JPH04345645A - 自動車用インストルメントパネル - Google Patents
自動車用インストルメントパネルInfo
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- JPH04345645A JPH04345645A JP14668691A JP14668691A JPH04345645A JP H04345645 A JPH04345645 A JP H04345645A JP 14668691 A JP14668691 A JP 14668691A JP 14668691 A JP14668691 A JP 14668691A JP H04345645 A JPH04345645 A JP H04345645A
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- JP
- Japan
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- weight
- maleic anhydride
- styrene
- instrument panel
- anhydride copolymer
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス繊維強化樹脂か
らなる自動車用インストルメントパネルに関する。
らなる自動車用インストルメントパネルに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
の重要部品の1つにインストルメントパネル(計器盤)
がある。このインストルメントパネルは、これまで様々
な樹脂を用いて製造されているが、従来自動車用インス
トルメントパネルに用いられている樹脂には、次のよう
な問題がある。 (1)タルクを充填したポリプロピレンの場合、引張強
度及び耐熱剛性が低く、このため製品を内厚にし、かつ
金属製のサポートを設ける必要がある。 (2)ガラス繊維強化ポリプロピレンの場合は、引張強
度及び耐熱剛性には優れているものの、衝撃強度が低く
、しかも反り変形等の点で寸法安定性が悪い。 (3)ガラス繊維強化AS樹脂(アクリロニトリル−ス
チレン共重合樹脂)やガラス繊維強化ABS樹脂(アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂)は、
寸法安定性は良いものの、衝撃強度が著しく低い。また
、耐熱性も低く、加熱変形温度が110℃程度必要とさ
れる自動車用インストルメントパネルには不十分である
。
の重要部品の1つにインストルメントパネル(計器盤)
がある。このインストルメントパネルは、これまで様々
な樹脂を用いて製造されているが、従来自動車用インス
トルメントパネルに用いられている樹脂には、次のよう
な問題がある。 (1)タルクを充填したポリプロピレンの場合、引張強
度及び耐熱剛性が低く、このため製品を内厚にし、かつ
金属製のサポートを設ける必要がある。 (2)ガラス繊維強化ポリプロピレンの場合は、引張強
度及び耐熱剛性には優れているものの、衝撃強度が低く
、しかも反り変形等の点で寸法安定性が悪い。 (3)ガラス繊維強化AS樹脂(アクリロニトリル−ス
チレン共重合樹脂)やガラス繊維強化ABS樹脂(アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂)は、
寸法安定性は良いものの、衝撃強度が著しく低い。また
、耐熱性も低く、加熱変形温度が110℃程度必要とさ
れる自動車用インストルメントパネルには不十分である
。
【0003】これに対し、スチレン−無水マレイン酸共
重合体樹脂は耐熱性が高く、この点で自動車用インスト
ルメントパネルに適している。しかし、スチレン−無水
マレイン酸共重合体樹脂は衝撃強度が低いという欠点が
あり、衝撃強度の改良のためにガラス繊維を添加した場
合でも、効果の向上のためにさらにゴムを添加する必要
がある。また、ゴムを添加した場合でも衝撃強度の改良
効果は不十分であり、しかもゴムの添加によってスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体樹脂の特徴である耐熱性が
低下してしまうという問題がある。
重合体樹脂は耐熱性が高く、この点で自動車用インスト
ルメントパネルに適している。しかし、スチレン−無水
マレイン酸共重合体樹脂は衝撃強度が低いという欠点が
あり、衝撃強度の改良のためにガラス繊維を添加した場
合でも、効果の向上のためにさらにゴムを添加する必要
がある。また、ゴムを添加した場合でも衝撃強度の改良
効果は不十分であり、しかもゴムの添加によってスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体樹脂の特徴である耐熱性が
低下してしまうという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
、引張強度,耐熱剛性,衝撃強度及び寸法安定性のいず
れにも優れた自動車用インストルメントパネルを提供す
ることを目的とする。
、引張強度,耐熱剛性,衝撃強度及び寸法安定性のいず
れにも優れた自動車用インストルメントパネルを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、スチ
レン系樹脂の内、ガラス繊維強化AS樹脂,ABS樹脂
は上述した問題があり、またスチレン−無水マレイン酸
共重合体は耐熱性はかなり高いものの、衝撃強度が低い
という欠点があるが、スチレン−無水マレイン酸系共重
合体に配合するガラス繊維の繊維長を長く保った場合、
引張強度,耐熱剛性,衝撃強度及び寸法安定性のいずれ
にも優れたガラス繊維強化樹脂組成物が得られ、従って
この樹脂組成物を用いて自動車用インストルメントパネ
ルを製造することにより、上記目的が効果的に達成され
ることを知見し、本発明をなすに至った。
上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、スチ
レン系樹脂の内、ガラス繊維強化AS樹脂,ABS樹脂
は上述した問題があり、またスチレン−無水マレイン酸
