JPH0439094A - 直描型平版印刷用原版 - Google Patents

直描型平版印刷用原版

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JPH0439094A
JPH0439094A JP14632790A JP14632790A JPH0439094A JP H0439094 A JPH0439094 A JP H0439094A JP 14632790 A JP14632790 A JP 14632790A JP 14632790 A JP14632790 A JP 14632790A JP H0439094 A JPH0439094 A JP H0439094A
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JP14632790A
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Eiichi Kato
栄一 加藤
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は平版印刷用原版に関し、詳しくは、事務用印刷
原版等に好適な画描型印刷用原版に関する。
〔従来の技術〕
現在、事務用印刷原版としては、支持体上に画像受理層
を有する直描型平版印刷用原版が広く用いられている。
このような印刷原版に製版、即ち画像形成を行うには、
一般に画像受理層に油性インキを手書きにより描画する
か、タイプライタ−、インクジェット方式あるいは転写
型感熱方式等で印字する方法が採用されている。
その他、普通紙電子写真複写機(PPC)を用いて帯電
、露光及び現像の工程を経て、感光体上に形成したトナ
ー画像を画像受理層に転写定着する方法も近年使われ始
めた。いずれにしても、製版後の印刷原版は、不感脂化
処理液(いわゆるエッチ液)で表面処理して非画像部を
不感脂化した後、印刷版として平版印刷に供せられる。
従来の直描型平版印刷用原版は紙等の支持体の両面に裏
面層及び中間層を介して表面層が設けられていた。裏面
層又は中間層はPVA、澱粉等の水溶性樹脂及び合成樹
脂エマルジョン等の水分散性樹脂と顔料で形成されてい
る。表面層は顔料、水溶性樹脂及び耐水化剤で形成され
ている。
このような直描型平版印刷用原版の代表例は、米国特許
第2532865号明細書に記載されるように、画像受
理層をPVAのような水溶性樹脂バインダー シリカ、
炭酸カルシウム等のような無機顔料及びメラミン・ホル
ムアルデヒド樹脂初期縮合物のような耐水化剤を主成分
として構成されたものである。
〔発明が解決しようとする課題] しかし、このようにして得られた従来の印刷版は、印刷
耐久性を向上するために耐水化剤の添加量を多くしたり
、疎水性樹脂を使用したりして疎水性を増大させると、
耐刷性は向上するが親水性が低下し印刷汚れが発生し、
一方、親水性を良くすると耐水性が劣化し、耐刷性が低
下するという問題があった。特に30℃以上の高温使用
環境下ではオフセット印刷に使用する浸し水に表面層が
溶解し、耐刷性の低下及び印刷汚れの両者が発生するな
ど大きな欠点があった。
更に、平版印刷用原版は油性インキ等を画像部として画
像受理層に描画するものであり、この受理層と油性イン
キの接着性が良くなければ、例え非画像部の親水性が十
分で上記の如き印刷汚れが発生しなくても、印刷時に画
像部の油性インキが欠落してしまい、結果として耐刷性
が低下してしまうという問題もあった。
本発明は以上のような直描型平版印刷用原版の有する問
題点を改良するものである。
本発明の目的は、オフセット原版として全面−様な汚れ
はもちろん、点状の汚れも発生させない不感脂化性の優
れた直描型平版印刷用原版を提供することである。
本発明の目的は、画像部の油性インキと画像受理層との
接着性が向上し、且つ印刷において印刷枚数が増加して
も非画像部の親水性が十分保たれ、油汚れの発生しない
、高耐刷力を有する直描型平版印刷用原版を提供するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
前記した諸口的は、支持体上に画像受理層を有する直描
型平版印刷用原版において、該画像受理層の結着剤が下
記樹脂〔A〕の少なくとも1種及び下記樹脂CB]の少
なくとも1種を含有し、且つ必要に応じて架橋剤を含有
してなることを特徴とする直描型平版印刷用原版によっ
て達成することができる。
樹脂〔A〕 ; 下記一般式(I)及び/又は一般式(n)で示される官
能基を有する重合体成分を少なくとも1種含有してなる
樹脂 一般式(1) %式% 一般式(n) 1v2−←CH,→−w CH、C112−X〔ただし
、上記(I)又は(II)式において、”−L−、−W
−−は各々−3O2−、−Co−又ハ−00[:を表し
、nl 、 n2は各々0又は1を表し、Xはハロゲン
原子を表す] 樹脂〔B〕 ;熱及び/又は光硬化性樹脂本発明は、平
版印刷用原版の画像受理層の結着剤として、上記一般式
(I)又は一般式(II)で示される官能基を少なくと
も1種有する樹脂〔A〕と熱及び/又は光硬化性樹脂〔
B〕を含有し、好ましくは架橋剤が含有されていること
を特徴とするもので、求核反応性の親水性化合物を少な
くとも1種含有する処理液で処理したときに、樹脂〔A
〕の上記一般式(I)で示される官能基、又は上記一般
式(n)で示される官能基から脱ハロゲン化水素反応に
より生成した式(I)の官能基の末端に求核反応性の親
水性化合物が付加反応できるものであり、これにより該
画像受理層は親水性を発現できると同時に、該結着剤樹
脂中に架橋構造を有することから、このとき親水性を有
しつつ水に対して不溶もしくは難溶である。
これにより本発明による平版印刷用原版は、原画に対し
て忠実な複写画像を再現し、非画像部の親水性が良好で
あるため、オフセット原版として一面の地汚れはもちろ
ん点状の地汚れも発生せず、画像受理層の平滑性および
静電特性が良好であり、更に耐刷力が優れているという
利点を有する。
更に、本発明の製版用印刷原版は製版処理時の環境に左
右されず、また処理前の保存性にも非常に優れていると
ともに、親水化の処理が迅速に行われるという特徴を有
する。
〔作用〕
本発明に係る画像受理層の結着樹脂が、求核ンの場合を
代表例として、下記反応式(1)に示す。
■〜は式(1)又は(II)の官能基以外の樹脂部分を
示す。
S[]、”e ■〜W、−CH2CH,−3o、e 親水性 ・(1) すなわち、本発明に係る画像受理層の結着剤樹脂〔A〕
は、平版印刷用原版として非画像部をエツチング処理す
る際にのみ、処理液中の求核性化合物と上記のように反
応することによ。
て末端に親水性基を付加し、これにより親水性を発現す
る、すなわち、親水化されることを特徴としており、大
