JPH0444420Y2 - - Google Patents
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- JPH0444420Y2 JPH0444420Y2 JP10841586U JP10841586U JPH0444420Y2 JP H0444420 Y2 JPH0444420 Y2 JP H0444420Y2 JP 10841586 U JP10841586 U JP 10841586U JP 10841586 U JP10841586 U JP 10841586U JP H0444420 Y2 JPH0444420 Y2 JP H0444420Y2
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- door glass
- door
- corner
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えば自動車等のドアに配設され
たドアフレームに上下摺動自在に挿入案内される
ドアガラス構造に関するものである。
たドアフレームに上下摺動自在に挿入案内される
ドアガラス構造に関するものである。
従来、自動車等のドアおよびドアガラス構造と
して、例えばドアの上部にドアガラスの外形形状
と略同一形状を成すドアフレームが固着されたド
アフレーム付車両の構成を例に挙げて説明する
と、第7図および第8図に示すようにドアDを構
成するドアアウタパネルとドアインナパネルとの
間に、ドアガラス30の外形形状と略同一形状を
成すドアフレーム1が溶接等で固着されるととも
に、このドアフレーム1内には第8図に示すよう
に断面コ字形のドアガラスラン20が嵌め込まれ
ており、このドアガラスラン20内にドアガラス
30が上下に摺動自在に挿入案内されている。即
ち前記ドアフレーム1は前記ドアガラス30の外
形形状と略同一形状を成すべく車両前後方向に間
隔をおいて略平行に配設される前方辺11aおよ
び後方辺11bとこれら各辺を結ぶ上方辺12と
から成るとともに、これら各辺11a,11b,
12より成るドアフレーム1内に断面コ字形のド
アガラスラン20が嵌め込まれており、前記ドア
フレーム1の前方辺11aおよび後方辺11bに
嵌着のドアガラスラン20内に前記ドアガラスラ
ン30の縦辺310である前辺310aおよび後
辺310bが挿入されることにより、前記ドアフ
レーム1(ドアガラスラン20内)で前記ドアガ
ラス30が上下に摺動自在に挿入案内されてい
る。またドアガラス30閉時にはこのドアガラス
30の横辺320上辺に320aが前記ドアフレ
ーム1の上方辺12に嵌着されたドアガラスラン
20内に入り込む(挿入案内される)ようになる
ものである。このように前記ドアフレーム1(前
方辺11aおよび後方辺11b)に嵌着されたド
アガラスラン20内に上下摺動自在に挿入案内さ
れた前記ドアガラス30は、前記ドアD内部(ド
アインナパネル)に組付けられたレギユレータ機
構により前記ドアフレーム1(ドアガラスラン2
0)内を上下摺動して昇降する構造となつてい
る。即ち第7図に示すようにレギユレータ13に
取付けられる車室側のレギユレータハンドル14
を回転させるとレギユレータアーム15が回動
(揺動)し、チヤンネル16が上下方向に動かさ
れることにより、このチヤンネル16に横辺32
0である下辺320bが固定された前記ドアガラ
ス30が上下方向に動かされて(上下摺動して)
昇降するものである。この場合前記ドアガラス3
0の縦辺310である前辺310aおよび後辺3
10bは、第8図に示すように前記ドアフレーム
1の前方辺11aおよび後方辺11bに嵌着され
た前記ドアガラス30で車両前後方向あるいは車
両幅方向に支持されているため、このドアフレー
ム1(前方辺11aおよび後方辺11b)に沿つ
た方向に摺動案内される(即ち移動する)ことに
なるものである。
して、例えばドアの上部にドアガラスの外形形状
と略同一形状を成すドアフレームが固着されたド
アフレーム付車両の構成を例に挙げて説明する
と、第7図および第8図に示すようにドアDを構
成するドアアウタパネルとドアインナパネルとの
間に、ドアガラス30の外形形状と略同一形状を
成すドアフレーム1が溶接等で固着されるととも
に、このドアフレーム1内には第8図に示すよう
に断面コ字形のドアガラスラン20が嵌め込まれ
ており、このドアガラスラン20内にドアガラス
30が上下に摺動自在に挿入案内されている。即
ち前記ドアフレーム1は前記ドアガラス30の外
形形状と略同一形状を成すべく車両前後方向に間
隔をおいて略平行に配設される前方辺11aおよ
び後方辺11bとこれら各辺を結ぶ上方辺12と
から成るとともに、これら各辺11a,11b,
12より成るドアフレーム1内に断面コ字形のド
アガラスラン20が嵌め込まれており、前記ドア
フレーム1の前方辺11aおよび後方辺11bに
嵌着のドアガラスラン20内に前記ドアガラスラ
ン30の縦辺310である前辺310aおよび後
辺310bが挿入されることにより、前記ドアフ
レーム1(ドアガラスラン20内)で前記ドアガ
ラス30が上下に摺動自在に挿入案内されてい
る。またドアガラス30閉時にはこのドアガラス
30の横辺320上辺に320aが前記ドアフレ
ーム1の上方辺12に嵌着されたドアガラスラン
20内に入り込む(挿入案内される)ようになる
ものである。このように前記ドアフレーム1(前
方辺11aおよび後方辺11b)に嵌着されたド
アガラスラン20内に上下摺動自在に挿入案内さ
れた前記ドアガラス30は、前記ドアD内部(ド
アインナパネル)に組付けられたレギユレータ機
構により前記ドアフレーム1(ドアガラスラン2
0)内を上下摺動して昇降する構造となつてい
る。即ち第7図に示すようにレギユレータ13に
取付けられる車室側のレギユレータハンドル14
を回転させるとレギユレータアーム15が回動
(揺動)し、チヤンネル16が上下方向に動かさ
れることにより、このチヤンネル16に横辺32
0である下辺320bが固定された前記ドアガラ
ス30が上下方向に動かされて(上下摺動して)
昇降するものである。この場合前記ドアガラス3
0の縦辺310である前辺310aおよび後辺3
10bは、第8図に示すように前記ドアフレーム
1の前方辺11aおよび後方辺11bに嵌着され
た前記ドアガラス30で車両前後方向あるいは車
両幅方向に支持されているため、このドアフレー
ム1(前方辺11aおよび後方辺11b)に沿つ
た方向に摺動案内される(即ち移動する)ことに
なるものである。
またこのように構成されたドアガラス30の形
状(側面視の外形形状)は車両によつて異なる
が、一般的には第9図に示すような変形五角形
(主にフロントドアに使用)および第10図に示
すような略平行四辺形(主にリヤドアに使用)に
形成されており、前述した第7図に示す構成はリ
ヤドアの場合を示しており、第10図に示す略平
行四辺形に形成したドアガラス30が使用されて
いるものである。
状(側面視の外形形状)は車両によつて異なる
が、一般的には第9図に示すような変形五角形
(主にフロントドアに使用)および第10図に示
すような略平行四辺形(主にリヤドアに使用)に
形成されており、前述した第7図に示す構成はリ
ヤドアの場合を示しており、第10図に示す略平
行四辺形に形成したドアガラス30が使用されて
いるものである。
そしてこのような形状のドアガラス30は、そ
の縦辺310である前辺310aおよび後辺31
0bがドアフレーム1の前方辺11aおよび後方
辺11bに嵌着されたドアガラスラン20内に挿
入されて、第8図に示すようにこのドアガラスラ
ン20に支持され、かつドアフレーム1(前方辺
11aおよび後方辺1b)に沿つた方向に摺動案
内される(移動する)よう前記ドアガラス30が
前記ドアガラスラン20に直接当接して上下に摺
動案内されることにより昇降する(開閉される)
ものである。即ち前記ドアガラス30の昇降時
(開閉時)である上下摺動時には、このドアガラ
ス30(縦辺310である前辺310aおよび後
辺310b)は第8図に示すようにドアフレーム
1(前方辺11aおよび後方辺11b)に嵌着さ
れたドアガラスラン20に直接当接して摺動する
(摺接する)ものであり、この上下摺動時に前記
ドアガラス30(特に第9図乃至第11図に示す
ようにドアガラス30の外形を形成する各角部4
0)と前記ドアガラスラン20(ドアD上部にド
アフレーム1を有しないドアフレームレス車両で
