JPH04352785A - 新規メトトレキセート誘導体 - Google Patents

新規メトトレキセート誘導体

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JPH04352785A
JPH04352785A JP3228158A JP22815891A JPH04352785A JP H04352785 A JPH04352785 A JP H04352785A JP 3228158 A JP3228158 A JP 3228158A JP 22815891 A JP22815891 A JP 22815891A JP H04352785 A JPH04352785 A JP H04352785A
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JP
Japan
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compound
general formula
formula
room temperature
solvent
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Pending
Application number
JP3228158A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Matsuoka
宏治 松岡
Nobuaki Kato
伸明 加藤
Keiichiro Tsuji
辻 敬一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なメトトレキセー
ト誘導体、更に詳しくは、抗リウマチ剤として有用な新
規なメトトレキセート誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】メトトレ
キセートは古くより白血病の治療薬とて用いられてきた
が、1951年Gubnerらが慢性関節リウマチ(R
A)や乾癬に用いて有効性を報告して以来RAの治療薬
として欧米で使用されてきた。比較的最近になって用法
、用量の詳細な検討が実施され、低用量メトトレキセー
ト療法が比較的副作用の少ない、しかも優れた有効性を
発揮することが明らかになってきた。しかし、メトトレ
キセート服用により生ずる肝障害や肺繊維化等の副作用
も無視できないため、さらに副作用が少なく、かつ効力
の優れた薬物の登場が望まれている。
【003】これまでにメトトレキセートのアミノ酸部分
をオルニチンのNδアミド体とした誘導体としては、例
えば下記式
【化3】
【004】(JMed.chem.1988,31,1
332)等が知られている。本発明者らは、この種のメ
トトレキセート誘導体においてN  をアルキル化また
はベンゼン環と環形成することにより抗リウマチ作用が
より強い化合物を見い出し、本発明をなすに至った。
【005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式(
I)
【化4】
【006】(式中、R1は炭素数1乃至4の低級アルキ
ル基を示し;R2は水素原子またはR1と結合して炭素
数2または3のメチレン基を示し;R3及びR4は水素
原子または炭素数1乃至4の低級アルキル基を示す)

007】および下記一般式(II)
【化5】
【008】(式中、R1,R2およびR3は前記と同じ
意味を示す)で示されるメトトレキセート誘導体を提供
するものである。
【009】本発明の化合物はいずれも文献未載の新規化
合物であり、例えば以下の様にして合成される。 1)一般式(I)におけるCOOR4基がメタ位または
パラ位につくとき i)  一般式(I)におけるR2が水素原子を示すと
【010】
【化6】 ii)一般式(I)におけるR2がR1と結合して炭素
数2または3のメチレン基を示すとき
【011】
【化7】
【012】2)一般式(I)におけるCOOR4基がオ
ルト位につくとき
【化8】 (式中、R1,R2,R3およびR4は前記と同じ意味
を示し、nは2または3の整数を示し、Xはブロモ、ク
ロロ等のハロゲン原子を示す)
【013】1)−i)の場合において、一般式(1)の
化合物と一般式(2)の化合物から一般式(3)の化合
物を得る反応は、一般式(1)の化合物をクロロホルム
、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
の非プロトン性溶媒に溶解し、一般式(2)の化合物と
水と例えば炭酸カリウム、トリエチルアミン、炭酸水素