気中の水分とは反応しないので保存性に関して全く懸念
される問題はない。
そして本発明に係る一般式(I)で示されるビニルスル
ホン基、ビニルカルボニル基、アクリルオキシ基は、求
核性化合物と非常に速やかに反応する官能基であること
から、迅速な親水化の発現が可能となるものである。
更には、一般式(II)で示される官能基は、反応式(
1)で示される如く、アルカリ処理により脱ハロゲン化
水素反応が容易に進行し、各々相当する一般式(I)の
官能基に変換することができることから、又、一般式(
I)と同様に用いることができるものである。
以下に本発明に用いられる結着樹脂について詳しく説明
する。樹脂〔A〕に含有される共重合体成分が有する官
能基は、一般式(I)又は(n)で示されるものである
一般式(I) Wl−叶CH,□CH=CH。
一般式(II) W2−←CH,−h−r CH2CH,−X式(I)、
  (n)中、−W、−、−W2−は各々5O2−−C
o−又は−[]OC−を表し、n+ + n2は各々0
又は1を表し、Xはハロゲン原子を表す。
式(I)、  (n)において、より好ましくはn、 
 n2がOである。またXのハロゲン原子は具体的には
フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表す
更には、本発明の樹脂〔A〕の一般式(1)及び/又は
(II)で示される官能基を有する共重合体成分として
は、下記一般式(I)の繰り返し単位で示すものが挙げ
られる。
一般式(I) a、    a2 一←CH−CH→−− 2−Y−W。
〔式(DI)中、Zは−COO−1−OCO−1−0−
1C0NHCONH CH,COO −CH2DCO−、又は Yは、−Z−と−Woを直接結合する又は連結する有機
残基を表す。さらにモZ−Y十は−E−C−汁 部と−
W。を直接連結してもよい。
圓。は一般式(I)又は一般式(n)で示される官能基
を表す。
al+a2は互いに同じでも異なってもよく、各々、水
素原子、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基、アラル
キル基又はアリール基を表す。〕一般式(III)をさ
らに詳細に説明する。
好ましくは、Zは−Coo−,−0CO−、−0−。
を表わす。
但し、rlは水素原子、炭素数1〜8の置換されてもよ
いアルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基
、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、2
−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、2−シアノエ
チル基、2メトキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基
、3−ブロモプロピル基等)、炭素数7〜9の置換され
てもよいアラルキル基(例えばベンジル基、フェネチル
基、3−フェニルプロピル基、クロロベンジル基、ブロ
モベンジル基、メチルベンジル基、メトキシベンジル基
、クロロ−メチルベンジル基、ジブロモベンジル基1 
 置換されてもよいアリール基(例えばフェニル基、ト
リル基、キシリル基、メシチル基、メトキシフェニル基
、クロロフェニル基、ブロモフェニル基、クロロ−メチ
ル−フェニル基等)等が挙げられる。
Yは直接結合か−Z−と−Woを連結する有機残基を表
す。
Yが連結する有機残基を表す場合、この連結基は、ペテ
ロ原子を介していてもよい炭素−炭素結合を表しくベテ
ロ原子としては、酸素原子。
イオウ原子、窒素原子を示す) rり s + CH=CH+ 一〇−、−3−  −N−−COO− −[DNH−、−3O2〜 、−3[12N)I−−N
HCO[l−NIICONH−、−3i−等の結合単位
の単独又は組合せの構成より成るものである。(但しr
2+ r3+r4r r、r rBは、各々前記のrl
と同一の内容を表す。)。
al+ azは同じでも異なってもよく、水素原子、ハ
ロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子等)シアノ基、
炭化水素基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、
ヘキシルオキシカルボニル基、メトキシカルボニルメチ
ル基、エトキシカルボニルメチル基、ブトキシカルボニ
ルメチル基等の置換されてもよい炭素数1〜12のアル
キル基、ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基、
フェニル基、トリル基、キシリル基、クロロフェニル基
等のアリール基等)を表わす。
さらに又、式(DI)中の +Z−Y士 結合残基は 
+C十 部と〜W、を直接連結させてもよい。
以下に樹脂(’Alの一般式(1)又は(II)で表わ
される官能基を有する重合体成分の具体例を示す。但し
、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。例
(a〜1)〜(a−25)において、bは−H又は−C
l(、を表し、Rは−C1(=C’)I。
−Cl(、CH=CH,又バーCH2C’)12Xを表
し、Xは−F、−C’1−Br 、 −4を表す。
(a−6) 一←CH,−CH−+− (a−1) →CL−C+ 02−R COOCH,[:H,5O2−R CH。
(a 一←CH2−CH+− Coo(CH=)2SO2 (a →CH。
C+ Con(CH2) 20[:0(CH,)2SO。
(a →CH2 C+ C0NH(CH2) 2SO。
(a−16) 一←CH2−CH−)− (a →CH,−C+ Con(CH2)20CO−R (a−18) →CH2−CL→− (a →C11,−CH÷ COR (a−19) →C)12−CH−+− (a−14) →CH,−CH÷ CH2C0−R CH,0CO−R (a−20) 一←CH,−C+ C00(CH,)、CO−R (m : 1〜4 の整数) [IC[+ (a−25) b →Ct1.−C+ C0NH(CH2)、C0−R 以上の様な本発明の一般式(I)及び/又は(II)で
表わされる官能基を含有する重合体成分を含有する樹脂
〔A〕は、従来公知の合成方法によって合成することが
できる。
即ち、一般式(I)及び/又は(II)で表わされる官
能基と重合性二重結合基とを分子内に含有する単量体(
例えば一般式(III)の繰り返し単位に相当する単量
体)を重合反応する方法及び一般式(I)及び/又は(
n)の官能基を含有する低分子化合物と、該低分子化合
物と化学反応する官能基を含有する重合体成分を含有す
る高分子化合物とを反応させる(即ち高分子反応)こと
