JPH0439964B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439964B2 JPH0439964B2 JP62296976A JP29697687A JPH0439964B2 JP H0439964 B2 JPH0439964 B2 JP H0439964B2 JP 62296976 A JP62296976 A JP 62296976A JP 29697687 A JP29697687 A JP 29697687A JP H0439964 B2 JPH0439964 B2 JP H0439964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artificial
- shape
- cylindrical
- tree
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、しいたけの人工栽培に用いるしい
たけ人工榾木に関するものである。 〔従来の技術〕 しいたけの人工栽培は、しいたけ原木を用いて
行う外、最近では瓶、袋、トロ箱等の容器に培地
基材を詰めて殺菌したのち植菌し、これを培養し
て培地上面より子実体を発生させることにより行
われている。また、容器によつて成形した培地基
材を容器から取り出して菌糸塊状にし、この菌糸
塊上面より子実体を発生させることも行われてい
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記のような人工榾木としては、第8図lに示
すような嵩高い円柱状のものが一般的である。し
かしながら、このような円柱状の人工榾木を用い
た場合のしいたけの収量は、栽培を繰り返すに従
つて収量効率が悪くなる。すなわち、上記円柱状
の人工榾木は、栽培の繰り返しにより、害菌汚染
されやすくなると同時に、円柱状の人工榾の中央
部には空気等の流通が充分行われないことから、
榾木内部の菌糸が子実体に転化しないまま残り、
したがつて次第に収量効率が悪くなる。 他方、横断面が三角形、台形ないしはかまぼこ
形の瓶に培養基材材料を充填し、しいたけ菌糸を
蔓延させたのちこれを瓶から取出し、熟成してし
いたけの人工榾を製造する技術が提案されている
(特開昭56−18511号)。このようにして得られた
人工榾は、形状自体が水切り性に富んでいること
から、耐害菌汚染性には優れているものの、全体
形状が長い柱状であることから、中央部に対する
空気の流通性等に難点があり、中央部の菌糸が子
実体に転化しないまま残るという欠点を有してい
る。 この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、害菌汚染に対する抵抗力が強く、しかも子
実体の収量効率が高いしいたけ人工榾木の提供を
その目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明のしいた
け人工榾木は、培地基材に菌糸を蔓延させた菌糸
塊からなる人工榾木であつて、全体的な形状が、
上面が凸面に形成された円柱状または角柱状にな
つており、上記凸面の頂部から縁部に向かう傾斜
面が8°以上40°以下の傾斜角θに設定され、上記
円柱状または角柱状の厚みtが5〜10cmに設定さ
れ、円柱状の直径または角柱状の最大側縁長が26
cm以下に設定されているという構成をとる。 〔作用〕 すなわち、本発明者らは、子実体の発育を阻害
する要因を追求した。その結果、上記従来の円柱
状の人工榾木は水切り性に問題があり、そのため
耐害菌汚染性が小さいことをつきとめた。すなわ
ち、上記の人工榾木は、しいたけ栽培に際して、
通常円柱の下面を底面として載置され、その状態
で栽培がなされるのであるが、この場合、人工榾
木の上面は、平滑面ではなく菌糸成長にもとづき
多少凹凸になつている。そのため、その凹部に、
浸水処理ないしは散水の水が溜まり、これが原因
で害菌汚染や吸水過多が生じることをつきとめ
た。また、空気等の流通不足にもとづく菌糸の子
実体への転化の阻害は、人工榾木の形状寸法が大
きく左右することをつきとめた。すなわち、空気
の流通性、人工榾木の厚みと直径等に大きく左右
される。したがつて、人工榾木の厚みと直径等と
を適正に設定すると、空気等の流通性が内部まで
充分に確保され、子実体の収量効率の向上が実現
されることをつじきとめ、この発明に到達した。 つぎに、この発明を詳細に説明する。 この発明のしいたけ人工榾木は、上面が凸面に
形成された円柱状または角柱状になつており、そ
の凸面の頂部から側縁に向かう傾斜面が8°以上
40°以下の傾斜角θに設定されている。これによ
り、人工榾木の上面の水切り性が確保され、水溜
りに起因する害菌汚染等の問題が解消されるよう
になる。そのうえ、この発明の人工榾木は、円柱
状または角柱状のものの厚みtが5〜10cmに設定
され、円柱状の直径または角柱状の最大側縁長が
26cm以下に設定されている。これにより人工榾木
