JPH0433931A - ポリオレフィン繊維からなる耐衝撃性のすぐれた複合材料 - Google Patents

ポリオレフィン繊維からなる耐衝撃性のすぐれた複合材料

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JPH0433931A
JPH0433931A JP2140417A JP14041790A JPH0433931A JP H0433931 A JPH0433931 A JP H0433931A JP 2140417 A JP2140417 A JP 2140417A JP 14041790 A JP14041790 A JP 14041790A JP H0433931 A JPH0433931 A JP H0433931A
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JP
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fibers
fiber
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JP2140417A
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English (en)
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Masao Kameyama
亀山 正雄
Yasuhiro Sudo
康浩 須藤
Hideya Aoki
青木 秀哉
Yasuo Iwata
岩田 康男
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SHIKISHIMA KANBASU KK
Shikishima Canvas KK
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
SHIKISHIMA KANBASU KK
Shikishima Canvas KK
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複合材料に関するもので、より詳しくは、耐衝
撃性と機械強度とがいずれも高く、かつバランスにすぐ
れた少なくとも二層の編織物の積層構造物である複合材
料に関する。
(従来の技術およびその問題点) 超高分子量エチレン系重合体などの高強度高弾性ポリエ
チレン繊維を強化材とし、他の材料を積層した複合材料
は、ケブラー繊維(芳香族ポリアミド繊維のデュポン社
商標名)を強化材とした複合材料よりも、耐衝撃性がす
ぐれていることが知られている(rSAMPE Jou
rnalJ vol 21.NO6,1985、PP4
4〜48)。
また、米国特許第4457985号明細書にみられるよ
うに、高強度ポリエチレン繊維を用いた複合材料が提案
されている。
ところが、高強度高弾性ポリエチレン繊維を強仕材とす
る複合材は耐衝撃性がすぐれているものの圧縮強度や曲
げ強度が低いことから、各種の構造部材としての用途に
汎用性がなく、他の強化繊維とのハイブリッド化を行う
ことにより、高強度高弾性ポリエチレン繊維複合材の耐
衝撃性にすぐれた特性を保持したまま強度や剛性を向上
させるための複合材料の開発が進められている。その結
果として現在までに提案されたハイブリッド材料は、一
方向に引き揃えた炭素繊維あるいはポリエチレン繊維に
熱硬化性の合成樹脂を含浸させ、これを一定の角度を有
するように多数積層した後に硬化させたものが知られて
いるが、この積層構造物は、各層の繊維の角度をコント
ロールするなどの点で作業工程が複雑になり、成形作業
に習熟度が要求されるばかりでなく、高強度の材料を得
るためには積層構造が厚くなり、全体として軽量のもの
が得られに(く、しかも得られた複合材料は、各層が一
方向に引き揃えた炭素繊維あるいはポリエチレン繊維の
樹脂金漬物であるために、ドレープ性が悪く、例えば曲
率の小さな曲面などのような複雑な形状の賦形が困難で
あるという問題点が存在する。
(発明の目的) そこで、本発明の目的は、軽量でありながら、強度なら
びに耐衝撃性がきわめてすぐれるとともに局面部分の成
形にも好適に対応ができ、しかもそのバランスにすぐれ
た複合材料を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、高強度高弾性ポリエチレン繊維からな
る編織物の層と、ポリプロピレン繊維からなる編織物の
層とを、熱硬化性樹脂で含浸硬化したことを特徴とする
複合材料が提供される。
すなわち、本発明は、高強度ポリエチレン繊維からなる
複合材は耐衝撃性にはすぐれているものの、曲げ強度な
どの機械強度に劣り、曲面部分を有する構造材料として