は車体に取付けられたウエザストリツプ)との摺
接による摺動抵抗を小さくする(即ちドアガラス
30の上下摺動時におけるこのドアガラス30の
昇降操作力を小さくする)ため、第9図乃至第1
1図に示すようにドアガラス30の外形を形成す
る各角部40(40a乃至40d)を所謂面取り
のようにしてアール状(一般には半径5mm程度の
単純アール)に形成する、即ち丸みをつけてアー
ル状に形成するよう構成されている。
の縦辺310である前辺310aおよび後辺31
0bがドアフレーム1の前方辺11aおよび後方
辺11bに嵌着されたドアガラスラン20内に挿
入されて、第8図に示すようにこのドアガラスラ
ン20に支持され、かつドアフレーム1(前方辺
11aおよび後方辺1b)に沿つた方向に摺動案
内される(移動する)よう前記ドアガラス30が
前記ドアガラスラン20に直接当接して上下に摺
動案内されることにより昇降する(開閉される)
ものである。即ち前記ドアガラス30の昇降時
(開閉時)である上下摺動時には、このドアガラ
ス30(縦辺310である前辺310aおよび後
辺310b)は第8図に示すようにドアフレーム
1(前方辺11aおよび後方辺11b)に嵌着さ
れたドアガラスラン20に直接当接して摺動する
(摺接する)ものであり、この上下摺動時に前記
ドアガラス30(特に第9図乃至第11図に示す
ようにドアガラス30の外形を形成する各角部4
0)と前記ドアガラスラン20(ドアD上部にド
アフレーム1を有しないドアフレームレス車両で
は車体に取付けられたウエザストリツプ)との摺
接による摺動抵抗を小さくする(即ちドアガラス
30の上下摺動時におけるこのドアガラス30の
昇降操作力を小さくする)ため、第9図乃至第1
1図に示すようにドアガラス30の外形を形成す
る各角部40(40a乃至40d)を所謂面取り
のようにしてアール状(一般には半径5mm程度の
単純アール)に形成する、即ち丸みをつけてアー
ル状に形成するよう構成されている。
さらに第6図に示すように、前記ドアガラス3
0を昇降されるレギユレータ機構における前記チ
ヤンネル16の前記ドアガラス30を支持する
(昇降させるべく昇降力が加わる)支点70は、
ドアD内部の各構造部品の制約等によりドアガラ
ス重量中心(所謂ドアガラス重心)80と一致さ
せることができないことが多く、前記ドアガラス
30の支点70は前記ドアガラス重量中心80に
対し車両前後方向にずれている場合が殆どであ
る。尚、この第4図乃至第7図に示す従来技術で
は前記ドアガラス30の支点70が前記ドアガラ
ス重量中心80より車両後方側にずれている構成
を示している。またレギユレータ機構によるドア
ガラス30の昇降方向(昇降力が加わる方向)は
車両上下方向である鉛直(上下)方向Aである
が、車両スタイルの関係等により前記ドアD上部
の前記ドアフレーム1の前方辺11aおよび後方
辺11bは第7図に示すようにその下方が車両前
方に向くよう傾斜している(即ち前記ドアフレー
ム1の前方辺11aおよび後方辺11b全体が後
傾している)ことにより、前記レギユレータ機構
によるドアガラス30の前記ドアフレーム1(ド
アガラスラン20)内で上下摺動する(移動す
る)方向は、前記後傾したドアフレーム1(前方
辺11aおよび後方辺11b)に沿うべく斜め方
向Bになり、前述のドアガラス30の昇降方向
(昇降力が加わる鉛直方向)Aとはずれているも
のである。
0を昇降されるレギユレータ機構における前記チ
ヤンネル16の前記ドアガラス30を支持する
(昇降させるべく昇降力が加わる)支点70は、
ドアD内部の各構造部品の制約等によりドアガラ
ス重量中心(所謂ドアガラス重心)80と一致さ
せることができないことが多く、前記ドアガラス
30の支点70は前記ドアガラス重量中心80に
対し車両前後方向にずれている場合が殆どであ
る。尚、この第4図乃至第7図に示す従来技術で
は前記ドアガラス30の支点70が前記ドアガラ
ス重量中心80より車両後方側にずれている構成
を示している。またレギユレータ機構によるドア
ガラス30の昇降方向(昇降力が加わる方向)は
車両上下方向である鉛直(上下)方向Aである
が、車両スタイルの関係等により前記ドアD上部
の前記ドアフレーム1の前方辺11aおよび後方
辺11bは第7図に示すようにその下方が車両前
方に向くよう傾斜している(即ち前記ドアフレー
ム1の前方辺11aおよび後方辺11b全体が後
傾している)ことにより、前記レギユレータ機構
によるドアガラス30の前記ドアフレーム1(ド
アガラスラン20)内で上下摺動する(移動す
る)方向は、前記後傾したドアフレーム1(前方
辺11aおよび後方辺11b)に沿うべく斜め方
向Bになり、前述のドアガラス30の昇降方向
(昇降力が加わる鉛直方向)Aとはずれているも
のである。
さらにまた、前記ドアガラス30の前辺310
aおよび後辺310bと、このドアガラス30
(前辺310aおよび後辺310b)が挿入案内
されている前記ドアフレーム1の前方辺11aお
よび後方辺11b内に嵌着のドアガラスラン20
(コ字型基底部)との間には、各部品(ドアガラ
ス30、ドアフレーム1、ドアガラスラン20
等)の製品誤差、組付誤差の吸収およびドアガラ
ス30の上下摺動時(昇降時)の摺動抵抗低減の
ため第6図に示すように一定の隙間90が設けら
れている(確保されている)ものである。
aおよび後辺310bと、このドアガラス30
(前辺310aおよび後辺310b)が挿入案内
されている前記ドアフレーム1の前方辺11aお
よび後方辺11b内に嵌着のドアガラスラン20
(コ字型基底部)との間には、各部品(ドアガラ
ス30、ドアフレーム1、ドアガラスラン20
等)の製品誤差、組付誤差の吸収およびドアガラ
ス30の上下摺動時(昇降時)の摺動抵抗低減の
ため第6図に示すように一定の隙間90が設けら
れている(確保されている)ものである。
従つて、前述したように前記ドアガラス30の
上下摺動時(昇降時)にはこのドアガラス30は
鉛直方向には摺動せず斜め方向に摺動するもので
あつて、例えば第6図に示すようにドアガラス3
0の支点70がドアガラス重量中心80より車両
後方側にずれている構成においてドアガラス30
上昇時には、第5図矢印Cで示すように前方傾斜
状態(所謂前のめり)となつて摺動(上昇)する
とともに、ドアガラス30下降時には前記上昇時
とは逆に図示してないが後方傾斜状態(所謂後の
めり)となつて摺動(下降)するものである。
上下摺動時(昇降時)にはこのドアガラス30は
鉛直方向には摺動せず斜め方向に摺動するもので
あつて、例えば第6図に示すようにドアガラス3
0の支点70がドアガラス重量中心80より車両
後方側にずれている構成においてドアガラス30
上昇時には、第5図矢印Cで示すように前方傾斜
状態(所謂前のめり)となつて摺動(上昇)する
とともに、ドアガラス30下降時には前記上昇時
とは逆に図示してないが後方傾斜状態(所謂後の
めり)となつて摺動(下降)するものである。
尚、ドアガラス開時にドアガラスが偏心した状
態でドアガラスを閉じた場合に、このドアガラス
がドアフレームもしくはドアガラスランに突き当
たつて完全に閉めることができないことを防止ず
くため、前記ドアガラスの縦辺および上辺をドア
フレームの各辺に対し僅かに傾斜させてドアガラ
スとドアフレームとの間に差を設けるような構成
(即ちドアガラスの各辺の形状を変更する構成)
を示す従来技術として、例えば実開昭54−18824
号公開公報(実願昭52−89846号)がある。
態でドアガラスを閉じた場合に、このドアガラス
がドアフレームもしくはドアガラスランに突き当
たつて完全に閉めることができないことを防止ず
くため、前記ドアガラスの縦辺および上辺をドア
フレームの各辺に対し僅かに傾斜させてドアガラ
スとドアフレームとの間に差を設けるような構成
(即ちドアガラスの各辺の形状を変更する構成)
を示す従来技術として、例えば実開昭54−18824
号公開公報(実願昭52−89846号)がある。
しかし第5図乃至第11図に示すドアおよびド
アガラス構造の場合、前記ドアガラス30の上下
摺動時(昇降時)にはこのドアガラス30は鉛直
方向ではなく、前記後傾したドアフレーム1(前
方辺11aおよび後方辺11b)、およびドアフ
レーム1に嵌着されたドアガラスラン20と前記
ドアガラス30との間に設けられる隙間90等に
より前記ドアフレーム1(前方辺11aおよび後
方辺11b)に沿つて斜め方向Bに摺動するもの
であつて、例えば第6図に示すように前記チヤン