共重合体は耐熱性はかなり高いものの、衝撃強度が低い
という欠点があるが、スチレン−無水マレイン酸系共重
合体に配合するガラス繊維の繊維長を長く保った場合、
引張強度,耐熱剛性,衝撃強度及び寸法安定性のいずれ
にも優れたガラス繊維強化樹脂組成物が得られ、従って
この樹脂組成物を用いて自動車用インストルメントパネ
ルを製造することにより、上記目的が効果的に達成され
ることを知見し、本発明をなすに至った。
【0006】従って、本発明は、下記(A)成分と(B
)成分とからなる樹脂組成物により形成された自動車用
インストルメントパネル(第1発明)、並びに下記(A
)成分と(B)成分と(C)成分とからなる樹脂組成物
により形成された自動車用インストルメントパネル(第
2発明)を提供する。 (A)無水マレイン酸又はその誘導体単位を2〜30モ
ル%含有し、平均分子量が10万〜30万であるスチレ
ン−無水マレイン酸系共重合体を(A)成分及び(B)
成分の合計量に対して70〜95重量%(B)成形品中
における平均繊維長が0.8〜6mmであるガラス繊維
を(A)成分及び(B)成分の合計量に対して30〜5
重量% (C)上記(A)成分及び(B)成分の合計量100重
量部に対して3〜30重量部のエラストマー
)成分とからなる樹脂組成物により形成された自動車用
インストルメントパネル(第1発明)、並びに下記(A
)成分と(B)成分と(C)成分とからなる樹脂組成物
により形成された自動車用インストルメントパネル(第
2発明)を提供する。 (A)無水マレイン酸又はその誘導体単位を2〜30モ
ル%含有し、平均分子量が10万〜30万であるスチレ
ン−無水マレイン酸系共重合体を(A)成分及び(B)
成分の合計量に対して70〜95重量%(B)成形品中
における平均繊維長が0.8〜6mmであるガラス繊維
を(A)成分及び(B)成分の合計量に対して30〜5
重量% (C)上記(A)成分及び(B)成分の合計量100重
量部に対して3〜30重量部のエラストマー
【0007
】以下、本発明をさらに詳しく説明する。本願第1発明
の自動車用インストルメントパネルは、前記(A)成分
と(B)成分とからなる樹脂組成物で形成しものである
。この場合、(A)成分のスチレン−無水マレイン酸系
共重合体としては、例えば、スチレン−無水マレイン酸
共重合体(SMA樹脂)やスチレン−マレイミド共重合
体などが挙げられる。(A)成分のスチレン−無水マレ
イン酸系共重合体は、無水マレイン酸又はマレイン酸イ
ミド等のマレイン酸誘導体単位を3〜20モル%、好ま
しくは5〜15モル%含有し、かつ平均分子量が10万
〜30万、好ましくは12万〜27万のものである。無
水マレイン酸又はその誘導体単位が3モル%未満である
と耐熱性が不十分となり、20モル%を超えると耐衝撃
性が低下する。また、平均分子量が10万未満であると
衝撃強度が不足し、30万を超えると成形性が悪くなる
と共に、ガラス繊維が破断して逆に衝撃強度が悪くなる
ことがある。スチレン−無水マレイン酸系共重合体の配
合量は(A)成分及び(B)成分の合計量の70〜95
重量%、好ましくは75〜93重量%である。70重量
%未満では成形性が悪くなり、95重量%を超えると衝
撃強度,耐熱性,引張強度が不足する。
】以下、本発明をさらに詳しく説明する。本願第1発明
の自動車用インストルメントパネルは、前記(A)成分
と(B)成分とからなる樹脂組成物で形成しものである
。この場合、(A)成分のスチレン−無水マレイン酸系
共重合体としては、例えば、スチレン−無水マレイン酸
共重合体(SMA樹脂)やスチレン−マレイミド共重合
体などが挙げられる。(A)成分のスチレン−無水マレ
イン酸系共重合体は、無水マレイン酸又はマレイン酸イ
ミド等のマレイン酸誘導体単位を3〜20モル%、好ま
しくは5〜15モル%含有し、かつ平均分子量が10万
〜30万、好ましくは12万〜27万のものである。無
水マレイン酸又はその誘導体単位が3モル%未満である
と耐熱性が不十分となり、20モル%を超えると耐衝撃
性が低下する。また、平均分子量が10万未満であると
衝撃強度が不足し、30万を超えると成形性が悪くなる
と共に、ガラス繊維が破断して逆に衝撃強度が悪くなる
ことがある。スチレン−無水マレイン酸系共重合体の配
合量は(A)成分及び(B)成分の合計量の70〜95
重量%、好ましくは75〜93重量%である。70重量
%未満では成形性が悪くなり、95重量%を超えると衝
撃強度,耐熱性,引張強度が不足する。
【0008】スチレン−無水マレイン酸系共重合体とし
ては、いずれの方法で製造したものでも使用することが
でき、例えば塊状重合法、溶液重合法、連続多段式重合
法等によって製造したものを用いることができるが、連
続多段式重合法によるものが特に好ましい。この連続多
段式重合法においては、例えば、各槽にスチレン及び前
段である程度反応が進んで生成した共重合体を含む反応
液を順次一定量流すと共に、各段では所定量の無水マレ
イン酸又はマレイミドなどの無水マレイン酸誘導体を添
加するといった方法が用いられる。本発明においては、
前記(A)成分のスチレン−無水マレイン酸系共重合体
は1種を用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用い
てもよい。
ては、いずれの方法で製造したものでも使用することが
でき、例えば塊状重合法、溶液重合法、連続多段式重合
法等によって製造したものを用いることができるが、連
続多段式重合法によるものが特に好ましい。この連続多
段式重合法においては、例えば、各槽にスチレン及び前
段である程度反応が進んで生成した共重合体を含む反応
液を順次一定量流すと共に、各段では所定量の無水マレ
イン酸又はマレイミドなどの無水マレイン酸誘導体を添
加するといった方法が用いられる。本発明においては、
前記(A)成分のスチレン−無水マレイン酸系共重合体
は1種を用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用い
てもよい。
【0009】(B)成分のガラス繊維は、成形品中にお
ける繊維長が0.8〜6mm、好ましくは1.5〜4m
mとなるように切断されたガラス繊維である。繊維長が
0.8mm未満であるとインストルメントパネルの衝撃
