JPH04368069A - ローパスフィルタ - Google Patents
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- JPH04368069A JPH04368069A JP3169182A JP16918291A JPH04368069A JP H04368069 A JPH04368069 A JP H04368069A JP 3169182 A JP3169182 A JP 3169182A JP 16918291 A JP16918291 A JP 16918291A JP H04368069 A JPH04368069 A JP H04368069A
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- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル化された画
像信号処理に用いられるFIR型のローパスフィルタ(
以下、「LPF」という)の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】ビデオカメラでは、撮像手段,たとえば
CCDイメージセンサの出力においては、輝度信号に色
差信号が重畳されている。このため、ディジタル化され
たセンサ出力に対し,ラッチ,LPFによるフィルタリ
ングの処理を行った後に色分離回路による処理が行われ
て色差信号が取り出されるようになっている。この場合
に使用されるLPFとしては、たとえばカットオフ周波
数が1.3MHz程度,阻止周波数帯域の減衰率がー4
0dB以下のものが必要とされる。 【0003】このような特性のLPFは、直線位相であ
るFIRフィルタとして図4のように実現される。この
フィルタのサンプリング周波数は、入力カラー信号のサ
ブキャリア周波数Fscに対して、たとえば4×Fsc
=14.3MHzに設定される。同図において、入力端
子TAは、直列接続されたクロック周期Tの遅延回路(
ラッチ回路)T01〜T14の入力側に接続されている
。入力端子TA及び各遅延回路T01〜T14の出力側
には、乗算回路M00〜M14の入力側が各々接続され
ており、これらの乗算回路M00〜M14の出力側は、
加算器ADの入力側にいずれも接続されている。そして
、この加算器ADの出力側が出力端子TBに接続されて
いる。 【0004】この従来例によれば、遅延回路T01〜T
14によって各々遅延を受けた信号に対し、乗算回路M
00〜M14によって図示した係数(正負の符号も含む
)による乗算が各々行われ、それらの演算結果が加算器
ADで加算される。そして、加算結果がフィルタリング
出力として出力端子TBから出力される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来技術では、次のような不都合がある。 (1)LPFの減衰特性を急峻にするためには、段数を
多くとる必要がある。しかし、段数を多くすると多数の
乗算回路が必要となる。各乗算回路自体はゲートの規模
の大きな回路構成となっているので、LPF全体でみる
と非常に大きな回路規模となってしまう。 【0006】(2)逆に段数を減らして回路規模を小さ
くすると、LPFとしての減衰特性がなだらかになって
しまい、所望の特性が得られない。本発明は、この点に
着目したもので、特性の低下を抑制しつつ効果的に回路
規模を低減することができるLPFを提供することを、
その目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、直列接続され
た複数段の遅延回路からのタップ出力に、所定の演算を
行ってフィルタリング後のディジタル信号を得るFIR
型のローパスフィルタにおいて、前記タップ出力のうち
、同一の演算が行われるものを加算する加算手段と、こ
れによる加算後の信号に対し、演算のタイミング合わせ
のための信号遅延を行う遅延手段と、これによるタイミ
ング合わせを受けつつ2のべき乗,加算又は減算のいず
れかの演算を逐次行って近似的にフィルタリングのため
の演算を行う演算手段とを備えたことを特徴とする。 本発明の主要な態様によれば、遅延回路として、クロッ
ク周期Tの2倍の遅延を行う遅延回路が用いられる。 【0008】 【作用】本発明によれば、各遅延回路からの遅延出力に
対し、まず同様の演算が行われるものの加算が行われる
。そして、その加算結果に対して所定の演算が行われる
。。このとき、必要に応じてタイミング合わせのための
信号遅延が行われる。また、演算手段として、2のべき
乗による乗算器と加減算器を組み合わせた近似回路が用
いられる。 【0009】 【実施例】以下、本発明によるLPFの実施例について
、添付図面を参照しながら説明する。なお、上述した従
来例と同様または相当する構成部分については、同一の
符号を用いる。 <全体構成>最初に、本発明が適用されるビデオカメラ
の信号処理系の全体構成を、図3を参照しながら説明す
る。同図において、CCDイメージセンサ100から出
力された画像信号は、相関二重サンプリング回路102
に供給され、ここで断続的な信号が連続した信号に変換
される。変換後の画像信号は、AGC回路104による
ゲイン制御,A/D変換回路106によるディジタル変
換処理,OB(Optical Black)クランプ
回路108によるセットアップレベル設定の後、一方に
おいてY(輝度)プロセス回路110に供給される。そ
して、ここでY信号が生成出力される。 【0010】OBクランプ回路108の出力信号は、他
方において以下のC(色)信号処理部のラッチ回路11
2,114、スライス回路116にも供給される。ラッ
チ回路112,114では、入力画像信号が画素毎に交
互にラッチされ、ラッチ後の画像信号がローパスフィル
タ(LPF)118,120を介して色分離回路122