は適応できないという問題点があり、その解決のための
研究の結果として生みだされたものであり、その結果に
よれば、高強度高弾性ポリエチレン繊維からなる編織物
の層と、ポリプロピレン繊維からなる編織物の層を、熱
硬化性樹脂によって含浸硬化により一体化させた複合材
料が、耐衝撃性と曲げ強度などの機械強度がいずれも高
く、かつそのバランスにすぐれているという知見を得る
に至ったことに基づくものである。
高強度高弾性ポリエチレン繊維としては、デカリン中、
135℃で測定した極限粘度[η]が少なくとも3df
f/g、好ましくは5ないし40d f2 / g、よ
り好ましくは7ないし30 d 2/gの高分子量ない
し超高分子量エチレン系重合体の分子配向成形体を使用
することが望ましい。
高分子量エチレン系重合体としては、高分子量ないし超
高分子量ポリエチレンばかりでなく、前記の極限粘度を
有する、エチレンと炭素数が3個以上、好ましくは4な
いし10個のα−オレフィン、たとえば、プロピレン、
ブテン−1、ペンテン−1,4−メチルペンテン−1、
ヘキセン】、ヘプテン−1、オクテン−1、デセン−1
の1種または2種以上との共重合体が挙げられるが、な
かでも、エチレンと、ブテン−1,4−メチルペンテン
−1、ヘキセン−1およびデセン1からなる群より選ば
れた1種または2種以上のα−オレフィンとの共重合体
が、耐衝撃性などの機械的強度がすぐれている点でとく
に好まじく使用され、この共重合体は、a−オレフィン
コモノマーが炭素数1000個あたり平均0.1ないし
20個、好ましくは05ないし10個含有されているこ
とが一層望ましい。なお、前記のα−オレフィン以外に
も、本発明で使用される高強度高弾性ポリエチレン繊維
の特性を損なわない範囲で、他の重合性成分、例えばビ
ニルモノマー、環状オレフィンなどを共重合しても良い
共重合体中におけるα−オレフィンコモノマーの含有量
が前記の範囲にあることにより、a−オレフィン成分が
高破断エネルギーの達成に有効な分子間絡み合い構造を
形成し、この構造が、耐衝撃性をはじめとする機械的強
度の物性向上に寄与することになるものと思われる。
高分子量エチレン系重合体の極限粘度[η]が3dl/
g未満のものは、たとえ延伸倍率を大きくしても、十分
な強度の分子配向成形体が得られず、逆に[η]が40
dρ/g以上のものは、高濃度下での溶融粘度が極めて
高く、押出時にメルトフラクチャー等が発生し、溶融紡
糸性に劣るため、好適なマルチフィラメントが得られに
(い。
したがって、[η]が3dI2/g以上、好ましくは5
ないし40dβ/gの場合に、生産性よくかつ分子配向
性にすぐれたフィラメントを得ることができる。
この高分子量エチレン系重合体は、エチレン、またはエ
チレンと前記のα−オレフィンコモノマーとを、周期律
表第rvb、vb、vrb、■族の遷移金属化合物及び
周期律表第1ないし■族の金属水素化物または有機金属
よりなる触媒の存在下に、例えば有機溶媒中でスラリー
重合することにより得ることができる。
かくして得られた高分子量エチレン系重合体は、例えば
、溶融成形を可能にするための稀釈剤を配合したり、常
温固体状のパラフィン系フックスを混合して溶融押出し
され、ついで延伸されることによって、繊維あるいはテ
ープなどの分子配向成形体とする。
稀釈剤としては、高分子量エチレン系重合体に対する溶
剤や、高分子量エチレン系重合体に対して分散性を有す
る各種ワックス状物が使用される。
溶剤は、好ましくは前記重合体または共重合体の融点以
上、更に好ましくは融点+20’C以上の温度に沸点を
有する溶剤である。
かかる溶剤としては、具体的にはn−ノナン、n−デカ
ン、n−ウンデカン、n−ドデカン、n−テトラデカン
、n−オクタデカンあるいは流動パラフィン、灯油等の
脂肪族炭化水素系溶媒、キシレン、ナフタリン、テトラ
リン、ブチルベンゼン、p〜シメン、シクロヘキシルベ
ンゼン、ジエチルベンゼン、ペンチルベンゼン、ドデシ
ルベンゼン、ビシクロヘキシル、デカリン、メチルナフ
タリン、エチルナフタリン等の芳香族炭化水素系溶媒あ
るいはその水素化誘導体、1.1.2.2−テトラクロ
ロエタン、ペンタクロロエタン、ヘキサクロロエタン、
1,2.3−1−リクロロブロバン、ジクロロベンゼン
、1.2.4− トリクロロベンゼン、ブロモベンゼン
等のハロゲン化炭化水素溶媒、パラフィン系プロセスオ
イル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族プロセスオイ
ル等の鉱油が挙げられる。
ワックス類としては、脂肪族炭化水素化合物或いはその
誘導体が使用され、通常、融点が室温、特に25℃以上
の物質である。
脂肪族炭化水素化合物としては、飽和脂肪族炭化水素化
合物を主体とするもので、通常分子量が2000以下、
