JPH04351529A - 発熱成形品及びその製造方法 - Google Patents

発熱成形品及びその製造方法

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JPH04351529A
JPH04351529A JP3225406A JP22540691A JPH04351529A JP H04351529 A JPH04351529 A JP H04351529A JP 3225406 A JP3225406 A JP 3225406A JP 22540691 A JP22540691 A JP 22540691A JP H04351529 A JPH04351529 A JP H04351529A
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JP
Japan
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carbon fiber
sheet
molded
containing sheet
resin
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Pending
Application number
JP3225406A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Nakayama
正一 中山
Kishiro Soma
相馬 喜四郎
Takao Kondo
隆夫 近藤
Akio Sugiyama
杉山 昭男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品としての物性に
優れ、不燃性であって、通電により発熱する繊維強化プ
ラスチック(以下、FRPという)に関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、床や壁面等の暖房のために、床材
、壁材などの内装材を面状発熱体あるいは発熱成形体が
種々研究されている。これまで開発されている面状発熱
体あるいは発熱成形体としては、(i)金属箔と電気絶
縁性合成樹脂との複合体、(ii)合成樹脂フィルムに
発熱用抵抗インク皮膜を塗布又は印刷したもの、(ii
i)ニクロム合金など抵抗の大きい金属材料等がある。
【0003】しかし、(i)及び(ii)の材料では、
金属箔と合成樹脂、あるいは抵抗インクと合成樹脂フィ
ルムとの接着に難点があり、更に、(ii)の場合では
抵抗インクのコストが非常に高く、実用化が困難であっ
た。また、(iii)の金属材料では、発熱温度のコン
トロールが難しく、発熱体を被う絶縁材料に制限があり
、面状発熱体あるいは発熱成形体自体の厚さも大きくな
るという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、発熱作用
を有する成形体を、通常の内装材等と同様の形状、外観
、物性を有し、かつ通常のFRP製造法で得ることを目
的として、種々検討した結果、カーボン繊維を含有する
紙、布、不織布などの繊維基材を使用することにより、
所期の目的を達成できることを見いだし、本発明を完成
させるに至ったものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェノール樹
脂シートモールディングクンパウンドを圧縮成形してな
る成形品において、成形品内部に発熱体としてカーボン
繊維含有シートが配置されていることを特徴とする成形
品、及びその成形品の製造方法に関するものである。
【0006】本発明において、フェノール樹脂シートモ
ールディングクンパウンド(以下、フェノール樹脂SM
Cという)は、液状レゾール型フェノール樹脂、硬化剤
及び必要により充填材、離型剤からなる配合物をガラス
繊維等の繊維補強材に含浸し、シート状にしたものであ
る。
【0007】液状レゾール型フェノール樹脂はフェノー
ル化合物とホルムアルデヒドをアルカリ性触媒の存在下
で反応せしめたものであり、通常は水を含有している。 ホルムアルデヒドとフェノール化合物とのモル比は通常
0.8〜3.0であり、好ましくは1.0〜2.5の範
囲である。このモル比が0.8より小さいと硬化性が悪
くなり、物性値も低くなる。逆に3.0より大きくなる
と成形時の臭気が強く、貯蔵安定性の低下を生ずる。
【0008】硬化剤はレゾール型フェノール樹脂に用い
るものであり、ベンゼンスルホン酸、パラトルエンスル
ホン酸、硫酸、燐酸等の有機又は無機の酸類の単独又は
併用、あるいは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、酸化カルシウム
、酸化マグネシウム等のアルカリ類単独又は併用するこ
とができる。硬化剤の添加量は樹脂固形分に対して、1
〜20重量%である。この中で、他の材料特に金属の腐
食を防止するためにアルカリ類が好ましい。
【0009】充填材は、水酸化アルミニウム、炭酸カル
シウム、硫酸バリウム、タルク、クレーなどが使用でき
、その添加量は樹脂固形分に対して20〜250重量%
が適当である。離型剤は、金属石鹸類、ホスフェート類
、ワックス類等が使用できるが、その使用量は樹脂固形
分に対して0.5〜10重量%が適当である。
【0010】次に、繊維補強材は、チョップドストラン
ドマット、ガラスチョップ、コンテニアスマット、ロー
ビングのようなガラス繊維が使用できる。かかる繊維補
強材の成型品中の含有量は10〜60重量%、好ましく
は20〜50重量%である。10重量%以下では補強の
効果が十分に得られず、60重量%以上では樹脂の含浸
が不十分となる傾向がある。
【0011】液状レゾール型フェノール樹脂、硬化剤、
充填材、離型剤等からなる配合物は、通常2枚のプラス
チックフィルムの間で繊維補強材に含浸され、シート化
され、熟成されてフェノール樹脂SMCが得られる。こ
のようにして得られたフェノール樹脂SMCは必要重量
分を秤量して、成形型内で加熱加圧成形される。
【0012】本発明の特徴であるカーボン繊維含有シー
トは、紙、布、不織布などの繊維基材の中にカーボン繊
維を含有するものである。カーボン繊維は成形品に導電
性を持たせるためのものであるが、10〜100g/m
2が好ましい。10g/m2以下であると、導電性が小
さく、十分な発熱が生じない。一方、100g/m2以
上であると、導電性が大となり、発熱が大きすぎる傾向
がある。このカーボン繊維含有シートは、熱硬化性樹脂
を含浸してもよいが、通常含浸しなくてもよい。樹脂含
浸しない場合、積層時、両側に積層される樹脂含浸シー
トの樹脂がカーボン繊維含有シートに含浸し、硬化して
強固な結合が生じる。
【0013】カーボン繊維含有シートのうち、カーボン
繊維を含有する紙は、所定量のパルプとカーボン繊維と
を混抄した混抄紙であり、この紙の坪量は通常50〜1
50g/m2である。カーボン繊維含有布は、カーボン
繊維と天然繊維あるいは合成繊維とを所定の割合で撚り
、これを織って布としたものである。更に、カーボン含
有不織布は、カーボン繊維と上記繊維とを所定の配合で
結合させて不織布としたものである。これらのカーボン
繊維含有シートはおよそ20〜80Ω/cm2の電導度
を有する。この中で本発明においては、発熱の均一さ、
取り扱いの容易さ等から、好ましいカーボン繊維含有シ
ートはカーボン繊維混抄紙である。
【0014】このカーボン繊維含有シートは発熱するも
のであるので、表面層に近いほどよいが、成形品の意匠
性を考慮すると、表面層のすぐ下、又は表面層及び薄い
芯材層の下が適当である。カーボン繊維含有シートの下
には補強のための芯材層を設ける。
【0015】カーボン繊維含有シートとフェノール樹脂
SMCとを直接重ね合わせ加熱加圧成形すると、SMC
の樹脂の流れが大きい場合、カーボン繊維含有シートが
動いたり、切れたりする恐れがある。これを防止するた
めに、カーボン繊維含有シートはその片面あるいは両面
に熱硬化性樹脂含浸シートを重ね合わせて成形するとよ
い。この熱硬化性樹脂含浸シートとしては、通常フェノ
ール樹脂含浸紙が入手しやすく、特性上も特に問題がな
いので、好ましく使用され、カーボン繊維含有シートの
両面に使用するのがよい。また、熱硬化性樹脂含浸シー
トとカーボン繊維含有シートとは予め積層一体化してお
くこともできる。
【0016】本発明の成形品において、予め通電のため
の電極をカーボン繊維含有シートに設けておけば、電源
と成形品との電気的接続が容易である。通常、電極とし
ては、銅、アルミニウムなど導電性の良い金属箔が選ば
れ、その厚さは10〜60μm程度である。この金属箔
には導電性接着剤又は導電性粘着剤が塗工され、通常5
〜20mm巾のテープ状にスリットした後カーボン繊維
含有シートに接合される。電極はこのカーボン繊維含有
シートの相対する2辺の端部に配置するのが面全体の均
一な発熱のために好ましいが、必要により他の位置でも
よい。
【0017】次いで、フェノール樹脂SMCとカーボン
繊維含有シートとをSMC圧縮成形法により成形する。 フェノール樹脂SMCを両表面とし、その間にカーボン
繊維含有シートを配置するが、カーボン繊維含有シート
は前記の如く、熱硬化性樹脂含浸シートと重ね合わせる
か又は熱硬化性樹脂含浸シートと積層一体化して使用す
る。成形条件は成形品の厚みにもよるが、一般的には、
温度140〜150℃、圧力60〜110kg/cm2
、時間2〜5分程度である。成形後、バリの除去など後
加工して、必要により、表面塗装する。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 (コンパウンドの調製)次の配合物を調製した。 液状レゾール型フェノール樹脂           
 100部(住友デュレズ製  PR−SB−1)水酸
化アルミニウム                  
      90部ステアリン酸亜鉛        
                    3部酸化マ
グネシウム                    
        2部
【0019】(SMCの製造)次
に、上記配合物を通常のSMC製造機により2枚のポリ
エチレンフィルム上に別々に塗布し、その片方の塗布面
に日東紡製ガラス繊維ロービング「RS240PA−5
49」を長さ25mmに切断したものをその含有率が3
0%になるように落下散布せしめた。もう一方のポリエ
チレンフィルムの塗布面を重ね合わせ、次いでローラで
脱泡・含浸を行いシート化させた。次に、40℃で48
時間熟成し、厚さ3kg/m2のフェノール樹脂SMC
とした。
【0020】(成形品の製造等)図1に示すように、こ
のフェノール樹脂SMC(400×400mm)を2枚
と、その間にフェノール樹脂含浸紙(400×400m
m)、対向する2辺に幅30mmの銅箔を導電性接着剤
で接合したカーボン含有率60g/m2のカーボン繊維
混抄紙(360×360mm)及びフェノール樹脂含浸
紙(400×400mm)をこの順で挿入して重ね合わ
せ、図2に示すように、400×400×5mmのキャ
ビティを有し上型に木目模様の凹凸を有し下型は平滑面
を有する金型内で145℃、90kg/m2、3分間の
条件で成形し、板状の成形品を得た。
【0021】バリを除去した後、表面に褐色のウレタン
塗料を塗布した。電極の一部を露出させるために裏面を
研削した。露出した電極をリード線に接続した後、電極
部はエポキシ樹脂を塗布し絶縁した。リード線を100
V電源に接続することにより通電後20秒で化粧板表面
温度が50℃に達した。
【0022】
【発明の効果】本発明の発熱成形品は、カーボン繊維含
有シートが表面SMC層の下に挿入されているため、成
形品の意匠性を損なうことがない。また、通常のSMC
成形品と同様に、不燃性で、耐熱性、強度、硬度等の物
性にも優れている。更に、カーボン繊維含有シートが熱
硬化性樹脂層で覆われているため、使用時水濡れ等があ
っても漏電の恐れがなく、安全である。
【0023】従って、床暖房用、壁暖房用等として、台
所やトイレ等に使用され、また、出窓の天井材として使
用すれば、結露の防止に効果的である。箱型に成形すれ
ば、掘りコタツ等の暖房器具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の発熱成形品の構成を表す側面図。
【図2】実施例に使用した成形金型を示す側面図。
【符号の説明】
1  フェノール樹脂SMC 2  フェノール樹脂含浸紙 3  カーボン繊維混抄紙 4  電極 5  上型 6  下型 7  成形品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フェノール樹脂シートモールディング
    クンパウンドを圧縮成形してなる成形品において、成形
    品内部に発熱体としてカーボン繊維含有シートが配置さ
    れていることを特徴とする成形品。
  2. 【請求項2】  カーボン繊維含有シートがフェノール
    樹脂含浸繊維シートの間に配置され、フェノール樹脂シ
    ートモールディングクンパウンドとともに圧縮成形され
    てなる請求項1記載の成形品。
  3. 【請求項3】  カーボン繊維含有シートをフェノール
    樹脂含浸繊維シートの間に配置し、フェノール樹脂シー
    トモールディングクンパウンドとともに圧縮成形するこ
    とを特徴とする成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】  予めカーボン繊維含有シートをフェノ
    ール樹脂含浸繊維シートの間に配置して一体化し、これ
    をフェノール樹脂シートモールディングクンパウンドと
    ともに圧縮成形することを特徴とする成形品の製造方法
JP3225406A 1991-05-29 1991-05-29 発熱成形品及びその製造方法 Pending JPH04351529A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014523984A (ja) * 2011-07-05 2014-09-18 上海熱麗電熱材料有限公司 低温発熱天然木複合床板及びその製造方法
JP2019503291A (ja) * 2016-01-26 2019-02-07 コンチネンタル ストラクチュラル プラスティックス, インコーポレイテッド 織り表面組織を備えた成形圧盤およびそれから作製される熱硬化性物品

Cited By (2)

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