JPH0441971Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441971Y2 JPH0441971Y2 JP1986118396U JP11839686U JPH0441971Y2 JP H0441971 Y2 JPH0441971 Y2 JP H0441971Y2 JP 1986118396 U JP1986118396 U JP 1986118396U JP 11839686 U JP11839686 U JP 11839686U JP H0441971 Y2 JPH0441971 Y2 JP H0441971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating liquid
- cylinder
- ink
- inclined plate
- ink pan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はグラビアシリンダ等にインキ、コーテ
イング等の塗布液を供給する装置に関するもので
ある。
イング等の塗布液を供給する装置に関するもので
ある。
(従来の技術)
グラビア印刷法は、円周面にセルの形成された
シリンダにインキ、コーテイング液等の塗布液を
供給し、シリンダ円周面上の余分な塗布液をドク
ターによりかきとつた後、セル内の塗布液を印刷
シートに転移させる印刷方法であるが、このシリ
ンダに塗布液を供給する方法としては一般にどぶ
漬け方式が使用される。
シリンダにインキ、コーテイング液等の塗布液を
供給し、シリンダ円周面上の余分な塗布液をドク
ターによりかきとつた後、セル内の塗布液を印刷
シートに転移させる印刷方法であるが、このシリ
ンダに塗布液を供給する方法としては一般にどぶ
漬け方式が使用される。
第6図はグラビア印刷におけるどぶ漬け方式を
示した概略図であり、図において50はシリン
ダ、51はドクター、52は圧胴、53はインキ
タンク、54はインキポンプ、60はインキパ
ン、61はインキ排出パイプ、62はインキ供給
ホースであり、Fは塗布液、Wは印刷シートであ
る。図示の如く、どぶ漬け方式においてはインキ
パン60内に塗布液Fを充満させ、このインキパ
ン60内の塗布液Fにシリンダ50の下部を浸漬
させ、シリンダ50を回転させることによりシリ
ンダ50の円周面全体に塗布液Fが供給される。
また、インキタンク53内にも塗布液Fが満たさ
れ、インキポンプ54によりインキ供給ホース6
2を介してインキパン60内に塗布液Fが供給さ
れる。そして、インキパン60内には液面を一定
レベルにするせき(図示せず)設けられ、余分な
塗布液Fはインキ排出パイプ60よりインキタン
ク53内に戻される。これはインキパン60内に
塗布液Fを補給するとともに、インキタンク53
を介してインキパン60内の塗布液Fを循環させ
るためのものである。
示した概略図であり、図において50はシリン
ダ、51はドクター、52は圧胴、53はインキ
タンク、54はインキポンプ、60はインキパ
ン、61はインキ排出パイプ、62はインキ供給
ホースであり、Fは塗布液、Wは印刷シートであ
る。図示の如く、どぶ漬け方式においてはインキ
パン60内に塗布液Fを充満させ、このインキパ
ン60内の塗布液Fにシリンダ50の下部を浸漬
させ、シリンダ50を回転させることによりシリ
ンダ50の円周面全体に塗布液Fが供給される。
また、インキタンク53内にも塗布液Fが満たさ
れ、インキポンプ54によりインキ供給ホース6
2を介してインキパン60内に塗布液Fが供給さ
れる。そして、インキパン60内には液面を一定
レベルにするせき(図示せず)設けられ、余分な
塗布液Fはインキ排出パイプ60よりインキタン
ク53内に戻される。これはインキパン60内に
塗布液Fを補給するとともに、インキタンク53
を介してインキパン60内の塗布液Fを循環させ
るためのものである。
ところで、上記のようなどぶ漬け方式において
は、塗布液供給装置が簡素化できる反面、シリン
