JPH0443912B2 - - Google Patents
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- JPH0443912B2 JPH0443912B2 JP58029196A JP2919683A JPH0443912B2 JP H0443912 B2 JPH0443912 B2 JP H0443912B2 JP 58029196 A JP58029196 A JP 58029196A JP 2919683 A JP2919683 A JP 2919683A JP H0443912 B2 JPH0443912 B2 JP H0443912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compounds
- fermentation
- pharmaceutically acceptable
- formula
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は記号CL1565−A、CL1565−B及び
CL1565−Tで示される抗腫瘍剤である新規のリ
ン含有抗生物質及び同属物質に関すると共にこれ
ら諸物質の製薬学的に許容され得る塩類、それら
の製造方法並びに該諸物質の用法にも関連する。
更に詳細には本物質の製法は本発明のCL1565複
合物製造のための単離菌株であつて寄託番号
ATCC31906を有するストレプトミセス属の菌株
(Streptmyces sp.)の使用による発酵法に関す
る。CL1565抗生成分の3種即ちCL1565−A、
CL1565−B及びCL1565−Tの化学構造は夫々式
1、2a及び2bで示される。 1 CL1565−A 2a R1=R2=H;CL1565−B2b R1=R2=OH;CL1565−T 式1、2a及び2bとしてCL1565−A、CL1565−
B及びCL1565−Tに夫々与えられた化学構造式
は本件出願の日までに発明者に認識された該物質
の構造の最良の表現である。該構造はCL1565−
A、B及びT並びに該誘導体の或物の物理的及び
分光学的特性の比較により得られたものである。
その他の物理測定から得られる成績例えばX線結
晶学にもとづく成績は式1、2a及び2bで示され
る構造を将来修正させるかも知れない。しかし将
来修正される可能性のある化学構造式のいずれの
ものも本発明の範囲内に包含される。更に本発明
は腫瘍疾患の治療における本発明の上記諸化合物
の各種の塩を単独で又は他の抗腫瘍剤と組合せて
含有する製薬学的組成物に関するものである。 本発明に従いCL1565複合物を産性するストレ
プトミセス属菌株であつて単離菌株として寄託番
号ATCC31906をもつ菌株を選択して実質量の
CL1565化合物又は化合物類(特にCL1565−A、
CL1565−B及びCL1565−T)が産生されるまで
適宜の栄養培地中で人為的諸条件下にこれを培養
し1種又は複数種の該化合物を遊離酸又は塩の形
で単離することによりCL1565の諸化合物が製造
される。 本発明の目的に適するストレプトミセス属菌株
はブラジル国サンパウロで採取された土壌試料中
に発見された。該微生物は適切な寒天平面培地の
使用により該土壌試料から単離された。この培地
の一例は塩類例えばリン酸カリウム、硫酸マグネ
シウム及び硫酸第一鉄並びに炭素化合物例えばグ
リセリン及びアスパラギンを含有する培地であ
る。土壌試料を寒天培地上に置く前にこれを炭酸
石灰で予備処理し、好適温度特に24℃に恒温保持
して土壌微生物を繁殖させる。 単離されたCL1565複合物産生菌はストレプト
ミセス属の未同定の菌株であつてアメリカンタイ
プカルチユアコレクシヨン(American Type
Culture Collection、Rockville、
Maryland20852)に寄託されATCC31906として
その永久的寄託期間に保管されている。CL1565
−A及びその同属物質の該産生菌はウオルナ−ラ
ンベルト培養研究所(Warner−Lambert/
Parke−Davis Culture Laboratory)で凍結管、
低温壜及び土壤管の中に休眠培養物として保管さ
れ単離菌WP−426と表示されている。 抗腫瘍性化合物CL1565−A及び“CL1565−B
並びにCL−1565−Tを包含する近縁同属物質”
は単離近WP−426の制御された条件下の通気発
酵により産生される。発酵用培地は炭素源、チツ
素源、無機質及び成育因子から成る。炭素源の諸
例は各種の単純糖例えばセレロース(cerelose)、
マンノース、フラクトース、キシロース、リボー
ス及びグリセリン或は他の炭化水物含有物質例え
ばデキストリン、デンプン、トウモロコシ粉及び
乳清である。炭素源の常用量は0.1〜10重量%に
変化し得る。 チツ素源は有機、無機又は混合有機−無機性源
である。該化合物の諸例は綿実粉、大豆粉、トウ
モロコシ胚芽粉、トウモロコシ水浸液(corn
steep llquor)、デイスチラース ソリユブルス
(distillers solubles)、落花生粉、ペプトン化乳
及び各種アンモニウム塩である。通常の添加量は
0.1〜5%に変化し得るけれどもこれ以上の高量
も又許容される。 発酵培地中への無機物及び成育因子の添加は
CL1565−A及びその同属物質の産生をも助長す
る。無機質を供給する培地成分の諸例はリン酸カ
リウム、塩化ナトリムウム、硫黄第一鉄、炭酸カ
ルシウム、塩化コバルト及び硫酸亜鉛である。成
育因子源は各種のイースト及び乳製品を包含す
る。 CL1565−A及び同属物質の好適産生法は深部
培養発酵法である。本発明の一態様に従えば発酵
用諸成分を溶液としこれを加圧加熱又は蒸気加熱
により滅菌する。水性培地のPHは4〜8が好適で
ある。この発酵用培地を適温即ち16〜45℃に冷却
して適宜の培養物を接種する。通気撹拌下に発酵
させるとCL1565−A及びその同属物質の最高産
生は通常2〜10日間で達成される。CL1565−A
及び同属物質の産生のための固体状態の発酵をも
又使用し得る。 深部培養法においては振盪フラスコ又は静置発
酵槽の中で発酵を行う。振盪フラスコの場合には
フラスコを振盪して培地と空気とを混合すること
により通気を行う。静置発酵槽の場合にはデイス
クタービン、羽根付円盤、開放型タービン又は船
舶用プロペラーの形状の羽根車の使用下の撹拌を
行う。空気又は酸素の発酵混合物中への吹込によ
つても通気が行われる。 下記の諸例は諸製品即ちCL1565−A及び同属
物質を製造する好適方法の例示である。 例 1 種菌増殖及び振盪フラスコ発酵 休眠中の培養物をCIM−23斜面寒天培地へ移
植し28℃に7〜14日間恒温保持する。斜面培養物
の一部を5mlのARM1550種菌用培地を入れた18
×150mmの種菌用管に接種する。この種菌用管を
24℃に3〜4日間振盪する。 CIM23斜面寒天培地 アミデクス(商標名)(Amidex)トウモロコシ
デンプン 10g N−Zアミン(A型) 2g 牛肉エキス〔デイフコ(Difco)〕 1g イーストエキス〔デイフコ〕 1g 塩化第一コバルト六水化物 0.020g 寒 天 20g 蒸留水 1000ml ARM1550倍地 % バクト(商標名)−イーストエキス〔Bacto−
Yeast Extract(Difco)〕 0.5 グルコース−水化物 0.1 可溶性デンプン〔デイフコ〕 2.4 バクト−トリプトフアン〔Bacto−Tryptone
(Difco)〕 0.5 バクト牛肉エキス〔Bacto−Beef Extract
(Difco)〕 0.3 CaCO3 0.2 注:CaCO3添加前にNaOHでPHを7.5に調整する 種菌管から成育微生物の一部(1ml)をとり、
これを50mlにSM64製造用倍地を入れた300ml容
邪魔板付きエルレンマイヤ型振盪フラスコへ移
す。接種後のフラスコを180RPMにセツトされた
回転振盪機(2″throw)を用いて振盪しながら24
℃に5日間恒温保持する。5日間の発酵後の発酵
液は黄褐色を呈し、菌糸体は粒状で発酵液のPHは
約5.5である。 SM64製造用倍地 乳清〔クロゲル乳業(Kroger Dairy)〕
35.0容量% デキストリン〔アミデクス(Amidex B411)〕ア
メリカトウモロコシ 1.5重量% フアルマメデイア〔Pharmamedia(Traders