に各々供給される。 【0011】色分離回路122では、それらの入力信号
,及びデータバス124からの入力信号を利用して加算
,減算,乗算の演算が行われ、たとえばR(赤)とB(
青)が1H(水平走査期間)毎に入れ替わる線順次色信
号であるR/B信号,YL信号(2R+3G+2B)が
各々得られる。これらのうち、R/B信号はホワイトバ
ランス回路125によるホワイトバランス処理の後ガン
マ補正回路126に供給され、YL信号はそのままガン
マ補正回路126に供給される。ガンマ補正回路126
では、各入力信号に対して必要なガンマ補正が行われ、
補正後の信号は減算回路128に各々供給される。 【0012】減算回路128では、R/B信号からYL
信号が減算され、これによってR−Y/B−Yの線順次
色差信号が生成される。この線順次色差信号は、クロマ
ゲイン回路130による増幅処理の後、同時化・雑音除
去回路132に供給される。同時化・雑音除去回路13
2では、入力された線順次信号の同時化処理と雑音除去
の処理が各々行われ、処理後の同時化信号が色差マトリ
クス回路134に供給される。 【0013】色差マトリクス回路134では、入力同時
化信号に対するマトリクス処理が行われ、R−Y,B−
Yの色差信号が各々得られる。これらの色差信号は、色
消し回路136による色偽信号発生防止のための色消し
処理,ベースクリップ回路138によるクリップ処理,
エンコーダ140による混合処理が各々行われて、色に
じみなどの生じないC(色)信号が最終的に安定して得
られる。 【0014】<実施例1>次に、図1を参照しながら、
LPF118又は120の実施例1について説明する。 同図において、入力端子TA又は遅延回路T01〜T1
4のうち、遅延回路T06,T08の各出力側は、加算
器10の加算入力側に各々接続されている。遅延回路T
05,T09の各出力側は、加算器12の加算入力側に
各々接続されている。遅延回路T04,T10の各出力
側は、加算器14の加算入力側に各々接続されている。 遅延回路T02,T12の各出力側は、加算器16の加
算入力側に各々接続されている。遅延回路T01,T1
3の各出力側は、加算器18の加算入力側に各々接続さ
れている。入力端子TA及び遅延回路T14の出力側は
、加算器20の加算入力側に各々接続されている。 【0015】また、遅延回路T10の出力側は、近似回
路22の入力側に接続されている。また、加算器10の
加算出力側は、遅延回路24を介して近似回路26の入
力側に接続されている。加算器12の加算出力側は、近
似回路28の入力側に接続されている。加算器14の加
算出力側は、遅延回路30を介して近似回路32の入力
側に接続されている。更に、加算器16,18,20の
加算出力側は、近似回路34,36,38の各入力側に
各々接続されている。 【0016】次に、近似回路26,28,32,34,
36,38の各出力側には、遅延回路40,42,44
,46,48,50の入力側が各々接続されている。 遅延回路40,44の各出力側は加算器52の加算入力
側に各々接続されている。遅延回路42の出力側は減算
器54のプラス入力側に接続されており、遅延回路46
の出力側は減算器54のマイナス入力側に接続されてい
る。また、遅延回路48,50の出力側は、加算器56
の加算入力側に各々接続されている。 【0017】減算器54の減算出力側は減算器58のプ
ラス入力側に接続されており、加算器56の加算出力側
は減算器58のマイナス入力側に接続されている。減算
器58の減算出力側は、遅延回路60を介して、加算器
52の加算出力側とともに、加算器62の加算入力側に
各々接続されている。加算器62の加算出力側は、遅延
回路64を介して、近似回路22の出力側とともに、加
算器66の加算入力側に各々接続されている。そして、
加算器66の加算出力側が出力端子TBに接続されてい
る。 【0018】次に、各近似回路について説明する。なお
、表1,表2には、乗算係数と近似回路の関係がまとめ
て示されている。 【0019】 【表1】 【0020】 【表2】 【0021】まず、近似回路22は、図4の乗算回路M
07の係数0.250541を、0.250541≒0
.25=1/(22)と近似するもので、2のべき乗の
乗算器22Aによって構成されている。近似回路26は
、図4の乗算回路M06の係数を、0.215285≒
0.21484375={1/(22)}−{1/(2
5)}−{1/(28)}と近似するもので、2のべき
乗の乗算器26A,26B,26Cと、加算器26D,
減算器26Eによって構成されている。 【0022】近似回路28は、図4の乗算回路M05の
係数を、0.131858≒0.1328125={1
/(23)}+{1/(27)}と近似するもので、2
のべき乗の乗算器28A,28Bと、加算器28Cによ
って構成されている。近似回路32は、図4の乗算回路
M04の係数を、0.048278≒0.048828
125={1/(25)}+{1/(26)}+{1/
(29)}と近似するもので、2のべき乗の乗算器32
A,32B,32Cと、加算器32D,32Eによって
構成されている。 【0023】近似回路34は、図4の乗算回路M02の
係数を、0.011427≒0.01171875={
1/(27)}+{1/(28)}と近似するもので、
2のべき乗の乗算器34A,34Bと、加算器34Cと
によって構成されている。近似回路36は、図4の乗算
回路M01の係数を、0.006674≒0.0068
359375={1/(27)}−{1/(210)}
と近似するもので、2のべき乗の乗算器36A,36B
と、減算器36Cとによって構成されている。 【0024】近似回路38は、図4の乗算回路M00の
係数を、0.002576≒ 0.002929687
5={1/(29)}+{1/(210)}と近似する
もので、2のべき乗の乗算器38A,38Bと、加算器
