JPH0443806B2 - - Google Patents
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- JPH0443806B2 JPH0443806B2 JP59133260A JP13326084A JPH0443806B2 JP H0443806 B2 JPH0443806 B2 JP H0443806B2 JP 59133260 A JP59133260 A JP 59133260A JP 13326084 A JP13326084 A JP 13326084A JP H0443806 B2 JPH0443806 B2 JP H0443806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- aromatic polyamide
- cover layer
- polyamide fiber
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/22—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel the plies being arranged with all cords disposed along the circumference of the tyre
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/2003—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
- B60C9/2009—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords comprising plies of different materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、複数層のスチールコードベルト層の
最外側に配置した芳香族ポリアミド繊維コードか
らなるベルトカバー層の耐久性を大幅に改善した
空気入りラジアルタイヤに関する。
最外側に配置した芳香族ポリアミド繊維コードか
らなるベルトカバー層の耐久性を大幅に改善した
空気入りラジアルタイヤに関する。
近年、高速道路網の発達や乗用車の高性能化等
が相俟つて、タイヤに対する要求特性の高度化、
多岐化はとどまるところを知らない。たとえば、
SRタイヤよりもさらに高速走行可能なHRタイ
ヤ化、これよりもさらにもつと高速走行可能な
VRタイヤ化とか、より一層操縦安定性に優れた
偏平ラジアルタイヤへの要求が挙げられる。一
方、車両側から見ると、タイヤハウスとの関係か
ら従来通りの偏平率で高速走行が可能であり、し
かも、操縦安定性に優れたラジアルタイヤが望ま
しい。
が相俟つて、タイヤに対する要求特性の高度化、
多岐化はとどまるところを知らない。たとえば、
SRタイヤよりもさらに高速走行可能なHRタイ
ヤ化、これよりもさらにもつと高速走行可能な
VRタイヤ化とか、より一層操縦安定性に優れた
偏平ラジアルタイヤへの要求が挙げられる。一
方、車両側から見ると、タイヤハウスとの関係か
ら従来通りの偏平率で高速走行が可能であり、し
かも、操縦安定性に優れたラジアルタイヤが望ま
しい。
乗用車用の空気入りラジアルタイヤにおいて
は、100Km/hr以上の高速で走行すると、質量の
大きいスチールコードベルト層は遠心力によつ
て、その巾方向両端部がせり上がるために操縦安
定性が悪化する。これを防止するため、上記スチ
ールコードベルト層の最外側に、その両端部を被
覆するようにタイヤ周方向に対するコード角度が
実質的に0゜のナイロンコードからなるベルトカバ
ー層を配置したものが提案されている。このナイ
ロンコードは熱収縮性であるため加硫時の加熱に
よつて収縮し、タガ効果を一層高めることによつ
てスチールコードベルト層を締め付けることがで
きるからである。
は、100Km/hr以上の高速で走行すると、質量の
大きいスチールコードベルト層は遠心力によつ
て、その巾方向両端部がせり上がるために操縦安
定性が悪化する。これを防止するため、上記スチ
ールコードベルト層の最外側に、その両端部を被
覆するようにタイヤ周方向に対するコード角度が
実質的に0゜のナイロンコードからなるベルトカバ
ー層を配置したものが提案されている。このナイ
ロンコードは熱収縮性であるため加硫時の加熱に
よつて収縮し、タガ効果を一層高めることによつ
