層形成用インキ組成物 パラフィンワックス
10部 カルナバワックス
10部 エチレン/酢
酸ビニル共重合体(スミテートHC−10、住友化学製
) 1部 カーボンブラック(シースト3
、東海電極製)
2部上記インキ組成物を温度100℃で加熱し
、ホットメルトによるロールコート法にて前記背面層を
形成した夫々の基材フイルムの他の表面に、塗布量が約
5.0g/m2になる様に塗布して熱転写インキ層を形
成し、本発明の熱転写シートを得た。
をポリエステルフイルム(厚み4.5μm、ダイヤホイ
ル製)の一方の面にグラビアリバースコーターで0.5
g/m2の割合で塗工後、冷却ドラム(20℃)上で1
60W/cmの高圧水銀灯下を50m/min.の速度
で通過させて樹脂を硬化させ背面層を形成した。別に下
記の組成の転写インキ組成物をブレードニーダーを用い
、100℃に加温しつつ6時間混練して作成した。 転写インキ層形成用インキ組成物 パラフィンワックス
10部 カルナバワックス
10部 エチレン/酢
酸ビニル共重合体(スミテートHC−10、住友化学製
) 1部 カーボンブラック(シースト3
、東海電極製)
2部上記インキ組成物を温度100℃で加熱し
、ホットメルトによるロールコート法にて前記背面層を
形成した夫々の基材フイルムの他の表面に、塗布量が約
5.0g/m2になる様に塗布して熱転写インキ層を形
成し、本発明の熱転写シートを得た。
【0016】実施例2
実施例1における紫外線硬化性樹脂に代えてシリコーン
系電子線硬化性樹脂(RC−705、ゴールド・シュミ
ット社製)を使用し、エレクトロンカーテン型EB装置
(ESI社)を用いて電子線を3Mrad照射して塗膜
を硬化させ、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写
シートを得た。実施例3実施例1における紫外線硬化性
樹脂にシリコーンビーズ(東芝シリコーン製、トスパー
ル120)を3%添加し、他は実施例1と同様にして本
発明の熱転写シートを得た。上記で得られた本発明の熱
転写シートを使用し、感熱プリンターにて、出力1W/
ドット、パルス巾0.3〜4.5msec.、ドット密
度3ドット/mmの条件で普通紙に印字して、熱融着防
止性、スリップ性及び印字品質を調べたところいずれも
良好な結果が得られた。
系電子線硬化性樹脂(RC−705、ゴールド・シュミ
ット社製)を使用し、エレクトロンカーテン型EB装置
(ESI社)を用いて電子線を3Mrad照射して塗膜
を硬化させ、他は実施例1と同様にして本発明の熱転写
シートを得た。実施例3実施例1における紫外線硬化性
樹脂にシリコーンビーズ(東芝シリコーン製、トスパー
ル120)を3%添加し、他は実施例1と同様にして本
発明の熱転写シートを得た。上記で得られた本発明の熱
転写シートを使用し、感熱プリンターにて、出力1W/
ドット、パルス巾0.3〜4.5msec.、ドット密
度3ドット/mmの条件で普通紙に印字して、熱融着防
止性、スリップ性及び印字品質を調べたところいずれも
良好な結果が得られた。
【0017】
【発明の効果】以上の如き本発明によれば、背面層を形
成する樹脂としてシリコーン系電離放射線硬化性樹脂を
使用することによって、サーマルヘッドの融着防止性、
スリップ性等に優れた背面層を有する新規な熱転写シー
トが提供される。
成する樹脂としてシリコーン系電離放射線硬化性樹脂を
使用することによって、サーマルヘッドの融着防止性、
スリップ性等に優れた背面層を有する新規な熱転写シー
トが提供される。
Claims (2)
- 【請求項1】 基材フイルムの一方の面に加熱により
溶融する転写インキ層を有し、サーマルヘッドが接する
基材フイルムの他方の面に背面層を設けてなる熱転写シ
ートにおいて、上記背面層がシリコーン系電離放射線硬
化性樹脂からなることを特徴とする熱転写シート。 - 【請求項2】 背面層がシリコーン微粒子を含有する
請求項1に記載の熱転写シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3124425A JPH04329194A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 熱転写シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3124425A JPH04329194A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 熱転写シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329194A true JPH04329194A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14885171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3124425A Pending JPH04329194A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 熱転写シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04329194A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011068004A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 保護層転写シート |
| US11975554B2 (en) | 2019-04-04 | 2024-05-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer sheet |
| US11981156B2 (en) | 2018-06-29 | 2024-05-14 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer sheet |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3124425A patent/JPH04329194A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011068004A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 保護層転写シート |
| US11981156B2 (en) | 2018-06-29 | 2024-05-14 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer sheet |
| US11975554B2 (en) | 2019-04-04 | 2024-05-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer sheet |
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