JPH0435334Y2 - - Google Patents

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JPH0435334Y2
JPH0435334Y2 JP1985087073U JP8707385U JPH0435334Y2 JP H0435334 Y2 JPH0435334 Y2 JP H0435334Y2 JP 1985087073 U JP1985087073 U JP 1985087073U JP 8707385 U JP8707385 U JP 8707385U JP H0435334 Y2 JPH0435334 Y2 JP H0435334Y2
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paper
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tube
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、外筒紙管とこれに圧入嵌合させる内
筒紙管より成る糸巻用の紙製ボビン(二重紙管)
に関するものである。
(b) 従来の技術 紙製ボビンというものは、延撚時にスピンドル
によつて回転され、糸を巻き取るときの芯材とし
て用いるものである。
従来よりこの紙製ボビンには、種々のものがあ
るが、一般に円筒状のものが用いられ、その両端
部を折り曲げることによつて開口部の強度を高め
ると共に糸取りの際にスムーズに糸離れが行なえ
るよう端部がアール状に形成されている。
ところが、開口部端部の強度を確保しても紙製
ボビン本体である筒状部自体の強度が弱く、糸を
巻き取る際における糸の張力に耐えきれない場合
があつた。例えば、女性のストツキングに用いら
れる極めて細い伸縮性のある合成繊維を巻き取る
場合にはかなりの強度を必要とする。従つて、紙
製ボビンの厚みを厚くして強度を保つようにした
り、内筒紙管を外筒紙管に圧入嵌合した二重紙管
が開発されている。
(c) 考案が解決しようとする問題点 しかし、紙製ボビンを形成する紙の厚みを厚く
したものでは、端部を折り曲げてアール部を形成
することは、不可能か又は非常に困難である。よ
つて、その端部の内周を削り取つて薄くしてから
折り曲げていた。
また、従来の二重紙管においては、内筒紙管に
接着剤を塗布して接着固定する方法が一般的であ
つたが、接着剤の塗布工程に手間がかかつたり、
また、接着剤が不要な部分にまで浸透する等の欠
点があつた。
さらにエンボス加工を施した凹凸紙を貼付した
り、ゴム輪等を嵌め込んでから圧入するものも、
考案されているが、硬度が不足して摩擦が充分で
なかつたり、嵌入が非常に困難であつたりした。
即ち、これらの方法においては、外筒紙管と内
筒紙管の固定をより強固にするため、外筒紙管と
内筒紙管の隙間をできる限り小さくするだけでな
く、内筒紙管の最外径(エンボス加工したもので
は、その凸部の外径)と外筒紙管の内径をオーバ
ーラツプさせることが必要である。そうでなけれ
ば、摩擦がなく強固に嵌合しないためである。
このオーバーラツプの程度が大きいと、嵌入が
困難となり、相互に矛盾したものとなつていた。
よつて、業界では接着剤が不要で、かつ嵌入が
容易で、強固に嵌合した二重紙管が要望されてい
た。
(d) 問題点を解決するための手段 そこで本考案者は以上の諸点に鑑み鋭意研究の
結果、本考案を完成させたものであり、その特徴
とするところは、外筒紙管及び該外筒紙管に圧入
嵌合する内筒紙管より成るものであつて、該内筒
紙管周面に糸状体を螺旋状に突設した点にある。
ここで言う糸状体とは、通常の糸は勿論、紙、
ゴム、ワイヤー或いは合成樹脂等を糸状にしたも
の総てを含むものとする。
螺旋状とは、紙管の長手方向と直角の輪状のも
のを除く趣旨であつて、数学的にいう螺旋状のみ
を指すものではない。即ち、輪を紙管の長手方向
に斜めに、突設したものも含むものとする。この
ような施工は非常に手間が掛かるが、あえて排除
するものではない。
また、螺旋の形状も一定である必要はなく、変
化してもよく、ランダムなものでもよい。
突設とは、糸状体を巻いた部分の外径が、その
他の部分の外径より大きくなることを言い、最外
層に糸状体が存在しなくとも、その部分の外径が
大きくなつていればよい。即ち、糸状体を巻いた
後にさらにロール紙をまいてもよいということで
ある。この突設には、接着剤を使用しても、しな
くてもよい。
さらに、糸状体として、液状の合成樹脂を内筒
紙管の表面に延出させて、糸状に固化させたもの
でもよい。この場合には、糸状体の太さ、硬度が
自由に調整できるという利点がある。この例では
連続的な糸状としなくとも、断続的に延出させる
ようにしてもよい。
また、糸状体は、1条でも複数条設けてもよく
それは、糸状体の硬度等によつて適宜選択すれば
よい。
(e) 作用 本考案の構成、つまり糸状体を螺旋状に突設し
たことにより、外筒紙管に内筒紙管を噛み込ませ
る初期の段階では糸状体が内筒紙管の片側にだけ
しか存在しないため、噛み込みが極めて容易とな
る。そして、完全に圧入嵌合させた段階では糸状
体が内筒紙管の全周に渡つて存在することになる
ので、両者の固定を強固にできることとなる。
(f) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示すもので、紙製
ボビン1を構成する内筒紙管2に糸状体3を螺旋
状に捲着することによつて、外周面に糸状体3を
突設したものである。図は、外筒紙管6について
は断面であり、内筒紙管2については断面してい
ない。糸状体3が、突設されて外筒紙管6に食い