ダ50を塗布液に浸漬させるため、インキパン6
0内を一定量の塗布液で満たす必要があり、印刷
終了後も大量の塗布液がインキパン60内に残存
するという問題が生じていた。
は、塗布液供給装置が簡素化できる反面、シリン
ダ50を塗布液に浸漬させるため、インキパン6
0内を一定量の塗布液で満たす必要があり、印刷
終了後も大量の塗布液がインキパン60内に残存
するという問題が生じていた。
この印刷終了後インキパン60内に残存する塗
布液(以下「パン残液」という)を少なくするた
めに、シリンダ50をインキパン内の塗布液に浸
漬させない種々の方式が提案されている。例え
ば、実開昭47−6903号の考案においては、主ドク
ターの下方にインキ吐出装置を設け、このインキ
吐出装置の下方に版胴に接触する変形ドクターを
設け、さらにその下方にインキパンが設けられて
いる。また、特開昭58−166051号の発明において
は、版胴中心に対してドクターの位置と略対称の
位置にブレードを設け、このブレードを版胴の円
周面に押し付けるとともに、版胴とブレードの間
に塗布液を供給するアプリケータを設けている。
布液(以下「パン残液」という)を少なくするた
めに、シリンダ50をインキパン内の塗布液に浸
漬させない種々の方式が提案されている。例え
ば、実開昭47−6903号の考案においては、主ドク
ターの下方にインキ吐出装置を設け、このインキ
吐出装置の下方に版胴に接触する変形ドクターを
設け、さらにその下方にインキパンが設けられて
いる。また、特開昭58−166051号の発明において
は、版胴中心に対してドクターの位置と略対称の
位置にブレードを設け、このブレードを版胴の円
周面に押し付けるとともに、版胴とブレードの間
に塗布液を供給するアプリケータを設けている。
(従来技術の問題点)
しかしながら、実開昭47−6903号の考案におい
ては、インキ吐出装置、変形ドクターおよびイン
キパンが各々別体となつていることから、インキ
供給装置全体が煩雑となり、印刷の前準備におけ
る各部のセツト作業および印刷終了後の各部の洗
浄作業等の後始末に長時間を要するという問題が
生じていた。また、特開昭58−166051号の発明に
おいては、上記考案と同じようにインキ供給装置
全体が煩雑になるという問題点の他に、アプリケ
ータより吐出される塗布液のみでブレードと版胴
の間に塗布液溜まりを形成しなければならず、常
に多量の塗布液をアプリケータより吐出させる大
型のポンプが必要であるという問題が生じてい
た。さらに、両者とも変形ドクターあるいはブレ
ードを版胴面に押し付けるため、版胴面を傷つけ
ずに長時間印刷を行うことは不可能に近いという
問題があつた。
ては、インキ吐出装置、変形ドクターおよびイン
キパンが各々別体となつていることから、インキ
供給装置全体が煩雑となり、印刷の前準備におけ
る各部のセツト作業および印刷終了後の各部の洗
浄作業等の後始末に長時間を要するという問題が
生じていた。また、特開昭58−166051号の発明に
おいては、上記考案と同じようにインキ供給装置
全体が煩雑になるという問題点の他に、アプリケ
ータより吐出される塗布液のみでブレードと版胴
の間に塗布液溜まりを形成しなければならず、常
に多量の塗布液をアプリケータより吐出させる大
型のポンプが必要であるという問題が生じてい
た。さらに、両者とも変形ドクターあるいはブレ
ードを版胴面に押し付けるため、版胴面を傷つけ
ずに長時間印刷を行うことは不可能に近いという
問題があつた。
(考案の目的)
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもの
で、パン残液を少なくするとともに装置全体を簡
素化して前準備作業、後始末を長引かせることな
く、さらに、長時間印刷をおこなつてもシリンダ
円周面を傷つけることのない塗布液供給装置を提
供することを目的とする。
で、パン残液を少なくするとともに装置全体を簡
素化して前準備作業、後始末を長引かせることな
く、さらに、長時間印刷をおこなつてもシリンダ