好ましくは1000以下、更に好ましくは800 以下
のパラフィン系ワックスと呼ばれるものである。これら
脂肪族炭化水素化合物としては、具体的にはトコサン、
トリコサン、テトラコサン、トリアコンタン等の炭素数
22以上のn −アルカンあるいはこれらを主成分とし
た低級nアルカンとの混合物、石油から分離精製された
所謂パラフィンワックス、エチレンあるいはエチレンと
他のα−オレフィンとを共重合して得られる低分子量重
合体である中・低圧ポリエチレンワックス、高圧法ポリ
エチレンワックス、エチVン共重合ワックスあるいは中
・低圧ポリエチレン、高圧法ポリエチレン等のポリエチ
レンを熱減成等により分子量を低下させたワックス及び
それらのワックスの酸化物あるいはマレイン酸変性等の
酸化ワックス、マレイン酸変性ワックス等が挙げられる
脂肪族炭化水素化合物誘導体としては、例えば脂肪族炭
化水素基(アルキル基、アルケニル基)の末端もしくは
内部に1個又はそれ以上、好ましくは1ないし2個、特
に好ましくは1個のカルボキシル基、水酸基、カルバモ
イル基、エステル基、メルカプト基、カルボニル基等の
官能基を有する化合物である、炭素数8以上、好ましく
は炭素数12ないし50、又は分子量130ないし20
00、好ましくは200ないし800の脂肪酸、脂肪族
アルコール、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、脂肪族メ
ルカプタン、脂肪族アルデヒド、脂肪族ケトン等を挙げ
ることができる。
具体的には、脂肪酸としてカプリン酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸
、脂肪族アルコールとしてラウリルアルコール、ミリス
チルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコ
ール、脂肪族アミドとしてカプリンアミド、ラウリンア
ミド、パルミチンアミド、ステアリルアミド、脂肪酸エ
ステルとしてステアリル酢酸エステル等を例示すること
ができる。
高分子量エチレン系重合体と稀釈剤との比率は、それら
の種類によっても相違するが、−数的にいって3:97
ないし80 : 20、特に15:85ないし60:4
0の重量比で用いるのがよい。稀釈剤の量が上記範囲よ
りも低い場合には、溶融粘度が高くなり過ぎ、溶融混線
や溶融成形が困難となると共に、成形物の肌荒れが著し
く、延伸切れ等を生じ易い。一方、稀釈剤の量が上記範
囲よりも多いと、やはり溶融混線が困難となり、また成
形品の延伸性が劣るようになる。
溶融混線は一般に150ないし300℃、特に170な
いし270℃の温度で行なうのが望ましく、上記範囲よ
りも低い温度では、溶融粘度が高すぎて、溶融成形が困
難となり、また上記範囲よりも高い場合には、熱減成に
より超高分子量エチレン系重合体の分子量が低下して高
弾性率及び高強度の成形体を得ることが困難となる。な
お、配合はヘンシェルミキサー、V型ブレンダー等によ
る乾式ブレンドで行っても良いし、或いは単軸或いは多
軸押出機を用いる溶融混合で行ってもよい。
溶融成形は、紡糸口金を通して溶融押出しすることによ
り、延伸用フィラメントが得られる。
ダイノズルから溶融混合物を押し出す際、剪断速度を2
0sec−’以上、好ましくは25sec−’以上で行
い、かつ、ダイノズル内で溶融点が受&iる剪断応力が
I X 10’ないし8 x 105dyn/cm2、
好ましくは2X10’ないし8 X 10 ’ dyn
/cab”の範囲内に設定することによって、溶融混合
物中のポリエチレンの少なくとも一部はダイ内配向する
し、また、メルトフラクチャー現象を抑制することがで
きる。
この際、紡糸口金より押し出された溜融物に、ドラフト
、すなわち溶融状態での引伸ばしを加えることで配向度
を更に高めることももできる。溶融樹脂のダイ・オリフ
ィス内での押出速度V。と冷却固化した未延伸物の巻き
取り速度Vとの比をドラフト比として次式で定義するこ
とができる。
ドラフト比=V/V。
このようなドラフト比は、混合物の温度および高分子量
エチレン系重合体の分子量等により変化するが、通常は
3以上、好ましくは6以上とすることができる。
次に、このようにして得られた超高分子量エチレン系重
合体の未延伸成形体を分子配向(延伸処理)する。
延伸操作は、−段或いは二段以上の多段で行うことがで
きる。延伸倍率は、所望とする分子配向及びこれに伴な
う融解温度向上の効果にも依存するが、−eに5ないし
80倍、特に10ないし50(@の延伸倍率となるよう
に延伸操作を行えば満足すべき結果が得られる。
般には、二段以上の多段延伸が有利であり、段目では8
0ないし120℃の比較的低い温度で押出成形体中の稀
釈剤を抽出しながら延伸操作を行ない、二段目以降では
