JPH0439054Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439054Y2 JPH0439054Y2 JP1988117704U JP11770488U JPH0439054Y2 JP H0439054 Y2 JPH0439054 Y2 JP H0439054Y2 JP 1988117704 U JP1988117704 U JP 1988117704U JP 11770488 U JP11770488 U JP 11770488U JP H0439054 Y2 JPH0439054 Y2 JP H0439054Y2
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- Japan
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- resin body
- pillar member
- rear pillar
- vehicle
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Links
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
この考案は、運転室後方の荷台を覆うように車
体に装着される樹脂製ボデーを備えた樹脂製ボデ
ー設定自動車に関する。
体に装着される樹脂製ボデーを備えた樹脂製ボデ
ー設定自動車に関する。
【従来の技術】
オフ・ロード走行用の四輪駆動車等には、運転
室後方の荷台を樹脂製ボデーで覆つて、荷台部を
乗員室として利用できるように構成される樹脂製
ボデー設定車が多く見受けられる。 上記樹脂製ボデーは、通常、ルーフパネルおよ
びこの両側縁部に連結された両サイドパネルを備
え、運転室後部に設けられた門形状のピラー部に
ルーフパネルの前縁部をボルト止めし、荷台の側
枠部のトツプレールにサイドパネルの下端部に形
成した内向きフランジをボルト止めすることによ
り、車体に取り付けられている。また、その後部
には、ドライバの後方視界の確保等のために、上
記各パネルの後縁部に囲まれて形成されるバツク
ドアウインド開口が設けられている。このバツク
ドアウインド開口は、荷台の横開き式バツクドア
に装着されたバツクドアウインドガラスがはまり
込むことにより閉じられる。また、ルーフパネル
および両サイドパネルの後部内面にはウエザスト
リツプ取り付け用フランジが延出形成されてい
る。そして、上記フランジに、バツクドアの閉時
バツクドアウインドガラスに当接してバツクドア
ウインド開口をシールするウエザストリツプが装
着されている。 また、このような樹脂製ボデー設定車では、通
常、安全対策のために、樹脂製ボデーで囲まれて
形成される車室内後方部に、丸パイプ状の部材で
構成され、樹脂製ボデーのルーフ近傍を車幅方向
に延びる水平部およびこの水平部の両端から下方
に延び下端部を荷台のフロアパネル等にボルト止
めして固定される両脚部を備えた門形状のリヤピ
ラーメンバ(ロールバー)が設けられている。樹
脂製ボデーの場合、鋼板製のボデーに比して強度
や剛性が落ちることから、車両転覆時において樹
脂製ボデーのルーフが損壊したときでも、上記リ
ヤピラーメンバで車体を支えて乗員を保護できる
ようにしているのである。
室後方の荷台を樹脂製ボデーで覆つて、荷台部を
乗員室として利用できるように構成される樹脂製
ボデー設定車が多く見受けられる。 上記樹脂製ボデーは、通常、ルーフパネルおよ
びこの両側縁部に連結された両サイドパネルを備
え、運転室後部に設けられた門形状のピラー部に
ルーフパネルの前縁部をボルト止めし、荷台の側
枠部のトツプレールにサイドパネルの下端部に形
成した内向きフランジをボルト止めすることによ
り、車体に取り付けられている。また、その後部
には、ドライバの後方視界の確保等のために、上
記各パネルの後縁部に囲まれて形成されるバツク
ドアウインド開口が設けられている。このバツク
ドアウインド開口は、荷台の横開き式バツクドア
に装着されたバツクドアウインドガラスがはまり
込むことにより閉じられる。また、ルーフパネル
および両サイドパネルの後部内面にはウエザスト
リツプ取り付け用フランジが延出形成されてい
る。そして、上記フランジに、バツクドアの閉時
バツクドアウインドガラスに当接してバツクドア
ウインド開口をシールするウエザストリツプが装
着されている。 また、このような樹脂製ボデー設定車では、通
常、安全対策のために、樹脂製ボデーで囲まれて
形成される車室内後方部に、丸パイプ状の部材で
構成され、樹脂製ボデーのルーフ近傍を車幅方向
に延びる水平部およびこの水平部の両端から下方
に延び下端部を荷台のフロアパネル等にボルト止
めして固定される両脚部を備えた門形状のリヤピ
ラーメンバ(ロールバー)が設けられている。樹
脂製ボデーの場合、鋼板製のボデーに比して強度
や剛性が落ちることから、車両転覆時において樹
脂製ボデーのルーフが損壊したときでも、上記リ
ヤピラーメンバで車体を支えて乗員を保護できる
ようにしているのである。
ところで、樹脂製ボデーは、上述したように剛
性があまり高くないことから、凹凸路を走行した
ときの振動(衝撃)等によりボデーにきしみが生
じやすい。このようなボデーのきしみは疲労破壊
の原因にもなり、また、きしみ音は乗員にとつて
耳障りである。 そこで、樹脂製ボデーの内面に新たにリインホ
ースを添設するなどして、剛性アツプを図り上記
問題を解決することも考えられる。しかし、わざ
わざ新たにリインホースを設ける上記方法は、生
産コストの問題を考えると採用し難く、また、リ
インホースの装着スペースを新たに確保しなけれ
ばならなかつたり、車重を増大させるなど問題点
