JPH0442382B2 - - Google Patents
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- JPH0442382B2 JPH0442382B2 JP27252285A JP27252285A JPH0442382B2 JP H0442382 B2 JPH0442382 B2 JP H0442382B2 JP 27252285 A JP27252285 A JP 27252285A JP 27252285 A JP27252285 A JP 27252285A JP H0442382 B2 JPH0442382 B2 JP H0442382B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は一般式
(式中、R1は低級アルキル基であり、R2は置換
スルホニル基である。)で表わされるジチオ炭酸
誘導体に関する。 前記一般式()で表わされるジチオ炭酸誘導
体はたとえば、4−メチルチオトリプタミン〔J.
Med,Chem.,25,908(1982)〕やチユアングキ
シンマイシン〔Hua Hsueh Hsueh Pao 34,
129(1976);Chem,Abstr.87,165948Z(1977)〕
といつた4−メルカプトインドール系生理活性物
質の合成中間体として利用できるものである(下
記参考例参照)。 〔従来の技術〕 4−メルカプトインドール系有用物質の合成の
ための汎用中間体として4−メルカプトインドー
ルそのものがあるが、旧来知られている4−メル
カプトインドールの合成方法〔Can.J.Chem.,
40,511(1962)〕は6−ベンジルチオ−2−ニト
ロトルエンに対しReissert合成を施すものであり
数工程を要する上、収率も好ましくない。また、
4−アミノ−1−(メトキシカルボニニル)イン
ドールよりジアゾニウム塩を経由して、4−(エ
トキシチオカルボニルチオ)−1−(メトキシカル
ボニル)インドールを合成、ついで、加水分解に
より4−メルカプトインドールを得る方法が公知
であるが、目的化合物の収率は、かなりの副生物
を伴うため好ましくない〔染井、有機合成化学協
会誌、1982、40、387〕。また、4−メルカプトイ
ンドール及びその1−位置換体は不安定であり、
取扱いに多大の注意を必要とする。 〔発明が解決しようとする問題点〕 前述の如く、4−メルカプトインドールそのも
のは、合成が困難である上、取扱いも不便であ
る。本発明はこれらの欠点を克服し、容易に合成
でき、かつ取扱いも極めて簡単な、4−メルカプ
トインドール及び1−置換−4−メルカプトイン
ドールの等価体を提供するものである。例えば、
前記一般式()で表わされる化合物は適当な塩
基と処理することにより、4−メルカプトインド
ールおよびその1−位置換体に容易に変換できる
し、塩基の存在下、ハロゲン化物等と反応して、
メルカプタンと同様に、スルフイドを与える(下
記参考例参照)。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の前記一般式()で表わされるジチオ
炭酸誘導体は、一般式 (式中、R2は置換スルホニル基である。)で表わ
されるジアゾニウム塩を、一般式 (式中、R1は低級アルキル基であり、Mはアル
カリ金属である。)で表わされるジオチ炭酸塩と
反応させることにより製造することができる。 原料である前記一般式()で表わされるジア
ゾニウム塩は4−アミノインドール
〔Heterocycles22、2313(1984);23、165(1985)
および下記参考例参照〕より容易に製造できる化
合物である。 一方の原料である前記一般式()で表わされ
るジチオ炭酸塩は、エチルキサントゲン酸カリウ
ムの如く安価に市販品として入手し得るもの以外
も、アルコールあるいは、置換アミンと二硫化炭
素、アルカリの組合せにより、容易に調整できる
ものである。 前記一般式()で表わされるジアゾニウム塩
と、前記一般式()で表わされる化合物を反応
させるにあたつては通常溶媒を使用する。溶媒と
しては、水、アルコール、アセトン、ジメトキシ
エタン、テトラヒドロフラン等を例示することが
できる。また、反応は−20℃〜50℃で進行するが
0℃〜室温で好適に実施される。 なお、前記一般式()の中のR1としては、
メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル等
をR2としては、メタンスルホニル、エタンスル
ホニル、ベンゼンスルホニル、p−トルエンスル
ホニル等を例示することができる。 以下、実施例及び参考例により本発明を更に詳
しく説明する。 参考例 1 5−クロロ−4−オキソ−1−p−トルエンス
ルホニル−4,5,6,7−テトラヒドロインド
ール3.66g(11.3mmol)を、p−キシレン20ml、
酢酸0.4mlの混合溶媒に溶解し、次いで酢酸アン
モニウム8.71g(113.0mmol)を加え、還流、撹
拌し、4時間反応させた。反応混合物を冷却後、
炭酸水素ナトリウム水溶液に投じ、ジクロロメタ
ンで抽出した。ジクロロメタン層は、硫酸ナトリ
ウムにより乾燥後、濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーに付し、ジクロロメタン
で展開したところ、4−アミノ−1−p−トルエ
ンスルホニルインドール(2.32g、71.8%)が得
られた(転化率92.6%) 4−アミノ−1−p−トルエンスルホニルイン
ドール 融点;130〜131℃(無色針状結晶、エーテルより
再結晶)1 H NMR(CDCl3,100MHz);δ2.30(s、3H)、
3.68(s、broad、2H)、6.44(d、1H、J=8.0
Hz)、6.52(d、1H、J=4.0Hz)、6.96〜7.48
(m、5H)、7.71(d、2H、J=8.0Hz)ppm IR(KBr Disk);3500、3400、1630、1600、
1360、1165cm-1. Mass(m/z、%);286(M+、34)、132(100)、 参考例 2 1−ベンゼンスルホニル−5−クロロ−4−オ
キソ−4,5,6,7−テトラヒドロインドール
75mg(0.24mmol)を、p−キシレン5ml、酢酸
0.1mlの混合溶媒に溶解し、次いで酢酸アンモニ
ウム185mg(2.40mmolを加え、還流、撹拌し、
2時間30分反応させた。反応溶液を冷却後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフイーに付し、ジクロ
メタンで展開したところ、4−アミノ−1−ベン
ゼンスルホニルインドール(60ml、92.0%)が得
られた。 4−アミノ−1−ベンゼンスルホニルインドー
ル 融点;117〜118℃(無色針状結晶、エーテルより
再結晶)1 H NMR(CDCl3,60MHz);δ3.73(s、broad、
2H)、6.27〜6.54(m、2H)6.82〜7.84(m、
6H)、7.63〜7.97(m、2H)ppm IR(KBr Disk);3480、3400、1635、1600、
1370、1190、1130cm-1 Mass(m/z、%);272(M+、29)、131(100). 参考例 3 4−アミノ−1−p−トルエンスルホニルイン
ドール149mg(0.52mmol)を、水(4ml)およ
び2N塩酸(1ml)に懸濁させ、亜硝酸ナトリウ
ム88.0mg(1.27mmol)の水溶液(2ml)を、氷
冷下、滴下した。氷冷下で20分撹拌後、ホウフツ
化ナトリウム飽和水溶液(1ml)を加えた。氷冷
下で20分、室温で30分撹拌後、生じた沈澱を濾取
し、少量の水およびジクロロメタンで洗浄した。
五酸化リン上で真空乾燥し、1−p−トルエンス
ルホニル−4−インドールジアゾニウム・テトラ
フルオロボレート(176mg、87.8%)が得られた。 融点;130〜132℃(淡黄色針z晶、メタノールよ
り再結晶)。1 H NMR(DMSO−d6、100MHz);δ2.36(s、
3H)、7.50(d、2H、J=8.2Hz)、7.56(d、
1H、J=3.8Hz)、7.90(t、1H、J=8.0Hz)、
8.08(d、2H、J=8.2Hz)、8.60(d、1H、J
=3.8Hz)、8.74(d、1H、J=8.0Hz)、8.88(d、
1H、J=8.0Hz)ppm. IR(KBr);2260、1370、1170、1085、680cm-1. Mass(m/z、%);289(M+、−N2・BF3、71)、
155(100)、91(95)、28(68). 元素分析値;C15H12BF4N3O2Sとして 計算値(%);
C、46.78;H、3.14;N、10.91. 実測値(%);
C、46.65;H、3.02;N、10.78. 参考例 4 4−アミノ−1−ベンゼンスルホニルインドー
ル142mg(0.52mmol)を用いて参考例3と同様
に反応および後処理を行い、1−ベンゼンスルホ
ン−4−インドールジアゾニウム・テトラフルオ
ロボレート(180mg、93.3%)を得た。 融点;119〜121℃(淡黄色針状晶、メタノールよ
り再結晶)。1 HNMR(DMSO−d6、90MHz);δ7.53(d、1H、
J=3.6Hz)、7.60〜7.84(m、3H)、7.86(t、
1H、J=8.1Hz)、8.08〜8.27(m、2H)、8.57
(d、1H、J=3.6Hz)、8.71(d、1H、J=8.1
Hz)、8.55(d、1H、J=8.1Hz)ppm. IR(KBr);2260、1370、1150、1090、600cm-1. Mass(m/z、%);275(M+、−N2・BF3、59)、
141(47)、134(86)、107(30)、77(100)、28
(31). 元素分析値;C14H10BF4N3O2Sとして 計算値(%);
C、45.31;H、2.72;N、11.32. 実測値(%);
C、45.11;H、2.58;N、11.28. 実施例 1 エチルサンドゲン酸カリウム(160mg、1m
mol)をアセトン2mlに溶かし、これにアルゴン
雰囲気、室温で1−(p−トルエンスルホニル)
4−インド−ルジアゾニウム・テトラフルオロボ
レート(120mg、0.31mmol)を加え撹拌した。
窒素ガスの発生が終つてからさらに約10分(合計
約20分)撹拌したのち飽和食塩水に投じ、
CH2Cl2で抽出した。MgSO4で乾燥後濃縮し、残
留物をシリカゲルカラムにかけ、CH2Cl2/ヘキ
サン(2:1)で流し出したところ、淡黄色結晶
として4−(エトキシチオカルボニルチオ)−1−
(p−トルエンスルホニル)インドール(105mg、
収率86%)が得られた。 淡黄色柱状晶(ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 93.0〜94.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ1.12(t、J=7.0Hz、
3H)、2.33(s、3H)、4.52(q、J=7.0Hz、
2H)、6.76(d、J=3.5Hz、1H)、7.13〜7.46
(m、4H)、7.65(d、J=3.5Hz、1H)、7.60〜
8.18(m、3H)ppm. IR(KBr);1595、1368、1230、1165cm-1. Mass(m/z、%);391(M+、17)、331(20)、
303(31)、176(48)、155(35)、148(57)、91
(100). 元素分析値; C18H17NS3O3として 計算値(%);
C、55.22;H、4.38;N、3.58S;24.57. 実測値(%);
C、55.02;H、4.47;N、3.52S;24.63. 実施例 1 1−(p−トルエンスルホニル)−4−インドー
ルジアゾニウム・テトラフルオロボレートのかわ
りに等モルの1−ベンゼンスルホニル−4−イン
ドールジアゾニウム・テトラフルオロボレートを
用いた以外は実施例1と同様に反応させ、かつ処
理することにより、1−ベンゼンスルホニル−4
−(エトキシチオカルボニルチオ)インドールを
無色柱状晶として得た(106mg)。 無色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 93.0〜94.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ1.11(t、J=7.2Hz、
3H)、4.52(q、J=7.2Hz、2H)、6.78(d、J
=3.8Hz、1H)、7.24〜7.60(m、5H)、7.66(d、
J=3.8Hz、1H)、7.80〜8.22(m、3H)ppm. IR(KBr);1370、1167cm-1. Mass(m/z、%);377(M+、24)、317(26)、
289(41)、176(57)、148(76)、77(100). 元素分析値;C17H15NS3O3として 計算値(%);C、54.09;H、4.01;
N、3.71;S、24.48. 実測値(%);C、53.87;H、4.11;
N、3.67;S、25.64. 参考例 5 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−(p−
トルエンスルホニル)インドール(203mg、0.52
mmol)に、アルゴン雰囲気下、30℃でエチレン
ジアミン(0.5ml)を加え、16時間30分撹拌した。
反応終了後、反応混合物を5%硫酸水溶液に投
じ、ジクロロメタンで抽出した。抽出層を飽和食
塩水で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
この濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、ジクロロ
メタンとn−ヘキサンの2:1混合溶媒で流し出
したところ、4−メルカプト−1−p−トルエン
スルホニルインドール(148mg、収率94.0%)が
得られた。 無色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 104.0〜106.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ2.30(s、3H)、3.48(s、
1H)、6.70(d、J=3.8Hz、1H)、7.10〜7.30
(m、4H)、7.61(d、J=3.8Hz)、7.68〜7.94
(m、3H)ppm. IR(KBr);2570、1595、1370、1165cm-1. Mass(m/z、%);303(M+、59)、155(19)、
148(100)、91(54). 元素分析値;C15H13NS2O2として 計算値(%);C、59.38;H、4.32;
N、4.62;S、21.13. 実測値(%);C、59.25;H、4.41;
N、4.58;S、20.95. 参考例 6 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−ベンゼ
ンスルホニルインドール(39mg、0.1mmol)に、
アルゴン雰囲気下、30℃でエチレンジアミン
(0.25ml)を加え、1時間撹拌した。反応終了後、
反応混合物を5%硫酸水溶液に投じ、ジクロロメ
タンで抽出した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫
酸マグネシウム乾燥後濃縮した。この濃縮物をシ
リカゲルカラムにかけ、ジクロロメタンとn−ヘ
キサンの2:1混合溶媒で流し出したところ、4
−メルカプト−1−ベンゼンスルホニルインドー
ル(26mg、収率87.0%)が得られた。 淡黄色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより
再結) 融点 89.0〜91.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ3.50(s、1H)、6.78(d、
J=3.6Hz、1H)、7.12〜7.60(m、5H)、7.62
(d、J=3.6Hz、1H)、7.76〜7.98(m、3H)
ppm. IR(KBr);1575、1370、1167cm-1. Mass(m/z、%);289(M+、50)、148(100)、
77(39). 元素分析値;C14H11NS2O2として 計算値(%);C、58.11;H、3.83;
N、4.84;S、22.16. 実測値(%);C、58.21;H、4.13;
N、4.73;S、22.14. 参考例 7 50%水素化ナトリウム(10mg、0.21mmol)を
THF(2ml)に懸濁した溶液に、アルゴン雰囲気
下、室温で4−メルカプト−1−(p−トルエン
スルホニル)インドール(50mg、0.17mmol)を
加え、20分間撹拌した。この溶液にクロロ酢酸エ
チル(2μ、0.19mmol)を加え、室温で15分間
撹拌した。反応終了後、反応混合物を飽和塩化ア
ンモニウム水溶液に投じ、ジクロロメタンで抽出
した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシ
ウム乾燥後濃縮した。この濃縮物をシリカゲルカ
ラムにかけ、ジクロロメタンとn−ヘキサンの
3:2混合溶媒続いて7:3混合溶媒で流し出し
たところ、4−エトキシカルボニルメチルチオ−
1−(p−トルエンスルホニル)インドール(49
mg、収率79.5%)が得られた。 参考例 8 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−(p−
トルエンスルホニル)インドール(90mg、0.23m
mol)をTHF1.5mlに溶解し、この溶液に、アル
ゴン雰囲気下、室温でエチレンジアミン(0.1ml)
を加え、15分間撹拌した。続いてクロロアセトニ
トリル(30μ)を加え、室温で20分間撹拌し
た。反応終了後、反応混合物を5%硫酸飽和塩化
アンモニウム水溶液に投じ、ジクロロメタンで抽
出した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネ
シウム乾燥後濃縮した。この濃縮物をシリカゲル
カラムにかけ、ジクロロメタンとn−ヘキサンの
2:1混合溶媒で流し出したところ、4−シアノ
メチルチオ−1−(p−トルエンスルホニル)イ
ンドール(73mg、収率92.8%)が得られた。 無色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 79.5〜80.5℃1 H NMR(in CDCl3);δ2.35(s、3H)、3.55(s、
2H)、6.90(d、J=3.8Hz、1H)、7.18〜7.59
(m、4H)、7.69(d、J=3.8Hz、1H)、7.73〜
7.89(m、2H)7.98〜8.14(m、1H)ppm. IR(KBr);2250、1597、1370、1170cm-1. Mass(m/z、%);342(M+、67)、302(59)、
187(24)、155(44)、143(30)、91(100). 参考例 9 50%水素化ナトリウム(8mg、0.17mmol)を
THF(1.5ml)に懸濁した溶液に、アルゴン雰囲
気下、室温で4−メルカプト−1−(p−トルエ
ンスルホニル)インドール(32mg、0.11mmol)
を加え、5分間撹拌したのち、ヨウ化メチル
(30μ、0.48mmol)を加え、15分間撹拌した。
反応終了後、反応混合物を飽和塩化アンモニウム
水溶液に投じ、ジクロロメタンで抽出した。抽出
層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後
濃縮した。この濃縮物をシリカゲルカラムにか
け、n−ヘキサン、続いてジクロロメタンとヘキ
サンの3:2混合溶媒で流し出したところ、4−
メチルチオ−1−(p−トルエンスルホニル)イ
ンドール(30mg、収率89.6%)が得られた。 無色リン片状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルよ
り再結) 融点 87.5〜88.5℃1 H NMR(in CDCl3);δ2.33(s、3H)、2.51(s、
3H)、6.79(d、J=3.6Hz、1H)、7.02〜7.38
(m、4H)、7.60(d、J=3.6Hz、1H)、7.70〜
7.90(m、3H)ppm. IR(KBr);1595、1370、1175cm-1. Mass(m/z、%);317(M+、68)、162(100)、
118(39)、91(26). 参考例 10 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−(p−
トルエンスルホニル)インドール(44mg、
0.11mmol)をTHF1mlに溶解し、この溶液にア
ルゴン雰囲気下、室温でエチレンジアミン(0.1
ml)を加え、10分間撹拌した。続いて3−クロロ
−2−メチルプロペン(45μ、0.46mmol)を
加え室温で40分間撹拌した。反応終了後、反応混
合物を5%硫酸水溶液に投じ、ジクロロメタンで
抽出した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグ
ネシウム乾燥後濃縮した。この濃縮物をシリカゲ
ルカラムにかけ、ジクロロメタンとn−ヘキサン
の3:2混合溶媒で流し出したところ、4−(2
−メチル−2−プロペニルチオ)−1−(p−トル
エンスルホニル)インドール(37mg、収率92.5
%)が得られた。 無色油状物1 H NMR(in CDCl3);δ1.82(broad s、3H)、
2.32(s、3H)、3.52(s、2H)、4.71(broad
s、2H)、6.84(d、J=3.8Hz、1H)、7.13〜
7.36(m、4H)、7.59(d、J=3.8Hz、1H)、
7.68〜7.94(m、3H)ppm. IR(liquid film);1600、1372、1170cm-1. Mass(m/z、%);357(M+、62)、302(15)、
271(44)、202(47)、155(52)、116(28)、91
(100). 参考例 11 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−(p−
トルエンスルホニル)インドール(73mg、0.19m
mol)をTHF1mlに溶解し、この溶液に、アルゴ
ン雰囲気下、室温でエチレンジアミン(0.1ml)
を加え、15分間撹拌した。続いてクロロ酢酸エチ
ル(45μ)を加え、室温で30分間撹拌した。反
応終了後、反応混合物を5%硫酸水溶液に投じ、
ジクロロメタンで抽出した。抽出層を飽和食塩水
で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。この
濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、ジクロロメタ
ンとn−ヘキサンの2:1混合溶媒で流し出した
ところ、4−エトキシカルボニルメチルチオ−1
−(p−トルエンスルホニル)インドール(70mg、
収率96.4%)が得られた。 無色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 61.5〜62.5℃1 HNMR(in CDCl3);δ1.10(t、J=7.1Hz、
3H)、2.33(s、3H)、3.62(s、2H)、4.08(q、
J=7.1Hz、2H)、6.86(d、J=3.8Hz、1H)、
7.14〜7.42(m、4H)、7.62(d、J=3.8Hz、
1H)、7.70〜8.00(m、3H)ppm. IR(KBr);1725、1596、1367、1167cm-1. Mass(m/z、%);389(M+、100)、234(32)、
162(43)、91(50). 元素分析値;C19H19NS2O4として 計算値(%);C、58.59;H、4.92;
N、3.60;S、16.46. 実測値(%);C、58.62;H、5.01;
N、3.55;S、16.34. 参考例 12 水酸化カリウム(30mg、85.5%0.46mmol)を
メタノール1.5mlに溶解した溶液に、アルゴン雰
囲気下、室温で、4−エトキシカルボニルメチル
チオ−1−(p−トルエンスルホニル)インドー
ル(60mg、0.13mmol)を加え、4時間撹拌し
た。続いて水酸化カリウム(20mg、85.5%純度、
0.30mmol)をさらに加え、5時間加熱還流し
た。反応混合物を2N塩酸に投じ、酢酸エチルで
抽出した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグ
ネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をメタノール
(0.2ml)とエーテル(1ml)に溶解し、この溶液
に室温でジアゾメタンのエーテル溶液を気体の発
生がみられなくなるまで加え、15分間撹拌した。
反応混合物を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラム
にかけ、ジクロロメタンで流し出したところ、4
−メトキシカルボニルメチルチオインドール(33
mg、収率96.8%)が得られた。このものはチユア
ングキシンマイシンの合成中間体として用いられ
る〔J.Am.Chem.Soc.,104、7622(1982)〕。 無色柱状晶(n−ヘキサン−ベンゼンより再
結) 融点 57.5〜58.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ3.68(s、3H)、3.72(s、
2H)、6.76〜6.78(m、1H)、7.04〜7.41(m、
4H)、8.20〜8.38(m、1H)ppm. IR(KBr);3335、1740、1725cm-1. Mass(m/z、%);221(100、M+)、162(47)、
148(91)、118(38)、117(20)、104(30). 元素分析値;C11H11NSO2として 計算値(%);C、59.71;H、5.01;
N、6.33;S、14.49. 実測値(%);C、59.70;H、4.90;
N、6.28;S、14.63.
スルホニル基である。)で表わされるジチオ炭酸
誘導体に関する。 前記一般式()で表わされるジチオ炭酸誘導
体はたとえば、4−メチルチオトリプタミン〔J.
Med,Chem.,25,908(1982)〕やチユアングキ
シンマイシン〔Hua Hsueh Hsueh Pao 34,
129(1976);Chem,Abstr.87,165948Z(1977)〕
といつた4−メルカプトインドール系生理活性物
質の合成中間体として利用できるものである(下
記参考例参照)。 〔従来の技術〕 4−メルカプトインドール系有用物質の合成の
ための汎用中間体として4−メルカプトインドー
ルそのものがあるが、旧来知られている4−メル
カプトインドールの合成方法〔Can.J.Chem.,
40,511(1962)〕は6−ベンジルチオ−2−ニト
ロトルエンに対しReissert合成を施すものであり
数工程を要する上、収率も好ましくない。また、
4−アミノ−1−(メトキシカルボニニル)イン
ドールよりジアゾニウム塩を経由して、4−(エ
トキシチオカルボニルチオ)−1−(メトキシカル
ボニル)インドールを合成、ついで、加水分解に
より4−メルカプトインドールを得る方法が公知
であるが、目的化合物の収率は、かなりの副生物
を伴うため好ましくない〔染井、有機合成化学協
会誌、1982、40、387〕。また、4−メルカプトイ
ンドール及びその1−位置換体は不安定であり、
取扱いに多大の注意を必要とする。 〔発明が解決しようとする問題点〕 前述の如く、4−メルカプトインドールそのも
のは、合成が困難である上、取扱いも不便であ
る。本発明はこれらの欠点を克服し、容易に合成
でき、かつ取扱いも極めて簡単な、4−メルカプ
トインドール及び1−置換−4−メルカプトイン
ドールの等価体を提供するものである。例えば、
前記一般式()で表わされる化合物は適当な塩
基と処理することにより、4−メルカプトインド
ールおよびその1−位置換体に容易に変換できる
し、塩基の存在下、ハロゲン化物等と反応して、
メルカプタンと同様に、スルフイドを与える(下
記参考例参照)。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の前記一般式()で表わされるジチオ
炭酸誘導体は、一般式 (式中、R2は置換スルホニル基である。)で表わ
されるジアゾニウム塩を、一般式 (式中、R1は低級アルキル基であり、Mはアル
カリ金属である。)で表わされるジオチ炭酸塩と
反応させることにより製造することができる。 原料である前記一般式()で表わされるジア
ゾニウム塩は4−アミノインドール
〔Heterocycles22、2313(1984);23、165(1985)
および下記参考例参照〕より容易に製造できる化
合物である。 一方の原料である前記一般式()で表わされ
るジチオ炭酸塩は、エチルキサントゲン酸カリウ
ムの如く安価に市販品として入手し得るもの以外
も、アルコールあるいは、置換アミンと二硫化炭
素、アルカリの組合せにより、容易に調整できる
ものである。 前記一般式()で表わされるジアゾニウム塩
と、前記一般式()で表わされる化合物を反応
させるにあたつては通常溶媒を使用する。溶媒と
しては、水、アルコール、アセトン、ジメトキシ
エタン、テトラヒドロフラン等を例示することが
できる。また、反応は−20℃〜50℃で進行するが
0℃〜室温で好適に実施される。 なお、前記一般式()の中のR1としては、
メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル等
をR2としては、メタンスルホニル、エタンスル
ホニル、ベンゼンスルホニル、p−トルエンスル
ホニル等を例示することができる。 以下、実施例及び参考例により本発明を更に詳
しく説明する。 参考例 1 5−クロロ−4−オキソ−1−p−トルエンス
ルホニル−4,5,6,7−テトラヒドロインド
ール3.66g(11.3mmol)を、p−キシレン20ml、
酢酸0.4mlの混合溶媒に溶解し、次いで酢酸アン
モニウム8.71g(113.0mmol)を加え、還流、撹
拌し、4時間反応させた。反応混合物を冷却後、
炭酸水素ナトリウム水溶液に投じ、ジクロロメタ
ンで抽出した。ジクロロメタン層は、硫酸ナトリ
ウムにより乾燥後、濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーに付し、ジクロロメタン
で展開したところ、4−アミノ−1−p−トルエ
ンスルホニルインドール(2.32g、71.8%)が得
られた(転化率92.6%) 4−アミノ−1−p−トルエンスルホニルイン
ドール 融点;130〜131℃(無色針状結晶、エーテルより
再結晶)1 H NMR(CDCl3,100MHz);δ2.30(s、3H)、
3.68(s、broad、2H)、6.44(d、1H、J=8.0
Hz)、6.52(d、1H、J=4.0Hz)、6.96〜7.48
(m、5H)、7.71(d、2H、J=8.0Hz)ppm IR(KBr Disk);3500、3400、1630、1600、
1360、1165cm-1. Mass(m/z、%);286(M+、34)、132(100)、 参考例 2 1−ベンゼンスルホニル−5−クロロ−4−オ
キソ−4,5,6,7−テトラヒドロインドール
75mg(0.24mmol)を、p−キシレン5ml、酢酸
0.1mlの混合溶媒に溶解し、次いで酢酸アンモニ
ウム185mg(2.40mmolを加え、還流、撹拌し、
2時間30分反応させた。反応溶液を冷却後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフイーに付し、ジクロ
メタンで展開したところ、4−アミノ−1−ベン
ゼンスルホニルインドール(60ml、92.0%)が得
られた。 4−アミノ−1−ベンゼンスルホニルインドー
ル 融点;117〜118℃(無色針状結晶、エーテルより
再結晶)1 H NMR(CDCl3,60MHz);δ3.73(s、broad、
2H)、6.27〜6.54(m、2H)6.82〜7.84(m、
6H)、7.63〜7.97(m、2H)ppm IR(KBr Disk);3480、3400、1635、1600、
1370、1190、1130cm-1 Mass(m/z、%);272(M+、29)、131(100). 参考例 3 4−アミノ−1−p−トルエンスルホニルイン
ドール149mg(0.52mmol)を、水(4ml)およ
び2N塩酸(1ml)に懸濁させ、亜硝酸ナトリウ
ム88.0mg(1.27mmol)の水溶液(2ml)を、氷
冷下、滴下した。氷冷下で20分撹拌後、ホウフツ
化ナトリウム飽和水溶液(1ml)を加えた。氷冷
下で20分、室温で30分撹拌後、生じた沈澱を濾取
し、少量の水およびジクロロメタンで洗浄した。
五酸化リン上で真空乾燥し、1−p−トルエンス
ルホニル−4−インドールジアゾニウム・テトラ
フルオロボレート(176mg、87.8%)が得られた。 融点;130〜132℃(淡黄色針z晶、メタノールよ
り再結晶)。1 H NMR(DMSO−d6、100MHz);δ2.36(s、
3H)、7.50(d、2H、J=8.2Hz)、7.56(d、
1H、J=3.8Hz)、7.90(t、1H、J=8.0Hz)、
8.08(d、2H、J=8.2Hz)、8.60(d、1H、J
=3.8Hz)、8.74(d、1H、J=8.0Hz)、8.88(d、
1H、J=8.0Hz)ppm. IR(KBr);2260、1370、1170、1085、680cm-1. Mass(m/z、%);289(M+、−N2・BF3、71)、
155(100)、91(95)、28(68). 元素分析値;C15H12BF4N3O2Sとして 計算値(%);
C、46.78;H、3.14;N、10.91. 実測値(%);
C、46.65;H、3.02;N、10.78. 参考例 4 4−アミノ−1−ベンゼンスルホニルインドー
ル142mg(0.52mmol)を用いて参考例3と同様
に反応および後処理を行い、1−ベンゼンスルホ
ン−4−インドールジアゾニウム・テトラフルオ
ロボレート(180mg、93.3%)を得た。 融点;119〜121℃(淡黄色針状晶、メタノールよ
り再結晶)。1 HNMR(DMSO−d6、90MHz);δ7.53(d、1H、
J=3.6Hz)、7.60〜7.84(m、3H)、7.86(t、
1H、J=8.1Hz)、8.08〜8.27(m、2H)、8.57
(d、1H、J=3.6Hz)、8.71(d、1H、J=8.1
Hz)、8.55(d、1H、J=8.1Hz)ppm. IR(KBr);2260、1370、1150、1090、600cm-1. Mass(m/z、%);275(M+、−N2・BF3、59)、
141(47)、134(86)、107(30)、77(100)、28
(31). 元素分析値;C14H10BF4N3O2Sとして 計算値(%);
C、45.31;H、2.72;N、11.32. 実測値(%);
C、45.11;H、2.58;N、11.28. 実施例 1 エチルサンドゲン酸カリウム(160mg、1m
mol)をアセトン2mlに溶かし、これにアルゴン
雰囲気、室温で1−(p−トルエンスルホニル)
4−インド−ルジアゾニウム・テトラフルオロボ
レート(120mg、0.31mmol)を加え撹拌した。
窒素ガスの発生が終つてからさらに約10分(合計
約20分)撹拌したのち飽和食塩水に投じ、
CH2Cl2で抽出した。MgSO4で乾燥後濃縮し、残
留物をシリカゲルカラムにかけ、CH2Cl2/ヘキ
サン(2:1)で流し出したところ、淡黄色結晶
として4−(エトキシチオカルボニルチオ)−1−
(p−トルエンスルホニル)インドール(105mg、
収率86%)が得られた。 淡黄色柱状晶(ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 93.0〜94.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ1.12(t、J=7.0Hz、
3H)、2.33(s、3H)、4.52(q、J=7.0Hz、
2H)、6.76(d、J=3.5Hz、1H)、7.13〜7.46
(m、4H)、7.65(d、J=3.5Hz、1H)、7.60〜
8.18(m、3H)ppm. IR(KBr);1595、1368、1230、1165cm-1. Mass(m/z、%);391(M+、17)、331(20)、
303(31)、176(48)、155(35)、148(57)、91
(100). 元素分析値; C18H17NS3O3として 計算値(%);
C、55.22;H、4.38;N、3.58S;24.57. 実測値(%);
C、55.02;H、4.47;N、3.52S;24.63. 実施例 1 1−(p−トルエンスルホニル)−4−インドー
ルジアゾニウム・テトラフルオロボレートのかわ
りに等モルの1−ベンゼンスルホニル−4−イン
ドールジアゾニウム・テトラフルオロボレートを
用いた以外は実施例1と同様に反応させ、かつ処
理することにより、1−ベンゼンスルホニル−4
−(エトキシチオカルボニルチオ)インドールを
無色柱状晶として得た(106mg)。 無色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 93.0〜94.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ1.11(t、J=7.2Hz、
3H)、4.52(q、J=7.2Hz、2H)、6.78(d、J
=3.8Hz、1H)、7.24〜7.60(m、5H)、7.66(d、
J=3.8Hz、1H)、7.80〜8.22(m、3H)ppm. IR(KBr);1370、1167cm-1. Mass(m/z、%);377(M+、24)、317(26)、
289(41)、176(57)、148(76)、77(100). 元素分析値;C17H15NS3O3として 計算値(%);C、54.09;H、4.01;
N、3.71;S、24.48. 実測値(%);C、53.87;H、4.11;
N、3.67;S、25.64. 参考例 5 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−(p−
トルエンスルホニル)インドール(203mg、0.52
mmol)に、アルゴン雰囲気下、30℃でエチレン
ジアミン(0.5ml)を加え、16時間30分撹拌した。
反応終了後、反応混合物を5%硫酸水溶液に投
じ、ジクロロメタンで抽出した。抽出層を飽和食
塩水で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
この濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、ジクロロ
メタンとn−ヘキサンの2:1混合溶媒で流し出
したところ、4−メルカプト−1−p−トルエン
スルホニルインドール(148mg、収率94.0%)が
得られた。 無色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 104.0〜106.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ2.30(s、3H)、3.48(s、
1H)、6.70(d、J=3.8Hz、1H)、7.10〜7.30
(m、4H)、7.61(d、J=3.8Hz)、7.68〜7.94
(m、3H)ppm. IR(KBr);2570、1595、1370、1165cm-1. Mass(m/z、%);303(M+、59)、155(19)、
148(100)、91(54). 元素分析値;C15H13NS2O2として 計算値(%);C、59.38;H、4.32;
N、4.62;S、21.13. 実測値(%);C、59.25;H、4.41;
N、4.58;S、20.95. 参考例 6 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−ベンゼ
ンスルホニルインドール(39mg、0.1mmol)に、
アルゴン雰囲気下、30℃でエチレンジアミン
(0.25ml)を加え、1時間撹拌した。反応終了後、
反応混合物を5%硫酸水溶液に投じ、ジクロロメ
タンで抽出した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫
酸マグネシウム乾燥後濃縮した。この濃縮物をシ
リカゲルカラムにかけ、ジクロロメタンとn−ヘ
キサンの2:1混合溶媒で流し出したところ、4
−メルカプト−1−ベンゼンスルホニルインドー
ル(26mg、収率87.0%)が得られた。 淡黄色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより
再結) 融点 89.0〜91.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ3.50(s、1H)、6.78(d、
J=3.6Hz、1H)、7.12〜7.60(m、5H)、7.62
(d、J=3.6Hz、1H)、7.76〜7.98(m、3H)
ppm. IR(KBr);1575、1370、1167cm-1. Mass(m/z、%);289(M+、50)、148(100)、
77(39). 元素分析値;C14H11NS2O2として 計算値(%);C、58.11;H、3.83;
N、4.84;S、22.16. 実測値(%);C、58.21;H、4.13;
N、4.73;S、22.14. 参考例 7 50%水素化ナトリウム(10mg、0.21mmol)を
THF(2ml)に懸濁した溶液に、アルゴン雰囲気
下、室温で4−メルカプト−1−(p−トルエン
スルホニル)インドール(50mg、0.17mmol)を
加え、20分間撹拌した。この溶液にクロロ酢酸エ
チル(2μ、0.19mmol)を加え、室温で15分間
撹拌した。反応終了後、反応混合物を飽和塩化ア
ンモニウム水溶液に投じ、ジクロロメタンで抽出
した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシ
ウム乾燥後濃縮した。この濃縮物をシリカゲルカ
ラムにかけ、ジクロロメタンとn−ヘキサンの
3:2混合溶媒続いて7:3混合溶媒で流し出し
たところ、4−エトキシカルボニルメチルチオ−
1−(p−トルエンスルホニル)インドール(49
mg、収率79.5%)が得られた。 参考例 8 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−(p−
トルエンスルホニル)インドール(90mg、0.23m
mol)をTHF1.5mlに溶解し、この溶液に、アル
ゴン雰囲気下、室温でエチレンジアミン(0.1ml)
を加え、15分間撹拌した。続いてクロロアセトニ
トリル(30μ)を加え、室温で20分間撹拌し
た。反応終了後、反応混合物を5%硫酸飽和塩化
アンモニウム水溶液に投じ、ジクロロメタンで抽
出した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネ
シウム乾燥後濃縮した。この濃縮物をシリカゲル
カラムにかけ、ジクロロメタンとn−ヘキサンの
2:1混合溶媒で流し出したところ、4−シアノ
メチルチオ−1−(p−トルエンスルホニル)イ
ンドール(73mg、収率92.8%)が得られた。 無色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 79.5〜80.5℃1 H NMR(in CDCl3);δ2.35(s、3H)、3.55(s、
2H)、6.90(d、J=3.8Hz、1H)、7.18〜7.59
(m、4H)、7.69(d、J=3.8Hz、1H)、7.73〜
7.89(m、2H)7.98〜8.14(m、1H)ppm. IR(KBr);2250、1597、1370、1170cm-1. Mass(m/z、%);342(M+、67)、302(59)、
187(24)、155(44)、143(30)、91(100). 参考例 9 50%水素化ナトリウム(8mg、0.17mmol)を
THF(1.5ml)に懸濁した溶液に、アルゴン雰囲
気下、室温で4−メルカプト−1−(p−トルエ
ンスルホニル)インドール(32mg、0.11mmol)
を加え、5分間撹拌したのち、ヨウ化メチル
(30μ、0.48mmol)を加え、15分間撹拌した。
反応終了後、反応混合物を飽和塩化アンモニウム
水溶液に投じ、ジクロロメタンで抽出した。抽出
層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後
濃縮した。この濃縮物をシリカゲルカラムにか
け、n−ヘキサン、続いてジクロロメタンとヘキ
サンの3:2混合溶媒で流し出したところ、4−
メチルチオ−1−(p−トルエンスルホニル)イ
ンドール(30mg、収率89.6%)が得られた。 無色リン片状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルよ
り再結) 融点 87.5〜88.5℃1 H NMR(in CDCl3);δ2.33(s、3H)、2.51(s、
3H)、6.79(d、J=3.6Hz、1H)、7.02〜7.38
(m、4H)、7.60(d、J=3.6Hz、1H)、7.70〜
7.90(m、3H)ppm. IR(KBr);1595、1370、1175cm-1. Mass(m/z、%);317(M+、68)、162(100)、
118(39)、91(26). 参考例 10 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−(p−
トルエンスルホニル)インドール(44mg、
0.11mmol)をTHF1mlに溶解し、この溶液にア
ルゴン雰囲気下、室温でエチレンジアミン(0.1
ml)を加え、10分間撹拌した。続いて3−クロロ
−2−メチルプロペン(45μ、0.46mmol)を
加え室温で40分間撹拌した。反応終了後、反応混
合物を5%硫酸水溶液に投じ、ジクロロメタンで
抽出した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグ
ネシウム乾燥後濃縮した。この濃縮物をシリカゲ
ルカラムにかけ、ジクロロメタンとn−ヘキサン
の3:2混合溶媒で流し出したところ、4−(2
−メチル−2−プロペニルチオ)−1−(p−トル
エンスルホニル)インドール(37mg、収率92.5
%)が得られた。 無色油状物1 H NMR(in CDCl3);δ1.82(broad s、3H)、
2.32(s、3H)、3.52(s、2H)、4.71(broad
s、2H)、6.84(d、J=3.8Hz、1H)、7.13〜
7.36(m、4H)、7.59(d、J=3.8Hz、1H)、
7.68〜7.94(m、3H)ppm. IR(liquid film);1600、1372、1170cm-1. Mass(m/z、%);357(M+、62)、302(15)、
271(44)、202(47)、155(52)、116(28)、91
(100). 参考例 11 4−エトキシチオカルボニルチオ−1−(p−
トルエンスルホニル)インドール(73mg、0.19m
mol)をTHF1mlに溶解し、この溶液に、アルゴ
ン雰囲気下、室温でエチレンジアミン(0.1ml)
を加え、15分間撹拌した。続いてクロロ酢酸エチ
ル(45μ)を加え、室温で30分間撹拌した。反
応終了後、反応混合物を5%硫酸水溶液に投じ、
ジクロロメタンで抽出した。抽出層を飽和食塩水
で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。この
濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、ジクロロメタ
ンとn−ヘキサンの2:1混合溶媒で流し出した
ところ、4−エトキシカルボニルメチルチオ−1
−(p−トルエンスルホニル)インドール(70mg、
収率96.4%)が得られた。 無色柱状晶(n−ヘキサン−酢酸エチルより再
結) 融点 61.5〜62.5℃1 HNMR(in CDCl3);δ1.10(t、J=7.1Hz、
3H)、2.33(s、3H)、3.62(s、2H)、4.08(q、
J=7.1Hz、2H)、6.86(d、J=3.8Hz、1H)、
7.14〜7.42(m、4H)、7.62(d、J=3.8Hz、
1H)、7.70〜8.00(m、3H)ppm. IR(KBr);1725、1596、1367、1167cm-1. Mass(m/z、%);389(M+、100)、234(32)、
162(43)、91(50). 元素分析値;C19H19NS2O4として 計算値(%);C、58.59;H、4.92;
N、3.60;S、16.46. 実測値(%);C、58.62;H、5.01;
N、3.55;S、16.34. 参考例 12 水酸化カリウム(30mg、85.5%0.46mmol)を
メタノール1.5mlに溶解した溶液に、アルゴン雰
囲気下、室温で、4−エトキシカルボニルメチル
チオ−1−(p−トルエンスルホニル)インドー
ル(60mg、0.13mmol)を加え、4時間撹拌し
た。続いて水酸化カリウム(20mg、85.5%純度、
0.30mmol)をさらに加え、5時間加熱還流し
た。反応混合物を2N塩酸に投じ、酢酸エチルで
抽出した。抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグ
ネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をメタノール
(0.2ml)とエーテル(1ml)に溶解し、この溶液
に室温でジアゾメタンのエーテル溶液を気体の発
生がみられなくなるまで加え、15分間撹拌した。
反応混合物を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラム
にかけ、ジクロロメタンで流し出したところ、4
−メトキシカルボニルメチルチオインドール(33
mg、収率96.8%)が得られた。このものはチユア
ングキシンマイシンの合成中間体として用いられ
る〔J.Am.Chem.Soc.,104、7622(1982)〕。 無色柱状晶(n−ヘキサン−ベンゼンより再
結) 融点 57.5〜58.0℃1 H NMR(in CDCl3);δ3.68(s、3H)、3.72(s、
2H)、6.76〜6.78(m、1H)、7.04〜7.41(m、
4H)、8.20〜8.38(m、1H)ppm. IR(KBr);3335、1740、1725cm-1. Mass(m/z、%);221(100、M+)、162(47)、
148(91)、118(38)、117(20)、104(30). 元素分析値;C11H11NSO2として 計算値(%);C、59.71;H、5.01;
N、6.33;S、14.49. 実測値(%);C、59.70;H、4.90;
N、6.28;S、14.63.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 で表わされるジチオ炭酸誘導体(式中、R1は低
級アルキル基であり、R2は置換スルホニル基で
ある。)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27252285A JPS62132857A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | ジチオ炭酸誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27252285A JPS62132857A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | ジチオ炭酸誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62132857A JPS62132857A (ja) | 1987-06-16 |
| JPH0442382B2 true JPH0442382B2 (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=17515066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27252285A Granted JPS62132857A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | ジチオ炭酸誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62132857A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115894435B (zh) * | 2022-11-14 | 2024-11-22 | 山东厚德精诚药业有限公司 | 一种1-(苯并[b]噻吩-4-基)哌嗪盐酸盐的合成方法 |
-
1985
- 1985-12-05 JP JP27252285A patent/JPS62132857A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62132857A (ja) | 1987-06-16 |
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