JPH04371550A - 封着用合金部材 - Google Patents

封着用合金部材

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JPH04371550A
JPH04371550A JP17435691A JP17435691A JPH04371550A JP H04371550 A JPH04371550 A JP H04371550A JP 17435691 A JP17435691 A JP 17435691A JP 17435691 A JP17435691 A JP 17435691A JP H04371550 A JPH04371550 A JP H04371550A
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JP
Japan
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crystal
weight
coarsening
oxidation treatment
crystal planes
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17435691A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Takemoto
敏彦 武本
Akio Fujii
藤井 昭男
Takuji Okiyama
沖山 卓司
Yoshiaki Nagatomo
長友 義昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビブラウン管のシ
ャドウマスク支持用部品等として使用される封着用合金
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスとの封着に使用される合金として
は、Fe−42Ni−6Cr合金、Fe−42〜50N
i合金、Fe−29Ni−17Co合金、Fe−18C
r合金等が従来から知られている。これらの合金のうち
Fe−18Cr合金は、テレビブラウン管用ガラスの熱
膨張係数に近い熱膨張係数を有することから、テレビブ
ラウン管のシャドウマスク支持用部品(以下、サポート
スタッドという)に使用されている。
【0003】従来のサポートスタッド製造法では、棒状
材料を冷間鍛造及び切削することにより、図1に示した
断面形状をもつカップに加工している。しかし、このサ
ポートスタッド10は、多数の加工工数を必要とし、ま
た重量が大きい欠点がある。そこで、最近では、薄鋼板
をプレス加工することにより、図2に示した断面形状に
成形したサポートスタッド20が一部で使用され始めて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】サポートスタッドは、
カップ状に加工された後、加熱温度1100〜1200
℃、加熱時間10〜60分で湿潤水素ガス雰囲気中で予
備酸化処理を施される。この予備酸化により、ガラスに
対する封着性に有効な酸化皮膜が表面に形成される。次
いで、ガラスと封着される。
【0005】棒状材料から冷間鍛造及び切削加工により
製造されたサポートスタッド10(図1)は、肉厚が大
きく、強度の信頼性が高い。しかし、薄鋼板のプレス加
工により製造したサポートスタッド20(図2)は、薄
肉である。この薄肉のサポートスタッド20が予備酸化
時の高温に晒されるとき、大きな加工を受けた湾曲部2
1における再結晶が平坦部22に比較して優先的に進行
する。その結果、湾曲部21の結晶粒が粗大化し、結晶
粒の粗大化がそれほど進行しない平坦部22との間に強
度差が発生する場合がある。
【0006】そのため、薄鋼板のプレス加工により製造
されたサポートスタッド20は、長期間の使用するとき
、結晶粒の粗大化した部分に変形又は亀裂を生じ、ブラ
ウン管の性能を害する虞れがあった。
【0007】本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、圧延された薄鋼板素材の結晶方位
を制御することにより、湾曲部における結晶粒の粗大化
を抑制し、信頼性に優れた封着用合金を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の封着用合金部材
は、その目的を達成するために、Cr:16〜25重量
%,C:0.005〜0.08重量%,N:0.005
〜0.02重量%,Ti:0.15〜0.60重量%、
残部Feを基本組成をもち、冷延焼鈍鋼帯として圧延面
に{211}結晶面が60%以上の割合で集合している
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明者等は、プレス加工によるサポートスタ
ッドの強度を十分なものとするためには、予備酸化処理
による結晶粒の成長を抑制することが必要であるとの前
提で、封着用合金が予備酸化されたときの結晶構造の変
化を種々の観点から調べた。
【0010】結晶粒の粗大化を抑制する方法として、予
備酸化処理の加熱温度を低くしたり、加熱時間を短くす
ることが考えられる。しかし、このような方法では、酸
化皮膜が薄く封着強度が弱くなる欠点がある。また、結
晶粒を微細化するために、合金中のC,Nと親和力の大
きいTiを含有させることにより、Ti炭窒化物を形成
させる方法も行われる(昭和55年12月25日  日
刊工業新聞社発行「ステンレス鋼便覧」第360〜36
1頁参照)。本発明者らも当該方法を試みたが、プレス