ナトリウム、ピリジン等を加え、室温で攪拌することに
より行う。このアミド化は、混合酸無水物法、活性エス
テル法および活性アミド法で行ってもよい。
【014】一般式(3)の化合物から一般式(4)の化
合物を得る反応は、一般式(3)の化合物をエタノール
、メタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等に溶
解し、パラジウム−炭素の共存下、水素雰囲気下室温で
攪拌することにより行う。
【015】一般式(4)の化合物と一般式(5)の化合
物から一般式(6)の化合物を得る反応は、一般式(4
)の化合物に塩化チオニルとジメチルホルムアミドを加
え室温で攪拌した後、ジクロロメタン等の溶媒中一般式
(5)の化合物と炭酸カリウムまたはトリエチルアミン
と水を加え、室温で攪拌することにより行うが、混合酸
無水物法、活性エステルまたは活性アミド法によりアミ
ド化を行ってもよい。
【016】一般式(6)の化合物から一般式(7)の化
合物を得る反応は、一般式(6)の化合物にあらかじめ
フェノールまたはアニソールを溶かしておいた臭化水素
−酢酸を加え室温で攪拌することにより行う。
【017】一般式(7)の化合物と一般式(8)の化合
物から一般式(9)の化合物を得る反応は、ジメチルア
セトアミドおよびジメチルホルムアミドのような非プロ
トン性極性溶媒中、25〜100℃好ましくは50〜6
5℃で攪拌した後、例えばトリエチルアミン、炭酸カリ
ウムまたは炭酸水素ナトリウム等を含む水中で攪拌する
ことにより行う。
【018】特にR3が水素原子である場合は、さらにエ
タノール等の溶媒中、水酸化ナトリウム溶液を加え、室
温で攪拌して目的物を得る。
【019】1)−ii)の場合において一般式(10)
の化合物と一般式(4)の化合物から一般式(11)の
化合物を得る反応は、一般式(10)の化合物に塩化チ
オニルとジメチルホルムアミドを加え、室温で攪拌した
後、ジクロロメタン等の溶媒中、一般式(4)の化合物
とトリエチルアミンまたは炭酸カリウムの共存下、室温
で攪拌することにより行うが、混合酸無水物法、活性エ
ステルまたは活性アミド法によりアミド化を行ってもよ
い。
【020】一般式(11)の化合物から一般式(12)
の化合物を得る反応は、一般式(11)の化合物にあら
かじめフエノールまたはアニソールを溶かしておいた臭
化水素−酢酸を加え室温で攪拌することにより行う。
【021】一般式(12)の化合物と一般式(8)の化
合物から一般式(13)の化合物を得る反応は、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルホルムアミドのような非プロ
トン性極性溶媒中、25〜100℃好ましくは50〜6
5℃で攪拌した後、トリエチルアミン、炭酸カリウムま
たは炭酸水素ナトリウムを含む水中室温で攪拌すること
により行う。特にR3が水素原子である場合はさらにエ
タノール等の溶媒中、水酸化ナトリウム水溶液の共存下
、室温で攪拌して目的物を得る。
【022】2)の場合において、一般式(1)の化合物
と式(14)の化合物から一般式(15)の化合物を得
る反応は、一般式(1)の化合物をクロロホルム、ジク
ロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の非プ
ロトン性溶媒に溶解し、式(14)の化合物と水と例え
ば炭酸カリウム、トリエチルアミン、炭酸水素ナトリウ
ム、ピリジン等を加え、室温で攪拌することにより行う
。  一般式(15)の化合物から一般式(16)の化
合物を得る反応は、メタノール等の溶媒中、−30℃で
攪拌し、塩化チオニルを加えた後、還流することにより
行う。
【023】一般式(16)の化合物から一般式(17)
の化合物を得る反応は、一般式(16)の化合物をエタ
ノール、メタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等に溶解し、パラジウム−炭素の共存下、水素雰囲気下
室温で攪拌することにより行う。
【024】一般式(18)の化合物から一般式(19)
の化合物を得る反応は、一般式(18)の化合物に塩化
チオニルとジメチルホルムアミドを加え室温で攪拌して
行う。
【025】一般式(17)の化合物と一般式(19)の
化合物から一般式(20)の化合物を得る反応は、一般
式(19)の化合物をジクロロメタン等に溶解させ、こ
の溶液に一般式(17)の化合物と炭酸カリウムまたは
トリエチルアミンと水を加え、室温で攪拌することによ
り行うが、混合酸無水物法、活性エステルまたは活性ア
ミド法によりアミド化を行ってもよい。
【026】一般式(20)の化合物から一般式(21)
