JPH0435505B2 - - Google Patents
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- JPH0435505B2 JPH0435505B2 JP58008095A JP809583A JPH0435505B2 JP H0435505 B2 JPH0435505 B2 JP H0435505B2 JP 58008095 A JP58008095 A JP 58008095A JP 809583 A JP809583 A JP 809583A JP H0435505 B2 JPH0435505 B2 JP H0435505B2
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Description
本発明は、新規なフルオラン化合物に関するも
のである。さらに詳細には、本発明は、感熱記録
紙、通電感熱記録紙等に用いる色素前駆体として
有用な2−(4−ジ置換スルフアモイルフエニル
アミノ)−6−ジ置換アミノ−フルオランに関す
るものである。 本発明のフルオラン化合物に関連する公知のフ
ルオラン化合物としては、特公昭48−2406号、特
公昭48−43296号、特公昭49−32767号、特公昭51
−23204号、特開昭49−34526号公報などに開示さ
れている。これらの公報に開示されているフルオ
ラン化合物は、感熱記録紙、通電感熱記録紙、感
圧複写紙などの色素前駆体として用いられてい
る。しかしこれらのフルオラン化合物を色素前駆
体として用いた感熱記録紙は、発色濃度、地発色
濃度、発色開始温度および発色の立ち上りなどに
欠点があり、感熱記録紙としての十分な性能を発
揮することができない。例えば前記公報に開示さ
れている2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチ
ルアミノ−フルオランは感熱記録紙を製造する際
に一部発色し、記録紙の地発色濃度を高くする欠
点があり、また2−(2−クロロフエニルアミノ)
−6−ジエチルアミノ−フルオランを用いた感熱
記録紙は地発色濃度は低いが、発色開始温度が高
過ぎ、発色の立ち上りも不十分であり、また2−
アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−N−シ
クロヘキシルアミノ−フルオランは発色の立ち上
りが不十分である。なお発色の立ち上りとは、発
色濃度を縦軸に発色温度を横軸にとつた発色濃度
−発色温度曲線における最大傾斜時のtanθに100
を乗じた値により上記曲線の立ち上りを表わした
ものである。 本発明者らは地発色がほとんどなく、発色濃度
が高く、発色開始温度が低く、且発色の立ち上り
が優れている感熱記録紙に用いられるフルオラン
化合物について鋭意研究した結果、2−(4−ジ
置換スルフアモイルフエニルアミノ)−6−ジ置
換アミノ−フルオランが極めてすぐれた上述の性
能を有していることを見い出した。すなわち、本
発明は一般式 (式中、R1およびR2は炭素数1〜4のアルキ
ル基、シクロヘキシル基、フエニル基またはトリ
ル基を表わし、R3とR4は炭素数1〜4のアルキ
ル基であり、またR3とR4はNと共に環を形成し、
ピロリジニル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレン
イミノ基またはモルホリノ基を表わす。)で表わ
されるフルオラン化合物である。この化合物は大
気中において安定な無色または僅かに着色してい
る固体であり、酸性物質と接触すると直ちに濃い
赤黒色の色素を形成し、この発色した色素は優れ
た耐保存性を有しているために十分な利用価値が
ある。 本発明の上記一般式〔〕で表わされるフルオ
ラン化合物は、次の(1)または(2)の方法で製造され
る。 (1) 一般式 (式中、Rは水素原子または低級アルキル基で
あり、R3とR4は一般式〔〕で定義したものと
同じ意味である。)であらわされるジフエニルア
ミン誘導体と一般式 (式中、R1およびR2は一般式〔〕で定義し
たものと同じ意味である。)で表わされるベンゾ
フエノン化合物とを濃硫酸の存在下、0〜80℃の
温度で数時間反応させる。反応後、反応混合物を
水中に加え、水酸化ナトリウムを加え、PHを8〜
10とし、析出物をろ過により採取する。ケーキに
トルエンと5〜10%の水酸化ナトリウム水溶液を
加え、環流下、1〜3時間かきまぜ、トルエン層
を分液し、分取し、水洗後、濃縮し、析出した結
晶をろ過により採取する。結晶を乾燥することに
より僅かに着色している一般式〔〕で表わされ
る2−置換アミノ−3−メトキシ−6−ジ置換ア
ミノ−フルオランが高純度、高収率で得られる。
必要ならば、トルエン、アセトン、酢酸ブチル、
ヘキサンなどのような揮発性有機溶剤から再結晶
する。 (2) 一般式 (式中、R1およびR2は一般式〔〕で定義し
たものと同じ意味である。)で表わされる2−ア
ミノ−6−ジ置換アミノ−フルオランと一般式 (式中、Xはハロゲン原子であり、R3および
R4は一般式〔〕で定義したものと同じ意味で
ある。)であらわされるスルフアモイルベンゼン
誘導体とを揮発性有機不活性溶剤中で銅粉とヨウ
素を触媒とし炭酸カリウムの存在下に反応するこ
とにより、一般式〔〕で表わされる2−(4−
ジ置換スルフアモイルフエニルアミノ)−6−ジ
置換アミノ−フルオランが製造される。製造上、
好ましくは上記(1)の方法である。 本発明において使用される一般式〔〕で表わ
されるジフエニルアミン誘導体の代表的なものと
しては、4−メトキシ−4′−ピロリジニルスルホ
ニル−ジフエニルアミン、4−エトキシ−4′−ピ
ロリジニルスルホニル−ジフエニルアミン、4−
ヒドロキシ−4′−ピロリジニルスルホニル−ジフ
エニルアミン、4−メトキシ−4′−ピペリジノス
ルホニル−ジフエニルアミン、4−メトキシ−
4′−(4−メチルピペリジノ)−スルホニル−ジフ
エニルアミン、4−メトキシ−4′−(2−メチル
ピペリジノ)−スルホニル−ジフエニルアミン、
4−メトキシ−4′−ヘキサメチレンイミノスルホ
ニル−ジフエニルアミン、4−メトキシ−4′−モ
ルホリノスルホニル−ジフエニルアミンおよび4
−メトキシ−4′−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)スルホニル−ジフエニルアミンなどがある。 本発明において使用される一般式〔〕で表わ
されるベンゾフエノン化合物の代表的なものとし
ては、2−ヒドロキシ−4−ジメチルアミノ−
2′−カルボキシ−ベンゾフエノン、2−ヒドロキ
シ−4−ジエチルアミノ−2′−カルボキシ−ベン
ゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−ジプロピルア
ミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン、2−ヒ
ドロキシ−4−ジブチルアミノ−2′−カルボキシ
−ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カルボキ
シ−ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−N−
エチル−N−p−トリルアミノ−2′−カルボキシ
−ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−ピロリ
ジニル−2′−カルボキシ−ベンゾフエノンおよび
2−ヒドロキシ−4−ピペリジノ−2′−カルボキ
シ−ベンゾフエノンなどがある。 一般式〔〕で表わされる2−アミノ−6−ジ
置換アミノ−フルオランの代表的なものとして
は、2−アミノ−6−ジメチルアミノ−フルオラ
ン、2−アミノ−6−ジエチルアミノ−フルオラ
ン、2−アミノ−6−ジプロピルアミノ−フルオ
ラン、2−アミノ−6−ジブチルアミノ−フルオ
ラン、2−アミノ−6−N−メチル−N−シクロ
ヘキシルアミノ−フルオラン、2−アミノ−6−
N−エチル−N−p−トリルアミノ−フルオラ
ン、2−アミノ−6−ピロリジニル−フルオラン
および2−アミノ−6−ピペリジノ−フルオラン
などがある。 本発明において使用される一般式〔〕で表わ
されるスルフアモイルベンゼン誘導体の代表的な
ものとしては、4−ピロリジニルスルホニル−ブ
ロモベンゼン、4−ピロリジニルスルホニル−ク
ロロベンゼン、4−ピペリジノスルホニル−ブロ
モベンゼン、4−(2−メチルピペリジノ)スル
ホニル−ブロモベンゼン、4−(3−メチルピペ
リジノ)スルホニル−ブロモベンゼン、4−(4
−メチルピペリジノ)スルホニル−ブロモベンゼ
ン、4−ヘキサメチレンイミノスルホニル−ブロ
