JPH04363119A - 排ガス浄化材及び排ガス浄化方法 - Google Patents

排ガス浄化材及び排ガス浄化方法

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JPH04363119A
JPH04363119A JP3162004A JP16200491A JPH04363119A JP H04363119 A JPH04363119 A JP H04363119A JP 3162004 A JP3162004 A JP 3162004A JP 16200491 A JP16200491 A JP 16200491A JP H04363119 A JPH04363119 A JP H04363119A
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JP
Japan
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exhaust gas
filter
catalyst
nox
purifying material
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JP3162004A
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Akira Muramatsu
暁 村松
Satoshi Kadoya
聡 角屋
Kiyohide Yoshida
吉田 清英
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Riken Corp
Original Assignee
Riken Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排ガス浄化材及びこの排
ガス浄化材を使用した排ガス浄化方法に関し、更に詳し
くは、ディーゼルエンジン等の排ガス中の窒素酸化物(
以下NOx と呼ぶ)を、炭化水素や微粒子状炭素物質
(以下パティキュレートと呼ぶ)とにより還元除去する
ことのできる排ガス浄化材、及びその排ガス浄化材を使
用した排ガス浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
ディーゼルエンジン等から排出される排ガス中の微粒子
状炭素物質(主として固体状炭素微粒子からなり、パテ
ィキュレートと称される)や、NOX 等が環境衛生上
有害なものとして問題化している。特に、パティキュレ
ートは、平均粒径が0.1 〜1μmで大気中に浮遊し
やすいため、呼吸により人体内に取り込まれやすく、ま
た最近の臨床試験結果では、発ガン性物質をも含んでい
ることが確認されている。
【0003】パティキュレートの除去方法としては、大
別して以下の2つの方法が検討されている。その一つは
、耐熱性フィルタを用いて排ガスを濾過することにより
パティキュレートを捕捉し、これによる圧力損失が上昇
したらバーナ、電気ヒータ等によって、捕捉したパティ
キュレートを燃焼せしめてフィルタを再生する方法であ
る。用いられる耐熱フィルタとしては、ハニカム型セラ
ミックフィルタ、三次元網目構造を持つフォーム型セラ
ミックフィルタ、スチールウール、ワイヤメッシュ等が
ある。他の一つは、上述したようなフィルタに担持した
触媒の作用で、パティキュレートの濾過操作とともにこ
れを自己燃焼させる方法である。
【0004】前者の場合、パティキュレートの除去効果
を高めれば高めるほど圧力損失の上昇が速く、再生頻度
も多くなり、再生に高い信頼性が要求され、しかも経済
的にも不利になると考えられる。これに対して、後者の
方法は、ディーゼルエンジンの排気ガスの排出条件(ガ
ス組成及び温度)において触媒活性を保持しうる触媒が
あれば、はるかに優れた方法と考えられる。
【0005】しかしながら、ディーゼルエンジンは燃料
として軽油を用いるため、排ガス中にSO2 を多く含
み、また、ディーゼルエンジンの運転状況によって、排
ガス中の酸素濃度が2〜20%の広範囲に変化する。こ
のような排ガス条件下で、蓄積したパティキュレートを
良好に着火燃焼し、しかも二次公害を起こさない排ガス
浄化フィルタの再生方法はまだ確立されていない。たと
えば、これまでに提案されたディーゼルエンジン等の排
ガス中のパティキュレートの浄化用触媒としては、貴金
属系、卑金属系のものがあるが、貴金属系の触媒は、耐
久性や、COや未燃焼の炭化水素(以下炭化水素をHC
と呼ぶ)等の酸化特性が高い反面、排ガス中に存在する
SO2 をSO3 に転化しやすく、二次公害を生む可
能性が高い。 また煤分の燃焼特性を低下させる欠点もある。一方、卑