の化合物を得る反応は、一般式(20)の化合物にあら
かじめフェノールまたはアニソールを溶かしておいた臭
化水素−酢酸を加え、室温で攪拌することにより行う。
【027】一般式(8)の化合物と一般式(21)の化
合物から一般式(22)の化合物を得る反応は、ジメチ
ルアセトアミドおよびジメチルホルムアミドのような非
プロトン性極性溶媒中25〜100℃好ましくは50〜
65℃で攪拌した後、例えばトリエチルアミン、炭酸カ
リウムまたは炭酸水素ナトリウム等を含む水中で攪拌す
ることにより行う。
【028】一般式(22)の化合物から一般式(23)
の化合物を得る反応は、エタノール等の溶媒中、水酸化
ナトリウム溶液を加え、室温で攪拌して行う。
【029】
【作    用】本発明により得られた一般式(I)で
示される化合物は、抗リウマチ作用を持つ。また、メト
トレキセートと比較して毒性が低いものである。この作
用は、以下に示す実験例「ヒト末梢血を用いたリンパ球
の増殖抑制作用」および「ラットを用いた腹腔内連続投
与によるメトトレキセート(MTX)と本発明の化合物
との毒性比較」を調べることにより確認した。
【030】実験例1 「ヒト末梢血を用いたリンパ球の増殖抑制作用」(方法
)ヒト末梢血よりFicoll−Paque  Rを用
いてリンパ球を分離し、適度に希釈した薬物とそのリン
パ球105個をPHAとともに2日間あるいはPWMと
ともに3日間96穴cyltue  Plate中で培
養した。培養終了後の5時間前に3H−UdR(1μc
i/well)を加えリンパ球への3H−UdRの取り
込みをシンチレーションカウンターにて測定した。
【031】(ここでPHAはPhytohaemagg
lutinin,PWMはpokeweed  mit
ogen,UdRはdeoxyuri  dineを示
す。)なお、用いた薬物は下記のものである。
【化9】
【032】(結    果,考    察)図1に、薬
剤非添加PHA刺激リンパ球の3H−UdR取り込みを
100%とした割合を示した。図1から明らかなように
、本発明の化合物は対照化合物より優れたリンパ球の増
殖抑制作用(抗リウマチ作用)を持つことが確認された
【033】実験例2 「ラットを用いた腹腔内連続投与によるメトトレキセー
ト(MTX)と本発明の化合物との毒性比較」
【034
】(方  法)8週齢のSD系雄性ラットにMTXおよ
び本発明の化合物を1日1回,週5日の割合で5週間連
続腹腔内投与した。投与量はMTXおよび本発明の化合
物ともに0.25,0.5mg/kgの2用量である。 対象群には溶媒(リン酸緩衝液,pH7.4)を同様に
投与した。1群あたりの構成匹数は5匹である。
【035】検査項目は以下のとおりである。 1)生死および症状:毎日観察した。 2)体重推移:週1回の割合で測定した。 3)血液検査:最終投与週に抹消血中の白血球数(WB
C),赤血球数(RBC)を測定した。 4)肝臓重量および肝臓中トリグリセライド(TG)含
量:最終投与後,解剖を用い肝臓重量および肝臓中TG
含量を測定した。 なお、用いた薬物は下記のものである。
【036】
【化10】
【037】(結  果) 1)生死および症状 MTX投与群のうち、0.25mg/kg群では投与期
間中を通じ、死亡例はなく、また異常な症状は認められ
なかった。しかし、0.5mg/kg群では4週目より
栄養状態の悪化,貧血,糞便量の減少,口周囲の腫脹等
がみられ、5例中1例が死亡した。
【038】一方、本発明の化合物投与群では、0.25
mg/kg群および0.5mg/kg群のいずれも死亡
例は無く、また異常な症状も全く認められなかった。
【039】2)休重推移 図2に体重推移を示した。体重の増加抑制は、本発明の
化合物のほうがMTXに比べ弱かった。
【040】3)血液検査 図3に血液検査結果を示した。WBCおよびRBCの減
少は本発明の化合物の方がMTXに比べ明らかに弱かっ
た。
【041】4)肝臓重量および肝臓中TG含量図4に肝
臓重量および肝臓中TG含量を示した。肝臓重量の増加
および肝臓中TG含量の増加は、いずれも本発明の化合
物の方がMTXに比べ弱かった。
【042】(考  察)ラットを用い、腹腔内連続投与
による毒性をMTXと本発明の化合物とで比較した。そ
の結果,死亡率,症状,体重推移,血液検査,肝臓重量
および肝臓中TG含量のいずれの点からも、本発明の化
合物はMTXに比べ明らかに毒性は低いと考えられた。
【043】
【実施例】
参考例1. N−フタロイル−N−カルボベンゾキシ−オルニチン 
 メチルエステルの合成 N−カルボベンゾキシ−L−オルニチン(2.0g)の
ジクロロメタン(70ml)溶液に無水フタル酸(2.