ネル16のドアガラス30を支持する(昇降させ
る支点70が前記ドアガラス重量中心(重心)8
0より車両後方側にある(ずれている)構成にお
けるドアガラス30を閉じるべくドアガラス30
を上昇する場合には、第5図の矢印Cで示すよう
にドアガラス30が前記ドアガラスラン20との
隙間90(第6図参照)の分だけ車両前方側に移
動して前方傾斜形状(所謂前のめり)となつて上
昇される(押し上げられる)ことになり、このよ
うな状態における上昇時にはドアガラス30の前
辺310aおよび後辺310bの全辺が前記ドア
ガラスラン20に直接当接するのではなく、この
ドアガラスラン20に直接当接するのは前方傾斜
状態(前のめり)となつた前記ドアガラス30の
前辺310a上部の角部40aと後辺310bの
下部の角部40bであり、これら各角部40a,
40bはアール状に形成されているものの、半径
5mm程度の単純アールであつて、例えば第4図
(この第4図は前記ドアガラス30の前辺310
a上部の角部40aを示している)に示すよう
に、ドアガラス30の前辺310a上部の角部4
0a(単純アール形状)が前記ドアガラスラン2
0に所謂点接触(点当り)することになるととも
に、この点接触(点当り)により前記角部40a
に前記ドアガラスラン20との摺接力(摺動面
圧)が集中して作用することになる(第5図に示
すドアガラス30の後辺310b下部の角部40
bも同様になる)ため、前記ドアガラス30(角
部40)とドアガラスラン20との摺動抵抗が増
加して、ドアガラス30の上昇操作荷重が増加す
ることによりドアガラス30の上昇性が低下する
ものである。また前記各角部40a,40bの前
記ドアガラスラン20との点接触(点当り)およ
びこれによる摺接力(摺動面圧)の集中作用によ
り、ドアガラス30上昇時に前記角角部40a,
40bが前記ドアガラスラン20に引つ掛る(所
謂つつかかる)ことがあり、前述のような摺動抵
抗がさらに増加する(ドアガラスの上昇性がさら
に低下する)とともに、前記ドアガラスラン20
自体が摩耗することによりこのドアガラスラン2
0の耐久性が低下するものである。
アガラス構造の場合、前記ドアガラス30の上下
摺動時(昇降時)にはこのドアガラス30は鉛直
方向ではなく、前記後傾したドアフレーム1(前
方辺11aおよび後方辺11b)、およびドアフ
レーム1に嵌着されたドアガラスラン20と前記
ドアガラス30との間に設けられる隙間90等に
より前記ドアフレーム1(前方辺11aおよび後
方辺11b)に沿つて斜め方向Bに摺動するもの
であつて、例えば第6図に示すように前記チヤン
ネル16のドアガラス30を支持する(昇降させ
る支点70が前記ドアガラス重量中心(重心)8
0より車両後方側にある(ずれている)構成にお
けるドアガラス30を閉じるべくドアガラス30
を上昇する場合には、第5図の矢印Cで示すよう
にドアガラス30が前記ドアガラスラン20との
隙間90(第6図参照)の分だけ車両前方側に移
動して前方傾斜形状(所謂前のめり)となつて上
昇される(押し上げられる)ことになり、このよ
うな状態における上昇時にはドアガラス30の前
辺310aおよび後辺310bの全辺が前記ドア
ガラスラン20に直接当接するのではなく、この
ドアガラスラン20に直接当接するのは前方傾斜
状態(前のめり)となつた前記ドアガラス30の
前辺310a上部の角部40aと後辺310bの
下部の角部40bであり、これら各角部40a,
40bはアール状に形成されているものの、半径
5mm程度の単純アールであつて、例えば第4図
(この第4図は前記ドアガラス30の前辺310
a上部の角部40aを示している)に示すよう
に、ドアガラス30の前辺310a上部の角部4
0a(単純アール形状)が前記ドアガラスラン2
0に所謂点接触(点当り)することになるととも
に、この点接触(点当り)により前記角部40a
に前記ドアガラスラン20との摺接力(摺動面
圧)が集中して作用することになる(第5図に示
すドアガラス30の後辺310b下部の角部40
bも同様になる)ため、前記ドアガラス30(角
部40)とドアガラスラン20との摺動抵抗が増
加して、ドアガラス30の上昇操作荷重が増加す
ることによりドアガラス30の上昇性が低下する
ものである。また前記各角部40a,40bの前
記ドアガラスラン20との点接触(点当り)およ
びこれによる摺接力(摺動面圧)の集中作用によ
り、ドアガラス30上昇時に前記角角部40a,
40bが前記ドアガラスラン20に引つ掛る(所
謂つつかかる)ことがあり、前述のような摺動抵
抗がさらに増加する(ドアガラスの上昇性がさら
に低下する)とともに、前記ドアガラスラン20
自体が摩耗することによりこのドアガラスラン2
0の耐久性が低下するものである。
尚、ドアガラス30を開けるべくドアガラス3
0を下降する場合には、図示してないが、前述の
ドアガラス30上昇時とは逆に、ドアガラス30
が車両後方側に移動して後方傾斜状態(所謂後の
めり)となつて下降することになり、前記ドアガ
ラス30の前辺310a下部の角部40cと後辺
310b上部の角部40dが前記ドアガラスラン
20に直接当接するものであつて、前述した(第
4図および第5図に示す)ドアガラス30上昇時
の場合と同様の不具合が生じるものである。また
ドアガラス30を支持する(昇降させる)支点7
0がドアガラス重量中心80より車両前方側にあ
る(ずれている)構成であつても、ドアガラス3
0の動きは前述の第4図乃至第6図の構成とは逆
になるが、ドアガラス30の上下摺動時(昇降
時)には前述の第4図乃至第6図の構成と同様の
不具合が生じるものである。
0を下降する場合には、図示してないが、前述の
ドアガラス30上昇時とは逆に、ドアガラス30
が車両後方側に移動して後方傾斜状態(所謂後の
めり)となつて下降することになり、前記ドアガ
ラス30の前辺310a下部の角部40cと後辺
310b上部の角部40dが前記ドアガラスラン
20に直接当接するものであつて、前述した(第
4図および第5図に示す)ドアガラス30上昇時
の場合と同様の不具合が生じるものである。また
ドアガラス30を支持する(昇降させる)支点7
0がドアガラス重量中心80より車両前方側にあ
る(ずれている)構成であつても、ドアガラス3
0の動きは前述の第4図乃至第6図の構成とは逆
になるが、ドアガラス30の上下摺動時(昇降
時)には前述の第4図乃至第6図の構成と同様の
不具合が生じるものである。
ここでこのような不具合を防止するべく、前記
ドアガラス30の単純アール状の各角部40と前
記ドアガラスラン20との点接触(点当り)を柔
らげるため(摺動抵抗を低減するため)には、前
記ドアガラス30の各角部40のアール状を半径
5mm程度の小さな単純アールとするのではなく、
半径の大きな単純アールとする(各角部40の単
純アールを大きくする)ことが考えられるが、こ
の各角部のアールが大きすぎると、ドアガラス3
0全閉時においてこのドアガラス30の大きな単
純アールの各角部40が、ドアフレーム1に嵌着
されたドアガラスラン20の各コーナー部に確実
かつ十分に入り込む(保持される)ことができな
くなり、シール性が低減することにより水漏れや
風切音が発生するという不具合が生じることがあ
り、前記ドアガラス30の各角部40を極端に大
きな(点接触しない程度の)単純アール状に形成
することはできないものである。
ドアガラス30の単純アール状の各角部40と前
記ドアガラスラン20との点接触(点当り)を柔
らげるため(摺動抵抗を低減するため)には、前
記ドアガラス30の各角部40のアール状を半径
5mm程度の小さな単純アールとするのではなく、
半径の大きな単純アールとする(各角部40の単
純アールを大きくする)ことが考えられるが、こ
の各角部のアールが大きすぎると、ドアガラス3
0全閉時においてこのドアガラス30の大きな単
純アールの各角部40が、ドアフレーム1に嵌着
されたドアガラスラン20の各コーナー部に確実
かつ十分に入り込む(保持される)ことができな
くなり、シール性が低減することにより水漏れや
風切音が発生するという不具合が生じることがあ
り、前記ドアガラス30の各角部40を極端に大
きな(点接触しない程度の)単純アール状に形成
することはできないものである。
尚、ドアD上部にドアフレーム1を有しない所
謂ドアフレームレス車両においては、ドアD上部
(ドアベルトラインより上部)はドアガラス30
が車体に取付けられたウエザストリツプに直接当