の内部に対する空気等の流通が確保され、子実体
の収量効率の向上効果が得られるようになる。ま
た、上記のように円柱状の直径または角柱状の最
大側縁長を26cm以下に設定することと、上面の頂
部から縁部に向かう傾斜面が8°以上40°以下の傾
斜角に設定することとが相俟つて上記の水切り性
が充分に確保されるようになる。すなわち、円柱
状の直径または角柱状の最大側縁長が26cmを超え
ると凸面の上記傾斜角θを8°以上にしても、水切
り性が不充分となり、水溜りにもとづく害菌汚染
等が生ずるようになる。 より詳しく説明すると、この発明のしいたけ人
工榾木は、例えば第1図に示すような形状に設定
され、円柱状の上面が凸面上の傾斜面に形成され
ている。この場合、上記傾斜面が水平面となす角
度(第1図の縦断面図である第2図に示すθ)
は、10°以上、特に15〜40°の範囲内に設定するこ
とが好適である。なお、傾斜は全方向に対して形
成されている必要はなく、第3図に示すように、
2方向のみに形成されていてもよい。また、第4
図に示すように、傾斜面が緩やかな曲面によつて
形成されている場合には、第4図の縦断面図であ
る第5図に示すように、便宜上、曲面部の高さH
の2分の1の位置における曲面の接線Aが水平面
となす角度をθとする。 このように、菌糸塊1の上面部を凸面状の傾斜
面、特に上記の傾斜角を有する傾斜面にすると、
散水した場合に水切れがよく、上面に水が溜まる
ようなことがなくなる。そのうえ、上面の表面積
が、単なる平面にした場合よりも大きくなり、外
気との接触がより充分に行われるようになる。し
たがつて、従来の人工榾木のように害菌汚染や吸
水過多によつて子実体の発生や成長が損なわれる
ことがなく、しかも外気との接触面が大きくなる
ことから、高収量で子実体を得ることができる。 また、上記第1図に示すような形状の菌糸塊1
は、円柱状の厚みtを5〜10cmに設定することが
必要である。すなわち、厚みを上記範囲に設定す
ることにより、菌糸塊1内部の全ての菌糸が、菌
糸塊表面を介して外気と充分に接触でき、菌糸が
最も有効に子実体に転化するようになるからであ
る。したがつて、得られる子実体がより大形で高
品質になる。特に、上記厚みtを、7〜9cmに設
定することが好適で、この範囲内であれば、栽培
環境の条件(温度、湿度、雑菌の侵入等)に対す
る抵抗力がうまく発揮され、菌糸塊1が乾燥しす
ぎたり過湿状態になることがなくなる。 また、上記菌糸塊1は、円柱状の直径が26cm以
下に設定されていることが必要であり、より好ま
しくは18cm以下である。このように直径を設定す
ることにより、上記凸面の傾斜面の傾斜角θと相
俟つて水溜りの発生の防止が充分になされると同
時に、内部に対する空気の流通性も確保されるよ
うになるからである。 なお、この発明にかかる人工榾木では、榾木の
上面の凸面の形状は、左右対称に限らず、凸状の
頂部が一方に偏つていても差し支えはない。さら
に、底面は厳密な平面状に限らず、溝や段差等の
存在により多少の凹凸があつても差し支えはな
い。 この発明のしいたけ人工榾木は、例えばつぎの
ようにして製造することができる。すなわち、ま
ず、鋸屑、米ぬか等からなる培地器材を、第6図
に示すような形状の培養容器2に充填し加熱滅菌
する。ついで、しいたけ種菌を上記培地上に接種
する。そして、菌糸培養を行い、菌糸が充分に蔓
延したのち菌糸塊1を取り出し、通常の方法に従
つて人工榾木化する。 つぎに、実施例について比較例と併せて説明す
る。 〔実施例1〜7、比較例1〜10〕 使用培地として、鋸屑(オガコ)と米糠を10
部:3部の割合で混合加水して含水量60〜65重量
%に調整したものを使用した。そして、この培地
を、所定形状に培地を成形しうるように形成され
たポリプロピレン製袋に所定量充填したのち加圧
成形(見かけ比重0.6程度)した。この袋入り培
地に121℃で90分間高圧蒸気滅菌を施し、冷却後、
しいたけ菌を接種して20〜25℃で培養を行つた。
そして、菌糸が培地内に完全に蔓延した時点で培
地を袋から取り出した。なお、各人工榾木の形状
を、第7図a〜gに示す。また、比較例として、
この発明の範囲外の形状のものとして、第8図h
〜qに示す形状のものを用意した。 これらの実施例品および比較例品を各30個用
い、10〜25℃の自然条件で7カ月間しいたけ栽培
を行い、1榾当たりの子実体収量と、1榾当たり
の平均子実体重量を調べた。その結果を下記の第
1表および第2表に示す。
たけ人工榾木に関するものである。 〔従来の技術〕 しいたけの人工栽培は、しいたけ原木を用いて
行う外、最近では瓶、袋、トロ箱等の容器に培地
基材を詰めて殺菌したのち植菌し、これを培養し
て培地上面より子実体を発生させることにより行
われている。また、容器によつて成形した培地基
材を容器から取り出して菌糸塊状にし、この菌糸
塊上面より子実体を発生させることも行われてい
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記のような人工榾木としては、第8図lに示
