JPH0437731B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437731B2 JPH0437731B2 JP60295688A JP29568885A JPH0437731B2 JP H0437731 B2 JPH0437731 B2 JP H0437731B2 JP 60295688 A JP60295688 A JP 60295688A JP 29568885 A JP29568885 A JP 29568885A JP H0437731 B2 JPH0437731 B2 JP H0437731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane component
- liposome
- volatile organic
- substance
- liposomes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/127—Synthetic bilayered vehicles, e.g. liposomes or liposomes with cholesterol as the only non-phosphatidyl surfactant
- A61K9/1277—Preparation processes; Proliposomes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はリポソームの新規製造法に関する。
脂質の閉鎖小胞であるリポソームは、広く生体
膜モデルとしてその物理化学的諸性質の研究に利
用されてきた、一方リポソームはその内部に種々
の薬剤を保持することが可能であるために、ドラ
ツグキヤリヤーとしての応用研究が数多くなされ
ている。
膜モデルとしてその物理化学的諸性質の研究に利
用されてきた、一方リポソームはその内部に種々
の薬剤を保持することが可能であるために、ドラ
ツグキヤリヤーとしての応用研究が数多くなされ
ている。
〈従来技術の説明〉
リポソームの製法としては、最近、特開昭60−
7932号、60−7933号、60−7934号及び60−12127
号などの方法が報告されているが、その数は非常
に少ない。そして多くの研究者により、リポソー
ムの臨床への応用研究がなされているにもかかわ
らず、いまだかつてリポソーム製剤が商品化され
えない一つの大きな要因が工業的生産の困難さに
あると言つても過言ではない。
7932号、60−7933号、60−7934号及び60−12127
号などの方法が報告されているが、その数は非常
に少ない。そして多くの研究者により、リポソー
ムの臨床への応用研究がなされているにもかかわ
らず、いまだかつてリポソーム製剤が商品化され
えない一つの大きな要因が工業的生産の困難さに
あると言つても過言ではない。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明者らはリポソームの工業的製法について
鋭意検討した結果、揮発性有機溶媒に不溶で水性
溶媒に可溶な物質、リポソーム膜成分物質及び揮
発性有機溶媒からなり、リポソーム膜成分物質と
揮発性有機溶媒に不溶で水性溶媒に可溶な物質と
の重量比が1:2〜1:2.6の組成物を噴霧乾燥
すると無定型な均一系混合物が得られ、又、該均
一系混合物が水性溶媒に素早く膨潤し、更に分散
させると意外にも均一でかつ薬剤の保持効率のよ
いリポソームを再現性よく製造可能なことを見い
出し本発明を完成した。
鋭意検討した結果、揮発性有機溶媒に不溶で水性
溶媒に可溶な物質、リポソーム膜成分物質及び揮
発性有機溶媒からなり、リポソーム膜成分物質と
揮発性有機溶媒に不溶で水性溶媒に可溶な物質と
の重量比が1:2〜1:2.6の組成物を噴霧乾燥
すると無定型な均一系混合物が得られ、又、該均
一系混合物が水性溶媒に素早く膨潤し、更に分散
させると意外にも均一でかつ薬剤の保持効率のよ
いリポソームを再現性よく製造可能なことを見い
出し本発明を完成した。
〈発明の構成〉
本発明は、揮発性有機溶媒に不溶で水性溶媒に
可溶な物質、リポソーム膜成分物質及び揮発性有
機溶媒からなり、リポソーム膜成分物質と揮発性
有機溶媒に不溶で水性溶媒に可溶な物質との重量
比が1:2〜1:2.6の組成物を噴霧乾燥して有
機溶媒を除去し、製した均一系混合物を水性溶媒
中に分散させることを特徴とするリポソームの製
造法に関する。
可溶な物質、リポソーム膜成分物質及び揮発性有
機溶媒からなり、リポソーム膜成分物質と揮発性