38Cとによって構成されている。 なお、遅延回路
T03,T11の出力については、表2に示すように係
数を「0」と近似している。このため、それらの出力に
ついては格別の演算は行われない。 【0025】次に、加算器10,12,14,16,1
8,20は、入力信号又は遅延回路T01〜T14の出
力信号うち、乗算すべき係数が等しいものを加算するた
めのものである。図4において、乗算回路M00〜M1
4の各係数を比較すると、8タップ目を中心に前後対称
な値となっており、同一係数のものが加算器10,12
,……,20によって、加算されるようになっている。 【0026】次に、LPFのクロック周波数がたとえば
14.3MHz程度になると、信号加算あるいは減算を
2回行う毎に遅延(ラッチ)処理を行って、各演算のタ
イミング合わせを行う必要がある。このため、遅延回路
24,30,40,42,44,46,48,50,6
0,64が各々必要箇所に設けられている。 【0027】また、このような時間遅延のため、本実施
例では、図4の従来例と比較して3Tの遅延をもって出
力が行われるようになっている。たとえば、加算器12
の出力は、遅延回路42,60,64によって合計3T
の遅延を受ける。加算器20の出力は、遅延回路50,
60,64によって合計3Tの遅延を受ける。更に、こ
れに伴って、近似回路22の出力も同様に3Tの遅延を
行う必要がある。本実施例では、遅延回路T07よりも
3T後の遅延回路T10の出力を近似回路22の入力と
することで、その目的を達成している。 【0028】次に、加算器52,56,62,66、減
算器54,58は、図4における乗算回路M00,M0
1,M02,M03,M11,M12,M13,M14
の負符号演算と加算器ADによる加算演算を行うための
ものである。たとえば、加算器18の出力は、減算器5
8によって減算されるようになっている。 【0029】次に、以上のように構成された実施例1の
全体的動作について説明する。処理対象の信号は、たと
えば図3のラッチ回路112,114から入力端子TA
に入力される。入力信号は、遅延回路T01〜T14に
より順にTの遅延を受け、各タップから遅延後の信号が
出力される。たとえば、遅延回路T02からは2T遅延
後の信号が出力され、遅延回路T07からは7T遅延後
の信号が出力される。 【0030】これらの信号は、加算器10,12,14
,16,18,20において各々対応するものが加算さ
れ、加算後の信号に対して近似回路26,28,32,
34,36,38による近似演算が各々行われる。 そして、近似演算後の信号に対して、加算器52,56
,62,66,減算器54,58による演算が行われる
。このとき、遅延回路24,30,40,42,44,
46,48,50,60,64によって信号演算のタイ
ミング合わせが行われ、出力端子TBからフィルタリン
グ処理された信号が出力されることになる。 【0031】このように、本実施例によれば、各タップ
出力の同一の係数による乗算が行われるものが、まず加
算器10,12,…,20によって加算され、その後乗
算が行われる。従って、乗算回路は図4の従来例と比較
してほぼ半数でよい。また、各乗算回路は、2のべき乗
の乗算器と加減算器による近似回路によって構成されて
いるので、回路規模は大幅に低減される。 【0032】<実施例2>次に、図2を参照しながら、
本発明の実施例2について説明する。なお、上述した実
施例1と同様又は相当する構成部分には、同一の符号を
用いることとする。 【0033】同図において、入力端子TAは、2Tの遅
延回路T21〜T27の直列回路が接続されている。こ
れらのうち、遅延回路T22,T23の各出力側は、加
算器70の加算入力側に各々接続されている。遅延回路
T22,T24の各出力側は、加算器72の加算入力側
に各々接続されている。遅延回路T21,T24の各出
力側は、加算器74の加算入力側に各々接続されている
。遅延回路T21,T26の各出力側は、加算器76の
加算入力側に各々接続されている。入力端子TAと遅延
回路T26の出力側は、加算器78の加算入力側に各々
接続されている。入力端子TAと遅延回路T27の出力
側は、加算器80の加算入力側に各々接続されている。 【0034】また、遅延回路T24の出力側は、近似回
路22の入力側に接続されている。また、加算器70の
加算出力側は、遅延回路24を介して近似回路26の入
力側に接続されている。加算器72の加算出力側は、近
似回路28の入力側に接続されている。加算器74の加
算出力側は、遅延回路30を介して近似回路32の入力
側に接続されている。更に、加算器76,78,80の
加算出力側は、近似回路34,36,38の各入力側に
各々接続されている。 【0035】次に、近似回路36の出力側には、2Tの
遅延回路82の入力側に接続されている。遅延回路40
,42の出力側は、加算器84の加算入力側に各々接続
されている。この加算器84の加算出力側は、遅延回路
44の出力側とともに、加算器86の加算入力側に接続
されている。他方、遅延回路46,82の出力側は加算
器88の加算入力側に接続されており、加算器88の加
算出力側は、遅延回路50の出力側とともに加算器90
の加算入力側に接続されている。 【0036】次に、加算器86の加算出力側は遅延回路
92の入力側に接続されており、遅延回路92の出力側
は、近似回路22の出力側とともに、加算器94の加算
入力側に接続されている。加算器94の加算出力側は、
遅延回路96を介して減算回路98のプラス入力側に接
続されている。他方、加算器90の加算出力側は、遅延
回路97を介して減算器98のマイナス入力側に接続さ
れており、この減算器98の減算出力側が出力端子TB
に接続されている。 【0037】次に、以上のような本実施例の構成につい
て更に詳細に説明する。まず、加算器70と近似回路2