強度が十分に向上せず、6mmを超えると成形性が悪く
なると共に、ガラス繊維が成形品の薄い部分に流れ込み
にくくなる。また、ガラス繊維としては、繊維径が6〜
18μmのものを用いることが好ましく、これによりイ
ンストルメントパネルを外観の良好なものとすることが
できる。
ける繊維長が0.8〜6mm、好ましくは1.5〜4m
mとなるように切断されたガラス繊維である。繊維長が
0.8mm未満であるとインストルメントパネルの衝撃
強度が十分に向上せず、6mmを超えると成形性が悪く
なると共に、ガラス繊維が成形品の薄い部分に流れ込み
にくくなる。また、ガラス繊維としては、繊維径が6〜
18μmのものを用いることが好ましく、これによりイ
ンストルメントパネルを外観の良好なものとすることが
できる。
【0010】(B)成分のガラス繊維の配合量は、(A
)成分と(B)成分の合計量の5〜30重量%、好まし
くは7〜25重量%である。配合量が5重量%未満であ
ると衝撃強度及び耐熱性の向上効果が不十分となり、3
0重量%を超えると成形性が低下すると共に、比重が大
きくなって経済的でなくなる。(B)成分に用いられる
ガラス繊維の種類に限定はなく、含アルカリガラス、低
アルカリガラス、無アルカリガラス等のいずれであって
もよい。
)成分と(B)成分の合計量の5〜30重量%、好まし
くは7〜25重量%である。配合量が5重量%未満であ
ると衝撃強度及び耐熱性の向上効果が不十分となり、3
0重量%を超えると成形性が低下すると共に、比重が大
きくなって経済的でなくなる。(B)成分に用いられる
ガラス繊維の種類に限定はなく、含アルカリガラス、低
アルカリガラス、無アルカリガラス等のいずれであって
もよい。
【0011】また、ガラス繊維としては、予め表面処理
剤で処理したものを用いることが有利である。該表面処
理剤としては、例えばシラン系、チタネート系、アルミ
ニウム系、クロム系、ジルコニウム系、ボラン系カップ
リング剤などが挙げられるが、これらの中でシラン系カ
ップリング剤及びチタネート系カップリング剤が好まし
く、特にシラン系カップリング剤が好適である。
剤で処理したものを用いることが有利である。該表面処
理剤としては、例えばシラン系、チタネート系、アルミ
ニウム系、クロム系、ジルコニウム系、ボラン系カップ
リング剤などが挙げられるが、これらの中でシラン系カ
ップリング剤及びチタネート系カップリング剤が好まし
く、特にシラン系カップリング剤が好適である。
【0012】シラン系カップリング剤としては、例えば
トリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエト
キシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチ
ル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリ
メトキシシランなどが挙げられる。これらの中でも、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等の
アミノシラン系カップリング剤が特に好適である。
トリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエト
キシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチ
ル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリ
メトキシシランなどが挙げられる。これらの中でも、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等の
アミノシラン系カップリング剤が特に好適である。
【0013】チタネート系カップリング剤としては、例
えばイソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イ
ソプロピルトリドデシルベンゼンスルホニルチタネート
、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート
)チタネート、テトライソプロピルビス(ジオクチルホ
スファイト)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリ
デシルホスファイト)チタネート、テトラ(2,2−ジ
アリルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジ−トリデシ
ル)ホスファイトチタネート、ビス(ジオクチルパイロ
ホスフェート)オキシアセテートチタネート、ビス(ジ
オクチルパイロホスフェート)エチレンチタネート、イ
ソプロピルトリオクタノイルチタネート、イソプロピル
ジメタクリルイソステアロイルチタネート、イソプロピ
ルイソステアロイルジアクリルチタネート、イソプロピ
ルトリ(ジオクチルホスフェート)チタネート、イソプ
ロピルトリクミルフェニルチタネート、イソプロピルト
リ(N−アミドエチル・アミノエチル)チタネート、ジ
クミルフェニルオキシアセテートチタネート、ジイソス
テアロイルエチレンチタネートなどが挙げられる。これ
らの中でもイソプロピルトリイソステアロイルチタネー
ト、イソプロピルトリ(N−アミドエチル・アミノエチ
ル)チタネートが好適である。
えばイソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イ
ソプロピルトリドデシルベンゼンスルホニルチタネート
、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート
)チタネート、テトライソプロピルビス(ジオクチルホ
スファイト)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリ
デシルホスファイト)チタネート、テトラ(2,2−ジ
アリルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジ−トリデシ
ル)ホスファイトチタネート、ビス(ジオクチルパイロ
ホスフェート)オキシアセテートチタネート、ビス(ジ
オクチルパイロホスフェート)エチレンチタネート、イ