有機溶媒に不溶で水性溶媒に可溶な物質との重量
比が1:2〜1:2.6の組成物を噴霧乾燥して有
機溶媒を除去し、製した均一系混合物を水性溶媒
中に分散させることを特徴とするリポソームの製
造法に関する。
リポソーム膜成分物質については、ホスフアチ
ジルコリン、ホスフアチジルエテノールアミン、
ホスフアチジルセリン、ホスフアチジルイノシト
ール、リゾホスフアチジルコリン、スフインゴミ
エリン、卵黄レシチン、大豆レシチン等に代表さ
れるリン脂質の他、糖脂質、ジアルキル型合成界
面活性剤等の一種又は二種以上の混合物が主体と
なる。そして、これに膜安定化剤としてコレステ
ロール、コレスタノール等のステロール類を、荷
電物質としてジセチルホスフエート、ホスフアチ
ジン酸、ガングリオシド、ステアリルアミン等
を、更に酸化防止剤としてα−トコフエロール等
を加えて膜成分物質を形成させても良い。このよ
うなリポソーム膜成分物質の成分の比率は何ら限
定されるべきものではないが、好ましくは脂質1
重量部に対し、ステロール類を0〜1重量部程
度、荷電物質を0〜0.2重量部程度加えるのが適
している。
ジルコリン、ホスフアチジルエテノールアミン、
ホスフアチジルセリン、ホスフアチジルイノシト
ール、リゾホスフアチジルコリン、スフインゴミ
エリン、卵黄レシチン、大豆レシチン等に代表さ
れるリン脂質の他、糖脂質、ジアルキル型合成界
面活性剤等の一種又は二種以上の混合物が主体と
なる。そして、これに膜安定化剤としてコレステ
ロール、コレスタノール等のステロール類を、荷
電物質としてジセチルホスフエート、ホスフアチ
ジン酸、ガングリオシド、ステアリルアミン等
を、更に酸化防止剤としてα−トコフエロール等
を加えて膜成分物質を形成させても良い。このよ
うなリポソーム膜成分物質の成分の比率は何ら限
定されるべきものではないが、好ましくは脂質1
重量部に対し、ステロール類を0〜1重量部程
度、荷電物質を0〜0.2重量部程度加えるのが適
している。
揮発性有機溶媒としては上記リポソーム膜成分
物質が溶解可能でかつ低沸点のものが好ましく、
具体例としてはクロロホルム、トリクロロエタ
ン、アセトン、エタノール等があげられる。これ
らの揮発性有機溶媒は単独もしくは混合して用い
られ、混合して用いる場合には相互に混和し合う
ものが好ましい。このような有機溶媒の膜成分物
質に対する使用量は、膜成分物質が溶解可能な量
以上であればよく、通常、膜成分物質1重量部に
対して5〜100重量部使用される。
物質が溶解可能でかつ低沸点のものが好ましく、
具体例としてはクロロホルム、トリクロロエタ
ン、アセトン、エタノール等があげられる。これ
らの揮発性有機溶媒は単独もしくは混合して用い
られ、混合して用いる場合には相互に混和し合う
ものが好ましい。このような有機溶媒の膜成分物
質に対する使用量は、膜成分物質が溶解可能な量
以上であればよく、通常、膜成分物質1重量部に
対して5〜100重量部使用される。
水性溶媒としては、水、生理食塩水、リン酸、
クエン酸等からなる緩衝液、グルコース、マンニ
トール等の糖類の水溶液及びこれらの混合液が使
用可能である。これらの水性溶媒は通常、膜成分
物質1重量部に対して10〜1000重量部使用され
る。
クエン酸等からなる緩衝液、グルコース、マンニ
トール等の糖類の水溶液及びこれらの混合液が使
用可能である。これらの水性溶媒は通常、膜成分
物質1重量部に対して10〜1000重量部使用され
る。
次に本発明の製造法の具体的操作方法を説明す
る。
る。
まず、リポソーム膜成分物質を揮発性有機溶媒
に溶解せしめる。一般には膜成分物質は比較的容
易に揮発性有機溶媒に溶解しうるが、加温、攪拌
等の手段を用いれば更に効率が良い。
に溶解せしめる。一般には膜成分物質は比較的容
易に揮発性有機溶媒に溶解しうるが、加温、攪拌
等の手段を用いれば更に効率が良い。
得られた溶液を二流体型、デイスク型等の噴霧
乾燥装置、好ましくは溶媒回収型のものを用いて
噴霧乾燥することにより均一系混合物を得ること
ができる。該均一系混合物とは膜成分物質が均一
に混合したものであり、粉末、油、半固形の状態
で得られる。一般には粉末状に得られた均一系混
合物が膨潤速度の面から好ましく、その粒子径は
なるべく小さい方が望ましい。又、膜成分物質と
揮発性有機溶媒からなる溶液に揮発性有機溶媒に
不溶な物質(以下、核物質と称す。)を添加し、
充分分散させた後、噴霧乾燥すると一層粒子径の
小さい粉末を得ることがある。特に使用するリポ
ソーム膜成分におけるコレステロールの比率が高
い場合及び不飽和脂肪酸よりなるリン脂質を膜成