接して摺動する(シールする)ことになるが、前
記ドアD内部(ドアベルトラインより下部)は図
示してないが車両前後方向に間隔をおき略平行に
対向してロアドアフレームが配設され、この各ロ
アドアフレームに嵌着したドアガラスラン内にド
アガラス30(縦辺310である前辺310aお
よび後辺310b)が上下摺動自在に挿入案内さ
れるものであつて、ドアD内部(各ロアドアフレ
ーム)によるドアガラス30の支持構造および動
き等は前述した第4図乃至第8図(即ちドアD上
部のドアフレーム1に挿入案内されるドアガラス
30の場合)に示す構成と略同様のものであり、
このようなドアフレーム1を有しないドアフレー
ムレス車両におけるドアガラス30の上下摺動時
(昇降時)には、ドアD内部(各ロアドアフレー
ム間)にて前述の第4図乃至第8図に示すドアフ
レーム付き車両の場合と同様の不具合が生じるも
のである。
謂ドアフレームレス車両においては、ドアD上部
(ドアベルトラインより上部)はドアガラス30
が車体に取付けられたウエザストリツプに直接当
接して摺動する(シールする)ことになるが、前
記ドアD内部(ドアベルトラインより下部)は図
示してないが車両前後方向に間隔をおき略平行に
対向してロアドアフレームが配設され、この各ロ
アドアフレームに嵌着したドアガラスラン内にド
アガラス30(縦辺310である前辺310aお
よび後辺310b)が上下摺動自在に挿入案内さ
れるものであつて、ドアD内部(各ロアドアフレ
ーム)によるドアガラス30の支持構造および動
き等は前述した第4図乃至第8図(即ちドアD上
部のドアフレーム1に挿入案内されるドアガラス
30の場合)に示す構成と略同様のものであり、
このようなドアフレーム1を有しないドアフレー
ムレス車両におけるドアガラス30の上下摺動時
(昇降時)には、ドアD内部(各ロアドアフレー
ム間)にて前述の第4図乃至第8図に示すドアフ
レーム付き車両の場合と同様の不具合が生じるも
のである。
また、以上の説明では第10図に示す略平行四
辺形に形成したドアガラス30が使用されるリヤ
ドアの場合を述べたが、第9図に示す変形五角形
に形成したドアガラス30を使用するフロントド
アにおけるドアガラス30の場合も、以上述べた
(第4図乃至第8図に示す)構成と全く同様であ
つて、同様の不具合が生じるものである。
辺形に形成したドアガラス30が使用されるリヤ
ドアの場合を述べたが、第9図に示す変形五角形
に形成したドアガラス30を使用するフロントド
アにおけるドアガラス30の場合も、以上述べた
(第4図乃至第8図に示す)構成と全く同様であ
つて、同様の不具合が生じるものである。
即ち、ドアガラス30を支持する(昇降させ
る)支点70とドアガラス重量中心(重心)80
とが一致し、かつレギユレータ機構によるドアガ
ラス30の昇降方向(昇降力が加わる方向)Aと
実際にドアガラス30がドアフレーム1(ドアガ
ラスラン20)内で上下摺動する(移動する)方
向Bとが一致してない限り、ドアガラス30上下
摺動時(昇降時)における前述した不具合は生じ
得るものであり、前記各条件を全く一致させるこ
とは現状の車体構造では不可能なものである。
る)支点70とドアガラス重量中心(重心)80
とが一致し、かつレギユレータ機構によるドアガ
ラス30の昇降方向(昇降力が加わる方向)Aと
実際にドアガラス30がドアフレーム1(ドアガ
ラスラン20)内で上下摺動する(移動する)方
向Bとが一致してない限り、ドアガラス30上下
摺動時(昇降時)における前述した不具合は生じ
得るものであり、前記各条件を全く一致させるこ
とは現状の車体構造では不可能なものである。
そこで、この考案の目的は、ドアガラス昇降時
におけるドアガラスとドアガラスランとの摺動抵
抗を低減し、ドアガラスの昇降操作力を低減して
昇降操作性を向上するとともに、ドアガラスラン
の耐久性を向上することである。
におけるドアガラスとドアガラスランとの摺動抵
抗を低減し、ドアガラスの昇降操作力を低減して
昇降操作性を向上するとともに、ドアガラスラン
の耐久性を向上することである。
そのため、この考案は上述の問題点を、ドアガ
ラス昇降時にドアガラスランと当接するドアガラ
スの角部を、このドアガラスの縦辺から横辺に向
けて大きな曲率のアプローチアール状となるよう
形成するとともに、この角部のアプローチアール
部と前記ドアガラスの横辺とを小さな曲率の単純
アール部で結ぶことにより解決しよとするもので
ある。
ラス昇降時にドアガラスランと当接するドアガラ
スの角部を、このドアガラスの縦辺から横辺に向
けて大きな曲率のアプローチアール状となるよう
形成するとともに、この角部のアプローチアール
部と前記ドアガラスの横辺とを小さな曲率の単純
アール部で結ぶことにより解決しよとするもので
ある。
さらに詳しくは、第1図の符号を付して説明す
ると、車両前後方向に間隔をおき略平行に配設さ
れるドアフレーム1に嵌着のドアガラスラン2内
に、前辺31aおよび後辺31b(第2図参照)
等の縦辺31とこれら各縦辺31,31a,31
bを結ぶ上辺32aおよび下辺32b(第2図参
照)等の横辺32から成るドアガラス3が上下に
摺動自在に挿入案内されて成るドア構造におい
て、前記ドアガラス3の外形を形成する角部4
(ドアガラス前辺31a上部の角部4a)を、こ
のドアガラス3の前記縦辺31から横辺32に向
けて僅かづつゆるやかな大きな曲率のアプローチ
アール状に切り込んで、この角部4,4aにアプ
ローチアール部5を形成するとともに、このアプ
ローチアール部5とドアガラス3の横辺32とを
小さな曲率の単純アール部6で結んだものであ
る。
ると、車両前後方向に間隔をおき略平行に配設さ
れるドアフレーム1に嵌着のドアガラスラン2内
に、前辺31aおよび後辺31b(第2図参照)
等の縦辺31とこれら各縦辺31,31a,31
bを結ぶ上辺32aおよび下辺32b(第2図参
照)等の横辺32から成るドアガラス3が上下に
摺動自在に挿入案内されて成るドア構造におい
て、前記ドアガラス3の外形を形成する角部4
(ドアガラス前辺31a上部の角部4a)を、こ
のドアガラス3の前記縦辺31から横辺32に向
けて僅かづつゆるやかな大きな曲率のアプローチ
アール状に切り込んで、この角部4,4aにアプ
ローチアール部5を形成するとともに、このアプ
ローチアール部5とドアガラス3の横辺32とを
小さな曲率の単純アール部6で結んだものであ
る。
上述の手段によれば、ドアガラス3昇降時にド
アガラスラン2と直接当接する前記ドアガラス3
の角部4,4aに、この角部4,4aを形成する
前記ドアガラス3の縦辺31(前辺31a)から
横辺32(上辺32a)向けて僅かづつゆるやか
に切り込まれる大きな曲率のアプローチアール部
5を形成するとともに、このアプローチアール部
5と前記ドアガラス3の横辺32,32aとを小
さな曲率の単純アール部6で結ぶようにしてドア
ガラス3の角部4,4aを形成することにより、
ドアガラス3昇降時において、ドアガラス3が例
えば第2図の矢印Cのように移動して前方傾斜状
態(所謂前のめり)となつた場合、前記ドアガラ
ス3の角部4(前辺31a上部の角部4aおよび
第2図に示す後辺31b下部の角部4b)に形成
した大きな曲率のアプローチアール部5が前記ド
アガラスラン2に直接当接して摺動する(摺接す
る)ことになり、このドアガラスラン2と前記ド
アガラス3の角部4,4a,4bのアプローチア
ール部5との点接触(点当り)を柔らげることが
できる、即ち線接触に近づけることができ接触面
積を大きくすることができるとともに、これによ
り前記ドアガラス3の角部4,4a,4bのアプ
ローチアール部5に作用する摺接力(摺動面圧)
をある程度分散することができるため、前記ドア
ガラス3(各角部4a,4b)は前記ドアガラス
ラン2内をスムーズに上下摺動することができ、
ドアガラス3とドアガラスラン2との摺動抵抗を
低減してドアガラスの昇降操作性を向上すること
ができ、またドアガラス3の各角部4a,4b
(アプローチアール部5)が前記ドアガラスラン
2に引つ掛る(所謂つつかかる)ことがないた
め、前述の摺動抵抗低減と相まつてドアガラスラ
ン2が、摺接するドアガラス3(各角部4う、4
b)による摩耗を低減することができ、このドア
ガラスラン2の耐久性を向上することができる。
アガラスラン2と直接当接する前記ドアガラス3
の角部4,4aに、この角部4,4aを形成する
前記ドアガラス3の縦辺31(前辺31a)から
横辺32(上辺32a)向けて僅かづつゆるやか