45g)を加え、次いで水(70ml)、炭酸カリウム
(1.12g)を加え15時間室温にて攪拌した。反応
液を減圧にて60mlまで濃縮し1N−塩酸でpH=3
に調製し析出した沈殿を濾取し真空乾燥をした。得られ
た白色固体を低水分メタノール(80ml)に溶解し、
この溶液を−30℃まで冷却し、10分攪拌した。次に
、同温にて塩化チオニル(2ml)をゆっくりと滴下し
た。反応溶液をゆっくり室温にもどし、さらに2時間還
流を行った。溶媒を減圧にて留去し、得られた残渣をシ
リカゲルクロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてク
ロロホルム:メタノール=100:1を用い目的物(2
.16g)を得た。
【044】1H−NMR(CDCl3,δ);1.6−
2.0(4H,m),3.69(5H,m),4.20
(1H,m),5.06(2H,s),5.70(1H
,m),7.29(5H,m),7.66(2Hm),
7.81(2H,m)
【045】参考例2. N−フタロイル−オルニチン  メチルエステルの合成
参考例1の化合物(2.16g)のメタノール溶液(1
00ml)に、10%パラジウム−炭素(500mg)
を加えた後、水素雰囲気下室温にて20時間攪拌した。 セライトを用いてパラジウム−炭素を濾去し、減圧下に
て溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマト
グラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタ
ノール=100:3を用い目的物(223mg)を得た
【046】1H−NMR(CDCl3,δ);1.7−
2.1(4H,m),3.75(2H,m),3.83
(3H,s),7.76(2H,m),7.84(2H
,m)
【047】参考例3. N−(1−カルボベンゾキシインドリン−5−カルボニ
ル)フタロイル−オルニチン  メチルエステルの合成
1−カルボベンゾキシインドリン−5−カルボキシリッ
クアシッド(297mg)に塩化チオニル(2.5ml
)を加え、懸濁液とし、さらにこの懸濁液に触媒量のジ
メチルホルムアミドを添加し室温にて2時間攪拌した。 次に反応液を減圧にて濃縮乾固した。得られた固形物を
ジクロロメタン(7ml)に溶解させ、この溶液に参考
例2の化合物(250mg)、炭酸カリウム(640m
g)を加え、さらに水(7ml)を加え室温にて激しく
12時間攪拌した。次に反応液を水にあけクロロホルム
で抽出し、さらにクロロホルム層を1N−塩酸溶液で洗
浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下にて留
去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
に付し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタノール=1
00:3を用い目的物(330mg)を得た。
【048】1H−NMR(CDCl3,δ);1,6−
2.1(4H,m),3.12(2H,t,J=8.8
Hz),3.72(2H,m),3.76(3H,s)
,4.08(2H,t,J=8.8Hz),4.84(
1H,m),5.27(2H,S),6.80(1H,
d,J=7.8Hz),7.1−7.5(6H,m),
7.5−7.9(6H,m)
【049】参考例4. N−(インドリン−5−カルボニル)−N−フタロイル
−オルニチン  メチルエステルの合成フェノール(3
00mg)の30%臭化水素−酢酸(8ml)溶液に参
考例3の化合物(330mg)を加え4時間、室温にて
攪拌した。次に反応液に大量のエーテルを加えたところ
赤褐色の油状物質が沈殿した。大部分のエーテル層を除
き油状物質をクロロホルムに懸濁させ、この懸濁液を飽
和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、クロロホルムで抽
出した。クロロホルム層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下にて溶媒を留去し、目的物(147mg)を得た。
【050】1H−NMR(CDCl3,δ);1.6−
2.1(4H,m),3.04(2H,t,J=8.3
Hz),3.62(2H,t,J=8.3Hz),3.