加工によるサポートスタッドの湾曲部分の結晶粒粗大化
の抑止は、Ti炭窒化物の析出のみでは不十分であった
【0011】結晶粒の粗大化は、合金の成分設計に限ら
ず、予備酸化される薄鋼板の組織も重要な影響を与える
ものである。本発明者等の研究によるとき、冷延焼鈍鋼
帯の圧延面に60%以上の割合で集合させた{211}
結晶面が、予備酸化処理における湾曲部分の結晶粒粗大
化抑止に有効であることを見い出した。そして、この結
晶面制御をTi炭窒化物の微細分散析出と併用するとき
、結晶粒の粗大化防止が十分に図られ、予備酸化後にお
いても湾曲部と平坦部とに強度差が実質的に生じない。
【0012】圧延面に{211}結晶面を集合させるこ
とによりサポートスタッドの板厚方向の結晶粒粗大化が
抑制される機構については明らかでない。しかし、フェ
ライト単相鋼では高温加熱時に優先成長する結晶方位は
〈100〉とされており、圧延面に{211}結晶面を
多く集合させた場合、その板厚方向には〈211〉方位
が多く集合することになる。このことから、優先成長方
向である〈100〉方向の結晶成長が抑制されるものと
推定される。
【0013】次に、本発明合金部材の成分及び{211
}結晶面の集合割合について具体的に説明する。 Cr:16重量%未満のCr含有量では熱膨張係数が大
きく、ブラウン管用ガラスとの熱膨張係数の差が大きく
なり好ましくない。また、Cr含有量が25重量%を超
えると、合金の加工性が劣化する。そこで、本発明にお
いては、16〜25重量%の範囲にCr含有量を選定し
た。
【0014】C:0.005重量%未満のC含有量では
、Ti炭窒化物の生成量が少なく、結晶粒の粗大化抑止
効果が得られない。他方、オーステナイト相の析出防止
及び耐食性向上の面から、C含有量は少ない方が好まし
い。しかし、0.08重量%以下のC含有量であれば、
オーステナイト相の析出防止及び耐食性に実用上の問題
ない。そこで、C含有量を0.005〜0.08重量%
の範囲に規定した。
【0015】N:N含有量が0.005重量%未満であ
ると、Ti炭窒化物の生成量が少なく、結晶粒の粗大化
抑止効果が得られない。逆に、N含有量が0.02重量
%を超えると、予備酸化処理時に酸化むらを生じ易く、
均質な酸化皮膜が得られ難くなる。したがって、N含有
量は、0.005〜0.02重量%の範囲とした。
【0016】Ti:Ti炭窒化物を生成する上で、必須
元素である。Ti含有量が0.15重量%未満では、必
要とするTi炭窒化物の生成量が少なく、十分な結晶粒
の粗大化抑止効果が得られない。逆に、0.60重量%
を超える多量のTiを含有させると、合金材料の表面性
状が劣化する。そのため、本発明においては、Ti含有
量を0.15〜0.60重量%の範囲に規定した。
【0017】集合組織:冷延焼鈍鋼帯の圧延面に{21
1}面が60%以上の割合で集合していないと、予備酸
化処理後において板厚方向に多数の結晶粒を存在させる
ことができず、強度上の信頼性が得られない。逆に、{
211}面の集合度を60%以上にするとき、板厚方向
に多数の結晶粒を集めることができ、結晶粒の粗大化が
防止される。板厚方向の結晶粒の必要個数は、板厚の如
何に応じて定まるものであるが、たとえば板厚0.8m
mの鋼帯では3個以上とすることが好ましい。
【0018】ここで、結晶面の集合度は、以下の方法に
より求めた値である。結晶面をX線回折するに際し、得
られる回折線強度は{110},{200},{211
},{222}の4つのみから構成されるものと仮定し
、これらの回折線強度の和を100%とした。そして、
4つの回折線強度の和に対する{211}回折線強度の
比を百分率で表したものを、{211}結晶面の集合度
とした。
【0019】{211}結晶面の集合度は、合金の種類
や圧延,焼鈍等の種々の条件によって変わる。たとえば
、冷間圧延率と冷延後の再結晶焼鈍温度の各組合せにつ
いて検討した結果を図3に示す。図3から明らかなよう
に、再結晶焼鈍前の冷間圧延率を80%以上とし、再結
晶焼鈍温度は900℃以上の温度で再結晶焼鈍を行うと
、{211}結晶面の集合度を60%以上にすることが
できる。しかし、再結晶温度が1050℃を超えると、
プレス加工後の製品の表面肌が悪くなる。したがって、
再結晶焼鈍は900〜1050℃の温度範囲で行うこと
が望ましい。
【0020】
【実施例】以下に、実施例により本発明を具体的に説明
する。 実施例:表1に示した成分をもつ供試材の熱延板を10
00℃で焼鈍した後、デスケールし、冷間圧延率85%
の冷延を施すことにより板厚0.8mmの冷延板を得た
。この冷延板に850〜1050℃の範囲の各温度で再
結晶焼鈍を施し、次いで図4に示す形状にプレス加工し
た。なお、各部寸法は、次の通りである。 d1 =6mm,      d2 =12mm,  
    H=10mm
【0021】
【表1】
【0022】プレス加工後の供試材に、湿潤水素雰囲気
中で1150℃に40分間加熱する予備酸化処理を施し
た。その後、図4に示す湾曲部分を輪切りにして試験片
を採取し、顕微鏡観察によって板厚方向の結晶粒の数を
カウントした。図4における記号Fは、結晶粒観察面を
示す。図5から明らかなように、再結晶焼鈍された鋼帯
の圧延面に{211}結晶面が60%以上集合している
とき、湾曲部に粗大粒が出現しておらず、板厚方向に沿
って3個以上の結晶粒が存在していることが判る。
【0023】比較例:表1に示した成分をもつ供試材の
熱延板を、実施例と同様に1000℃で焼鈍した後、デ
スケールし、冷間圧延で一旦2mm厚さの冷延板とした
