JPH0434955B2 - - Google Patents
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- JPH0434955B2 JPH0434955B2 JP60206562A JP20656285A JPH0434955B2 JP H0434955 B2 JPH0434955 B2 JP H0434955B2 JP 60206562 A JP60206562 A JP 60206562A JP 20656285 A JP20656285 A JP 20656285A JP H0434955 B2 JPH0434955 B2 JP H0434955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- diphenylbutane
- pressure
- parts
- added
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
- B41M5/165—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components characterised by the use of microcapsules; Special solvents for incorporating the ingredients
- B41M5/1655—Solvents
Landscapes
- Color Printing (AREA)
Description
発明の技術的分野
本発明は感圧複写紙用溶剤、特にジフエニルブ
タンよりなる感圧複写紙用溶剤に関する。 従来の技術 ジフエニルブタン各異性体を感圧複写紙用溶剤
に使用することはすでに知られている。 1,1−ジフエニルブタンを使用する例とし
て、特開昭48−86615号公報、1,2−ジフエニ
ルブタンを使用する例として特開昭49−21217号
公報、そして1,3−ジフエニルブタンを使用す
る例として特開昭55−27225号公報等があげられ
る。 発明が解決しようとする問題点 感圧複写紙用溶剤に要求される特性としては、 (1) 高沸点、不揮発性 (2) 低引火性 (3) 臭気がないこと (4) 低温流動性 (5) 感圧色素の溶解性 (6) 空気中で安定なこと (7) 毒性がなく生分解性の良いこと (8) 安価で入手しやすいこと (9) 発色反応を阻害しないこと などである。 しかしながら前記ジフエニルブタン各異性体は
これらの特性を全て、満足するものではなかつ
た。例えば、1,1−ジフエニルブタンは発色剤
クリスタルバイオレツトラクトン(CVL)の溶
解性は良好であるが、生分解性が比較的悪く、ま
た流動点も高い。一方、1,2−および1,3−
ジフエニルブタンは生分解性は良好だが、CVL
溶解性が比較的悪い。 また、前記ジフエニルブタンの3つの異性体は
各々単品として使用する例はあるものの、これら
の混合物として使用した場合にどの様な組成が最
も本用途に適するかについては、検討されていな
い。 本発明者らがこれらを技術的課題としたのは、
一般にジフエニルブタンの合成を行えば異性体混
合物として得られ、上記3つの異性体の沸点は
292〜302℃の極めて狭い範囲にある為、工業的に
単品として採取するには、多大のコストを要し、
現実的でない。仮りにこれら混合物をそのまま本
用途に使用すれば工業的に有意義なものとなると
考えたからである。 問題を解決する為の手段 発明の要旨 本発明者らは、上記問題を解決すべく、種々組
成を変えてテストを行つた結果、ジフエニルブタ
ン各異性体単品よりも、すぐれた特性を有する混
合組成物を見出すことができた。 即ち、本発明は(A)1,1−ジフエニルブタン10
〜40重量%と、(B)1,2−ジフエニルブタン及び
1,3−ジフエニルブタンからなる群から選ばれ
る少なくとも1種60〜90重量%からなるジフエニ
ルブタン異性体混合物または該異性体混合物を含
む炭化水素溶剤よりなる感圧複写紙用溶剤に関す
る。 本発明の溶剤は、単独で使用できる他、特性を
損うことのない不活性な他の溶剤(1−メチル−
3−フエニルインダン等のインダン、芳香族エー
テル、等)と混合して使用することができる。ま
た感圧複写紙の製造は、当業界で公知の方法を採
用することができる。即ち、コアセルベーシヨン
法、界面重合法、内部重合法、外部重合法等のマ
イクロカプセル製造法を用いることができ、発色
剤には、クリスタルバイオレツトラクトン