Protein)431307〕 1.5重量% 蒸留水 注:NaOHでPH6.5に調整する。 CL1565−A及び同属物を含有する発酵液の
1:100希釈液についてL1210マウス白血病細胞
に対しインビトロで試験する。L1210細胞対照と
比較したとき細胞の0〜50%成育は活性を有する
ことを示し、0%ならば最も活性である。2回の
実験的振盪フラスコ発酵における細胞障害性は下
表の通りであつた。
CL1565−Tで示される抗腫瘍剤である新規のリ
ン含有抗生物質及び同属物質に関すると共にこれ
ら諸物質の製薬学的に許容され得る塩類、それら
の製造方法並びに該諸物質の用法にも関連する。
更に詳細には本物質の製法は本発明のCL1565複
合物製造のための単離菌株であつて寄託番号
ATCC31906を有するストレプトミセス属の菌株
(Streptmyces sp.)の使用による発酵法に関す
る。CL1565抗生成分の3種即ちCL1565−A、
CL1565−B及びCL1565−Tの化学構造は夫々式
1、2a及び2bで示される。 1 CL1565−A 2a R1=R2=H;CL1565−B2b R1=R2=OH;CL1565−T 式1、2a及び2bとしてCL1565−A、CL1565−
B及びCL1565−Tに夫々与えられた化学構造式
は本件出願の日までに発明者に認識された該物質
の構造の最良の表現である。該構造はCL1565−
A、B及びT並びに該誘導体の或物の物理的及び
分光学的特性の比較により得られたものである。
その他の物理測定から得られる成績例えばX線結
晶学にもとづく成績は式1、2a及び2bで示され
る構造を将来修正させるかも知れない。しかし将
来修正される可能性のある化学構造式のいずれの
ものも本発明の範囲内に包含される。更に本発明
は腫瘍疾患の治療における本発明の上記諸化合物
の各種の塩を単独で又は他の抗腫瘍剤と組合せて
含有する製薬学的組成物に関するものである。 本発明に従いCL1565複合物を産性するストレ
プトミセス属菌株であつて単離菌株として寄託番
号ATCC31906をもつ菌株を選択して実質量の
CL1565化合物又は化合物類(特にCL1565−A、
CL1565−B及びCL1565−T)が産生されるまで
適宜の栄養培地中で人為的諸条件下にこれを培養
し1種又は複数種の該化合物を遊離酸又は塩の形
で単離することによりCL1565の諸化合物が製造
される。 本発明の目的に適するストレプトミセス属菌株
はブラジル国サンパウロで採取された土壌試料中
に発見された。該微生物は適切な寒天平面培地の
使用により該土壌試料から単離された。この培地
の一例は塩類例えばリン酸カリウム、硫酸マグネ
シウム及び硫酸第一鉄並びに炭素化合物例えばグ
リセリン及びアスパラギンを含有する培地であ
る。土壌試料を寒天培地上に置く前にこれを炭酸
石灰で予備処理し、好適温度特に24℃に恒温保持
して土壌微生物を繁殖させる。 単離されたCL1565複合物産生菌はストレプト
ミセス属の未同定の菌株であつてアメリカンタイ
プカルチユアコレクシヨン(American Type
Culture Collection、Rockville、
Maryland20852)に寄託されATCC31906として
その永久的寄託期間に保管されている。CL1565
−A及びその同属物質の該産生菌はウオルナ−ラ
ンベルト培養研究所(Warner−Lambert/
Parke−Davis Culture Laboratory)で凍結管、
低温壜及び土壤管の中に休眠培養物として保管さ
れ単離菌WP−426と表示されている。 抗腫瘍性化合物CL1565−A及び“CL1565−B
並びにCL−1565−Tを包含する近縁同属物質”
は単離近WP−426の制御された条件下の通気発
酵により産生される。発酵用培地は炭素源、チツ
素源、無機質及び成育因子から成る。炭素源の諸
例は各種の単純糖例えばセレロース(cerelose)、
マンノース、フラクトース、キシロース、リボー
ス及びグリセリン或は他の炭化水物含有物質例え
ばデキストリン、デンプン、トウモロコシ粉及び
乳清である。炭素源の常用量は0.1〜10重量%に
変化し得る。 チツ素源は有機、無機又は混合有機−無機性源
である。該化合物の諸例は綿実粉、大豆粉、トウ
モロコシ胚芽粉、トウモロコシ水浸液(corn
steep llquor)、デイスチラース ソリユブルス
(distillers solubles)、落花生粉、ペプトン化乳
及び各種アンモニウム塩である。通常の添加量は
0.1〜5%に変化し得るけれどもこれ以上の高量
も又許容される。 発酵培地中への無機物及び成育因子の添加は
CL1565−A及びその同属物質の産生をも助長す
る。無機質を供給する培地成分の諸例はリン酸カ
リウム、塩化ナトリムウム、硫黄第一鉄、炭酸カ
ルシウム、塩化コバルト及び硫酸亜鉛である。成
育因子源は各種のイースト及び乳製品を包含す
る。 CL1565−A及び同属物質の好適産生法は深部
培養発酵法である。本発明の一態様に従えば発酵
用諸成分を溶液としこれを加圧加熱又は蒸気加熱
により滅菌する。水性培地のPHは4〜8が好適で
ある。この発酵用培地を適温即ち16〜45℃に冷却
して適宜の培養物を接種する。通気撹拌下に発酵
させるとCL1565−A及びその同属物質の最高産
生は通常2〜10日間で達成される。CL1565−A
及び同属物質の産生のための固体状態の発酵をも
又使用し得る。 深部培養法においては振盪フラスコ又は静置発
酵槽の中で発酵を行う。振盪フラスコの場合には
フラスコを振盪して培地と空気とを混合すること
により通気を行う。静置発酵槽の場合にはデイス
クタービン、羽根付円盤、開放型タービン又は船
舶用プロペラーの形状の羽根車の使用下の撹拌を
行う。空気又は酸素の発酵混合物中への吹込によ
つても通気が行われる。 下記の諸例は諸製品即ちCL1565−A及び同属
物質を製造する好適方法の例示である。 例 1 種菌増殖及び振盪フラスコ発酵 休眠中の培養物をCIM−23斜面寒天培地へ移
植し28℃に7〜14日間恒温保持する。斜面培養物
の一部を5mlのARM1550種菌用培地を入れた18
×150mmの種菌用管に接種する。この種菌用管を
24℃に3〜4日間振盪する。 CIM23斜面寒天培地 アミデクス(商標名)(Amidex)トウモロコシ
デンプン 10g N−Zアミン(A型) 2g 牛肉エキス〔デイフコ(Difco)〕 1g イーストエキス〔デイフコ〕 1g 塩化第一コバルト六水化物 0.020g 寒 天 20g 蒸留水 1000ml ARM1550倍地 % バクト(商標名)−イーストエキス〔Bacto−
Yeast Extract(Difco)〕 0.5 グルコース−水化物 0.1 可溶性デンプン〔デイフコ〕 2.4 バクト−トリプトフアン〔Bacto−Tryptone
(Difco)〕 0.5 バクト牛肉エキス〔Bacto−Beef Extract
(Difco)〕 0.3 CaCO3 0.2 注:CaCO3添加前にNaOHでPHを7.5に調整する 種菌管から成育微生物の一部(1ml)をとり、
これを50mlにSM64製造用倍地を入れた300ml容
邪魔板付きエルレンマイヤ型振盪フラスコへ移
す。接種後のフラスコを180RPMにセツトされた
回転振盪機(2″throw)を用いて振盪しながら24
℃に5日間恒温保持する。5日間の発酵後の発酵
液は黄褐色を呈し、菌糸体は粒状で発酵液のPHは
約5.5である。 SM64製造用倍地 乳清〔クロゲル乳業(Kroger Dairy)〕
35.0容量% デキストリン〔アミデクス(Amidex B411)〕ア
メリカトウモロコシ 1.5重量% フアルマメデイア〔Pharmamedia(Traders
Protein)431307〕 1.5重量% 蒸留水 注:NaOHでPH6.5に調整する。 CL1565−A及び同属物を含有する発酵液の
1:100希釈液についてL1210マウス白血病細胞
に対しインビトロで試験する。L1210細胞対照と
比較したとき細胞の0〜50%成育は活性を有する
ことを示し、0%ならば最も活性である。2回の
実験的振盪フラスコ発酵における細胞障害性は下
表の通りであつた。
【表】
上記の発酵液について寒天円形培地使用により
数種の微生物に対して試験した。粗発酵液はナイ
セリア カタラリス(Neisseria catarrhalis
03569)、スタイロコクス アウレウス
(Staphylococcus aureus02482)、バチルス ス