分物質の脂質成分として用いた場合等には均一系
混合物が油状又は半固形状で得られることが多
い。このような場合には上記核物質を添加するこ
とが望ましい。
乾燥装置、好ましくは溶媒回収型のものを用いて
噴霧乾燥することにより均一系混合物を得ること
ができる。該均一系混合物とは膜成分物質が均一
に混合したものであり、粉末、油、半固形の状態
で得られる。一般には粉末状に得られた均一系混
合物が膨潤速度の面から好ましく、その粒子径は
なるべく小さい方が望ましい。又、膜成分物質と
揮発性有機溶媒からなる溶液に揮発性有機溶媒に
不溶な物質(以下、核物質と称す。)を添加し、
充分分散させた後、噴霧乾燥すると一層粒子径の
小さい粉末を得ることがある。特に使用するリポ
ソーム膜成分におけるコレステロールの比率が高
い場合及び不飽和脂肪酸よりなるリン脂質を膜成
分物質の脂質成分として用いた場合等には均一系
混合物が油状又は半固形状で得られることが多
い。このような場合には上記核物質を添加するこ
とが望ましい。
核物質としては種々のものがあげられるが、中
でも水性溶媒に可溶なものがリポソーム製剤の浸
透圧等の面から好ましく、具体例としてはマンニ
トール、ソルビトール、マルチトース等の糖アル
コール;グルコース、イノシトール等の単糖類;
サツカロース、マルトース、ラクトース等の二糖
類;マルトトリオース等の三糖類;シクロデキス
トリン等の環状オリゴ糖類;デキストリン、デキ
ストラン等の多糖類;グリシン、リジン、グルタ
ミン酸ナトリウム等のアミノ酸類;塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム、リン酸塩等の無機塩;クエ
ン酸塩等の有機塩;ポリビニルピロリドン、デキ
ストラン硫酸等の高分子化合物等があげられ、こ
れらは単独もしくは混合して用いてもよい。核物
質は膜成分物質1重量部に対し、通常、2〜2.6
重量部使用される。又、該添加物質の粒子径は
種々のものが使用可能であるが、通常約150μm以
下のものが使用される。
でも水性溶媒に可溶なものがリポソーム製剤の浸
透圧等の面から好ましく、具体例としてはマンニ
トール、ソルビトール、マルチトース等の糖アル
コール;グルコース、イノシトール等の単糖類;
サツカロース、マルトース、ラクトース等の二糖
類;マルトトリオース等の三糖類;シクロデキス
トリン等の環状オリゴ糖類;デキストリン、デキ
ストラン等の多糖類;グリシン、リジン、グルタ
ミン酸ナトリウム等のアミノ酸類;塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム、リン酸塩等の無機塩;クエ
ン酸塩等の有機塩;ポリビニルピロリドン、デキ
ストラン硫酸等の高分子化合物等があげられ、こ
れらは単独もしくは混合して用いてもよい。核物
質は膜成分物質1重量部に対し、通常、2〜2.6
重量部使用される。又、該添加物質の粒子径は
種々のものが使用可能であるが、通常約150μm以
下のものが使用される。
得られる膜成分物質の均一系混合物もしくは膜
成分物質と上記核物質との混合物に水性溶媒を加
えて膜成分物質を膨潤させる。この際、脂質の相
転移温度(以下、TCと称す。)以上に加温すると
膨潤が一層すみやかに進行する。
成分物質と上記核物質との混合物に水性溶媒を加
えて膜成分物質を膨潤させる。この際、脂質の相
転移温度(以下、TCと称す。)以上に加温すると
膨潤が一層すみやかに進行する。
充分膨潤したところで、ホモジナイザー、プロ
ペラミキサー等の通常の乳化に使用される乳化装
置を用いて充分分散させることにより目的とする
リポソームの懸濁液を製造できる。この時やはり
TC以上に加温した方が効率の良いことは言うま
でもない。また、膨潤、分散及び分散終了後の過
程で窒素ガス等の不活性ガスによるバブリングを
行なうことが望ましい。
ペラミキサー等の通常の乳化に使用される乳化装
置を用いて充分分散させることにより目的とする
リポソームの懸濁液を製造できる。この時やはり
TC以上に加温した方が効率の良いことは言うま
でもない。また、膨潤、分散及び分散終了後の過
程で窒素ガス等の不活性ガスによるバブリングを
行なうことが望ましい。
本発明のリポソームに保持可能なものとして
は、特に制限はないが、アドリアマイシン、サイ
トシンアラビノシド、メトトレキセートに代表さ
れる制癌剤、アルフオテリシンB等に代表される
抗生物質、インシユリン、インターフエロン、グ
ルコアミラーゼに代表されるたんぱく質、デキス
トランに代表される多糖類、DNA、RNAの如き
核酸類、ビタミンAに代表されるビタミン類等の