てスチールコードベルト層を締め付けることがで
きるからである。
しかしながら、ナイロンコードは、そのモジユ
ラスが低いため、上述のように超高速化された用
途のタイヤに使用した場合には、高速走行時のス
チールコードベルト層両端部のせり上がりを抑制
する力が小さく、操縦安定性を十分に改善するこ
とが難しくなつている。
ラスが低いため、上述のように超高速化された用
途のタイヤに使用した場合には、高速走行時のス
チールコードベルト層両端部のせり上がりを抑制
する力が小さく、操縦安定性を十分に改善するこ
とが難しくなつている。
このような問題点を解決するため、ナイロンコ
ードに代えて、ナイロンコードに比べて著しくモ
ジユラスが大きい芳香族ポリアミド繊維コードの
使用が考えられる。しかし、芳香族ポリアミド繊
維は、その高分子の分子構造上、本質的にコート
ゴムに対する接着性に劣つているため、単に従来
のナイロンコードと置き換えただけでは、芳香族
ポリアミド繊維コードとコートゴムとが剥離し、
満足すべき耐久性が得られなかつた。特に周方向
の両端部を重ね合わせたスプライス部は段差状に
厚くなつているため応力が集中し、このスプライ
ス部にセパレーシヨンを発生した。
ードに代えて、ナイロンコードに比べて著しくモ
ジユラスが大きい芳香族ポリアミド繊維コードの
使用が考えられる。しかし、芳香族ポリアミド繊
維は、その高分子の分子構造上、本質的にコート
ゴムに対する接着性に劣つているため、単に従来
のナイロンコードと置き換えただけでは、芳香族
ポリアミド繊維コードとコートゴムとが剥離し、
満足すべき耐久性が得られなかつた。特に周方向
の両端部を重ね合わせたスプライス部は段差状に
厚くなつているため応力が集中し、このスプライ
ス部にセパレーシヨンを発生した。
本発明者らは、このようにゴムに対する接着性
が低い芳香族ポリアミド繊維コードのセパレーシ
ヨン防止策について鋭意検討した結果、複合材料
力学における変形特性の基本的な考え方から、繊
維の配向方向をゴム対してそのゴム変形が最も起
こり難い関係にすればよいと考えた。すなわち、
ゴムが繊維で補強された繊維強化ゴム複合材料
(FRR)においては、ゴムの変形は繊維の長手方
向に対して殆ど伸びない(変形しない)が、その
長手方向に対する角度が大きいほど変形が大きく
なり、直行する方向で最も大きくなることはよく
知られている。したがつて、この基本的な考え方
から、上記ベルトカバー層における芳香族ポリア
ミド繊維コードに対するコードゴムの変形をでき
るだけ小さくすることができれば、コードとコー
トゴムとのセパレーシヨンを起こり難くすること
が可能であると考えた。そして、そのコードの軸
方向と共に、このコードを構成する素繊維の方
向、すなわち、撚り角度がコートゴムの変形を極
めて小さくする上で重要な因子になつていること
を知見したのである。
が低い芳香族ポリアミド繊維コードのセパレーシ
ヨン防止策について鋭意検討した結果、複合材料
力学における変形特性の基本的な考え方から、繊
維の配向方向をゴム対してそのゴム変形が最も起
こり難い関係にすればよいと考えた。すなわち、
ゴムが繊維で補強された繊維強化ゴム複合材料
(FRR)においては、ゴムの変形は繊維の長手方
向に対して殆ど伸びない(変形しない)が、その
長手方向に対する角度が大きいほど変形が大きく
なり、直行する方向で最も大きくなることはよく
知られている。したがつて、この基本的な考え方
から、上記ベルトカバー層における芳香族ポリア
ミド繊維コードに対するコードゴムの変形をでき
るだけ小さくすることができれば、コードとコー
トゴムとのセパレーシヨンを起こり難くすること
が可能であると考えた。そして、そのコードの軸
方向と共に、このコードを構成する素繊維の方
向、すなわち、撚り角度がコートゴムの変形を極
めて小さくする上で重要な因子になつていること
を知見したのである。
ところで、従来タイヤコードメーカーからタイ
ヤメーカーへ供給されていた芳香族ポリアミド繊
維コードは、その撚り角度が27.3゜に特定されて
いた。そのため、前述したセパレーシヨンの問題
を本質的に解決するに至つていなかつたのであ
る。
ヤメーカーへ供給されていた芳香族ポリアミド繊
維コードは、その撚り角度が27.3゜に特定されて
いた。そのため、前述したセパレーシヨンの問題
を本質的に解決するに至つていなかつたのであ
る。
本発明の目的は、スチールコードベルト層の最
外側に配置した芳香族ポリアミド繊維コードから
なるベルトカバー層のスプライス部におけるセパ
レーシヨンを防止することにより、タイヤの耐久