ブチリス(Bacillus subtilis04555)、クレケラ
ブレビス(Kloeckera brevis M1378)、ロドト
ルラグルチニス(Rhodotorula glutinls
M1384)、サツカロミセス セレビジエ
(Saccharomyces cerevisiae01525)及びペニシ
リウム アベラウム(Penicilllum avellaneum
M2988)に対し活性であることが見出された。 例 2 200ガロン(757)容発酵槽による発酵 (A)種菌増殖 約1mlの培養物懸濁物を含有する低温壜を接
種源として用いる。この低温壜内容物を融解さ
せてこれを500mlのSD−05種菌用倍地を有する
2容の邪魔板付きエルレンマイヤフラスコへ
無菌的に移した。接種後のフラスコを130RPM
の速度の回転振盪機上で24℃に46〜48時間恒温
保持した。 SD−05種菌用培地 % アンベレクス〔Amberex×1003(Amber
Labs)〕 0.5 グルコース−水化物〔セレロース(Cerelose)〕
0.1 デキストリン−アミデクス(商標名)
〔Dextrin−Amidex B411(Corn Products)〕
2.4 N−Zケース〔N−ZCase(Humko
Sheffield)〕 0.5 噴霧乾燥肉溶解物〔Spray Dried Meat
Solubles(Daylln Labs)〕 0.3 CaCO3 0.2 蒸留水 恒温保持48時間後に種菌フラスコ内容物を16
のSD−05種菌用培地を有する30容不銹鋼
発酵器へ無菌的に移し入れる。接種後の発酵器
を300RPMの撹拌下に速度1VVMで空気を通
入しながら24℃に18〜24時間恒温保持する。こ
の成育微生物を200ガロン(757)容の製造用
発酵槽へ接種するために使用する。 (B)発酵槽による製造 SM64培地の160ガロン(606)を入れた
200ガロン(757)容の発酵槽を121℃で40分
間蒸熱殺菌する。この培地を24℃に冷却してか
ら30容種菌発酵器からの約16の成育微生物
を接種する。接種済み培地を撹拌速度
190RPM、通気1VVMで24℃に5〜7日間発
酵させる。消泡剤としてダウコーニングC
(Dow Corning“C”)及びポリグルコール
(polyglycol P−2000)を用いて起泡を制御す
る。 発酵サイクルの全般にわたりCL1565−A及
び少くとも2種の関連抗腫瘍性抗物質即ち
CL1565−B及びCL1565−Tの産生状態を監視
するがそれには発酵パラメータ例えばPH及び沈
積物又は増殖物の百分率を記録し、又L1210マ
ウス白血病細胞に対する試験管内検査を行い、
そして高圧液体クロマトグラフ処理(後記参
照)を施す。200ガロン(757)容発酵槽によ
る発酵状況の一例を下表に示す。
数種の微生物に対して試験した。粗発酵液はナイ
セリア カタラリス(Neisseria catarrhalis
03569)、スタイロコクス アウレウス
(Staphylococcus aureus02482)、バチルス ス
ブチリス(Bacillus subtilis04555)、クレケラ
ブレビス(Kloeckera brevis M1378)、ロドト
ルラグルチニス(Rhodotorula glutinls
M1384)、サツカロミセス セレビジエ
(Saccharomyces cerevisiae01525)及びペニシ
リウム アベラウム(Penicilllum avellaneum
M2988)に対し活性であることが見出された。 例 2 200ガロン(757)容発酵槽による発酵 (A)種菌増殖 約1mlの培養物懸濁物を含有する低温壜を接
種源として用いる。この低温壜内容物を融解さ
せてこれを500mlのSD−05種菌用倍地を有する
2容の邪魔板付きエルレンマイヤフラスコへ
無菌的に移した。接種後のフラスコを130RPM
の速度の回転振盪機上で24℃に46〜48時間恒温
保持した。 SD−05種菌用培地 % アンベレクス〔Amberex×1003(Amber
Labs)〕 0.5 グルコース−水化物〔セレロース(Cerelose)〕
0.1 デキストリン−アミデクス(商標名)
〔Dextrin−Amidex B411(Corn Products)〕
2.4 N−Zケース〔N−ZCase(Humko
Sheffield)〕 0.5 噴霧乾燥肉溶解物〔Spray Dried Meat
Solubles(Daylln Labs)〕 0.3 CaCO3 0.2 蒸留水 恒温保持48時間後に種菌フラスコ内容物を16
のSD−05種菌用培地を有する30容不銹鋼
発酵器へ無菌的に移し入れる。接種後の発酵器
を300RPMの撹拌下に速度1VVMで空気を通
入しながら24℃に18〜24時間恒温保持する。こ
の成育微生物を200ガロン(757)容の製造用
発酵槽へ接種するために使用する。 (B)発酵槽による製造 SM64培地の160ガロン(606)を入れた
200ガロン(757)容の発酵槽を121℃で40分
間蒸熱殺菌する。この培地を24℃に冷却してか
ら30容種菌発酵器からの約16の成育微生物
を接種する。接種済み培地を撹拌速度
190RPM、通気1VVMで24℃に5〜7日間発
酵させる。消泡剤としてダウコーニングC
(Dow Corning“C”)及びポリグルコール
(polyglycol P−2000)を用いて起泡を制御す
る。 発酵サイクルの全般にわたりCL1565−A及
び少くとも2種の関連抗腫瘍性抗物質即ち
CL1565−B及びCL1565−Tの産生状態を監視
するがそれには発酵パラメータ例えばPH及び沈
積物又は増殖物の百分率を記録し、又L1210マ
ウス白血病細胞に対する試験管内検査を行い、
そして高圧液体クロマトグラフ処理(後記参
照)を施す。200ガロン(757)容発酵槽によ
る発酵状況の一例を下表に示す。
【表】
【表】
発酵142時間後に発酵槽からの収量(容積)は
140ガロン(530)であつた。 例 3 CL1565−Aの単離 前記の発酵により得られた発酵済み液に34Kgの
セライト(Cerite545)(商標名)を混合して板
及び枠付きフイルタープレスを通して過した。
液(473)を120の樹脂HP−20(商標名)
〔HP−20resln(Gillies International,Inc,La
Jolla,California)〕を有する30.5cm〔O.D.〕コ
ラムを通して過(percolate)した。次にこの
樹脂を水(605)及び水:メタノール(90:10)
混液(170)で洗つた。次いで水:メタノール
(80:20)根液によりCL1565−Aの大部分を樹脂
から溶出させた。溶出物について高圧液体クロマ
トグラフ分析(HPLC)(後記参照)を行うと下
表の溶出状態が示された。
140ガロン(530)であつた。 例 3 CL1565−Aの単離 前記の発酵により得られた発酵済み液に34Kgの
セライト(Cerite545)(商標名)を混合して板
及び枠付きフイルタープレスを通して過した。
液(473)を120の樹脂HP−20(商標名)
〔HP−20resln(Gillies International,Inc,La
Jolla,California)〕を有する30.5cm〔O.D.〕コ
ラムを通して過(percolate)した。次にこの
樹脂を水(605)及び水:メタノール(90:10)
混液(170)で洗つた。次いで水:メタノール
(80:20)根液によりCL1565−Aの大部分を樹脂
から溶出させた。溶出物について高圧液体クロマ
トグラフ分析(HPLC)(後記参照)を行うと下
表の溶出状態が示された。
【表】
溶出#2及び#3を個別に濃縮して凍結乾燥す
ると夫々90.2g及び78.7gの暗褐色固体を与え
た。これらの生成物を一緒にして3の水にとか
し、得られた溶液を27のメタノールに対し撹拌
しながら加えた。一夜5℃に放置してからこの混
合物をして沈殿を5のメタノールで洗つた。
液と洗浄液とを合併し真空中で濃縮し凍結乾燥
すると104.5gの固体を生じた。この生成物の一
部(95g)に水1.5を加えてこれを17の1−
プロパノールに対し徐々に撹拌下に加えた。得ら
れた混合物を1時間後に過し沈殿を2の1−
プロパノールで洗つた。液と洗液とを合して濃
縮し凍結乾燥すると57gの固体を与え、これを
HPLC分析にかけるとこのものは約15gの
CL1565−Aを含有していた。 この生成物を約15gのロツトとし、7.6cm〔O.
D.〕のコラムに詰められた1.2の40μmのC18−
シリカゲル(商標名)(Analytichem
International,Inc.,Harbor City,California)
上でクロマトグラフ処理した。使用の溶離剤はPH
4.5の0.005M酢酸アンモニウム緩衝液であり、次
に5%アセトニトリル含有のPHの0.005M酢酸ア
ンモニウムであつた。各画分を集めてHPLCによ
る試験を行つた。CL1565−A含有の画分を集め、
濃縮し、凍結乾燥した。得られた生成物の一部
(570mg)をクロマトグラフ装置〔Prep LC/
System500apparatus fitted with a prep−
Pak−500/C18column(Waters Instruments,
Inc.,Milford,Massachusetts)〕の使用下に溶
離剤として10%アセトニトリル含有のPH6.5の
0.1Mリン酸塩緩衝液を用いて再びクロマトグラ
フ処理した。約375mgのCL1565−Aを含む主画分
を採り真空濃縮した。水溶液を200mlのHP−20
樹脂(水中充填)を有するコラムに通した。この
樹脂を1400mlの水で洗い、コラム上に残留する
CL1565−Aを350mlの50%メタノールで溶出し
た。溶出液を真空濃縮し35mlの樹脂(商標名
Dowex−50×2)(Na+)を有するコラムを通過
させた。流出液(PH5.5)と樹脂の水洗液とを合
し凍結乾燥するとナトリウム塩として単離された
180mgの純化されたCL1565−Aを生じた。 この製品を分析するとこのものは親物質として
のCL1565−A遊離酸の1.0モルにつき約1.3モルの
ナトリウムを含有することを示した。遊離酸
(CL1565−A、CL1565−B及びCL1565−T)は
不安定であるのでCL1565遊離酸化合物を塩例え
ばナトリウム塩の形で、好ましくは遊離酸1.0モ
ル当り約1.0〜約2.0モルのナトリウムを有する塩
として、単離することが好適である。 例 4 上述と同様にして製造された発酵液の過液を
30.5cm〔O.D.〕のコラムに充填された31の樹脂
(Dowex−1×2)(塩化物型)へ通した。流出
液とそれに続く水洗水とは検出し得る量の
CL1565成分(複数)を含有していなかつた。こ
こに記載の全画分について溶剤系としての0.1M
のリン酸緩衝液(Na+)−アセトニトリル(88:
12)の使用下にHPLC法(後記参照)により監視
した。ダウエクス−1(商標名)樹脂を1Mの塩化
ナトリウム−メタノール(1:1)混液で溶出処
理し溶出液を2個の10画分及び6個の15画分
の中に集めた。CL1565−A、CL1565−B、
CL1565−Tの大部分及びCL1565諸成分の追加量
は第2〜6番目の溶出液中に存在していた。これ
らの諸画分を合して246のアセトンで希釈した。
得られた混合物を終液5℃に保持した。澄明上澄
液を取出して16となるまで真空下に濃縮した。
濃縮液を凍結乾燥すると800gの固体を与えた。
この生成物(740g)を同様にして得られた生成
物の552gに対して加え、この合併固体を20の
水にとかした。得られた(PH6.0)を15cm〔O.D.〕
のコラムに充填された50のHP−20樹脂上でク
ロマトグラフ処理した。HP−20樹脂のコラムを
175の水で溶出処理してCL1565−Tの大部分と
極性をもつ少量のCL1565成分(複数)の全部と
を分離した。CL1565−A成分の大部分を100の
メタノール−水(15:85)混液で溶出した;
CL1565−B及び残りの量のCL1565−Aを83の
メタノール−水(50:50)混液で溶出した。
CL1565−Aに富む溶出液を合併し濃縮し凍結乾
燥すると123gの固体を与えたがこれはHPLC分
析によると約110gのCL1565−Aを含むものであ
る。 この生成物のうちの75gを2のPH6.8の
0.05Mリン酸塩緩衝液にとかし15cm〔O.D〕のコ
ラム中にPH6.8の0.05Mリン酸塩緩衝液(Na+)を
充填された52(25Kg)のシリカゲル〔100μm
C18reverse phase silicagel(Analytlchem
International,Inc.,Harbor Clty,
California)〕上でのクロマトグラフ処理により
更に純化した。増加量(4.0〜6.5%)のアセトニ
トリルを含有する0.05Mリン酸塩緩衝液を用いて
上記のコラムを展開処理した。早期の画分(複
数)は主としてCL1565−Tを含有し、そして極
性をもつ少量の追加分のCL1565成分(複数)を
含有していた。CL1565−A成分の大部分は後の
画分中に溶出された。CL1565−A含有画分(複
数)のみがUV−吸収成分であつて、これを集め
て真空下に20となるまで濃縮した。この濃縮物
を5℃に終液保存し、沈殿する無機塩を去し
た。次に28のHP−20樹脂を有する15cm〔O.
D.〕のコラム上に液を負荷した。水(66)
で樹脂を洗つてから42のメタノール−水(50:
50)混液でCL1565−Aを溶出した。CL1565−A
の大部分を含有する溶出液(複数)を合し(26
)、濃縮して凍結乾燥すると或量の無機不純物
を含有する34gのCL1565−Aを与えた。メタノ
ール中に上記生成物(50〜100mg/ml)を溶かし、
不溶物質を去し、液が真空下に濃縮されたも
のであるのでこの液に対しひんぱんに水を加え
てこの液を水溶液とすることにより上記の無機
不純物を除去し得る。得られた水性濃縮物をHP
−20樹脂上でクロマトグラフ処理することにより
最終的にCL1565−Aを純化する。 追加量のCL1565成分(複数)の単離 CL1565含有発酵液から得られた濃縮液をシリ
カゲル(商標名C18−シリカゲル)又はHP−20
樹脂上で注意深くクロマトグラフ処理することに
よりCL1565−A以外のCL1565成分(複数)を含
む諸画分が得られる。かようにして6種以上の化
合物がHPLCにより検出されるがこれらは類似の
紫外線吸収スペクトルを有することにもとづき
CL1565−A関連物質である。これら諸成分のう
ちの2種即ちCL1565−B及びCL1565−Tを本質
的に純な化合物として単離した。CL1565諸成分
A、B及びTはアセトニトリルを各種の割合で含
む0.05M〜0.10Mリン酸塩緩衝液を流速1.5ml/分
において使用するシリカゲルコラム
〔μBondapak C18−silica gel column(3.9mm I.
D.×30cm)〕上のHPLCにより容易に区別され
254nmでの紫外吸収により検出される。上記の
HPLC諸条件を用いるCL1565−A、B及びTの
代表的保持時間(分)は下表の通りである。
ると夫々90.2g及び78.7gの暗褐色固体を与え
た。これらの生成物を一緒にして3の水にとか
し、得られた溶液を27のメタノールに対し撹拌
しながら加えた。一夜5℃に放置してからこの混
合物をして沈殿を5のメタノールで洗つた。
液と洗浄液とを合併し真空中で濃縮し凍結乾燥
すると104.5gの固体を生じた。この生成物の一
部(95g)に水1.5を加えてこれを17の1−
プロパノールに対し徐々に撹拌下に加えた。得ら
れた混合物を1時間後に過し沈殿を2の1−
プロパノールで洗つた。液と洗液とを合して濃
縮し凍結乾燥すると57gの固体を与え、これを
HPLC分析にかけるとこのものは約15gの
CL1565−Aを含有していた。 この生成物を約15gのロツトとし、7.6cm〔O.
D.〕のコラムに詰められた1.2の40μmのC18−
シリカゲル(商標名)(Analytichem
International,Inc.,Harbor City,California)
上でクロマトグラフ処理した。使用の溶離剤はPH
4.5の0.005M酢酸アンモニウム緩衝液であり、次
に5%アセトニトリル含有のPHの0.005M酢酸ア
ンモニウムであつた。各画分を集めてHPLCによ
る試験を行つた。CL1565−A含有の画分を集め、
濃縮し、凍結乾燥した。得られた生成物の一部
(570mg)をクロマトグラフ装置〔Prep LC/
System500apparatus fitted with a prep−
Pak−500/C18column(Waters Instruments,
Inc.,Milford,Massachusetts)〕の使用下に溶
離剤として10%アセトニトリル含有のPH6.5の
0.1Mリン酸塩緩衝液を用いて再びクロマトグラ
フ処理した。約375mgのCL1565−Aを含む主画分
を採り真空濃縮した。水溶液を200mlのHP−20
樹脂(水中充填)を有するコラムに通した。この
樹脂を1400mlの水で洗い、コラム上に残留する
CL1565−Aを350mlの50%メタノールで溶出し
た。溶出液を真空濃縮し35mlの樹脂(商標名
Dowex−50×2)(Na+)を有するコラムを通過
させた。流出液(PH5.5)と樹脂の水洗液とを合
し凍結乾燥するとナトリウム塩として単離された
180mgの純化されたCL1565−Aを生じた。 この製品を分析するとこのものは親物質として
のCL1565−A遊離酸の1.0モルにつき約1.3モルの
ナトリウムを含有することを示した。遊離酸
(CL1565−A、CL1565−B及びCL1565−T)は
不安定であるのでCL1565遊離酸化合物を塩例え
ばナトリウム塩の形で、好ましくは遊離酸1.0モ
ル当り約1.0〜約2.0モルのナトリウムを有する塩
として、単離することが好適である。 例 4 上述と同様にして製造された発酵液の過液を
30.5cm〔O.D.〕のコラムに充填された31の樹脂
(Dowex−1×2)(塩化物型)へ通した。流出
液とそれに続く水洗水とは検出し得る量の
CL1565成分(複数)を含有していなかつた。こ
こに記載の全画分について溶剤系としての0.1M
のリン酸緩衝液(Na+)−アセトニトリル(88:
12)の使用下にHPLC法(後記参照)により監視
した。ダウエクス−1(商標名)樹脂を1Mの塩化
ナトリウム−メタノール(1:1)混液で溶出処
理し溶出液を2個の10画分及び6個の15画分
の中に集めた。CL1565−A、CL1565−B、
CL1565−Tの大部分及びCL1565諸成分の追加量
は第2〜6番目の溶出液中に存在していた。これ
らの諸画分を合して246のアセトンで希釈した。
得られた混合物を終液5℃に保持した。澄明上澄
液を取出して16となるまで真空下に濃縮した。
濃縮液を凍結乾燥すると800gの固体を与えた。
この生成物(740g)を同様にして得られた生成
物の552gに対して加え、この合併固体を20の
水にとかした。得られた(PH6.0)を15cm〔O.D.〕
のコラムに充填された50のHP−20樹脂上でク
ロマトグラフ処理した。HP−20樹脂のコラムを
175の水で溶出処理してCL1565−Tの大部分と
極性をもつ少量のCL1565成分(複数)の全部と
を分離した。CL1565−A成分の大部分を100の
メタノール−水(15:85)混液で溶出した;
CL1565−B及び残りの量のCL1565−Aを83の
メタノール−水(50:50)混液で溶出した。
CL1565−Aに富む溶出液を合併し濃縮し凍結乾
燥すると123gの固体を与えたがこれはHPLC分
析によると約110gのCL1565−Aを含むものであ
る。 この生成物のうちの75gを2のPH6.8の
0.05Mリン酸塩緩衝液にとかし15cm〔O.D〕のコ
ラム中にPH6.8の0.05Mリン酸塩緩衝液(Na+)を
充填された52(25Kg)のシリカゲル〔100μm
C18reverse phase silicagel(Analytlchem
International,Inc.,Harbor Clty,
California)〕上でのクロマトグラフ処理により
更に純化した。増加量(4.0〜6.5%)のアセトニ
トリルを含有する0.05Mリン酸塩緩衝液を用いて
上記のコラムを展開処理した。早期の画分(複
数)は主としてCL1565−Tを含有し、そして極
性をもつ少量の追加分のCL1565成分(複数)を
含有していた。CL1565−A成分の大部分は後の
画分中に溶出された。CL1565−A含有画分(複
数)のみがUV−吸収成分であつて、これを集め
て真空下に20となるまで濃縮した。この濃縮物
を5℃に終液保存し、沈殿する無機塩を去し
た。次に28のHP−20樹脂を有する15cm〔O.
D.〕のコラム上に液を負荷した。水(66)
で樹脂を洗つてから42のメタノール−水(50:
50)混液でCL1565−Aを溶出した。CL1565−A
の大部分を含有する溶出液(複数)を合し(26
)、濃縮して凍結乾燥すると或量の無機不純物
を含有する34gのCL1565−Aを与えた。メタノ
ール中に上記生成物(50〜100mg/ml)を溶かし、
不溶物質を去し、液が真空下に濃縮されたも
のであるのでこの液に対しひんぱんに水を加え
てこの液を水溶液とすることにより上記の無機
不純物を除去し得る。得られた水性濃縮物をHP
−20樹脂上でクロマトグラフ処理することにより
最終的にCL1565−Aを純化する。 追加量のCL1565成分(複数)の単離 CL1565含有発酵液から得られた濃縮液をシリ
カゲル(商標名C18−シリカゲル)又はHP−20
樹脂上で注意深くクロマトグラフ処理することに
よりCL1565−A以外のCL1565成分(複数)を含
む諸画分が得られる。かようにして6種以上の化
合物がHPLCにより検出されるがこれらは類似の
紫外線吸収スペクトルを有することにもとづき
CL1565−A関連物質である。これら諸成分のう
ちの2種即ちCL1565−B及びCL1565−Tを本質
的に純な化合物として単離した。CL1565諸成分
A、B及びTはアセトニトリルを各種の割合で含
む0.05M〜0.10Mリン酸塩緩衝液を流速1.5ml/分
において使用するシリカゲルコラム
〔μBondapak C18−silica gel column(3.9mm I.
D.×30cm)〕上のHPLCにより容易に区別され
254nmでの紫外吸収により検出される。上記の
HPLC諸条件を用いるCL1565−A、B及びTの
代表的保持時間(分)は下表の通りである。
【表】
使用溶媒がPH6.8の0.1Mリン酸塩緩衝液−アセ
トニトリル(88:12)混液であること以外は上文
におけると同様の方法で粗発酵液について試験す
ることができる。この場合に流速2ml/分におい
てCL1565−T、CL1565−A及びCL1565−Bの
保持時間を夫々約2.7、5.0及び>12分である。 HP−20樹脂から、及び逆相シリカゲル
(reverse phase silica gel)からの溶出速度は
CL1565−AよりもCL1565−Tの方が早い。HP
−20樹脂使用の例4記載のC18−シリカゲルコラ
ムの初期の画分からそれを単離し得る。 HP−20樹脂から及び逆相シリカゲルからの溶
出速度はCL1565−AよりもCL1565−Bの方が遅
い。CL1565−Bは例4記載の粗ダウエクス−1
による生成物のHP−20クロマトグラフイの際に
50%メタノールの使用で溶出される。この成分は
既述のCL1565−A純化操作と本質的に同じ操作
を使用してHP−20上の再クロマトグラフイ及び
それに続く40μmC18−シリカゲル上のクロマトラ
フイにより最も都合良く単離され得る。 CL1565−Aナトリウム塩の諸性質: メタノール中の紫外吸収スペクトル(第1図参
照) λmax268nm(a1 1=805)259及び278nmに屈
折点ありKBr中の赤外吸収スペクトル(第2図
参照) 主吸収位:3400、1710、1630、1420、1387、
1260、1155、1090、1060、975、920、820、及び
775cm-1 旋光度 〔α〕23 D+28.2°(0.1MPH7リン酸塩緩衝液中1.0%) 元素分析 計算値:(C19H27.7O10Na1.3Pとして) %C %H %Na %P 47.84 5.86 6.27 6.49 実験値:48.01 5.88 6.05 6.3 質量スペクトル(vla fast atom
bombardment) 計算値:〔C19H25Na2O9P+H〕+としてm/z475 〔C19H26Na O9P+H〕+としてm/z453 実験値:m/z475、453 360MHzプロトン磁気共鳴スペクトル(D2O中) (第3図参照) 主信号: (s=単線、d=二重線、t=三重線、m=多重
線)1.29s(3H)、1.58t(1H)、17.0m(1H)、2.49−
2.58m(2H)、4.13−4.18m(3H)、4.86t(1H)、
5.09m(1H)、5.53t(1H)、5.9−6.0m(4H)、6.14t
(1H)、6.32t(1H)、6.55t(1H)、6.75dd(1H)、及
び7.09m(1H)ppmダウンフイルド(DSSにもと
づく)〔parts per milion down−field from
sodium 2,2−dimethyl−2−silapentane−
5−suifonate(DSS)〕 13C−核磁気共鳴スペクトル(D2O中)(第4図
参照) 主信号:最大値番号 最大値番号 1 168.4 12 79.5 2 149.8 13 79.0 3 138.1 14 75.6 4 135.0 15 64.4 5 134.4 16 62.7 6 131.3 17 39.4 7 127.4 18 29.7 8 126.7 19 23.5 9 124.9 10 124.8 11 120.1 ppmダウンフイルド(TMSにもとづく)
〔parts permililon downfileld
fromtetramethylsilane(TMS)〕 31P−核磁気共鳴スペクトル(D2O中)は二重線
〔a doublet(J=10Hz)at 0.504ppm
downfield from85% phosphoric acid〕を表わ
す。 高圧液体 クロマトグラフイ コラム:μBondapak C18シリカゲル(3.9mm1.D.
×30cm) 溶媒:0.005MPH7.3リン酸ナトリウム緩衝液−ア
セトニトリル(90:10) 流速:2ml/分 検出:254nmにおける紫外吸収 保持時間:2.8分 抗菌活性 1ml当り500μgのCL1565−Aを含む水溶液を
浸ませた円形紙(直径12.7mm)を下記の微生物
が接種されている寒天層上に置いた。終夜28℃に
恒温保持した後に下記の阻止円が観察された。 微生物 阻止円直径 サツカロミセス セレビジエ (Saccharomyces cerevisiae) 25mm サツカロミセス イタリクス (Saccharomyces italicus) 17mm サツカロミコイデス ルドウイギ (Saccharomycoides ludwigii) 25mm L1210白血病細胞に対するCL1565−Aのインビ
トロでの活性 ID50=0.078μg/ml マウスのP388リンパ球性白血病に対するCL1565
−Aのインビボでの抗腫瘍活性
トニトリル(88:12)混液であること以外は上文
におけると同様の方法で粗発酵液について試験す
ることができる。この場合に流速2ml/分におい
てCL1565−T、CL1565−A及びCL1565−Bの
保持時間を夫々約2.7、5.0及び>12分である。 HP−20樹脂から、及び逆相シリカゲル
(reverse phase silica gel)からの溶出速度は
CL1565−AよりもCL1565−Tの方が早い。HP
−20樹脂使用の例4記載のC18−シリカゲルコラ
ムの初期の画分からそれを単離し得る。 HP−20樹脂から及び逆相シリカゲルからの溶
出速度はCL1565−AよりもCL1565−Bの方が遅
い。CL1565−Bは例4記載の粗ダウエクス−1
による生成物のHP−20クロマトグラフイの際に
50%メタノールの使用で溶出される。この成分は
既述のCL1565−A純化操作と本質的に同じ操作
を使用してHP−20上の再クロマトグラフイ及び
それに続く40μmC18−シリカゲル上のクロマトラ
フイにより最も都合良く単離され得る。 CL1565−Aナトリウム塩の諸性質: メタノール中の紫外吸収スペクトル(第1図参
照) λmax268nm(a1 1=805)259及び278nmに屈
折点ありKBr中の赤外吸収スペクトル(第2図
参照) 主吸収位:3400、1710、1630、1420、1387、
1260、1155、1090、1060、975、920、820、及び
775cm-1 旋光度 〔α〕23 D+28.2°(0.1MPH7リン酸塩緩衝液中1.0%) 元素分析 計算値:(C19H27.7O10Na1.3Pとして) %C %H %Na %P 47.84 5.86 6.27 6.49 実験値:48.01 5.88 6.05 6.3 質量スペクトル(vla fast atom
bombardment) 計算値:〔C19H25Na2O9P+H〕+としてm/z475 〔C19H26Na O9P+H〕+としてm/z453 実験値:m/z475、453 360MHzプロトン磁気共鳴スペクトル(D2O中) (第3図参照) 主信号: (s=単線、d=二重線、t=三重線、m=多重
線)1.29s(3H)、1.58t(1H)、17.0m(1H)、2.49−
2.58m(2H)、4.13−4.18m(3H)、4.86t(1H)、
5.09m(1H)、5.53t(1H)、5.9−6.0m(4H)、6.14t
(1H)、6.32t(1H)、6.55t(1H)、6.75dd(1H)、及
び7.09m(1H)ppmダウンフイルド(DSSにもと
づく)〔parts per milion down−field from
sodium 2,2−dimethyl−2−silapentane−
5−suifonate(DSS)〕 13C−核磁気共鳴スペクトル(D2O中)(第4図
参照) 主信号:最大値番号 最大値番号 1 168.4 12 79.5 2 149.8 13 79.0 3 138.1 14 75.6 4 135.0 15 64.4 5 134.4 16 62.7 6 131.3 17 39.4 7 127.4 18 29.7 8 126.7 19 23.5 9 124.9 10 124.8 11 120.1 ppmダウンフイルド(TMSにもとづく)
〔parts permililon downfileld
fromtetramethylsilane(TMS)〕 31P−核磁気共鳴スペクトル(D2O中)は二重線
〔a doublet(J=10Hz)at 0.504ppm
downfield from85% phosphoric acid〕を表わ
す。 高圧液体 クロマトグラフイ コラム:μBondapak C18シリカゲル(3.9mm1.D.
×30cm) 溶媒:0.005MPH7.3リン酸ナトリウム緩衝液−ア
セトニトリル(90:10) 流速:2ml/分 検出:254nmにおける紫外吸収 保持時間:2.8分 抗菌活性 1ml当り500μgのCL1565−Aを含む水溶液を
浸ませた円形紙(直径12.7mm)を下記の微生物
が接種されている寒天層上に置いた。終夜28℃に
恒温保持した後に下記の阻止円が観察された。 微生物 阻止円直径 サツカロミセス セレビジエ (Saccharomyces cerevisiae) 25mm サツカロミセス イタリクス (Saccharomyces italicus) 17mm サツカロミコイデス ルドウイギ (Saccharomycoides ludwigii) 25mm L1210白血病細胞に対するCL1565−Aのインビ
トロでの活性 ID50=0.078μg/ml マウスのP388リンパ球性白血病に対するCL1565
−Aのインビボでの抗腫瘍活性
【表】
CL1565−Tナトリウム塩の諸性質
メタノール中の紫外吸収スペクトル
第1図に示されるものとほとんど同じであるが
但しλmax268nm(a1 1=774)260及び278nmに
屈折点あり KBr中の赤外吸収スペクトル 主吸収位:3400、1715、1630、1380、1260、
1090、970、830及び770cm-1 質量スペクトル(via fast atom
bombardment) 計算値:〔C19H25Na2O10P+H〕+としてm/z491 実験値:m/z491 360MHzプロトン磁気共鳴スペクトル(D2O中) CL1565−Tの1H−NMRスペクトルはCL1565
−Tの1H-NMRスペクトルと著しく類似するけ
れども但し前者のスペクトルにおいては
4.34ppmにおいて二重線(複数)が一つの二重
線として表われる特性的な1個のプロトン信号
を示し、2.2〜3.2ppmダウンフイルド(DSSに
もとづく)において何らの信号をも示さない。 CL1565−Tナトリウム塩の主信号: (s=単線、d=二重線、t=三重線、m=多
重線)1.30s(3H)、1.55−164m(1H)、1.73
(1H)、4.13−4.20m(1H)、4.16d(2H)、4.34dd
(1H)、4.94t(1H)、5.09dd(1H)、5.55t(1t)、
5.89−6.06m(3H)、6.16m(2H)、6.36t(1H)、
6.56t(1H)、6.76dd(1H)、7.14dd(1H)ppmダ
ウンフイルド(DSSにもとづく) 90.4MHz13c−核磁気共鳴スペクトル(D2O中): 最大値番号 化学シフト* 1 24.10 2 41.60 3 64.68 4 64.90 5 66.67 6 78.28 7 79.81 8 84.33 9 124.40 10 126.21 11 126.91 12 127.18 13 128.99 14 133.36 15 136.87 16 137.23 17 142.27 18 149.46 19 169.66 注:*ppmダウンフイルド(TMSにもとづく) マウスのP388リンパ球性白血病に対するCL1565
−Tのインビボでの抗腫瘍活性
但しλmax268nm(a1 1=774)260及び278nmに
屈折点あり KBr中の赤外吸収スペクトル 主吸収位:3400、1715、1630、1380、1260、
1090、970、830及び770cm-1 質量スペクトル(via fast atom
bombardment) 計算値:〔C19H25Na2O10P+H〕+としてm/z491 実験値:m/z491 360MHzプロトン磁気共鳴スペクトル(D2O中) CL1565−Tの1H−NMRスペクトルはCL1565
−Tの1H-NMRスペクトルと著しく類似するけ
れども但し前者のスペクトルにおいては
4.34ppmにおいて二重線(複数)が一つの二重
線として表われる特性的な1個のプロトン信号
を示し、2.2〜3.2ppmダウンフイルド(DSSに
もとづく)において何らの信号をも示さない。 CL1565−Tナトリウム塩の主信号: (s=単線、d=二重線、t=三重線、m=多
重線)1.30s(3H)、1.55−164m(1H)、1.73
(1H)、4.13−4.20m(1H)、4.16d(2H)、4.34dd
(1H)、4.94t(1H)、5.09dd(1H)、5.55t(1t)、
5.89−6.06m(3H)、6.16m(2H)、6.36t(1H)、
6.56t(1H)、6.76dd(1H)、7.14dd(1H)ppmダ
ウンフイルド(DSSにもとづく) 90.4MHz13c−核磁気共鳴スペクトル(D2O中): 最大値番号 化学シフト* 1 24.10 2 41.60 3 64.68 4 64.90 5 66.67 6 78.28 7 79.81 8 84.33 9 124.40 10 126.21 11 126.91 12 127.18 13 128.99 14 133.36 15 136.87 16 137.23 17 142.27 18 149.46 19 169.66 注:*ppmダウンフイルド(TMSにもとづく) マウスのP388リンパ球性白血病に対するCL1565
−Tのインビボでの抗腫瘍活性
【表】
CL1565−Bナトリウム塩の諸性質
メタノール中の紫外吸収スペクトル
λmax267nm(a1 1=805)259及び277nmに屈
折点あり KBr中の赤外吸収スペクトル 主吸収位:1720、1640、1385、1200、1060、970、
及び820cm-1 360MHzプロトン磁気共鳴スペクトル(D2O中) 主信号: (s=単線、d=二重線、t=三重線、m=多
重線)1.32s(3H)、1.58t(1H)、1.75t(1H)、
1.79d(3H)、2.45−2,68m(2H)、4.15t(1H)、
4.89t(1H)、5.10m(1H)、5.49t(1H)、5.83−
6.21m(6H)、6.50−6.64m(2H)、7.06−7.13m
(1H)ppmダウンフイルド(DSSにもとづく) 90.4MHz13c−核磁気共鳴スペクトル(D20中) 最大値番号 化学シフト* 1 20.70 2 25.06 3 31.91 4 41.85 5 66.85 6 77.87 7 80.87 8 81.64 9 122.41 10 124.45 11 127.24 12 129.47 13 129.90 14 134.66 15 135.94 16 136.67 17 140.42 18 152.01 19 170.56 注*ppmダウンフイルド(TMSにもとづく)
マウスのP388リンパ球性白血病に対するCL1565
−Bのインビボでの抗腫瘍活性
折点あり KBr中の赤外吸収スペクトル 主吸収位:1720、1640、1385、1200、1060、970、
及び820cm-1 360MHzプロトン磁気共鳴スペクトル(D2O中) 主信号: (s=単線、d=二重線、t=三重線、m=多
重線)1.32s(3H)、1.58t(1H)、1.75t(1H)、
1.79d(3H)、2.45−2,68m(2H)、4.15t(1H)、
4.89t(1H)、5.10m(1H)、5.49t(1H)、5.83−
6.21m(6H)、6.50−6.64m(2H)、7.06−7.13m
(1H)ppmダウンフイルド(DSSにもとづく) 90.4MHz13c−核磁気共鳴スペクトル(D20中) 最大値番号 化学シフト* 1 20.70 2 25.06 3 31.91 4 41.85 5 66.85 6 77.87 7 80.87 8 81.64 9 122.41 10 124.45 11 127.24 12 129.47 13 129.90 14 134.66 15 135.94 16 136.67 17 140.42 18 152.01 19 170.56 注*ppmダウンフイルド(TMSにもとづく)
マウスのP388リンパ球性白血病に対するCL1565
−Bのインビボでの抗腫瘍活性
【表】
抗生物質CL1565−A及びその同属物質はその
抗微生物活性及び抗腫瘍活性にもとづき各種金属
塩例えばナトリウム、カリウム、カルシウム又は
マグネシウム塩及び類似物又はその他の塩例えば
アンモニウム塩或は適宜の有機アミンから形成さ
れる塩のいかなるものをも含有する製薬学的組成
物の形で使用され得る。該製薬学的組成物は製薬
学上許容可能な共存担体と共に使用される。この
組成物は他の活性抗微生物剤及び(又は)抗腫瘍
剤をも含有し得る。該組成物は所用の投与経路に
適するいかなる製薬学的形状に作られてもよい。
かような組成物の例は経口投与のための固体組成
物例えば錠剤、カプセル、ピル、粉剤及び顆粒
剤、及び局所的投与又は経口投与のための液状組
成物例えば溶液、懸濁液、シロツプ及びエリキシ
ル並びに非経口投与のための製品例えば滅菌溶
液、懸濁液或は乳濁液を包含する。 抗微生物剤としての使用のために対象の特定微
生物に対する最少成育阻止濃度よりも高い活性成
分濃度となるように該組成物を投与する。 下記の諸例は疾患特に新生物による疾患の治療
のための一種又は複数種の製品即ちCL1565−A、
CL1565−B及びCL1565−Tを含有する好適な製
薬学的組成物の例示である。 例 A 非経口用として各アンプル中に75mgのCL1565
−Aナトリウム塩を含む滅菌され凍結乾燥された
製品を該化合物(注射用蒸留水中)から製造し
た。 例 B CL1565−Aナトリウム塩 75mg アスコルビン酸ナトリウム 33mg 上記成分を滅菌壜に入れる。常法により上記混
合物を生理食塩水に溶かすことにより注射液を製
造する。必要に応じ緩衝剤を添加し得る。 例 C CL1565−Aナトリウム塩(1000mg)とアスコ
ルビン酸ナトリウム(440mg)とを100mlの水に溶
かす。滅菌過器を通過させてこの溶液をし、
予め滅菌した壜の中へこの溶液を無菌的に充たし
て凍結乾燥する。予め滅菌した蓋でこの壜をチツ
素気中で密封し5℃又はそれ以下の温度で貯蔵す
る。 CL1565−Aの代わりにCL1565−B及び
CL1565−Tを使用し例A、B及びCの記載と同
様にして他の好適処方を配合し得る。哺乳動物の
ための抗腫瘍剤としての使用の目的でCL1565−
A、CL1565−B及びCL1565−Tの夫々について
示唆される用量は静脈注射1日1回当り1平方メ
ートルにつき1.0〜100mgである。
抗微生物活性及び抗腫瘍活性にもとづき各種金属
塩例えばナトリウム、カリウム、カルシウム又は
マグネシウム塩及び類似物又はその他の塩例えば
アンモニウム塩或は適宜の有機アミンから形成さ
れる塩のいかなるものをも含有する製薬学的組成
物の形で使用され得る。該製薬学的組成物は製薬
学上許容可能な共存担体と共に使用される。この
組成物は他の活性抗微生物剤及び(又は)抗腫瘍
剤をも含有し得る。該組成物は所用の投与経路に
適するいかなる製薬学的形状に作られてもよい。
かような組成物の例は経口投与のための固体組成
物例えば錠剤、カプセル、ピル、粉剤及び顆粒
剤、及び局所的投与又は経口投与のための液状組
成物例えば溶液、懸濁液、シロツプ及びエリキシ
ル並びに非経口投与のための製品例えば滅菌溶
液、懸濁液或は乳濁液を包含する。 抗微生物剤としての使用のために対象の特定微
生物に対する最少成育阻止濃度よりも高い活性成
分濃度となるように該組成物を投与する。 下記の諸例は疾患特に新生物による疾患の治療
のための一種又は複数種の製品即ちCL1565−A、
CL1565−B及びCL1565−Tを含有する好適な製
薬学的組成物の例示である。 例 A 非経口用として各アンプル中に75mgのCL1565
−Aナトリウム塩を含む滅菌され凍結乾燥された
製品を該化合物(注射用蒸留水中)から製造し
た。 例 B CL1565−Aナトリウム塩 75mg アスコルビン酸ナトリウム 33mg 上記成分を滅菌壜に入れる。常法により上記混
合物を生理食塩水に溶かすことにより注射液を製
造する。必要に応じ緩衝剤を添加し得る。 例 C CL1565−Aナトリウム塩(1000mg)とアスコ
ルビン酸ナトリウム(440mg)とを100mlの水に溶
かす。滅菌過器を通過させてこの溶液をし、
予め滅菌した壜の中へこの溶液を無菌的に充たし
て凍結乾燥する。予め滅菌した蓋でこの壜をチツ
素気中で密封し5℃又はそれ以下の温度で貯蔵す
る。 CL1565−Aの代わりにCL1565−B及び
CL1565−Tを使用し例A、B及びCの記載と同
様にして他の好適処方を配合し得る。哺乳動物の
ための抗腫瘍剤としての使用の目的でCL1565−
A、CL1565−B及びCL1565−Tの夫々について
示唆される用量は静脈注射1日1回当り1平方メ
ートルにつき1.0〜100mgである。
添付図面の第1図はCL1565−Aナトリウム塩
のメタノール中での紫外吸収スペクトルを表わ
し;第2図はCL1565−Aナトリウム塩のKBr中
での赤外吸収スペクトルを表わし;第3図は
CL1565−Aナトリウム塩のD2O中での360MHzプ
ロトン磁気共鳴スペクトルを表わし;そして第4
図はCL1565−Aナトリウム塩のD2O中での13C−
該磁気共鳴スペクトルを表わす。
のメタノール中での紫外吸収スペクトルを表わ
し;第2図はCL1565−Aナトリウム塩のKBr中
での赤外吸収スペクトルを表わし;第3図は
CL1565−Aナトリウム塩のD2O中での360MHzプ
ロトン磁気共鳴スペクトルを表わし;そして第4
図はCL1565−Aナトリウム塩のD2O中での13C−
該磁気共鳴スペクトルを表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式 (式中、 1 R1=HでR2=OHのものは、CL1565−Aで
あり; 2a R1=R2=Hのものは、CL1565−Bであり; 2b R1=R2=OHのものはCL1565−Tである。) で示されるCL1565化合物類及び製薬学上許容可
能なそれらの塩類。 2 請求項1において、式中、R1がHで、R2が
OHであるCL1565−A及び製薬学上許容可能なそ
の塩類。 3 請求項1において、式中、R1及びR2がそれ
ぞれHであるCL1565−B及び製薬学上許容可能
なその塩類。 4 請求項1において、式中、R1及びR2がそれ
ぞれOHであるCL1565−T及び製薬学上許容可能
なその塩類。 5 下記式 (式中、 1 R1=HでR2=OHのものは、CL1565−Aで
あり; 2a R1=R2=Hのものは、CL1565−Bであり; 2b R1=R2=OHのものはCL1565−Tである。) で示されるCL1565化合物類の製造方法であつて、 CL1565化合物類を産生するストレプトミセス
属の寄託番号ATCC31906で示される菌株を、
CL1565化合物または化合物類の実質量が得られ
るまで、適宜の培地中で培養し、該化合物または
該化合物類を遊離酸または塩の形で単離すること
を特徴とする製造方法。 6 製薬学的に受容可能な担体と、有効成分とし
て下記式 (式中、 1 R1=HでR2=OHのものは、CL1565−Aで
あり; 2a R1=R2=Hのものは、CL1565−Bであり; 2b R1=R2=OHのものはCL1565−Tである。) で示されるCL1565化合物類またはその製薬学上
許容可能なそれらの塩類とを含有することを特徴
とする抗腫瘍剤。 7 CL1565化合物がCL1565−Aである請求項6
に記載の抗腫瘍剤。 8 CL1565化合物がCL1565−Bである請求項6
に記載の抗腫瘍剤。 9 CL1565化合物がCL1565−Tである請求項6
に記載の抗腫瘍剤。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US35170482A | 1982-02-24 | 1982-02-24 | |
| US351704 | 1982-02-24 | ||
| US439973 | 1982-11-08 | ||
| US447544 | 1982-12-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58189190A JPS58189190A (ja) | 1983-11-04 |
| JPH0443912B2 true JPH0443912B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=23382017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58029196A Granted JPS58189190A (ja) | 1982-02-24 | 1983-02-23 | Cl1565化合物類,その製造方法及びそれを有効成分とする抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58189190A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101550162B (zh) * | 2008-04-03 | 2015-11-25 | 北京华昊中天生物技术有限公司 | 福司曲星衍生物及其药用用途 |
-
1983
- 1983-02-23 JP JP58029196A patent/JPS58189190A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58189190A (ja) | 1983-11-04 |
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