JPH0440409B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0440409B2
JPH0440409B2 JP61046617A JP4661786A JPH0440409B2 JP H0440409 B2 JPH0440409 B2 JP H0440409B2 JP 61046617 A JP61046617 A JP 61046617A JP 4661786 A JP4661786 A JP 4661786A JP H0440409 B2 JPH0440409 B2 JP H0440409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten steel
carbon
oxygen
concentration
iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61046617A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62205209A (ja
Inventor
Junichi Fukumi
Haruyoshi Tanabe
Yasunori Muraki
Masahiro Kawakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP4661786A priority Critical patent/JPS62205209A/ja
Publication of JPS62205209A publication Critical patent/JPS62205209A/ja
Publication of JPH0440409B2 publication Critical patent/JPH0440409B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、脱炭末期における鉄の酸化を抑制
した転炉精錬方法に関する。
[従来の技術] 転炉吹錬においては、酸素ジエツトと溶鋼と衝
突面(以下フアイアポイントという)において酸
素が溶鋼中に吸収され、溶鋼中の炭素がこの酸素
と反応して一酸化炭素COが生成することによつ
て溶鋼が脱炭される。この場合に、第2図に示す
ように、溶鋼中の炭素濃度が高い場合には、溶鋼
中の炭素がフアイアポイントに到達する速度が十
分に大きく、脱炭反応が酸素供給律速となるの
で、脱炭素度が高く維持される。しかし、脱炭が
進み、溶鋼中の炭素濃度が低くなると炭素のフア
イアポイントへの到達速度が脱炭反応を律速す
る。このため、炭素濃度の低下に伴ない、脱炭速
度が低下し、脱炭に寄与しない酸素が増加して溶
鋼中の酸素濃度が増加してしまう。従つて、溶鋼
中で酸素と鉄とが反応して生成する酸化鉄及び溶
鋼中の酸素濃度が増加し、鉄歩留及び合金添加剤
の歩留が低下してしまう。
このような欠点を解消すべく、従来、上底吹転
炉吹錬においては、炭素濃度が低い吹錬末期にラ
ンスからの送酸量を減少させて脱炭反応に寄与し
ない酸素を減少させるという方法が試みられてい
る。
[発明が解決しようする問題点] しかしながら、ランスからの送酸量を大幅に減
少させると、酸素の供給速度が減少して酸素ジエ
ツトと撹拌力が減少するため、供給された酸素は
脱炭には殆ど寄与されず主に溶鋼表面付近の鉄分
の酸化に消費され、鉄歩留及び合金添加剤の歩留
が向上しないという問題点がある。
この発明は斯かる事情に鑑みてなされたもので
あつて、溶鋼中の炭素量が少ない脱炭末期におい
て、溶鋼の鉄歩留及び合金添加剤歩留を向上させ
ることができる転炉精錬方法を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る転炉精錬方法は、転炉内で酸素
が所定濃度に達した時点で、炭素と反応し得る固
体酸化物を含有する物質を転炉内に投入し、この
固体酸化物が溶鋼中を沈降する過程で溶鋼中の炭
素とを反応させて溶鋼を脱炭することを特徴とす
る。この場合に、前記固体酸化物を含有する物質
は鉄鋼石で構成することができる。
[作用] この発明においては、脱炭反応が進行し、溶鋼
の炭素濃度が所定濃度に達した時点で溶鋼中に例
えば鉄鉱石のような炭素と反応可能な固体酸化物
を含有する物質を入れる。そうすると、この固体
酸化物を含有する物質は溶鋼中を沈降し、その過
程で溶湯炭素と反応して脱炭反応が進行する。こ
の場合に、脱炭素反応が広範囲で生じるので、効
率良く脱炭することができる。従つて、溶鋼の炭
素濃度が所定量以下でも溶鋼中の過剰の酸素を少