(CVL)、ベンゾイルロイコメチレンブルー
(BLMB)、ジアミノフルオラン誘導体等が、ま
た、顕色剤としては、例えばベントナイト、酸化
亜鉛、カオリン、クレー、活性白土、酸性白土、
ゼオライト、タルク、コロイド状シリカなどの無
機物質、フエノールアルデヒド重合体、マレイン
酸−ロジン樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重
合体加水分解物、エチレン−無水マレイン酸共重
合体加水分解物、カルボキシポリエチレン、ビニ
ルメチルエーテル−無水マレイン酸共重合体加水
分解物などの酸性重合体、コハク酸、タンニン
酸、没食子酸、サリチル酸亜鉛などのカルボン酸
またはその金属塩があげられる。 そして、本発明のジフエニルブタン混合物を得
る方法としては以下の様なハロゲン化アルミニウ
ム触媒存在下、ベンゼンと1−フエニル−2−ブ
テンを反応させる方法が好適例としてあげられ
る。 好ましい製造方法例 触媒はハロゲン化アルミニウムであり、
AlCl3、AlBr3、AlI3、AlF3が使用できるがAlCl3
が好ましい。 ハロゲン化アルミニウムはそれ自体で使用して
も良いが、錯体化して使用すると好ましい。錯体
化に用いる錯化剤をここでは助触媒と呼ぶ。助触
媒は有機ニトロ化合物(ニトロメタン、ニトロベ
ンゼン等)エステル(酢酸メチル、酢酸エチル、
エチレングリコールジアセテート等)、エーテル
(ジエチルエーテル、グライム等)、ケトン(アセ
トン、メチルエチルケトン等)、メチルベンゼン
(メシチレン、デユレン、イソデユレン、ペンタ
メチルベンゼン、ヘキサメチルベンゼン等)が用
いられる。特にメチルベンゼンが収率を向上さ
せ、好ましい。メチルベンゼンとしては、隣接し
た芳香核水素を持たないものが実質的に非反応性
であつて好ましい。メチルベンゼンの働きは、
AlCl3と液状のσ錯体(ArH2 +AlCl4 -,
ArH2 +Al2Cl7 -)を形成する助触媒と考えられる。
(インターサイエンス パブリツシヤーズ発行
フリーデル−クラフツ アンド リレーテツド
リアクシヨンズ .パート 5頁.1964年
参照)該錯体はアラルキル化前に調製できるし、
又、反応中に生成させることもできる。 上記助触媒は、助触媒/ハロゲン化アルミニウ
ム(モル比)0.3〜10、好ましくは0.5〜5の範囲
で使用される。また、ハロゲン化アルミニウムの
使用量は特に限定する必要はないが好ましくは1
−アリール−2−ブテンに対しモル比1/100〜
1/2が好ましい。 反応操作は回分式、半回分式、連続式いずれで
も実施でき、反応温度は0〜60℃、好ましくは5
〜50℃の範囲で行える。 又、原料モル比(芳香族炭化水素/1−アリー
ル−2−ブテン)は3〜40、好ましくは5〜30で
あり、これより低いと目的生成物の逐次反応が進
み収率が低下する。 発明の効果 本発明の組成の感圧複写紙用溶剤は特に色素の
溶解性、生分解性、低温流動性にすぐれジフエニ
ルブタン各異性体単品の本用途としての特性より
も総合的にすぐれている。 実施例 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 生分解率、CVL溶解性、及び流動性は次の方
法により測定した。 これらの結果を表−1にまとめて記した。 生分解性試験 容量500mlの振盪フラスコに基礎培養基を100ml
とり、供試化合物を200ppmとなる様に添加した。
次に活性汚泥を懸濁物質濃度が100ppmとなる様
に添加した。 各フラスコは綿栓し振盪培養機(三田村理研
製)で25±1℃に保ちながら2週間培養した。 培養後振盪フラスコより供試化合物を抽出しガ
スクロマトグラフで各化合物の生分解率を求め
た。 CVL溶解性試験 試料にクリスタルバイオレツト(CVL)を8
重量%になる様に添加し、加熱溶解した。その
後、25℃にて5日間放置し、該染料の析出の有無
を調べた。 流動点 JIS K2269(石油製品流動点試験方法)により
測定した。
タンよりなる感圧複写紙用溶剤に関する。 従来の技術 ジフエニルブタン各異性体を感圧複写紙用溶剤
に使用することはすでに知られている。 1,1−ジフエニルブタンを使用する例とし
て、特開昭48−86615号公報、1,2−ジフエニ
ルブタンを使用する例として特開昭49−21217号
公報、そして1,3−ジフエニルブタンを使用す
る例として特開昭55−27225号公報等があげられ