6に着目する。加算器70では、遅延回路T22,T2
3の出力が加算されるようになっている。すなわち、2
Tの遅延関係にある信号が加算されるようになっている
。他方、図4において遅延回路T06,T08の出力に
着目すると、両者は2Tの遅延関係となっており、それ
らの乗算回路M06,M08の係数は0.215285
で一致する。 この係数は、表1に示したように近似回路26で近似で
きるので、加算器70の出力側に近似回路26が接続さ
れている。 【0038】同様にして、加算器72では、4Tの遅延
関係にある信号の加算が行われるようになっている。図
4では、遅延回路T05,T09の出力が4Tの遅延関
係となっており、それらの乗算回路M05,M09の係
数は0.131858で一致する。この係数は、表1に
示したように近似回路28で近似できるので、加算器7
2の出力側に近似回路28が接続されている。他の加算
器74,76,78,80と近似回路32,34,36
,38についても同様である。 【0039】本実施例では、図4の従来と比較して2T
の遅延をもって信号出力が行われるようになっている。 近似回路22の信号については、遅延回路T24の出力
を利用するとともに、遅延回路96による遅延を行って
、結果的に2Tの遅延が行われるようになっている。 【0040】ところが、加算器70の出力については、
遅延回路24,40,92,96によって4Tの遅延が
行われるようになっている。これは、次のような理由に
よる。この加算器70の入力は、上述したように遅延回
路T22,T23の出力である。これらは、図1では、
遅延回路T04,T06の出力に対応する。ところが、
それらと近似回路26に対応する乗算回路M06,M0
8の入力との間には、2Tの遅延が存在する。そこで、
図1と同様の演算を行うために、加算器70の出力に対
し更に2Tの遅延が行われるようになっている。他の加
算器出力に対しても、遅延回路30,42,44,46
,82,50,92,97,96によって、同様に必要
な遅延処理が行われるようになっている。 【0041】また、加算器84,86,88,90,9
4、減算器98は、図4における乗算回路M00,M0
1,M02,M03,M11,M12,M13,M14
の負符号演算と加算器ADによる加算演算を行うための
ものである。次に、以上のように構成された実施例2の
全体的動作について説明すると、処理対象の信号は、遅
延回路T21〜T27により順に2Tの遅延を受け、各
タップから遅延後の信号が出力される。 【0042】これらの信号は、加算器70,72,74
,76,78,80において各々対応するものが加算さ
れ、加算後の信号に対して近似回路26,28,32,
34,36,38による近似演算が各々行われる。 そして、近似演算後の信号に対して、加算器84,86
,88,90,94、減算器98による演算が行われる
。このとき、遅延回路24,30,40,42,44,
46,50,82,92,96,97によって信号演算
のタイミング合わせが行われ、出力端子TBからフィル
タリング処理された信号が出力されることになる。 【0043】この実施例2では、2Tの遅延回路が用い
られているためタップ取り出しは図4のように対象とは
なっていないが、遅延を適宜行うことで各信号間の遅延
時間差は同様となっており、実施例1よりも更に回路規
模を縮小することができる。 【0044】<他の実施例>なお、本発明は、何ら上記
実施例に限定されるものではなく、同様の作用を奏する
ように種々設計変更可能である。たとえば、図1,図2
のタップ数,回路構成,表1,表2に示した近似回路の
構成を他の態様とすることは可能であり、これらのもの
も本発明に含まれる。 【0045】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によるロー
パスフィルタによれば、対応する遅延信号の加算を行っ
た後に、近似回路による乗算を行うこととしたので、特
性の低下を抑制しつつ効果的に回路規模を低減すること
ができるという効果がある。
像信号処理に用いられるFIR型のローパスフィルタ(
以下、「LPF」という)の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】ビデオカメラでは、撮像手段,たとえば
CCDイメージセンサの出力においては、輝度信号に色
差信号が重畳されている。このため、ディジタル化され
たセンサ出力に対し,ラッチ,LPFによるフィルタリ
ングの処理を行った後に色分離回路による処理が行われ
て色差信号が取り出されるようになっている。この場合
に使用されるLPFとしては、たとえばカットオフ周波
数が1.3MHz程度,阻止周波数帯域の減衰率がー4
0dB以下のものが必要とされる。 【0003】このような特性のLPFは、直線位相であ
るFIRフィルタとして図4のように実現される。この
フィルタのサンプリング周波数は、入力カラー信号のサ
ブキャリア周波数Fscに対して、たとえば4×Fsc
=14.3MHzに設定される。同図において、入力端
子TAは、直列接続されたクロック周期Tの遅延回路(
ラッチ回路)T01〜T14の入力側に接続されている
。入力端子TA及び各遅延回路T01〜T14の出力側
には、乗算回路M00〜M14の入力側が各々接続され
ており、これらの乗算回路M00〜M14の出力側は、
加算器ADの入力側にいずれも接続されている。そして
、この加算器ADの出力側が出力端子TBに接続されて
いる。 【0004】この従来例によれば、遅延回路T01〜T
14によって各々遅延を受けた信号に対し、乗算回路M
00〜M14によって図示した係数(正負の符号も含む
)による乗算が各々行われ、それらの演算結果が加算器
ADで加算される。そして、加算結果がフィルタリング