金属系の触媒は、パティキュレートの浄化触媒としては
効果があるが、耐久性の点で問題がある。
【0006】また、これまでに提案された排ガス浄化触
媒や浄化材のほとんどは、パティキュレートの着火温度
を低下させることに主眼がおかれ、排ガス中の酸素濃度
が一般に高いか、又は酸素濃度が大きく変化するような
ディーゼルエンジン等の排ガスでは、それに含まれるN
Ox の除去は未解決のまま残されている。
【0007】そこで、本出願人は先に、多孔質のフィル
タ上にやはり多孔質のセラミック層を形成し、そのセラ
ミック層に、アルカリ元素と、特定の遷移金属元素と、
希土類元素とからなる触媒を担持してなる排ガス浄化材
について特許出願をした(特願平2−270200号)
。この排ガス浄化材においては遷移金属元素としてCu
元素とV元素とを選択しているが、上記の排ガス浄化材
を用いれば、排ガス中のパティキュレートを還元剤とし
てNOx を良好に還元することができ、またNOx 
の浄化能も極めて長続きする。しかしながら、本発明者
等の研究によれば、パティキュレートやNOx に加え
て、エチレン、プロピレン等の炭化水素が比較的多く存
在するような排ガスの場合には、単に、上記した成分か
らなる触媒を用いたのではHCによるNOx の浄化率
がそれほど向上しないことがわかった。
【0008】従って本発明の目的は、パティキュレート
、炭化水素、NOx が混在するような排ガス中に対し
て有効に作用し、パティキュレートと炭化水素とを還元
剤として作用させ、NOx を還元することによりこれ
らの物質を良好に除去することができる排ガス浄化材及
び排ガス浄化方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、パティキ
ュレートと、炭化水素と、NOx とが混在する組成の
排ガスの浄化について鋭意研究を重ねた結果、基本的に
は、アルカリ金属元素と、特定の遷移金属元素と、希土
類金属元素とからなる触媒系が有効であるが、排ガス中
に炭化水素が比較的多く存在する場合には、かえって触
媒の量を少なくしたほうがNOx の除去率が向上し、
またフィルタの再生温度も低めに抑えることができるこ
とを発見し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、耐熱多孔性フィルタ上に設けた
多孔質のセラミック層に触媒を担持してなる本発明の排
ガス浄化材は、前記触媒が(a) アルカリ金属元素と
、(b) Cu、Co、Mn及びVからなる群から選ば
れた元素の1種又は2種以上と、(c) 希土類元素と
からなり、前記多孔質のセラミック層は前記フィルタの
3〜15重量%であるとともに、前記触媒は前記多孔質
のセラミック層の2.0〜7.0重量%であることを特
徴とする。
【0011】また本発明の排ガス浄化方法は、前記フィ
ルタに担持した触媒によって、主としてパティキュレー
トと炭化水素を還元剤として作用させて窒素酸化物を還
元することを特徴とする。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。排ガス浄
化材の基材となるフィルタとしては、多孔性で耐熱性、
特に耐熱衝撃特性の高いものを用いる。また、圧力損失
が許容範囲内であり、かつパティキュレート捕集性能を
保有することが必要である。そのようなフィルタ形成材
料としては、アルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア
、シリカ−アルミナ、アルミナ−ジルコニア、アルミナ
−チタニア、シリカ−チタニア、シリカ−ジルコニア、
チタニア−ジルコニア、ムライト、コージェライト等の
セラミックスが挙げられる。
【0013】フィルタとしては公知のハニカム型やフォ
ーム型のものを使用できる。また、フィルタの形状と大
きさは、目的に応じて種々変更することができるが、フ
ォーム型のフィルタを用いる場合には、一般に円筒形に
形成し、その直径は30〜400mm 、厚さは50〜
300 mmとするのが好ましい。また必要に応じて、
複数枚積層してもよい。なお、フォーム型のフィルタの
場合、ポロシティは40〜80%、平均の孔径は 20
0〜 400μm程度であるのがよい。
【0014】上記のフィルタに、多孔質のセラミック層
を介して担持する触媒としては、(a) アルカリ金属
(Li 、Na、K 、Cs等)と、(b) Cu、C
o、Mn及びVから選ばれた元素の1種又は2種以上と
、(c) 希土類元素(Ce 、La、Nd、Sm等)
 とからなるものを用いる。(a) アルカリ金属とし
ては、特にナトリウム、カリウム、及びセシウムのうち