すような嵩高い円柱状のものが一般的である。し
かしながら、このような円柱状の人工榾木を用い
た場合のしいたけの収量は、栽培を繰り返すに従
つて収量効率が悪くなる。すなわち、上記円柱状
の人工榾木は、栽培の繰り返しにより、害菌汚染
されやすくなると同時に、円柱状の人工榾の中央
部には空気等の流通が充分行われないことから、
榾木内部の菌糸が子実体に転化しないまま残り、
したがつて次第に収量効率が悪くなる。 他方、横断面が三角形、台形ないしはかまぼこ
形の瓶に培養基材材料を充填し、しいたけ菌糸を
蔓延させたのちこれを瓶から取出し、熟成してし
いたけの人工榾を製造する技術が提案されている
(特開昭56−18511号)。このようにして得られた
人工榾は、形状自体が水切り性に富んでいること
から、耐害菌汚染性には優れているものの、全体
形状が長い柱状であることから、中央部に対する
空気の流通性等に難点があり、中央部の菌糸が子
実体に転化しないまま残るという欠点を有してい
る。 この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、害菌汚染に対する抵抗力が強く、しかも子
実体の収量効率が高いしいたけ人工榾木の提供を
その目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明のしいた
け人工榾木は、培地基材に菌糸を蔓延させた菌糸
塊からなる人工榾木であつて、全体的な形状が、
上面が凸面に形成された円柱状または角柱状にな
つており、上記凸面の頂部から縁部に向かう傾斜
面が8°以上40°以下の傾斜角θに設定され、上記
円柱状または角柱状の厚みtが5〜10cmに設定さ
れ、円柱状の直径または角柱状の最大側縁長が26
cm以下に設定されているという構成をとる。 〔作用〕 すなわち、本発明者らは、子実体の発育を阻害
する要因を追求した。その結果、上記従来の円柱
状の人工榾木は水切り性に問題があり、そのため
耐害菌汚染性が小さいことをつきとめた。すなわ
ち、上記の人工榾木は、しいたけ栽培に際して、
通常円柱の下面を底面として載置され、その状態
で栽培がなされるのであるが、この場合、人工榾
木の上面は、平滑面ではなく菌糸成長にもとづき
多少凹凸になつている。そのため、その凹部に、
浸水処理ないしは散水の水が溜まり、これが原因
で害菌汚染や吸水過多が生じることをつきとめ
た。また、空気等の流通不足にもとづく菌糸の子
実体への転化の阻害は、人工榾木の形状寸法が大
きく左右することをつきとめた。すなわち、空気
の流通性、人工榾木の厚みと直径等に大きく左右
される。したがつて、人工榾木の厚みと直径等と
を適正に設定すると、空気等の流通性が内部まで
充分に確保され、子実体の収量効率の向上が実現
されることをつじきとめ、この発明に到達した。 つぎに、この発明を詳細に説明する。 この発明のしいたけ人工榾木は、上面が凸面に
形成された円柱状または角柱状になつており、そ
の凸面の頂部から側縁に向かう傾斜面が8°以上
40°以下の傾斜角θに設定されている。これによ
り、人工榾木の上面の水切り性が確保され、水溜
りに起因する害菌汚染等の問題が解消されるよう
になる。そのうえ、この発明の人工榾木は、円柱
状または角柱状のものの厚みtが5〜10cmに設定
され、円柱状の直径または角柱状の最大側縁長が
26cm以下に設定されている。これにより人工榾木
の内部に対する空気等の流通が確保され、子実体
の収量効率の向上効果が得られるようになる。ま
た、上記のように円柱状の直径または角柱状の最
大側縁長を26cm以下に設定することと、上面の頂
部から縁部に向かう傾斜面が8°以上40°以下の傾
斜角に設定することとが相俟つて上記の水切り性
が充分に確保されるようになる。すなわち、円柱
状の直径または角柱状の最大側縁長が26cmを超え
ると凸面の上記傾斜角θを8°以上にしても、水切
り性が不充分となり、水溜りにもとづく害菌汚染
等が生ずるようになる。 より詳しく説明すると、この発明のしいたけ人
工榾木は、例えば第1図に示すような形状に設定
され、円柱状の上面が凸面上の傾斜面に形成され
ている。この場合、上記傾斜面が水平面となす角
度(第1図の縦断面図である第2図に示すθ)
は、10°以上、特に15〜40°の範囲内に設定するこ
とが好適である。なお、傾斜は全方向に対して形
成されている必要はなく、第3図に示すように、
2方向のみに形成されていてもよい。また、第4
図に示すように、傾斜面が緩やかな曲面によつて
形成されている場合には、第4図の縦断面図であ
る第5図に示すように、便宜上、曲面部の高さH
の2分の1の位置における曲面の接線Aが水平面
となす角度をθとする。 このように、菌糸塊1の上面部を凸面状の傾斜
面、特に上記の傾斜角を有する傾斜面にすると、
散水した場合に水切れがよく、上面に水が溜まる
ようなことがなくなる。そのうえ、上面の表面積
が、単なる平面にした場合よりも大きくなり、外
気との接触がより充分に行われるようになる。し
たがつて、従来の人工榾木のように害菌汚染や吸
水過多によつて子実体の発生や成長が損なわれる
ことがなく、しかも外気との接触面が大きくなる
ことから、高収量で子実体を得ることができる。 また、上記第1図に示すような形状の菌糸塊1
は、円柱状の厚みtを5〜10cmに設定することが
必要である。すなわち、厚みを上記範囲に設定す
ることにより、菌糸塊1内部の全ての菌糸が、菌
糸塊表面を介して外気と充分に接触でき、菌糸が
最も有効に子実体に転化するようになるからであ
る。したがつて、得られる子実体がより大形で高
品質になる。特に、上記厚みtを、7〜9cmに設
定することが好適で、この範囲内であれば、栽培
環境の条件(温度、湿度、雑菌の侵入等)に対す
る抵抗力がうまく発揮され、菌糸塊1が乾燥しす
ぎたり過湿状態になることがなくなる。 また、上記菌糸塊1は、円柱状の直径が26cm以
下に設定されていることが必要であり、より好ま
しくは18cm以下である。このように直径を設定す
ることにより、上記凸面の傾斜面の傾斜角θと相
俟つて水溜りの発生の防止が充分になされると同
時に、内部に対する空気の流通性も確保されるよ
うになるからである。 なお、この発明にかかる人工榾木では、榾木の
上面の凸面の形状は、左右対称に限らず、凸状の
頂部が一方に偏つていても差し支えはない。さら
に、底面は厳密な平面状に限らず、溝や段差等の
存在により多少の凹凸があつても差し支えはな
い。 この発明のしいたけ人工榾木は、例えばつぎの
ようにして製造することができる。すなわち、ま
ず、鋸屑、米ぬか等からなる培地器材を、第6図
に示すような形状の培養容器2に充填し加熱滅菌
する。ついで、しいたけ種菌を上記培地上に接種
する。そして、菌糸培養を行い、菌糸が充分に蔓
延したのち菌糸塊1を取り出し、通常の方法に従
つて人工榾木化する。 つぎに、実施例について比較例と併せて説明す
る。 〔実施例1〜7、比較例1〜10〕 使用培地として、鋸屑(オガコ)と米糠を10
部:3部の割合で混合加水して含水量60〜65重量
%に調整したものを使用した。そして、この培地
を、所定形状に培地を成形しうるように形成され
たポリプロピレン製袋に所定量充填したのち加圧
成形(見かけ比重0.6程度)した。この袋入り培
地に121℃で90分間高圧蒸気滅菌を施し、冷却後、
しいたけ菌を接種して20〜25℃で培養を行つた。
そして、菌糸が培地内に完全に蔓延した時点で培
地を袋から取り出した。なお、各人工榾木の形状
を、第7図a〜gに示す。また、比較例として、
この発明の範囲外の形状のものとして、第8図h
〜qに示す形状のものを用意した。 これらの実施例品および比較例品を各30個用
い、10〜25℃の自然条件で7カ月間しいたけ栽培
を行い、1榾当たりの子実体収量と、1榾当たり
の平均子実体重量を調べた。その結果を下記の第
1表および第2表に示す。
【表】
【表】
以上のように、この発明のしいたけ人工榾木
は、全体的な形状が、上面凸面に形成された円柱
状または角柱状になつており、上記凸面の頂部か
ら縁部に向かう傾斜面が8°以上40°以下の傾斜角
θに設定されているため、浸水処理後ないしは散
水後の水切り性が良好であり、水溜りに起因する
害菌汚染等が生じない。その上、円柱状または角
柱状の厚みtが5〜10cmに設定され、円柱状の直
径または角柱状の最大側縁長が26cm以下に設定さ
れているため、人工榾木の内部に対する空気等の
流通が充分に確保され、したがつて榾木内部の菌
糸が子実体に良好に転化するようになり、子実体
の収量効率が高くなる。また、上記円柱状の直径
または角柱状の最大側縁長を26cm以下に設定する
ことにより、上記傾斜角θの水切り性が充分に発
揮されるようになる。すなわち、上記直径ないし
最大側縁長があまり長くなると傾斜角θを上記の
ように設定しても充分な水切り性が得られなくな
るのであるが、この発明では傾斜角θを8°以上
40°以下に設定し、これと、円柱状の直径または
角柱状の最大側縁長とを26cm以下に設定すること
とを組み合わせることにより、比較的大形のしい
たけ人工榾木であつても、良好な水切り性を確保
し、水溜りに起因する害菌汚染を巧みに回避する
ものである。
は、全体的な形状が、上面凸面に形成された円柱
状または角柱状になつており、上記凸面の頂部か
ら縁部に向かう傾斜面が8°以上40°以下の傾斜角
θに設定されているため、浸水処理後ないしは散
水後の水切り性が良好であり、水溜りに起因する
害菌汚染等が生じない。その上、円柱状または角
柱状の厚みtが5〜10cmに設定され、円柱状の直
径または角柱状の最大側縁長が26cm以下に設定さ
れているため、人工榾木の内部に対する空気等の
流通が充分に確保され、したがつて榾木内部の菌
糸が子実体に良好に転化するようになり、子実体
の収量効率が高くなる。また、上記円柱状の直径
または角柱状の最大側縁長を26cm以下に設定する
ことにより、上記傾斜角θの水切り性が充分に発