で合成する方法が可能である。
更には一般式(n)で示される官能基を有する樹脂〔A
〕を合成後、アルカリ処理で脱/’%ロゲン化水素反応
を行って一般式(I)で表わされる官能基含有の樹脂〔
A〕を合成することもできる。
上記した単量体合成あるいは高分子反応による合成にお
いてのスルホニル化、カルボニル化あるいはカルボン酸
エステル化反応は、例えば日本化学全編、新実験化学講
座、第14巻、[有機化合物の合成と反応jp751、
plooo及びp1759 (1978年)丸善■刊、
S、Patai 、 Z、Rappoport and
 C,Stirling 。
rThe Chemistry of 5ulfone
s and 5ulphoxidesJp 165 (
1988年) 、John Wiley &5ons刊
、等の総説に記載の方法に従って行うことができる。
本発明に係る樹脂〔A〕における一般式(1)及び/又
は(n)で示される官能基を含有する重合体成分は、該
樹脂[A)が共重合体である場合には、全共重合体中の
1〜95重量%、特に10〜85重量%、であることが
好ましい。
また、該樹脂の重合体の分子量は103〜106特に5
X103〜5X10’、であることが好ましい。
更に、本発明の樹脂〔A〕は、好ましくは樹脂CB〕と
加熱又は光照射等によって架橋反応をする官能基を含有
する。それらの官能基としては、後述の樹脂〔B〕中に
含有される架橋反応を示す官能基(熱及び/又は光硬化
性の官能基;硬化性官能基と略称する場合もある)と同
様の官能基を挙げることができる。樹脂〔A〕において
硬化性官能基を含有する樹脂の場合の、[該硬化性官能
基を含有する共重合体成分の含有量」は、樹脂〔A〕中
の好ましくは1〜20重量%、より好ましくは3〜10
重量%である。
本発明において、樹脂〔A〕に該硬化性官能基の群から
選択される官能基を少なくとも1種含有させる方法とし
て、一般式(I)又は(II)の官能基を含有する重合
体に低分子の硬化性官能基含有化合物を高分子反応で導
入する方法、又は該硬化性官能基を1種又はそれ以上含
有する共重合成分に相当する単量体と前記した一般式(
II[)の繰り返し単位に相当する単量体とを共重合反
応するような方法(単量体合成)等が用いられる。
前者の高分子反応は、従来公知の方法をそのまま用いる
ことができ、例えば、日本化学全編、新実験化学講座、
第14巻、「有機化合物の合成と反応〔I〕〜〔■〕」
、(1978年)丸蓋(財)刊、岩倉義勇、栗田恵輔著
「反応性高分子」等の総説引例の公知文献等に詳細に記
載されている。
後者の単量体合成する方法に用いる、該硬化性官能基を
含有する共重合体成分に相当する単量体としては、樹脂
[Alにおける親水性基生成官能基を含有する重合体成
分(例えば一般式(I)に相当する化合物)と共重合し
得る、該硬化性官能基を含有するビニル系化合物を挙げ
ることができる。
このようなビニル系化合物は、例えば高分子データ「高
分子データ・ハンドブック〔基礎編〕」培風館(198
6年刊)等に記載されている。
さらに具体的には、アクリル酸、α及び/又はβ置換ア
クリル酸(例えばα−アセトキシ体、α−アセトキシメ
チル体、α−(2−アミノ)メチル体、α−クロロ体、
α−プロ千体、α−フロロ体、α−トリブチルシリル体
、α−シ了ノ体、β−クロロ体、β−プロ千体、α−ク
ロロ−β−メトキシ体、α、β−ジクロロ体等)メタク
リル酸、イタコン酸、イタコン酸半エステル類、イタコ
ン酸半γミド類、クロトン酸、2−アルケニルカルボン
酸@(例えば2−ペンテン酸、2−メチル−2−ヘキセ
ン酸、2−オクテン酸、4−メチル−2−ヘキセン酸、
4エチル−2−オクテン酸等) マレイン酸、マレイン
酸半エステル類、マレイン酸半γミド類、ビニルベンゼ
ンカルボン酸、ビニルベンゼンスルホン酸、ビニルスル
ホン酸、ビニルホスホ酸、ジカルボン酸類のビニル基又
はアリル基の半エステル誘導体、及びこれらのカルボン
酸又はスルホン酸のエステル誘導体、アミド誘導体の置
換基中に該極性基を含有する化合物等が挙げられる。
次に、本発明に用いられる樹脂[B]について詳しく説
明する。該樹脂〔B〕は、熱及び/又は光によって架橋
反応を行なう硬化性樹脂であり、好ましくは、前記した
樹脂CAl中の官能基と架橋反応を行なうものであり、
以下に説明する「熱及び/又は光硬化性官能基(硬化性
官能基と略称する場合もある)jを含有するものであれ
ば、いずれでもよい。これらの硬化性官能基は樹脂(A
)中に含有されてもよいことはすでに説明した。
本発明の硬化性官能基のうちの光硬化性官能基としては
、例えば乾英夫、永松元太部「感光性高分子」 (講談
社、1977年刊)、角田隆弘「新感光性樹脂」 (印
刷学会出版部、1981年刊) 、G、B、  Gre
en and B、P、5trark  J。
Macro、Sci、 Reas、 Macro、Ch
em、、 C21(2)、  187〜273 (19
81〜82) 、 C,G、Rattey。
rPhotopolymerization of 5
urface Coatings J(Aliley 
Interscience rub、 1982年刊)
等の総説に引例された光硬化性樹脂として従来公知の感
光性樹脂等に用いられる官能基が挙げられる。
また本発明における硬化性官能基のうち、「熱硬化性官
能基」としては、例えば、遠藤剛「熱硬化性高分子の精
密化J  (C,M、C■、1986年刊)、原崎勇次
「最新バインダー技術便覧」第1f−1章(&1合技術
センター 1985年刊)、大津随行「アクリル樹脂の
合成・設計と新用途開発」 (中部経営開発センター出
版部、1985年刊)、大森英三「機能性アクリル系樹
脂」 (テクノシステム1985年刊)等の総説に引例
の官能基を挙げることができる。
具体的には以下に示す解離性の水素を有する官能基(官
能基A群)と該A群と化学反応し結合する官能基(B群
)との組合せ、又は重合性二重結合基等が挙げられる。
解離性の水素原子を有する官能基としては、例えば−D
H基、−3H基、−N 112基、−NHR,基〔RI
は炭化水素基を表わし、例えば炭素数1〜10の置換さ
れてもよいアルキル基(例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル
基、2−クロロエチル基、2−メトキシエチル基、2−
シアノエチル基等)、炭素数4〜8の置換されてもよい
シクロアルキル基(例えばシクロへブチル基、シクロヘ
キシル基等)、炭素数7〜12基の置換されてもよいア
ラルキル基(例えばベンジル基、フェネチル基、3−フ
ェニルプロピル基、クロロベンジル基、メチルベンジル
基、メトキシベンジル基等)、置換されてもよいアリー
ル基(例えばフェニル基、トリル基、シリル基、クロロ
フェニル基、ブロモフェニル基、メトキシフェニル基、
