JPH051818A - 掘りごたつ - Google Patents

掘りごたつ

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JPH051818A
JPH051818A JP15174691A JP15174691A JPH051818A JP H051818 A JPH051818 A JP H051818A JP 15174691 A JP15174691 A JP 15174691A JP 15174691 A JP15174691 A JP 15174691A JP H051818 A JPH051818 A JP H051818A
Authority
JP
Japan
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carbon fiber
phenol resin
electrode
paper
mixing paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP15174691A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Nakayama
正一 中山
Kishiro Soma
喜四郎 相馬
Takao Kondo
隆夫 近藤
Akio Sugiyama
昭男 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 フェノール樹脂SMCを箱型に成形した掘り
ごたつであって、電極を配置したカーボン繊維混抄紙を
成形体底部分の内部の発熱体として配置されている。 【効果】 安全で使いやすく、通常のフェノール樹脂S
MC成形品と同様に、不燃性であり、耐熱性、強度など
の物性も優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不燃性であって、通電
により発熱する面状発熱体を備えたフェノール樹脂の繊
維強化プラスチック(以下、FRPという)からなる掘
りごたつに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、掘りごたつは木で作られ、底部中
央に電気ヒータなどの発熱体を置く凹部を有しているも
のが使用されている。掘りごたつは木製であり、製作に
工数を要するので、高価なものとなっており、別に発熱
体も必要である。更に、凹部内には発熱体を置くので、
凹部を構成する材料は不燃性であることが要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような点から、最
近掘りごたつは低コスト化及び発熱部の構造の簡略化に
ついて種々研究がなされている。本発明者は、掘りごた
つを不燃性であるフェノール樹脂FRP製とすることを
目的として検討し、本発明を完成させるに至ったもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェノール樹
脂シートモールディングコンパウンドを箱型に圧縮成形
した成形体からなる堀りごたつであって、成形体底面の
内部に発熱体としてカーボン繊維含有シートが配置され
ていることを特徴とする掘りごたつである。
【0005】本発明において、フェノール樹脂シートモ
ールディングコンパウンド(以下、フェノール樹脂SM
Cという)は、液状レゾール型フェノール樹脂、硬化剤
及び必要により充填材、離型剤からなる配合物をガラス
繊維等の繊維補強材に含浸し、シート状にしたものであ
る。
【0006】液状レゾール型フェノール樹脂はフェノー
ル化合物とホルムアルデヒドをアルカリ性触媒の存在下
で反応せしめたものであり、通常は水を含有している。
硬化剤はレゾール型フェノール樹脂に用いるものであ
り、有機又は無機の酸類、あるいはアルカリ類を使用す
ることができる。硬化剤の添加量は樹脂固形分に対し
て、1〜20重量%である。この中で、他の材料特に金属
の腐食を防止するためにアルカリ類が好ましい。
【0007】充填材は、水酸化アルミニウム、炭酸カル
シウム、硫酸バリウム、タルク、クレーなどが使用で
き、その添加量は樹脂固形分に対して 20〜250重量%が
適当である。離型剤は、金属石鹸類、ホスフェート類、
ワックス類等が使用できるが、その使用量は樹脂固形分
に対して0.5〜10重量%が適当である。
【0008】次に、繊維補強材は、チョップドストラン
ドマット、ガラスチョップ、コンテニアスマット、ロー
ビングのようなガラス繊維が使用できる。かかる繊維補
強材の成型体中の含有量は10〜60重量%、好ましくは20
〜50重量%である。10重量%以下では補強の効果が十分
に得られず、60重量%以上では樹脂の含浸が不十分とな
る傾向がある。
【0009】液状レゾール型フェノール樹脂、硬化剤、
充填材、離型剤等からなる配合物は、通常2枚のプラス
チックフィルムの間で繊維補強材に含浸され、シート化
され、熟成されてフェノール樹脂SMCが得られる。こ
のようにして得られたフェノール樹脂SMCは必要重量
分を秤量して、成形型内で加熱加圧成形される。
【0010】本発明の主たる特徴であるカーボン繊維含
有シートは、紙、布、不織布などの繊維基材の中にカー
ボン繊維を含有するものである。カーボン繊維は成形品
に導電性を持たせるためのものであるが、10〜100g/m2
が好ましい。10g/m以下であると、導電性が小さく、
十分な発熱が生じない。一方、100g/m2以上であると、
導電性が大となり、発熱が大きすぎる傾向がある。この
カーボン繊維含有シートは、熱硬化性樹脂を含浸しても
よいが、通常含浸しなくてもよい。樹脂含浸しない場
合、成形時、両側に積層されるSMCや樹脂含浸シート
の樹脂がカーボン繊維含有シートに含浸し、硬化して強
固な結合が生じる。これらのカーボン繊維含有シートは
およそ20〜80Ω/cmの電導度を有する。この中で本発
明においては、発熱の均一さ、取り扱いの容易さ等か
ら、好ましいカーボン繊維含有シートはカーボン繊維混
抄紙である。
【0011】このカーボン繊維含有シートは発熱するも
のであるので、表面層に近いほどよいが、掘りごたつと
しての安全性、使用しやすさ、意匠性等を考慮すると、
表面層のすぐ下、又は表面層及び薄い芯材層の下が適当
である。カーボン繊維含有シートの下には補強のための
芯材層を設ける。
【0012】カーボン繊維含有シートとフェノール樹脂
SMCとを直接重ね合わせ加熱加圧成形すると、SMC
の樹脂の流れが大きい場合、カーボン繊維含有シートが
動いたり、切れたりする恐れがある。これを防止するた
めに、カーボン繊維含有シートはその片面あるいは両面
に熱硬化性樹脂含浸シートを重ね合わせて成形するとよ
い。この熱硬化性樹脂含浸シートとしては、通常フェノ
ール樹脂含浸紙が入手しやすく、特性上も特に問題がな
いので、好ましく使用され、カーボン繊維含有シートの
両面に使用するのがよい。また、熱硬化性樹脂含浸シー
トとカーボン繊維含有シートとは予め積層一体化してお