の少なくとも1種を用いるのが好ましい。中でもセシウ
ムを用いると、プロパンなどの飽和炭化水素を含め、多
くの未燃焼のHCもNOx と反応し、その結果非常に
良好なNOx の除去を行うことができる。これは、セ
シウムの存在によりNOx と炭化水素の反応選択性が
高くなり、排ガス中の酸素と炭化水素との反応が抑制さ
れるためであると考えられる。また、(b) 成分とし
ては、前述したようにCu、Co、Mn及びVの4種の
遷移元素のうちの少なくとも1種を用いるが、特に、V
元素を(b) 成分における必須成分とし、これにCu
、Co及びMnのうちの少なくとも1種を加えた構成と
すると、触媒の初期特性においてはそれほど大きな向上
は期待できないが、長期にわたる安定したNOx の除
去が得られる。さらに、(c)希土類金属としては、セ
リウム、ランタン、ネオジウム等を用いるのが好ましく
、また、これらの希土類金属の混合物であるミッシュメ
タルを用いることもできる。
【0015】上記の触媒各成分(a) 、(b) 及び
(c) の配合量は、それぞれの金属分の重量比で、(
a) が5〜50%、(b) が30〜80%、(c)
 が5〜50%とするのがよい。 特に(b) としてCu、Co及びMnのうちの少なく
とも1種と、Vとを選択する場合には、V以外の金属元
素とV元素との比率を重量比で5/1〜1/15程度と
するのがよい。アルカリ金属が5重量%未満、又は50
重量%を超えると、パティキュレートとNOx の同時
除去特性が低下する。また、(b) 成分が30重量%
未満では、パティキュレートの着火特性が低下し、一方
80重量%を超えるとHCによるNOxの低減特性が低
下する。さらに、Vを選択するとき、V以外の金属元素
とV元素との比率が5/1を超す場合では耐硫黄特性が
低下し、1/15未満では同時除去特性は低下する。ま
た、(c) 成分が5重量%未満、又は50重量%を超
えるとNOx とパティキュレートの同時除去特性が低
下する。好ましい組成範囲は、(a) が10〜30%
、(b) が40〜70%、(c) が10〜30%で
ある。
【0016】上述の構成の触媒を有する排ガス浄化材を
用いることによって、比較的低温で排ガス中のパティキ
ュレートを着火燃焼させることができるとともに、NO
x の除去を効果的に行うことができる。すなわち、フ
ィルタ内で排ガス中のパティキュレートが上記触媒元素
及び酸素と共存することによって着火温度が下がり、パ
ティキュレートが400 ℃程度又はそれ以下で燃焼(
酸化)される。また、それと同時に、パティキュレート
及びHCが還元剤として作用してNOx を還元し、排
ガスが効果的に浄化される。このように、比較的低温で
NOx の還元が効率よく起こるのは、排ガス中のパテ
ィキュレートとHCと上記の触媒成分(a) 、(b)
 及び(c)が同時に存在することによる相乗効果によ
るものと思われる。
【0017】ところで、ディーゼルエンジンなどの排ガ
スは通常未燃焼のHCを100〜500ppm 程度含
有するが、このHCとしては、プロパン、プロピレン、
アセチレン、エチレン等が含まれる。これまでに提案さ
れているCuが触媒活性種として単独で存在するような
触媒(例えば特開昭63−100919号)では、未燃
焼のHCがプロピレンやアセチレン等の不飽和結合を有
するものである場合にはこのHCを還元剤としてNOx
 を還元する浄化がある程度効果的であったが、プロパ
ン等の飽和炭化水素を還元剤とする反応活性は低く、N
Ox の還元除去は十分とは言い難い。しかしながら、
上述した組成の触媒を用いると、プロパン等の飽和炭化
水素でも、これを還元剤としてNOx を効率良く還元
することができるようになり、これまでの触媒に比して
格段に優れたNOx の浄化を行うことができる。
【0018】上述した触媒の耐熱多孔性フィルタへの担
持は、フィルタ上に、フィルタより多孔性で表面積の大
きいセラミックスからなる担体層を形成した後、この担
体層に対して行う。担体層を形成する材料としては、チ
タニア、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、及びチタ
ニア−アルミナ、チタニア−シリカ、シリカ−ジルコニ
ア、アルミナ−シリカ等の多孔性で表面積の大きいセラ
ミックスを用いる。特にパティキュレートやHCと、N
Ox の反応性を上げる場合には、ジルコニア、チタニ
ア、アルミナ、チタニア−ジルコニア、又はアルミナ−
ジルコニアからなる担体層とするのがよい。
【0019】担体層の量は、セラミックフィルタの場合
、フィルタの3〜15重量%、好ましくは5〜12重量
%とする。また、触媒活性種(上記した(a) 〜(c
) 成分)は、その合計が前記担体層の2.0 〜7.