込んでいるので分かる。この食い込みによつて、
大きな抵抗を生じ、強固に嵌合するのである。
また、端部にアール部を形成する折曲部7は、
本実施例では外筒紙管6の両端部に設けているが
内筒紙管2に設けてもよく、両者夫々の反対側端
部に設けるようにしてもよい。 一般に紙管は、
ロール紙4を幾重にも重ねている。夫々のロール
紙4は接着剤5を塗布することによつて接着固定
して紙管を構成している。
従つて、第2図に示すように糸状体3の捲着す
るには、ロール紙4を螺旋状に巻き付けるのと同
様にして行なうことができる。つまり、複数並べ
られたロール紙4の間に糸状体3を介在させるこ
とによつて自動的に糸状体3の捲着を成すように
したものである。
この場合、接着剤5が塗布されているロール紙
4上面に糸状体3を捲着するので、糸状体3を支
持することができる。そして、糸状体3を捲着し
た後には、さらに他のロール紙4をその上面から
巻き付けるので、糸状体3をより強固に固定する
ことができる。
このようにして糸状体3を外周面に突設させた
内筒紙管2を、外筒紙管6に圧入するには、噛み
込ませる段階では第3図に示すように糸状体3が
片側だけにのみ存在するので、挿入が極めて簡単
となる。
また、糸状体3は接着剤5が塗布されたロール
紙4に捲着して、さらにこの上からロール紙4を
巻いて覆つているが、これを露出して捲着するよ
うにしてもよい。勿論、この場合は糸状体3を捲
着するロール紙4には接着剤5を塗布していない
ので、糸状体3自体に接着剤5を塗布するように
してもよい。
また、第4図は、液状の合成樹脂を内筒紙管2
の表面に延出させて糸状に固化させる例を示すも
のである。
(g) 考案の効果 以上のように本考案に係る紙製ボビンは、内筒
紙管の表面に糸状体を螺旋状に突設したものであ
るため、外筒紙管に圧入することが極めて簡単と
なると共に圧入後の外筒紙管と内筒紙管の固定が
極めて強固となつて、従来の接着剤で固定した二
重紙管或いは厚肉の紙管と同様の強度、又はそれ
以上の強度を有するものである。
さらに従来のものに比し、接着剤の塗布や開口
端部内周面を削り取つたりする工程がなく、紙管
を製造する段階で糸状体を設けることができるの
で、作業能率を低下させることなく、しかもコス
ト的にも安価に製造できるなど極めて有益な効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る紙製ボビンの一実施例を
示す一部を断面した側面図、第2図は糸状体を設
ける状態を示す平面図、第3図は内筒紙管を外筒
紙管に噛み込ませる状態を示す一部を断面した側
面図、第4図は糸状体の他の実施例を示す側面図
である。 1……紙製ボビン、2……内筒紙管、3……糸
状体、4……ロール紙、5……接着剤、6……外
筒紙管、7……折曲部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外筒紙管及び該外筒紙管に圧入嵌合する内筒
    紙管より成るものであつて、該内筒紙管周面に
    糸状体を螺旋状に突設し、その表面をロール紙
    で覆つたことを特徴とする紙製ボビン。 2 外筒紙管は、少なくとも一方の端部を内側に
    折り曲げて折曲部を形成したものである実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の紙製ボビン。 3 内筒紙管は、少なくとも一方の端部を内側に
    折り曲げて折曲部を形成したものである実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の紙製ボビン。
JP1985087073U 1985-06-10 1985-06-10 Expired JPH0435334Y2 (ja)

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JP1985087073U JPH0435334Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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JP1985087073U JPH0435334Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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Publication Number Publication Date
JPS61203664U JPS61203664U (ja) 1986-12-22
JPH0435334Y2 true JPH0435334Y2 (ja) 1992-08-21

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ID=30638957

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JP1985087073U Expired JPH0435334Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833989U (ja) * 1971-09-02 1973-04-24
JPS5327118U (ja) * 1976-08-05 1978-03-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61203664U (ja) 1986-12-22

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