ソプロピルトリオクタノイルチタネート、イソプロピル
ジメタクリルイソステアロイルチタネート、イソプロピ
ルイソステアロイルジアクリルチタネート、イソプロピ
ルトリ(ジオクチルホスフェート)チタネート、イソプ
ロピルトリクミルフェニルチタネート、イソプロピルト
リ(N−アミドエチル・アミノエチル)チタネート、ジ
クミルフェニルオキシアセテートチタネート、ジイソス
テアロイルエチレンチタネートなどが挙げられる。これ
らの中でもイソプロピルトリイソステアロイルチタネー
ト、イソプロピルトリ(N−アミドエチル・アミノエチ
ル)チタネートが好適である。
【0014】本願第2発明の自動車用インストルメント
パネルは、前記(A)成分及び(B)成分にさらに(C
)成分としてエラストマーを配合した樹脂組成物で形成
したもので、これにより衝撃強度をさらに高めたもので
ある。(C)成分のエラストマーとしては、特に限定は
ないが、ブタジエンゴム,SBR(スチレン−ブタジエ
ン共重合ゴム),SBS(スチレン−ブタジエン−スチ
レン共重合ゴム),SEBS(スチレン−エチレン・ブ
チレン−スチレン共重合ゴム),アクリルゴム,SIS
(スチレン−イソプレン−スチレン共重合ゴム),MB
S(メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン共重
合ゴム),マレイ化SBS,マレイ化SEBS等を好適
に使用することができる。これらの中で、特に好ましく
は、MBS,SBS,SIS,SEBSなどのスチレン
単位含有の熱可塑性エラストマーが用いられる。これら
の熱可塑性エラストマーにおけるスチレン単位の含有量
は、5〜50重量%、特に10〜30重量%の範囲にあ
ることが好適である。この含有量が5重量%未満では、
樹脂組成物におけるエラストマーの分散性が低下し、成
形品の剛性が不十分になることがある。50重量%を超
えると、ガラス繊維と樹脂との界面濡れ性が低下し、成
形品が剛性に劣るものとなることがある。
パネルは、前記(A)成分及び(B)成分にさらに(C
)成分としてエラストマーを配合した樹脂組成物で形成
したもので、これにより衝撃強度をさらに高めたもので
ある。(C)成分のエラストマーとしては、特に限定は
ないが、ブタジエンゴム,SBR(スチレン−ブタジエ
ン共重合ゴム),SBS(スチレン−ブタジエン−スチ
レン共重合ゴム),SEBS(スチレン−エチレン・ブ
チレン−スチレン共重合ゴム),アクリルゴム,SIS
(スチレン−イソプレン−スチレン共重合ゴム),MB
S(メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン共重
合ゴム),マレイ化SBS,マレイ化SEBS等を好適
に使用することができる。これらの中で、特に好ましく
は、MBS,SBS,SIS,SEBSなどのスチレン
単位含有の熱可塑性エラストマーが用いられる。これら
の熱可塑性エラストマーにおけるスチレン単位の含有量
は、5〜50重量%、特に10〜30重量%の範囲にあ
ることが好適である。この含有量が5重量%未満では、
樹脂組成物におけるエラストマーの分散性が低下し、成
形品の剛性が不十分になることがある。50重量%を超
えると、ガラス繊維と樹脂との界面濡れ性が低下し、成
形品が剛性に劣るものとなることがある。
【0015】(C)成分のエラストマーの配合量は、(
A)成分と(B)成分の合計量100重量部に対して3
〜30重量部、好ましくは5〜20重量部である。3重
量部未満では十分な衝撃強度の改良効果を得られないこ
とがあり、30重量部を超えると耐熱性の低下,引張強
度の低下が生じることがある。(C)成分のエラストマ
ーは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わ
せて用いてもよい。また、エラストマーは、スチレン−
無水マレイン酸系共重合体の重合時に添加してもよく、
重合後に添加してもよい。
A)成分と(B)成分の合計量100重量部に対して3
〜30重量部、好ましくは5〜20重量部である。3重
量部未満では十分な衝撃強度の改良効果を得られないこ
とがあり、30重量部を超えると耐熱性の低下,引張強
度の低下が生じることがある。(C)成分のエラストマ
ーは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わ
せて用いてもよい。また、エラストマーは、スチレン−
無水マレイン酸系共重合体の重合時に添加してもよく、
重合後に添加してもよい。
【0016】本発明においては、インストルメントパネ
ルに難燃性を付与する目的で、樹脂組成物に所望に応じ
各種のハロゲン系難燃剤を配合することができる。また
、難燃性の付与効果をさらに増すために、三酸化アンチ
モン等の難燃助剤と併用することもできる。上記難燃剤
としては、例えばデカブロモジフェニルオキシド、テト
ラブロモビスフェノールAエポキシ系、オクタブロモジ
フェニルオキシド、テトラブロモビスフェノールA、テ
トラプロモブスフェノールSなどが挙げられる。 ま
た、必要に応じ、樹脂組成物に充填材、酸化防止剤、耐
候剤、滑剤、帯電防止剤、着色剤などの添加剤を配合す
ることができる。
ルに難燃性を付与する目的で、樹脂組成物に所望に応じ
各種のハロゲン系難燃剤を配合することができる。また
、難燃性の付与効果をさらに増すために、三酸化アンチ
モン等の難燃助剤と併用することもできる。上記難燃剤
としては、例えばデカブロモジフェニルオキシド、テト
ラブロモビスフェノールAエポキシ系、オクタブロモジ
フェニルオキシド、テトラブロモビスフェノールA、テ
トラプロモブスフェノールSなどが挙げられる。 ま
た、必要に応じ、樹脂組成物に充填材、酸化防止剤、耐
候剤、滑剤、帯電防止剤、着色剤などの添加剤を配合す
ることができる。
【0017】本発明において、上述した樹脂組成物の製
法に限定はないが、次の方法を特に好適に採用すること
ができる(特願平1−322694号)。すなわち、溶
融した熱可塑性樹脂(スチレン−無水マレイン酸系共重
合体)中に繊維束(ガラス繊維)を連続的に通過させ、
繊維束に溶融樹脂を含浸させた後、ダイスより引き出し
、樹脂を硬化させることによって繊維強化樹脂成形材料
を製造する方法であり、前記繊維束に溶融樹脂を含浸さ