モベンゼン、4−モルホリノスルホニル−ブロモ
ベンゼンおよび4−(4−メチル−1−ピペラジ
ニル)スルホニル−ブロモベンゼンなどがある。 本発明において使用される縮合剤としては、濃
硫酸、無水酢酸、リン酸、ポリリン酸、オキシ塩
化リンおよび塩化亜鉛などがある。製造上好まし
くは、上記一般式〔〕で表わされるベンゾフエ
ノン化合物などの溶媒であると同時に縮合剤でも
ある濃硫酸を使用する方法である。 次に本発明の2−(4−ジ置換スルフアモイル
フエニルアミノ)−6−ジ置換アミノ−フルオラ
ン化合物の代表的な製法ならびに使用例を以下の
実施例に示す。 実施例 1 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化
合物No.1〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.1
gを加え20℃の温度で完全に溶解させてから、冷
却し、0〜5℃で4−メトキシ−4′−ピロリジニ
ルスルホニル−ジフエニルアミン4.3gを加え同
温度で20時間、20〜30℃で6時間さらに40℃で1
時間反応させた。反応後、反応混合物を氷水500
ml中に加え、つづいて10%水酸化ナトリウム水溶
液を加え、PHを7〜8とし、析出物をロカにより
採取した。ケーキにトルエン300mlと10%水酸化
ナトリウム水溶液150mlを加え、還流下2時間か
きまぜた後、トルエン層を分液、水洗後、濃縮
し、析出した結晶をろ過により採取した。この結
晶を乾燥し、淡桃色の2−(4−ピロリジニルス
ルホニルフエニルアミノ)−6−ジエチルアミノ
フルオラン5.2gを得た。このものの融点は、190
〜194℃であり、このものをトルエンに溶かした
溶液は無色であり、シリカゲルによつて速やかに
発色し、赤黒色を呈する。 実施例 2 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラ
ン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシベンゾフエノン
4.8gと4−メトキシ−4′−ピロリジニルスルホ
ニル−ジフエニルアミン4.3gを加え、実施例1
と同様に反応し、トルエンから再結晶することに
より、淡桃色の2−(4−ピロリジニルスルホニ
ルフエニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ
−フルオラン3.7gを得た。このものの融点は、
198〜200℃であり、このものをトルエンに溶かし
た溶液は無色であり、シリカゲルによつて速やか
に発色し赤黒色を呈する。 実施例 3 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−N−エチル−N−p−トリルアミ
ノ−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−N−エ
チル−N−p−トリルアミノ−2′−カルボキシ−
ベンゾフエノン4.9gと4−メトキシ−4′−ピロ
リジニルスルホニル−ジフエニルアミン3.5gを
加え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再
結晶することにより、淡桃色の2−(4−ピロリ
ジニルスルホニルフエニルアミノ)−6−N−エ
チル−N−p−トリルアミノ−フルオラン2.6g
を得た。このものの融点は265〜266℃であり、こ
のものをトルエンに溶かした溶液は無色であり、
シリカゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈
する。 実施例 4 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化合
物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.7
gと4−メトキシ−4′−ピペリジノスルホニル−
ジフエニルアミン5.9gを加え、実施例1と同様
に反応し、トルエンから再結晶することにより、
淡桃色の2−(4−ピペリジノスルホニルフエニ
ルアミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン6.3
gを得た。このものの融点は240〜242℃であり、
このものをトルエンに溶かした溶液は無色であ
り、シリカゲルによつて速やかに発色し、赤黒色
を呈する。 実施例 5 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン
〔化合物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン5.6gを加え、実施例1と同様に反応し、トル
エンから再結晶することにより、淡桃色の2−
(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミノ)−6
−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン6.6gを得
た。このものの融点は243〜244℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリ
カゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈す
る。 実施例 6 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−N−エチル−N−p−トリルアミノ
−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−N−エ
チル−N−p−トリルアミノ−2′−カルボキシ−
ベンゾフエノン4.9gと4−メトキシ−4′−ピペ
リジノスルホニル−ジフエニルアミン3.7gを加
え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再結
晶することにより、淡桃色の2−(4−ピロリジ
ノスルホニルフエニルアミノ)−6−N−エチル
−N−p−トリルアミノ−フルオラン3.0gを得
た。このものの融点は280〜281℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリ
カゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈す
る。 実施例 7 2−〔4−(2−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジエチルアミノ−フル
オラン〔化合物No.〕。 98%硫酸70g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン6.3
gと4−メトキシ−4′−(2−メチルピペリジノ)
スルホニル−ジフエニルアミン7.2gを加え、実
施例1と同様に反応し、トルエンから再結晶する
ことにより、淡桃色の2−〔4−(2−メチルピペ
リジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6−ジエ
チルアミノ−フルオラン4.5gを得た。このもの
の融点は248〜250℃であり、このものをトルエン
に溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによつ
て速やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 8 2−〔4−(2−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジ−n−ブチルアミノ
−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸70g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン7.4gと4−メトキシ−4′−(2−メチルピロリ
ジノ)スルホニル−ジフエニルアミン7.2gを加
え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再結
晶することにより、2−〔4−(2−メチルピペリ
ジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6−ジ−n
−ブチルアミノ−フルオラン2.1gを得た。この
ものの融点は168〜170℃であり、このものをトル
エンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲルに
よつて速やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 9 2−〔4−(3−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジエチルアミノ−フル
オラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.1
gと4−メトキシ−4−(3−メチルピペリジノ
スルホニル)−ジフエニルアミン4.7gを加え、実
施例1と同様に反応し、トルエンから再結晶する
ことにより、淡桃色の2−〔4−(3−メチルピペ
リジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6−ジエ
チルアミノ−フルオラン3.9gを得た。このもの
の融点は219〜223℃であり、このものをトルエン
に溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによつ
て速やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 10 2−〔4−(3−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジ−n−ブチルアミノ
−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン4.8gと4−メトキシ−4′−(3−メチルピペリ
ジノ)スルホニル−ジフエニルアミン4.7gを加
え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再結
晶することにより、淡桃色の2−〔4−(3−メチ
ルピペリジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6
−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン3.3gを得
た。このものの融点は195〜198℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリ
カゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈す
る。 実施例 11 2−〔4−(4−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジエチルアミノ−フル
オラン〔化合物No.XI〕。 98%硫酸35g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン3.2
gと4−メトキシ−4′−(4−メチルピペリジノ)
スルホニル−ジフエニルアミン3.6gを加え、実
施例1と同様に反応し、トルエンから再結晶する
ことにより、淡桃色の2−〔4−(4−メチルピペ
リジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6−ジエ
チルアミノ−フルオラン3.6gを得た。このもの
の融点は238〜240℃であり、このものをトルエン
に溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによつ
て速やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 12 2−〔4−(4−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジ−n−ブチルアミノ
−フルオラン〔化合物No.XII〕。 98%硫酸35g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン3.7gと4−メトキシ−4′−(4−メチルピペリ
ジノ)スルホニル−ジフエニルアミン3.6gを加
え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再結
晶することにより、淡桃色の2−〔4−(4−メチ
ルピペリジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6
−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン3.4gを得
た。このものの融点は224〜226℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリ
カゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈す
る。 実施例 13 2−(4−ヘキサメチレンイミノスルホニルフ
エニルアミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオ
ラン〔化合物No.XII〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.1
gと4−メトキシ−4′−ヘキサメチレンイミノス
ルホニル−ジフエニルアミン4.7gを加え、実施
例1と同様に反応し、トルエンから再結晶するこ
とにより、淡桃色の2−(4−ヘキサメチレンイ
ミノスルホニルフエニルアミノ)−6−ジエチル
アミノ−フルオラン4.8gを得た。このものの融
点は215〜217℃であり、このものをトルエンに溶
かした溶液は無色であり、シリカゲルによつて速
やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 14 2−(4−ヘキサメチレンイミノスルホニルフ
エニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ−
フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン4.8gと4−メトキシ−4′−ヘキサメチレンス
ルホニル−ジフエニルアミン4.7gを加え、実施
例1と同様に反応し、トルエンから再結晶するこ
とにより、淡桃色の2−(4−ヘキサメチレンス
ルホニルフエニルアミノ)−6−ジ−n−ブチル
アミノ−フルオラン4.6gを得た。このものの融
点は205〜207℃であり、このものをトルエンに溶
かした溶液は無色であり、シリカゲルによつて速
やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 15 2−(4−モルホリノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化合
物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.7
gと4−メトキシ−4′−モルホリノスルホニル−
ジフエニルアミン5.2gを加え、実施例1と同様
に反応し、トルエンから再結晶することにより、
淡桃色の2−(4−モルホリノスルホニルフエニ
ルアミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン4.7
gを得た。このものの融点は235〜237℃であり、
このものをトルエンに溶かした溶液は無色であ
り、シリカゲルによつて速やかに発色し、赤黒色
を呈する。 実施例 16 2−(4−モルホリノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン
〔化合物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン5.5gと4−メトキシ−4′−モルホリノスルホ
ニル−ジフエニルアミン5.2gを加え、実施例1
と同様に反応し、トルエンから再結晶することに
より、淡桃色の2−(4−モルホリノスルホニル)
−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン3.7g
を得た。このものの融点は247〜249℃であり、こ
のものをトルエンに溶かした溶液は無色であり、
シリカゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈
する。 実施例 17 2−〔4−(4−メチル−1−ピペラジニル)ス
ルホニルフエニルアミノ〕−6−ジエチルアミ
ノ−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.1
gと4−メトキシ−4′−(4−メチル−1−ピペ
ラジニル)スルホニル−ジフエニルアミン4.7g
を加え、実施例1と同様に反応し、トルエンから
再結晶することにより、淡桃色の2−〔4−(4−
メチル−1−ピペラジニル)スルホニルフエニル
アミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン3.3g
