JPH043477Y2 - - Google Patents

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JPH043477Y2
JPH043477Y2 JP7439085U JP7439085U JPH043477Y2 JP H043477 Y2 JPH043477 Y2 JP H043477Y2 JP 7439085 U JP7439085 U JP 7439085U JP 7439085 U JP7439085 U JP 7439085U JP H043477 Y2 JPH043477 Y2 JP H043477Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、放電灯用安定器またはトランス等の
電磁機器に係り、これらの電磁機器に巻線の異常
発熱を感知する温度ヒユーズや感熱スイツチなど
の保護素子を付設したものに関する。
〔従来の技術〕
放電灯安定器等の電磁機器には、電源電圧の過
昇による巻線の異常発熱や、寿命末期時などにお
ける巻線の被覆の絶縁劣化などによる焼損事故防
止のため、巻線に温度ヒユーズや感熱スイツチ等
の熱感知型の保護素子を付設したものがあり、こ
の保護素子は、一般に、電源と一次巻線との間に
直列に接続されている。
このような電磁機器は、第4図および第5図に
示す放電灯安定器にように、一次巻線1が巻回さ
れるコイルボビン2の両側部に設けられたフラン
ジ部3,3の一方の外側に端子台4が設けられ、
この端子台4に、電源線が接続される一対の端子
a,b、この端子aとの間に一次巻線1の一端部
1aおよび他端部1bとを接続する端子c、フイ
ラメント巻線5が接続される一対の端子d,e、
一次巻線1の中間部との間に配線6により接続さ
れるとともに二次巻線7の一端7aが接続される
端子fが配置され、その端子b,c間に保護素子
8が接続されている。
そして、一方の電源が接続された端子bから、
保護素子8→一次巻線1の他端1bが接続された
端子c→一次巻線1→一次巻線1の一端1aおよ
び他方の電源線が接続された端子aへと接続され
て回路が構成され、また、一次巻線1の中間部か
ら、配線6、端子fを経て二次巻線7の一端7a
が接続されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の電磁機器では、保護素子8を電源と
一次巻線1との間に接続するためにコイルボビン
2の端子台4上に中継端子(端子bまたは端子c
の一方)を設ける必要があり、例えば2灯用放電
灯安定器、電子機器用電源トランス等のコイルボ
ビン2の端子台4上に多数の端子を有する機器の
場合には、保護素子8の取付け作業が困難である
とともに、絶縁距離等により中継端子を設けられ
ない場合がある。
また、電源線の接続を間違つて接続した場合、
例えば、端子bに接続されるべき電源線が端子c
に接続された場合、この電源線の一方は保護素子
8を介さずに一次巻線1の他端部1bに直接接続
されて、保護素子8は回路中には含まれず、そし
て、一次巻線1が異常過熱した際、保護素子8が
作動して例えばこの保護素子8が感熱熔断ヒユー
ズの場合には熔断して電流を遮断する動作をする
が、この保護素子8は回路中に含まれていないた
め、焼損事故に至つてしまう問題がある。なお、
一般の誤配線の場合には、機器が正常に動作しな
いために、検査工程で誤配線が検出されるが、上
述の場合における誤配線では、保護素子8は正常
時には回路に何ら影響を及ぼさないので、この保
護素子8が回路中に含まれないだけでは、検査工
程では検出することができない。
本考案は上述のような点に鑑みなされたもの
で、保護素子の取付けに伴うコイルボビンのフラ
ンジ部に配設される端子数の増加を防止して誤配
線の削減を図るとともに、保護素子の動作により
確実に焼損事故等の発生を防止した電磁機器を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の電磁機器は、第1および第2の巻線1
2,13を巻着する胴部21の両端部にフランジ
部22,22を設けたコイルボビン11aのその
一方のフランジ部22に複数の口出線接続端子2
5を設けるとともに、他方のフランジ部22に一
対の保護素子接続端子32,33を設け、上記第
1の巻線12の一端12aを上記口出線接続端子
25の一つに接続するとともに他端12bを保護
素子接続端子33の一方に接続し、上記第2の巻
線13の一端13aを上記保護素子接続端子32
の他方に接続するとともに他端13bを上記第1
の巻線12の一端12aが接続された口出線接続
端子25の他の一つに接続し、上記保護素子接続
端子32,33間に保護素子36を接続して上記
第1の巻線12と第2の巻線13とを直列に接続
するものである。
〔作用〕
本考案は、コイルボビンの一方のフランジ部に
設けられた口出線接続端子に対して、他方のフラ
ンジ部に設けられた一対の保護素子接続端子間に
保護素子を接続し、この保護素子により、各保護
素子接続端子に接続される第1の巻線と第2の巻
線とを直列に接続するようにしたものである。
〔実施例〕