、120ないし160℃の温度でしかも一段目延伸温度
よりも高い温度で成形体の延伸操作を続行するのがよい
かくして得られる分子配向成形体は、所望により拘束条
件下に熱処理することができる。この熱処理は、一般に
140ないし180℃、特に150ないし175℃の温
度で、1ないし20分間、特に3ないし10分間行うこ
とができる。熱処理により、配向結晶部の結晶化が一層
進行し、結晶融解温度の高温側移行、強度及び弾性率の
向上及び高温での耐クリープ性の向上がもたらされる。
この超高分子量エチレン系重合体の分子配向成形体は、
少なくとも1.26Pa以上、通常1.5GPa以上の
引張強度と、少くとも20GPa以上、通常30GPa
以上の引張弾性率を有している。
成形体における分子配向の過程は、X線回折法、複屈折
法、蛍光偏光法等で知ることができる。本発明の高分子
量エチレン系重合体の延伸フィラメントの場合、例えば
呉祐吉、久保揮一部:工業化学H誌第39巻、992頁
(1939)に詳しく述べられている半値巾による配向
度、即ち式 式中、Hoは赤道線上最強のバラトロープ面のデバイ環
に沿っての強度分布曲線の半値巾じ)である。
で定義される配向度(F)が0,90以上、特に0.9
5以上となるように分子配向されていることが、機械的
性質の点で望ましい。
本発明においては、このようにして得られた高強度高弾
性ポリエチレンの分子配向成形体の編織物を一方の層構
成材料とする。
編織物は、それ自体公知の織り方、編み方、すなわち、
平織り、朱子織り、あや織りなどいずれの織り方によっ
て得られたものであってもよい。
編織される高強度高弾性ポリエチレンマルチフィラメン
トのデニールは50ないし3000デニル、好ましくは
100ないし2000デニールであり、目付は20ない
し500 g / m 2、好ましくは50ないし35
0g/m”であり、密度は5ないし100本/インチ、
好ましくはIOないし50本/インチである。
本発明におけるもう一方の層を構成するポリプロピレン
繊維としては、重量平均分子量が200、000以上、
好ましくは300.000ないし500.000 、引
張強度が3g/デニール以上、引張弾性率が80g/デ
ニールのプロピレンの単独重合体、またはプロピレン8
0重量%以上と他のa−オレフィンとの共重合体からな
る繊維の延伸物が好ましく用いられ、その編織物を構成
するマルチフィラメントのデニールは50ないし300
0デニール、好ましくは100ないし2000デニール
、目付が20ないし500g/m2、好ましくは50な
いし350g/m2.密度が5ないし100本/インチ
、好ましくは10ないし50本/インチであり、その織
り方は、平織り、末子織り、あや織りなどいずれの織り
方、または編み方によって得られたものであってもよい
本発明の複合材料は、IVi7述した高強度高弾性ポリ
エチレン繊維の編織物の層(A層)と、ポリプロピレン
繊維の編織物の層(B層)を、マトリックス樹脂として
熱硬化性樹脂を含浸硬化せしめて一体化したものである
が、具体的には、A[およびB層を積層した後含浸する
方法、A層およびB層をステッチ処理またはニードルパ
ンチ処理などによって繊維を絡ませ一体化してから含浸
する方法、A層およびB層のおのおのに含浸させてから
積層し、一体化する方法などの態様が例示され、いずれ
の場合も、該ポリエチレン編織物/ポリプロピレン編織
物の層構成の割合は、30ないし90容量%/10ない
し70容量%であり、好ましくは40ないし85容量%
/15ないし60容量%の割合で構成される。該ポリエ
チレン編織物層の割合が90容量%を超えると曲げ強度
が低くなり、また30容量%未満では耐衝撃性が低くな
り、本発明の目的である耐衝撃性および機械強度がいず
れも高く、かつバランスにすぐれでいる複合体はえられ
ない。
また、前記マトリックス樹脂としては、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂等の熱硬
化性樹脂が好ましく使用され、前記積層構造物に対する
マトリックス樹脂の割合は、積層構造物/マトリックス
=40ないし92容量%/8ないし60容量%、好まし
くは50ないし90容量%/10ないし50容量%であ
る。
積層構造物の割合が40容量%未溝の場合は耐衝撃性が
低くなり、92容量%を超えた場合は、曲げ強度が低く
なり、曲面を有するものや複雑な形状の成形物に対応す
ることが困難となる。
本発明の複合材料を構成する積層構造物は、高強度高弾
性ポリエチレン繊維の編織物層(A)と、ポリプロピレ
ン繊維の編織物層(B)とがマトリックス樹脂によって
一体化されているという基本構造を有する限りにおいて
、(A)/ (B)/(A)、(B)/ (A)/ (
B)、(A)/ (B)/ (A)/ (B)、(B)
/ (A)/(B)、(B)/ (A)/ (B)/ 