に切り込まれる大きな曲率のアプローチアール部
5を形成するとともに、このアプローチアール部
5と前記ドアガラス3の横辺32,32aとを小
さな曲率の単純アール部6で結ぶようにしてドア
ガラス3の角部4,4aを形成することにより、
ドアガラス3昇降時において、ドアガラス3が例
えば第2図の矢印Cのように移動して前方傾斜状
態(所謂前のめり)となつた場合、前記ドアガラ
ス3の角部4(前辺31a上部の角部4aおよび
第2図に示す後辺31b下部の角部4b)に形成
した大きな曲率のアプローチアール部5が前記ド
アガラスラン2に直接当接して摺動する(摺接す
る)ことになり、このドアガラスラン2と前記ド
アガラス3の角部4,4a,4bのアプローチア
ール部5との点接触(点当り)を柔らげることが
できる、即ち線接触に近づけることができ接触面
積を大きくすることができるとともに、これによ
り前記ドアガラス3の角部4,4a,4bのアプ
ローチアール部5に作用する摺接力(摺動面圧)
をある程度分散することができるため、前記ドア
ガラス3(各角部4a,4b)は前記ドアガラス
ラン2内をスムーズに上下摺動することができ、
ドアガラス3とドアガラスラン2との摺動抵抗を
低減してドアガラスの昇降操作性を向上すること
ができ、またドアガラス3の各角部4a,4b
(アプローチアール部5)が前記ドアガラスラン
2に引つ掛る(所謂つつかかる)ことがないた
め、前述の摺動抵抗低減と相まつてドアガラスラ
ン2が、摺接するドアガラス3(各角部4う、4
b)による摩耗を低減することができ、このドア
ガラスラン2の耐久性を向上することができる。
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
を説明する。
第1図から第3図までの図面は、この考案の実
施例を示しており、ドア上部にドアフレームが固
定されたドアフレーム付き車両における車両側部
後方側のリヤドアの構成を例に挙げて説明する
と、第2図および第3図に示すように、ドアガラ
ス3の外形形状と略同一形状を成すドアフレーム
1がドアD本体の上部に固定されるとともに、こ
のドアフレーム1内には断面コ字形のドアガラス
ラン2が嵌め込まれており、このドアガラスラン
2が嵌着された前記ドアフレーム1の前方辺11
aおよび後方辺11bにおける前記ドアガラスラ
ン2内に、前記ドアガラス3の縦辺31であ前辺
31aおよび後辺31bが挿入案内されて、この
ドアガラス3が上下に摺動自在に挿入案内されて
いるものである。またドアガラス3閉時にはこの
ドアガラス3の前記各縦辺31(前辺31aおよ
び後辺31b)を結ぶ横辺32である上辺32a
が前記ドアフレーム1の上方辺12に嵌着された
ドアガラスラン2内に入り込む(挿入案内され
る)ようになるものである。そしてドアガラス3
を開閉するべくこのドアガラス3昇降時には、レ
ギユレータ機構(符号13乃至16)により前記
ドアガラス3(縦辺31である前辺31aおよび
後辺31b)が前記ドアフレーム1(前方辺11
aおよび後方辺11bに嵌着されたドアガラスラ
ン2内)に沿つて上下に摺動することにより、前
記ドアガラス3が昇降されるよう構成されてい
る。
施例を示しており、ドア上部にドアフレームが固
定されたドアフレーム付き車両における車両側部
後方側のリヤドアの構成を例に挙げて説明する
と、第2図および第3図に示すように、ドアガラ
ス3の外形形状と略同一形状を成すドアフレーム
1がドアD本体の上部に固定されるとともに、こ
のドアフレーム1内には断面コ字形のドアガラス
ラン2が嵌め込まれており、このドアガラスラン
2が嵌着された前記ドアフレーム1の前方辺11
aおよび後方辺11bにおける前記ドアガラスラ
ン2内に、前記ドアガラス3の縦辺31であ前辺
31aおよび後辺31bが挿入案内されて、この
ドアガラス3が上下に摺動自在に挿入案内されて
いるものである。またドアガラス3閉時にはこの
ドアガラス3の前記各縦辺31(前辺31aおよ
び後辺31b)を結ぶ横辺32である上辺32a
が前記ドアフレーム1の上方辺12に嵌着された
ドアガラスラン2内に入り込む(挿入案内され
る)ようになるものである。そしてドアガラス3
を開閉するべくこのドアガラス3昇降時には、レ
ギユレータ機構(符号13乃至16)により前記
ドアガラス3(縦辺31である前辺31aおよび
後辺31b)が前記ドアフレーム1(前方辺11
aおよび後方辺11bに嵌着されたドアガラスラ
ン2内)に沿つて上下に摺動することにより、前
記ドアガラス3が昇降されるよう構成されてい
る。
このように構成されたドアおよびドア構造であ
つて、第1図および第2図に示すようにドアガラ
ス3昇降時にドアガラスラン2と直接当接する前
記ドアガラス3の角部4(ドアガラス3の外形を
形成する角部4)を、この角部4を形成する前記
ドアガラス3の縦辺31から横辺32に向けて、
即ち第1図の拡大図で示すようにドアガラス3の
前辺31a上部の角部4aの場合にはドアガラス
3の縦辺31である前辺31aから横辺32であ
る上辺32aに向けて、僅かづつゆるやかな大き
な曲率の所謂アプローチアール状に切り込んで
(即ち切り落として)、この角部4a(前辺31a
上部の角部4a)に大きな曲率のアプローチアー
ル部5を形成する、即ちドアガラス3の前辺31
a上部の角部4aをこの前辺31aから上辺32
aに向けて徐々に深く切り込まれかつ僅かづつゆ
るやかに円弧状に傾斜する所謂アプローチ状のア
ールを形成するべくアプローチアール部5に形成
するとともに、この角部4aに形成したアプロー
チアール部5における上端(即ち前記横辺32で
ある上辺32a側の端部)と前記ドアガラス3の
横辺32である上辺32aとを小さな曲率の単純
なアール状に結んで、即ち小さな曲率の単純アー
ル部6で結んでドアガラス3の角部4aを形成し
たものである。尚、このドアガラス3の前辺31
a上部の角部4aに形成した前記アプローチアー
ル部5の切り込み寸法10は、前記ドアガラス3
の前傾度合(即ち前記ドアフレーム1の後傾状態
およびドアガラス3とドアガラスラン2との隙間
9の寸法等)により決定されるものである。ま
た、この第1図にはドアガラス3の前辺31a上
部の角部4aの形状を示したが、第2図における
他の角部4b,4c,4dも同様の形状(即ちア
プローチアール部5と単純アール部6)に形成さ
れるものである。
つて、第1図および第2図に示すようにドアガラ
ス3昇降時にドアガラスラン2と直接当接する前
記ドアガラス3の角部4(ドアガラス3の外形を
形成する角部4)を、この角部4を形成する前記
ドアガラス3の縦辺31から横辺32に向けて、
即ち第1図の拡大図で示すようにドアガラス3の
前辺31a上部の角部4aの場合にはドアガラス
3の縦辺31である前辺31aから横辺32であ
る上辺32aに向けて、僅かづつゆるやかな大き
な曲率の所謂アプローチアール状に切り込んで
(即ち切り落として)、この角部4a(前辺31a
上部の角部4a)に大きな曲率のアプローチアー
ル部5を形成する、即ちドアガラス3の前辺31
a上部の角部4aをこの前辺31aから上辺32
aに向けて徐々に深く切り込まれかつ僅かづつゆ
るやかに円弧状に傾斜する所謂アプローチ状のア
ールを形成するべくアプローチアール部5に形成
するとともに、この角部4aに形成したアプロー
チアール部5における上端(即ち前記横辺32で
ある上辺32a側の端部)と前記ドアガラス3の
横辺32である上辺32aとを小さな曲率の単純
なアール状に結んで、即ち小さな曲率の単純アー
ル部6で結んでドアガラス3の角部4aを形成し
たものである。尚、このドアガラス3の前辺31
a上部の角部4aに形成した前記アプローチアー
ル部5の切り込み寸法10は、前記ドアガラス3
の前傾度合(即ち前記ドアフレーム1の後傾状態
およびドアガラス3とドアガラスラン2との隙間
9の寸法等)により決定されるものである。ま
た、この第1図にはドアガラス3の前辺31a上
部の角部4aの形状を示したが、第2図における
他の角部4b,4c,4dも同様の形状(即ちア
プローチアール部5と単純アール部6)に形成さ
れるものである。
而して、前述の第4図乃至第8図に示す従来技
術と同様、例えば第2図に示すようにレギユレー
タ機構におけるチヤンネル16(第3図参照)に
よるドアガラス3を支持する(昇降されるべく昇
降力が加わる)支点7が、ドアガラス3重量支点
(重量)8より車両後方側にある(ずれている)
構成であつて、このドアガラス3を閉じるべく上