せる際に、繊維束を、ロッドの中心を通る直線に対し少
なくとも一側が所定の角度だけ傾斜した状態でロッドに
巻き掛けるようにした方法である。この場合、好ましく
は繊維束を、ロッドの中心を通る直線に対して少なくと
も一側が10度以上の傾斜角を有した状態でロッドに巻
き掛けるようにする。また、必要に応じて繊維束が波形
を形成するよう、該繊維束を複数のロッドに接触させる
ようにする。
法に限定はないが、次の方法を特に好適に採用すること
ができる(特願平1−322694号)。すなわち、溶
融した熱可塑性樹脂(スチレン−無水マレイン酸系共重
合体)中に繊維束(ガラス繊維)を連続的に通過させ、
繊維束に溶融樹脂を含浸させた後、ダイスより引き出し
、樹脂を硬化させることによって繊維強化樹脂成形材料
を製造する方法であり、前記繊維束に溶融樹脂を含浸さ
せる際に、繊維束を、ロッドの中心を通る直線に対し少
なくとも一側が所定の角度だけ傾斜した状態でロッドに
巻き掛けるようにした方法である。この場合、好ましく
は繊維束を、ロッドの中心を通る直線に対して少なくと
も一側が10度以上の傾斜角を有した状態でロッドに巻
き掛けるようにする。また、必要に応じて繊維束が波形
を形成するよう、該繊維束を複数のロッドに接触させる
ようにする。
【0018】より具体的には、下記手順で製造する。
■まず、溶融した熱可塑性樹脂中に繊維束(ガラスロー
ビング)を連続的に通過させ、繊維束に溶融樹脂を含浸
させる。この際、繊維束が波形を形成するよう曲げを繰
り返して熱可塑性樹脂中を通過するようにする。このよ
うにすると、繊維束が十分に開繊し、熱可塑性樹脂中に
熱可塑性樹脂を十分に含浸させることができる。 ■次いで、上記熱可塑性樹脂を含浸した繊維束を冷却後
、ペレタイザで細かく切断してペレット化する。このペ
レットの切断長さを調整することでガラス繊維の平均長
さを0.8〜6mmに調整する。 ■上記ペレットに熱可塑性樹脂を加えて樹脂組成物中の
樹脂量を調整する。
ビング)を連続的に通過させ、繊維束に溶融樹脂を含浸
させる。この際、繊維束が波形を形成するよう曲げを繰
り返して熱可塑性樹脂中を通過するようにする。このよ
うにすると、繊維束が十分に開繊し、熱可塑性樹脂中に
熱可塑性樹脂を十分に含浸させることができる。 ■次いで、上記熱可塑性樹脂を含浸した繊維束を冷却後
、ペレタイザで細かく切断してペレット化する。このペ
レットの切断長さを調整することでガラス繊維の平均長
さを0.8〜6mmに調整する。 ■上記ペレットに熱可塑性樹脂を加えて樹脂組成物中の
樹脂量を調整する。
【0019】上記特願平1−322694号の方法を採
用することにより、混練工程を用いずにガラス繊維と熱
可塑性樹脂とを複合化した強化樹脂を製造することがで
きるため、成形品中のガラス繊維長を長く保つことが可
能となり、そのため強度,剛性,耐熱性に著しく優れた
成形品を得ることが可能になる。すなわち、従来のガラ
ス繊維強化樹脂組成物は、通常樹脂とガラス繊維とを押
出機で混練して製造しているため、ガラス繊維が破断し
、成形品中のガラス繊維の平均繊維長が短く、そのため
強度、耐熱性、剛性の向上効果が不十分であったが、特
願平1−322694号の方法を採用することにより、
かかる問題点が解消されるものである。このようにして
得られた樹脂組成物は、例えば射出成形、押出成形、圧
縮成形などの成形法により、所望形状の自動車用インス
トルメントパネルに成形することができる。この場合、
本発明の自動車用インストルメントパネルには、インス
トルメントパネル及びそのコアが包含される。
用することにより、混練工程を用いずにガラス繊維と熱
可塑性樹脂とを複合化した強化樹脂を製造することがで
きるため、成形品中のガラス繊維長を長く保つことが可
能となり、そのため強度,剛性,耐熱性に著しく優れた
成形品を得ることが可能になる。すなわち、従来のガラ
ス繊維強化樹脂組成物は、通常樹脂とガラス繊維とを押
出機で混練して製造しているため、ガラス繊維が破断し
、成形品中のガラス繊維の平均繊維長が短く、そのため
強度、耐熱性、剛性の向上効果が不十分であったが、特
願平1−322694号の方法を採用することにより、
かかる問題点が解消されるものである。このようにして
得られた樹脂組成物は、例えば射出成形、押出成形、圧
縮成形などの成形法により、所望形状の自動車用インス
トルメントパネルに成形することができる。この場合、
本発明の自動車用インストルメントパネルには、インス
トルメントパネル及びそのコアが包含される。
【0020】
【実施例】次に、実施例、比較例により本発明を具体的
に示すが、本発明は下記実施例に限定されるものではな
い。 マスターバッチの製造 前記特願平1−322694号に記載された方法により
マスターバッチを製造した。装置としては、50mmφ
押出機の先端に、含浸部に直径6mm,長さ3mmの4
本のロッドを傾斜角度25度で直線状に配置したダイス
を取り付けたものを用いた。また、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体(SMA)として分子量26万、無水マ
レイン酸単位含有量7モル%のものを用い、ガラス繊維
束としてアミノシランカップリング剤で表面処理された
繊維径13μmのガラス繊維を170本束ねたガラスロ
ービングを用いた。上記装置にSMA40重量%とガラ
ス繊維束60重量%とを供給し、ガラス繊維束にSMA
を含浸させたストランドを製造した後、カッティングを
行なってペレットを製造し、これをマスターバッチとし
て用いた。この場合、テンションロール群でガラス繊維
束をガラス繊維量が60重量%となるように調整しつつ
ダイ内に送り込み、240℃でSMAを含浸し、冷却後
ペレタイザで長さ6mm、径3mmのペレットにカッテ
ィングした。
に示すが、本発明は下記実施例に限定されるものではな
い。 マスターバッチの製造 前記特願平1−322694号に記載された方法により
マスターバッチを製造した。装置としては、50mmφ
押出機の先端に、含浸部に直径6mm,長さ3mmの4
本のロッドを傾斜角度25度で直線状に配置したダイス
を取り付けたものを用いた。また、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体(SMA)として分子量26万、無水マ