次に、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図および第3図において、11a,11b
は2灯用の放電灯用安定器のコイルボビンで、こ
の一方のコイルボビン11aには第1の巻線12
と第2の巻線13とから構成された一次巻線14
が巻回されて一次コイル15が形成されるととも
に、複数のフイラメント巻線16が巻回されてフ
イラメントコイル17が形成され、また、他方の
コイルボビン11bには二次巻線18が巻回され
て二次コイル19が形成される。
一次巻線14等が巻回される一方のコイルボビ
ン11aは、第3図に示すように、合成樹脂にて
形成され、四角筒状に形成された胴部21の両端
外周にフランジ部22,22が突設されて、この
両フランジ部22,22間の胴部21の外周に、
各コイル15,17が巻着されるコイル巻回部2
3が形成されている。この一方のフランジ部22
の外側には、このフランジ部22の上部の一片に
臨ませて口出線用端子台24が水平に突設され、
この端子台24上に、複数の口出線接続端子25
が配設されている。この口出線接続端子25は、
一次巻線14の第1の巻線12の巻始端である一
端12aが接続される端子26、この端子26と
の間に電源Sが接続されるとともに一次巻線14
の第2の巻線13の巻終端である他端13bが接
続される端子27、一つのフイラメント巻線16
の両端が接続される端子28,29とから構成さ
れている。
また、他方のフランジ部22の外側には、一対
の保護素子用端子台31,31が上記口出線用端
子台24に相反して水平に突設され、この端子台
31の一方には、一次巻線14の第1の巻線12
の巻終端である他端12bが接続される一方の保
護素子接続端子32が配設され、他方の端子台3
1には、一次巻線14の第2の巻線13の巻始端
である一端13aが接続される保護素子接続端子
33が設けられている。
また、両フランジ部22,22には、各巻線1
4(巻線12,13),16の各引出線が両端子
台24,31上の各端子に引出される引出溝34
がそれぞれ各端子に対応して設けられているとと
もに、他方のフランジ部22には、胴部21の外
周面に臨んで窓孔35が開口形成され、胴部21
の外周面に配置された保護素子36のリード線3
7がその窓孔35からフランジ部22の外側に引
出されて、両端子32,33間に接続される。な
お、保護素子36は、バイメタル式スイツチまた
はその他の感熱スイツチ、感熱熔断ヒユーズ、電
流熔断ヒユーズなどからなり、上記一次巻線14
等が巻回される前に胴部21の外周面に配置され
て一次コイル15等の内側に配置される。
また、他方のコイルボビン11bは、上記一方
のコイルボビン11aと略同様に形成され、一方
のフランジ部22の外側に端子台24を有して、
この端子台24上には、二次巻線18の巻終端で
ある他端18bが接続される端子38a、上記端
子28,29に接続された以外の他のフイラメン
ト巻線16が接続される複数の端子38b〜38
eがそれぞれ配設されている。
また、第1図に示すように、一次コイル15と
フイラメントコイル17、二次コイル19をそれ
ぞれ巻着したコイルボビン11a,11bは結合
されて、各胴部21の内側部および両外側部に、
I型およびE型の鉄心積層体39が装着されて閉
磁路を構成する。
なお、この両コイルボビン11a,11bを組
合わせた際に、二次巻線18の巻始端である一端
18aは、第2の巻線13の一端13aが接続さ
れた保護素子接続端子33に接続され、また、一
次側のコイルボビン11aの端子27と二次側コ
イルボビン11bの端子39dとの間がリード線
40により接続される。
そして、この放電灯安定器は、第2図に示すよ
うに、一次側の端子26,27に電源Sが接続さ
れ、端子28,29に一対の放電ランプ41,4
1の一方の共通のフイラメント線42を接続し、
また、二次側の複数の端子38b〜38eに各放
電ランプ41,41の他方のフイラメント線43
が接続される。このように配線すると、一次側
は、電源Sの一方から、端子26→第1の巻線1
2→端子32→保護素子36→端子33→第2の
巻線13→端子27を経て電源Sの他方に接続さ
れた直列回路が構成される。
そうして、保護素子36を接続する保護素子接
続端子32,33を、コイルボビン11aの電源
線等が接続される口出線用端子台24に対して反
対側に設けた保護素子用端子台31に配設したこ
とにより、保護素子36の接続を誤配線すること
なく容易に行なえるとともに、口出線用端子台2
4上に、保護素子36の接続に伴い端子数が増加
するのを防止して誤配線の発生を減少でき、ま
た、誤配線した場合、例えば端子26(または端
子27)に接続すべき電源Sの一方を端子28に
接続した場合には、放電灯用安定器は、正常に動
作しないため、検査工程で誤配線を検出すること
ができる。従つて、たとえ誤配線をしたとしても
保護素子36は回路中に必ず含まれ、保護素子3
6の動作により確実に焼損事故等が防止される。
また、口出線接続端子25の反対側に保護素子
接続端子32,33を設けて、この保護素子接続
端子32,33に保護素子36を接続することに