ナフチル基等)等が挙げられる〕、−c 00 t+基
、−PO382基等が挙げられる。
B群の、解離性の水素を有する官能基と結合する官能基
としては、例えば aj a4 −C=CH基(aj r a4は、各々水素原子、ハロ
ゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子等)又は炭素数1
〜4のアルキル基(例えばメチル基、エチル基等)を表
わす)等を挙げることができる。
これらA群とB群の官能基間の化学結合により架橋構造
を形成することができる。例えば下記表−1のA群及び
B群からなる各々少なくとも1種組合わせるように選択
する。
C0NHCH20R2CR2は水素原子又は炭素数1〜
8のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基等)を表わす
〕、−N=C=O基及び表−1 CH。
CH2=CH−C0NH−CH,=C−C0NHCH,
0 CH=CH−CONH−CH2=C1l−0−C−CH
2=CH−NHCD−CL=CH−CH2−−NHCO
−CH2=CH−3O,−、CH,=CH−CD−CH
2=C1l−0−[H2=[’H−3−等を挙げること
ができる。
また−CONHCH,OR’  (R’は水素原子又は
炭素また架橋反応は重合性反応によってもよく、この場
合の重合性二重結合基として、具体的には、−CH2=
C1l−−C)I2=CH−CH2−本発明の「熱/光
硬化性官能基」を含有する単量体の例としては、「前記
した式(ItT)で示される共重合成分」に相当する単
量体と共重合し得る単量体中の置換基中に該硬化性官能
基を含有するものであればいずれでもよい。
本発明の「熱/光硬化性官能基」を含有する共重合成分
の具体例として、以下に繰返し単位(b−1)〜(b−
26)を挙げて例示する。
b b2 (b−1) →Cl. C+ COOCH=CH2 b, : H Cl, b :以下同じ) C00 R, b (b−2) →CH2−C+ b2 : H CD. (b2: 以下同じ) COOCH2CI{=CH, b, b2 b (b−6) ー←[:H− C 千 (b →CH*−C+ Con(CH.),, 0C0 R, COO(Ct{2),, COO−R. R,: CI{=CI{. C[t2CI{ CH2 CH3 CH3 (R,二以下同じ) R, : CIl=CH. C = C H 2 CH Cll n : 1〜1lの整数 R4 二以下同じ) n = 1〜11の整数 b1 (b →CH.−C+ COD(CL) r,0[’0(CI12),,R, n,n′= 1〜11の整数 (b →山 C+ COD(CH2). CH Cl2−0 C0 R6 0H 口0−R. CH. Cll. R5 : −CH=C}l2 CH.CII Cll. −C=CH2 R6 : CH CH2 −C=CH, R6 :以下同じ) m 1〜4の整数 b1 (b−8> →[:}l2−C+ b CONH (Cll.) ,OCO R4 (b ー←CH. C+ [1:[))IH ([:lI.) hC[1[ICH
,C}IC:}I.00CR, k : 1〜10の整数 叶 n : l〜1lの整数 b2 1〜4の整数 (b 4−CH ÷ C0NHCH20H b。
(b−14) 一←CH−C + C0NHCII2OR。
R1: C3〜C1のアルキル基 (b →CH−C1l÷ C8゜ (b →CH,−C→− COD(CH2)、N=C=0 CH。
b+ Tニ ーOf( Ni12 1 : 2〜1 の整数 II3 L 更に具体的には、下記一般式(TV)で示される単量体
を共重合成分として、その総量で30重量%以上含有す
る(メタ)アクリル系共重合体を樹脂(B)の例として
挙げることができる。
一般式(TV) CH,=C C0D−R。
一般式(■)において、Uは、水素原子、ハロゲン原子
(例えば塩素原子、臭素原子) シアノ基又は炭素数1
〜4のアルキル基を表わす。
R6は、炭素数1〜18の置換されてもよいアルキル基
(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデ
シル基、トリデシル基、テトラデシル基、2−メトキシ
エチル基、2−エトキシエチル基等)、炭素数2〜18
の置換されていてもよいアルケニル基(例えばビニル基
、アリル基、インプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニ
ル基、ヘプテニル基、オクテニル基等)炭素数7〜12
の置換されていてもよいアラルキル基(例えばベンジル
基、フェネチル基、メトキシベンジル基、エトキシベン
ジル基、メチルベンジル基等)、炭素数5〜8の置換さ
れていてもよいシクロアルキル基(例えばシクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロへブチル基等)置換さ
れていてもよいアリール基(例えば、フェニル基、トリ
ル基、キシリル基、メシチル基、ナフチル基、メトキシ
フェニル基、エトキシフェニル基、クロロフェニル基、
ジクロロフェニル基等)を表わす。
樹脂〔B〕において「架橋し得る(硬化性)官能基を含
有する共重合体成分」は樹脂〔B〕において、0.5〜
40モル%が好ましい。
樹脂〔B〕の重量平均分子量は好ましくは1×103〜
1×105であり、より好ましくは5X103〜5X1
0’である。
本発明に用いる樹脂〔A〕と樹脂[B]の使用量の割合
は、使用する無機光導電材料の種類、粒径、表面状態に
よって異なるが一般に樹脂〔A〕と樹脂[B]の用いる
割合は5〜80対95〜20(重量比)であり、好まし
くは10〜50対90〜50 (重量比)である。
本発明の結着樹脂における「硬化性官能基を含有する重
合体成分」の割合は、該結着樹脂全量中好ましくは1〜
80重量%である。より好ましくは、5〜50重量%で
ある。
本発明の結着樹脂は樹脂〔A〕及び樹脂CB]に加え、
さらに架橋剤を含有してもよい。
本発明において用いられる架橋剤としては、通常架橋剤
として用いられる化合物を使用することができる。具体
的には、山下晋三、金子東助編「架橋剤ハンドブック」
大成社刊(1981年)、高分子学会線「高分子データ
ハンドブック 基礎編」培風館(1986年)等に記載
されている化合物を用いることができる。
例えば、有機シラン系化合物(例えば、ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリブトキシシラン、T−グリシド
キシプロビルトリメトキシシラン、T−メルカプトプロ
ピルトリエトキシシラン、T−アミノプロピルトリエト
キシシラン等のシランカップリング剤等) ポリイソシ
アナート系化合物(例えば、トルイレンジイソシアナー