も多い。 できれば従来の樹脂製ボデー設定車の既存の部
品等をうまく利用して、従来の構造にほとんど変
更を加えることなく剛性を向上させることができ
る方法があればそれに越したことはない。 そこで考えられるのが、上記リヤピラーメンバ
を樹脂製ボデーに対する補強部材として活用する
方法である。すなわち、リヤピラーメンバとたと
えばリヤピラーメンバのすぐ後方に位置する上記
ウエザストリツプの取り付けフランジとを連結ブ
ラケツトを介して連結する。これにより、樹脂製
ボデーをリヤピラーメンバで支持補強して、樹脂
製ボデーの剛性を向上させることができる。しか
も、リヤピラーメンバは、樹脂製ボデーに本来的
に設けられているものであるから、従来の車体構
造にほとんど変更を加えることなく、樹脂製ボデ
ーに対する補強構造を構成できる。 この場合、連結ブラケツトの取り付け箇所が問
題となるが、連結ブラケツトはなるべく乗員の目
に付かないことが望ましく、また、樹脂製ボデー
のルーフ部を直接的に補強できれば車輌転覆時の
安全性の一層の向上につながる。したがつて、連
結ブラケツトは、リヤピラーメンバに対してはそ
の水平部に、樹脂製ボデーに対してはルーフ部に
形成したたとえば上記取り付けフランジにそれぞ
れ取り付けるようにすることが最適である。 また、連結ブラケツトの取り付け方法として
は、取り外しが可能であること、および十分な取
り付け強度を得ることができることを考慮する
と、ねじ止めが最適な方法の一つである。 ところが、上記のような取り付け構造をもつて
連結ブラケツトを取り付けるにしても、次のよう
な問題が派生することが予測される。 すなわち、第3図に示すように、上記取り付け
フランジaには、その先端部にウエザストリツプ
bが装着される。したがつて、連結ブラケツトc
の後端部の取り付けフランジaに対する取り付け
箇所は、取り付けフランジaの前面部に制限され
る。 一方、リヤピラーメンバの水平部dの後方およ
び上方には、取り付けフランジaおよび樹脂製ボ
デーのルーフパネルeが近接し、それらの間には
狭小な間隔しかない。そのため、連結ブラケツト
cを水平部dの後面部あるいは上面部にねじ止め
する作業は、非常に困難となる。また、上述した
ように連結ブラケツトcは取り付けフランジaに
対してはその前面にねじ止めされるため、水平部
dの前面部に連結ブラケツトcの前端部をねじ止
めするようにした場合には、連結ブラケツトcの
取り付け位置を前後方向に調整できるようにする
連結構造を構成する必要が生じたときに、これに
対応できない。このことは、水平部dの後面部に
連結ブラケツトcをねじ止めする場合も同様であ
る。このようなことから、連結ブラケツトcは、
水平部dの下面部に取り付けることが最も都合が
よい。 しかし、水平部dの下面に連結ブラケツトcを
ねじ止めした場合には、ねじの頭や、ナツトfを
水平部dに取り付けるためのリテーナg等のため
に、水平部dの下面に凸部がてきる。車室内にお
いて凸部ができることは安全上好ましくなく、ま
た、水平部dにおけるヘツドクリアランスが減少
させられる不都合も生じる。また、車室内の見栄
えの向上および二次衝突時の乗員の保護のため
に、通常、リヤピラーメンバにはパツドhが套着
されるが、上述のような凸部ができたのでは、バ
ツドhを巻いたときに連結ブラケツトの取り付け
箇所にだけ異様に膨らみができて、バツドhを見
栄えよく取り付けることができない問題も生じ
る。 本願考案は、以上のような知見のもとで考えだ
されたものであつて、リヤピラーメンバを樹脂製
ボデーに対する補強部材として有効利用すること
により、従来の構造にほとんど変更を加えること
なく樹脂製ボデーの剛性を向上させることがで
き、なおかつ、リヤピラーメンバの水平部におけ
るヘツドクリアランスを減少させたり、見栄えを
損なつたりすることがないように構成された樹脂
製ボデー設定自動車を提供することをその目的と
する。
性があまり高くないことから、凹凸路を走行した
ときの振動(衝撃)等によりボデーにきしみが生
じやすい。このようなボデーのきしみは疲労破壊
の原因にもなり、また、きしみ音は乗員にとつて
耳障りである。 そこで、樹脂製ボデーの内面に新たにリインホ
ースを添設するなどして、剛性アツプを図り上記
問題を解決することも考えられる。しかし、わざ
わざ新たにリインホースを設ける上記方法は、生
産コストの問題を考えると採用し難く、また、リ
インホースの装着スペースを新たに確保しなけれ
ばならなかつたり、車重を増大させるなど問題点
も多い。 できれば従来の樹脂製ボデー設定車の既存の部
品等をうまく利用して、従来の構造にほとんど変
更を加えることなく剛性を向上させることができ
る方法があればそれに越したことはない。 そこで考えられるのが、上記リヤピラーメンバ
を樹脂製ボデーに対する補強部材として活用する
方法である。すなわち、リヤピラーメンバとたと
えばリヤピラーメンバのすぐ後方に位置する上記
ウエザストリツプの取り付けフランジとを連結ブ
ラケツトを介して連結する。これにより、樹脂製
ボデーをリヤピラーメンバで支持補強して、樹脂
製ボデーの剛性を向上させることができる。しか
も、リヤピラーメンバは、樹脂製ボデーに本来的
に設けられているものであるから、従来の車体構
造にほとんど変更を加えることなく、樹脂製ボデ
ーに対する補強構造を構成できる。 この場合、連結ブラケツトの取り付け箇所が問
題となるが、連結ブラケツトはなるべく乗員の目
に付かないことが望ましく、また、樹脂製ボデー
のルーフ部を直接的に補強できれば車輌転覆時の
安全性の一層の向上につながる。したがつて、連
結ブラケツトは、リヤピラーメンバに対してはそ
の水平部に、樹脂製ボデーに対してはルーフ部に
形成したたとえば上記取り付けフランジにそれぞ