(A)/(B)、(A)/ (B)/ (A)/ (B
)/(A)などの積層構造とすることは勿論任意になし
つるものであり、さらに、必要に応じて、前記層の外ま
たは内層として他の層を設けることも可能である。なお
、高強度高弾性ポリエチレン繊維と組み合わせる樹脂に
ついては、ポリプロピレン繊維の例で説明を行ったが、
それ以外にも、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維など
の安価な繊維を使用することも出来る。
(発明の効果) 本発明によれば、高強度、高弾性ポリエチレン繊維から
なる編織物の層と、ポリプロピレンからなる編織物の層
をマトリックス樹脂によって一体化することにより、衝
撃強度および曲げ強度がいずれも高(、かつ、そのバラ
ンスにすぐれている複合材料が得られ、この複合材料は
、防弾具やへルメットなどの高度の強度が要求される構
造材料として巾広い用途に対応できる。
また、高弾性ポリエチレン繊維に比べて非常に安価なポ
リプロピレン繊維と組み合わせることによって、高弾性
ポリエチレン繊維のみで複合材料を構成するよりもコス
トの低減を計ることができる。
(実施例) 以下、実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。
実施例1ないし3、比較例1ないし4 第−層:135℃デカリン中で測定した[η]が約8.
0で、重量平均分子量750. [100、引張強度2
8g/d、引張弾性率1109g / d、の超高分子
量ポリエチレンの1000デニールのマルチフィラメン
トを手織すして目付け280g/m2の編織物とした。
第二層:重量平均分子量450.000 、引張強度6
g / d、引張弾性率200 g/d、 170デニ
ールのポリプロピレン繊維を平織りして目付け100g
7m2の編織物とした。
マトリックス樹脂: ビニルエステル樹脂「リポキシR〜802」(昭和高分
子社製) 硬化剤「バーロイルLJ  (日本油脂社)1重量%配
合 複合材料の作製 第−層と第二層の割合を下記表に示したように構成し、
これにマトリックス樹脂を含浸し、80’CX 2hr
 (34kg/cm3)の条件でプレス成形して、厚み
約5.2mmの複合材料を得た。(繊維含有量81容量
%) こうして得られた複合材料の曲げ強度と衝撃強度を次の
方法により測定した。
曲げ強度: JIS K−6911に準拠して、次の条
件で3点曲げ試験を行った。
テストピースサイズ: 25x 150 x 6.2(
ilXLXT] 支点間距離: 100mm。
テストスピード: 2.7mm/min  n=5衝撃
強度: MIL−5TD−562にLIJ21して、次
の耐弾道試験を行い、弾が半分貫通するスピー ドより算出した。
220径 17グレンハイモギ弾 0220以上 結果を表に示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高強度高弾性ポリエチレン繊維からなる編織物の
    層と、ポリプロピレン繊維からなる編織物の層とを、熱
    硬化性樹脂を含浸硬化して一体化したことを特徴とする
    複合材料。
  2. (2)高強度高弾性ポリエチレン繊維が、極限粘度[η
    ]が少なくとも3dl/gである高分子量エチレン系重
    合体の分子配向成形体である請求項(1)記載の複合材
    料。
  3. (3)高分子量エチレン系重合体が、炭素数3個以上の
    α−オレフィンを、炭素数1000個あたり平均0.1
    ないし20個含有するエチレンとα−オレフィンの共重
    合体である請求項(2)記載の複合材料。
  4. (4)α−オレフィンが、ブテン−1,4−メチルペン
    テン−1、ヘキセン−1およびデセン−1からなる群よ
    り選ばれた1種または2種以上のものである請求項(3
    )記載の複合材料。
JP2140417A 1990-05-30 1990-05-30 ポリオレフィン繊維からなる耐衝撃性のすぐれた複合材料 Pending JPH0433931A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112646353A (zh) * 2020-12-16 2021-04-13 航天科工武汉磁电有限责任公司 一种抗冲击蒙皮的制备方法、抗冲击吸波板及其制备方法

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CN112646353A (zh) * 2020-12-16 2021-04-13 航天科工武汉磁电有限责任公司 一种抗冲击蒙皮的制备方法、抗冲击吸波板及其制备方法

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