昇する場合には、この第2図に示すようにドアフ
レーム1の前方辺11aおよび後方辺11bの傾
斜(後傾)により、矢印Cのように前記ドアガラ
ス3がドアガラスラン2との隙間9の分だけ車両
前方側に移動して前方傾斜状態(所謂前のめり)
となつて上昇される(押し上げられる)ことにな
り、この前方傾斜状態(前のめり)となつたドア
ガラス3の前辺31a上部の角部4aと後辺31
b下部の角部4bがドアガラスラン2に直接当接
して摺動する(上昇する)ことになるが、このド
アガラスラン2に直接当接して摺動する(摺接す
る)前記各角部4a,4bは大きな曲率のアプロ
ーチアール部5と小さな曲率の単純アール部6と
で形成されており、例えばドアガラス3の前辺3
1a上部の角部4aについて説明すると第1図に
示すように、前記ドアガラス3上昇時におけるド
アガラス3の前方傾斜状態(前のめり)には、前
記ドアガラス3の前辺31a上部の角部4aに形
成の大きな曲率のアプローチアール部5が前記ド
アガラスラン2に直接当接して摺動する(摺接す
る)ことになるため、このドアガラスラン2と前
記ドアガラス3の前辺31aの上部の角部4aに
形成したアプローチアール部5との所謂点接触
(点当り)を柔らげることができる、即ち前記ド
アガラスラン2と前記角部4aのアプローチアー
ル部5とを線接触に近づけることができるととも
に、この点接触(点当り)を柔らげる(線接触に
近づける)ことにより前記ドアガラス3の前辺3
1a上部の角部4aに形成したアプローチアール
部5に作用する前記ドアガラスラン2との当接
(摺接)による摺接力(摺動面圧)をある程度分
散することができるものである。尚、前記ドアガ
ラス3の前方傾斜状態(前のめり)での上昇時に
は第2図に示すドアガラス3の後辺31b下部の
角部4bもドアガラスラン2に直接当接して摺動
する(摺接する)ことになるが、このドアガラス
3の後辺31b下部の角部4bも前記前辺31a
上部の角部4aと同様、アプローチアール部5と
単純アール部6とで形成されており、前記ドアガ
ラスラン2とは第1図に示すような前記ドアガラ
ス3の前辺31a上部の角部4aと同様の摺接状
態とすることができるものである。
術と同様、例えば第2図に示すようにレギユレー
タ機構におけるチヤンネル16(第3図参照)に
よるドアガラス3を支持する(昇降されるべく昇
降力が加わる)支点7が、ドアガラス3重量支点
(重量)8より車両後方側にある(ずれている)
構成であつて、このドアガラス3を閉じるべく上
昇する場合には、この第2図に示すようにドアフ
レーム1の前方辺11aおよび後方辺11bの傾
斜(後傾)により、矢印Cのように前記ドアガラ
ス3がドアガラスラン2との隙間9の分だけ車両
前方側に移動して前方傾斜状態(所謂前のめり)
となつて上昇される(押し上げられる)ことにな
り、この前方傾斜状態(前のめり)となつたドア
ガラス3の前辺31a上部の角部4aと後辺31
b下部の角部4bがドアガラスラン2に直接当接
して摺動する(上昇する)ことになるが、このド
アガラスラン2に直接当接して摺動する(摺接す
る)前記各角部4a,4bは大きな曲率のアプロ
ーチアール部5と小さな曲率の単純アール部6と
で形成されており、例えばドアガラス3の前辺3
1a上部の角部4aについて説明すると第1図に
示すように、前記ドアガラス3上昇時におけるド
アガラス3の前方傾斜状態(前のめり)には、前
記ドアガラス3の前辺31a上部の角部4aに形
成の大きな曲率のアプローチアール部5が前記ド
アガラスラン2に直接当接して摺動する(摺接す
る)ことになるため、このドアガラスラン2と前
記ドアガラス3の前辺31aの上部の角部4aに
形成したアプローチアール部5との所謂点接触
(点当り)を柔らげることができる、即ち前記ド
アガラスラン2と前記角部4aのアプローチアー
ル部5とを線接触に近づけることができるととも
に、この点接触(点当り)を柔らげる(線接触に
近づける)ことにより前記ドアガラス3の前辺3
1a上部の角部4aに形成したアプローチアール
部5に作用する前記ドアガラスラン2との当接
(摺接)による摺接力(摺動面圧)をある程度分
散することができるものである。尚、前記ドアガ
ラス3の前方傾斜状態(前のめり)での上昇時に
は第2図に示すドアガラス3の後辺31b下部の
角部4bもドアガラスラン2に直接当接して摺動
する(摺接する)ことになるが、このドアガラス
3の後辺31b下部の角部4bも前記前辺31a
上部の角部4aと同様、アプローチアール部5と
単純アール部6とで形成されており、前記ドアガ
ラスラン2とは第1図に示すような前記ドアガラ
ス3の前辺31a上部の角部4aと同様の摺接状
態とすることができるものである。
従つて前記ドアガラス3の各角部4a,4bの
アプローチアール部5と前記ドアガラスラン2と
の摺接により、前記ドアガラス3(各角部4a,
4b)は前記ドアガラスラン2内を極めてスムー
ズに摺動して上昇することができ、ドアガラス3
(各角部4a,4b)とドアガラスラン2との摺
動抵抗を低減することができるため、ドアガラス
3の上昇操作荷重(上昇操作力)を大幅に低減す
ることができ、所謂ドアガラス3の上昇操作性を
大幅に向上することができるものである。
アプローチアール部5と前記ドアガラスラン2と
の摺接により、前記ドアガラス3(各角部4a,
4b)は前記ドアガラスラン2内を極めてスムー
ズに摺動して上昇することができ、ドアガラス3
(各角部4a,4b)とドアガラスラン2との摺
動抵抗を低減することができるため、ドアガラス
3の上昇操作荷重(上昇操作力)を大幅に低減す
ることができ、所謂ドアガラス3の上昇操作性を
大幅に向上することができるものである。
また、前記ドアガラスラン2に摺接する前記ド
アガラス3の各角部4a,4bはアプローチアー
ル部5に形成されているとともに、これにより各
角部4a,4bのアプローチアール部5と前記ド
アガラスラン2との点接触(点当り)を柔らげる
ことができ(線接触に近づけることができ)、か
つ前記アプローチアール部5に作用する前記ドア
ガラスラン2との摺接力(摺接面圧)をある程度
分散できることにより、ドアガラス3の上昇時に
おけるドアガラス3の前方傾斜状態(前のめり)
においても、前記ドアガラス3の各角部4a,4
b(アプローチアール部5)が前記ドアガラスラ
ン2に引つ掛る(所謂つつかかる)ことを防止で
きる、即ち前記ドアガラス3の各角部4a,4b
(アプローチアール部5)前記ドアガラスラン2
に食い込むことを防止できるため、前述したよう
なドアガラス3(各角部4a,4bのアプローチ
アール部5)とドアガラスラン2との摺動抵抗低
減(ドアガラス3の上昇操作力の低減による上昇
操作性の向上)と相まつて、前記ドアガラス3
(各角部4a,4bのアプローチアール部5)の
摺接による前記ドアガラスラン2の摩耗を大幅に
低減することができ、このドアガラスラン2の耐
久性を大幅に向上することができるものである。
アガラス3の各角部4a,4bはアプローチアー
ル部5に形成されているとともに、これにより各
角部4a,4bのアプローチアール部5と前記ド
アガラスラン2との点接触(点当り)を柔らげる
ことができ(線接触に近づけることができ)、か
つ前記アプローチアール部5に作用する前記ドア
ガラスラン2との摺接力(摺接面圧)をある程度
分散できることにより、ドアガラス3の上昇時に
おけるドアガラス3の前方傾斜状態(前のめり)
においても、前記ドアガラス3の各角部4a,4
b(アプローチアール部5)が前記ドアガラスラ
ン2に引つ掛る(所謂つつかかる)ことを防止で
きる、即ち前記ドアガラス3の各角部4a,4b
(アプローチアール部5)前記ドアガラスラン2
に食い込むことを防止できるため、前述したよう
なドアガラス3(各角部4a,4bのアプローチ
アール部5)とドアガラスラン2との摺動抵抗低
減(ドアガラス3の上昇操作力の低減による上昇
操作性の向上)と相まつて、前記ドアガラス3
(各角部4a,4bのアプローチアール部5)の
摺接による前記ドアガラスラン2の摩耗を大幅に
低減することができ、このドアガラスラン2の耐
久性を大幅に向上することができるものである。
さらに、前記ドアガラス3の各角部4a,4b
に形成したアプローチアール部5における上端
(即ちドアガラス3の横辺32である上辺32a
側の端部)と前記ドアガラス3の上辺32aとは
小さな曲率の単純アールで結ぶよう単純アール部
6が形成されているため、この部位(即ち単純ア
ール部6)が前記ドアガラスラン2に摺接した場