る。 発明が解決しようとする問題点 感圧複写紙用溶剤に要求される特性としては、 (1) 高沸点、不揮発性 (2) 低引火性 (3) 臭気がないこと (4) 低温流動性 (5) 感圧色素の溶解性 (6) 空気中で安定なこと (7) 毒性がなく生分解性の良いこと (8) 安価で入手しやすいこと (9) 発色反応を阻害しないこと などである。 しかしながら前記ジフエニルブタン各異性体は
これらの特性を全て、満足するものではなかつ
た。例えば、1,1−ジフエニルブタンは発色剤
クリスタルバイオレツトラクトン(CVL)の溶
解性は良好であるが、生分解性が比較的悪く、ま
た流動点も高い。一方、1,2−および1,3−
ジフエニルブタンは生分解性は良好だが、CVL
溶解性が比較的悪い。 また、前記ジフエニルブタンの3つの異性体は
各々単品として使用する例はあるものの、これら
の混合物として使用した場合にどの様な組成が最
も本用途に適するかについては、検討されていな
い。 本発明者らがこれらを技術的課題としたのは、
一般にジフエニルブタンの合成を行えば異性体混
合物として得られ、上記3つの異性体の沸点は
292〜302℃の極めて狭い範囲にある為、工業的に
単品として採取するには、多大のコストを要し、
現実的でない。仮りにこれら混合物をそのまま本
用途に使用すれば工業的に有意義なものとなると
考えたからである。 問題を解決する為の手段 発明の要旨 本発明者らは、上記問題を解決すべく、種々組
成を変えてテストを行つた結果、ジフエニルブタ
ン各異性体単品よりも、すぐれた特性を有する混
合組成物を見出すことができた。 即ち、本発明は(A)1,1−ジフエニルブタン10
〜40重量%と、(B)1,2−ジフエニルブタン及び
1,3−ジフエニルブタンからなる群から選ばれ
る少なくとも1種60〜90重量%からなるジフエニ
ルブタン異性体混合物または該異性体混合物を含
む炭化水素溶剤よりなる感圧複写紙用溶剤に関す
る。 本発明の溶剤は、単独で使用できる他、特性を
損うことのない不活性な他の溶剤(1−メチル−
3−フエニルインダン等のインダン、芳香族エー
テル、等)と混合して使用することができる。ま
た感圧複写紙の製造は、当業界で公知の方法を採
用することができる。即ち、コアセルベーシヨン
法、界面重合法、内部重合法、外部重合法等のマ
イクロカプセル製造法を用いることができ、発色
剤には、クリスタルバイオレツトラクトン
(CVL)、ベンゾイルロイコメチレンブルー
(BLMB)、ジアミノフルオラン誘導体等が、ま
た、顕色剤としては、例えばベントナイト、酸化
亜鉛、カオリン、クレー、活性白土、酸性白土、
ゼオライト、タルク、コロイド状シリカなどの無
機物質、フエノールアルデヒド重合体、マレイン
酸−ロジン樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重
合体加水分解物、エチレン−無水マレイン酸共重
合体加水分解物、カルボキシポリエチレン、ビニ
ルメチルエーテル−無水マレイン酸共重合体加水
分解物などの酸性重合体、コハク酸、タンニン
酸、没食子酸、サリチル酸亜鉛などのカルボン酸
またはその金属塩があげられる。 そして、本発明のジフエニルブタン混合物を得
る方法としては以下の様なハロゲン化アルミニウ
ム触媒存在下、ベンゼンと1−フエニル−2−ブ
テンを反応させる方法が好適例としてあげられ
る。 好ましい製造方法例 触媒はハロゲン化アルミニウムであり、
AlCl3、AlBr3、AlI3、AlF3が使用できるがAlCl3
が好ましい。 ハロゲン化アルミニウムはそれ自体で使用して
も良いが、錯体化して使用すると好ましい。錯体
化に用いる錯化剤をここでは助触媒と呼ぶ。助触
媒は有機ニトロ化合物(ニトロメタン、ニトロベ
ンゼン等)エステル(酢酸メチル、酢酸エチル、
エチレングリコールジアセテート等)、エーテル
(ジエチルエーテル、グライム等)、ケトン(アセ
トン、メチルエチルケトン等)、メチルベンゼン
(メシチレン、デユレン、イソデユレン、ペンタ
メチルベンゼン、ヘキサメチルベンゼン等)が用
いられる。特にメチルベンゼンが収率を向上さ
せ、好ましい。メチルベンゼンとしては、隣接し
た芳香核水素を持たないものが実質的に非反応性
であつて好ましい。メチルベンゼンの働きは、
AlCl3と液状のσ錯体(ArH2 +AlCl4 -,
ArH2 +Al2Cl7 -)を形成する助触媒と考えられる。
(インターサイエンス パブリツシヤーズ発行
フリーデル−クラフツ アンド リレーテツド
リアクシヨンズ .パート 5頁.1964年
参照)該錯体はアラルキル化前に調製できるし、
又、反応中に生成させることもできる。 上記助触媒は、助触媒/ハロゲン化アルミニウ