れ取り付けるようにすることが最適である。 また、連結ブラケツトの取り付け方法として
は、取り外しが可能であること、および十分な取
り付け強度を得ることができることを考慮する
と、ねじ止めが最適な方法の一つである。 ところが、上記のような取り付け構造をもつて
連結ブラケツトを取り付けるにしても、次のよう
な問題が派生することが予測される。 すなわち、第3図に示すように、上記取り付け
フランジaには、その先端部にウエザストリツプ
bが装着される。したがつて、連結ブラケツトc
の後端部の取り付けフランジaに対する取り付け
箇所は、取り付けフランジaの前面部に制限され
る。 一方、リヤピラーメンバの水平部dの後方およ
び上方には、取り付けフランジaおよび樹脂製ボ
デーのルーフパネルeが近接し、それらの間には
狭小な間隔しかない。そのため、連結ブラケツト
cを水平部dの後面部あるいは上面部にねじ止め
する作業は、非常に困難となる。また、上述した
ように連結ブラケツトcは取り付けフランジaに
対してはその前面にねじ止めされるため、水平部
dの前面部に連結ブラケツトcの前端部をねじ止
めするようにした場合には、連結ブラケツトcの
取り付け位置を前後方向に調整できるようにする
連結構造を構成する必要が生じたときに、これに
対応できない。このことは、水平部dの後面部に
連結ブラケツトcをねじ止めする場合も同様であ
る。このようなことから、連結ブラケツトcは、
水平部dの下面部に取り付けることが最も都合が
よい。 しかし、水平部dの下面に連結ブラケツトcを
ねじ止めした場合には、ねじの頭や、ナツトfを
水平部dに取り付けるためのリテーナg等のため
に、水平部dの下面に凸部がてきる。車室内にお
いて凸部ができることは安全上好ましくなく、ま
た、水平部dにおけるヘツドクリアランスが減少
させられる不都合も生じる。また、車室内の見栄
えの向上および二次衝突時の乗員の保護のため
に、通常、リヤピラーメンバにはパツドhが套着
されるが、上述のような凸部ができたのでは、バ
ツドhを巻いたときに連結ブラケツトの取り付け
箇所にだけ異様に膨らみができて、バツドhを見
栄えよく取り付けることができない問題も生じ
る。 本願考案は、以上のような知見のもとで考えだ
されたものであつて、リヤピラーメンバを樹脂製
ボデーに対する補強部材として有効利用すること
により、従来の構造にほとんど変更を加えること
なく樹脂製ボデーの剛性を向上させることがで
き、なおかつ、リヤピラーメンバの水平部におけ
るヘツドクリアランスを減少させたり、見栄えを
損なつたりすることがないように構成された樹脂
製ボデー設定自動車を提供することをその目的と
する。
上記課題を解決するため、本願考案では、次の
技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案の樹脂製ボデー設定自動車
は、 ルーフパネルおよび両サイドパネルを有し、運
転室後方の荷台を覆うように車体に装着される樹
脂製ボデーと、上記樹脂製ボデーに囲まれて形成
される車室内に設けられ、上記樹脂製ボデーのル
ーフ近傍を車幅方向に延びる水平部と上記水平部
の両端から下方に延び下端部を荷台適部に固定さ
れる両脚部とを有し、丸パイプを折曲することに
より形成されたリヤピラーメンバとを備えた樹脂
製ボデー設定自動車であつて、 上記リヤピラーメンバの水平部の下面に、その
一部を水平状に陥没させて形成した凹部を設ける
一方、 上記樹脂製ボデーのルーフパネル内面から上記
水平部の後方に近接して延出形成した立て壁に、
連結ブラケツトを、その後端部において固定する
とともに、この連結ブラケツトの前端部を、上記
凹部内において上記水平部下面に固定したことを
特徴としている。
技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案の樹脂製ボデー設定自動車
は、 ルーフパネルおよび両サイドパネルを有し、運
転室後方の荷台を覆うように車体に装着される樹
脂製ボデーと、上記樹脂製ボデーに囲まれて形成
される車室内に設けられ、上記樹脂製ボデーのル
ーフ近傍を車幅方向に延びる水平部と上記水平部
の両端から下方に延び下端部を荷台適部に固定さ
れる両脚部とを有し、丸パイプを折曲することに
より形成されたリヤピラーメンバとを備えた樹脂
製ボデー設定自動車であつて、 上記リヤピラーメンバの水平部の下面に、その
一部を水平状に陥没させて形成した凹部を設ける
一方、 上記樹脂製ボデーのルーフパネル内面から上記
水平部の後方に近接して延出形成した立て壁に、
連結ブラケツトを、その後端部において固定する
とともに、この連結ブラケツトの前端部を、上記
凹部内において上記水平部下面に固定したことを
特徴としている。
本願考案では、車輌転覆時に乗員を保護するた
めに設けられているリヤピラーメンバを連結ブラ
ケツトを介して樹脂製ボデーに連結し、リヤピラ
ーメンバに樹脂製ボデーに作用する外力の一部を
支持させる。したがつて、リヤピラーメンバを樹
脂製ボデーに対するリインホースメンバとして機
能させ、樹脂製ボデーをリヤピラーメンバによつ
て支持補強することができるから、樹脂製ボデー
の剛性を向上させることができる。しかも、本願
考案では、連結ブラケツトを樹脂製ボデーに対し
てはルーフパネル内面に形成した立て壁に連結す
るから、樹脂製ボデーのルーフ部を特に補強でき
る。したがつて、車輌転覆時の安全性をより向上
させることができる。 また、リヤピラーメンバは樹脂製ボデー設定車
において安全対策上本来的に設けられているもの
である。したがつて、樹脂製ボデーに対する補強
部材を新たに設ける必要はない。すなわち、本願
考案では、樹脂製ボデー設定車の既存の部材を都
合良く利用して、従前の構造にはほとんど変更を
加えることなく、樹脂製ボデーに対する補強構造