合であつても、このドアガラスラン2に引つ掛つ
たり(つつかかつたり)して摺接抵抗が増加する
という不具合は全く生じないものである。
に形成したアプローチアール部5における上端
(即ちドアガラス3の横辺32である上辺32a
側の端部)と前記ドアガラス3の上辺32aとは
小さな曲率の単純アールで結ぶよう単純アール部
6が形成されているため、この部位(即ち単純ア
ール部6)が前記ドアガラスラン2に摺接した場
合であつても、このドアガラスラン2に引つ掛つ
たり(つつかかつたり)して摺接抵抗が増加する
という不具合は全く生じないものである。
さらにまた、前述した第4図乃至第8図で示す
従来技術の問題点において説明したように、前記
ドアガラス3の角部4の単純アールを単に大きく
して摺動抵抗を低減する構成に比べ、この考案の
如き第1図および第2図に示すように前記ドアガ
ラス3の各角部4a,4bに僅かづつゆるやかに
切り込まれるアプローチアール部5を形成する構
成では、このアプローチアール部5を形成するべ
く前記ドアガラス3の各角部4a,4bの切り込
み量に即ち切り落とし量)はそれぞれ程大きくな
い(アプローチアール部5により切り込み量は小
さくてすむ)ことにより、ドアガラス3全閉時に
はこのドアガラス3の各角部4a,4b(アプロ
ーチアール部5)が前記ドアガラスラン2の各コ
ーナー部に確実かつ完全に入り込む(保持され
る)ことができ、シール性が低減することはない
ため、水洩れや風切音が発生するという不具合は
全く生じないものである。
従来技術の問題点において説明したように、前記
ドアガラス3の角部4の単純アールを単に大きく
して摺動抵抗を低減する構成に比べ、この考案の
如き第1図および第2図に示すように前記ドアガ
ラス3の各角部4a,4bに僅かづつゆるやかに
切り込まれるアプローチアール部5を形成する構
成では、このアプローチアール部5を形成するべ
く前記ドアガラス3の各角部4a,4bの切り込
み量に即ち切り落とし量)はそれぞれ程大きくな
い(アプローチアール部5により切り込み量は小
さくてすむ)ことにより、ドアガラス3全閉時に
はこのドアガラス3の各角部4a,4b(アプロ
ーチアール部5)が前記ドアガラスラン2の各コ
ーナー部に確実かつ完全に入り込む(保持され
る)ことができ、シール性が低減することはない
ため、水洩れや風切音が発生するという不具合は
全く生じないものである。
尚、前記ドアガラス3を開けるべくドアガラス
3を下降する場合には、前述(第1図および第2
図)のドアガラス3上昇時とは逆に、図示してな
いがドアガラス3が車両後方側に移動して後方傾
斜状態(所謂後のめり)となつて下降することに
なり、第2図におけるドアガラス3の前辺31a
下部の角部4cと後辺31b上部の角部4dが前
記ドアガラスラン2に直接当接して摺動する(摺
接する)ことになるが、これら各角部4c,4d
とも前述した(第1図に示す)ようなアプローチ
アール部5と小さな曲率の単純アール部6を形成
することにより、前述した(第1図および第2図
に示す)ドアガラス3上昇時の場合と同様の作用
を成し、同様の作用効果を得ることができるもの
である。
3を下降する場合には、前述(第1図および第2
図)のドアガラス3上昇時とは逆に、図示してな
いがドアガラス3が車両後方側に移動して後方傾
斜状態(所謂後のめり)となつて下降することに
なり、第2図におけるドアガラス3の前辺31a
下部の角部4cと後辺31b上部の角部4dが前
記ドアガラスラン2に直接当接して摺動する(摺
接する)ことになるが、これら各角部4c,4d
とも前述した(第1図に示す)ようなアプローチ
アール部5と小さな曲率の単純アール部6を形成
することにより、前述した(第1図および第2図
に示す)ドアガラス3上昇時の場合と同様の作用
を成し、同様の作用効果を得ることができるもの
である。
またドアガラス3を支持する(昇降させるべく
昇降力が加わる)支点7がドアガラス重量中心
(重心)8より車両前方側にある(ずれている)
構成では、このドアガラス3の動き(傾き状態
等)が前述の第1図および第2図の構成とは逆に
なるが、ドアガラス3の角部4,4a,4b,4
c,4dにアプローチアール部5および小さな曲
率の単純アール部6を形成したことにより、ドア
ガラス3昇降時には前述の第1図および第2図の
構成と同様の作用効果を得ることができるもので
ある。
昇降力が加わる)支点7がドアガラス重量中心
(重心)8より車両前方側にある(ずれている)
構成では、このドアガラス3の動き(傾き状態
等)が前述の第1図および第2図の構成とは逆に
なるが、ドアガラス3の角部4,4a,4b,4
c,4dにアプローチアール部5および小さな曲
率の単純アール部6を形成したことにより、ドア
ガラス3昇降時には前述の第1図および第2図の
構成と同様の作用効果を得ることができるもので
ある。
さらにドアD上部にドアフレーム1を有しない
所謂ドアフレームレス車両の場合には、ドアフレ
ーム1D上部(ドアベルトラインより上部)はド
アガラス3(角部4のアプローチアール部5)が
車体に取付けられたウエザストリツプに直接当接
して摺動する(摺接する)ことになるが、このウ
エザストリツプに摺接する前記ドアガラス3の角
部4はアプローチアール部5および小さな曲率の
単純アール部6が形成されていることにより、前
述の第1図乃至第3図に示すドアフレーム付き車
両におけるドアフレーム1内に嵌着されたドアガ
ラスラン2とドアガラス3(角部4のアプローチ
アール部5)との摺接の場合と同様の作用(動
き)を成すものであつて、このドアフレーレス車
両であつても同様の作用効果を得ることができる
とともに、このドアフレームレス車両においては
ドアD内部(ドアベルトラインより下部)に配設
される各ロアドアフレーム内に嵌着されたドアガ
ラスラン内にドアガラス3(前辺31aおよび後
辺31b)が挿入案内される構成となつており、
このドアD内部は前述の第1図乃至第3図に示す
ドアD上部のドアフレーム1に挿入案内されるド
アガラス3の場合と同様の構成となつており、こ
のドアフレームレス車両におけるドアD内部にお
いても、前述の第1図乃至第3図に示すドアフレ
ーム付き車両と同様の作用効果を得ることができ
るものである。
所謂ドアフレームレス車両の場合には、ドアフレ
ーム1D上部(ドアベルトラインより上部)はド
アガラス3(角部4のアプローチアール部5)が
車体に取付けられたウエザストリツプに直接当接
して摺動する(摺接する)ことになるが、このウ
エザストリツプに摺接する前記ドアガラス3の角
部4はアプローチアール部5および小さな曲率の
単純アール部6が形成されていることにより、前
述の第1図乃至第3図に示すドアフレーム付き車
両におけるドアフレーム1内に嵌着されたドアガ
ラスラン2とドアガラス3(角部4のアプローチ
アール部5)との摺接の場合と同様の作用(動
き)を成すものであつて、このドアフレーレス車
両であつても同様の作用効果を得ることができる
とともに、このドアフレームレス車両においては
ドアD内部(ドアベルトラインより下部)に配設
される各ロアドアフレーム内に嵌着されたドアガ
ラスラン内にドアガラス3(前辺31aおよび後
辺31b)が挿入案内される構成となつており、
このドアD内部は前述の第1図乃至第3図に示す
ドアD上部のドアフレーム1に挿入案内されるド
アガラス3の場合と同様の構成となつており、こ
のドアフレームレス車両におけるドアD内部にお
いても、前述の第1図乃至第3図に示すドアフレ
ーム付き車両と同様の作用効果を得ることができ
るものである。
さらにまた、以上の説明では第2図および第3
図に示すように略平行四辺形に形成したドアガラ
ス3が主に使用されるリヤドアの場合を述べた
が、第9図に示す従来技術の構成で述べた変形五
角形に形成したドアガラス30を使用するフロン
トドアにおけるドアガラス3の場合も、以上述べ
た(第1図乃至第3図)ような構成(ドアガラス
3の角部4にアプローチアール部5と小さな曲率
の単純アール部6を形成する)とすることによ
り、同様の作用効果を得ることができるものであ
る。
図に示すように略平行四辺形に形成したドアガラ
ス3が主に使用されるリヤドアの場合を述べた
が、第9図に示す従来技術の構成で述べた変形五
角形に形成したドアガラス30を使用するフロン
トドアにおけるドアガラス3の場合も、以上述べ
た(第1図乃至第3図)ような構成(ドアガラス
3の角部4にアプローチアール部5と小さな曲率
の単純アール部6を形成する)とすることによ
り、同様の作用効果を得ることができるものであ
る。
この考案は上述のように、ドアガラス3の外形
を形成する角部(即ちドアガラス昇降時にドアガ
ラスランと直接当接するドアガラスの角部)を、
このドアガラスの縦辺から横辺に向けて僅かづつ
ゆるやかな大きな曲率のアプローチアール状に切
り込んでこの角部にアプローチアール部ヲ形成す
るとともに、このアプローチアール部と前記ドア
ガラスの横辺とを小さな曲率の単純アール部で結
んだものであつて、ドアガラス昇降時にはこのド
アガラスの前記角部に形成したアプローチアール
部が前記ドアガラスランに摺接することにより、
このドアガラスランと前記ドアガラス角部(アプ
ローチアール部)との点接触(点当り)を柔らげ
ることができ(線接触に近づけることができ)、
かつ摺接力(摺動面圧)を分散させることができ
るため、前記ドアガラス(角部のアプローチアー
ル部)とドアガラスランとの摺動抵抗を低減する
ことができ、ドアガラスの昇降操作荷重(即ち昇
降操作力)を大幅に低減して、所謂昇降操作性を
大幅に向上することができる。またドアガラスの
角部はアプローチアール部が前記ドアガラスラン
に摺接することにより、このドアガラスの角部
(アプローチアール部)が前記ドアガラスランに
引つ掛る(所謂つつかかる)ことを防止できるた
め、前述の摺動抵抗低減と相まつて前記ドアガラ
スランの摺接による前記ドアガラスランの摩耗を
低減することができ、このドアガラスランの耐久
性を大幅に向上することができる。さらにこのよ
うな効果を得るべく前記ドアガラスの角部に形成
される前記アプローチアール部の切り込み量は小
さいことにより、全閉時には前記ドアガラスラン
のコーナー部に確実かつ完全に入り込むことがで
きるため、ドアガラス(角部のアプローチアール
部)とドアガラスラン(コーナー部)とのシール
性が低下することは全くなく、水洩れや風切音の
発生を確実に防止することができる。
を形成する角部(即ちドアガラス昇降時にドアガ
ラスランと直接当接するドアガラスの角部)を、
このドアガラスの縦辺から横辺に向けて僅かづつ
ゆるやかな大きな曲率のアプローチアール状に切
り込んでこの角部にアプローチアール部ヲ形成す
るとともに、このアプローチアール部と前記ドア
ガラスの横辺とを小さな曲率の単純アール部で結
んだものであつて、ドアガラス昇降時にはこのド
アガラスの前記角部に形成したアプローチアール
部が前記ドアガラスランに摺接することにより、
このドアガラスランと前記ドアガラス角部(アプ
ローチアール部)との点接触(点当り)を柔らげ
ることができ(線接触に近づけることができ)、
かつ摺接力(摺動面圧)を分散させることができ
るため、前記ドアガラス(角部のアプローチアー
ル部)とドアガラスランとの摺動抵抗を低減する
ことができ、ドアガラスの昇降操作荷重(即ち昇
降操作力)を大幅に低減して、所謂昇降操作性を
大幅に向上することができる。またドアガラスの
角部はアプローチアール部が前記ドアガラスラン
に摺接することにより、このドアガラスの角部
(アプローチアール部)が前記ドアガラスランに
引つ掛る(所謂つつかかる)ことを防止できるた
め、前述の摺動抵抗低減と相まつて前記ドアガラ
スランの摺接による前記ドアガラスランの摩耗を
低減することができ、このドアガラスランの耐久
性を大幅に向上することができる。さらにこのよ
うな効果を得るべく前記ドアガラスの角部に形成
される前記アプローチアール部の切り込み量は小
さいことにより、全閉時には前記ドアガラスラン
のコーナー部に確実かつ完全に入り込むことがで
きるため、ドアガラス(角部のアプローチアール
部)とドアガラスラン(コーナー部)とのシール
性が低下することは全くなく、水洩れや風切音の
発生を確実に防止することができる。
第1図から第3図までの図面はこの考案の実施
例を示しており、第1図は第2図の部拡大図、
第2図はドアガラス上昇途中のドアガラス前方傾
斜状態におけるドアガラス(角部)とドアガラス
ランとの摺接状態(ドア本体およびドア上部のド
アフレームを省いた状態)を示す概略側面図、第
3図はドアガラス昇降途中のドア全体概略側面
図、第4図から第11図までの図面は従来例を示
しており、第4図は第1図相当拡大図、第5図は
第2図相当の概略側面図、第6図はレギユレータ
機構とドアガラスの動きを説明する概略側面図
(ドアガラスを昇降するべく操作力が加わつてい
ないドアガラスの傾いていない状態を示す概略側
面図)、第7図は第3図相当概略側面図、第8図
は第7図の−線断面図、第9図および第10
図はドアガラスの車体側面図を示しており、第9
図は主にフロントドアに使用される変形五角形の
ドアガラスの単体側面図、第10図は主にリヤド
アに使用される略平行四辺形のドアガラスの単体
側面図、第11図は第10図の部拡大図であ
る。 1……ドアフレーム、2……ドアガラスラン、
3……ドアガラス、31……縦辺、31a……前
辺、32……横辺、32a……上辺、4……角
部、5……アプローチアール部、6……単純アー
ル部。
例を示しており、第1図は第2図の部拡大図、
第2図はドアガラス上昇途中のドアガラス前方傾
斜状態におけるドアガラス(角部)とドアガラス
ランとの摺接状態(ドア本体およびドア上部のド
アフレームを省いた状態)を示す概略側面図、第
3図はドアガラス昇降途中のドア全体概略側面
図、第4図から第11図までの図面は従来例を示
しており、第4図は第1図相当拡大図、第5図は
第2図相当の概略側面図、第6図はレギユレータ
機構とドアガラスの動きを説明する概略側面図
(ドアガラスを昇降するべく操作力が加わつてい
ないドアガラスの傾いていない状態を示す概略側
面図)、第7図は第3図相当概略側面図、第8図
は第7図の−線断面図、第9図および第10
図はドアガラスの車体側面図を示しており、第9
図は主にフロントドアに使用される変形五角形の
ドアガラスの単体側面図、第10図は主にリヤド
アに使用される略平行四辺形のドアガラスの単体
側面図、第11図は第10図の部拡大図であ
る。 1……ドアフレーム、2……ドアガラスラン、
3……ドアガラス、31……縦辺、31a……前
辺、32……横辺、32a……上辺、4……角
部、5……アプローチアール部、6……単純アー
ル部。
Claims (1)
- 車両前後方向に間隔をおき略平行に配設される
ドアフレームに嵌着のドアガラスラン内に、前辺
および後辺等の縦辺とこれら各縦辺を結ぶ上辺お
よび下辺等の横辺から成るドアガラスが上下に摺
動自在に挿入案内されて成るドア構造において、
前記ドアガラスの外形を形成する角部を、このド
アガラスの前記縦辺から横辺に向けて僅かづつゆ
るやかな大きな曲率のアプローチアール状に切り
込んで、この角部にアプローチアール部を形成す
るとともに、このアプローチアール部とドアガラ
スの横辺とを小さな曲率の単純アール部で結んだ
ことを特徴とするドアガラス構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10841586U JPH0444420Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10841586U JPH0444420Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6314419U JPS6314419U (ja) | 1988-01-30 |
| JPH0444420Y2 true JPH0444420Y2 (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=30985591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10841586U Expired JPH0444420Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0444420Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP10841586U patent/JPH0444420Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6314419U (ja) | 1988-01-30 |
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