レイン酸単位含有量7モル%のものを用い、ガラス繊維
束としてアミノシランカップリング剤で表面処理された
繊維径13μmのガラス繊維を170本束ねたガラスロ
ービングを用いた。上記装置にSMA40重量%とガラ
ス繊維束60重量%とを供給し、ガラス繊維束にSMA
を含浸させたストランドを製造した後、カッティングを
行なってペレットを製造し、これをマスターバッチとし
て用いた。この場合、テンションロール群でガラス繊維
束をガラス繊維量が60重量%となるように調整しつつ
ダイ内に送り込み、240℃でSMAを含浸し、冷却後
ペレタイザで長さ6mm、径3mmのペレットにカッテ
ィングした。
【0021】実施例1
分子量26万、無水マレイン酸単位含有量7モル%のス
チレン−無水マレイン酸共重合体75重量%と上記マス
ターバッチ25重量%とを120℃で20分間ドライブ
レンドした後、金型を用い射出成形によって長さ135
cm、高さ30cm,奥行40cm、厚み0.3cmの
寸法を有する自動車用インストルメントパネルを製造し
た。その後、成形したインストルメントパネルを切削し
て試験片を作成した。得られた試験片の組成及び物性を
表1及び表2に示す。
チレン−無水マレイン酸共重合体75重量%と上記マス
ターバッチ25重量%とを120℃で20分間ドライブ
レンドした後、金型を用い射出成形によって長さ135
cm、高さ30cm,奥行40cm、厚み0.3cmの
寸法を有する自動車用インストルメントパネルを製造し
た。その後、成形したインストルメントパネルを切削し
て試験片を作成した。得られた試験片の組成及び物性を
表1及び表2に示す。
【0022】実施例2
分子量20万、無水マレイン酸単位含有量14モル%の
スチレン−無水マレイン酸共重合体75重量%と上記マ
スターバッチ25重量%とを120℃で20分間ドライ
ブレンドした以外は、実施例1と同様にして試験片を作
成した。得られた試験片の組成及び物性を表1及び表2
に示す。 実施例3 分子量15万、無水マレイン酸単位含有量7モル%のス
チレン−無水マレイン酸共重合体66.7重量%と上記
マスターバッチ33.3重量%とを120℃で20分間
ドライブレンドした以外は、実施例1と同様にして試験
片を作成した。得られた試験片の組成及び物性を表1及
び表2に示す。
スチレン−無水マレイン酸共重合体75重量%と上記マ
スターバッチ25重量%とを120℃で20分間ドライ
ブレンドした以外は、実施例1と同様にして試験片を作
成した。得られた試験片の組成及び物性を表1及び表2
に示す。 実施例3 分子量15万、無水マレイン酸単位含有量7モル%のス
チレン−無水マレイン酸共重合体66.7重量%と上記
マスターバッチ33.3重量%とを120℃で20分間
ドライブレンドした以外は、実施例1と同様にして試験
片を作成した。得られた試験片の組成及び物性を表1及
び表2に示す。
【0023】比較例1
分子量26万、無水マレイン酸単位含有量7モル%のス
チレン−無水マレイン酸共重合体85重量%と繊維径1
0μm、長さ3mmのチョップドストランド状のガラス
繊維15重量%とをドライブレンドした後、二軸混練機
(ガラス繊維はサイドフィードで供給)で混練し、ペレ
ットを得た。得られたペレットを用い、実施例1と同様
に射出成形を実施し、試験片を作成した。得られた試験
片の組成及び物性を表1及び表2に示す。 比較例2 スチレン−無水マレイン酸共重合体を分子量26万のA
S樹脂(アクリロニトリル−スチレン共重合体)に変え
た以外は、比較例1と同様にして試験片を作成した。得
られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示す。
チレン−無水マレイン酸共重合体85重量%と繊維径1
0μm、長さ3mmのチョップドストランド状のガラス
繊維15重量%とをドライブレンドした後、二軸混練機
(ガラス繊維はサイドフィードで供給)で混練し、ペレ
ットを得た。得られたペレットを用い、実施例1と同様
に射出成形を実施し、試験片を作成した。得られた試験
片の組成及び物性を表1及び表2に示す。 比較例2 スチレン−無水マレイン酸共重合体を分子量26万のA
S樹脂(アクリロニトリル−スチレン共重合体)に変え
た以外は、比較例1と同様にして試験片を作成した。得
られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示す。
【0024】比較例3
分子量5万、無水マレイン酸単位含有量7モル%のスチ
レン−無水マレイン酸共重合体75重量%と上記マスタ
ーバッチ25重量%とを120℃で20分間ドライブレ
ンドした以外は、実施例1と同様にして試験片を作成し
た。得られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示
す。 比較例4 分子量40万、無水マレイン酸単位含有量7モル%のス
チレン−無水マレイン酸共重合体75重量%と上記マス
ターバッチ25重量%とを120℃で20分間ドライブ
レンドした以外は、実施例1と同様にして試験片を作成
した。得られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に
示す。
レン−無水マレイン酸共重合体75重量%と上記マスタ
ーバッチ25重量%とを120℃で20分間ドライブレ
ンドした以外は、実施例1と同様にして試験片を作成し
た。得られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示
す。 比較例4 分子量40万、無水マレイン酸単位含有量7モル%のス
チレン−無水マレイン酸共重合体75重量%と上記マス
ターバッチ25重量%とを120℃で20分間ドライブ
レンドした以外は、実施例1と同様にして試験片を作成
した。得られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に
示す。
【0025】実施例4
分子量20万、無水マレイン酸単位含有量14モル%の
スチレン−無水マレイン酸共重合体80重量%とスチレ
ン単位含有量15重量%のMBS(三菱レーヨン社製メ
タブレンC−223)20重量%とを予め押出機で混練