出力として出力端子TBから出力される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来技術では、次のような不都合がある。 (1)LPFの減衰特性を急峻にするためには、段数を
多くとる必要がある。しかし、段数を多くすると多数の
乗算回路が必要となる。各乗算回路自体はゲートの規模
の大きな回路構成となっているので、LPF全体でみる
と非常に大きな回路規模となってしまう。 【0006】(2)逆に段数を減らして回路規模を小さ
くすると、LPFとしての減衰特性がなだらかになって
しまい、所望の特性が得られない。本発明は、この点に
着目したもので、特性の低下を抑制しつつ効果的に回路
規模を低減することができるLPFを提供することを、
その目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、直列接続され
た複数段の遅延回路からのタップ出力に、所定の演算を
行ってフィルタリング後のディジタル信号を得るFIR
型のローパスフィルタにおいて、前記タップ出力のうち
、同一の演算が行われるものを加算する加算手段と、こ
れによる加算後の信号に対し、演算のタイミング合わせ
のための信号遅延を行う遅延手段と、これによるタイミ
ング合わせを受けつつ2のべき乗,加算又は減算のいず
れかの演算を逐次行って近似的にフィルタリングのため
の演算を行う演算手段とを備えたことを特徴とする。 本発明の主要な態様によれば、遅延回路として、クロッ
ク周期Tの2倍の遅延を行う遅延回路が用いられる。 【0008】 【作用】本発明によれば、各遅延回路からの遅延出力に
対し、まず同様の演算が行われるものの加算が行われる
。そして、その加算結果に対して所定の演算が行われる
。。このとき、必要に応じてタイミング合わせのための
信号遅延が行われる。また、演算手段として、2のべき
乗による乗算器と加減算器を組み合わせた近似回路が用
いられる。 【0009】 【実施例】以下、本発明によるLPFの実施例について
、添付図面を参照しながら説明する。なお、上述した従
来例と同様または相当する構成部分については、同一の
符号を用いる。 <全体構成>最初に、本発明が適用されるビデオカメラ
の信号処理系の全体構成を、図3を参照しながら説明す
る。同図において、CCDイメージセンサ100から出
力された画像信号は、相関二重サンプリング回路102
に供給され、ここで断続的な信号が連続した信号に変換
される。変換後の画像信号は、AGC回路104による
ゲイン制御,A/D変換回路106によるディジタル変
換処理,OB(Optical Black)クランプ
回路108によるセットアップレベル設定の後、一方に
おいてY(輝度)プロセス回路110に供給される。そ
して、ここでY信号が生成出力される。 【0010】OBクランプ回路108の出力信号は、他
方において以下のC(色)信号処理部のラッチ回路11
2,114、スライス回路116にも供給される。ラッ
チ回路112,114では、入力画像信号が画素毎に交
互にラッチされ、ラッチ後の画像信号がローパスフィル
タ(LPF)118,120を介して色分離回路122
に各々供給される。 【0011】色分離回路122では、それらの入力信号
,及びデータバス124からの入力信号を利用して加算
,減算,乗算の演算が行われ、たとえばR(赤)とB(
青)が1H(水平走査期間)毎に入れ替わる線順次色信
号であるR/B信号,YL信号(2R+3G+2B)が
各々得られる。これらのうち、R/B信号はホワイトバ
ランス回路125によるホワイトバランス処理の後ガン
マ補正回路126に供給され、YL信号はそのままガン
マ補正回路126に供給される。ガンマ補正回路126
では、各入力信号に対して必要なガンマ補正が行われ、
補正後の信号は減算回路128に各々供給される。 【0012】減算回路128では、R/B信号からYL
信号が減算され、これによってR−Y/B−Yの線順次
色差信号が生成される。この線順次色差信号は、クロマ
ゲイン回路130による増幅処理の後、同時化・雑音除
去回路132に供給される。同時化・雑音除去回路13
2では、入力された線順次信号の同時化処理と雑音除去
の処理が各々行われ、処理後の同時化信号が色差マトリ
クス回路134に供給される。 【0013】色差マトリクス回路134では、入力同時
化信号に対するマトリクス処理が行われ、R−Y,B−
Yの色差信号が各々得られる。これらの色差信号は、色
消し回路136による色偽信号発生防止のための色消し
処理,ベースクリップ回路138によるクリップ処理,
エンコーダ140による混合処理が各々行われて、色に
じみなどの生じないC(色)信号が最終的に安定して得
られる。 【0014】<実施例1>次に、図1を参照しながら、
LPF118又は120の実施例1について説明する。 同図において、入力端子TA又は遅延回路T01〜T1
4のうち、遅延回路T06,T08の各出力側は、加算
器10の加算入力側に各々接続されている。遅延回路T
05,T09の各出力側は、加算器12の加算入力側に
各々接続されている。遅延回路T04,T10の各出力
側は、加算器14の加算入力側に各々接続されている。 遅延回路T02,T12の各出力側は、加算器16の加
算入力側に各々接続されている。遅延回路T01,T1
3の各出力側は、加算器18の加算入力側に各々接続さ
れている。入力端子TA及び遅延回路T14の出力側は
、加算器20の加算入力側に各々接続されている。 【0015】また、遅延回路T10の出力側は、近似回
路22の入力側に接続されている。また、加算器10の
加算出力側は、遅延回路24を介して近似回路26の入
力側に接続されている。加算器12の加算出力側は、近
似回路28の入力側に接続されている。加算器14の加
算出力側は、遅延回路30を介して近似回路32の入力
側に接続されている。更に、加算器16,18,20の
加算出力側は、近似回路34,36,38の各入力側に
各々接続されている。 【0016】次に、近似回路26,28,32,34,
36,38の各出力側には、遅延回路40,42,44
,46,48,50の入力側が各々接続されている。 遅延回路40,44の各出力側は加算器52の加算入力
側に各々接続されている。遅延回路42の出力側は減算
器54のプラス入力側に接続されており、遅延回路46
の出力側は減算器54のマイナス入力側に接続されてい
る。また、遅延回路48,50の出力側は、加算器56
の加算入力側に各々接続されている。 【0017】減算器54の減算出力側は減算器58のプ
ラス入力側に接続されており、加算器56の加算出力側
は減算器58のマイナス入力側に接続されている。減算
器58の減算出力側は、遅延回路60を介して、加算器
52の加算出力側とともに、加算器62の加算入力側に
各々接続されている。加算器62の加算出力側は、遅延
回路64を介して、近似回路22の出力側とともに、加
算器66の加算入力側に各々接続されている。そして、
加算器66の加算出力側が出力端子TBに接続されてい
る。 【0018】次に、各近似回路について説明する。なお
、表1,表2には、乗算係数と近似回路の関係がまとめ
て示されている。 【0019】 【表1】 【0020】 【表2】 【0021】まず、近似回路22は、図4の乗算回路M
07の係数0.250541を、0.250541≒0
.25=1/(22)と近似するもので、2のべき乗の
乗算器22Aによって構成されている。近似回路26は
、図4の乗算回路M06の係数を、0.215285≒
0.21484375={1/(22)}−{1/(2
5)}−{1/(28)}と近似するもので、2のべき
乗の乗算器26A,26B,26Cと、加算器26D,
減算器26Eによって構成されている。 【0022】近似回路28は、図4の乗算回路M05の
係数を、0.131858≒0.1328125={1
/(23)}+{1/(27)}と近似するもので、2
のべき乗の乗算器28A,28Bと、加算器28Cによ
って構成されている。近似回路32は、図4の乗算回路
M04の係数を、0.048278≒0.048828
125={1/(25)}+{1/(26)}+{1/
(29)}と近似するもので、2のべき乗の乗算器32
A,32B,32Cと、加算器32D,32Eによって
構成されている。 【0023】近似回路34は、図4の乗算回路M02の
係数を、0.011427≒0.01171875={
1/(27)}+{1/(28)}と近似するもので、
2のべき乗の乗算器34A,34Bと、加算器34Cと
によって構成されている。近似回路36は、図4の乗算
回路M01の係数を、0.006674≒0.0068
359375={1/(27)}−{1/(210)}
と近似するもので、2のべき乗の乗算器36A,36B
と、減算器36Cとによって構成されている。 【0024】近似回路38は、図4の乗算回路M00の
係数を、0.002576≒ 0.002929687
5={1/(29)}+{1/(210)}と近似する
もので、2のべき乗の乗算器38A,38Bと、加算器
38Cとによって構成されている。 なお、遅延回路
T03,T11の出力については、表2に示すように係
数を「0」と近似している。このため、それらの出力に
ついては格別の演算は行われない。 【0025】次に、加算器10,12,14,16,1
8,20は、入力信号又は遅延回路T01〜T14の出
力信号うち、乗算すべき係数が等しいものを加算するた
めのものである。図4において、乗算回路M00〜M1
4の各係数を比較すると、8タップ目を中心に前後対称
な値となっており、同一係数のものが加算器10,12
,……,20によって、加算されるようになっている。 【0026】次に、LPFのクロック周波数がたとえば
14.3MHz程度になると、信号加算あるいは減算を
2回行う毎に遅延(ラッチ)処理を行って、各演算のタ
イミング合わせを行う必要がある。このため、遅延回路
24,30,40,42,44,46,48,50,6
0,64が各々必要箇所に設けられている。 【0027】また、このような時間遅延のため、本実施
例では、図4の従来例と比較して3Tの遅延をもって出
力が行われるようになっている。たとえば、加算器12
の出力は、遅延回路42,60,64によって合計3T
の遅延を受ける。加算器20の出力は、遅延回路50,
60,64によって合計3Tの遅延を受ける。更に、こ
れに伴って、近似回路22の出力も同様に3Tの遅延を
行う必要がある。本実施例では、遅延回路T07よりも
3T後の遅延回路T10の出力を近似回路22の入力と
することで、その目的を達成している。 【0028】次に、加算器52,56,62,66、減
算器54,58は、図4における乗算回路M00,M0
1,M02,M03,M11,M12,M13,M14
の負符号演算と加算器ADによる加算演算を行うための
ものである。たとえば、加算器18の出力は、減算器5
8によって減算されるようになっている。 【0029】次に、以上のように構成された実施例1の
全体的動作について説明する。処理対象の信号は、たと
えば図3のラッチ回路112,114から入力端子TA
に入力される。入力信号は、遅延回路T01〜T14に
より順にTの遅延を受け、各タップから遅延後の信号が
出力される。たとえば、遅延回路T02からは2T遅延
後の信号が出力され、遅延回路T07からは7T遅延後
の信号が出力される。 【0030】これらの信号は、加算器10,12,14
,16,18,20において各々対応するものが加算さ
れ、加算後の信号に対して近似回路26,28,32,
34,36,38による近似演算が各々行われる。 そして、近似演算後の信号に対して、加算器52,56
,62,66,減算器54,58による演算が行われる
。このとき、遅延回路24,30,40,42,44,
46,48,50,60,64によって信号演算のタイ
ミング合わせが行われ、出力端子TBからフィルタリン
グ処理された信号が出力されることになる。 【0031】このように、本実施例によれば、各タップ
出力の同一の係数による乗算が行われるものが、まず加
算器10,12,…,20によって加算され、その後乗
算が行われる。従って、乗算回路は図4の従来例と比較
してほぼ半数でよい。また、各乗算回路は、2のべき乗
の乗算器と加減算器による近似回路によって構成されて
いるので、回路規模は大幅に低減される。 【0032】<実施例2>次に、図2を参照しながら、
本発明の実施例2について説明する。なお、上述した実
施例1と同様又は相当する構成部分には、同一の符号を
用いることとする。 【0033】同図において、入力端子TAは、2Tの遅
延回路T21〜T27の直列回路が接続されている。こ
れらのうち、遅延回路T22,T23の各出力側は、加
算器70の加算入力側に各々接続されている。遅延回路
T22,T24の各出力側は、加算器72の加算入力側
に各々接続されている。遅延回路T21,T24の各出
力側は、加算器74の加算入力側に各々接続されている
。遅延回路T21,T26の各出力側は、加算器76の
加算入力側に各々接続されている。入力端子TAと遅延
回路T26の出力側は、加算器78の加算入力側に各々
接続されている。入力端子TAと遅延回路T27の出力
側は、加算器80の加算入力側に各々接続されている。 【0034】また、遅延回路T24の出力側は、近似回
路22の入力側に接続されている。また、加算器70の
加算出力側は、遅延回路24を介して近似回路26の入
力側に接続されている。加算器72の加算出力側は、近
似回路28の入力側に接続されている。加算器74の加
算出力側は、遅延回路30を介して近似回路32の入力
側に接続されている。更に、加算器76,78,80の
加算出力側は、近似回路34,36,38の各入力側に
各々接続されている。 【0035】次に、近似回路36の出力側には、2Tの
遅延回路82の入力側に接続されている。遅延回路40
,42の出力側は、加算器84の加算入力側に各々接続
されている。この加算器84の加算出力側は、遅延回路
44の出力側とともに、加算器86の加算入力側に接続
されている。他方、遅延回路46,82の出力側は加算
器88の加算入力側に接続されており、加算器88の加
算出力側は、遅延回路50の出力側とともに加算器90
の加算入力側に接続されている。 【0036】次に、加算器86の加算出力側は遅延回路
92の入力側に接続されており、遅延回路92の出力側
は、近似回路22の出力側とともに、加算器94の加算
入力側に接続されている。加算器94の加算出力側は、
遅延回路96を介して減算回路98のプラス入力側に接
続されている。他方、加算器90の加算出力側は、遅延
回路97を介して減算器98のマイナス入力側に接続さ
れており、この減算器98の減算出力側が出力端子TB
に接続されている。 【0037】次に、以上のような本実施例の構成につい
て更に詳細に説明する。まず、加算器70と近似回路2
6に着目する。加算器70では、遅延回路T22,T2
3の出力が加算されるようになっている。すなわち、2
Tの遅延関係にある信号が加算されるようになっている
。他方、図4において遅延回路T06,T08の出力に
着目すると、両者は2Tの遅延関係となっており、それ
らの乗算回路M06,M08の係数は0.215285
で一致する。 この係数は、表1に示したように近似回路26で近似で
きるので、加算器70の出力側に近似回路26が接続さ
れている。 【0038】同様にして、加算器72では、4Tの遅延
関係にある信号の加算が行われるようになっている。図
4では、遅延回路T05,T09の出力が4Tの遅延関
係となっており、それらの乗算回路M05,M09の係
数は0.131858で一致する。この係数は、表1に
示したように近似回路28で近似できるので、加算器7
2の出力側に近似回路28が接続されている。他の加算
器74,76,78,80と近似回路32,34,36
,38についても同様である。 【0039】本実施例では、図4の従来と比較して2T
の遅延をもって信号出力が行われるようになっている。 近似回路22の信号については、遅延回路T24の出力
を利用するとともに、遅延回路96による遅延を行って
、結果的に2Tの遅延が行われるようになっている。 【0040】ところが、加算器70の出力については、
遅延回路24,40,92,96によって4Tの遅延が
行われるようになっている。これは、次のような理由に
よる。この加算器70の入力は、上述したように遅延回
路T22,T23の出力である。これらは、図1では、
遅延回路T04,T06の出力に対応する。ところが、
それらと近似回路26に対応する乗算回路M06,M0
8の入力との間には、2Tの遅延が存在する。そこで、
図1と同様の演算を行うために、加算器70の出力に対
し更に2Tの遅延が行われるようになっている。他の加
算器出力に対しても、遅延回路30,42,44,46
,82,50,92,97,96によって、同様に必要
な遅延処理が行われるようになっている。 【0041】また、加算器84,86,88,90,9
4、減算器98は、図4における乗算回路M00,M0
1,M02,M03,M11,M12,M13,M14
の負符号演算と加算器ADによる加算演算を行うための
ものである。次に、以上のように構成された実施例2の
全体的動作について説明すると、処理対象の信号は、遅
延回路T21〜T27により順に2Tの遅延を受け、各
タップから遅延後の信号が出力される。 【0042】これらの信号は、加算器70,72,74
,76,78,80において各々対応するものが加算さ
れ、加算後の信号に対して近似回路26,28,32,
34,36,38による近似演算が各々行われる。 そして、近似演算後の信号に対して、加算器84,86
,88,90,94、減算器98による演算が行われる
。このとき、遅延回路24,30,40,42,44,
46,50,82,92,96,97によって信号演算
のタイミング合わせが行われ、出力端子TBからフィル
タリング処理された信号が出力されることになる。 【0043】この実施例2では、2Tの遅延回路が用い
られているためタップ取り出しは図4のように対象とは
なっていないが、遅延を適宜行うことで各信号間の遅延
時間差は同様となっており、実施例1よりも更に回路規
模を縮小することができる。 【0044】<他の実施例>なお、本発明は、何ら上記
実施例に限定されるものではなく、同様の作用を奏する
ように種々設計変更可能である。たとえば、図1,図2
のタップ数,回路構成,表1,表2に示した近似回路の
構成を他の態様とすることは可能であり、これらのもの
も本発明に含まれる。 【0045】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によるロー
パスフィルタによれば、対応する遅延信号の加算を行っ
た後に、近似回路による乗算を行うこととしたので、特
性の低下を抑制しつつ効果的に回路規模を低減すること
ができるという効果がある。
【図1】本発明によるローパスフィルタの実施例1を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】本発明の実施例2を示す構成図である。
【図3】ビデオカメラにおける信号処理系の一例を示す
構成図である。
構成図である。
【図4】ローパスフィルタの従来例を示す構成図である
。
。
10,12,14,16,18,20,70,72,7
4,76,78,80…加算器(加算手段)、22,2
6,28,32,34,36,38…近似回路(演算手
段)、22A,26A,26B,26C,28A,28
B,32A,32B,32C,34A,34B,36A
,36B,38A,38B…べき乗の乗算器(演算手段
)、24,30,40,42,44,46,48,50
,60,64,82,92,96,97…遅延回路(遅
延手段)、26D,28C,32D,32E,34C,
38C,52,56,62,66,84,86,88,
90,94…加算器(演算手段)、26E,36C,5
4,58,98…減算回路(演算回路)、T01〜T1
4,T21〜T27…遅延回路、TA,TB…端子。
4,76,78,80…加算器(加算手段)、22,2
6,28,32,34,36,38…近似回路(演算手
段)、22A,26A,26B,26C,28A,28
B,32A,32B,32C,34A,34B,36A
,36B,38A,38B…べき乗の乗算器(演算手段
)、24,30,40,42,44,46,48,50
,60,64,82,92,96,97…遅延回路(遅
延手段)、26D,28C,32D,32E,34C,
38C,52,56,62,66,84,86,88,
90,94…加算器(演算手段)、26E,36C,5
4,58,98…減算回路(演算回路)、T01〜T1
4,T21〜T27…遅延回路、TA,TB…端子。
Claims (1)
- 【請求項1】 直列接続された複数段の遅延回路から
のタップ出力に、所定の演算を行ってフィルタリング後
のディジタル信号を得るFIR型のローパスフィルタに
おいて、前記タップ出力のうち、同一の演算が行われる
ものを加算する加算手段と、これによる加算後の信号に
対し、演算のタイミング合わせのための信号遅延を行う
遅延手段と、これによるタイミング合わせを受けつつ2
のべき乗,加算又は減算のいずれかの演算を逐次行って
近似的にフィルタリングのための演算を行う演算手段と
を備えたことを特徴とするローパスフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169182A JPH04368069A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ローパスフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169182A JPH04368069A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ローパスフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368069A true JPH04368069A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15881765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3169182A Pending JPH04368069A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ローパスフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04368069A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08242141A (ja) * | 1995-03-06 | 1996-09-17 | Nec Corp | ディジタルフィルタ |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3169182A patent/JPH04368069A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08242141A (ja) * | 1995-03-06 | 1996-09-17 | Nec Corp | ディジタルフィルタ |
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