JPH0444488A - テレビジョン信号のエンコード装置 - Google Patents

テレビジョン信号のエンコード装置

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JPH0444488A
JPH0444488A JP2152465A JP15246590A JPH0444488A JP H0444488 A JPH0444488 A JP H0444488A JP 2152465 A JP2152465 A JP 2152465A JP 15246590 A JP15246590 A JP 15246590A JP H0444488 A JPH0444488 A JP H0444488A
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JP
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signal
time
image
motion vector
filter
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JP2152465A
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English (en)
Inventor
Ikuo Someya
郁男 染谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばMUSE方式のエンコーダ及びEDT
V方式のエンコーダ等に適用して好適なテレビジョン信
号のエンコード装置に関する。
[発明の概要] 本発明は、各画素の映像信号を空間周波数領域の伝送帯
域が広い静止画信号と空間周波数領域の伝送帯域が狭い
動画信号とに分けて、その静止画信号を複数フィールド
又は複数フレームに分けて伝送すると共に、画面全体が
規則的な動きをしているときにはその西面全体の動きを
示す動きベクトルを検出して伝送するテレビジョン信号
のエンコード装置において、遅延手段を用いて所定の時
間差のその映像信号を加算することによりその静止画信
号の時間方向の帯域制限を行う時間方向のフィルタを設
けると共に、その遅延手段における遅延時間をその動き
ベクトルに応じて変化させることにより、例えば静止物
体をパンニングしたときのその静止物体のデコーダ側で
の映像のボケを減少できると共に、そのバンニング時に
画面上で静止しているテロップ等のデコーダ側での映像
のギラツキやチラッキが減少できるようにしたものであ
る。
[従来の技術] テレビジョン受信機(デコーダ)における画像の解像度
を高めて画質を改善するためには、映像信号の空間周波
数領域におけるエンコーダからデコーダへの伝送帯域を
広くする必要があるが、現在の衛星放送等の伝送路では
その伝送帯域の拡張には限界がある。
そのため、例えばハイビジョン信号を衛星放送の1チヤ
ンネルで伝送するためのMUSE方式及びVHF帯等の
伝送路を用いて画質を改善するためのEDTV、ACT
V等においては、各画素を対応する映像信号の時間方向
の周波数(テンポラル周波数)が低い静止画素とそのテ
ンポラル周波数が高い動画素とに分けて、静止画素につ
いては複数フィールドに亘って広い空間周波数帯域の映
像信号を伝送し、動画素については比較的狭い帯域の映
像信号を伝送することにより、伝送路の伝送帯域を実質
的に拡張するようにしている。
また、そのままではカメラがバンニングしているような
場合にはその画面は動画として処理されて解像度が悪く
なるが、人間の視線はその画面中の特定の物体の画像に
追従して動くため静止画と同じ程度の解像度が要求され
る。そのため、例えばMUSE方式ではエンコーダ側で
全西面の動き量を示す動きベクトルを検出してデコーダ
側に電送し、デコーダ側ではその動きベクトルを用いて
静止画と同じ程度の解像度を得ている。
更に、静止画素についてはテンポラル周波数が低いこと
を前提とした処理を施しており、時間方向の折り返し歪
を減少させる必要があるため、エンコードの初期段階で
時間方向のローパスフィルタ(テンポラルフィルタ)を
設けることが検討されている。
第4図は従来のMUSU方式のエンコーダにそのテンポ
ラルフィルタを付加した例を示し、この第4図において
、ハイビジョン用カメラ等の3原色信号R,G、 Bは
夫々帯域制限用のローパスフィルタ(IR)〜(IB)
、サンプリング周波数が48.6MHzのA/D変換器
(2R)〜(2B)及び逆γ補正用の補正回路(3R)
〜(3B)を介してマトリクス回路(4)に供給され、
このマトリクス回路(4)から輝度信号Y及び色差信号
R−Y、B−Yが生成される。
この内の色差信号R−Y、B−Yについては色差信号処
理回路(5)にて静動適応処理及び時間圧縮処理が施さ
れ、この処理後の信号が図示省略された送信回路側に供
給される。一方、輝度信号Yは後述のテンポラルフィル
タ(6)、フィールド内ブリフィルタ(15)及び動き