円周面を傷つけることのない塗布液供給装置を提
供することを目的とする。
(考案の概要)
この目的達成のため本考案は、ドクター側のグ
ラビアシリンダ下方に位置し、該グラビアシリン
ダ円周面に対してわずかな隙間をもつて配置され
た傾斜板および該傾斜板の下方に連設された液溜
部を有するインキパンと、該インキパン下部にあ
つて該インキパンを支持する昇降装置と、前記傾
斜板上部より前記傾斜板と前記グラビアシリンダ
との間に塗布液を供給し、前記液溜部よりこの供
給された塗布液を排出し、再びこの排出された塗
布液を前記傾斜板上部に供給する塗布液循環装置
を具備するグラビアシリンダへの塗布液供給装置
を提供する。
ラビアシリンダ下方に位置し、該グラビアシリン
ダ円周面に対してわずかな隙間をもつて配置され
た傾斜板および該傾斜板の下方に連設された液溜
部を有するインキパンと、該インキパン下部にあ
つて該インキパンを支持する昇降装置と、前記傾
斜板上部より前記傾斜板と前記グラビアシリンダ
との間に塗布液を供給し、前記液溜部よりこの供
給された塗布液を排出し、再びこの排出された塗
布液を前記傾斜板上部に供給する塗布液循環装置
を具備するグラビアシリンダへの塗布液供給装置
を提供する。
(作用)
ここで本考案においては、前記傾斜板上部より
前記インキパンに供給された塗布液は前記傾斜板
に沿つて下方に流れ、回転する前記シリンダ円周
面にその一部が塗布されるとともに、残りの塗布
液は前記液溜部に流入し、再び前記塗布液循環装
置にて前記傾斜板上部より塗布液が供給される。
そして、前記傾斜板は前記シリンダに対してわず
かな隙間をもつて配置されているため、前記ドク
ターでかき落とされた塗布液および前記傾斜板上
部より下方に流れる塗布液にて前記シリンダと前
記傾斜板との間に適当な塗布液溜が形成され、回
転する前記シリンダに連続的に塗布液が供給され
る。
前記インキパンに供給された塗布液は前記傾斜板
に沿つて下方に流れ、回転する前記シリンダ円周
面にその一部が塗布されるとともに、残りの塗布
液は前記液溜部に流入し、再び前記塗布液循環装
置にて前記傾斜板上部より塗布液が供給される。
そして、前記傾斜板は前記シリンダに対してわず
かな隙間をもつて配置されているため、前記ドク
ターでかき落とされた塗布液および前記傾斜板上
部より下方に流れる塗布液にて前記シリンダと前
記傾斜板との間に適当な塗布液溜が形成され、回
転する前記シリンダに連続的に塗布液が供給され
る。
更に、昇降装置30の昇降により、任意の直径
のグラビアシリンダに対して、インキパン1の傾
斜板とグラビアシリンダの間の隙間を最適に調節
し、常に最適な塗布液供給を行うことができる。
のグラビアシリンダに対して、インキパン1の傾
斜板とグラビアシリンダの間の隙間を最適に調節
し、常に最適な塗布液供給を行うことができる。
(実施例)
以下同図に基づいて本考案の装置の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図は本考案の一例を示した装置の概略正面
図であり、図において1はインキパン、10は架
台、30はインキパン1の昇降装置である。第2
図は第1図の−矢視図、第3図は第1図に示
すインキパン1の斜視図、第4図は第2図の−
矢視断面図、第5図は第1図の−矢視断面
図である。また、第6図と共通する部分は同一の
符号で表す。
図であり、図において1はインキパン、10は架
台、30はインキパン1の昇降装置である。第2
図は第1図の−矢視図、第3図は第1図に示
すインキパン1の斜視図、第4図は第2図の−
矢視断面図、第5図は第1図の−矢視断面
図である。また、第6図と共通する部分は同一の
符号で表す。
第1図に示すように本考案の装置は、シリンダ
50の下方に配置されたインキパン1、インキパ
ン1を保持する架台10、架台10を介してイン
キパン1を昇降させる昇降装置30、および、イ
ンキタンク53、インキポンプ54、排出パイプ
8、ホース7よりなる塗布液循環装置49より構
成されている。
50の下方に配置されたインキパン1、インキパ