0重量%とする。 触媒の担持量が担体層に対して2.0 重量%未満では
触媒を担持した効果が顕著ではなく、パティキュレート
とNOx の同時浄化能が低下する。一方、7.0重量
%を超す触媒担持量とするとHCによるNOx の除去
率が低下することになるので上限を7.0重量%とする
。好ましくは触媒活性種量を前記担持層に対して2.0
 〜5.0重量%とする。なお、一般に、煤分(パティ
キュレート)の燃焼特性を向上させるためには触媒活性
種量を多めにするのが良く、またHCとNOx の反応
性を上げるには触媒活性種量を少なめにするのが良いの
で、エンジン特性(排ガス成分)等を考慮して上記の触
媒担持量の範囲で適宜調節するのがよい。
【0020】なお、セラミックスからなる担体層の形成
は、ウォッシュコート法やゾル−ゲル法等により行うこ
とができる。ウォッシュコート法は、上記した多孔性の
セラミックスのスラリー中にフィルタを浸漬し、乾燥す
ることによりフィルタ上に担体層を形成する方法である
【0021】また、ゾル−ゲル法による担体層の形成は
以下の通り行う。担体層用セラミックスを形成する金属
の有機塩(例えばアルコキシド)を加水分解し、得られ
たゾルをフィルタにコーティングし、水蒸気等との接触
によりコロイド粒子の膜を生成させた後、乾燥、焼成し
て触媒の担体層をフィルタ上に形成する。例えば、担体
層用セラミックスとしてチタニア(TiO2 )を用い
る場合、まずTiのアルコキシド(例えば、Ti(O−
isoC3 H7 )4 )のアルコール溶液に、CH
3 COOH、HNO3 、HCl等の酸を加えたコー
ティング液を生成する。このコーティング液にフィルタ
を浸漬し、引き上げた後、水蒸気あるいは水と反応させ
てゲル化を行う。次いで、フィルタを乾燥、焼成すれば
、フィルタの空孔表面にチタニアの膜が形成される。ゾ
ル−ゲル法において、ゲル化の際の加水分解反応の触媒
として酸を添加するが、酸の代わりにアルカリを添加し
ても、加水分解反応を促進することができる。
【0022】なお、以上において担体層用セラミックス
としてチタニアを例に説明したが、それ以外のセラミッ
クの場合でも、同様にゾル−ゲル法により担持すること
ができる。例えば、アルミナの担体層とする場合は、ア
ルミニウムのアルコキシドを用い、上述のチタニアの場
合と同様の方法で行う。その他の多孔質担体を用いると
きも同様である。
【0023】上述のウォッシュコート法又はゾル−ゲル
法等により、セラミックスからなる多孔性の担体層をフ
ィルタ上に形成したら、次に、触媒活性種の炭酸塩、硝
酸塩、酢酸塩、水酸化物などの水溶液を担体層に含浸し
て、再び乾燥、焼成して触媒の担持を行う。なお、触媒
活性金属種の塩としては、水に溶解するものであれば、
上述した通り炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩、水酸化物等、ど
のような種類のものでも用いることができる。Vの担持
では、NH4 VO3としゅう酸の溶液を用いることが
できる。またアルカリのバナジン酸塩を用い、アルカリ
金属とVとを同時に担体することもできる。
【0024】本発明の方法では、上述した排ガス浄化材
を用いて排ガス中のNOx をHC及びパティキュレー
トにより還元除去するが、排ガス中のHCは主としてメ
タン、エチレン、アセチレン等からなるので、NOx 
還元温度は200〜500℃、好ましくは250〜45
0℃とする。反応温度が高すぎると、HC自身の燃焼が
生じ、NOx の還元特性が低下する。なお、本発明の
方法では、排ガス中に還元剤として作用するHCが少な
い場合には、NOxを還元するに必要十分な量のエチレ
ン、プロパン、プロピレン等のHCを強制的に導入する
ことも可能である。
【0025】
【実施例】本発明を以下の具体的実施例によりさらに詳
細に説明する。 実施例1 コージェライト製セラミックフォーム(見かけの体積2
リットル、密度0.65g/ml)に、ウォッシュコー
ト法によりTiO2 をフィルタに対して10%(重量
%、以下同じ) コートした。得られたフィルタに、C
uCl2 、La(NO 3 ) 3 及びCsNO3
 の水溶液を用い、これらの化合物を、TiO2 に対
してそれぞれCu、La及びCsの金属単体に換算して
1%含浸し、乾燥後、700 ℃で焼成し、浄化材を得
た。 なお、この浄化材において、Cu、La及びCsの金属
成分は酸化物として存在している。
【0026】この浄化材について、排気量510 cc
のディーゼルエンジンを用い、パティキュレートが着火
燃焼してフィルタが再生されるときの温度(圧力損失の
低下するときの温度) と、そのときのNOx の転化
率を求めた。 エンジンの運転は、回転数を1500rpm とし、負
荷90%とした。この運転条件での排ガス中のHCは全
炭化水素の合計で150ppm、COは460ppm、
NOx は480 ppm 、O2 は10%、及びS
O2 は200 ppm であった。結果を表1に示す
【0027】実施例2〜12 実施例1と同様にしてフォームフィルタにTiO2 を
10%コートし、CuCl2 、Ce(NO3 ) 3
 及びCsNO3 の各水溶液を用いてCu、Ce及び
CsをTiO2 層に対して1%ずつ含浸し、実施例1
と同様に乾燥及び焼成し、Cu、Cs及びCeからなる
触媒を担持した浄化材を得た(実施例2)。
【0028】同様に、CuCl2 、La(NO3 )
 3 、及び KClの各水溶液を用い、Cu、La及
びKをそれぞれTiO2 に対して1%担持した浄化材
を得た(実施例3)。
【0029】さらに、CuCl2 、Ce(NO3 )
 3 、及び KCl水溶液を用い、Cu、Ce及びK
を各1%担持した浄化材を得た(実施例4)。
【0030】さらにまた、CuCl2 の代わりにCo
Cl2 又は酢酸マンガンを用い、実施例1又は実施例
2と同様にして、以下の触媒活性種を有する浄化材を作
製した。なお、フィルタ上に設けた多孔質のセラミック
層(触媒の担持層)は、実施例5ではAl2 O3 、
実施例6ではAl2 O3 −ZrO2 、実施例7で
はZrO2 、実施例8ではTiO2 −ZrO2 と
し、実施例9〜12はTiO2 とした。また、各セラ
ミック層はそれぞれフィルタに対して10%とした。さ
らに、各触媒活性種の配合量は、それぞれの金属成分が
1%となるようにした。 触媒活性種(セラミック層) 実施例2:Cs/Cu/Ce(TiO2 )実施例3:
K/Cu/La(TiO2 )実施例4:K/Cu/C
e(TiO2 )実施例5:Cs/Co/La(Al2
 O3 )実施例6:Cs/Co/Ce(Al2 O3
 −ZrO2 )実施例7:K/Co/La(ZrO2
 )実施例8:K/Co/Ce(TiO2 −ZrO2
 )実施例9:Cs/Mn/La(TiO2 )実施例
10:Cs/Mn/Ce(TiO2 )実施例11:K
/Mn/La(TiO2 )実施例12:K/Mn/C
e(TiO2 )
【0031】得られた各浄化材につい
て、実施例1と同様にして再生温度とNOx の浄化率
を求めた。結果を表1に示す。
【0032】比較例1 実施例1と同様のコージェライト製フォームフィルタを
用い、ウォッシュコート法によりTiO2 をフィルタ
に対して10%担持した。得られたフィルタに対して、
CuCl2 水溶液を用いてCuを1%担持した浄化材
を作成した。Cu元素の担持方法は、実施例1と同様と
した。
【0033】得られた浄化材について、実施例1と同様
に再生温度及びNOx除去率を求めた。結果を表1に示
す。
【0034】                          
     表1          例No.    
  再生温度(℃)      NOx 浄化率(1)
           実施例1      340 
             50          
        実施例2      360    
          40             
     実施例3      370       
       35                
  実施例4      370          
    35                  実
施例5      360             
 45                  実施例6
      365              35
                  実施例7   
   380              30   
               実施例8      
380              30      
            実施例9      385
              40         
         実施例10      390  
            35           
       実施例11      395    
          30             
     実施例12      395      
        30               
   比較例1      450         
     20        表1注(1) :フィ
ルタ通過前と、通過後の排ガス中のNOx 量から計算
したNOxの浄化率(%)
【0035】表1から明らか
なように、各実施例の排ガス浄化材は、30%以上の高
いNOx浄化率を有する。またその時のフィルタの再生
温度(パティキュレートが着火燃焼される温度)も低く
、良好な排ガスの浄化が行われたのがわかる。
【0036】実施例13 コージェライト製セラミックフォーム(見かけの体積2
リットル、密度0.65g/ml)に、ウォッシュコー
ト法によりTiO2 をフィルタに対して10%コート
した。得られたフィルタに、CuCl2 、La(NO
 3 ) 3 及びCsNO3 の水溶液を用いてCu
、La及びCsをそれぞれTiO2 に対して1%含浸
し、乾燥後、700 ℃で焼成した。次いで、上記で得
られたフィルタをNH4 VO3 としゅう酸の混合水
溶液に浸漬し、Vを1%含浸した。このフィルタを乾燥
後、再び700 ℃で3時間焼成し、浄化材を得た。
【0037】この浄化材について、排気量510 cc
のディーゼルエンジンを用い、パティキュレートが着火
燃焼してフィルタが再生されるときの温度(圧力損失の
低下するときの温度) と、そのときのNOx の転化
率を求めた。 なお、この再生温度及びNOxの転化率は、浄化材の使
用初期(初めて圧力損失の低下が観測された時)と、浄
化材を使用して10時間経過した時点での圧力損失の低
下時の2点において求めた。エンジンの運転は、回転数
を1500rpm とし、負荷90%とした。この運転
条件での排ガス中のHCは全炭化水素の合計で150p
pm、COは460ppm、NOx は480 ppm
 、O2 は10%、及びSO2 は200 ppm 
であった。結果を表2に示す。
【0038】実施例14〜24 実施例1で用いたと同様のフォームフィルタに、やはり
実施例1と同様にしてAl2 O3 (実施例14)、
Al2 O3 −ZrO2 (実施例15)、ZrO2
 (実施例16)、TiO2 −ZrO2 (実施例1
7)、又はTiO2 (実施例18〜24)を10%コ
ートし、このフィルタに対して、CuCl2 、CoC
l2 水溶液又は酢酸マンガン水溶液、La(NO 3
 ) 3 又はCe(NO3 ) 3 水溶液、KCl
 又はCsNO3 水溶液、及びNH4 VO3 水溶
液を用いて、実施例13と同様の方法で以下に示す触媒
を担持した浄化材を作製した。なお、各金属成分の担持
量は、各セラミック層に対して各1%とした。
【0039】触媒活性種  (セラミック層)実施例1
4:Cs/Cu/Ce/V(Al2 O3 )実施例1
5:K/Cu/La/V(Al2 O3 −ZrO2 
)実施例16:K/Cu/Ce/V(ZrO2 )実施
例17:Cs/Co/La/V(TiO2 −ZrO2
 )実施例18:Cs/Co/Ce/V(TiO2 )
実施例19:K/Co/La/V(TiO2 )実施例
20:K/Co/Ce/V(TiO2 )実施例21:
Cs/Mn/La/V(TiO2 )実施例22:Cs
/Mn/Ce/V(TiO2 )実施例23:K/Mn
/La/V(TiO2 )実施例24:K/Mn/Ce
/V(TiO2 )
【0040】得られた各浄化材につ
いて、実施例13と同様にして再生温度とNOx の浄
化率を求めた。結果を表2に示す。
【0041】比較例2 実施例13と同様のコージェライト製フォームフィルタ
を用い、ウォッシュコート法によりTiO2 をフィル
タに対して10%担持した。得られたフィルタに対して
、CuCl2 水溶液を用いてCuを1%担持した浄化
材を作成した。Cu元素の担持方法は、実施例13と同
様とした。
【0042】得られた浄化材について、実施例13と同
様に再生温度及びNOx 除去率を求めた。結果を表2
に合わせて示す
【0043】                          
     表2                  
  初期(1)                  
    10 時間後(2) 例No.    再生温
度(3)   NOx 浄化率(4)     再生温
度(3) NOx 浄化率(4) 実施例13    
380        40            
  382      38        実施例1
4    385        35       
       385      32       
 実施例15    400        25  