を構成できる。 また、〔考案が解決しようとする課題〕の項で
説明したような事情から、連結ブラケツトはリヤ
ピラーメンバに対してはその水平部の下面に固定
するが、本願考案の場合、水平部の下面に凹部を
設け、この凹部内においてリヤピラーメンバの前
端部を水平部下面に固定する。したがつて、たと
えば連結ブラケツトを水平部にねじ止めして固定
するような場合でも、連結ブラケツトおよびねじ
の頭部等を凹部内に収容することができるから、
水平部の下面に凸部ができることを避けることが
できる。これにより、水平部におけるヘツドクリ
アランスを減少させたり、リヤピラーメンバにパ
ツドを套着したときにブラケツト連結部において
膨らみができて見栄えを悪化させるような問題の
発生を防止できる。
めに設けられているリヤピラーメンバを連結ブラ
ケツトを介して樹脂製ボデーに連結し、リヤピラ
ーメンバに樹脂製ボデーに作用する外力の一部を
支持させる。したがつて、リヤピラーメンバを樹
脂製ボデーに対するリインホースメンバとして機
能させ、樹脂製ボデーをリヤピラーメンバによつ
て支持補強することができるから、樹脂製ボデー
の剛性を向上させることができる。しかも、本願
考案では、連結ブラケツトを樹脂製ボデーに対し
てはルーフパネル内面に形成した立て壁に連結す
るから、樹脂製ボデーのルーフ部を特に補強でき
る。したがつて、車輌転覆時の安全性をより向上
させることができる。 また、リヤピラーメンバは樹脂製ボデー設定車
において安全対策上本来的に設けられているもの
である。したがつて、樹脂製ボデーに対する補強
部材を新たに設ける必要はない。すなわち、本願
考案では、樹脂製ボデー設定車の既存の部材を都
合良く利用して、従前の構造にはほとんど変更を
加えることなく、樹脂製ボデーに対する補強構造
を構成できる。 また、〔考案が解決しようとする課題〕の項で
説明したような事情から、連結ブラケツトはリヤ
ピラーメンバに対してはその水平部の下面に固定
するが、本願考案の場合、水平部の下面に凹部を
設け、この凹部内においてリヤピラーメンバの前
端部を水平部下面に固定する。したがつて、たと
えば連結ブラケツトを水平部にねじ止めして固定
するような場合でも、連結ブラケツトおよびねじ
の頭部等を凹部内に収容することができるから、
水平部の下面に凸部ができることを避けることが
できる。これにより、水平部におけるヘツドクリ
アランスを減少させたり、リヤピラーメンバにパ
ツドを套着したときにブラケツト連結部において
膨らみができて見栄えを悪化させるような問題の
発生を防止できる。
以下、本願考案の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。 第4図に示すように、樹脂製ボデー1は、ルー
フパネル2およびこのルーフパネル2の両側縁部
に連結された両サイドパネル3,3を備え、運転
室後方の荷台4を覆うように車体に装着されてい
る。樹脂製ボデー1の車体への取り付けは、通
常、ルーフパネル1の前縁部を運転室後部に設け
られたピラー部5にボルト止めし、サイドパネル
3の下端部内面に形成した内向きフランジ(図示
略)を荷台4の側枠部4aのトツプレール(図示
略)にボルト止めすることにより行われている。
また、樹脂製ボデー1の後部には、ルーフパネル
2および両サイドパネル3,3の後縁部に囲まれ
て形成されるバツクドアウインド開口6が設けら
れている。このバツクドアウインド開口6は、荷
台4の横開き式バツクドア4bに装着されたバツ
クドアウインドガラス4cがはまり込むことによ
り閉じられる。また、第1図に示すように、ルー
フパネル2および両サイドパネル3,3の後部内
面には、バツクドア開口6の形状に対応して車体
後面視においてバツクドアウインド開口内部にま
で露出するウエザストリツプの取り付けフランジ
7が延出形成されている。そして、この取り付け
フランジ7に、バツクドアウインド開口シール用
のウエザストリツプ8が装着されている。 また、このような樹脂製ボデー搭載車では、通
常、車両転倒時の安全性を担保するため、樹脂製
ボデー1で囲まれて形成される車室内の後方部
に、第4図に示すように後面視略門形状のリヤピ
ラーメンバ9が設けられている。このリヤピラー
メンバ9は、丸パイプ状の部材で構成されてお
り、樹脂製ボデー1のルーフ近傍を車幅方向に延
びる水平部9aを有し、この水平部9aの両端に
は荷台4に支持固定される脚部9bがそれぞれ設
けられている。上記各脚部9bは、二股状に枝分
かれして下方に延びる前後一対の支脚9c,9c
を有し、上記各支脚9c…の下端には、ボルト止
めプレート9dが固着されている。そして、上記
ボルト止めプレート9dを荷台4のフロアパネル
等にボルト止めすることにより、リヤピラーメン
バ9を車体に取り付けている。 さて、本願考案では、上記リヤピラーメンバ9
を利用して、樹脂製ボデー1の剛性を高めるため
の補強構造が構成される。すなわち、リヤピラー
メンバ9と樹脂製ボデー1とを連結ブラケツト1
0を介して連結する。これにより、本来車輌転倒
時に乗員を保護するための部材として設けられて
いるリヤピラーメンバ9を、樹脂製ボデー1に対
する補強部材としても有効利用でき、樹脂製ボデ
ー1をリヤピラーメンバ9で支持補強して、樹脂
製ボデー1の剛性を向上させることができる。 連結ブラケツト10は、〔考案が解決しようと
する課題〕の項で既述したような事情から、リヤ
ピラーメンバ9に対しては、その水平部9aの下
面に連結する。一方、樹脂製ボデー1に対して
は、水平部9aのすぐ後方においてルーフパネル
内面に延出形成した立て壁に連結ブラケツト10
を連結する。 本例の場合、上記立て壁には、ルーフ部に形成
した上記取り付けフランジ7を利用しており、水
平部9aと取り付けフランジ7とを連結ブラケツ