性を大幅に向上した空気入りラジアルタイヤを提
供することにある。
外側に配置した芳香族ポリアミド繊維コードから
なるベルトカバー層のスプライス部におけるセパ
レーシヨンを防止することにより、タイヤの耐久
性を大幅に向上した空気入りラジアルタイヤを提
供することにある。
このような本発明の目的は、カーカス層のトレ
ツド部側に配置した複数層のスチールコードベル
ト層の最外側に、タイヤ周方向に対するコード角
度がほぼ0゜のベルトカバー層を、その周方向の両
端部を重ね合わせるようにスプライスさせて配置
した空気入りラジアルタイヤにおいて、前記ベル
トカバー層を芳香族ポリアミド繊維コードから構
成し、該芳香族ポリアミド繊維コードの撚り角度
を、コードの軸線に対して鋭角側から測定して
31.3゜〜39.3゜の範囲にすることにより達成するこ
とができる。
ツド部側に配置した複数層のスチールコードベル
ト層の最外側に、タイヤ周方向に対するコード角
度がほぼ0゜のベルトカバー層を、その周方向の両
端部を重ね合わせるようにスプライスさせて配置
した空気入りラジアルタイヤにおいて、前記ベル
トカバー層を芳香族ポリアミド繊維コードから構
成し、該芳香族ポリアミド繊維コードの撚り角度
を、コードの軸線に対して鋭角側から測定して
31.3゜〜39.3゜の範囲にすることにより達成するこ
とができる。
このように芳香族ポリアミド繊維コードの軸線
に対し鋭角側から測定した撚り角度を31.3゜〜
39.3゜の範囲にすることにより、上記ベルトカバ
ー層のスプライス部における芳香族ポリアミド繊
維コードに対するコートゴムの変形を可及的に小
さくすることを可能にし、それによつてセパレー
シヨンの防止効果を飛躍的に向上することができ
る。
に対し鋭角側から測定した撚り角度を31.3゜〜
39.3゜の範囲にすることにより、上記ベルトカバ
ー層のスプライス部における芳香族ポリアミド繊
維コードに対するコートゴムの変形を可及的に小
さくすることを可能にし、それによつてセパレー
シヨンの防止効果を飛躍的に向上することができ
る。
これを第3図及び第4図により、さらに具体的
に説明する。
に説明する。
第3図に示すように、FRRにおける変形特性
の基本的考え方から、ベルトカバー層中のコート
ゴム20の変形はコートゴム20に埋設されたコ
ード10の軸線方向に対してはほとんど変形しな
いが、この軸線に直交する方向の力Fにより最も
大きく変形する。したがつて、コード10の軸線
方向に直交する方向に対するコードゴム20の変
形を極力小さくなるように抑制できれば、セパレ
ーシヨンの発生を小さくすることができる。
の基本的考え方から、ベルトカバー層中のコート
ゴム20の変形はコートゴム20に埋設されたコ
ード10の軸線方向に対してはほとんど変形しな
いが、この軸線に直交する方向の力Fにより最も
大きく変形する。したがつて、コード10の軸線
方向に直交する方向に対するコードゴム20の変
形を極力小さくなるように抑制できれば、セパレ
ーシヨンの発生を小さくすることができる。
そこで、FRRの変形特性はコード10自体の
軸線方向だけではなく、コード10を構成する素
繊維の方向も作用を及ぼすとの考え方に立脚し、
撚り角度θを種々変えた芳香族ポリアミド繊維コ
ードから構成したベルトカバー層について、その
コードに直交する方向に一定の力Fを与えたとき
のコートゴムの変形(剪断変形)を調べたとこ
ろ、その変形は撚り角度θの違いによつて変化す
ることが判つた。これはコード10を構成する素
繊維の方向(すなわち、撚り角度θ)がコートゴ
ム20の変形の抑制に大きく関与していることを
示している。そして、この変形制御効果は、コー
ド径を種々換えて実験した結果によれば、撚り角
度θ=35.3゜において最小となり、この角度から
離れるにしたがつて次第に大きくなることがわか
つた。すなわち、第4図aに示すように、コード
10の撚り角度θが31.3゜未満では、コード10
の軸線に対して直交する方向の力Fに対し、コー
トゴム20は2点鎖線で示すように左側に傾斜し
た平行四辺形に変形(剪断変形)し、撚り角度θ
が次第に大きくなつて35.3゜のとき第4図bのよ
うに最小の変形になる。さらにコード10の撚り
角度θを大きくして39.3゜を越えると、第4図c
に示すように、コートゴム20の変形が2点鎖線
で示すように右側に傾斜した平行四辺形に変形
(剪断変形)する。このため、コード10の撚り
角度θを31.3゜〜39.3゜の範囲にすれば、ベルトカ
バー層VのスプライスSの芳香族ポリアミド繊維