他、サリチル酸ナトリウムのような一般薬剤をあ
げることができる。これ等の物質は、水性溶媒に
溶解して用いるが、クロロフイル、グラミシジン
S、ビタミンA等に代表される膜親和性薬剤は膜
成分物質と一緒に有機溶媒中に混合せしめた方が
通常効率が良い。
は、特に制限はないが、アドリアマイシン、サイ
トシンアラビノシド、メトトレキセートに代表さ
れる制癌剤、アルフオテリシンB等に代表される
抗生物質、インシユリン、インターフエロン、グ
ルコアミラーゼに代表されるたんぱく質、デキス
トランに代表される多糖類、DNA、RNAの如き
核酸類、ビタミンAに代表されるビタミン類等の
他、サリチル酸ナトリウムのような一般薬剤をあ
げることができる。これ等の物質は、水性溶媒に
溶解して用いるが、クロロフイル、グラミシジン
S、ビタミンA等に代表される膜親和性薬剤は膜
成分物質と一緒に有機溶媒中に混合せしめた方が
通常効率が良い。
また、同一処方内で薬剤のリポソームへの保持
率を高めるには保持させる薬剤の処方量を少量の
水性溶媒に溶かしこみ、これをまず膜成分物質の
噴霧乾燥後の粉末に加えて、膨潤、分散させ、次
いで水性溶媒に加えて希釈すればよい。
率を高めるには保持させる薬剤の処方量を少量の
水性溶媒に溶かしこみ、これをまず膜成分物質の
噴霧乾燥後の粉末に加えて、膨潤、分散させ、次
いで水性溶媒に加えて希釈すればよい。
小さな粒径のリポソーム製剤を製造するには超
音波乳化機、高圧乳化機等を用いても良い。更に
径を均一にするために限外濾過膜法、例えばポリ
カーボネート製メンブラン・フイルターによつて
粒径分布をコントロールすることも可能である。
音波乳化機、高圧乳化機等を用いても良い。更に
径を均一にするために限外濾過膜法、例えばポリ
カーボネート製メンブラン・フイルターによつて
粒径分布をコントロールすることも可能である。
このようにして薬剤を保持した均一粒径のリポ
ソーム製剤が大量にしかも再現性良く得られる。
このリポソーム製剤はこのまま使用しても良い
が、透析、ゲル濾過、遠心分離等の手段によりリ
ポソームに保持されなかつた薬剤を分離除去して
使用しても良い。
ソーム製剤が大量にしかも再現性良く得られる。
このリポソーム製剤はこのまま使用しても良い
が、透析、ゲル濾過、遠心分離等の手段によりリ
ポソームに保持されなかつた薬剤を分離除去して
使用しても良い。
〈発明の効果〉
既知のリポソーム調製法に比して本発明が優れ
ている点としては先述した他下記の点が挙げられ
る。
ている点としては先述した他下記の点が挙げられ
る。
1 スケールアツプが容易に可能でありリポソー
ム製剤の工業的製造が可能である。
ム製剤の工業的製造が可能である。
2 噴霧乾燥を用いるので、リポソーム膜成分物
質を損うことがない。
質を損うことがない。
3 噴霧乾燥によつて得られたリポソーム膜成分
物質、場合によつてはこれと核物質との均質な
混合粉末を粉末形態のまま保存することができ
る。
物質、場合によつてはこれと核物質との均質な
混合粉末を粉末形態のまま保存することができ
る。
4 薬剤の保持率の高いリポソーム製剤が得られ
る。
る。
5 ほとんどすべての脂質を用いてリポソームを
製造することができる。
製造することができる。
6 揮発性有機溶媒を回収することができる。
次に実施例により本発明を例示するが、これら
の実施例は何ら本発明を限定するものではない。
の実施例は何ら本発明を限定するものではない。
参考例
L−α−ジパルミトイルホスフアチジルコリン
2.94gを秤取し、クロロホルム100mlに澄明に溶
解せしめた後、あらかじめ100メツシユ篩下した
D−マンニトール10.2gをこのクロロホルム溶液
中に分散、懸濁せしめた。この懸濁液をスターラ
ーで充分攪拌しながら、噴霧乾燥により溶媒を除
去した。使用した装置は、二流体型の噴霧乾燥装
置(パルビスミニスプレー GA−31型、ヤマト
科学社製)で、噴霧空気圧力は1.0Kg/cm2、送液
速度は約9g/分、チエンバー入口温度は約65
℃、出口温度は約50℃とした。
2.94gを秤取し、クロロホルム100mlに澄明に溶
解せしめた後、あらかじめ100メツシユ篩下した
D−マンニトール10.2gをこのクロロホルム溶液
中に分散、懸濁せしめた。この懸濁液をスターラ
ーで充分攪拌しながら、噴霧乾燥により溶媒を除
去した。使用した装置は、二流体型の噴霧乾燥装
置(パルビスミニスプレー GA−31型、ヤマト
科学社製)で、噴霧空気圧力は1.0Kg/cm2、送液
速度は約9g/分、チエンバー入口温度は約65
℃、出口温度は約50℃とした。