ム(モル比)0.3〜10、好ましくは0.5〜5の範囲
で使用される。また、ハロゲン化アルミニウムの
使用量は特に限定する必要はないが好ましくは1
−アリール−2−ブテンに対しモル比1/100〜
1/2が好ましい。 反応操作は回分式、半回分式、連続式いずれで
も実施でき、反応温度は0〜60℃、好ましくは5
〜50℃の範囲で行える。 又、原料モル比(芳香族炭化水素/1−アリー
ル−2−ブテン)は3〜40、好ましくは5〜30で
あり、これより低いと目的生成物の逐次反応が進
み収率が低下する。 発明の効果 本発明の組成の感圧複写紙用溶剤は特に色素の
溶解性、生分解性、低温流動性にすぐれジフエニ
ルブタン各異性体単品の本用途としての特性より
も総合的にすぐれている。 実施例 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 生分解率、CVL溶解性、及び流動性は次の方
法により測定した。 これらの結果を表−1にまとめて記した。 生分解性試験 容量500mlの振盪フラスコに基礎培養基を100ml
とり、供試化合物を200ppmとなる様に添加した。
次に活性汚泥を懸濁物質濃度が100ppmとなる様
に添加した。 各フラスコは綿栓し振盪培養機(三田村理研
製)で25±1℃に保ちながら2週間培養した。 培養後振盪フラスコより供試化合物を抽出しガ
スクロマトグラフで各化合物の生分解率を求め
た。 CVL溶解性試験 試料にクリスタルバイオレツト(CVL)を8
重量%になる様に添加し、加熱溶解した。その
後、25℃にて5日間放置し、該染料の析出の有無
を調べた。 流動点 JIS K2269(石油製品流動点試験方法)により
測定した。
【表】
実施例 10
(1) マイクロカプセルの製造
ゼラチン10重量部およびアラビアゴム10重量
部を40℃の水400重量部に溶解し、乳化剤とし
てロート油0.2重量部を添加し、これにクリス
タルバイオレツトラクトンを4重量%溶解した
後、さらに実施例3で得たジフエニルブタン40
重量部を加えて乳化分散した。この油滴の大き
さが平均5ミクロンになつた時点で乳化を中止
し、これに40℃の水を加えて全体を900重量部
として撹拌した。次いで、10重量%の酢酸を加
えて液のPHを4.0〜4.2に調節してコアセルベー
シヨンを起させた。これをさらに20分間撹拌
し、氷水で冷却して油滴の周囲に沈着したコア
セルベート膜をゲル化した。この液温が20℃に
なつた時点で37重量%のホルマリン7重量部を
添加した。さらに液温を10℃に冷却した後、15
重量%の水酸化ナトリウム水溶液を添加して、
PH9.0とした。続いて撹拌しながら20分間加温
し、液温を50℃としてカプセルの硬化を終了し
た。 (2) 感圧複写紙の製造 上記方法により得られたマイクロカプセルを
紙に塗布することにより感圧複写紙の一方の用
紙Aを得た。この感圧複写紙Aに対向する用紙
として粘土を塗布した用紙Bと、フエノール−
アルデヒド共重合体を塗布した用紙Cとを用意
して、用紙Aのマイクロカプセル塗布面と用紙
B,Cの塗布面を対向させ、用紙Aの非塗布面
側に加圧筆記すると、用紙B,C上に直ちに青
色の像を生じた。得られた複写像は鮮明かつに
じみがなく、また発色速度が充分早いことが認
められた。 実施例 11 (1) マイクロカプセルの製造 (イ)ゼラチン800重量部とアラビアゴム960重量
部を温水8000重量部に溶解した水溶液に、(ロ)ク
リスタルバイオレツトラクトン87重量部とベン
ゾイルロイコメチレンブルー57重量部を、実施
例9で得たジフエニルブタン2000重量部と市販
鉱油〔沸点180〜270℃、比重0.796(15゜/4
℃)〕400重量部との混合油に溶解した色素含有
油を添加し、撹拌乳化せしめて2〜6ミクロン
の油滴分散系とした。この系にさらに温水を加
えて全量を32000重量部とし、次に撹拌しなが
ら10重量%の酢酸を添加してPH4.2とした。こ
れに、硬膜化の目的で37重量%のホルマリン
800重量部を加え、40℃で60分間保持した後、
5℃迄冷却ゲル化し、さらに10重量%の水酸化
ナトリウム水溶液を加えてPH9.0とし、マイク
ロカプセルの硬化を終了した。 (2) 感圧複写紙の製造 上記の方法により得られたマイクロカプセル
を用いて実施例10と同様に感圧複写紙を製造し
た。得られた複写紙は、加圧筆記を行つたとこ
ろ青色の鮮明かつにじみのない複写像を与える
ものであつた。 実施例 12 (溶剤の製造) 撹拌機つきの容量2のガラス反応器にベンゼ