コード10に対するコートゴム20の変形をほぼ
極小状態に制御し、スプライス部のセパレーシヨ
ンの発生を防止することができる。
軸線方向だけではなく、コード10を構成する素
繊維の方向も作用を及ぼすとの考え方に立脚し、
撚り角度θを種々変えた芳香族ポリアミド繊維コ
ードから構成したベルトカバー層について、その
コードに直交する方向に一定の力Fを与えたとき
のコートゴムの変形(剪断変形)を調べたとこ
ろ、その変形は撚り角度θの違いによつて変化す
ることが判つた。これはコード10を構成する素
繊維の方向(すなわち、撚り角度θ)がコートゴ
ム20の変形の抑制に大きく関与していることを
示している。そして、この変形制御効果は、コー
ド径を種々換えて実験した結果によれば、撚り角
度θ=35.3゜において最小となり、この角度から
離れるにしたがつて次第に大きくなることがわか
つた。すなわち、第4図aに示すように、コード
10の撚り角度θが31.3゜未満では、コード10
の軸線に対して直交する方向の力Fに対し、コー
トゴム20は2点鎖線で示すように左側に傾斜し
た平行四辺形に変形(剪断変形)し、撚り角度θ
が次第に大きくなつて35.3゜のとき第4図bのよ
うに最小の変形になる。さらにコード10の撚り
角度θを大きくして39.3゜を越えると、第4図c
に示すように、コートゴム20の変形が2点鎖線
で示すように右側に傾斜した平行四辺形に変形
(剪断変形)する。このため、コード10の撚り
角度θを31.3゜〜39.3゜の範囲にすれば、ベルトカ
バー層VのスプライスSの芳香族ポリアミド繊維
コード10に対するコートゴム20の変形をほぼ
極小状態に制御し、スプライス部のセパレーシヨ
ンの発生を防止することができる。
以下本発明の実施例を図面を参照して具体的に
説明する。
説明する。
第1図aは、本発明の実施例からなる空気入り
ラジアルタイヤを一部を切り欠いて示す斜視説明
図である。
ラジアルタイヤを一部を切り欠いて示す斜視説明
図である。
図においてEは本発明の実施例からなる空気入
りラジアルタイヤで、左右一対のビート部1と、
このビート部1に連なる左右一対のサイドウオー
ル部2と、このサイドウオール部2間に位置する
トレツド部3から構成されている。さらに左右一
対のビード部1のビードワイヤ6の間には、タイ
ヤ周方向に対するコード角度が実質的に90゜であ
るカーカス層4が装架され、また、前記トレツド
部3におけるカーカス層4上には、タイヤ周方向
に対するコード角度10゜〜35゜で互いに交差する上
側ベルト層5uと下側ベルト層5dとからなる2
層のスチールコードベルト層5が積層配置されて
いる。さらに、スチールコードベルト層5の最外
側の上側ベルト層5uの上には、タイヤ周方向に
対するコード角度がほぼ0゜の芳香族ポリアミド繊
維コードからなるベルトカバー層Vがタイヤ全周
にわたつて配置されている。なお7はビードフイ
ラーである。
りラジアルタイヤで、左右一対のビート部1と、
このビート部1に連なる左右一対のサイドウオー
ル部2と、このサイドウオール部2間に位置する
トレツド部3から構成されている。さらに左右一
対のビード部1のビードワイヤ6の間には、タイ
ヤ周方向に対するコード角度が実質的に90゜であ
るカーカス層4が装架され、また、前記トレツド
部3におけるカーカス層4上には、タイヤ周方向
に対するコード角度10゜〜35゜で互いに交差する上
側ベルト層5uと下側ベルト層5dとからなる2
層のスチールコードベルト層5が積層配置されて
いる。さらに、スチールコードベルト層5の最外
側の上側ベルト層5uの上には、タイヤ周方向に
対するコード角度がほぼ0゜の芳香族ポリアミド繊
維コードからなるベルトカバー層Vがタイヤ全周
にわたつて配置されている。なお7はビードフイ
ラーである。
ベルトカバー層Vは、芳香族ポリアミド繊維コ
ード10と、それを被覆するコートゴム20とか
ら構成され、第1図bに示すように、巾方向に対
し斜めに切断された両端e,e′を一定巾wになる
ように重ね合わせてスプライス部Sを形成してい
る。
ード10と、それを被覆するコートゴム20とか
ら構成され、第1図bに示すように、巾方向に対
し斜めに切断された両端e,e′を一定巾wになる
ように重ね合わせてスプライス部Sを形成してい
る。
このベルトカバー層Vを構成する芳香族ポリア
ミド繊維コード10としては、引張り強度150
Kg/mm2以上、引張り弾性率3000Kg/mm2以上の特性
を有する原糸からなるコードが好ましい。この原
糸は常法に従つて撚り加工を施し、コードの軸線
に対して鋭角側から測定した撚り角度θが31.3゜