得られた均質な白色混合粉末より262.8mgを秤
取し、これにあらかじめ60℃に保温した注射用蒸
留水4mlを加え、充分に膨潤せしめた。温度を50
〜60℃の間に保つたままボルテクスミキサーによ
り充分振とうし、室温に戻したところ、乳白色の
リポソーム懸濁液が得られた。
取し、これにあらかじめ60℃に保温した注射用蒸
留水4mlを加え、充分に膨潤せしめた。温度を50
〜60℃の間に保つたままボルテクスミキサーによ
り充分振とうし、室温に戻したところ、乳白色の
リポソーム懸濁液が得られた。
このリポソーム懸濁液の粒度分布を準弾性光散
乱計により測定したところ、重量平均として803
±408nmであつた。
乱計により測定したところ、重量平均として803
±408nmであつた。
実施例 1
完全水添精製卵黄レシチン3.2g、コレステロ
ール0.67g及びジセチルホスフエート0.32gを秤
取し、クロロホルム100mlに澄明に溶解せしめた
後、あらかじめ100メツシユ篩下したD−マンニ
トール10.2gをこのクロロホルム溶液中に分散、
懸濁せしめた。参考例と同様にスターラーで攪拌
しながら噴霧乾燥により溶媒を除去し、均質な白
色混合粉末を得た。噴霧乾燥装置、噴霧空気圧
力、送液速度、チエンバー入口温度、出口温度は
参考例と同じにした。
ール0.67g及びジセチルホスフエート0.32gを秤
取し、クロロホルム100mlに澄明に溶解せしめた
後、あらかじめ100メツシユ篩下したD−マンニ
トール10.2gをこのクロロホルム溶液中に分散、
懸濁せしめた。参考例と同様にスターラーで攪拌
しながら噴霧乾燥により溶媒を除去し、均質な白
色混合粉末を得た。噴霧乾燥装置、噴霧空気圧
力、送液速度、チエンバー入口温度、出口温度は
参考例と同じにした。
得られた均質な白色混合粉末より141.3mgを秤
取し、これにあらかじめ60℃に保温した0.14Mグ
ルコース水溶液4mlを加え、充分に膨潤せしめ
た。液温50〜60℃の間に保つたままボルテクスミ
キサーにより充分振とうし、室温に戻したとこ
ろ、グルコースを保持した乳白色のリポソーム懸
濁液が得られた。
取し、これにあらかじめ60℃に保温した0.14Mグ
ルコース水溶液4mlを加え、充分に膨潤せしめ
た。液温50〜60℃の間に保つたままボルテクスミ
キサーにより充分振とうし、室温に戻したとこ
ろ、グルコースを保持した乳白色のリポソーム懸
濁液が得られた。
このリポソーム懸濁液0.5mlをとり、セロフア
ンチユーブを用いて透析(生理食塩水、1×3
回、5℃)し、リポソームに保持されなかつたグ
ルコースの分離除去した。次いで、リポソーム懸
濁液のグルコースを常法に従つて油/水分配によ
り水層中に抽出し定量したところ、保持率は24.8
%であつた。
ンチユーブを用いて透析(生理食塩水、1×3
回、5℃)し、リポソームに保持されなかつたグ
ルコースの分離除去した。次いで、リポソーム懸
濁液のグルコースを常法に従つて油/水分配によ
り水層中に抽出し定量したところ、保持率は24.8
%であつた。
実施例 2
完全水添精製大豆レシチン3.2g、100メツシユ
篩下したD−マンニトール10.2g、コレステロー
ル0.67g、ステアリルアミン0.16g及びクロロホ
ルム100mlを用いて実施例1と同様に実施し、均
質な白色混合粉末を得た。噴霧乾燥装置、噴霧空
気圧力、送液速度、チエンバー入口温度、出口温
度は参考例と同じにした。
篩下したD−マンニトール10.2g、コレステロー
ル0.67g、ステアリルアミン0.16g及びクロロホ
ルム100mlを用いて実施例1と同様に実施し、均
質な白色混合粉末を得た。噴霧乾燥装置、噴霧空
気圧力、送液速度、チエンバー入口温度、出口温
度は参考例と同じにした。
得られた均質な白色混合粉末より711.5mgを秤
取し、これにあらかじめ60℃に保温した0.14Mグ
ルコース水溶液10mlを加え、以下参考例と同様に
実施したところ、グルコースを保持した乳白色の
リポソーム懸濁液が得られた。
取し、これにあらかじめ60℃に保温した0.14Mグ
ルコース水溶液10mlを加え、以下参考例と同様に
実施したところ、グルコースを保持した乳白色の
リポソーム懸濁液が得られた。
実施例1と同様にしてグルコースの保持率を求
めたところ、24.8%であつた。
めたところ、24.8%であつた。
実施例 3
L−α−ジパルミトイルホスフアチジルコリン
2.94g、コレステロール0.67g及びジセチルホス
フエート0.32gを秤取し、クロロホルム100mlに
澄明に溶解せしめた後、あらかじめ100メツシユ
篩下したD−ソルビトール10.2gをクロロホルム