ト、0−トルイレンジイソシアナート、ジフェニルメタ
ンジイソシアナート、トリフェニルメタントリイソシア
ナート、ポリメチレンポリフェニルイソシアナート、ヘ
キサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシア
ナート、高分子ポリイソシアナート等) ポリオール系
化合物(例えば、1.4−ブタンジオール、ポリオキシ
プロピレングリコール、ポIJ 、t −)−ジアルキ
レングリコール、1,1.1−)リメチロールプロパン
等) ポリウレタン、ポリアミン系化合物(例えば、エ
チレンジアミン、Tヒドロキシプロピル化エチレンジア
ミン、フェニレンジアミンへキサメチレンジアミン、N
−アミノエチルピペラジン、変性脂肪族ポリアミン類等
) ポリエポキシ基含有化合物及びエポキシ樹脂(例え
ば、垣内弘編著「新エポキシ樹脂」昭晃堂(1985年
刊)、橋本邦之編著「エポキシ樹脂」日刊工業新聞社(
1969年刊)等に記載された化合物類)、メラミン樹
脂(例えば、三輪一部、松永英夫編著「ユリア・メラミ
ン樹脂」日刊工業新聞社(1969年刊)等に記載され
た化合物類) ポリ (メタ)アクリレート系化合物(
例えば、大河原信、三枝武夫、東村敏延m「オリゴマー
」講談社(1976年刊)、大森英三「機能性アクリル
系樹脂」テクノシステム(1985年刊)等に記載され
た化合物類が挙げられ、具体的には、ポリエチレングリ
コールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアク
リレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリ
スリトールポリアクリレート、ビスフェノールA−ジグ
リシジルエーテルジアクリレート、オリゴエステルアク
リレート:これらのメタクリレート体等がある)等を挙
げることができる。
本発明に用いられる架橋剤の使用量は画像受理層に用い
る樹脂量に対し0.5〜30重量%、特に1〜10重量
%であることが好ましい。
架橋反応が官能基間の化学結合を形成する反応様式の場
合には、例えば有機酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸、ベ
ンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)等が挙
げられる。
架橋反応が重合性反応様式の場合には、重合開始剤(過
酸化物、アゾビス系化合物等が挙げられ、好ましくは、
アゾビス系重合開始剤である)、多官能重合性基含有の
単量体(例えばビニルメタクリレート、アリルメタクリ
レート、エチレングリコールジアクリレート、ポリエチ
レングリコールジアクリレート、ジビニルコハク酸エス
テル、ジビニルアジピン酸エステル、ジアリルコハク酸
エステル、2−メチルビニルメタクリレート、ジビニル
ベンゼン等)等が挙げられる。
光硬化性の官能基を含有する場合には、前記した感光性
樹脂に関する総説に引例された化合物等を用いることが
できる。例えばアリルエステル基、シンナモイルエステ
ル基、ジメチルマレインイミド環基等を有する化合物等
が挙げられる。
本発明では、感光層膜中での架橋反応を促進させるため
に、樹脂〔A〕、[B11に必要に応じて反応促進剤を
添加してもよい。例えば、酸(酢酸、プロピオン酸、酪
酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等)
、過酸化物、アゾビス系化合物、架橋剤、増感剤、光重
合性単量体等が挙げられる。
架橋性官能基を含有する樹脂を用いた場合には、重合体
の少なくとも一部における架橋は、画像受理層を形成す
る過程あるいは加熱及び/又は光照射の過程等で行われ
得る。通常は、熱硬化処理を行なうのが好ましい。この
熱硬化処理は例えば、60℃〜120℃で5分〜120
分間処理するばよい。反応促進剤を併用すると、より穏
やかな条件で処理することが可能となる。
また、光硬化性樹脂を用いた場合は、塗布した後に電子
線、X線、紫外線あるいはプラズマ光照射することによ
り架橋され、乾燥中のみならず、その前あるいは後でも
いずれでもよく、上記乾燥条件の加熱により反応はより
促進する。
この際も、反応促進剤を併用すると、より穏やかな条件
で処理することができる。
本発明に供される樹脂とともに従来公知の樹脂も併用す
ることができる。例えばシリコーン樹脂、アルキッド樹
脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン−ブ
タジェン樹脂、アクリル樹脂、ポリブチラール樹脂、ポ
リオレフィン樹脂、エチレン酢ビ共重合体、スチレン樹
脂、アクリレート−ブタジェン樹脂、アルカン酸ビニル
樹脂等が挙げられる。
本発明の結着樹脂は、有機、5IPjに溶解又は分散し
ても良く、更には水系エマルジョンでも使用できる。従
って本発明の樹脂の他に任意の水溶性の樹脂を併用する
ことができ、例えばPVA1カルボキシPVAのような
変性PVA、澱粉及びその誘導体CMC,ヒドロキシエ
チルセルロース、カゼイン、ゼラチン、ポリビニルピロ
リドン、酢酸ビニル−クロトン酸共重合体、スチレン−
マレイン酸共重合体等の水溶性樹脂が使用できる。
これらの水溶性樹脂を併用する場合には、耐水化剤を用
いることが好ましく、耐水化剤として、例えばグリオキ
ザール、メラミンホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムア
ルデヒド樹脂等のアミノブラストの初期縮合物、メチロ
ール化ポリアミド樹脂のような変性ポリアミド樹脂、ボ
エアミド・ポリアミン・エピクロルヒドリン付加物、ポ
リアミドエピクロルヒドリン樹脂、変性ポリアミドポリ
イミド樹脂等が挙げられる。
本発明の樹脂と、公知の樹脂とは任意の割合で混合する
ことができるが、画像受理層の全樹脂量中の親水性基を
生成する官能基〔式(I)及び/又は(II)の官能基
〕を有する共重合体成分の量が30重量%以上、好まし
くは40重量%以上である必要がある。
求核性化合物と反応して親水性基を生成する官能基の成
分の含有量が30重量%より少ないと、得られた直描型
平版印刷用原版は、不感脂化液・浸し水による不感脂化
処理により生じる親水性が充分でなく、印刷時の汚れが
発生する。
本発明の画像受理層の他の構成成分として、無機顔料が
使用され、該無機顔料として、例えばカオリンクレー、
炭酸カルシウム、シリカ、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸
バリウム、アルミナ等が挙げられる。
画像受理層中の結着樹脂/顔料の割合は材料の種類及び
顔料の場合は更に粒径によって異なるが、一般に重量比
で1/(0,1〜5)、好ましくは1/(0,5〜2.