ト10を介して二、三箇所において連結すること
により、リヤピラーメンバ9と樹脂製ボデー1と
を連結する。また、連結ブラケツト10は、リヤ
ピラーメンバ9および取り付けフランジ7にそれ
ぞれねじ止めすることによりこれらに取り付け
る。以下、その連結構造および連結ブラケツト1
0の取り付け方法を説明する。 第1図および第2図に示すように、水平部9a
のブラケツト連結部の下面には、その部を水平状
に陥没させて形成した凹部11が設けられてい
る。上記凹部11の水平陥没部11aにはナツト
導入穴11bが開けられている。また、中央部に
ナツト部12aをもつナツトリテーナ12を、上
記ナツト部12aを上記ナツト導入穴11bから
パイプ内に装填するようにして上記水平陥没部1
1aに固着している。 一方、連結ブラケツト10は、平板部材をL字
状に折り曲げて形成している。そして、その前端
部に、上記ナツトリテーナ12にねじ止めする前
後方向に延びる第一ねじ止めプレート部10a
を、後端部に、取り付けフランジ7の前面に沿つ
て上方に延びる第二ねじ止めプレート部10b
を、それぞれ設けている。 上記第一ねじ止めプレート部10aには、ブラ
ケツト止めねじ13aのねじ径よりも大径の円孔
状のね通孔10cが開けられている。 また、上記に第二ねじ止めプレート部10bに
は、上下方向長孔状のねじ通孔10dが開けられ
ている。さらに、その前面部には、上記ねじ通孔
10dと対応する位置において、第二ねじ止めプ
レート部10bに固着されるナツトケース14a
と、このナツトケース14aに上下方向スライド
可能に保持されるナツト体14bからなる可動ナ
ツト14が装着されている。 そして、連結ブラケツト10の取り付けは、リ
ヤピラーメンバ9にパツド15を套着した後で行
う。パツド15は、第1図および第2図に示すよ
うに、リヤピラーメンバ9に巻き付けた後、その
両側縁部に設けられたフアスナ15aを締めるこ
とにより、リヤピラーメンバ9に取り付けること
ができる。また、本例の場合、バツド15には、
水平部9aのブラケツト連結部と対応する位置に
おいて、ブラケツト通し穴15bを設けている。 上述のようにしてバツド15の取り付けが終わ
れば、バツド15を第1図において時計回り方向
に回して、第1図に実線で示すような上記ブラケ
ツト通し穴15bが後方を向く通常取り付け状態
から、ブラケツト通し穴15bを第1図に仮想線
で示すような上記凹部11の周方向位置とほぼ一
致する位置に位置させる。これにより、連結ブラ
ケツト10の第一ねじ止めプレート部10aを、
上記ブラケツト通し穴15baからパツド内に差
し込み、かつ上記凹部11内に位置させることが
できる。また、このとき、第二ねじ止めプレート
部10bを取り付けフランジ7の前面に対接させ
るようにして、連結ブラケツト10を、リヤピラ
ーメンバ9と取り付けフランジ7との間に配置す
る。 この後、ブラケツト止めねじ13bを、取り付
けフランジ7のねじ通孔7aおよび第二ねじ止め
プレート部10bのねじ通孔10dから、上記可
動ナツト14のナツト体14bにねじ付けて、第
二ねじ止めプレート部10bを取り付けフランジ
7にねじ止めする。さらに、ブラケツト通し穴1
5bからパツド内に挿入するブラケツト止めねじ
13aを、第一ねじ止めプレート部10aのねじ
通孔10cからナツトリテーナ12のナツト部1
2aにねじ付けることにより、第一ねじ止めプレ
ート部10aをリヤピラーメンバ9の水平部9a
にねじ止めする。 これにより、連結ブラケツト10のリヤピラー
メンバ9および樹脂製ボデー1への取り付けが終
わり、この後は、パツド15を上記と逆方向に回
して第1図に実線で示すような通常取り付け状態
に戻し、上記ブラケツト通し穴15bが目立たな
いようにする。 以上の構成において、上述したように、樹脂製
ボデー1をリヤピラーメンバ9で補強でき、樹脂
製ボデー1の剛性を向上させることができる。し
かも、樹脂製ボデー1に対する補強材として、樹
脂製ボデー設定車において本来的に設けられてい
るリヤピラーメンバ9を有効利用している。ま
た、本例の場合、連結ブラケツト10の取り付け
座として樹脂製ボデー1に設ける立て壁には、バ
ツクドアウインド開口シール用のウエザストリツ
プ8の取り付けフランジ7を有効利用している。
したがつて、補強部材だけでなく上記立て壁も新
たに設ける必要がなく、従前の車体構造をほとん
ど変更せずして、樹脂製ボデー1に対する新たな
補強構造を構成できる。 また、水平部9aのブラケツト連結部下面に
は、凹部11を設けて、連結ブラケツト10の第
一ねじ止めプレート部10aおよびブラケツト止
めねじ13aの頭部を凹部11内に収容させるこ
とができるようにしている。したがつて、上記ね
じ13aの頭部等のために、水平部9aの下面に
凸部ができることはなく、これにより、連結ブラ
ケツト10を水平部9aの下面にねじ止めするた
めに、水平部9aにおけるヘツドクリアランスが
減少したり、パツド15を套着したときの見栄え
が悪化するような問題が発生することを防止でき
る。しかも、本例の場合、ブラケツト止めねじ1
3aに螺締するナツトを、水平部9aのパイプ内
に配置させる構造としているから、それほど大き
な凹部を設ける必要もない。 また、樹脂製ボデー1およびリヤピラーメンバ
9は、通常、車体にボルト止めして取り付けられ
ているため、その取り付け位置を厳格に管理する
ことはできず、両者の相対位置関係を厳密に一定
させることができない。このため、連結ブラケツ
ト10を樹脂製ボデーおよびリヤピラーメンバ9
にねじ止めするにあたり、上記の位置関係のばら
つきのために、すなわち、上記水平部9aのねじ
止め部と上記取り付けフランジ7のねじ止め部と
の相対位置関係が一定しないために、連結ブラケ