より、例えば一方の保護素子接続端子33に一次
巻線14の他端を接続した場合に、他方の保護素
子接続端子32から一次巻線14を渡して口出線
接続端子25に配線する必要が生じるが、保護素
子36を一次巻線14の中間部、すなわち、第1
の巻線12と第2の巻線13との間に接続するこ
とにより、一方の保護素子接続端子33に第1の
巻線12の他端が接続されても、他方の保護素子
接続端子32に第2の巻線13の一端が接続され
てその他端が口出線接続端子25に接続されるた
め、他方の保護素子接続端子32から口出線接続
端子25への配線が不要になる。
また、上記一次巻線14の第1および第2の巻
線12,13に例えばポリウレタン銅線等の絶縁
被膜が低温で溶融分解する銅線を用い、かつ、保
護素子36に電流熔断ヒユーズを用いることによ
り、放電灯用安定器の寿命末期時等において、短
絡が生じた場合、巻線12,13の絶縁被膜が溶
けて短時間に短絡が拡大し、巻線12,13のイ
ンピーダンスが小さくなり、電流熔断ヒユーズが
熔断する。このことは、保護素子36が巻線1
2,13の熱を検知しなくてもよいので、保護素
子36を配置するとき、巻線12,13からの熱
伝達の悪い場所にも配置することができる。
また、二次巻線18の一端18aは、二次側の
コイルボビン11bに対向する一次側のコイルボ
ビン11aの保護素子接続端子33に接続するの
で、従来実施されていた二次巻線18の一端18
aを一次巻線14の上部を渡して反対側の口出線
接続端子25に接続する必要がない。
なお、上記実施例では、保護素子36をフラン
ジ部22に設けた窓孔35から一次コイル15等
の内側部に配置したが、この保護素子36の配置
は、一次コイル15の発生する熱を感知すること
ができればいずれの位置でもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、コイルボビンの一方のフラン
ジ部に設けられた口出線接続端子に対して他方の
フランジ部に一対の保護素子接続端子を設け、こ
の保護素子接続端子間に第1の巻線と第2の巻線
とを直列に接続する保護素子を接続するので、他
方のフランジ部の保護素子接続端子に保護素子を
誤配線することなく容易に接続することができ、
一方のフランジ部には、保護素子を接続するため
の端子を設ける必要がないので、コイルボビンの
口出線接続端子の取付部の構造を簡素できるとと
もに誤配線の発生を減少でき、たとえ口出線接続
端子に電源線等を誤配線したとしても保護素子は
第1および第2の巻線に直列に接続された回路中
に必ず含まれ、保護素子の動作により確実に機器
の焼損事故防止等を防止することができ、また、
保護素子を第1の巻線と第2の巻線との間を直列
に接続するので、保護素子を口出線接続端子の反
対側に設けた保護素子接続端子に接続しても、保
護素子接続端子から口出線接続端子へ配線する必
要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁機器を示す放電灯用安定
器の平面図、第2図はその放電灯用安定器の接続
状態を示す回路図、第3図はそのコイルボビンの
斜視図、第4図は従来の電磁機器を示す放電灯用
安定器の平面図、第5図はその接続状態を示す回
路図である。 11a……コイルボビン、12……第1の巻
線、12a……一端、12b……他端、13……
第2の巻線、13a……一端、13b……他端、
14……一次巻線、18……二次巻線、21……
胴部、22……フランジ部、25……口出線接続
端子、32,33……保護素子接続端子、36…
…保護素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1および第2の巻線を巻着する胴部の両端
    部にフランジ部を設けたコイルボビンのその一
    方のフランジ部に複数の口出線接続端子を設け
    るとともに、他方のフランジ部に一対の保護素
    子接続端子を設け、上記第1の巻線の一端を上
    記口出接続端子の一つに接続するとともに他端
    を保護素子接続端子の一方に接続し、上記第2
    の巻線の一端を上記保護素子接続端子の他方に
    接続するとともに他端を上記第1の巻線の一端
    が接続された口出線接続端子の他の一つに接続
    し、上記保護素子接続端子間に保護素子を接続
    して上記第1の巻線と第2の巻線とを直列に接
    続することを特徴とする電磁機器。 (2) 第1および第2の巻線は低温溶解電線からな
    り、保護素子は電流熔断ヒユーズからなること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電磁機器。 (3) 第1および第2の巻線を有した一次巻線と二
    次巻線とからなり、この一次巻線が接続された
    保護素子接続端子に二次巻線を接続することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項記載の電磁機器。
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