〜39.3゜の範囲となるように撚糸した後、表面に
接着処理を施したものにする。
ミド繊維コード10としては、引張り強度150
Kg/mm2以上、引張り弾性率3000Kg/mm2以上の特性
を有する原糸からなるコードが好ましい。この原
糸は常法に従つて撚り加工を施し、コードの軸線
に対して鋭角側から測定した撚り角度θが31.3゜
〜39.3゜の範囲となるように撚糸した後、表面に
接着処理を施したものにする。
このベルトカバー層Vにおける芳香族ポリアミ
ド繊維コード10の打ち込み本数は、コード方向
に対し直角に測定して巾50mm当り40本〜70本の範
囲とすることが好ましい。さらに好ましくは45本
〜65本の範囲とするのがよい。
ド繊維コード10の打ち込み本数は、コード方向
に対し直角に測定して巾50mm当り40本〜70本の範
囲とすることが好ましい。さらに好ましくは45本
〜65本の範囲とするのがよい。
さらに、芳香族ポリアミド繊維コード10を被
覆するコートゴム20は、その100%モジユラス
が30Kg/cm2〜70Kg/cm2の範囲のものを使用するこ
とが好ましい。このコートゴム20のモジユラス
を30Kg/cm2以上にすることにより、芳香族ポリア
ミド繊維コードとのモジユラス差を小さくし、コ
ード10とコートゴム20との接着性を改善し、
タイヤ耐久性を向上させることができる。また、
70Kg/cm2以下にすることにより硬くなり過ないよ
うにし、タイヤ製造時における生産性を向上し、
コストを低減することができる。
覆するコートゴム20は、その100%モジユラス
が30Kg/cm2〜70Kg/cm2の範囲のものを使用するこ
とが好ましい。このコートゴム20のモジユラス
を30Kg/cm2以上にすることにより、芳香族ポリア
ミド繊維コードとのモジユラス差を小さくし、コ
ード10とコートゴム20との接着性を改善し、
タイヤ耐久性を向上させることができる。また、
70Kg/cm2以下にすることにより硬くなり過ないよ
うにし、タイヤ製造時における生産性を向上し、
コストを低減することができる。
本発明に用いた空気入りラジアルタイヤの使用
及び試験条件は下記の通りである。
及び試験条件は下記の通りである。
(a) タイヤ周方向に対するコード角度は実質的に
90゜で2層配置 (b) カーカスコードは、1000d/2のポリエステ
ルコード。
90゜で2層配置 (b) カーカスコードは、1000d/2のポリエステ
ルコード。
(a) タイヤ周方向に対するコード角度は20゜で互
いに交差するように2層配置 (b) コード5sはスチールコード1×5(0.22) (c) コード方向に対して直角に測定して50mm当た
りのコード打ち込み本数は40本 (d) コートゴムの100%モジユラスは55Kg/cm2。
いに交差するように2層配置 (b) コード5sはスチールコード1×5(0.22) (c) コード方向に対して直角に測定して50mm当た
りのコード打ち込み本数は40本 (d) コートゴムの100%モジユラスは55Kg/cm2。
(a) タイヤ周方向に対するコード角度は0゜
(b) コード10は1000d/2の芳香族ポリアミド
繊維コード (c) コード方向に対して直角に測定して50mm当た
りのコード打ち込み本数は60本 (d) コートゴムの100%モジユラスは55Kg/cm2。
繊維コード (c) コード方向に対して直角に測定して50mm当た
りのコード打ち込み本数は60本 (d) コートゴムの100%モジユラスは55Kg/cm2。
(e) 芳香族ポリアミド繊維コードは引張強度150
Kg/mm2以上で、引張弾性率3000Kg/mm2以上の特
性を原糸で有するコードを使用。
Kg/mm2以上で、引張弾性率3000Kg/mm2以上の特
性を原糸で有するコードを使用。
上記空気入りラジアルタイヤで、上記ベルトカ
バー層Vのコード10の撚り角度θを23.3゜、
27.3゜、31.3゜、35.3゜、39.3゜及び43.3゜としたもの
を
それぞれ製造した。
バー層Vのコード10の撚り角度θを23.3゜、
27.3゜、31.3゜、35.3゜、39.3゜及び43.3゜としたもの
を
それぞれ製造した。
リム:5 1/2JJ×14
空気圧:1.9Kg/cm2
ドラム径:1707mm
速度:80Kg/hr
で、初期荷重を525Kgとし、2時間毎に荷重を50
Kgずつ増加せしめ、タイヤのトレツド部やサイド
ウオール部等の該表面に破壊が発生するに至るま
で走行させ、その時の走行距離を測定した。測定
結果はコードの撚り角度θ27.3゜の比較タイヤの測