ツト10を樹脂製ボデー1およびリヤピラーメン
バ9の双方にねじ止めできなくなる不都合が起こ
りうることが予測される。 しかしながら、本例の場合、連結ブラケツト1
0の第二ねじ止めプレート部10bのねじ通孔1
0dを上下方向の長孔とし、かつブラケツト止め
ねじ13bを螺締するナツトには、上下方向に位
置調整可能な可動ナツト14を用いているから、
連結ブラケツト10の取り付けフランジ7に対す
る取り付け位置を上下方向において調整できる。
そして、連結ブラケツト10の第一ねじ止めプレ
ート部10aのねじ通孔10cをブラケツト止め
ねじ13aのねじ径よりも大径としているから、
連結ブラケツト10のリヤピラーメンバ9に対す
る取り付け位置を車体前後方向および車幅方向に
おいて調整できる。 したがつて、連結ブラケツト10の樹脂製ボデ
ー1およびリヤピラーメンバ9へのねじ止めにあ
たつて、樹脂製ボデー1とリヤピラーメンバ9と
の相対位置関係の、上下方向、車体前後方向およ
び車幅方向におけるばらつきを吸収することがで
きるから、連結ブラケツト10を樹脂製ボデー1
およびリヤピラーメンバ9に問題なくねじ止めで
きる。 また、取り付けフランジ7側において、ブラケ
ツト止めねじ13bに螺締するナツトには、ナツ
ト体14bをナツトケース14aによつて保持さ
せる可動ナツト14を用いている。したがつて、
連結ブラケツト10と取り付けフランジ7とのね
じ止め作業の際、水平部9aと取り付けフランジ
7との間の狭い空間に手を入れてナツトを一々保
持する必要がないから、上記ねじ止め作業を容易
に行える。 ところで、本願考案の範囲は、上述した実施例
に限定されるものではなく、たとえば、樹脂製ボ
デーにおける連結ブラケツトの取り付け座とし
て、新たにルーフパネル内面に立て壁を形成する
ようにしてもよい。また、連結ブラケツトの取り
付け方法も、ねじ止めに特に限定されるものでな
いことはいうまでもない。
的に説明する。 第4図に示すように、樹脂製ボデー1は、ルー
フパネル2およびこのルーフパネル2の両側縁部
に連結された両サイドパネル3,3を備え、運転
室後方の荷台4を覆うように車体に装着されてい
る。樹脂製ボデー1の車体への取り付けは、通
常、ルーフパネル1の前縁部を運転室後部に設け
られたピラー部5にボルト止めし、サイドパネル
3の下端部内面に形成した内向きフランジ(図示
略)を荷台4の側枠部4aのトツプレール(図示
略)にボルト止めすることにより行われている。
また、樹脂製ボデー1の後部には、ルーフパネル
2および両サイドパネル3,3の後縁部に囲まれ
て形成されるバツクドアウインド開口6が設けら
れている。このバツクドアウインド開口6は、荷
台4の横開き式バツクドア4bに装着されたバツ
クドアウインドガラス4cがはまり込むことによ
り閉じられる。また、第1図に示すように、ルー
フパネル2および両サイドパネル3,3の後部内
面には、バツクドア開口6の形状に対応して車体
後面視においてバツクドアウインド開口内部にま
で露出するウエザストリツプの取り付けフランジ
7が延出形成されている。そして、この取り付け
フランジ7に、バツクドアウインド開口シール用
のウエザストリツプ8が装着されている。 また、このような樹脂製ボデー搭載車では、通
常、車両転倒時の安全性を担保するため、樹脂製
ボデー1で囲まれて形成される車室内の後方部
に、第4図に示すように後面視略門形状のリヤピ
ラーメンバ9が設けられている。このリヤピラー
メンバ9は、丸パイプ状の部材で構成されてお
り、樹脂製ボデー1のルーフ近傍を車幅方向に延
びる水平部9aを有し、この水平部9aの両端に
は荷台4に支持固定される脚部9bがそれぞれ設
けられている。上記各脚部9bは、二股状に枝分
かれして下方に延びる前後一対の支脚9c,9c
を有し、上記各支脚9c…の下端には、ボルト止
めプレート9dが固着されている。そして、上記
ボルト止めプレート9dを荷台4のフロアパネル
等にボルト止めすることにより、リヤピラーメン
バ9を車体に取り付けている。 さて、本願考案では、上記リヤピラーメンバ9
を利用して、樹脂製ボデー1の剛性を高めるため
の補強構造が構成される。すなわち、リヤピラー
メンバ9と樹脂製ボデー1とを連結ブラケツト1
0を介して連結する。これにより、本来車輌転倒
時に乗員を保護するための部材として設けられて
いるリヤピラーメンバ9を、樹脂製ボデー1に対
する補強部材としても有効利用でき、樹脂製ボデ
ー1をリヤピラーメンバ9で支持補強して、樹脂
製ボデー1の剛性を向上させることができる。 連結ブラケツト10は、〔考案が解決しようと
する課題〕の項で既述したような事情から、リヤ
ピラーメンバ9に対しては、その水平部9aの下
面に連結する。一方、樹脂製ボデー1に対して
は、水平部9aのすぐ後方においてルーフパネル
内面に延出形成した立て壁に連結ブラケツト10
を連結する。 本例の場合、上記立て壁には、ルーフ部に形成
した上記取り付けフランジ7を利用しており、水
平部9aと取り付けフランジ7とを連結ブラケツ
ト10を介して二、三箇所において連結すること
により、リヤピラーメンバ9と樹脂製ボデー1と
を連結する。また、連結ブラケツト10は、リヤ
ピラーメンバ9および取り付けフランジ7にそれ
ぞれねじ止めすることによりこれらに取り付け
る。以下、その連結構造および連結ブラケツト1
0の取り付け方法を説明する。 第1図および第2図に示すように、水平部9a
のブラケツト連結部の下面には、その部を水平状
に陥没させて形成した凹部11が設けられてい
る。上記凹部11の水平陥没部11aにはナツト
導入穴11bが開けられている。また、中央部に
ナツト部12aをもつナツトリテーナ12を、上
記ナツト部12aを上記ナツト導入穴11bから
パイプ内に装填するようにして上記水平陥没部1
1aに固着している。 一方、連結ブラケツト10は、平板部材をL字
状に折り曲げて形成している。そして、その前端
部に、上記ナツトリテーナ12にねじ止めする前
後方向に延びる第一ねじ止めプレート部10a
を、後端部に、取り付けフランジ7の前面に沿つ
て上方に延びる第二ねじ止めプレート部10b
を、それぞれ設けている。 上記第一ねじ止めプレート部10aには、ブラ
ケツト止めねじ13aのねじ径よりも大径の円孔
状のね通孔10cが開けられている。 また、上記に第二ねじ止めプレート部10bに
は、上下方向長孔状のねじ通孔10dが開けられ
ている。さらに、その前面部には、上記ねじ通孔
10dと対応する位置において、第二ねじ止めプ
レート部10bに固着されるナツトケース14a
と、このナツトケース14aに上下方向スライド
可能に保持されるナツト体14bからなる可動ナ
ツト14が装着されている。 そして、連結ブラケツト10の取り付けは、リ
ヤピラーメンバ9にパツド15を套着した後で行
う。パツド15は、第1図および第2図に示すよ
うに、リヤピラーメンバ9に巻き付けた後、その
両側縁部に設けられたフアスナ15aを締めるこ
とにより、リヤピラーメンバ9に取り付けること
ができる。また、本例の場合、バツド15には、
水平部9aのブラケツト連結部と対応する位置に
おいて、ブラケツト通し穴15bを設けている。 上述のようにしてバツド15の取り付けが終わ
れば、バツド15を第1図において時計回り方向
に回して、第1図に実線で示すような上記ブラケ
ツト通し穴15bが後方を向く通常取り付け状態
から、ブラケツト通し穴15bを第1図に仮想線
で示すような上記凹部11の周方向位置とほぼ一
致する位置に位置させる。これにより、連結ブラ
ケツト10の第一ねじ止めプレート部10aを、
上記ブラケツト通し穴15baからパツド内に差
し込み、かつ上記凹部11内に位置させることが
できる。また、このとき、第二ねじ止めプレート
部10bを取り付けフランジ7の前面に対接させ
るようにして、連結ブラケツト10を、リヤピラ
ーメンバ9と取り付けフランジ7との間に配置す
る。 この後、ブラケツト止めねじ13bを、取り付
けフランジ7のねじ通孔7aおよび第二ねじ止め
プレート部10bのねじ通孔10dから、上記可
動ナツト14のナツト体14bにねじ付けて、第
二ねじ止めプレート部10bを取り付けフランジ
7にねじ止めする。さらに、ブラケツト通し穴1
5bからパツド内に挿入するブラケツト止めねじ
13aを、第一ねじ止めプレート部10aのねじ
通孔10cからナツトリテーナ12のナツト部1
2aにねじ付けることにより、第一ねじ止めプレ
ート部10aをリヤピラーメンバ9の水平部9a
にねじ止めする。 これにより、連結ブラケツト10のリヤピラー
メンバ9および樹脂製ボデー1への取り付けが終
わり、この後は、パツド15を上記と逆方向に回
して第1図に実線で示すような通常取り付け状態
に戻し、上記ブラケツト通し穴15bが目立たな
いようにする。 以上の構成において、上述したように、樹脂製
ボデー1をリヤピラーメンバ9で補強でき、樹脂
製ボデー1の剛性を向上させることができる。し
かも、樹脂製ボデー1に対する補強材として、樹
脂製ボデー設定車において本来的に設けられてい
るリヤピラーメンバ9を有効利用している。ま
た、本例の場合、連結ブラケツト10の取り付け
座として樹脂製ボデー1に設ける立て壁には、バ
ツクドアウインド開口シール用のウエザストリツ
プ8の取り付けフランジ7を有効利用している。
したがつて、補強部材だけでなく上記立て壁も新
たに設ける必要がなく、従前の車体構造をほとん
ど変更せずして、樹脂製ボデー1に対する新たな
補強構造を構成できる。 また、水平部9aのブラケツト連結部下面に
は、凹部11を設けて、連結ブラケツト10の第
一ねじ止めプレート部10aおよびブラケツト止
めねじ13aの頭部を凹部11内に収容させるこ
とができるようにしている。したがつて、上記ね
じ13aの頭部等のために、水平部9aの下面に
凸部ができることはなく、これにより、連結ブラ
ケツト10を水平部9aの下面にねじ止めするた
めに、水平部9aにおけるヘツドクリアランスが
減少したり、パツド15を套着したときの見栄え
が悪化するような問題が発生することを防止でき
る。しかも、本例の場合、ブラケツト止めねじ1
3aに螺締するナツトを、水平部9aのパイプ内
に配置させる構造としているから、それほど大き
な凹部を設ける必要もない。 また、樹脂製ボデー1およびリヤピラーメンバ
9は、通常、車体にボルト止めして取り付けられ
ているため、その取り付け位置を厳格に管理する
ことはできず、両者の相対位置関係を厳密に一定
させることができない。このため、連結ブラケツ
ト10を樹脂製ボデーおよびリヤピラーメンバ9
にねじ止めするにあたり、上記の位置関係のばら
つきのために、すなわち、上記水平部9aのねじ
止め部と上記取り付けフランジ7のねじ止め部と
の相対位置関係が一定しないために、連結ブラケ
ツト10を樹脂製ボデー1およびリヤピラーメン
バ9の双方にねじ止めできなくなる不都合が起こ
りうることが予測される。 しかしながら、本例の場合、連結ブラケツト1
0の第二ねじ止めプレート部10bのねじ通孔1
0dを上下方向の長孔とし、かつブラケツト止め
ねじ13bを螺締するナツトには、上下方向に位
置調整可能な可動ナツト14を用いているから、
連結ブラケツト10の取り付けフランジ7に対す
る取り付け位置を上下方向において調整できる。
そして、連結ブラケツト10の第一ねじ止めプレ
ート部10aのねじ通孔10cをブラケツト止め
ねじ13aのねじ径よりも大径としているから、
連結ブラケツト10のリヤピラーメンバ9に対す
る取り付け位置を車体前後方向および車幅方向に