した。このMBSにて改質されたスチレン−無水マレイ
ン酸系共重合体66.7重量%と上記マスターバッチ3
3.3重量%とを120℃で20分間ドライブレンドし
た以外は、実施例1と同様にして試験片を作成した。得
られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示す。 実施例5 MBSの代わりにスチレン単位含有量30重量%のSB
S(シェル化学社製TR−1184)を用いた以外は、
実施例4と同様にして同様にして試験片を作成した。得
られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示す。
スチレン−無水マレイン酸共重合体80重量%とスチレ
ン単位含有量15重量%のMBS(三菱レーヨン社製メ
タブレンC−223)20重量%とを予め押出機で混練
した。このMBSにて改質されたスチレン−無水マレイ
ン酸系共重合体66.7重量%と上記マスターバッチ3
3.3重量%とを120℃で20分間ドライブレンドし
た以外は、実施例1と同様にして試験片を作成した。得
られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示す。 実施例5 MBSの代わりにスチレン単位含有量30重量%のSB
S(シェル化学社製TR−1184)を用いた以外は、
実施例4と同様にして同様にして試験片を作成した。得
られた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示す。
【0026】比較例5
スチレン−無水マレイン酸共重合体の代わりにメルトイ
ンデックスが20g/10分のポリプロピレンを用いた
以外は、比較例1と同様にして試験片を作成した。得ら
れた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示す。 比較例6 メルトインデックスが20g/10分のポリプロピレン
75重量%とムーニー粘度が24の非晶性エチレン−プ
ロピレン(ERP)10重量%と繊維径10μm、長さ
3mmのチョップドストランド状のガラス繊維15重量
%とをドライブレンドした以外は、比較例1と同様にし
て試験片を作成した。得られた試験片の組成及び物性を
表1及び表2に示す。また、実施例1、実施例3、比較
例1、比較例2、比較例5、比較例6で得られたインス
トルメントパネルを用い、寸法精度、耐熱後の寸法精度
及び表皮パッド(ポリ塩化ビニル製)との接着性を評価
した。結果を表3に示す。
ンデックスが20g/10分のポリプロピレンを用いた
以外は、比較例1と同様にして試験片を作成した。得ら
れた試験片の組成及び物性を表1及び表2に示す。 比較例6 メルトインデックスが20g/10分のポリプロピレン
75重量%とムーニー粘度が24の非晶性エチレン−プ
ロピレン(ERP)10重量%と繊維径10μm、長さ
3mmのチョップドストランド状のガラス繊維15重量
%とをドライブレンドした以外は、比較例1と同様にし
て試験片を作成した。得られた試験片の組成及び物性を
表1及び表2に示す。また、実施例1、実施例3、比較
例1、比較例2、比較例5、比較例6で得られたインス
トルメントパネルを用い、寸法精度、耐熱後の寸法精度
及び表皮パッド(ポリ塩化ビニル製)との接着性を評価
した。結果を表3に示す。
【0027】なお、表2,表3に示す物性は下記の方法
で測定した。 曲げ特性:JIS K7203に準拠して測定した。 110℃、曲げ特性:JIS K7203に準拠して測
定した。 HDT(高荷重):JIS K7207に準拠して測定
した。 IZOD衝撃強さ(ノッチ付):JIS K7110に
準拠して測定した。 −30℃IZOD(ノッチ付):JIS K7110に
準拠して測定した。 成形品の寸法精度:23℃にて7日間保存した後、セン
ター及び左端部の基準寸法に対する精度をそれぞれ調べ
た。 耐熱試験後の寸法精度:110℃にて48時間保存した
後、左端部の基準寸法に対する精度を調べた。 ウレタン注入発泡によるポリ塩化ビニルとの接着性:ウ
レタン注入発泡後、表皮のポリ塩化ビニルの引張試験を
実施した。表皮のポリ塩化ビニルが材破するものを良好
とした。 成形品中のガラス繊維の平均繊維長:試験片を電気炉中
600℃で5時間焼成し、残存するガラス繊維を万能投
影機で50倍に拡大して写真撮影を行ない、ガラス繊維
1000本の平均長を測定した。
で測定した。 曲げ特性:JIS K7203に準拠して測定した。 110℃、曲げ特性:JIS K7203に準拠して測
定した。 HDT(高荷重):JIS K7207に準拠して測定
した。 IZOD衝撃強さ(ノッチ付):JIS K7110に
準拠して測定した。 −30℃IZOD(ノッチ付):JIS K7110に
準拠して測定した。 成形品の寸法精度:23℃にて7日間保存した後、セン
ター及び左端部の基準寸法に対する精度をそれぞれ調べ
た。 耐熱試験後の寸法精度:110℃にて48時間保存した
後、左端部の基準寸法に対する精度を調べた。 ウレタン注入発泡によるポリ塩化ビニルとの接着性:ウ
レタン注入発泡後、表皮のポリ塩化ビニルの引張試験を
実施した。表皮のポリ塩化ビニルが材破するものを良好
とした。 成形品中のガラス繊維の平均繊維長:試験片を電気炉中
600℃で5時間焼成し、残存するガラス繊維を万能投
影機で50倍に拡大して写真撮影を行ない、ガラス繊維
1000本の平均長を測定した。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】表1〜3から、下記のことがわかる。
■ガラス繊維の繊維長が本発明の範囲よりも短いと、引
張強度,耐熱性,衝撃強度の面で大幅に劣ること(実施
例1と比較例1との比較) ■本発明で用いる樹脂組成物は、従来のスチレン系樹脂
よりも引張強度,耐熱性,衝撃強度の面で優れているこ
と(実施例1と比較例2との比較) ■スチレン−無水マレイン酸系共重合体の分子量が本発
明の範囲よりも小さいと、特に衝撃強度面において問題
が生じること(実施例1と比較例3との比較)■スチレ
ン−無水マレイン酸系共重合体の分子量が本発明の範囲
よりも大きいと、射出成形時に繊維破断が発生し、充分
な引張強度,耐熱性,衝撃強度が得られないこと(実施