定値を100とした時の指数で示した。
Kgずつ増加せしめ、タイヤのトレツド部やサイド
ウオール部等の該表面に破壊が発生するに至るま
で走行させ、その時の走行距離を測定した。測定
結果はコードの撚り角度θ27.3゜の比較タイヤの測
定値を100とした時の指数で示した。
試験後終了、タイヤを切り開いてタイヤ全周に
わたつてベルト層折曲部の芳香族ポリアミド繊維
コードとコートゴムとの間に剥離が発生している
か否かを確認した。
わたつてベルト層折曲部の芳香族ポリアミド繊維
コードとコートゴムとの間に剥離が発生している
か否かを確認した。
実験結果を第2図に示した。
第2図は、ベルトカバー層Vのコードの撚り角
度θとタイヤ耐久性との関係を示す図で、縦軸に
はタイヤが破壊するに至つた走行距離(タイヤの
耐久性)を指数で取り、横軸にはコードの撚り角
度θを取つてある。
度θとタイヤ耐久性との関係を示す図で、縦軸に
はタイヤが破壊するに至つた走行距離(タイヤの
耐久性)を指数で取り、横軸にはコードの撚り角
度θを取つてある。
第2図から、ベルトカバー層Vの芳香族ポリア
ミド繊維コードの撚り角度θ31.3゜〜39.3゜の範囲と
した本発明の空気入りラジアルタイヤは、コード
10の撚り角度θを27.3とした比較タイヤと比較
して、タイヤ耐久性を大幅に向上することができ
ることが判る。特に、コードの撚り角度θを
35.3゜とした本発明の空気入りラジアルタイヤは、
上記比較タイヤに比べてタイヤ耐久性が10%も向
上している。
ミド繊維コードの撚り角度θ31.3゜〜39.3゜の範囲と
した本発明の空気入りラジアルタイヤは、コード
10の撚り角度θを27.3とした比較タイヤと比較
して、タイヤ耐久性を大幅に向上することができ
ることが判る。特に、コードの撚り角度θを
35.3゜とした本発明の空気入りラジアルタイヤは、
上記比較タイヤに比べてタイヤ耐久性が10%も向
上している。
本発明によれば、複数層のスチールコードベル
ト層の最外側に配置した芳香族ポリアミド繊維コ
ードからなるベルトカバー層について、その芳香
族ポリアミド繊維コードの撚り角度を軸線に対し
鋭角側から測定するとき、31.3゜〜39.3゜の範囲に
することにより、上記ベルトカバー層のスプライ
ス部における芳香族ポリアミド繊維コードに対す
るコートゴムの変形を可及的に小さくし、それに
よつてセパレーシヨンの防止効果を飛躍的に向上
することができる。
ト層の最外側に配置した芳香族ポリアミド繊維コ
ードからなるベルトカバー層について、その芳香
族ポリアミド繊維コードの撚り角度を軸線に対し
鋭角側から測定するとき、31.3゜〜39.3゜の範囲に
することにより、上記ベルトカバー層のスプライ
ス部における芳香族ポリアミド繊維コードに対す
るコートゴムの変形を可及的に小さくし、それに
よつてセパレーシヨンの防止効果を飛躍的に向上
することができる。
第1図aは本発明の空気入りラジアルタイヤの
実施例を示す一部を切欠した斜視説明図、第1図
bは第1図aのベルトカバー層Vのスプライス部
Sの平面図、第2図はベルトカバー層を構成する
芳香族ポリアミド繊維コードの撚り角度θとタイ
ヤの耐久性との関係を示す図、第3図はベルトカ
バー層の一部拡大説明図、第4図a,b,cはそ
れぞれ芳香族ポリアミド繊維コードの軸線と直交
する力Fが作用した場合のベルトカバー層の変形
を説明する図である。 V……ベルトカバー層、S……スプライス部、
5u……最外側(上側)ベルト層、10……芳香
族ポリアミド繊維コード、20……コートゴム。
実施例を示す一部を切欠した斜視説明図、第1図
bは第1図aのベルトカバー層Vのスプライス部
Sの平面図、第2図はベルトカバー層を構成する
芳香族ポリアミド繊維コードの撚り角度θとタイ
ヤの耐久性との関係を示す図、第3図はベルトカ
バー層の一部拡大説明図、第4図a,b,cはそ
れぞれ芳香族ポリアミド繊維コードの軸線と直交
する力Fが作用した場合のベルトカバー層の変形
を説明する図である。 V……ベルトカバー層、S……スプライス部、
5u……最外側(上側)ベルト層、10……芳香
族ポリアミド繊維コード、20……コートゴム。
Claims (1)
- 1 カーカス層のトレツド部側に配置した複数層
のスチールコードベルト層の最外側に、タイヤ周
方向に対するコード角度がほぼ0゜のベルトカバー
層を、その周方向の両端部を重ね合わせるように
スプライスさせて配置した空気入りラジアルタイ
ヤにおいて、前記ベルトカバー層を芳香族ポリア
ミド繊維コードから構成し、該芳香族ポリアミド