中に分散、懸濁せしめた。この懸濁液をスターラ
ーで充分攪拌しながら、噴霧乾燥により溶媒を除
去した。噴霧乾燥装置、噴霧空気圧力、送液速
度、チエンバー入口温度、出口温度は実施例1と
同じにした。
2.94g、コレステロール0.67g及びジセチルホス
フエート0.32gを秤取し、クロロホルム100mlに
澄明に溶解せしめた後、あらかじめ100メツシユ
篩下したD−ソルビトール10.2gをクロロホルム
中に分散、懸濁せしめた。この懸濁液をスターラ
ーで充分攪拌しながら、噴霧乾燥により溶媒を除
去した。噴霧乾燥装置、噴霧空気圧力、送液速
度、チエンバー入口温度、出口温度は実施例1と
同じにした。
得られた均質な白色混合粉末より282.6mgを秤
取し、これにあらかじめ60℃に保温した1%デキ
ストランT40水溶液4mlを用いて、実施例1と同
様に実施したところ、デキストランT40を保持し
た乳白色のリポソーム懸濁液が得られた。このリ
ポソーム懸濁液1mlをとり、セフアロースCL−
4Bを用いてゲル濾過(2.2cmφ×42cm、生理食塩
水)し、リポソームに保持されなかつたデキスト
ランT40を分離除去した。次いで、リポソーム画
分のデキストランT40を常法に従つて油/水分配
により水層中に抽出し定量したところ、保持率は
8.3%であつた。
取し、これにあらかじめ60℃に保温した1%デキ
ストランT40水溶液4mlを用いて、実施例1と同
様に実施したところ、デキストランT40を保持し
た乳白色のリポソーム懸濁液が得られた。このリ
ポソーム懸濁液1mlをとり、セフアロースCL−
4Bを用いてゲル濾過(2.2cmφ×42cm、生理食塩
水)し、リポソームに保持されなかつたデキスト
ランT40を分離除去した。次いで、リポソーム画
分のデキストランT40を常法に従つて油/水分配
により水層中に抽出し定量したところ、保持率は
8.3%であつた。
実施例 4
完全水添精製卵黄レシチン32g、コレステロー
ル6.7g及びステアリルアミン1.6gを秤取し、ク
ロロホルム500mlに澄明に溶解せしめた後、あら
かじめ100メツシユ篩下したD−マンニトール102
gをこのクロロホルム溶液中に分散、懸濁せしめ
た。この懸濁液をスターラーで充分攪拌しなが
ら、噴霧乾燥により溶媒を除去した。噴霧乾燥装
置、噴霧空気圧力、送液速度、チエンバー入口温
度、出口温度は参考例と同じにした。
ル6.7g及びステアリルアミン1.6gを秤取し、ク
ロロホルム500mlに澄明に溶解せしめた後、あら
かじめ100メツシユ篩下したD−マンニトール102
gをこのクロロホルム溶液中に分散、懸濁せしめ
た。この懸濁液をスターラーで充分攪拌しなが
ら、噴霧乾燥により溶媒を除去した。噴霧乾燥装
置、噴霧空気圧力、送液速度、チエンバー入口温
度、出口温度は参考例と同じにした。
得られた均質な白色混合粉末より35.6mgを秤取
し、これにあらかじめ60℃に保温した0.14Mグル
コース水溶液1を加え、以下アジホモミキサー
を用いて参考例と同様に実施したところ、グルコ
ースを保持した乳白色のリポソーム懸濁液が得ら
れた。実施例1と同様にしてグルコースの保持率
を求めたところ、29.1%であつた。
し、これにあらかじめ60℃に保温した0.14Mグル
コース水溶液1を加え、以下アジホモミキサー
を用いて参考例と同様に実施したところ、グルコ
ースを保持した乳白色のリポソーム懸濁液が得ら
れた。実施例1と同様にしてグルコースの保持率
を求めたところ、29.1%であつた。
このリポソーム懸濁液の粒度分布を準弾性光散
乱計により測定したところ、重量平均として768
±512nmであつた。
乱計により測定したところ、重量平均として768
±512nmであつた。
Claims (1)
- 1 揮発性有機溶媒に不溶で水性溶媒に可溶な物
質、リポソーム膜成分物質及び揮発性有機溶媒か
らなり、リポソーム膜成分物質と揮発性有機溶媒
に不溶で水性溶媒に可溶な物質との重量比が1:
2〜1:2.6の組成物を噴霧乾燥して均一系混合
物を製し、次いで該均一系混合物を水性溶媒中に
分散させることを特徴とするリポソームの製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29568885A JPS62152531A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | リポソ−ムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29568885A JPS62152531A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | リポソ−ムの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62152531A JPS62152531A (ja) | 1987-07-07 |