なくすることができ、また、脱炭時間を短時間で
終了することができるので、酸化鉄の生成量及び
溶鋼中の酸素濃度を減少させることができ、鉄歩
留及び合金添加剤の歩留を向上することができ
る。
[実施例] 以下、この発明の実施例について具体的に説明
する。
転炉吹錬において脱炭反応が酸素供給律速から
炭素供給律速に移行する際の炭素濃度(以下CT
という)は通常0.2乃至0.5%であり、CTより炭素
濃度が低下すると、ランスから供給される酸素の
うち脱炭反応に寄与するものが少なくなり、過剰
の酸素が増加する。つまり、ランスから供給され
る酸素は、フアイアポイント付近にしか供給され
ないので、脱炭反応が狭い範囲でしか生じず、炭
素が酸素と結合する確率が減少し、酸素が過剰と
なる。このため、溶鋼中で酸化される鉄の量及び
溶鋼中の酸素濃度が増加してしまう。このよう
に、溶鋼中の炭素濃度がCTよりも低くなつた場
合に、供給する酸素と溶鋼中の炭素とを効率良く
反応させるためには、溶鋼中の広い範囲に亘つて
酸素と溶鋼中の炭素とが反応するようにすればよ
い。
このために、炭素濃度がCTよりも低下した時
点で鉄鉱石を転炉内に投入する。そうすると鉄鉱
石は溶鋼中を沈降し、その過程で鉄鉱石中の酸化
鉄と溶鋼中の炭素とが反応して一酸化炭素ガスが
発生し、溶鋼が脱炭される。この場合に、脱炭に
寄与する鉄鉱石は溶湯表面から転炉の底まで移動
するので、酸素ガスで吹錬する場合よりも脱炭反
応が広範囲に亘つて生じ、溶鋼中の炭素を効率よ
く脱炭することができる。
次に、この実施例の動作について説明する。先
ず、溶鋼を酸素吹錬し、溶鋼中の炭素濃度がCT
に達した時点で溶鋼中に所定量の鉄鋼石を添加す
る。そうすると、鉄鋼石が沈降する過程で、鉄鉱
石と溶鋼中の炭素とが反応して一酸化炭素ガスが
生成され、溶鋼が脱炭される。この場合に鉄鉱石
の溶鋼中での移動距離が長く、鉄鉱石が効率良く
脱炭することができるので、過剰の酸素を少なく
することができ、また、脱炭を短時間で終了する
ことができる。従つて、酸化鉄の生成量及び溶鋼
中の酸素濃度が減少するので、鉄歩留を向上する
ことができ、マンガン又はクロム等の合金添加剤
の酸化による歩留低下を抑制することができる。
次に、この実施例により転炉精錬した具体例に
ついて説明する。第1図は横軸に溶鋼中の炭素濃
度をとり、縦軸にスラグ中のFeO、Fe2O3等の全
鉄分濃度(以下、トータルFe濃度という)をと
つて、転炉精錬における炭素濃度とトータルFe
との関係を示すグラフ図である。図中白丸は従来
方法で転炉精錬した場合であり、黒丸はこの実施
例の方法により転炉精錬した場合であつて溶湯中
の炭素濃度が約0.3%になつた時点で溶鋼1トン
当り1Kgの鉄鉱石を転炉内に投入したものであ
る。これによれば、溶湯中の炭素濃度が約0.07%
のときは、従来方法による場合のトータルFeの
量が12乃至14%であるのに対し、この実施例に係
る方法の場合のトータルFe量が11乃至13%であ
り、炭素濃度が約0.02%のときは、従来方法によ
る場合のトータルFeの量が18乃至22%であるの
に対し、この実施例に係る方法の場合のトーラル
Fe量が15乃至18%である。即ち、この実施例に
係る転炉精錬方法は、従来方法よりもトータル
Feを1乃至4%低下させることができ、溶鋼の
炭素濃度が低いほどトータルFeを低下させる効
果が大きくなる。
なお、この実施例においては、固体酸化物を含
有する物質として鉄鉱石を使用したが、これに限
らずミルスケール、マンガン鉱石又はクロム鉱石
等、炭素と反応し得る他の固体酸化物を含有する
物質を使用することもできる。
[発明の効果] この発明によれば、溶鋼中の炭素濃度が所定量
よりも減少した場合に、溶鋼中に固体酸化物を投
入することにより、脱炭反応が広範囲で生じるの
で、効率良く脱炭することができる。従つて、溶
鋼中の炭素濃度が所定量以下でも溶鋼中の過剰の
酸素を少なくすることができ、また、脱炭反応を
短時間で終了することができるため、酸化鉄の生
成及び溶鋼中の酸素濃度を減少させ、鉄歩留及び
合金添加剤の歩留を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は転炉精錬における溶湯中の炭素濃度と
スラグ中のトータルFe濃度との関係を示すグラ
フ図、第2図は酸素吹錬における炭素濃度と脱炭
反応速度との関係を示すグラフ図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 転炉内で酸素吹錬し、溶鋼の脱炭反応が進行
    して炭素濃度が所定濃度に達した時点で、炭素と
    反応し得る固体酸化物を含有する物質を転炉内に