。そして、950℃の中間焼鈍を施し、次いで冷間圧延
率60%の冷間圧延により、板厚0.8mmの冷延板を
得た。この冷延板に850〜1050℃の範囲の各温度
にて再結晶焼鈍を施し、次いで図4に示す形状にプレス
加工した後、湿潤水素雰囲気中において1150℃に4
0分間加熱する予備酸化処理を行った。
【0024】予備酸化処理後、実施例と同様の方法によ
って板厚方向の結晶粒をカウントした。測定された結晶
粒の個数を、{211}結晶面の集合度との関係で図6
に示す。この場合、再結晶焼鈍前の冷間圧延率が60%
に過ぎないため、全ての再結晶処理温度において{21
1}結晶面の集合度が60%未満であった。そして、予
備酸化処理後の結晶粒は粗大化し、板厚方向に3個以上
存在するものは得られなかった。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の封着用
合金部材においては、合金組成及び結晶組織を特定する
ことにより、帯鋼のプレス成形によって製造したサポー
トスタッドを予備酸化したとき、湾曲部分の結晶粒が板
厚方向に比較的多数存在し、結晶粒の粗大化が抑制され
る。そのため、予備酸化された封着用合金部材は、ガラ
スに封着して長期間使用したときにも、変形,亀裂等の
欠陥が生じることなく、ブラウン管等の性能を低下させ
ることのない信頼性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  冷間鍛造及び切削加工によって棒状材料か
ら製造されたサポートスタッドの断面図
【図2】  プレス加工で帯鋼から製造されたサポート
スタッドの断面図
【図3】  {211}結晶面の集合度に与える冷間圧
延率及び再結晶温度の影響を示したグラフ
【図4】  
本発明実施例で製造したサポートスタッドの斜視図
【図5】  圧延率85%で冷間圧延された合金材料に
おいて、粗大粒の有無をC含有量及び再結晶焼鈍温度と
の関係で表したグラフ
【図6】  圧延率60%で冷間圧延された合金材料に
おいて、粗大粒の有無をC含有量及び再結晶焼鈍温度と
の関係で表したグラフ
【符号の説明】
20  鋼帯をプレス成形することによって製造したサ
ポートスタッド d1  小径        d2  大径     
   H  高さ        F  結晶粒観察面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  Cr:16〜25重量%,C:0.0
    05〜0.08重量%,N:0.005〜0.02重量
    %,Ti:0.15〜0.60重量%、残部Feの基本
    組成をもち、冷延焼鈍鋼帯として圧延面に{211}結
    晶面が60%以上の割合で集合していることを特徴とす
    る封着用合金部材。
JP17435691A 1991-06-18 1991-06-18 封着用合金部材 Withdrawn JPH04371550A (ja)

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JP17435691A JPH04371550A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 封着用合金部材

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JP17435691A JPH04371550A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 封着用合金部材

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JPH04371550A true JPH04371550A (ja) 1992-12-24

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JP (1) JPH04371550A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1099771A4 (en) * 1999-05-07 2003-05-28 Matsushita Electric Industrial Co Ltd STAINLESS STEEL PLATE FOR SHADOW MASK, SHADOW MASK AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
WO2020130060A1 (ja) * 2018-12-21 2020-06-25 日鉄ステンレス株式会社 耐水素脆性に優れたCr系ステンレス鋼板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1099771A4 (en) * 1999-05-07 2003-05-28 Matsushita Electric Industrial Co Ltd STAINLESS STEEL PLATE FOR SHADOW MASK, SHADOW MASK AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
WO2020130060A1 (ja) * 2018-12-21 2020-06-25 日鉄ステンレス株式会社 耐水素脆性に優れたCr系ステンレス鋼板
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Effective date: 19980903