ン10モル(781g)と粉砕した無水塩化アルミニ
ウム0.1モル(13.3g)を入れて撹拌しながら内
部温度を10℃に保つた。ここへ1−フエニル−2
−ブテン(ベンゼンとブタジエンよりりん酸触媒
存在下に合成。ブタジエン基準の収率67%)0.5
モルとベンゼン2モルの混合液を連続的に4時間
にわたりガラス反応器に滴下して反応させた。混
合液滴下終了後も、撹拌しながら20分間、温度を
10℃に保つた。その後、撹拌を止め、反応生成物
を分離回収し、カセイソーダ水溶液で洗浄中和
し、硫酸ソーダ上で乾燥後、減圧蒸留により無色
透明なジフエニルブタン(以下DPBと云う)(沸
点:常圧換算290〜300℃)368ミリモル(77.4g)
を得た。DPBの異性体組成は1,1−体24%、
1,2−体25%、1,3−体51%であつた。ま
た、粘度が4.57cst@40℃、流動点が−47℃以下
であつた。1−フエニル−2−ブテンの転化率は
100%であつた。又1−フエニル−2−ブテン基
準の収率は73.6%であつた。 実施例 13 触媒として、予め無水塩化アルミニウム0.1モ
ル(13.3g)とメシチレン0.2モル(24.0g)を混
合して錯体化したものを用いた以外は、実施例12
と同様の実験をおこなつた。減圧蒸留により、無
色透明なDPB440ミリモル(92.5g)を得た。こ
のDPBの異性体組成は1,1−体22%、1,2
−体39%、1,3−体39%であつた。1−フエニ
ル−2−ブテンの転化率は99%であつた。又、1
−フエニル−2−ブテン基準の収率は88.0%であ
つた。
部を40℃の水400重量部に溶解し、乳化剤とし
てロート油0.2重量部を添加し、これにクリス
タルバイオレツトラクトンを4重量%溶解した
後、さらに実施例3で得たジフエニルブタン40
重量部を加えて乳化分散した。この油滴の大き
さが平均5ミクロンになつた時点で乳化を中止
し、これに40℃の水を加えて全体を900重量部
として撹拌した。次いで、10重量%の酢酸を加
えて液のPHを4.0〜4.2に調節してコアセルベー
シヨンを起させた。これをさらに20分間撹拌
し、氷水で冷却して油滴の周囲に沈着したコア
セルベート膜をゲル化した。この液温が20℃に
なつた時点で37重量%のホルマリン7重量部を
添加した。さらに液温を10℃に冷却した後、15
重量%の水酸化ナトリウム水溶液を添加して、
PH9.0とした。続いて撹拌しながら20分間加温
し、液温を50℃としてカプセルの硬化を終了し
た。 (2) 感圧複写紙の製造 上記方法により得られたマイクロカプセルを
紙に塗布することにより感圧複写紙の一方の用
紙Aを得た。この感圧複写紙Aに対向する用紙
として粘土を塗布した用紙Bと、フエノール−
アルデヒド共重合体を塗布した用紙Cとを用意
して、用紙Aのマイクロカプセル塗布面と用紙
B,Cの塗布面を対向させ、用紙Aの非塗布面
側に加圧筆記すると、用紙B,C上に直ちに青
色の像を生じた。得られた複写像は鮮明かつに
じみがなく、また発色速度が充分早いことが認
められた。 実施例 11 (1) マイクロカプセルの製造 (イ)ゼラチン800重量部とアラビアゴム960重量
部を温水8000重量部に溶解した水溶液に、(ロ)ク
リスタルバイオレツトラクトン87重量部とベン
ゾイルロイコメチレンブルー57重量部を、実施
例9で得たジフエニルブタン2000重量部と市販
鉱油〔沸点180〜270℃、比重0.796(15゜/4
℃)〕400重量部との混合油に溶解した色素含有
油を添加し、撹拌乳化せしめて2〜6ミクロン
の油滴分散系とした。この系にさらに温水を加
えて全量を32000重量部とし、次に撹拌しなが
ら10重量%の酢酸を添加してPH4.2とした。こ
れに、硬膜化の目的で37重量%のホルマリン
800重量部を加え、40℃で60分間保持した後、
5℃迄冷却ゲル化し、さらに10重量%の水酸化
ナトリウム水溶液を加えてPH9.0とし、マイク
ロカプセルの硬化を終了した。 (2) 感圧複写紙の製造 上記の方法により得られたマイクロカプセル
を用いて実施例10と同様に感圧複写紙を製造し
た。得られた複写紙は、加圧筆記を行つたとこ
ろ青色の鮮明かつにじみのない複写像を与える
ものであつた。 実施例 12 (溶剤の製造) 撹拌機つきの容量2のガラス反応器にベンゼ
ン10モル(781g)と粉砕した無水塩化アルミニ
ウム0.1モル(13.3g)を入れて撹拌しながら内
部温度を10℃に保つた。ここへ1−フエニル−2
−ブテン(ベンゼンとブタジエンよりりん酸触媒
存在下に合成。ブタジエン基準の収率67%)0.5
モルとベンゼン2モルの混合液を連続的に4時間
にわたりガラス反応器に滴下して反応させた。混
合液滴下終了後も、撹拌しながら20分間、温度を
10℃に保つた。その後、撹拌を止め、反応生成物
を分離回収し、カセイソーダ水溶液で洗浄中和
し、硫酸ソーダ上で乾燥後、減圧蒸留により無色
透明なジフエニルブタン(以下DPBと云う)(沸
点:常圧換算290〜300℃)368ミリモル(77.4g)
を得た。DPBの異性体組成は1,1−体24%、
1,2−体25%、1,3−体51%であつた。ま
た、粘度が4.57cst@40℃、流動点が−47℃以下
であつた。1−フエニル−2−ブテンの転化率は
100%であつた。又1−フエニル−2−ブテン基
準の収率は73.6%であつた。 実施例 13 触媒として、予め無水塩化アルミニウム0.1モ
ル(13.3g)とメシチレン0.2モル(24.0g)を混
合して錯体化したものを用いた以外は、実施例12
と同様の実験をおこなつた。減圧蒸留により、無
色透明なDPB440ミリモル(92.5g)を得た。こ
のDPBの異性体組成は1,1−体22%、1,2
−体39%、1,3−体39%であつた。1−フエニ
ル−2−ブテンの転化率は99%であつた。又、1
−フエニル−2−ブテン基準の収率は88.0%であ
つた。
Claims (1)
- 1 (A)1,1−ジフエニルブタン10〜40重量%
と、(B)1,2−ジフエニルブタン及び1,3−ジ
フエニルブタンからなる群から選ばれる少なくと
も1種60〜90重量%からなるジフエニルブタン異
性体混合物または該異性体混合物を含む炭化水素
溶剤よりなる感圧複写紙用溶剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60206562A JPS6266985A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 感圧複写紙用溶剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60206562A JPS6266985A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 感圧複写紙用溶剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6266985A JPS6266985A (ja) | 1987-03-26 |
| JPH0434955B2 true JPH0434955B2 (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=16525446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60206562A Granted JPS6266985A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 感圧複写紙用溶剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6266985A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2721980B2 (ja) * | 1988-09-14 | 1998-03-04 | 東燃株式会社 | 感圧複写紙用溶剤およびその製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4886615A (ja) * | 1972-02-17 | 1973-11-15 | ||
| JPS4921217A (ja) * | 1972-06-15 | 1974-02-25 | ||
| JPS5527225A (en) * | 1978-08-16 | 1980-02-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | Recording material |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP60206562A patent/JPS6266985A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6266985A (ja) | 1987-03-26 |
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