    投入し、この固体酸化物が溶鋼中を沈降する過程
    で溶鋼中の炭素とを反応させて溶鋼を脱炭するこ
    とを特徴とする転炉精錬方法。 2 前記固体酸化物を含有する物質は、鉄鉱石で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の転炉精錬方法。
JP4661786A 1986-03-04 1986-03-04 転炉精錬方法 Granted JPS62205209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4661786A JPS62205209A (ja) 1986-03-04 1986-03-04 転炉精錬方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4661786A JPS62205209A (ja) 1986-03-04 1986-03-04 転炉精錬方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62205209A JPS62205209A (ja) 1987-09-09
JPH0440409B2 true JPH0440409B2 (ja) 1992-07-02

Family

ID=12752255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4661786A Granted JPS62205209A (ja) 1986-03-04 1986-03-04 転炉精錬方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62205209A (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551490A (en) * 1978-10-11 1980-04-15 Agency Of Ind Science & Technol Organic waste water treatment equipment using ozone with electrolysis
JPS5681611A (en) * 1979-12-04 1981-07-03 Sanko Shiyoushiya:Kk Softening agent of converter slag
JPS5732315A (en) * 1980-08-06 1982-02-22 Kawasaki Steel Corp Method for dephosphorization in basic oxygen converter steel making method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62205209A (ja) 1987-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0230711A (ja) 清浄度に優れた極低炭素鋼の製造方法
AU604974B2 (en) Process for producing molten stainless steel
JPS627807A (ja) 熔銑の脱燐法
SU1330168A1 (ru) Способ выплавки стали в кислородном конвертере
JPH111714A (ja) 製鋼方法
JPS6121285B2 (ja)
JPS5847450B2 (ja) 酸素上吹製鋼法における脱燐促進方法
JPH08134528A (ja) 極低炭素鋼の製造方法
JPS6138248B2 (ja)
JPS63157809A (ja) 転炉吹錬方法
JPS62192519A (ja) 溶鋼の精錬方法
JP2864961B2 (ja) 高Mn鋼の脱炭精錬方法
JPS63134610A (ja) 溶鋼の精錬方法
JPH0588287B2 (ja)
JP3718263B2 (ja) 溶銑の予備処理方法
JPH0250165B2 (ja)
JPS63103015A (ja) 転炉精錬方法
JPS62205209A (ja) 転炉精錬方法
JP3757435B2 (ja) 含クロム溶鋼の脱炭精錬方法
JPH10130711A (ja) 転炉における高吹止Mn操業方法
JPH0135887B2 (ja)
JPH07278636A (ja) 溶銑の脱珪方法
JPH0260723B2 (ja)
JPS6321724B2 (ja)
JPH01246316A (ja) 減圧下におけるステンレス母溶鋼の脱炭方法