            403      22  
      実施例16    400       
 25              405     
 22        実施例17    385  
      30              390
      28        実施例18    
390        25            
  395      23        実施例1
9    405        20       
       408      19       
 実施例20    405        20  
            408      18  
      実施例21    400       
 30              410     
 28        実施例22    405  
      25              415
      24        実施例23    
410        20            
  420      18        実施例2
4    410        20       
       420      18       
 比較例2    450        20   
           500      10   
     表2注(1) :初めての圧力損失の低下が
観測された時点。 (2) :ガスをフィルタに通過し始めてから10時間
経過した時点での圧力損失の低下時。 (3) :単位は℃ (4) :フィルタ通過前と、通過後の排ガス中のNO
x 量から計算したNOxの浄化率(%)
【0044】表2から明らかなように、実施例13〜2
4の排ガス浄化材は、使用から10時間経過しても極め
て良好なNOx 浄化率を有する。また、その時のフィ
ルタの再生温度(パティキュレートが着火燃焼される温
度)も低く、良好な排ガスの浄化が行われたのがわかる
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の排ガス浄
化材を用いれば、NOx を効率良く除去することがで
きる。また、本発明の浄化材は、触媒中に、遷移金属と
してCu、Co、Mn又はVを含んでいるので、SO2
 濃度が高い排ガスでもその浄化特性を低下させること
なく、長期にわたって良好なNOx 、パティキュレー
ト、HCの同時除去を行うことができる。
【0046】本発明の浄化材は、まず、ウォッシュコー
ト法やゾル−ゲル法等によって多孔質のセラミック層を
フィルタ上に形成し、そのセラミック層に触媒を担持し
てなるので、フィルタ上に高濃度で均一に触媒が担持さ
れ、良好な排ガス浄化能が得られる。
【0047】本発明の浄化材は、パティキュレートと、
未燃焼のHCと、NOx とを含有する排ガスの浄化に
好適であり、ディーゼルエンジン等の排ガスを効率良く
浄化することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  耐熱多孔性フィルタ上に設けた多孔質
    のセラミック層に触媒を担持してなる排ガス浄化材であ
    って、前記触媒が(a) アルカリ金属元素と、(b)
     Cu、Co、Mn及びVからなる群から選ばれた元素
    の1種又は2種以上と、(c) 希土類元素とからなり
    、前記多孔質のセラミック層は前記フィルタの3〜15
    重量%であるとともに、前記触媒は前記多孔質のセラミ
    ック層の2.0〜7.0重量%であることを特徴とする
    排ガス浄化材。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の排ガス浄化材におい
    て、前記触媒の(b) 成分が、V元素と、Cu、Co
    、及びMnから選ばれた元素の1種又は2種以上とから
    なることを特徴とする排ガス浄化材。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2に記載の排ガス浄化材
    において、前記セラミック層がAl2 O3 、Al2
     O3 系複合酸化物、TiO2 、ZrO2 、Ti
    O2−ZrO2 のいずれかであることを特徴とする排
    ガス浄化材。
  4. 【請求項4】  請求項1乃至3のいずれかに記載の排
    ガス浄化材において、前記(a) アルカリ金属元素が
    Csであることを特徴とする排ガス浄化材。
  5. 【請求項5】  請求項1乃至4のいずれかに記載の排
    ガス浄化材を用いて排気ガスを浄化する方法であって、
    前記フィルタに担持した触媒によって、主として排ガス
    中のパティキュレートと炭化水素を還元剤として作用さ
    せて窒素酸化物を還元することを特徴とする排ガス浄化
    方法。
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GB9211457A GB2256375B (en) 1991-05-31 1992-05-29 Exhaust gas cleaner and method of cleaning exhaust gas
DE4218060A DE4218060A1 (de) 1991-05-31 1992-06-01 Abgasreiniger und verfahren zum reinigen von abgas
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005342711A (ja) * 2004-05-07 2005-12-15 Mitsubishi Chemical Engineering Corp ディーゼルエンジン排ガスの脱硝方法

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