を得た。このものの融点は239〜240℃であり、こ
のものをトルエンに溶かした溶液は無色であり、
シリカゲルによつて速やかに発色し、黒色を呈す
る。 実施例 18 2−〔4−(4−メチル−1−ピペラジニル)ス
ルホニルフエニルアミノ〕−6−ジ−n−ブチ
ルアミノ〕−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン4.8gと4−メトキシ−4′−(4−メチル−1−
ピペラジニルスルホニル−ジフエニルアミン4.7
gを加え、実施例1と同様に反応し、トルエンか
ら再結晶することにより、淡桃色の2−〔4−(4
−メチル−1−ピペラジニルスルホニルフエニル
アミノ〕−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラ
ン4.7gを得た。このものの融点は224〜225℃で
あり、このものをトルエンに溶かした溶液は無色
であり、シリカゲルによつて速やかに発色し、黒
色を呈する。 実施例 19 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−N−メチル−N−シクロヘキシル
アミノ−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カルボキ
シ−ベンゾフエノン5.3gと4−メトキシ−4′−
ピロリジニルスルホニル−ジフエニルアミン5.0
gを加え、実施例1と同様に反応し、トルエンか
ら再結晶することにより、淡桃色の2−(4−ピ
ロリジニルスルホニルフエニルアミノ)−6−N
−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−フルオラ
ン6.2gを得た。このものの融点は160〜162℃で
あり、このものをトルエンに溶かした溶液は無色
であり、シリカゲルによつて速やかに発色し、赤
黒色を呈する。 実施例 20 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノ−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カルボキ
シ−ベンゾフエノン5.3gと4−メトキシ−4′−
ピペリジノスルホニルフエニル−ジフエニルアミ
ン5.2gを加え、実施例1と同様に反応し、トル
エンから再結晶することにより、淡桃色の2−
(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミノ)−6
−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−フル
オラン5.8gを得た。このものの融点は174〜176
℃であり、このものをトルエンに溶かした溶液は
無色であり、シリカゲルによつて速やかに発色
し、赤黒色を呈する。 実施例 21 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−N−n−ブチル−N−シクロヘキ
シルアミノ−フルオラン〔化合物No.XI〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−N−n
−ブチル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カル
ボキシ−ベンゾフエノン5.9gと4−メトキシ−
4′−ピロリジニルスルホニル−ジフエニルアミン
5.0gを加え、実施例1と同様に反応し、トルエ
ンから再結晶することにより、淡桃色の2−(4
−ピロリジニルスルホニルフエニルアミノ)−6
−N−n−ブチル−N−シクロヘキシルアミノ−
フルオラン5.1gを得た。このものの融点は255〜
257℃であり、このものをトルエンに溶かした溶
液は無色であり、シリカゲルによつて速やかに発
色し、赤黒色を呈する。 実施例 22 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−N−n−ブチル−N−シクロヘキシ
ルアミノ−フルオラン〔化合物No.XII〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−N−n
−ブチル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カル
ボキシ−ベンゾフエノン5.9gと4−メトキシ−
4′−ピペリジノスルホニル−ジフエニルアミン
5.2gを加え、実施例1と同様に反応し、トルエ
ンから再結晶することにより、淡桃色の2−(4
−ピペリジノスルホニルフエニルアミノ)−6−
N−n−ブチル−N−シクロヘキシルアミノ−フ
ルオラン6.2gを得た。このものの融点は250〜
252℃であり、このものをトルエンに溶かした溶
液は無色であり、シリカゲルによつて速やかに発
色し、赤黒色を呈する。 実施例1〜22の結果を次表に記した。
のである。さらに詳細には、本発明は、感熱記録
紙、通電感熱記録紙等に用いる色素前駆体として
有用な2−(4−ジ置換スルフアモイルフエニル
アミノ)−6−ジ置換アミノ−フルオランに関す
るものである。 本発明のフルオラン化合物に関連する公知のフ
ルオラン化合物としては、特公昭48−2406号、特
公昭48−43296号、特公昭49−32767号、特公昭51
−23204号、特開昭49−34526号公報などに開示さ
れている。これらの公報に開示されているフルオ
ラン化合物は、感熱記録紙、通電感熱記録紙、感
圧複写紙などの色素前駆体として用いられてい
る。しかしこれらのフルオラン化合物を色素前駆
体として用いた感熱記録紙は、発色濃度、地発色
濃度、発色開始温度および発色の立ち上りなどに
欠点があり、感熱記録紙としての十分な性能を発
揮することができない。例えば前記公報に開示さ
れている2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチ
ルアミノ−フルオランは感熱記録紙を製造する際
に一部発色し、記録紙の地発色濃度を高くする欠
点があり、また2−(2−クロロフエニルアミノ)
−6−ジエチルアミノ−フルオランを用いた感熱
記録紙は地発色濃度は低いが、発色開始温度が高
過ぎ、発色の立ち上りも不十分であり、また2−
アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−N−シ
クロヘキシルアミノ−フルオランは発色の立ち上
りが不十分である。なお発色の立ち上りとは、発
色濃度を縦軸に発色温度を横軸にとつた発色濃度
−発色温度曲線における最大傾斜時のtanθに100
を乗じた値により上記曲線の立ち上りを表わした
ものである。 本発明者らは地発色がほとんどなく、発色濃度
が高く、発色開始温度が低く、且発色の立ち上り
が優れている感熱記録紙に用いられるフルオラン
化合物について鋭意研究した結果、2−(4−ジ
置換スルフアモイルフエニルアミノ)−6−ジ置
換アミノ−フルオランが極めてすぐれた上述の性
能を有していることを見い出した。すなわち、本
発明は一般式 (式中、R1およびR2は炭素数1〜4のアルキ
ル基、シクロヘキシル基、フエニル基またはトリ
ル基を表わし、R3とR4は炭素数1〜4のアルキ
ル基であり、またR3とR4はNと共に環を形成し、
ピロリジニル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレン
イミノ基またはモルホリノ基を表わす。)で表わ
されるフルオラン化合物である。この化合物は大
気中において安定な無色または僅かに着色してい
る固体であり、酸性物質と接触すると直ちに濃い
赤黒色の色素を形成し、この発色した色素は優れ
た耐保存性を有しているために十分な利用価値が
ある。 本発明の上記一般式〔〕で表わされるフルオ
ラン化合物は、次の(1)または(2)の方法で製造され
る。 (1) 一般式 (式中、Rは水素原子または低級アルキル基で
あり、R3とR4は一般式〔〕で定義したものと
同じ意味である。)であらわされるジフエニルア
ミン誘導体と一般式 (式中、R1およびR2は一般式〔〕で定義し
たものと同じ意味である。)で表わされるベンゾ
フエノン化合物とを濃硫酸の存在下、0〜80℃の
温度で数時間反応させる。反応後、反応混合物を
水中に加え、水酸化ナトリウムを加え、PHを8〜
10とし、析出物をろ過により採取する。ケーキに
トルエンと5〜10%の水酸化ナトリウム水溶液を
加え、環流下、1〜3時間かきまぜ、トルエン層
を分液し、分取し、水洗後、濃縮し、析出した結
晶をろ過により採取する。結晶を乾燥することに
より僅かに着色している一般式〔〕で表わされ