5)程度が適当である。
その他画像受理層には、膜強度をより向上させるために
他の架橋剤を添加してもよい。架橋剤としては、通常用
いられる塩化アンモニウト、有機過酸化物、金属石けん
、有機シラン、ポリウレタンの架橋剤、エポキシ樹脂の
硬化剤等を用いることができる。具体的には、山下晋三
、金子東助編「架橋剤ハンドブック」大成社刊(198
1年)等に記載のものを使用できる。
本発明に使用される支持体としては、上質紙、湿潤強化
紙、ポリエステルフィルムのようなプラスチックフィル
ム、アルミニウム板のような金属板等が挙げられる。
本発明では支持体と画像受理層との間に耐水性及び層間
接着性を向上する目的で中間層を、また画像受理層とは
反対の支持体面にカール防止を目的としてバックコート
層を設けることができる。
ここで中間層は、アクリル樹脂、スチレンブタジェン共
重合体、メタアクリル酸エステル−ブタジェン共重合体
、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、エチレン−
酢酸ビニル共重合体等のエマルジョン型樹脂;エポキシ
樹脂、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
酸ビニル等の溶剤型樹脂;前述のような水溶性樹脂等の
少なくとも1種を主成分として構成されるが、必要に応
じて無機顔料や耐水化剤を添加することができる。
PPC製版として用いられる場合には、本発明の印刷原
版の地汚れをいっそう低減するため、印刷原版としての
体積固有抵抗が1010〜10130cmとなるように
、更に画像受理層、中間層及び/又はバックコート層に
誘電剤を添加することができる。誘電剤としては、無機
系のものでも有機系のものでもよく、無機系のものでは
Na、K 、 Li5Mg、 ZnXCo、 Ni等の
1価又は多価金属の塩が、また有機系のものではポリビ
ニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライド、アク
リル樹脂変性四級アンモニウム塩等の高分子カチオン導
電剤や高分子スルホン酸塩のような高分子アニオン導電
剤が挙げられる。これらの導電剤の添加量は各層に使用
されるバインダー量の3〜40重量%、好ましくは5〜
20重里%である。
本発明の直描型平版印刷用原版を作成するには一般に、
支持体の一方の面に、必要あれば中間層成分を含む水溶
液を塗布乾燥して中間層を形成後、画像受理層成分を含
む水溶液を塗布乾燥して画像受理層を形成し、更に必要
あれば他方の面にバックコート層成分を含む水溶液を塗
布乾燥してバックコート層を形成すればよい。
なお画像受理層、中間層、バックコート層の各付着量は
、それぞれ1〜30g/m′、5〜20g / m’、
5〜20g/m″が適当である。
本発明の直描型平版印刷用原版を用いた印刷版の作成は
、上記した構成の直描型平版印刷用原版に、公知技術に
より画像を形成・定着して製版した後、不感脂化液で表
面処理して非画像部を不感脂化した後、印刷版として平
版印刷に供せられる。
本発明に供せられる不感脂化処理は、一般式(I)で示
される官能基含有の本発明の結合樹脂において、該二重
結合に容易に求核反応する親水性化合物を含有する溶液
(水溶液あるいは水溶性有機溶媒含有の混合溶液)で処
理することによって達成される。
一般式(I)で示される官能基の二重結合に求核置換反
応を生ずる親水性化合物としては、Pearson等の
求核性定数n (:R,G、Pearson 、 Ho
Sobel 、 J、Songstad 、 J、Am
er、[:hem、Soc、、  90゜319(19
68)]が5.5以上の値を有する置換基を含有し、且
つ蒸留水100重量部中に、1重量部以上溶解する親水
性化合物が挙げられる。
具体的な化合物としては、例えばヒドラジン、ヒドロキ
シルアミン、亜硫酸塩(アンモニウム塩、ナトリウム塩
、カリウム塩、亜鉛塩等)チオ硫酸塩等が挙げられ、ま
た、分子内にヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ
基、ホスホノ基、アミノ基から選ばれた少なくとも1つ
の極性基を含有するメルカプト化合物、ヒドラジド化合
物、スルフィン酸化合物、第1級アミン化合物あるいは
第2級アミン化合物等が挙げられる。
例えばメルカプト化合物として、2−メルカプトエタノ
ール、2−メルカプトエチルアミン、N−メチル−2−
メルカプトエチルアミン、N(2−ヒドロキシエチル)
2−メルカプトエチルアミン、チオグリコール酸、チオ
リンゴ酸、チオサリチル酸、メルカプトベンゼンジカル
ボン酸、2−メルカプトエタンスルポンM、2−メルカ
プトエチルホスポン酸、メルカプトベンゼンスルホン酸
、2−メルカプトプロピオ二ルアミノ酢酸、2−メルカ
プト−1−アミノ酢酸、1−メルカプトプロピオニル了
ミノ酢酸、1.2−ジメルカブトプロピオニルアミノ酢
酸、2.3−ジヒドロキシプロピルメルカプタン、2−
メチル−2−メルカプト−1−アミノ酢酸等を、スルフ
ィン酸化合物として2−ヒドロキシエチルスルフィン酸
、3−ヒドロキシプロパンスルフィン酸、4−ヒドロキ
シブタンスルフィン酸、カルボキシベンゼンスルフィン
酸、ジカルボキシベンゼンスルフィン酸等を、ヒドラジ
ド化合物として2−ヒドラジノエタンスルポン酸、4−
ヒドラジノブタンスルホン酸、ヒドラジノベンゼンスル
ホン酸、ヒドラジノベンゼンジスルホン酸、ヒドラジノ
安息香酸、ヒドラジノベンゼンジカルボン酸等を、第1
級あるいは第2級アミン化合物として、例えばN−(2
−ヒドロキシエチル)アミン、N、N−ジ(2−ヒドロ
キシエチル〉アミン、N、N−ジ(2−ヒドロキシエチ
ル)エチレンジアミン、トリ (2−ヒドロキシエチル
)エチレンジアミン、N−(2゜3−ジヒドロキシプロ
ピル)アミン、N、N−ジ(2,3−ジヒドロキシプロ
ピル)アミン、2−アミノプロピオン酸、アミノ安息香
酸、アミノピリジン、アミノベンゼンジカルボン酸、2
−ヒドロキシエチルモルホリン、2−カルボキシエチル
モルホリン、3−カルボキシピペラジン等をあげること
ができる。
これらの求核性化合物を前記した不感脂化処理液に含有
させて用いる。
これら処理液中の該求核性化合物の存在量は0、1モル