| JPH0437731B2 true JPH0437731B2 (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=17823891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29568885A Granted JPS62152531A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | リポソ−ムの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62152531A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5096629A (en) * | 1988-08-29 | 1992-03-17 | 501 Nippon Fine Chemical Co., Ltd. | Method for preparing lipid powder for use in preparing liposomes and method for preparing liposomes |
| JPH02295917A (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-06 | Terumo Corp | 内包物の酸化を抑制したリポソームおよびその製法 |
| AU5533594A (en) * | 1992-11-18 | 1994-06-08 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Stable aqueous liposome suspension |
| EP0982025A1 (en) * | 1998-08-28 | 2000-03-01 | Wilhelm Prof. Dr. Stoffel | Synthetic tear fluid |
| JP2007106679A (ja) * | 2005-10-11 | 2007-04-26 | Shino Test Corp | 血液凝固反応促進剤 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2521565B1 (fr) * | 1982-02-17 | 1985-07-05 | Dior Sa Parfums Christian | Melange pulverulent de constituants lipidiques et de constituants hydrophobes, procede pour le preparer, phases lamellaires lipidiques hydratees et procede de fabrication, compositions pharmaceutiques ou cosmetiques comportant des phases lamellaires lipidiques hydratees |
| GB2134869A (en) * | 1983-02-15 | 1984-08-22 | Squibb & Sons Inc | Method of preparing liposomes and products produced thereby |
| GB2135268A (en) * | 1983-02-15 | 1984-08-30 | Squibb & Sons Inc | Method of preparing liposomes and products produced thereby |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP29568885A patent/JPS62152531A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62152531A (ja) | 1987-07-07 |
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