おいて調整できる。 したがつて、連結ブラケツト10の樹脂製ボデ
ー1およびリヤピラーメンバ9へのねじ止めにあ
たつて、樹脂製ボデー1とリヤピラーメンバ9と
の相対位置関係の、上下方向、車体前後方向およ
び車幅方向におけるばらつきを吸収することがで
きるから、連結ブラケツト10を樹脂製ボデー1
およびリヤピラーメンバ9に問題なくねじ止めで
きる。 また、取り付けフランジ7側において、ブラケ
ツト止めねじ13bに螺締するナツトには、ナツ
ト体14bをナツトケース14aによつて保持さ
せる可動ナツト14を用いている。したがつて、
連結ブラケツト10と取り付けフランジ7とのね
じ止め作業の際、水平部9aと取り付けフランジ
7との間の狭い空間に手を入れてナツトを一々保
持する必要がないから、上記ねじ止め作業を容易
に行える。 ところで、本願考案の範囲は、上述した実施例
に限定されるものではなく、たとえば、樹脂製ボ
デーにおける連結ブラケツトの取り付け座とし
て、新たにルーフパネル内面に立て壁を形成する
ようにしてもよい。また、連結ブラケツトの取り
付け方法も、ねじ止めに特に限定されるものでな
いことはいうまでもない。
第1図は第4図の−線断面に相当する図で
あり、実施例の要部を示す図、第2図は実施例に
係る連結ブラケツトをリヤピラーメンバから取外
した状態を示した図、第3図は連結ブラケツトの
連結構造の他の例を示した図、第4図は本願考案
が適用される樹脂製ボデー設定車を後方から見た
図である。 1……樹脂製ボデー、2……ルーフパネル、3
……サイドパネル、4……荷台、7……立て壁
(取り付けフランジ)、9……リヤピラーメンバ、
9a……水平部、9b……脚部、10……連結ブ
ラケツト。
あり、実施例の要部を示す図、第2図は実施例に
係る連結ブラケツトをリヤピラーメンバから取外
した状態を示した図、第3図は連結ブラケツトの
連結構造の他の例を示した図、第4図は本願考案
が適用される樹脂製ボデー設定車を後方から見た
図である。 1……樹脂製ボデー、2……ルーフパネル、3
……サイドパネル、4……荷台、7……立て壁
(取り付けフランジ)、9……リヤピラーメンバ、
9a……水平部、9b……脚部、10……連結ブ
ラケツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ルーフパネルおよび両サイドパネルを有し、運
転室後方の荷台を覆うように車体に装着される樹
脂製ボデーと、上記樹脂製ボデーに囲まれて形成
される車室内に設けられ、上記樹脂製ボデーのル
ーフ近傍を車幅方向に延びる水平部と上記水平部
の両端から下方に延び下端部を荷台適部に固定さ
れる両脚部とを有し、丸パイプを折曲することに
より形成されたリヤピラーメンバとを備えた樹脂
製ボデー設定自動車であつて、 上記リヤピラーメンバの水平部の下面に、その
一部を水平状に陥没させて形成した凹部を設ける
一方、 上記樹脂製ボデーのルーフパネル内面から上記
水平部の後方に近接して延出形成した立て壁に、
連結ブラケツトを、その後端部において固定する
とともに、この連結ブラケツトの前端部を、上記
凹部内において上記水平部下面に固定したことを
特徴とする、樹脂製ボデー設定自動車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988117704U JPH0439054Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988117704U JPH0439054Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0238322U JPH0238322U (ja) | 1990-03-14 |
| JPH0439054Y2 true JPH0439054Y2 (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=31361397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988117704U Expired JPH0439054Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439054Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015056667A1 (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体構造 |
-
1988
- 1988-09-07 JP JP1988117704U patent/JPH0439054Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015056667A1 (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体構造 |
| JP6044724B2 (ja) * | 2013-10-15 | 2016-12-14 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体構造 |
| US9849920B2 (en) | 2013-10-15 | 2017-12-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Automobile body structure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0238322U (ja) | 1990-03-14 |
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