繊維コードの撚り角度を、コードの軸線に対して
鋭角側から測定して31.3゜〜39.3゜とした空気入り
ラジアルタイヤ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59133260A JPS6112410A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 空気入りラジアルタイヤ |
| KR1019850003807A KR930000318B1 (ko) | 1984-06-29 | 1985-05-31 | 승용차용 공기 레이디얼 타이어 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59133260A JPS6112410A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6112410A JPS6112410A (ja) | 1986-01-20 |
| JPH0443806B2 true JPH0443806B2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=15100456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59133260A Granted JPS6112410A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6112410A (ja) |
| KR (1) | KR930000318B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02147407A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 乗用車用ラジアルタイヤ |
| JPH02224307A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-06 | Murata Mfg Co Ltd | インダクタンス素子 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651923B2 (ja) * | 1972-12-29 | 1981-12-09 | ||
| DE2719798A1 (de) * | 1977-05-03 | 1978-11-16 | Uniroyal Ag | Hochbelastbarer stahlkord-guertelreifen, insbesondere fuer lastkraftwagen, schwer- und/oder grossfahrzeuge mit einer mindestens einlagigen radialkarkasse, vorzugsweise aus stahlkord, und einer mehrlagigen guertelartigen verstaerkung, welche wenigstens eine faltlage aus stahlkord und wenigstens eine weitere ungefaltete lage aus textilkord aufweist |
| JPS5411562A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-27 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | Cooler drier for granular matter |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP59133260A patent/JPS6112410A/ja active Granted
-
1985
- 1985-05-31 KR KR1019850003807A patent/KR930000318B1/ko not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR930000318B1 (ko) | 1993-01-15 |
| KR860000167A (ko) | 1986-01-25 |
| JPS6112410A (ja) | 1986-01-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |