JPH0443520Y2 - - Google Patents
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- JPH0443520Y2 JPH0443520Y2 JP2025488U JP2025488U JPH0443520Y2 JP H0443520 Y2 JPH0443520 Y2 JP H0443520Y2 JP 2025488 U JP2025488 U JP 2025488U JP 2025488 U JP2025488 U JP 2025488U JP H0443520 Y2 JPH0443520 Y2 JP H0443520Y2
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Landscapes
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は給油装置用ストレーナに係り、特に給
油装置の送液路内部の油液温度の変化に応じて油
液通過面積が変化する形状記憶合金により形成さ
れた給油装置用ストレーナに関する。
油装置の送液路内部の油液温度の変化に応じて油
液通過面積が変化する形状記憶合金により形成さ
れた給油装置用ストレーナに関する。
[従来の技術及び課題]
従来、例えば懸垂式給油装置では、地下タンク
からポンプにより汲上げた油液は該装置内部の配
管及び屋外配管を介し、給油所のキャノピ(給油
所建屋から突出した屋根又は独立した屋根)下面
に配設したデリベリユニツトの給油ホースへ送油
するようになつており、給油マンは該給油ホース
下端部に配設された給油ノズルにより、車両への
給油作業を行う。この場合、前記屋外配線は、メ
ンテナンス時における作業性の向上等の面から、
一般にキヤノピの上面部に配設されている。
からポンプにより汲上げた油液は該装置内部の配
管及び屋外配管を介し、給油所のキャノピ(給油
所建屋から突出した屋根又は独立した屋根)下面
に配設したデリベリユニツトの給油ホースへ送油
するようになつており、給油マンは該給油ホース
下端部に配設された給油ノズルにより、車両への
給油作業を行う。この場合、前記屋外配線は、メ
ンテナンス時における作業性の向上等の面から、
一般にキヤノピの上面部に配設されている。
さて近年は、車両燃料タンク内の油液面を検知
し、油液量が所定量に達すると自動的に閉弁する
自動停止機能を備えた自動停止式給油ノズル(オ
ートノズル)を使用する給油所が一般的である。
該給油ノズルは、給油作業の進展に伴い車両燃料
タンクの油液面が上昇し、吐出パイプ先端の検知
穴が油液により閉塞されると空気の供給が遮断さ
れるため、オリフイスで生じた負圧がダイヤフラ
ムに作用する結果、該負圧の発生によりダイヤフ
ラムが作動し、これと連動して親子弁(主弁・補
助弁)の弁軸とロツク用のローラとが引外された
め、親子弁が閉じ給油を停止するようになつてい
る。
し、油液量が所定量に達すると自動的に閉弁する
自動停止機能を備えた自動停止式給油ノズル(オ
ートノズル)を使用する給油所が一般的である。
該給油ノズルは、給油作業の進展に伴い車両燃料
タンクの油液面が上昇し、吐出パイプ先端の検知
穴が油液により閉塞されると空気の供給が遮断さ
れるため、オリフイスで生じた負圧がダイヤフラ
ムに作用する結果、該負圧の発生によりダイヤフ
ラムが作動し、これと連動して親子弁(主弁・補
助弁)の弁軸とロツク用のローラとが引外された
め、親子弁が閉じ給油を停止するようになつてい
る。
ところで従来は、配管及び給油ホースを介して
供給された油液が自動停止式給油ノズルの主弁を
通過する際に、該主弁に配管内のゴミ・スケール
(不純物)が付着して負圧が発生しない現象が発
生し、車両燃料タンクが満タン状態となつてもダ
イヤフラムが作動せず、該給油ノズルの自動停止
機能が不作動状態となることがある。このような
不具合を防止するために、春季から秋季へかけて
の気温が10℃を超える3シーズンは、給油ノズル
本体の流体通路と給油ホースとを接続する継手内
部に、目が細かい60メツシユのストレーナを配設
している。一方、気温が10℃以下の冬場において
屋外配管の周囲温度の低下に伴い、ストレーナ部
分で油液中の水分が凍結して前記60メツシユのス
トレーナに目詰まりが発生することにより、給油
ホースから給油ノズル本体の流体通路へ油液が流
れ込まなくなる不具合を防止するため、該60メツ
シユのストレーナを取外し、目が荒い40メツシユ
のストレーナに交換している。
供給された油液が自動停止式給油ノズルの主弁を
通過する際に、該主弁に配管内のゴミ・スケール
(不純物)が付着して負圧が発生しない現象が発
生し、車両燃料タンクが満タン状態となつてもダ
イヤフラムが作動せず、該給油ノズルの自動停止
機能が不作動状態となることがある。このような
不具合を防止するために、春季から秋季へかけて
の気温が10℃を超える3シーズンは、給油ノズル
本体の流体通路と給油ホースとを接続する継手内
部に、目が細かい60メツシユのストレーナを配設
している。一方、気温が10℃以下の冬場において
屋外配管の周囲温度の低下に伴い、ストレーナ部
分で油液中の水分が凍結して前記60メツシユのス
トレーナに目詰まりが発生することにより、給油
ホースから給油ノズル本体の流体通路へ油液が流
れ込まなくなる不具合を防止するため、該60メツ
シユのストレーナを取外し、目が荒い40メツシユ
のストレーナに交換している。
しかしながら、上述した従来の給油ノズルにあ
つては、10℃を超える常温時や高温時には目が細
かい60メツシユのストレーナに、10℃以下の低温
時には目が荒い40メツシユのストレーナに交換し
なければならないため、その交換作業が煩雑であ
ると共に、メンテナンスの点からも面倒であると
いう不具合があつた。
つては、10℃を超える常温時や高温時には目が細
かい60メツシユのストレーナに、10℃以下の低温
時には目が荒い40メツシユのストレーナに交換し
なければならないため、その交換作業が煩雑であ
ると共に、メンテナンスの点からも面倒であると
いう不具合があつた。
本考案は前記課題を解決するもので、気候の変
化に伴う給油装置の送液路内部の油液の温度変動
に拘わらず交換を不要とすると共にメンテナンス
性の向上を図った給油装置用ストレーナの提供を
目的とする。
化に伴う給油装置の送液路内部の油液の温度変動
に拘わらず交換を不要とすると共にメンテナンス
性の向上を図った給油装置用ストレーナの提供を
目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本考案は、給油装置
の送液路に設けられ、該送液路を流れる油液中の
不純物を除去して油液を通過させる不純物除去部
を具備してなる給油装置用ストレーナにおいて、
前記不純物除去部は形状記憶合金により形成さ
れ、前記送液路内部の油液温度が所定温度以下の
場合には、前記不純物除去部が変形することによ
り該不純物除去部の油液通過面積が増加するもの
であることを特徴とする。
の送液路に設けられ、該送液路を流れる油液中の
不純物を除去して油液を通過させる不純物除去部
を具備してなる給油装置用ストレーナにおいて、
前記不純物除去部は形状記憶合金により形成さ
れ、前記送液路内部の油液温度が所定温度以下の
場合には、前記不純物除去部が変形することによ
り該不純物除去部の油液通過面積が増加するもの
であることを特徴とする。
[作用]
本考案によれば、不純物除去部を形状記憶合金
により形成しているため、給油所が立地している
地域の気温の低下に伴い、送液路内部の油液温度
が所定温度以下になると、該不純物除去部の油液
通過面積が増加する。これに対し、給油所が立地
している地域の気温の上昇に伴い、送液路内部の
油液温度が所定温度を超えると、該不純物除去部
の油液通過面積がもとの状態に復帰するため、不
純物除去部で油液中の水分が凍結した場合におい
ても、従来のように不純物除去部が目詰まりする
という不具合を防止することができる。これによ
り、従来のように温度変化に応じて油液通過面積
が異なる2個の不純物除去部を交換する手間を省
くことができると共に、メンテナンス上からも好
適である。
により形成しているため、給油所が立地している
地域の気温の低下に伴い、送液路内部の油液温度
が所定温度以下になると、該不純物除去部の油液
通過面積が増加する。これに対し、給油所が立地
している地域の気温の上昇に伴い、送液路内部の