例1と比較例4との比較) ■本発明のインストルメントパネルは寸法安定性に優れ
ていること
張強度,耐熱性,衝撃強度の面で大幅に劣ること(実施
例1と比較例1との比較) ■本発明で用いる樹脂組成物は、従来のスチレン系樹脂
よりも引張強度,耐熱性,衝撃強度の面で優れているこ
と(実施例1と比較例2との比較) ■スチレン−無水マレイン酸系共重合体の分子量が本発
明の範囲よりも小さいと、特に衝撃強度面において問題
が生じること(実施例1と比較例3との比較)■スチレ
ン−無水マレイン酸系共重合体の分子量が本発明の範囲
よりも大きいと、射出成形時に繊維破断が発生し、充分
な引張強度,耐熱性,衝撃強度が得られないこと(実施
例1と比較例4との比較) ■本発明のインストルメントパネルは寸法安定性に優れ
ていること
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動車用インス
トルメントパネルは、寸法安定性が良好で、かつ衝撃強
度,引張強度,耐熱性に優れているものである。
トルメントパネルは、寸法安定性が良好で、かつ衝撃強
度,引張強度,耐熱性に優れているものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)無水マレイン酸又はその誘導体
単位を2〜30モル%含有し、平均分子量が10万〜3
0万であるスチレン−無水マレイン酸系共重合体70〜
95重量%と、(B)成形品中における平均繊維長が0
.8〜6mmであるガラス繊維30〜5重量%とからな
る樹脂組成物により形成されたことを特徴とする自動車
用インストルメントパネル。 - 【請求項2】 (A)無水マレイン酸又はその誘導体
単位を2〜30モル%含有し、平均分子量が10万〜3
0万であるスチレン−無水マレイン酸系共重合体を(A
)成分及び(B)成分の合計量に対して70〜95重量
%と、(B)成形品中における平均繊維長が0.8〜6
mmであるガラス繊維を(A)成分及び(B)成分の合
計量に対して30〜5重量%と、(C)上記(A)成分
及び(B)成分の合計量100重量部に対して3〜30
重量部のエラストマーとからなる樹脂組成物により形成
されたことを特徴とする自動車用インストルメントパネ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14668691A JPH04345645A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 自動車用インストルメントパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14668691A JPH04345645A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 自動車用インストルメントパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04345645A true JPH04345645A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=15413290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14668691A Pending JPH04345645A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 自動車用インストルメントパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04345645A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56340B2 (ja) * | 1977-03-23 | 1981-01-07 | ||
| JPS5988649A (ja) * | 1982-11-13 | 1984-05-22 | Idec Izumi Corp | パタ−ン検査装置 |
| JPS6157642A (ja) * | 1984-08-03 | 1986-03-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 耐熱性樹脂組成物 |
| JPS6164742A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-03 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JPS6248755A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ガラス繊維強化スチレン系樹脂組成物 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP14668691A patent/JPH04345645A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56340B2 (ja) * | 1977-03-23 | 1981-01-07 | ||
| JPS5988649A (ja) * | 1982-11-13 | 1984-05-22 | Idec Izumi Corp | パタ−ン検査装置 |
| JPS6157642A (ja) * | 1984-08-03 | 1986-03-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 耐熱性樹脂組成物 |
| JPS6164742A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-03 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JPS6248755A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ガラス繊維強化スチレン系樹脂組成物 |
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