ン1を保持する架台10、架台10を介してイン
キパン1を昇降させる昇降装置30、および、イ
ンキタンク53、インキポンプ54、排出パイプ
8、ホース7よりなる塗布液循環装置49より構
成されている。
インキパン1は第3図に示すようにその底部が
傾斜板2、および傾斜板2の下方縁に連設された
凹部3を有する上部開放の扁平な箱状体であり、
傾斜板2の上部中央には塗布液の流入口4が設け
られ、凹部3の長手方向一側には排出口5が設け
られている。そして、凹部3は長手方向にある側
板とともに液溜部を形成している。また、傾斜板
2の下面上部には、第1図および第2図に示すよ
うにインキパン1を架台10に固定する一対のL
字状の固定部材6が設けられている。
傾斜板2、および傾斜板2の下方縁に連設された
凹部3を有する上部開放の扁平な箱状体であり、
傾斜板2の上部中央には塗布液の流入口4が設け
られ、凹部3の長手方向一側には排出口5が設け
られている。そして、凹部3は長手方向にある側
板とともに液溜部を形成している。また、傾斜板
2の下面上部には、第1図および第2図に示すよ
うにインキパン1を架台10に固定する一対のL
字状の固定部材6が設けられている。
架台10は第1図、第4図および第5図に示す
ように、一端がヒンジ部13で連結された上板1
1および下板12、下板12を水平方向に移動可
能に保持する支持ガイド14、下板12を水平方
向に移動させる調整ネジ15、支持ガイド14を
固定保持する支持板16、支持板16の下端より
水平方向に連設された板体16aと支持ガイド1
4との間に設けられたコイルバネ22、連結部材
17にて上板11に回転可能に保持されコイルバ
ネ22を貫通して板体16aの下側に突出するロ
ツド18、ロツド18に回転不能に嵌合されコイ
ルバネ22を上下より押さえつけるカラー20,
21より構成されている。連結部材17は上板1
1の下面上部に固定され、連結部材17とロツド
18の上端部はピン19にて連結されている。第
4図に示すように調整ネジ15には握り15aと
ネジ部15bが設けられ、ネジ部15bは下板1
2の一端より下方に連設された板体12aに設け
られたネジ部と係合し、その先端部は支持ガイド
14の一端より下方に連設された板体14aに回
転自在に保持されている。そして、下板12、支
持ガイド14および板体16aには各々長穴12
b,14b,16bが設けられ、これらの長穴に
はロツド18が貫通している。したがつて、握り
15aを回転させることにより下板12は支持ガ
イド14に沿つて水平方向に移動し、上板11を
上方より加圧することにより、上板11はヒンジ
部13を中心に下方に回転移動しかつカラー2
0、21によりコイルバネ22が圧縮され、この
加圧を解除するとコイルバネ22の復元力により
上板11はもとの位置に戻ることとなる。
ように、一端がヒンジ部13で連結された上板1
1および下板12、下板12を水平方向に移動可
能に保持する支持ガイド14、下板12を水平方
向に移動させる調整ネジ15、支持ガイド14を
固定保持する支持板16、支持板16の下端より
水平方向に連設された板体16aと支持ガイド1
4との間に設けられたコイルバネ22、連結部材
17にて上板11に回転可能に保持されコイルバ
ネ22を貫通して板体16aの下側に突出するロ
ツド18、ロツド18に回転不能に嵌合されコイ
ルバネ22を上下より押さえつけるカラー20,
21より構成されている。連結部材17は上板1
1の下面上部に固定され、連結部材17とロツド
18の上端部はピン19にて連結されている。第
4図に示すように調整ネジ15には握り15aと
ネジ部15bが設けられ、ネジ部15bは下板1
2の一端より下方に連設された板体12aに設け
られたネジ部と係合し、その先端部は支持ガイド
14の一端より下方に連設された板体14aに回
転自在に保持されている。そして、下板12、支
持ガイド14および板体16aには各々長穴12
b,14b,16bが設けられ、これらの長穴に
はロツド18が貫通している。したがつて、握り