る2−置換アミノ−3−メトキシ−6−ジ置換ア
ミノ−フルオランが高純度、高収率で得られる。
必要ならば、トルエン、アセトン、酢酸ブチル、
ヘキサンなどのような揮発性有機溶剤から再結晶
する。 (2) 一般式 (式中、R1およびR2は一般式〔〕で定義し
たものと同じ意味である。)で表わされる2−ア
ミノ−6−ジ置換アミノ−フルオランと一般式 (式中、Xはハロゲン原子であり、R3および
R4は一般式〔〕で定義したものと同じ意味で
ある。)であらわされるスルフアモイルベンゼン
誘導体とを揮発性有機不活性溶剤中で銅粉とヨウ
素を触媒とし炭酸カリウムの存在下に反応するこ
とにより、一般式〔〕で表わされる2−(4−
ジ置換スルフアモイルフエニルアミノ)−6−ジ
置換アミノ−フルオランが製造される。製造上、
好ましくは上記(1)の方法である。 本発明において使用される一般式〔〕で表わ
されるジフエニルアミン誘導体の代表的なものと
しては、4−メトキシ−4′−ピロリジニルスルホ
ニル−ジフエニルアミン、4−エトキシ−4′−ピ
ロリジニルスルホニル−ジフエニルアミン、4−
ヒドロキシ−4′−ピロリジニルスルホニル−ジフ
エニルアミン、4−メトキシ−4′−ピペリジノス
ルホニル−ジフエニルアミン、4−メトキシ−
4′−(4−メチルピペリジノ)−スルホニル−ジフ
エニルアミン、4−メトキシ−4′−(2−メチル
ピペリジノ)−スルホニル−ジフエニルアミン、
4−メトキシ−4′−ヘキサメチレンイミノスルホ
ニル−ジフエニルアミン、4−メトキシ−4′−モ
ルホリノスルホニル−ジフエニルアミンおよび4
−メトキシ−4′−(4−メチル−1−ピペラジニ
ル)スルホニル−ジフエニルアミンなどがある。 本発明において使用される一般式〔〕で表わ
されるベンゾフエノン化合物の代表的なものとし
ては、2−ヒドロキシ−4−ジメチルアミノ−
2′−カルボキシ−ベンゾフエノン、2−ヒドロキ
シ−4−ジエチルアミノ−2′−カルボキシ−ベン
ゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−ジプロピルア
ミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン、2−ヒ
ドロキシ−4−ジブチルアミノ−2′−カルボキシ
−ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カルボキ
シ−ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−N−
エチル−N−p−トリルアミノ−2′−カルボキシ
−ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−ピロリ
ジニル−2′−カルボキシ−ベンゾフエノンおよび
2−ヒドロキシ−4−ピペリジノ−2′−カルボキ
シ−ベンゾフエノンなどがある。 一般式〔〕で表わされる2−アミノ−6−ジ
置換アミノ−フルオランの代表的なものとして
は、2−アミノ−6−ジメチルアミノ−フルオラ
ン、2−アミノ−6−ジエチルアミノ−フルオラ
ン、2−アミノ−6−ジプロピルアミノ−フルオ
ラン、2−アミノ−6−ジブチルアミノ−フルオ
ラン、2−アミノ−6−N−メチル−N−シクロ
ヘキシルアミノ−フルオラン、2−アミノ−6−
N−エチル−N−p−トリルアミノ−フルオラ
ン、2−アミノ−6−ピロリジニル−フルオラン
および2−アミノ−6−ピペリジノ−フルオラン
などがある。 本発明において使用される一般式〔〕で表わ
されるスルフアモイルベンゼン誘導体の代表的な
ものとしては、4−ピロリジニルスルホニル−ブ
ロモベンゼン、4−ピロリジニルスルホニル−ク
ロロベンゼン、4−ピペリジノスルホニル−ブロ
モベンゼン、4−(2−メチルピペリジノ)スル
ホニル−ブロモベンゼン、4−(3−メチルピペ
リジノ)スルホニル−ブロモベンゼン、4−(4
−メチルピペリジノ)スルホニル−ブロモベンゼ
ン、4−ヘキサメチレンイミノスルホニル−ブロ
モベンゼン、4−モルホリノスルホニル−ブロモ
ベンゼンおよび4−(4−メチル−1−ピペラジ
ニル)スルホニル−ブロモベンゼンなどがある。 本発明において使用される縮合剤としては、濃
硫酸、無水酢酸、リン酸、ポリリン酸、オキシ塩
化リンおよび塩化亜鉛などがある。製造上好まし
くは、上記一般式〔〕で表わされるベンゾフエ
ノン化合物などの溶媒であると同時に縮合剤でも
ある濃硫酸を使用する方法である。 次に本発明の2−(4−ジ置換スルフアモイル
フエニルアミノ)−6−ジ置換アミノ−フルオラ
ン化合物の代表的な製法ならびに使用例を以下の
実施例に示す。 実施例 1 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化
合物No.1〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.1
gを加え20℃の温度で完全に溶解させてから、冷
却し、0〜5℃で4−メトキシ−4′−ピロリジニ
ルスルホニル−ジフエニルアミン4.3gを加え同
温度で20時間、20〜30℃で6時間さらに40℃で1
時間反応させた。反応後、反応混合物を氷水500
ml中に加え、つづいて10%水酸化ナトリウム水溶
液を加え、PHを7〜8とし、析出物をロカにより
採取した。ケーキにトルエン300mlと10%水酸化
ナトリウム水溶液150mlを加え、還流下2時間か
きまぜた後、トルエン層を分液、水洗後、濃縮
し、析出した結晶をろ過により採取した。この結
晶を乾燥し、淡桃色の2−(4−ピロリジニルス
ルホニルフエニルアミノ)−6−ジエチルアミノ
フルオラン5.2gを得た。このものの融点は、190
〜194℃であり、このものをトルエンに溶かした
溶液は無色であり、シリカゲルによつて速やかに
発色し、赤黒色を呈する。 実施例 2 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラ
ン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシベンゾフエノン
4.8gと4−メトキシ−4′−ピロリジニルスルホ
ニル−ジフエニルアミン4.3gを加え、実施例1
と同様に反応し、トルエンから再結晶することに
より、淡桃色の2−(4−ピロリジニルスルホニ
ルフエニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ
−フルオラン3.7gを得た。このものの融点は、
198〜200℃であり、このものをトルエンに溶かし
た溶液は無色であり、シリカゲルによつて速やか
に発色し赤黒色を呈する。 実施例 3 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−N−エチル−N−p−トリルアミ
ノ−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−N−エ
チル−N−p−トリルアミノ−2′−カルボキシ−
ベンゾフエノン4.9gと4−メトキシ−4′−ピロ
リジニルスルホニル−ジフエニルアミン3.5gを
加え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再
結晶することにより、淡桃色の2−(4−ピロリ
ジニルスルホニルフエニルアミノ)−6−N−エ
チル−N−p−トリルアミノ−フルオラン2.6g
を得た。このものの融点は265〜266℃であり、こ
のものをトルエンに溶かした溶液は無色であり、
シリカゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈
する。 実施例 4 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化合
物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.7
gと4−メトキシ−4′−ピペリジノスルホニル−
ジフエニルアミン5.9gを加え、実施例1と同様
に反応し、トルエンから再結晶することにより、
淡桃色の2−(4−ピペリジノスルホニルフエニ
ルアミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン6.3
gを得た。このものの融点は240〜242℃であり、
このものをトルエンに溶かした溶液は無色であ
り、シリカゲルによつて速やかに発色し、赤黒色
を呈する。 実施例 5 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン
〔化合物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン5.6gを加え、実施例1と同様に反応し、トル
エンから再結晶することにより、淡桃色の2−
(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミノ)−6
−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン6.6gを得
た。このものの融点は243〜244℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリ
カゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈す
る。 実施例 6 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−N−エチル−N−p−トリルアミノ
−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−N−エ
チル−N−p−トリルアミノ−2′−カルボキシ−
ベンゾフエノン4.9gと4−メトキシ−4′−ピペ
リジノスルホニル−ジフエニルアミン3.7gを加
え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再結
晶することにより、淡桃色の2−(4−ピロリジ
ノスルホニルフエニルアミノ)−6−N−エチル
−N−p−トリルアミノ−フルオラン3.0gを得
た。このものの融点は280〜281℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリ
カゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈す
る。 実施例 7 2−〔4−(2−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジエチルアミノ−フル
オラン〔化合物No.〕。 98%硫酸70g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン6.3
gと4−メトキシ−4′−(2−メチルピペリジノ)
スルホニル−ジフエニルアミン7.2gを加え、実
施例1と同様に反応し、トルエンから再結晶する
ことにより、淡桃色の2−〔4−(2−メチルピペ
リジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6−ジエ
チルアミノ−フルオラン4.5gを得た。このもの
の融点は248〜250℃であり、このものをトルエン
に溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによつ
て速やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 8 2−〔4−(2−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジ−n−ブチルアミノ
−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸70g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン7.4gと4−メトキシ−4′−(2−メチルピロリ
ジノ)スルホニル−ジフエニルアミン7.2gを加
え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再結
晶することにより、2−〔4−(2−メチルピペリ
ジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6−ジ−n
−ブチルアミノ−フルオラン2.1gを得た。この
ものの融点は168〜170℃であり、このものをトル
エンに溶かした溶液は無色であり、シリカゲルに
よつて速やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 9 2−〔4−(3−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジエチルアミノ−フル
オラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.1
gと4−メトキシ−4−(3−メチルピペリジノ
スルホニル)−ジフエニルアミン4.7gを加え、実
施例1と同様に反応し、トルエンから再結晶する
ことにより、淡桃色の2−〔4−(3−メチルピペ
リジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6−ジエ
チルアミノ−フルオラン3.9gを得た。このもの
の融点は219〜223℃であり、このものをトルエン
に溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによつ
て速やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 10 2−〔4−(3−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジ−n−ブチルアミノ
−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン4.8gと4−メトキシ−4′−(3−メチルピペリ
ジノ)スルホニル−ジフエニルアミン4.7gを加
え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再結
晶することにより、淡桃色の2−〔4−(3−メチ
ルピペリジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6
−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン3.3gを得
た。このものの融点は195〜198℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリ
カゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈す
る。 実施例 11 2−〔4−(4−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジエチルアミノ−フル
オラン〔化合物No.XI〕。 98%硫酸35g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン3.2
gと4−メトキシ−4′−(4−メチルピペリジノ)
スルホニル−ジフエニルアミン3.6gを加え、実
施例1と同様に反応し、トルエンから再結晶する
ことにより、淡桃色の2−〔4−(4−メチルピペ
リジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6−ジエ
チルアミノ−フルオラン3.6gを得た。このもの
の融点は238〜240℃であり、このものをトルエン
に溶かした溶液は無色であり、シリカゲルによつ
て速やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 12 2−〔4−(4−メチルピペリジノ)スルホニル
フエニルアミノ〕−6−ジ−n−ブチルアミノ
−フルオラン〔化合物No.XII〕。 98%硫酸35g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン3.7gと4−メトキシ−4′−(4−メチルピペリ
ジノ)スルホニル−ジフエニルアミン3.6gを加
え、実施例1と同様に反応し、トルエンから再結
晶することにより、淡桃色の2−〔4−(4−メチ
ルピペリジノ)スルホニルフエニルアミノ〕−6
−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン3.4gを得
た。このものの融点は224〜226℃であり、このも
のをトルエンに溶かした溶液は無色であり、シリ
カゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈す
る。 実施例 13 2−(4−ヘキサメチレンイミノスルホニルフ
エニルアミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオ
ラン〔化合物No.XII〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.1
gと4−メトキシ−4′−ヘキサメチレンイミノス
ルホニル−ジフエニルアミン4.7gを加え、実施
例1と同様に反応し、トルエンから再結晶するこ
とにより、淡桃色の2−(4−ヘキサメチレンイ
ミノスルホニルフエニルアミノ)−6−ジエチル
アミノ−フルオラン4.8gを得た。このものの融
点は215〜217℃であり、このものをトルエンに溶
かした溶液は無色であり、シリカゲルによつて速
やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 14 2−(4−ヘキサメチレンイミノスルホニルフ
エニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ−
フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン4.8gと4−メトキシ−4′−ヘキサメチレンス
ルホニル−ジフエニルアミン4.7gを加え、実施
例1と同様に反応し、トルエンから再結晶するこ
とにより、淡桃色の2−(4−ヘキサメチレンス
ルホニルフエニルアミノ)−6−ジ−n−ブチル
アミノ−フルオラン4.6gを得た。このものの融
点は205〜207℃であり、このものをトルエンに溶
かした溶液は無色であり、シリカゲルによつて速
やかに発色し、赤黒色を呈する。 実施例 15 2−(4−モルホリノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化合
物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.7
gと4−メトキシ−4′−モルホリノスルホニル−
ジフエニルアミン5.2gを加え、実施例1と同様
に反応し、トルエンから再結晶することにより、
淡桃色の2−(4−モルホリノスルホニルフエニ
ルアミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン4.7
gを得た。このものの融点は235〜237℃であり、
このものをトルエンに溶かした溶液は無色であ
り、シリカゲルによつて速やかに発色し、赤黒色
を呈する。 実施例 16 2−(4−モルホリノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン
〔化合物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン5.5gと4−メトキシ−4′−モルホリノスルホ
ニル−ジフエニルアミン5.2gを加え、実施例1
と同様に反応し、トルエンから再結晶することに
より、淡桃色の2−(4−モルホリノスルホニル)
−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラン3.7g
を得た。このものの融点は247〜249℃であり、こ
のものをトルエンに溶かした溶液は無色であり、
シリカゲルによつて速やかに発色し、赤黒色を呈
する。 実施例 17 2−〔4−(4−メチル−1−ピペラジニル)ス
ルホニルフエニルアミノ〕−6−ジエチルアミ
ノ−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジエチ
ルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノン4.1
gと4−メトキシ−4′−(4−メチル−1−ピペ
ラジニル)スルホニル−ジフエニルアミン4.7g
を加え、実施例1と同様に反応し、トルエンから
再結晶することにより、淡桃色の2−〔4−(4−
メチル−1−ピペラジニル)スルホニルフエニル
アミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオラン3.3g
を得た。このものの融点は239〜240℃であり、こ
のものをトルエンに溶かした溶液は無色であり、
シリカゲルによつて速やかに発色し、黒色を呈す
る。 実施例 18 2−〔4−(4−メチル−1−ピペラジニル)ス
ルホニルフエニルアミノ〕−6−ジ−n−ブチ
ルアミノ〕−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸43g中に2−ヒドロキシ−4−ジ−n
−ブチルアミノ−2′−カルボキシ−ベンゾフエノ
ン4.8gと4−メトキシ−4′−(4−メチル−1−
ピペラジニルスルホニル−ジフエニルアミン4.7
gを加え、実施例1と同様に反応し、トルエンか
ら再結晶することにより、淡桃色の2−〔4−(4
−メチル−1−ピペラジニルスルホニルフエニル
アミノ〕−6−ジ−n−ブチルアミノ−フルオラ
ン4.7gを得た。このものの融点は224〜225℃で
あり、このものをトルエンに溶かした溶液は無色
であり、シリカゲルによつて速やかに発色し、黒
色を呈する。 実施例 19 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−N−メチル−N−シクロヘキシル
アミノ−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カルボキ
シ−ベンゾフエノン5.3gと4−メトキシ−4′−
ピロリジニルスルホニル−ジフエニルアミン5.0
gを加え、実施例1と同様に反応し、トルエンか
ら再結晶することにより、淡桃色の2−(4−ピ
ロリジニルスルホニルフエニルアミノ)−6−N
−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−フルオラ
ン6.2gを得た。このものの融点は160〜162℃で
あり、このものをトルエンに溶かした溶液は無色
であり、シリカゲルによつて速やかに発色し、赤
黒色を呈する。 実施例 20 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−N−メチル−N−シクロヘキシルア
ミノ−フルオラン〔化合物No.〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カルボキ
シ−ベンゾフエノン5.3gと4−メトキシ−4′−
ピペリジノスルホニルフエニル−ジフエニルアミ
ン5.2gを加え、実施例1と同様に反応し、トル
エンから再結晶することにより、淡桃色の2−
(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミノ)−6
−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−フル
オラン5.8gを得た。このものの融点は174〜176
℃であり、このものをトルエンに溶かした溶液は
無色であり、シリカゲルによつて速やかに発色
し、赤黒色を呈する。 実施例 21 2−(4−ピロリジニルスルホニルフエニルア
ミノ)−6−N−n−ブチル−N−シクロヘキ
シルアミノ−フルオラン〔化合物No.XI〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−N−n
−ブチル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カル
ボキシ−ベンゾフエノン5.9gと4−メトキシ−
4′−ピロリジニルスルホニル−ジフエニルアミン
5.0gを加え、実施例1と同様に反応し、トルエ
ンから再結晶することにより、淡桃色の2−(4
−ピロリジニルスルホニルフエニルアミノ)−6
−N−n−ブチル−N−シクロヘキシルアミノ−
フルオラン5.1gを得た。このものの融点は255〜
257℃であり、このものをトルエンに溶かした溶
液は無色であり、シリカゲルによつて速やかに発
色し、赤黒色を呈する。 実施例 22 2−(4−ピペリジノスルホニルフエニルアミ
ノ)−6−N−n−ブチル−N−シクロヘキシ
ルアミノ−フルオラン〔化合物No.XII〕。 98%硫酸50g中に2−ヒドロキシ−4−N−n
−ブチル−N−シクロヘキシルアミノ−2′−カル
ボキシ−ベンゾフエノン5.9gと4−メトキシ−
4′−ピペリジノスルホニル−ジフエニルアミン
5.2gを加え、実施例1と同様に反応し、トルエ
ンから再結晶することにより、淡桃色の2−(4
−ピペリジノスルホニルフエニルアミノ)−6−
N−n−ブチル−N−シクロヘキシルアミノ−フ
ルオラン6.2gを得た。このものの融点は250〜
252℃であり、このものをトルエンに溶かした溶
液は無色であり、シリカゲルによつて速やかに発
色し、赤黒色を呈する。 実施例1〜22の結果を次表に記した。
【表】
【表】
使用例 1
実施例1で製造した〔化合物No.〕2.0gに水
20gおよび10重量%のポリビニルアルコール水溶
液20gを加え、ボールミルを用い室温で24時間か
けて分散混和し、化合物の粒径が約3ミクロンで
ある無色のスラリーを製造した。他方、水10gと
10重量%のポリビニルアルコール水溶液40gにビ
スフエノールA7gを加え、ボールミルを用い室
温で24時間かけて分散混和し、スラリーを製造し
た。このスラリー中の固体物質の平均粒径は約5
ミクロンであつた。両スラリーを混合し、室温で
1時間かけてかきまぜ均一に分散混和し、混合ス
ラリーを製造した。この混合スラリーを50g/m2
の普通紙の片面にワイヤーバーコーター(巻線;
0.35mmφ)を用い均一な膜厚を有し、かつ化合物
の塗布量が紙1平方メートル当り1.5gとなるよ
うに塗布し、室温にて風乾した。このようにし
て、ほとんど無色の感熱層をもつた感熱記録シー
トを作成した。以下この感熱記録シートをNo.Aと
略記する。 同様にして実施例2から実施例18で得られた
〔化合物No.〕〜〔化合物No.XII〕を用いて感熱
記録シートNo.B〜No.Vを作成した。 さらに、比較のために公知の2−アニリノ−3
−メチル−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化
合物No.XII〕、2−アニリノ−3−メチル−6−
N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−フルオ
ラン〔化合物No.〕および2−(2−クロロ
フエニルアミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオ
ラン〔化合物No.〕を用いて、同様にしてそ
れぞれ感熱記録シートNo.W〜No.Yを作成した。こ
れらの感熱記録シートを用いて次の試験を行つ
た。 感熱記録シートの発色性能試験 感熱記録シートNo.A〜No.Vおよび対照のNo.W
〜No.Yを150℃の温度で5秒間加熱した時の発
色色相、発色濃度および地発色濃度をマクベス
反射濃度計RD−514型を用い黒色フイルター
(ラツテン#106)にて測定した。 感熱記録シートNo.A〜No.Vおよび対照のNo.W
〜No.Yを70〜160℃の温度範囲で5秒間加熱し
発色させた時の、各温度での発色濃度をで述
べた方法により測定し、温度と発色濃度との関
係から発色開始温度と発色の立ち上りを計算し
た。 上記の発色性能試験および発色特性値の測
定結果を次表に示した。
20gおよび10重量%のポリビニルアルコール水溶
液20gを加え、ボールミルを用い室温で24時間か
けて分散混和し、化合物の粒径が約3ミクロンで
ある無色のスラリーを製造した。他方、水10gと
10重量%のポリビニルアルコール水溶液40gにビ
スフエノールA7gを加え、ボールミルを用い室
温で24時間かけて分散混和し、スラリーを製造し
た。このスラリー中の固体物質の平均粒径は約5
ミクロンであつた。両スラリーを混合し、室温で
1時間かけてかきまぜ均一に分散混和し、混合ス
ラリーを製造した。この混合スラリーを50g/m2
の普通紙の片面にワイヤーバーコーター(巻線;
0.35mmφ)を用い均一な膜厚を有し、かつ化合物
の塗布量が紙1平方メートル当り1.5gとなるよ
うに塗布し、室温にて風乾した。このようにし
て、ほとんど無色の感熱層をもつた感熱記録シー
トを作成した。以下この感熱記録シートをNo.Aと
略記する。 同様にして実施例2から実施例18で得られた
〔化合物No.〕〜〔化合物No.XII〕を用いて感熱
記録シートNo.B〜No.Vを作成した。 さらに、比較のために公知の2−アニリノ−3
−メチル−6−ジエチルアミノ−フルオラン〔化
合物No.XII〕、2−アニリノ−3−メチル−6−
N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−フルオ
ラン〔化合物No.〕および2−(2−クロロ
フエニルアミノ)−6−ジエチルアミノ−フルオ
ラン〔化合物No.〕を用いて、同様にしてそ
れぞれ感熱記録シートNo.W〜No.Yを作成した。こ
れらの感熱記録シートを用いて次の試験を行つ
た。 感熱記録シートの発色性能試験 感熱記録シートNo.A〜No.Vおよび対照のNo.W
〜No.Yを150℃の温度で5秒間加熱した時の発
色色相、発色濃度および地発色濃度をマクベス
反射濃度計RD−514型を用い黒色フイルター
(ラツテン#106)にて測定した。 感熱記録シートNo.A〜No.Vおよび対照のNo.W
〜No.Yを70〜160℃の温度範囲で5秒間加熱し
発色させた時の、各温度での発色濃度をで述
べた方法により測定し、温度と発色濃度との関
係から発色開始温度と発色の立ち上りを計算し
た。 上記の発色性能試験および発色特性値の測
定結果を次表に示した。
【表】
【表】
前表から明らかなように、本発明の化合物は発
色々相が赤黒色または黒色であり、対照のフルオ
ラン化合物と比較し、地発色濃度が低く、発色の
立ち上りが高いという特徴を有しており、十分に
実用価値があることが判明した。
色々相が赤黒色または黒色であり、対照のフルオ
ラン化合物と比較し、地発色濃度が低く、発色の
立ち上りが高いという特徴を有しており、十分に
実用価値があることが判明した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1およびR2は炭素数1〜4のアルキ
ル基、シクロヘキシル基、フエニル基またはトリ
ル基を表わし、R3とR4は炭素数1〜4のアルキ
ル基であり、またR3とR4はNと共に環を形成し、
ピロリジニル基、ヒペリジノ基、ヘキサメチレン
イミノ基またはモルホリノ基を表わす。)で表わ
されることを特徴とするフルオラン化合物。 2 フルオラン化合物が一般式 (式中、Xは水素原子またはメチル基であり、
R1およびR2は一般式〔〕で定義したものと同
じ意味である。)で表わされる特許請求の範囲第
1項記載のフルオラン化合物。 3 フルオラン化合物が一般式 (式中、Xは水素原子またはメチル基であり、
R1とR2は一般式〔〕で定義したものと同じ意
味である。)で表わされる特許請求の範囲第1項
記載のフルオラン化合物。 4 フルオラン化合物が一般式 (式中、Xは水素原子またはメチル基であり、
R1とR2は一般式〔〕で定義したものと同じ意
味である。)で表わされる特許請求の範囲第1項
記載のフルオラン化合物。 5 フルオラン化合物が一般式 (式中、Xは水素原子またはメチル基であり、
R1とR2は一般式〔〕で定義したものと同じ意
味である。)で表わされる特許請求の範囲第1項
記載のフルオラン化合物。 6 フルオラン化合物が一般式 (式中、Xは水素原子またはメチル基であり、
R1とR2は一般式〔〕で定義したものと同じ意
味である。)で表わされる特許請求の範囲第1項
記載のフルオラン化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58008095A JPS59135255A (ja) | 1983-01-22 | 1983-01-22 | フルオラン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58008095A JPS59135255A (ja) | 1983-01-22 | 1983-01-22 | フルオラン化合物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59135255A JPS59135255A (ja) | 1984-08-03 |
| JPH0435505B2 true JPH0435505B2 (ja) | 1992-06-11 |
Family
ID=11683749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58008095A Granted JPS59135255A (ja) | 1983-01-22 | 1983-01-22 | フルオラン化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59135255A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2695613A1 (en) | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Pharmos Corporation | Sulfonamide derivatives with therapeutic indications |
-
1983
- 1983-01-22 JP JP58008095A patent/JPS59135255A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59135255A (ja) | 1984-08-03 |
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