くこともできる。
【0013】本発明において、通常、通電のための電極
を予めカーボン繊維含有シートに設けておけば、電源と
成形体との電気的接続が容易である。電極としては、
銅、アルミニウムなど導電性の良い金属箔が好ましく、
その厚さは10〜60μm 程度である。この金属箔には導電
性接着剤又は導電性粘着剤が塗工され、通常5〜20mm巾
のテープ状にスリットした後カーボン繊維含有シートに
接合される。電極はこのカーボン繊維含有シートの相対
する2辺の端部に配置するのが面全体の均一な発熱のた
めに好ましいが、必要により他の位置でもよい。
【0014】次いで、フェノール樹脂SMCとカーボン
繊維含有シートとをSMC圧縮成形法により成形する。
フェノール樹脂SMCを両表面とし、その間にカーボン
繊維含有シートを配置する。カーボン繊維含有シートは
掘りごたつの箱型成形体の底部全面又は中央に配置す
る。カーボン繊維含有シートは前記の如く、熱硬化性樹
脂含浸シートと重ね合わせるか又は熱硬化性樹脂含浸シ
ートと積層一体化して使用するのが好ましい。熱硬化性
樹脂含浸シートはカーボン繊維含有シートと大略同じ大
きさ又はそれよりやや大きい、あるいは底面全面の大き
さとするのがよい。成形条件は成形品の厚みにもよる
が、一般的には、温度140〜150℃、圧力60〜110kg/c
m2、時間2〜5分程度である。成形後、バリの除去など
後加工して、必要により、表面塗装する。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 (コンパウンドの調製)次の配合物を調製した。 液状レゾール型フェノール樹脂 100部 (住友デュレズ製 PR-SB-1) 水酸化アルミニウム 90部 ステアリン酸亜鉛 3部 酸化マグネシウム 2部
【0016】(SMCの製造)次に、上記配合物を通常
のSMC製造機により2枚のポリエチレンフィルム上に
別々に塗布し、その片方の塗布面に日東紡製ガラス繊維
ロービング「RS240PA-549」を長さ25mmに切断したものを
その含有率が30%になるように落下散布せしめた。もう
一方のポリエチレンフィルムの塗布面を重ね合わせ、次
いでローラで脱泡・含浸を行いシート化させた。次に、
40℃で48時間熟成し、厚さ3kg/m2のフェノール樹脂S
MCとした。
【0017】(成形体の製造等)図1に示すように、こ
のフェノール樹脂SMC(1800×1800mmで四隅約 450×
450mmを切除したもの)を2枚と、その間にフェノール樹
脂含浸紙(870×870mm)、対向する2辺に幅30mmの銅箔を
導電性接着剤で接合したカーボン含有率60g/mのカー
ボン繊維混抄紙(850×850mm)及びフェノール樹脂含浸
紙(870×870mm)をこの順で挿入して重ね合わせ、図2
に示すように、縦900mm、横900mm、高さ45mm、厚さ10mm
のキャビティを有する金型内で 145℃、90kg/m2、3分
間の条件で成形し、箱型の成形体を得た。
【0018】バリを除去した後、内側表面に褐色のウレ
タン塗料を塗布し、掘りごたつを得た。電極の一部を露
出させるために裏面を研削し、露出した電極をリード線
に接続した後、電極部はエポキシ樹脂を塗布し絶縁し
た。リード線を100V電源に接続することにより通電後20
秒で内側表面温度が50℃に達し、その後55〜60℃でほぼ
一定の温度を保つことができた。
【0019】
【発明の効果】本発明の掘りごたつは、カーボン繊維含
有シートが表面SMC層の下に挿入されているため、安
全性及び使用しやすさにおいて優れ、意匠性を損なうこ
とがなく、また、通常のSMC成形品と同様に、不燃性
で、耐熱性、強度、硬度等の物性にも優れている。特
に、発熱体であるカーボン繊維含有シートは、発熱温度
が適当であり、熱硬化性樹脂層で覆われているため、使
用時水濡れ等があっても漏電の恐れがなく、使用上極め
て安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の掘りごたつの構成を表す側面図。
【図2】実施例に使用した成形金型を示す側面図。
【符号の説明】
1 フェノール樹脂SMC 1’フェノール樹脂SMC 2 フェノール樹脂含浸紙 2’フェノール樹脂含浸紙 3 カーボン繊維混抄紙 4 電極 5 上型 6 下型 7 成形体素材
フロントページの続き (72)発明者 杉山 昭男 東京都千代田区内幸町1丁目2番2号 住 友ベークライト株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 フェノール樹脂シートモールディングコ
    ンパウンドを箱型に圧縮成形した成形体からなる堀りご
    たつであって、成形体底面の内部に発熱体としてカーボ
    ン繊維含有シートが配置されていることを特徴とする掘
    りごたつ。
JP15174691A 1991-06-24 1991-06-24 掘りごたつ Pending JPH051818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15174691A JPH051818A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 掘りごたつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15174691A JPH051818A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 掘りごたつ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051818A true JPH051818A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15525378

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15174691A Pending JPH051818A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 掘りごたつ

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JP (1) JPH051818A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1062408C (zh) * 1994-12-06 2001-02-21 北京寰海智业科技发展有限公司 导电发热用的碳纤维复合纸及其制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1062408C (zh) * 1994-12-06 2001-02-21 北京寰海智业科技发展有限公司 导电发热用的碳纤维复合纸及其制备方法

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