15aを回転させることにより下板12は支持ガ
イド14に沿つて水平方向に移動し、上板11を
上方より加圧することにより、上板11はヒンジ
部13を中心に下方に回転移動しかつカラー2
0、21によりコイルバネ22が圧縮され、この
加圧を解除するとコイルバネ22の復元力により
上板11はもとの位置に戻ることとなる。
昇降装置30は第1図および第2図に示すよう
に、ラツク31aが設けられた角部材31、角部
材31を昇降可能に保持するガイドブロツク3
2、角部材31をガイドブロツク32に押し付け
る上下の押さえ板33a,33b、ガイドブロツ
ク32の一面に固定された保持板34、保持板3
4に貫通しかつ回転自在に保持されたシヤフト3
5、シヤフト35に嵌合固定されラツク33aと
噛み合うピニオンギヤ36、シヤフト35の一端
に嵌合固定されたハンドル37、ガイドブロツク
32のフランジ部32aを固定支持するステイ3
8より構成されている。そして、第2図に示すよ
うにステイ38はフレーム58,58の内側下部
にかけ渡されて固定され、シヤフト35は一側の
フレーム58を貫通しかつこのフレーム58に回
転自在に保持され、ハンドル37はフレーム58
の外側に位置している。したがつて、ハンドル3
7を回転させることによりビニオンギヤ36、ラ
ツク31aを介して角部材31が昇降する。
に、ラツク31aが設けられた角部材31、角部
材31を昇降可能に保持するガイドブロツク3
2、角部材31をガイドブロツク32に押し付け
る上下の押さえ板33a,33b、ガイドブロツ
ク32の一面に固定された保持板34、保持板3
4に貫通しかつ回転自在に保持されたシヤフト3
5、シヤフト35に嵌合固定されラツク33aと
噛み合うピニオンギヤ36、シヤフト35の一端
に嵌合固定されたハンドル37、ガイドブロツク
32のフランジ部32aを固定支持するステイ3
8より構成されている。そして、第2図に示すよ
うにステイ38はフレーム58,58の内側下部
にかけ渡されて固定され、シヤフト35は一側の
フレーム58を貫通しかつこのフレーム58に回
転自在に保持され、ハンドル37はフレーム58
の外側に位置している。したがつて、ハンドル3
7を回転させることによりビニオンギヤ36、ラ
ツク31aを介して角部材31が昇降する。
ここで、インキパン1は固定部材6および傾斜
板2の下縁の間に装入された上板11により架台
10に固定支持され、架台10は角部材31の上
部に支持されている。そして、架台10および角
部材31はインキパン1の長手方向両側に一対配
置されている。したがつて、インキパン1は昇降
装置30により昇降し、調整ネジ15により水平
方向に移動し、これにより任意の直径のシリンダ
50に対して、その円周面とインキパン1の傾斜
板2の内面との間にわずかな隙間を設けることが
できる。
板2の下縁の間に装入された上板11により架台
10に固定支持され、架台10は角部材31の上
部に支持されている。そして、架台10および角
部材31はインキパン1の長手方向両側に一対配
置されている。したがつて、インキパン1は昇降
装置30により昇降し、調整ネジ15により水平
方向に移動し、これにより任意の直径のシリンダ
50に対して、その円周面とインキパン1の傾斜
板2の内面との間にわずかな隙間を設けることが
できる。
塗布液循環装置49は第1図に示すようにイン
キタンク53、インキポンプ54、ホース7、お
よび排出パイプ8より構成されている。そして、
ホース7は一端がインキポンプ54の吐出口55
に他端がインキパン1の流入口4に接続され、排
出パイプ8は一端がインキパン1の排出口5に接
続され他端がインキタンク53の内側に位置して
いる。したがつて、インキパン1とインキタンク
53との間でインキポンプ54を介して塗布液が
循環されることとなる。
キタンク53、インキポンプ54、ホース7、お
よび排出パイプ8より構成されている。そして、
ホース7は一端がインキポンプ54の吐出口55
に他端がインキパン1の流入口4に接続され、排
出パイプ8は一端がインキパン1の排出口5に接
続され他端がインキタンク53の内側に位置して
いる。したがつて、インキパン1とインキタンク
53との間でインキポンプ54を介して塗布液が
循環されることとなる。
次に上記装置の操作について説明する。
まず、シリンダ50をフレーム58,58にセ
ツトした後、インキパン1を架台10の所定の位
置にセツトする。次いで、ハンドル37を操作し
てインキパン1をシリンダ50の円周面に近づ
け、さらに調整ネジ15を操作してインキパン1
の傾斜板2の内面とシリンダ50の円周面との間
にわずかな隙間を設ける。そして、予め塗布液で
満たされたインキタンク53内にセツトされたイ
ンキポンプ54を運転させ、シリンダ50を回転
させると、流入口よりインキパン1内に流入した
塗布液は傾斜板2の内面に沿つて下方に流れ、そ
の一部は回転するシリンダ50の円周面に塗布さ
れ、残りの塗布液はさらに傾斜板2に沿つてシリ
ンダ50の下方に流れて凹部3内に流れ込み、排
出口5より排出パイプ8を介してインキタンク5
3内に排出される。次いで、ドクター51をセツ
トするとシリンダ50の円周面に塗布された塗布
液ドクター51によりかき落とされ、シリンダ5
0のセル内に残された塗布液は圧胴52を介して
走行するシートWに転移される。
ツトした後、インキパン1を架台10の所定の位
置にセツトする。次いで、ハンドル37を操作し
てインキパン1をシリンダ50の円周面に近づ
け、さらに調整ネジ15を操作してインキパン1
の傾斜板2の内面とシリンダ50の円周面との間
にわずかな隙間を設ける。そして、予め塗布液で
満たされたインキタンク53内にセツトされたイ
ンキポンプ54を運転させ、シリンダ50を回転
させると、流入口よりインキパン1内に流入した
塗布液は傾斜板2の内面に沿つて下方に流れ、そ
の一部は回転するシリンダ50の円周面に塗布さ
れ、残りの塗布液はさらに傾斜板2に沿つてシリ
ンダ50の下方に流れて凹部3内に流れ込み、排
出口5より排出パイプ8を介してインキタンク5
3内に排出される。次いで、ドクター51をセツ
トするとシリンダ50の円周面に塗布された塗布
液ドクター51によりかき落とされ、シリンダ5
0のセル内に残された塗布液は圧胴52を介して
走行するシートWに転移される。
ここで、シリンダ50の円周面は傾斜板2の内
面との間にはわずかな隙間が設けられているた
め、傾斜板2の上部より流れ落ちる塗布液とドク
ター51によりかき落とされた塗布液とで、シリ
ンダ50と傾斜板2との間には常に適当な塗布液
溜が形成され、塗布液が連続的にシリンダ50の
円周面に塗布される。この隙間が大きいとシリン
ダ50と傾斜板2の間には塗布液溜が形成され
ず、インキパン1に流入した塗布液は全て上記隙
間を通過して下方に流れ、シリンダ50の円周面
に塗布液を連続的に供給することができなくな
る。したがつて、上記隙間はあまり大きくするこ
とができず、本実施例においては数mm以下(好ま
しくは1mm程度)が望ましい。
面との間にはわずかな隙間が設けられているた
め、傾斜板2の上部より流れ落ちる塗布液とドク
ター51によりかき落とされた塗布液とで、シリ
ンダ50と傾斜板2との間には常に適当な塗布液
溜が形成され、塗布液が連続的にシリンダ50の
円周面に塗布される。この隙間が大きいとシリン
ダ50と傾斜板2の間には塗布液溜が形成され
ず、インキパン1に流入した塗布液は全て上記隙
間を通過して下方に流れ、シリンダ50の円周面
に塗布液を連続的に供給することができなくな
る。したがつて、上記隙間はあまり大きくするこ
とができず、本実施例においては数mm以下(好ま
しくは1mm程度)が望ましい。
また、上記のようにシリンダ50と傾斜板2と
の隙間が小さいことから、シリンダ50の回転中
に作業者が上記隙間に手等を挟まれた場合の安全
対策として、架台10にはヒンジ部13、コイル
バネ22等より構成されるインキパン1の逃げ機
構が設けられている。すなわち、作業者が上記隙
間に手を挟まれるとコイルバネ22は加圧され、
インキパン1はヒンジ部13を中心として下方に
回転移動するため、作業者は挟まれた手をシリン
ダ50に巻き込まれることなく抜き取ることがで
きる。そして、作業者が挟まれた手を抜き取る
と、コイルバネ22の加圧が解除されインキパン
1はもとの位置に戻ることとなる。
の隙間が小さいことから、シリンダ50の回転中
に作業者が上記隙間に手等を挟まれた場合の安全
対策として、架台10にはヒンジ部13、コイル
バネ22等より構成されるインキパン1の逃げ機
構が設けられている。すなわち、作業者が上記隙
間に手を挟まれるとコイルバネ22は加圧され、
インキパン1はヒンジ部13を中心として下方に
回転移動するため、作業者は挟まれた手をシリン
ダ50に巻き込まれることなく抜き取ることがで
きる。そして、作業者が挟まれた手を抜き取る
と、コイルバネ22の加圧が解除されインキパン
1はもとの位置に戻ることとなる。
(考案の効果)
以上のように本考案においては、ドクター側の
シリンダ下方に位置し、該シリンダ円周面に対し
てわずかな隙間をもつて配置された傾斜板および
該傾斜板の下方に連設された液溜部を有するイン
キパンを設け、さらに前記傾斜板上部より前記傾
斜板と前記シリンダとの間に塗布液を供給し、前
記液溜部よりこの供給された塗布液を排出し、再
びこの排出された塗布液を前記傾斜板上部に供給
するため、パン残液が多いというどぶ漬け方式の
欠点を解消するとともに、シリンダに供給する塗
布液の供給口、シリンダに近接して配置された
板、および供給された塗布液の液溜部を一体化し
て装置の簡素化を図り、インキパンのセツト作
業、洗浄等の前準備作業および後始末が容易であ
り、又インキ等の飛散による周囲への汚染の弊害
をもたらすことなく、さらに、上記傾斜板とシリ
ンダの間にわずかな隙間を設け、このシリンダと
傾斜板との間に適当な塗布液溜を形成しているこ
とから、シリンダの円周面を傷つけることなく長
時間連続印刷を行うことができるという効果を奏
する。
シリンダ下方に位置し、該シリンダ円周面に対し
てわずかな隙間をもつて配置された傾斜板および
該傾斜板の下方に連設された液溜部を有するイン
キパンを設け、さらに前記傾斜板上部より前記傾
斜板と前記シリンダとの間に塗布液を供給し、前
記液溜部よりこの供給された塗布液を排出し、再
びこの排出された塗布液を前記傾斜板上部に供給
するため、パン残液が多いというどぶ漬け方式の
欠点を解消するとともに、シリンダに供給する塗
布液の供給口、シリンダに近接して配置された
板、および供給された塗布液の液溜部を一体化し
て装置の簡素化を図り、インキパンのセツト作
業、洗浄等の前準備作業および後始末が容易であ
り、又インキ等の飛散による周囲への汚染の弊害
をもたらすことなく、さらに、上記傾斜板とシリ
ンダの間にわずかな隙間を設け、このシリンダと
傾斜板との間に適当な塗布液溜を形成しているこ
とから、シリンダの円周面を傷つけることなく長
時間連続印刷を行うことができるという効果を奏
する。
更に昇降装置の昇降により、絵柄の寸法等によ
つて様々な直径のシリンダを用いる場合でも、該
円周面とインキパンの傾斜板との間隙を常に最適
値に保つことができ、好適なインキ等塗布液の供
給ができるという効果を奏する。
つて様々な直径のシリンダを用いる場合でも、該
円周面とインキパンの傾斜板との間隙を常に最適
値に保つことができ、好適なインキ等塗布液の供
給ができるという効果を奏する。
第1図は本考案の一例を示した装置の概略正面
図、第2図は第1図の−矢視図、第3図は第
1図に示すインキパン1の斜視図、第4図は第2
図の−矢視断面図、第5図は第1図の−
矢視断面図、第6図はグラビア印刷におけるどぶ
漬け方式を示した概略図である。 1……インキパン、2……傾斜板、3……凹
部、4……流入口、5……排出口、7……ホー
ス、8……排出パイプ、10……架台、11……
上板、12……下板、13……ヒンジ部、14…
…支持ガイド、15……調整ネジ、16……支持
板、17……連結部材、18……ロツド、22…
…コイルバネ、30……昇降装置、31……角部
材、32a……ラツク、32……ガイドブロツ
