JPH04349879A - ブレビバクテリウム属微生物の培養法 - Google Patents
ブレビバクテリウム属微生物の培養法Info
- Publication number
- JPH04349879A JPH04349879A JP12380591A JP12380591A JPH04349879A JP H04349879 A JPH04349879 A JP H04349879A JP 12380591 A JP12380591 A JP 12380591A JP 12380591 A JP12380591 A JP 12380591A JP H04349879 A JPH04349879 A JP H04349879A
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- JP
- Japan
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- acid
- brevibacterium
- microorganism
- aminobutyric acid
- culture
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレビバクテリウム(B
revibacterium)属に属し、α−アミノ酪
酸耐性を有しかつフマラーゼ活性を有する微生物の培養
方法に関するものであり、さらに詳しくは、該酵素活性
の高い菌体を培養取得する方法に関するものである。
revibacterium)属に属し、α−アミノ酪
酸耐性を有しかつフマラーゼ活性を有する微生物の培養
方法に関するものであり、さらに詳しくは、該酵素活性
の高い菌体を培養取得する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フマラーゼはフマル酸の二重結合を水和
しL−リンゴ酸を生成する酵素であり、L−リンゴ酸の
製造のため産業上有用なものである。該酵素を含有する
ブレビバクテリウム属微生物の培養法としては、ブレビ
バクテリウム・フラバムをマロン酸、コハク酸、酒石酸
を主炭素源として培養すると高いフマラーゼ活性を示し
、酢酸、グルコース等通常培養基質として用いられる炭
素源では低い値を示すことが明らかにされている〔(タ
カタ(Takata)ら、ヨーロピアン・ジャーナル・
オブ・アプライド・マイクロバイオロジー・アンド・バ
イオテクノロジー(European Journa
l of Applied Microbiol
ogy and Biotechnology)第
7巻,161〜172頁(1979年)参照〕。さらに
本発明者らもα−アミノ酪酸耐性を有するブレビバクテ
リウム属微生物をエタノールを主炭素源とする培地で培
養してL−リンゴ酸の製造に用いる方法を提案している
(特開昭61−265096号公報参照)。
しL−リンゴ酸を生成する酵素であり、L−リンゴ酸の
製造のため産業上有用なものである。該酵素を含有する
ブレビバクテリウム属微生物の培養法としては、ブレビ
バクテリウム・フラバムをマロン酸、コハク酸、酒石酸
を主炭素源として培養すると高いフマラーゼ活性を示し
、酢酸、グルコース等通常培養基質として用いられる炭
素源では低い値を示すことが明らかにされている〔(タ
カタ(Takata)ら、ヨーロピアン・ジャーナル・
オブ・アプライド・マイクロバイオロジー・アンド・バ
イオテクノロジー(European Journa
l of Applied Microbiol
ogy and Biotechnology)第
7巻,161〜172頁(1979年)参照〕。さらに
本発明者らもα−アミノ酪酸耐性を有するブレビバクテ
リウム属微生物をエタノールを主炭素源とする培地で培
養してL−リンゴ酸の製造に用いる方法を提案している
(特開昭61−265096号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法は主炭素源とする有機酸、アルコールが高価であ
るという欠点を有しており、工業上使用する方法として
は不満足なものであった。本発明は、上記の課題を解決
し、高いフマラーゼ活性を含有するブレビバクテリウム
属に属する微生物を培養取得する方法の提供を目的とす
るものである。
の方法は主炭素源とする有機酸、アルコールが高価であ
るという欠点を有しており、工業上使用する方法として
は不満足なものであった。本発明は、上記の課題を解決
し、高いフマラーゼ活性を含有するブレビバクテリウム
属に属する微生物を培養取得する方法の提供を目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討の結果、α−アミノ酪酸耐性を有
するブレビバクテリウム属微生物の培養時に、培地の主
炭素源として酢酸を用いることによりその課題が解決さ
れることを見出し、本発明を完成した。かくして本発明
によれば、ブレビバクテリウム属に属し、α−アミノ酪
酸耐性を有しかつフマラーゼ活性を有する微生物を好気
的に培養するに際し、培養主炭素源に酢酸を用いること
を特徴とするブレビバクテリウム属微生物の培養方法が
提供される。
を達成すべく鋭意検討の結果、α−アミノ酪酸耐性を有
するブレビバクテリウム属微生物の培養時に、培地の主
炭素源として酢酸を用いることによりその課題が解決さ
れることを見出し、本発明を完成した。かくして本発明
によれば、ブレビバクテリウム属に属し、α−アミノ酪
酸耐性を有しかつフマラーゼ活性を有する微生物を好気
的に培養するに際し、培養主炭素源に酢酸を用いること
を特徴とするブレビバクテリウム属微生物の培養方法が
提供される。
【0005】本発明の方法に用いられるフマラーゼ活性
を有する微生物は、ブレビバクテリウム属に属し、α−
アミノ酪酸耐性を有する微生物である。この微生物は、
該耐性機構を人為的に付与された微生物に限定されるも
のではなく、自然界における偶発的変異によって該耐性
機構を取得した微生物であってもよい。この様な微生物
の例としては、例えば特公昭57−26755号公報に
開示されているブレビバクテリウム フラバム(Br
evibacterium flavum) MJ−2
33(FERM BP−1497)等がある。
を有する微生物は、ブレビバクテリウム属に属し、α−
アミノ酪酸耐性を有する微生物である。この微生物は、
該耐性機構を人為的に付与された微生物に限定されるも
のではなく、自然界における偶発的変異によって該耐性
機構を取得した微生物であってもよい。この様な微生物
の例としては、例えば特公昭57−26755号公報に
開示されているブレビバクテリウム フラバム(Br
evibacterium flavum) MJ−2
33(FERM BP−1497)等がある。
【0006】本発明の方法に用いられるα−アミノ酪酸
耐性を有する微生物は、上述の天然から取得されたその
ままの微生物でも用いられるが、好ましくはブレビバク
テリウム属に属しα−アミノ酪酸耐性を積極的に付与さ
れた及び/又は高められて有する微生物が用いられる。 この様な微生物としては例えば特公昭59−28398
号公報に開示されているブレビバクテリウム フラバ
ム MJ−233−AB−41(FERM BP−
1498)等がある。
耐性を有する微生物は、上述の天然から取得されたその
ままの微生物でも用いられるが、好ましくはブレビバク
テリウム属に属しα−アミノ酪酸耐性を積極的に付与さ
れた及び/又は高められて有する微生物が用いられる。 この様な微生物としては例えば特公昭59−28398
号公報に開示されているブレビバクテリウム フラバ
ム MJ−233−AB−41(FERM BP−
1498)等がある。
【0007】本発明の方法に好ましく使用される上述の
、ブレビバクテリウム属に属しα−アミノ酪酸耐性を積
極的に付与された及び/又は高められて有する微生物は
、ブレビバクテリウム属に属しα−アミノ酪酸耐性を有
する微生物を公知の方法、例えば次の操作により誘導す
ることができる。即ち、紫外線照射、あるいは化学的薬
剤(例えばN−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグ
アニジン等)処理により例えばブレビバクテリウム
フラバム MJ−233に変異を誘起せしめた後、こ
の菌懸濁液をα−アミノ−n−酪酸10mg/ml含有
する平板培地(尿素0.2%、硫安0.7%、KH2
PO4 0.05%、K2 HPO4 0.0
5%、MgSO4 ・7H2 O 0.05%、Na
Cl 2mg/l、CaCl2 ・2H2 O 2
mg/l、FeSO4 ・7H2 O 2mg/l、
MnSO4 ・4〜6H2 O、ZnSO4 ・7H2
O 2mg/l、ビチオン200μg/l、チアミ
ン塩酸塩100μg/l、α−アミノ−n−酪酸1.0
%、寒天2.0%、エタノール3容量%〔滅菌後添加〕
)に、30℃にて数日間培養し、生じた大コロニーを分
離することにより耐性変異株を得ることができる。
、ブレビバクテリウム属に属しα−アミノ酪酸耐性を積
極的に付与された及び/又は高められて有する微生物は
、ブレビバクテリウム属に属しα−アミノ酪酸耐性を有
する微生物を公知の方法、例えば次の操作により誘導す
ることができる。即ち、紫外線照射、あるいは化学的薬
剤(例えばN−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグ
アニジン等)処理により例えばブレビバクテリウム
フラバム MJ−233に変異を誘起せしめた後、こ
の菌懸濁液をα−アミノ−n−酪酸10mg/ml含有
する平板培地(尿素0.2%、硫安0.7%、KH2
PO4 0.05%、K2 HPO4 0.0
5%、MgSO4 ・7H2 O 0.05%、Na
Cl 2mg/l、CaCl2 ・2H2 O 2
mg/l、FeSO4 ・7H2 O 2mg/l、
MnSO4 ・4〜6H2 O、ZnSO4 ・7H2
O 2mg/l、ビチオン200μg/l、チアミ
ン塩酸塩100μg/l、α−アミノ−n−酪酸1.0
%、寒天2.0%、エタノール3容量%〔滅菌後添加〕
)に、30℃にて数日間培養し、生じた大コロニーを分
離することにより耐性変異株を得ることができる。
【0008】ここで、本願発明において使用する微生物
のα−アミノ酪酸耐性は、α−アミノ酪酸2%を(注−
1)の培地に加え、30℃、3日間振盪培養した時の相
対生育度で定義され、α−アミノ酪酸耐性を積極的に付
与された及び/又は高められて有する微生物の前記相対
生育度は15以上、好ましくは30以上である。なお、
前記相対生育度は次式で示される。
のα−アミノ酪酸耐性は、α−アミノ酪酸2%を(注−
1)の培地に加え、30℃、3日間振盪培養した時の相
対生育度で定義され、α−アミノ酪酸耐性を積極的に付
与された及び/又は高められて有する微生物の前記相対
生育度は15以上、好ましくは30以上である。なお、
前記相対生育度は次式で示される。
【0009】
【数1】
【0010】(上式中、α−ABはDL−α−アミノ酪
酸の略号である) (注−1)使用培地組成及び培養方法 尿素0.2%、硫安0.7%、KH2 PO4 0
.05%、K2 HPO4 0.05%、MgSO
4 ・7H2 O 0.05%、酵母エキス0.01
%、カザミノ酸0.01%、FeSO4 ・7H2 O
2mg/l、MnSO4 ・4〜6H2 O2mg
/l、NaCl 2mg/l、CaCl2 ・2H2
O 2mg/l、ZnSO4 ・7H2 O 2
mg/l、ビチオン200μg/l、チアミン塩酸塩1
00μg/lからなる培地(DL−α−アミノ酪酸は、
表1に示す量を加える)10mlを口径24mmの大型
試験管に分注、120℃、10分間滅菌後、微生物例え
ばブレビバクテリウム フラバム MJ−233−
AB−41株を各々接種し、エタノールを無菌条件にて
0.3ml(3 v/v%)添加し、30℃で3日間振
盪培養を行なった。 (注−2)生育度O.D610 、相対生育度生育度O
.D610 は、610nmの波長における吸光度を示
し、この吸光度測 定は東京大学農学部農芸化学教室実験農芸化学上巻21
2頁、朝倉書店(1975)に従い測定した。また、D
L−α−アミノ酪酸無添加時の生育度O.D610 を
100とし、相対生育度で表わす。
酸の略号である) (注−1)使用培地組成及び培養方法 尿素0.2%、硫安0.7%、KH2 PO4 0
.05%、K2 HPO4 0.05%、MgSO
4 ・7H2 O 0.05%、酵母エキス0.01
%、カザミノ酸0.01%、FeSO4 ・7H2 O
2mg/l、MnSO4 ・4〜6H2 O2mg
/l、NaCl 2mg/l、CaCl2 ・2H2
O 2mg/l、ZnSO4 ・7H2 O 2
mg/l、ビチオン200μg/l、チアミン塩酸塩1
00μg/lからなる培地(DL−α−アミノ酪酸は、
表1に示す量を加える)10mlを口径24mmの大型
試験管に分注、120℃、10分間滅菌後、微生物例え
ばブレビバクテリウム フラバム MJ−233−
AB−41株を各々接種し、エタノールを無菌条件にて
0.3ml(3 v/v%)添加し、30℃で3日間振
盪培養を行なった。 (注−2)生育度O.D610 、相対生育度生育度O
.D610 は、610nmの波長における吸光度を示
し、この吸光度測 定は東京大学農学部農芸化学教室実験農芸化学上巻21
2頁、朝倉書店(1975)に従い測定した。また、D
L−α−アミノ酪酸無添加時の生育度O.D610 を
100とし、相対生育度で表わす。
【0011】上述の定義に従い測定したブレビバクテリ
ウム フラバム MJ−233及びブレビバクテリ
ウム フラバム MJ−233−AB−41のDL
−α−アミノ酪酸に対する相対生育度は第1表に示す通
りであった。
ウム フラバム MJ−233及びブレビバクテリ
ウム フラバム MJ−233−AB−41のDL
−α−アミノ酪酸に対する相対生育度は第1表に示す通
りであった。
【0012】
【表1】
【0013】上述したブレビバクテリウム属に属しフマ
ラーゼ活性を有しかつα−アミノ酪酸耐性を有する微生
物を好気的に培養する。この時培養に使用される窒素源
、無機塩等の炭素源を除く培地組成は特に限定されるも
のではなく、例えば、窒素源としてはアンモニア、硫酸
アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、
尿素等が、無機塩としてはリン酸−水素カリウム、リン
酸二水素カリウム、硫酸マグネシウム等が用いられる。 これらの窒素源および無機塩はそれぞれ単独又は混合し
て用いることができる。
ラーゼ活性を有しかつα−アミノ酪酸耐性を有する微生
物を好気的に培養する。この時培養に使用される窒素源
、無機塩等の炭素源を除く培地組成は特に限定されるも
のではなく、例えば、窒素源としてはアンモニア、硫酸
アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、
尿素等が、無機塩としてはリン酸−水素カリウム、リン
酸二水素カリウム、硫酸マグネシウム等が用いられる。 これらの窒素源および無機塩はそれぞれ単独又は混合し
て用いることができる。
【0014】更に、これらの他に菌の生育に必要であれ
ば、ペプトン、肉エキス、酵母エキス、コーンスティー
プリカー、カザミノ酸、各種ビタミン等の栄養素を培地
に添加することができる。培養は通気攪拌、振盪等の好
気的条件下で行ない、培養温度は20〜40℃、好まし
くは25〜35℃で行なう。培養途中のpHは5〜10
、好ましくは7〜8付近にて行ない、培養液中のpHの
調整には酸、アルカリを添加して行なう。
ば、ペプトン、肉エキス、酵母エキス、コーンスティー
プリカー、カザミノ酸、各種ビタミン等の栄養素を培地
に添加することができる。培養は通気攪拌、振盪等の好
気的条件下で行ない、培養温度は20〜40℃、好まし
くは25〜35℃で行なう。培養途中のpHは5〜10
、好ましくは7〜8付近にて行ない、培養液中のpHの
調整には酸、アルカリを添加して行なう。
【0015】培養開始時の主炭素源である酢酸濃度は0
.1〜5容量%、好ましくは0.1〜2容量%が適して
おり、培養の当初に一括して加えてもよいし、逐次的あ
るいは連続的に添加し、総量が上述の濃度となるように
するのもまた好ましい。酢酸はそのまま加えてもよいし
、ナトリウム、アンモニア等のアルカリとの塩として添
加してもよい。
.1〜5容量%、好ましくは0.1〜2容量%が適して
おり、培養の当初に一括して加えてもよいし、逐次的あ
るいは連続的に添加し、総量が上述の濃度となるように
するのもまた好ましい。酢酸はそのまま加えてもよいし
、ナトリウム、アンモニア等のアルカリとの塩として添
加してもよい。
【0016】培養期間は10時間〜4日間、好ましくは
12時間〜3日間である。上記の如く培養した培養物を
遠心分離等により集菌することにより、高いフマラーゼ
活性を含有する菌体を取得することができる。以下、実
施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
12時間〜3日間である。上記の如く培養した培養物を
遠心分離等により集菌することにより、高いフマラーゼ
活性を含有する菌体を取得することができる。以下、実
施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
【0017】
〔実施例1〕尿素4.0g、硫酸アンモニウム14.0
g、硫酸−カリウム500mg、リン酸二カリウム50
0mg、MgSO4 ・7H2 O 500mg、F
eSO4 ・7H2 O 6mg、MnSO4 ・4
〜6H2 O 6mg、ビオチン 200μg、チ
アミン塩酸100μg、酵母エキス(Difco)1.
0g、カザミノ酸(Difco)1.0gを脱イオン水
1リットルに溶解しpHをKOHで約7.3に調整した
。この培地に炭素源として、酢酸、マロン酸又はクエン
酸を2%(w/v )となるように各々添加し、口径2
4mm試験管には10ml、500ml容三角フラスコ
には50ml分注し、120℃20分間蒸気滅菌を行な
った。なお、炭素源としてエタノール又はグルコースを
用いた場合は、分注及び蒸気滅菌後2%濃度(エタノー
ル:v/v%、グルコース:w/v %)となるように
添加した。
g、硫酸−カリウム500mg、リン酸二カリウム50
0mg、MgSO4 ・7H2 O 500mg、F
eSO4 ・7H2 O 6mg、MnSO4 ・4
〜6H2 O 6mg、ビオチン 200μg、チ
アミン塩酸100μg、酵母エキス(Difco)1.
0g、カザミノ酸(Difco)1.0gを脱イオン水
1リットルに溶解しpHをKOHで約7.3に調整した
。この培地に炭素源として、酢酸、マロン酸又はクエン
酸を2%(w/v )となるように各々添加し、口径2
4mm試験管には10ml、500ml容三角フラスコ
には50ml分注し、120℃20分間蒸気滅菌を行な
った。なお、炭素源としてエタノール又はグルコースを
用いた場合は、分注及び蒸気滅菌後2%濃度(エタノー
ル:v/v%、グルコース:w/v %)となるように
添加した。
【0018】口径24mm試験管にブレビバクテリウム
フラバム MJ−233を一白金耳植菌し、30
℃で40時間(グルコースの場合)、50時間(その他
の炭素源の場合)培養した。該培養液を500ml容三
角フラスコに1ml植菌し、30℃で21時間(エタノ
ール、グルコース、酢酸、マロン酸の場合)、37時間
(クエン酸の場合)培養し、遠心集菌した。
フラバム MJ−233を一白金耳植菌し、30
℃で40時間(グルコースの場合)、50時間(その他
の炭素源の場合)培養した。該培養液を500ml容三
角フラスコに1ml植菌し、30℃で21時間(エタノ
ール、グルコース、酢酸、マロン酸の場合)、37時間
(クエン酸の場合)培養し、遠心集菌した。
【0019】得られた菌体を10mMリン酸カリウム緩
衝液(pH7.0)に610nmの濁度が約20〜25
になるように懸濁し、その0.2mlを、0.5Mフマ
ル酸(NaOHでpHを7.0に調整)9.8mlに加
えた。 45℃で20分間反応を行い、遠心分離で菌体を除去し
、上清中のL−リンゴ酸生成量を高速液体クロマトグラ
フィーにて定量した。活性は単位濁度あたりのL−リン
ゴ酸生成量をエタノール培養菌体の値を1.0とする相
対活性で表示した。結果を第2表に示す。
衝液(pH7.0)に610nmの濁度が約20〜25
になるように懸濁し、その0.2mlを、0.5Mフマ
ル酸(NaOHでpHを7.0に調整)9.8mlに加
えた。 45℃で20分間反応を行い、遠心分離で菌体を除去し
、上清中のL−リンゴ酸生成量を高速液体クロマトグラ
フィーにて定量した。活性は単位濁度あたりのL−リン
ゴ酸生成量をエタノール培養菌体の値を1.0とする相
対活性で表示した。結果を第2表に示す。
【0020】
【表2】
【0021】〔実施例2〕実施例1の培地で尿素を0g
とし、硫酸アンモニウムを23g(ただし炭素源を酢酸
アンモニウムとするときは0g)としたもの1.5リッ
トルを3リットル容ジャーファーメンターに入れ120
℃、20分間滅菌した。炭素源をエタノール、グルコー
ス又は酢酸として、実施例1と同様の方法でブレビバク
テリウム フラバム MJ−233−AB−41を
口径24mm試験管、500ml容三角フラスコで培養
した。
とし、硫酸アンモニウムを23g(ただし炭素源を酢酸
アンモニウムとするときは0g)としたもの1.5リッ
トルを3リットル容ジャーファーメンターに入れ120
℃、20分間滅菌した。炭素源をエタノール、グルコー
ス又は酢酸として、実施例1と同様の方法でブレビバク
テリウム フラバム MJ−233−AB−41を
口径24mm試験管、500ml容三角フラスコで培養
した。
【0022】該培養液30mlを、上記3リットル容ジ
ャーファーメンターに植菌し、100%エタノール、5
0%(w/v)グルコース、50%(w/v)酢酸アン
モニウムを各々初発2%(酢酸アンモニウムの場合、酢
酸として2%)添加し、1000rpm、1vvm、3
3℃で通気攪拌、培養を行った。pHは7.6になるよ
うに濃アンモニア水又は10%塩酸で調節した。炭素源
の消費枯渇に伴う溶存酸素濃度の急激な上昇を溶存酸素
電極で測定し、各炭素源を初発濃度と同じ濃度となるよ
う添加した。
ャーファーメンターに植菌し、100%エタノール、5
0%(w/v)グルコース、50%(w/v)酢酸アン
モニウムを各々初発2%(酢酸アンモニウムの場合、酢
酸として2%)添加し、1000rpm、1vvm、3
3℃で通気攪拌、培養を行った。pHは7.6になるよ
うに濃アンモニア水又は10%塩酸で調節した。炭素源
の消費枯渇に伴う溶存酸素濃度の急激な上昇を溶存酸素
電極で測定し、各炭素源を初発濃度と同じ濃度となるよ
う添加した。
【0023】エタノール、グルコースの場合は48時間
、酢酸の場合は30時間で培養を終了し、実施例1と同
じ方法で活性を比較した。結果を第3表に示す。
、酢酸の場合は30時間で培養を終了し、実施例1と同
じ方法で活性を比較した。結果を第3表に示す。
【0024】
【表3】
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、α−アミノ酪酸耐性を
有するブレビバクテリウム属微生物を、主炭素源を酢酸
で培養することにより、フマラーゼ活性の高い菌体を得
ることができる。
有するブレビバクテリウム属微生物を、主炭素源を酢酸
で培養することにより、フマラーゼ活性の高い菌体を得
ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレビバクテリウム属に属し、α−ア
ミノ酪酸耐性を有しかつフマラーゼ活性を有する微生物
を好気的に培養するに際し、培養主炭素源に酢酸を用い
ることを特徴とするブレビバクテリウム属微生物の培養
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12380591A JPH04349879A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | ブレビバクテリウム属微生物の培養法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12380591A JPH04349879A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | ブレビバクテリウム属微生物の培養法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04349879A true JPH04349879A (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=14869762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12380591A Pending JPH04349879A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | ブレビバクテリウム属微生物の培養法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04349879A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001002545A1 (fr) * | 1999-07-02 | 2001-01-11 | Ajinomoto Co., Inc. | Procede de production d'acide l-amine |
| JP2006320278A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Research Institute Of Innovative Technology For The Earth | コリネ型細菌による高効率なジカルボン酸の製造方法 |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP12380591A patent/JPH04349879A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001002545A1 (fr) * | 1999-07-02 | 2001-01-11 | Ajinomoto Co., Inc. | Procede de production d'acide l-amine |
| JP2006320278A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Research Institute Of Innovative Technology For The Earth | コリネ型細菌による高効率なジカルボン酸の製造方法 |
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