/l−10モル/1で、好ましくは0.5モル/l−5
モル/βである。
又処理液のpHは4以上が好ましい。
処理の条件は、温度15℃〜60tで浸漬時間は10秒
〜5分間が好ましい。
該処理液は、上記した求核性化合物及びpl調整剤以外
に、他の化合物を含有してもよい。例えば水に可溶性の
有機溶媒を水100重量部中に1〜50重量部含有して
もよい。このような水に可溶性の有機溶媒としては、例
えばアルコール類(メタノール、エタノール、プロパツ
ール、プロパギルアルコール、ベンジルアルコール、フ
ェネチルアルコール等)、芳香族アルコール類、ケトン
類(アセトン、メチルエチルケトン、アセトフェノン等
)  エーテル類(ジオキサン、トリオキサン、テトラ
ヒドロフラン、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテル、テトラヒドロピラ
ン等)  アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド等) アミノアルコール類(モノエタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン
等)  エステル類(酢酸メチル、酢酸エチル、ギ酸エ
チル等)等が挙げられ、これらは単独又は2種以上を混
合して用いてもよい。
また、界面活性剤を水100重量部中に0.1〜20重
量部含有してもよい。界面活性剤としては、従来公知の
アニオン性、カチオン性あるいはノニオン性の各界面活
性剤が挙げられる。
例えば、堀口博「新界面活性剤」三共出版■、(197
5年刊)、小田良平、寺村−広、「界面活性剤の合成と
その応用」槙書店(1980年刊)等に記載される化合
物を用いることができる。
さらに、消泡剤その他、必要に応じて各種の添加剤を含
有したものが使用される。
本発明の範囲は、上記した具体的化合物例に限定される
ものではない。
一般式(II)で示される官能基含有の本発明の結着樹
脂をエツチング処理する方法は、前記反応式(1)で示
した如く、脱ハロゲン化水素反応を行った後、生成した
二重結合に求核性化合物が求核反応をすることで親水化
されることを特徴とするものである。
該脱ハロゲン化水素反応は、p)16以上の処理液中で
容易に進行することから、前記した求核性化合物を少な
くとも含有したエツチング処理液のpHを6以上に設定
することにより、脱ハロゲン化水素化及び求核反応によ
る親水化が達成される。
より好ましくは該処理液のpHは8以上とする。
更には、脱ハロゲン化水素反応をpH6以上の溶液で進
行させた後、求核性化含有の処理液でエツチング処理し
ても何ら差し支えない。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を例示するが、本発明の範囲がこ
れらに限定されるものではない。
実施例1 上質紙の一方の面に裏面層及び他方の面に中間層が設け
られた支持体の中間層の上に、下記構造の樹脂[A−1
)20g、下記構造の樹脂CB−1〕20g、酸化亜鉛
50g及びトルエン150gの混合物をボールミル中で
2時間分散し、更に、グルタル酸4gを加え10分間分
散した。得られた分散物を乾燥付着量が18g/m″と
なるようにワイヤーバーで塗布し、100℃で30秒間
乾燥し、更に110℃で2時間加熱して平版印刷用原版
を作成した。
樹脂[A−1〕 −tCH2C→η=−− Coo ([:112) 2SO,CH=CH。
CH3 −すCH,−C士Jコ六(1:H,−[:H士r「C0
DC,H,CDDH 樹脂[B−1] CH。
−tcH2−C−テi−d CH2−CH寸Tr1CH
2−Cll→了]−COOCI1.      C00
CH,CHCH,C00N\1 勲 :3X10’ この原版を、下記処方に調整した不感脂化処理液(E−
1)中に 20秒間浸した後水洗した。
不感脂化処理液(E−1) 以上を溶解した。
これに蒸留水2μmの水滴を乗せ、形成された水との接
触角をゴニオメータ−で測定した所、10°以下であっ
た。尚、不感脂化処理前の接触角は98°であった。こ
のことは、本発明の原版の画像受理層の非画像部が、親
油性から親水性に変化したことを示す(通常、印刷時に
非画像部が印刷地汚れ、点状汚れ等を発生しない親水化
の度合は、水との接触角で20゛以下であることが必要
である。)。
次に、市販のPPCで製版し、得られた原版を上記と同
様の条件で不感脂化処理を行い、印刷用原版を得た。
得られた原版の画像部の濃度は1.0以上であり、非画
像部の地力ブリもなく、画像部の画質も鮮明であった。
これをオフセット印刷機(桜井製作所■製オリバー52
型)にかけ上質紙上に印刷した。5000枚を越えても
印刷物の非画像部の地汚れ及び画像部の画質に問題を生
じなかった。
更に上記原版を用いて、環境条件を30℃、80%RH
として市販のPPCで製版した所、得られた原版の画像
は、画像部の濃度は1.0以上有り非画像部の地力ブリ
もなく、画像部の画質も鮮明であった。これを上記と同
様に印刷した所、5000枚を印刷しても問題なかった
以上の如く、本原版は高温多湿の条件下でもPPC製版
で画質を劣化させなかった。
実施例2 上質紙の一方の面に裏面層及び他方の面に中間層が設け
られた支持体の中間層の上に、下記構造の樹脂[A−2
]30g、下記構造の樹脂[:B−2]10g、酸化亜
鉛50g及びトルエン150gの混合物をボールミル中
で2時間分散し、更に、これに1.3−キシリレンジイ
ソシアナート4gを加えてボールミル中10分間分散し
た。得られた分散物を乾燥付着量が18g / m’と
なるようにワイヤーバーで塗布し、110℃で1.5時
間乾燥し、平版印刷用原版を作成した。
樹脂[A−2) L 〜:  3. OX  1 0 ’ 樹脂CB−21 C1l。
fCH2−4:寸丁r− C00CH。
Hs H 〜:  2.8  X  1 0 ’ この原版を、実施例1と同様に操作して、製版、印刷を
行った。
得られた原版の画像部の濃度は1.0以上であり、非画
像部の地力ブリもなく、画像部の画質も鮮明であった。
これをオフセット印刷機(桜井製作所■製オリバー52
型)にかけ上質紙上に印刷した。5000枚を越えても
印刷物の非画像部の地汚れ及び画像部の画質に問題を生
じなかった。
更に上記原版を用いて、環境条件を30℃、80%RH
として市販のPPCで製版した所、得られた原版の画像
は、画像部の濃度は1.0以上有り非画像部の地力ブリ
もなく、画像部の画質も鮮明であった。これを上記と同
様に印刷した所、5000枚を印刷しても問題なかった
以上の如く、本原版は高温多湿の条件下でもPPC製版
で画質を劣化させなかった。
実施例3〜14 下記表−2の樹脂CA−33〜CA−14]各25g1
樹脂[B−2]15g、■、5(N−イミダゾリイル)
カルバモイルナフタレン5g、酸化亜鉛10g及びトル
エン80gの混合物をボールミル中で2時間分散した。
得られた分散物を乾燥付着量が18g/m’となるよう
にワイヤーバーで塗布し、120℃で3時間乾燥し、平
版印刷用原版を作成した。各樹脂〔A〕の恥は3X10
’〜5X10’であった。
表−2 CH5 −C−X、寸−1−r−f CH2−C−)−rrf 
CH2−CHhCOO(CH,)、OHCOOH この原版を、不感脂化処理液として、下記処方で調整し
た不感脂化処理液(E−2)を用いた他は、実施例工と
同様に操作して製版、印刷を行った。
不感脂化処理液(E−2) これらを蒸留水で溶解し全量をIA’とした後、水酸化
す) IJウムでpH11,0に調整した。
得られた原版の画像部の濃度は1.0以上であり、非画
像部の地力ブリもなく、画像部の画質も鮮明であった。
これをオフセット印刷機(桜井製作所■製オリバー52
型)にかけ上質紙上に印刷した。500[)枚を越えて
も印刷物の非画像部の地汚れ及び画像部の画質に問題を
生じなかった。
更に上記原版を用いて、環境条件を30℃、80%RH
として市販のPPCで製版した所、得られた原版の画像
は、画像部の濃度は1.0以上有り非画像部の地力ブリ
もなく、画像部の画質も鮮明であった。これを上記と同
様に印刷した所、5000枚を印刷しても問題なかった
実施例15〜25 下記構造の樹脂[A−15’]40g、下記表−3の樹
脂[B−3]〜[B−13]各15g、シリカゲル5g
Sフル 80gの混合物をボールミル中で2時間分散し、更に、
下記表−3の架橋用化合物5gを加えて10分間分散し
た。得られた分散物を乾燥付着量が18g/m”となる
ようにワイヤーバーで塗布し、120℃で20時間乾燥
し、平版印刷用原版を作製した。なお、表−3の各樹脂
CB]の〜は3XIO’〜6XIO’であった。
樹脂[A−15) 一f CH2−CH→as. 5 CH200C−CH  =CH2 へ:5xlO’ これを、実施例3と同様に製版し、次いで印刷機で印刷
した。得られた印刷用原版の濃度は1.0以上で、画質
は鮮明であった。又5000枚印刷後の印刷物の画質は
地力ブリのない鮮明な画像のものであった。
実施例26〜37 実施例2〜25で作成した各印刷用原版を用い、下記波
−斗の求核性化合物0.5モル、有機溶媒100g及び
ニューコールB4SN(日本乳化剤■製)10gに蒸留
水を加え、11とした後、各混合物のpHを11.0に
調整した。各原版を上記処理液に30秒間浸して不感脂
化処理をし、次いで実施例1と同様の印刷条件で印刷し
た。
各原版とも、非画像の水との接触角は10゜以下で充分
に親水化されていた。また、印刷枚数は5000枚でも
印刷物の印刷画質は、地力ブリもなく鮮明な画像で良好
であった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、画像受理性に優れた、経時変化しない
直描型平版印刷用原版が得られる。
また、印刷特性が非常に良好な印刷原版が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に画像受理層を有する直描型平版印刷用
    原版において、該画像受理層の結着剤が下記樹脂〔A〕
    の少なくとも1種及び下記樹脂〔B〕の少なくとも1種
    を含有し、且つ必要に応じて架橋剤を含有してなること
    を特徴とする直描型平版印刷用原版。 樹脂〔A〕; 下記一般式( I )及び/又は一般式(II) で示される官能基を有する重合体成分を少なくとも1種
    含有してなる樹脂 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ただし、上記( I )又は(II)において、−W_1
    −、−W_2−は各々−SO_2−、−CO−又は−O
    OC−を表し、n_1、n_2は各々0又は1を表し、
    Xはハロゲン原子を表す〕 樹脂〔B〕;熱及び/又は光硬化性樹脂
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4886805A (en) * 1986-07-23 1989-12-12 Centre D'Activite Et De Recherches Pharmaceutique Industrielle Biologique Medicale Novel aminoalkylthio derivatives of triazolopyridine or triazoloquinoline, the processes for their preparation, and drugs, useful especially as analgesics, in which they are present

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4886805A (en) * 1986-07-23 1989-12-12 Centre D'Activite Et De Recherches Pharmaceutique Industrielle Biologique Medicale Novel aminoalkylthio derivatives of triazolopyridine or triazoloquinoline, the processes for their preparation, and drugs, useful especially as analgesics, in which they are present

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