油液温度が所定温度を超えると、該不純物除去部
の油液通過面積がもとの状態に復帰するため、不
純物除去部で油液中の水分が凍結した場合におい
ても、従来のように不純物除去部が目詰まりする
という不具合を防止することができる。これによ
り、従来のように温度変化に応じて油液通過面積
が異なる2個の不純物除去部を交換する手間を省
くことができると共に、メンテナンス上からも好
適である。
[実施例]
以下、図面を参照し本考案の一実施例について
説明する。
説明する。
第1図及び第2図において符号1は例えば図示
せぬ懸垂式給油装置のデリベリユニツトから吊下
げられた給油ホース(送液路)の下端部に配設さ
れた自動停止式給油ノズル(以下、給油ノズルと
略称)であり、前記懸垂式給油装置本体のポンプ
により油槽(地下タンク)から汲上げた油液は屋
外配管(送液路)を介して前記給油ホース及び給
油ノズルへ供給されるようになつており、該屋外
配管は例えばキヤノピ上面に配設されている。
せぬ懸垂式給油装置のデリベリユニツトから吊下
げられた給油ホース(送液路)の下端部に配設さ
れた自動停止式給油ノズル(以下、給油ノズルと
略称)であり、前記懸垂式給油装置本体のポンプ
により油槽(地下タンク)から汲上げた油液は屋
外配管(送液路)を介して前記給油ホース及び給
油ノズルへ供給されるようになつており、該屋外
配管は例えばキヤノピ上面に配設されている。
前記給油ノズル1の弁本体2の内部には段部3
Aを有する流体通路3が配設され、該段部3Aに
は第1弁座4が圧入固定されている。第1弁座4
には開口を有する筒部5が配設され、該筒部5に
は継手6が配設されている。そして、給油ノズル
1は継手6を介して前記給油ホースと接続されて
おり、懸垂式給油装置のポンプにより地下タンク
から汲上げられた油液が屋外配管及び給油ホース
を通り、該給油ノズル1へ供給されるようになつ
ている。
Aを有する流体通路3が配設され、該段部3Aに
は第1弁座4が圧入固定されている。第1弁座4
には開口を有する筒部5が配設され、該筒部5に
は継手6が配設されている。そして、給油ノズル
1は継手6を介して前記給油ホースと接続されて
おり、懸垂式給油装置のポンプにより地下タンク
から汲上げられた油液が屋外配管及び給油ホース
を通り、該給油ノズル1へ供給されるようになつ
ている。
また、前記弁本体2内部に配設された主弁は主
弁体7と補助弁体8から構成され、主弁体7は流
体通路3を開閉すべき第1弁座4に着座してお
り、該主弁体7には第1弁座4の上/下流側を連
通する通路9が配設され、該通路9を開閉する補
助弁体8が主弁体7に支持されている。前記主弁
体7及び補助弁体8は、前記主弁のバネ受10に
弾接したバネ11により付勢され、主弁体7は第
1弁座4に、補助弁体8は第2弁座12に各々着
座し、流体通路3・通路9を各々閉じている。
弁体7と補助弁体8から構成され、主弁体7は流
体通路3を開閉すべき第1弁座4に着座してお
り、該主弁体7には第1弁座4の上/下流側を連
通する通路9が配設され、該通路9を開閉する補
助弁体8が主弁体7に支持されている。前記主弁
体7及び補助弁体8は、前記主弁のバネ受10に
弾接したバネ11により付勢され、主弁体7は第
1弁座4に、補助弁体8は第2弁座12に各々着
座し、流体通路3・通路9を各々閉じている。
次に、主弁を開く機構及び自動的に弁を閉じる
機構を説明すると、前記弁本体2には筒部5から
挿入したスリーブ13が嵌挿され、該スリーブ1
3内には、操作レバー14に当接するシヤフト1
5と、補助弁体8に当接するシヤフト16とが摺
動自在に嵌合され、両シヤフト15,16間には
ローラ17,18が挿入されている。これら両ロ
ーラ17,18はダイヤフラム19と一体とされ
た受け板20の長孔21,21間に支持され、該
長孔21,21に沿ってシヤフト15,16の移
動方向に摺動可能となつている。
機構を説明すると、前記弁本体2には筒部5から
挿入したスリーブ13が嵌挿され、該スリーブ1
3内には、操作レバー14に当接するシヤフト1
5と、補助弁体8に当接するシヤフト16とが摺
動自在に嵌合され、両シヤフト15,16間には
ローラ17,18が挿入されている。これら両ロ
ーラ17,18はダイヤフラム19と一体とされ
た受け板20の長孔21,21間に支持され、該
長孔21,21に沿ってシヤフト15,16の移
動方向に摺動可能となつている。
前記ダイヤフラム19の外方には蓋22が配設
され、該蓋22とダイヤフラム19との間にはダ
イヤフラム室23が形成されている。該ダイヤフ
ラム室23内にはダイヤフラムバネ24,24が
挿入されており、ダイヤフラム19を常時第2図
の右方、即ちローラ17,18をシヤフト15,
16間に挿入するように付勢している。該シヤフ
ト15はシヤフト15,16間に介在したバネ2
5により前記操作レバー14側に付勢されてお
り、シヤフト16とスリーブ13との間にはシー
ルリング26が挿入されている。
され、該蓋22とダイヤフラム19との間にはダ
イヤフラム室23が形成されている。該ダイヤフ
ラム室23内にはダイヤフラムバネ24,24が
挿入されており、ダイヤフラム19を常時第2図
の右方、即ちローラ17,18をシヤフト15,
16間に挿入するように付勢している。該シヤフ
ト15はシヤフト15,16間に介在したバネ2
5により前記操作レバー14側に付勢されてお
り、シヤフト16とスリーブ13との間にはシー
ルリング26が挿入されている。
次に、弁本体2の吐出パイプ2A側から組込む
副弁について説明すると、流体通路3の段部27
には第3弁座28が圧入固定され、吐出パイプ2
Aを嵌合した弁保持部材29の縁部29Aが第3
弁座28の縁部28Aに当接しており、弁保持部
材29の突部29Bを弁本体2に螺着したフラン
ジ30で緊締させて弁本体2に固定する。弁保持
部材29の中央部の筒部29Cには、第3弁座2
8に着座する副弁体31の弁棒31Aが摺動自在
に嵌合され、副弁体31はバネ32により常時第
3弁座28側に付勢されている。副弁体31と第
3弁座28との当接部分33に接近させて流体通
路3と画成された空〓34に連通された小孔34
Aが開口しており、空〓34はパイプ35に連通
しており、該パイプ35は吐出パイプ2Aの先端
部分に設けた大気導入孔36に接続されている。
また、空〓34はダイヤフラム室23に連通して
いる。尚、37はレバーフツクであり、給油に際
し操作レバー14を引上げた時に該操作レバー1
4の端部を掛止するためのものである。
副弁について説明すると、流体通路3の段部27
には第3弁座28が圧入固定され、吐出パイプ2
Aを嵌合した弁保持部材29の縁部29Aが第3
弁座28の縁部28Aに当接しており、弁保持部
材29の突部29Bを弁本体2に螺着したフラン
ジ30で緊締させて弁本体2に固定する。弁保持
部材29の中央部の筒部29Cには、第3弁座2
8に着座する副弁体31の弁棒31Aが摺動自在
に嵌合され、副弁体31はバネ32により常時第
3弁座28側に付勢されている。副弁体31と第
3弁座28との当接部分33に接近させて流体通
路3と画成された空〓34に連通された小孔34
Aが開口しており、空〓34はパイプ35に連通
しており、該パイプ35は吐出パイプ2Aの先端
部分に設けた大気導入孔36に接続されている。
また、空〓34はダイヤフラム室23に連通して
いる。尚、37はレバーフツクであり、給油に際
し操作レバー14を引上げた時に該操作レバー1
4の端部を掛止するためのものである。
一方、前記継手6内部の前記給油ホースの下端
部(油液流出側)と対向する箇所には、形状記憶
合金から形成された形状記憶合金ストレーナ40
が取付固定されており、該形状記憶合金ストレー
ナ40は、前記継手6の内径と嵌合する形状のフ
ランジ41と、例えば補虫網状のストレーナ本体
42とから構成されている。該ストレーナ本体4
2は、形状記憶合金製の複数本の縦線材42A…
…と、形状記憶合金製の複数本の横線材42B…
…とを縦横に網状に組んだものであり、これら形
状記憶合金製の縦線材42A・横線材42Bは、
所定温度(変態点、例えば10℃)以下において伸
ばし変形を加えてあり、該所定温度を超えると元
の形状に復帰するようになつている。即ち、温度
変化に応じ、各縦線材42Aと各横線材42Bと
により形成される網目の大きさ(油液通過面積)
が変化するようになつている。
部(油液流出側)と対向する箇所には、形状記憶
合金から形成された形状記憶合金ストレーナ40