72(2H,m),3.75(3H,s),4.86(
1H,m),6.5−6.7(2H,m),7.52(
2H,m),7.68(2H,m),7.82(2H,
m)
【051】実施例1. N−[1−[(2,4=ジアミノ−6−プテリジニル)
メチル]−インドリン−5−カルボニル]−N−フタロ
イル−オルニチン  メチルエステルの合成参考例4の
化合物(146mg)と6−ブロモメチル−2,4−ジ
アミノプテリジン臭化水素酸塩イソプロパノール付加物
(115mg)をジメチルアセトアミド(1.0ml)
に懸濁し、50〜55℃で4時間攪拌した。冷却後、反
応液のトリエチルアミン(30mg)を含む水(4ml
)を加え攪拌し、次にクロロホルムで抽出した。クロロ
ホルム層を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下で留
去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに
付し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタノール=10
:1の混合溶媒を用い目的物(140mg)を得た。
【052】1H−NMR(CDCl3,δ);1.7−
2.2(4H,m),3.06(2H,t,J=8.3
Hz),3.56(2H,t,J=8.3Hz),3.
72(2H,m),3.76(3H,s),4.53(
2H,s),4.88(1H,m),6.45−6.6
2(2H,m),7.56(2H,m),7.71(2
H,m),7.84(2H,m),8.82(1H,s
【053】実施例2. N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プテリジニル)
メチル]−インドリン−5−カルボニル]−N−ヘミフ
タロイル−オルニチンの合成 実施例1の化合物(140mg)を2N−水酸化ナトリ
ウム溶液(10ml)に懸濁させ、30℃で12時間攪
拌した。減圧下にてこの反応液を乾固し、得られた黄色
固形物を水(5ml)に溶解し、1N−塩酸でpH=3
.7に調製し、冷蔵庫の中で2時間放置した。析出した
沈殿物を濾取した。得られた黄色固形物をシリカゲルク
ロマトグラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム
:メタノール:28%−アンモニア水=5:4:1の混
合溶媒を用い目的物(20mg)を得た。
【054】1H−NMR(DMSO−d6,δ);1.
5−2.1(4H,m),3.14(2H,  t,J
=8.3Hz),3.58(2H,t,J=8.3Hz
),4.38(1H,m),4.54(2H,s),6
.71(1H,m),7.3−7.6(4H,m),7
.6−7.8(3H,m),8.08(1H,m),8
.71(1H,s)  mp;195−199℃(de
c.)
【055】参考例5. N−(4−メトキシカルボニルベンゾイル)−N−カル
ボベンゾキシ−オルニチン  メチルエステルの合成N
−カルボベンゾキシ−L−オルニチン(2.0g)のジ
クロロメタン(60ml)溶液にテレフタル酸モノメチ
ルエステルクロライド(3.0g)を加え、次いで水(
60ml)、炭酸カリウム(4.8g)を加え15時間
室温にて攪拌した。反応液を減圧にて50mlまで濃縮
し1N−塩酸でpH=3に調製し析出した沈澱を濾取し
真空乾燥をした。得られた白色固体を低水分メタノール
(100ml)に溶解し、この溶液を−30℃まで冷却
し、10分攪拌した。次に、同温にて塩化チオニル(3
ml)をゆっくりと滴下した。反応溶液をゆっくり室温
にもどし、さらに2時間還流を行った。溶媒を減圧にて
留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
に付し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタノール=1
00:1を用い目的物(710mg)を得た。
【056】1H−NMR(CDCl3,δ);1.6−
2.1(4H,m),3.51(2H,m),3.74
(3H,s),3.94(3H,s),4.43(1H
,m),5.11(2H,s),5.53(1H,m)
,6.63(1H,bs),7.34(5H,s),7
.83(2H,d,J=8.8Hz),8.08(2H
,d,J=8.8Hz)
【057】参考例6. N−(4−メトキシカルボニルベンゾイル)−オルニチ
ン  メチルエステルの合成 参考例5の化合物(710mg)のメタノール溶液(1
00ml)に、10%パラジウム−炭素(100mg)
を加えた後、水素雰囲気下室温にて20時間攪拌した。 セライトを用いてパラジウム−炭素を濾去し、減圧下に
て溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルクロマト
グラフィーに付し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタ
ノール=100:3を用い目的物(410mg)を得た
【058】1H−NMR(CDCl3,δ);1.6−
2.1(4H,m),3.49(3H,m),3.73
(3H,s),3.94(3H,s),7.20(1H
,m),7.84(2H,d,J=8.3Hz),8.
09(2H,d,J=8.3Hz)
【059】参考例7
. N−(1−カルボベンゾキシインドリン−5−カルボニ
ル)−N−(4−メトキシカルボニルベンゾイル)−オ
ルニチン  メチルエステルの合成 1−カルボベンゾキシインドリン−5−カルボキシリッ
クアシッド(260mg)に塩化チオニル(2.5ml
)を加え、懸濁液とし、さらにこの懸濁液に触媒量のジ
メチルホルムアミドを添加し室温にて2時間攪拌した。 次に反応液を減圧にて濃縮乾固した。得られた固形物を
ジクロロメタン(6ml)に溶解させ、この溶液に参考
例6の化合物(245mg)、炭酸カリウム(812m
g)を加え、さらに水(6ml)を加え室温にて激しく
12時間攪拌した。次に反応液を水にあけクロロホルム
で抽出し、さらにクロロホルム層を1N−塩酸溶液で洗
浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下にて留
去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
に付し、溶出溶媒としてクロロホルム:メタノール10
0:3を用い目的物(310mg)を得た。
【060】1H−NMR(CDCl3,δ);1.7−
2.2(4H,m),3.16(2H,t,J=8.3
Hz),3.61(1H,m),3.79(3H,s)
,3.94(3H,s),4.11(2H,t,J=8
.3Hz),4.83(1H,m),5.29(2H,
s),6.89(1H,d,J=7.3Hz),7.0
2(1H,m),7.40(5H,m),7.66(2
H,d,J=7.3Hz),7.90(2H,d,J=
8.8Hz),8.08(2H,d,J=8.8Hz)
【061】参考例8. N−(インドリン−5−カルボニル)−N−(4−メト
キシカルボニルベンゾイル)−オルニチンメチルエステ
ルの合成 フェノール(1.0g)の30%臭化水素−酢酸(10
ml)溶液に参考例7の化合物(400mg)を加え4
時間、室温にて攪拌した。次に反応液に大量のエーテル
を加えたところ赤褐色の油状物質が沈澱した。大部分の
エーテル層を除き油状物質をクロロホルムに懸濁させ、
この懸濁液を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、目
的物をクロロホルムで抽出した。クロロホルム層を硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下にて溶媒を留去した。得ら
れた白色固体をn−ヘキサン−クロロホルム−メタノー
ルから再結晶し目的物(145mg)を得た。
【062】1H−NMR(CDCl3,δ);1.6−
2.1(4H,m),3.05(2H,t,J=8.3
Hz),3.48(2H,m),3.62(2H,t,
J=8.3Hz),3.76(3H,s),3.94(
3H,s),4.75(1H,m),6.57(1H,
d,J=7.8Hz),7.19(1H,d,J=7.
8Hz),7.55(2H,m),7.89(2H,d
,J=8.3Hz),8.07(2H,d,J=8.3
Hz)
【063】実施例3. N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プテリジニル)
メチル]インドリン−5−カルボニル]−N−(4−メ
トキシカルボニルベンゾイル)−オルニチン  メチル
エステルの合成 参考例8の化合物(140mg)と6−ブロモメチル−
2,4−ジアミノプテリジン臭化水素酸塩(105mg
)をジメチルアセトアミド(2.0ml)に懸濁し、5
0〜55℃で4時間攪拌した。冷却後、反応液のトリエ
チルアミン(32mg)を含む水(4ml)を加え攪拌
し、次に目的物をクロロホルムで抽出した。クロロホル
ム層を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下で留去し
、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに付し
、溶出溶媒としてクロロホルム:メタノール=10:1
の混合溶媒を用い目的物(180mg)を得た。
【064】1H−NMR(CDCl3,δ);1.6−
2.1(4H,m),3.08(2H,t,J=8.8
Hz),3.4−3.7(4H,m),3.79(3H
,s),3.94(3H,s),4.54(2H,s)
,4.83(1H,m),6.52(1H,d,J=8
.3Hz),6.79(1H,d,J=6.8Hz),
7.17(1H,m),7.59(2H,m),7.9
2(2H,d,J=8.3Hz),8.09(2H,d
,J=8.3Hz),8.81(1H,s)
【065】
実施例4. N−[1−[(2,4−ジアミノ−6−プテリジニル)
メチル]−インドリン−5−カルボニル]−N−テレフ
タロイル−オルニチンの合成 実施例3の化合物(150mg)をエタノール(24m
l)に溶解し、さらに1N−水酸化ナトリウム溶液(0
.8ml)を加え、35℃で4.5時間攪拌した。 25℃で20時間攪拌した後、反応液に水(1ml)を
加え、減圧下にてこの反応液を乾固した。このとき外温
は30℃を超えないようにした。得られた黄色固形物を
水(5ml)に溶解し、1N−塩酸でpH=3.7に調
製し、冷蔵庫の中で2時間放置した。析出した沈澱物を
濾取し、目的物(109mg)を得た。
【066】1H−NMR(CDCl3,δ);1.5−
2.0(4H,m),3.00(2H,t,J=8.8
Hz),3.30(2H,m),3.58(2H,t,
J=8.8Hz),4.36(1H,m),4.54(
2H,s),6.68(1H,d,J=8.8Hz),
7.62(2H,m),7.91(2H,d,J=8.
3Hz),7.99(2H,d,J=8.3Hz),8
.10(1H,d,J=7.8Hz),8.61(1H
,m),8.71(1H,s)mp;215−220℃
(dec.)
【067】
【図面の簡単な説明】
図1は、被験薬物のそれぞれの濃度における3H−Ud
Rの取りこみ量(割合)を表す。図2は,MTXと本発
明の化合物を投与した時のラットの体重変化を表し,図
3は白血球数(WBC)と赤血球数(RBC)の変化を
表し,図4は肝臓重量および肝臓中TG含量の変化を表
す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素数1乃至4の低級アルキル基を示し
    ;R2は水素原子またはR1と結合して炭素数2または
    3のメチレン基を示し;R3およびR4は水素原子また
    は炭素数1乃至4の低級アルキル基を示す)で示される
    メトトレキセート誘導体。
  2. 【請求項2】下記一般式(II) 【化2】 (式中、R1,R2およびR3は前記と同じ意味を示す
    )で示されるメトトレキセート誘導体。
JP3228158A 1990-08-14 1991-05-30 新規メトトレキセート誘導体 Pending JPH04352785A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997034606A1 (en) * 1996-03-19 1997-09-25 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Uveitis remedy

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