ク、35……シヤフト、36……ピニオン、38
……ステイ、49……塗布液循環装置、50……
シリンダ、51……ドクター、52……圧胴、5
3……インキタンク、54……インキポンプ、5
8……フレーム。
図、第2図は第1図の−矢視図、第3図は第
1図に示すインキパン1の斜視図、第4図は第2
図の−矢視断面図、第5図は第1図の−
矢視断面図、第6図はグラビア印刷におけるどぶ
漬け方式を示した概略図である。 1……インキパン、2……傾斜板、3……凹
部、4……流入口、5……排出口、7……ホー
ス、8……排出パイプ、10……架台、11……
上板、12……下板、13……ヒンジ部、14…
…支持ガイド、15……調整ネジ、16……支持
板、17……連結部材、18……ロツド、22…
…コイルバネ、30……昇降装置、31……角部
材、32a……ラツク、32……ガイドブロツ
ク、35……シヤフト、36……ピニオン、38
……ステイ、49……塗布液循環装置、50……
シリンダ、51……ドクター、52……圧胴、5
3……インキタンク、54……インキポンプ、5
8……フレーム。
Claims (1)
- ドクター側のグラビアシリンダ下方に位置し、
該グラビアシリンダ円周面に対してわずかな隙間
をもつて配置された傾斜板および該傾斜板の下方
に連設された液溜部を有するインキパンと、該イ
ンキパン下部にあつて該インキパンを支持する昇
降装置と、前記傾斜板上部より前記傾斜板と前記
グラビアシリンダとの間に塗布液を供給し、前記
液溜部よりこの供給された塗布液を排出し、再び
この排出された塗布液を前記傾斜板上部に供給す
る塗布液循環装置を具備することを特徴とするグ
ラビアシリンダへの塗布液供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986118396U JPH0441971Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986118396U JPH0441971Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6325536U JPS6325536U (ja) | 1988-02-19 |
| JPH0441971Y2 true JPH0441971Y2 (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=31004808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986118396U Expired JPH0441971Y2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0441971Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5151213B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2013-02-27 | 凸版印刷株式会社 | インキパン支持装置を有する印刷機及び塗工装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5759068A (en) * | 1980-09-27 | 1982-04-09 | Toshio Takayama | Mooring device for water-flow driven type engine |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP1986118396U patent/JPH0441971Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6325536U (ja) | 1988-02-19 |
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