が取付固定されており、該形状記憶合金ストレー
ナ40は、前記継手6の内径と嵌合する形状のフ
ランジ41と、例えば補虫網状のストレーナ本体
42とから構成されている。該ストレーナ本体4
2は、形状記憶合金製の複数本の縦線材42A…
…と、形状記憶合金製の複数本の横線材42B…
…とを縦横に網状に組んだものであり、これら形
状記憶合金製の縦線材42A・横線材42Bは、
所定温度(変態点、例えば10℃)以下において伸
ばし変形を加えてあり、該所定温度を超えると元
の形状に復帰するようになつている。即ち、温度
変化に応じ、各縦線材42Aと各横線材42Bと
により形成される網目の大きさ(油液通過面積)
が変化するようになつている。
従って、前記配管及び給油ホース内の油液温度
が前記所定温度以下の場合、即ち冬場などの低温
時には、形状記憶合金ストレーナ40は第3図に
示すような目が荒い40メツシユの形状へ変化す
る。これに対し、前記配管及び給油ホース内の油
液温度が前記所定温度を超えた場合、即ち春季か
ら秋季へかけての常温時や高温時には、形状記憶
合金ストレーナ40は、縦線材42A・横線材4
2Bが各々縮むことによつて第4図に示すような
目が細かい60メツシユの形状となる。即ち、形状
記憶合金ストレーナ40は、油液の温度変化に応
じて40メツシユと60メツシユの2種類のストレー
ナを、1個で兼用するようになつている。
が前記所定温度以下の場合、即ち冬場などの低温
時には、形状記憶合金ストレーナ40は第3図に
示すような目が荒い40メツシユの形状へ変化す
る。これに対し、前記配管及び給油ホース内の油
液温度が前記所定温度を超えた場合、即ち春季か
ら秋季へかけての常温時や高温時には、形状記憶
合金ストレーナ40は、縦線材42A・横線材4
2Bが各々縮むことによつて第4図に示すような
目が細かい60メツシユの形状となる。即ち、形状
記憶合金ストレーナ40は、油液の温度変化に応
じて40メツシユと60メツシユの2種類のストレー
ナを、1個で兼用するようになつている。
次に、上記構成による本実施例の作用を説明す
る。
る。
当該給油所が立地している通常の地域及び寒冷
地における春季から秋季にかけての3シーズンの
場合、即ち前記配管及び給油ホース内の油液温度
が10℃を超えると、形状記憶合金ストレーナ40
は第4図に示す目が細かい60メツシユの形状にな
る。油液温度が10℃を超えた場合には、油液中の
水分が凍結することはないため、形状記憶合金ス
トレーナ40が目が細かい60メツシユであつても
目詰まりを起こすことはなく、配管内のゴミやス
ケールが継手6を介して給油ノズル1へ侵入し主
弁へ付着する現象を防止できる。
地における春季から秋季にかけての3シーズンの
場合、即ち前記配管及び給油ホース内の油液温度
が10℃を超えると、形状記憶合金ストレーナ40
は第4図に示す目が細かい60メツシユの形状にな
る。油液温度が10℃を超えた場合には、油液中の
水分が凍結することはないため、形状記憶合金ス
トレーナ40が目が細かい60メツシユであつても
目詰まりを起こすことはなく、配管内のゴミやス
ケールが継手6を介して給油ノズル1へ侵入し主
弁へ付着する現象を防止できる。
一方、当該給油所が立地している通常の地域の
冬場、あるいは寒冷地の晩秋・冬場・早春等の場
合、即ち前記配管及び給油ホース内の油液温度が
10℃以下の場合には、形状記憶合金ストレーナ4
0は第4図に示す目が細かい60メツシユの形状か
ら第3図に示す目が荒い40メツシユの形状にな
る。従って、油液温度の低下によりストレーナ部
分で油液中の水分が凍結した場合であつても、形
状記憶合金ストレーナ40は目が荒い40メツシユ
の形状となつているため、該形状記憶合金ストレ
ーナ40が従来のように凍結した水分により目詰
まりするという不具合を防止することができる。
これにより、形状記憶合金ストレーナ40により
配管内のゴミやスケールを円滑に除去することが
できる。
冬場、あるいは寒冷地の晩秋・冬場・早春等の場
合、即ち前記配管及び給油ホース内の油液温度が
10℃以下の場合には、形状記憶合金ストレーナ4
0は第4図に示す目が細かい60メツシユの形状か
ら第3図に示す目が荒い40メツシユの形状にな
る。従って、油液温度の低下によりストレーナ部
分で油液中の水分が凍結した場合であつても、形
状記憶合金ストレーナ40は目が荒い40メツシユ
の形状となつているため、該形状記憶合金ストレ
ーナ40が従来のように凍結した水分により目詰
まりするという不具合を防止することができる。
これにより、形状記憶合金ストレーナ40により
配管内のゴミやスケールを円滑に除去することが
できる。
しかして上記実施例によれば、形状記憶合金ス
トレーナ40は温度変化に応じて40メツシユある
いは60メツシユに変化するため、1個のストレー
ナで済み、従来のように40メツシユと60メツシユ
の2個ストレーナを交換する手間を省くことがで
きると共に、メンテナンス上からも好適である。
トレーナ40は温度変化に応じて40メツシユある
いは60メツシユに変化するため、1個のストレー
ナで済み、従来のように40メツシユと60メツシユ
の2個ストレーナを交換する手間を省くことがで
きると共に、メンテナンス上からも好適である。
[変形例]
上記実施例では、形状記憶合金ストレーナ4
0の形状を捕虫網状の形状としたが、これに限
定されず、配管内部のゴミ・スケール等を除去
可能な形状であればよい。
0の形状を捕虫網状の形状としたが、これに限
定されず、配管内部のゴミ・スケール等を除去
可能な形状であればよい。
即ち、例えば第5図イに示す如くの形状記憶
合金から形成された形状記憶合金ストレーナ5
0を用いてもよい。該形状記憶合金ストレーナ
50は、継手6の内径と嵌合する形状のフラン
ジ51と、外周部が略円筒状を成すと共に先端
部が略球面の一部を成すストレーナ本体52と
から構成され、該ストレーナ本体52の全面に
は蓋体53Aを有する多数の孔53(油液通過
面積)が形成されている。該形状記憶合金スト
レーナ50においては、前記配管及び給油ホー
ス内の油液温度が所定温度(例えば10℃)以下
の時には、同図ロに示すように孔53の蓋体5
3Aが開く一方、油液温度が前記所定温度を超
えた時には、同図ハに示すように蓋体53Aが
元の位置に復帰し孔53を閉じるようになつて
いる。この場合、蓋体53Aが閉じた状態で
は、該蓋体53Aと孔53の縁部との間に若干
の間隙が生ずるようになつており、油液の通過
が可能とされている。
合金から形成された形状記憶合金ストレーナ5
0を用いてもよい。該形状記憶合金ストレーナ
50は、継手6の内径と嵌合する形状のフラン
ジ51と、外周部が略円筒状を成すと共に先端
部が略球面の一部を成すストレーナ本体52と
から構成され、該ストレーナ本体52の全面に
は蓋体53Aを有する多数の孔53(油液通過
面積)が形成されている。該形状記憶合金スト
レーナ50においては、前記配管及び給油ホー
ス内の油液温度が所定温度(例えば10℃)以下
の時には、同図ロに示すように孔53の蓋体5
3Aが開く一方、油液温度が前記所定温度を超
えた時には、同図ハに示すように蓋体53Aが
元の位置に復帰し孔53を閉じるようになつて
いる。この場合、蓋体53Aが閉じた状態で
は、該蓋体53Aと孔53の縁部との間に若干
の間隙が生ずるようになつており、油液の通過
が可能とされている。
また、例えば第6図イに示す如くの形状記憶
合金から形成された形状記憶合金ストレーナ6
0を用いてもよい。該形状記憶合金ストレーナ
60は、継手6の内径と嵌合する形状のフラン
ジ61と、該フランジ61に基端部が固定され
ると共に先端部が該フランジ中心を指向する多
数の帯状部材62Aから成るストレーナ本体6
2とから構成されている。該形状記憶合金スト
レーナ60においては、前記配管及び給油ホー
ス内の油液温度が所定温度(例えば10℃)以下
の時は、同図ロに示すように各帯状部材62A
が湾曲してフランジ61の一方側へ開くことに
より、ストレーナ本体62の中央部には帯状部
材62Aの各先端部に囲まれた開口部(油液通
過面積)が形成されると共に、各帯状部材62
Aの間の間隙が広くなる一方、油液温度が前記
所定温度を超えた時は、同図イに示すように各
帯状部材62Aが元の形状に復帰しフランジ中
心を指向するようになっている。この場合、同
図イの状態では隣接する各帯状部材62Aの
間、及び各先端部には若干の間隙(油液通過面
積)が生ずるようになつており、油液の通過が
可能とされている。
合金から形成された形状記憶合金ストレーナ6
0を用いてもよい。該形状記憶合金ストレーナ
60は、継手6の内径と嵌合する形状のフラン
ジ61と、該フランジ61に基端部が固定され
ると共に先端部が該フランジ中心を指向する多
数の帯状部材62Aから成るストレーナ本体6
2とから構成されている。該形状記憶合金スト
レーナ60においては、前記配管及び給油ホー
ス内の油液温度が所定温度(例えば10℃)以下
の時は、同図ロに示すように各帯状部材62A
が湾曲してフランジ61の一方側へ開くことに
より、ストレーナ本体62の中央部には帯状部
材62Aの各先端部に囲まれた開口部(油液通
過面積)が形成されると共に、各帯状部材62
Aの間の間隙が広くなる一方、油液温度が前記
所定温度を超えた時は、同図イに示すように各
帯状部材62Aが元の形状に復帰しフランジ中
心を指向するようになっている。この場合、同
図イの状態では隣接する各帯状部材62Aの
間、及び各先端部には若干の間隙(油液通過面
積)が生ずるようになつており、油液の通過が
可能とされている。
上記実施例では、形状記憶合金ストレーナ4
0を、継手6内部の給油ホースと対向する端部
に配設する構成としたが、これに限定されず、
該継手6の適所に配設する構成としてもよく、
または、給油ノズル1の上流側の適所に配設す
る構成としてもよい。あるいは、給油ノズル1
の弁本体2における給油ホースからの油液流入
側に配設する構成としてもよい。
0を、継手6内部の給油ホースと対向する端部
に配設する構成としたが、これに限定されず、
該継手6の適所に配設する構成としてもよく、
または、給油ノズル1の上流側の適所に配設す
る構成としてもよい。あるいは、給油ノズル1
の弁本体2における給油ホースからの油液流入
側に配設する構成としてもよい。
上記実施例では、形状記憶合金ストレーナ4
0の変態点を10℃としたが、これに限定され
ず、当該給油所が立地している地域の気候条件
に対応した温度とすることも可能である。
0の変態点を10℃としたが、これに限定され
ず、当該給油所が立地している地域の気候条件
に対応した温度とすることも可能である。
[考案の効果]
以上説明したように本考案によれば、給油装置
の送液路に設けられ、該送液路を流れる油液中の
不純物を除去して油液を通過させる不純物除去部
を具備してなる給油装置用ストレーナにおいて、
前記不純物除去部は形状記憶合金により形成さ
れ、前記送液路内部の油液温度が所定温度以下の
場合には、前記不純物除去部が変形することによ
り該不純物除去部の油液通過面積が増加する構成
としたので、以下の効果を奏することができる。
の送液路に設けられ、該送液路を流れる油液中の
不純物を除去して油液を通過させる不純物除去部
を具備してなる給油装置用ストレーナにおいて、
前記不純物除去部は形状記憶合金により形成さ
れ、前記送液路内部の油液温度が所定温度以下の
場合には、前記不純物除去部が変形することによ
り該不純物除去部の油液通過面積が増加する構成
としたので、以下の効果を奏することができる。
冬場等において給油装置の送液路内部の油液温
度が所定温度以下となつた場合には、該不純物除
去部が変形することにより、該不純物除去部にお
ける油液通過面積が増加するため、不純物除去部
で油液中の水分が凍結したとしても、不純物除去
部が目詰まりすることを防止でき、これにより、
給油ホースから給油ノズル側への油液の流入を円
滑に行うことができる。従って、従来のように2
個の不純物除去部を給油所立地地域の温度変化に
応じて交換するという煩雑性を解消でき、1個の
不純物除去部で該温度変化に対応することができ
る。これにより、不純物除去部の交換の手間を省
くことができると共に、メンテナンス上からも好
適である。
度が所定温度以下となつた場合には、該不純物除
去部が変形することにより、該不純物除去部にお
ける油液通過面積が増加するため、不純物除去部
で油液中の水分が凍結したとしても、不純物除去
部が目詰まりすることを防止でき、これにより、
給油ホースから給油ノズル側への油液の流入を円
滑に行うことができる。従って、従来のように2
個の不純物除去部を給油所立地地域の温度変化に
応じて交換するという煩雑性を解消でき、1個の
不純物除去部で該温度変化に対応することができ
る。これにより、不純物除去部の交換の手間を省
くことができると共に、メンテナンス上からも好
適である。
第1図は本考案の一実施例による給油ノズル1
の構成を示す縦断面図、第2図は第1図の−
線に沿う矢視断面図、第3図は本実地例による所
定温度以下の場合の形状記憶合金ストレーナ40
の構成を示す概略斜視図、第4図は本実地例によ
る所定温度を超えた場合の形状記憶合金ストレー
ナ40の構成を示す概略斜視図、第5図イは変形
例による形状記憶合金ストレーナ50の構成を示
す概略斜視図、同図ロは所定温度以下の場合の孔
53・蓋体53Aの状態を示す概略斜視図、同図
ハは所定温度を超えた場合の孔53・蓋体53A
の状態を示す概略斜視図、第6図イは変形例によ
る所定温度以下の場合の形状記憶合金ストレーナ
60の構成を示す概略斜視図、同図ロは所定温度
を超えた場合の形状記憶合金ストレーナ60の構
成を示す概略斜視図である。 6……継手(送液路)、40……形状記憶合金
ストレーナ(不純物除去部)、50……形状記憶
合金ストレーナ(不純物除去部)、60……形状
記憶合金ストレーナ(不純物除去部)。
の構成を示す縦断面図、第2図は第1図の−
線に沿う矢視断面図、第3図は本実地例による所
定温度以下の場合の形状記憶合金ストレーナ40
の構成を示す概略斜視図、第4図は本実地例によ
る所定温度を超えた場合の形状記憶合金ストレー
ナ40の構成を示す概略斜視図、第5図イは変形
例による形状記憶合金ストレーナ50の構成を示
す概略斜視図、同図ロは所定温度以下の場合の孔
53・蓋体53Aの状態を示す概略斜視図、同図
ハは所定温度を超えた場合の孔53・蓋体53A
の状態を示す概略斜視図、第6図イは変形例によ
る所定温度以下の場合の形状記憶合金ストレーナ
60の構成を示す概略斜視図、同図ロは所定温度
を超えた場合の形状記憶合金ストレーナ60の構
成を示す概略斜視図である。 6……継手(送液路)、40……形状記憶合金
ストレーナ(不純物除去部)、50……形状記憶
合金ストレーナ(不純物除去部)、60……形状
記憶合金ストレーナ(不純物除去部)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 給油装置の送液路に設けられ、該送液路を流れ
る油液中の不純物を除去して油液を通過させる不
純物除去部を具備してなる給油装置用ストレーナ
において、 前記不純物除去部は形状記憶合金により形成さ
れ、前記送液路内部の油液温度が所定温度以下の
場合には、前記不純物除去部が変形することによ
り該不純物除去部の油液通過面積が増加するもの
であることを特徴とする給油装置用ストレーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025488U JPH0443520Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025488U JPH0443520Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01132600U JPH01132600U (ja) | 1989-09-08 |
| JPH0443520Y2 true JPH0443520Y2 (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=31236463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2025488U Expired JPH0443520Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443520Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP2025488U patent/JPH0443520Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01132600U (ja) | 1989-09-08 |
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