揮されるようになる。すなわち、上記直径ないし
最大側縁長があまり長くなると傾斜角θを上記の
ように設定しても充分な水切り性が得られなくな
るのであるが、この発明では傾斜角θを8°以上
40°以下に設定し、これと、円柱状の直径または
角柱状の最大側縁長とを26cm以下に設定すること
とを組み合わせることにより、比較的大形のしい
たけ人工榾木であつても、良好な水切り性を確保
し、水溜りに起因する害菌汚染を巧みに回避する
ものである。
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第
2図はその縦断面図、第3図はこの発明の他の実
施例を示す斜視図、第4図はこの発明のさらに他
の実施例を示す斜視図、第5図はその縦断面図、
第6図はこの発明の人工榾木をつくるために用い
る培養容器、第7図a〜gはそれぞれこの発明の
実施例品を示す斜視図、第8図はh〜qはそれぞ
れ比較例品を示す斜視図である。 1……菌糸塊。
2図はその縦断面図、第3図はこの発明の他の実
施例を示す斜視図、第4図はこの発明のさらに他
の実施例を示す斜視図、第5図はその縦断面図、
第6図はこの発明の人工榾木をつくるために用い
る培養容器、第7図a〜gはそれぞれこの発明の
実施例品を示す斜視図、第8図はh〜qはそれぞ
れ比較例品を示す斜視図である。 1……菌糸塊。
Claims (1)
- 1 培地基材に菌糸を蔓延させた菌糸塊からなる
人工榾木であつて、全体的な形状が、上面が凸面
に形成された円柱状または角柱状になつており、
上記凸面の頂部から縁部に向かう傾斜面が8°以上
40°以下の傾斜角θに設定され、上記円柱状また
は角柱状の厚みtが5〜10cmに設定され、円柱状
の直径または角柱状の最大側縁長が26cm以下に設
定されていることを特徴とするしいたけ人工榾
木。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62296976A JPH01137905A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | しいたけ人工榾木 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62296976A JPH01137905A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | しいたけ人工榾木 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01137905A JPH01137905A (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0439964B2 true JPH0439964B2 (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=17840638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62296976A Granted JPH01137905A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | しいたけ人工榾木 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01137905A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006141288A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Hokken Co Ltd | キノコ培地及びその培地の製造装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5051845A (ja) * | 1973-09-08 | 1975-05-08 | ||
| JPS5427338Y2 (ja) * | 1976-11-18 | 1979-09-06 | ||
| JPS5618511A (en) * | 1979-07-23 | 1981-02-21 | Kao Corp | Bottle cultivation of mushroom |
| JPS59120033A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-11 | 渡辺 至 | 鑑賞用椎茸栽培装置 |
-
1987
- 1987-11-25 JP JP62296976A patent/JPH01137905A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01137905A (ja) | 1989-05-30 |
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