ベクトル検出回路(17)に供給される。
この原始サンプリング時の伝送帯域は第5図Aに示す如
く、垂直方向に1125TV本且つ水平方向に24.3
M H−zである。また、フィールド周波数が60Hz
であるため、ナイキストの条件より時間方向の伝送帯域
は30Hzである。
そのテンポラルフィルタ(6)は入力信号に1フレ一ム
分の遅延を与えるフレームメモリよりなるフレーム遅延
回路(7)、加算回路(8)及び入力信号を1/2にす
る乗算回路(9)を縦続接続することにより構成され、
そのフレーム遅延回路(7)の入力と出力とが加算回路
(8)にて加算されてその乗算回路(9)に供給される
。従って、第nフィールドの輝度信号YをY (n)で
表してこの輝度信号Y (n)がそのテンポラルフィル
タ(6)に供給されるとすると、そのフレーム遅延回路
(7)から出力される輝度信号は第(n−2)フィール
ドの輝度信号Y(n−2)となり、そのテンポラルフィ
ルタ(6)から出力される第nフィールドの輝度信号Y
T (n)は YT (n) = (Y (n) +Y(n−2)) 
/2・・・・(1) で表すことができる。このテンポラルフィルタ(6)に
よって、その輝度信号YT (n)の時間方向の伝送帯
域は第5図Bに示す如<7.5Hz程度に制限される。
この輝度信号YT (n)は更に空間周波数領域の伝送
帯域として第5図Cに示す特性を有するフィールド間ブ
リフィルタ(10) 、 フィールドオフセットサブサ
ンプリング(VO3)を行う間引き処理部(11)及び
カットオフ周波数が12MHzのローパスフィルタ(1
2)を介して乗算回路(13)の一方の入力部に供給さ
れ、この乗算回路(13)の出力が加算回路(14)に
供給される。この加算回路(14)に供給される輝度信
号は時間方向の帯域が略7.5Hz以下の静止画信号で
あるとみなすことができる。
また、輝度信号Yの内でテンポラル周波数が30Hzま
での動画信号は空間周波数領域の伝送帯域として第5図
りに示す特性を有するフィールド内ブリフィルタ(15
)を介して乗算回路(16)の一方の入力部に供給され
、この乗算回路(16)の出力が加算回路(14)に供
給され、この加算回路(14)の加重混合出力が送信回
路側に供給される。第5図C及びDより明かな如く、静
止画の伝送帯域は動画の伝送帯域に比べて垂直方向には
2倍で且つ水平方向には3/2倍程度である。そして、
その図示省略された送信回路ではその加重混合出力にフ
レームオフセットサブサンプリング(FO3)即ちライ
ンオフセットサブサンプリング(LO3)が施される。
従って、MUSE方式のエンコーダは静止画素について
は、1フレームの画像データの内の1/2のサンプル点
のデータを1フレ一ム期間に送ると共に、次の1フレ一
ム期間には次の1フレームの画像データの内の異なる1
/2のサンプル点のデータを伝送することになる。一方
、動画素についてはそのエンコーダは各1フイールドの
画像データの内の1/2のサンプル点のデータを各1フ
イ一ルド期間に伝送することになる。それに対応じてエ
ンコーダ側では静止画素については、2フレームの画像
データを合成して1フレームの画像を再生し、動画素に
ついては1フイールドの画像データよりフィールド内袖
間によって1フイールドの画像データを再生する。
従って、全体として静止画素の映像信号のサンプリング
周波数は15H2となり、動画素の映像信号のサンプリ
ング周波数は60Hzとなるため、ナイキストの条件よ
り折り返し歪の発生を抑制するためには、静止画信号に
ついてはテンポラルフィルタ(6)によって伝送帯域を
7.5Hzに制限する必要があり、動画信号については
伝送帯域を30H2に制限する必要があるが、通常の映
像信号の伝送帯域は308Z程度以下であるため動画信
号についてはテンポラルフィルタは設けてない。
(17)は動きベクトル検出回路であり、前フレームの
座標(i、j)の画素の輝度レベルをy (i。
j)として、現フレームの同一位置から(m、n)だけ
シフトした画素の輝度レベルをx(i+m。
j 十n)とすると、この動きベクトル検出回路(17
)はl x (i+m、 j+n) −y (i、 j
)に所定の重みをつけた値の和を西面の全領域の数10
00点について計算する。その和が最小になるときの(
m、n)が動きベクトルであるが、その和のレベルが動
き情報となる。具体的に、その和が略0とみなせるとき
には完全静止画(正確には完全平行移動画)、その和が
ある程度大きくなると準静止画(準平行移動画)、その
和が所定レベルを超えたときには通常の動画(ノーモル
画)となり、ノーモル画の場合にはデコーダ側ではその
動きベクトルは使用しない。
その動きベクトルはデコーダ側への伝送段階では4ビツ
トの水平方向の成分及び3ビツトの垂直方向の成分より
構成され、水平方向の1ビツトは32MHzのり07り
の1周期(コれをrlcKJとする)に対応し、垂直方
向の1ビツトは水平ラインの間隔(IH)に対応し、西
面が右に動いたとき及び下に動いたときが夫々正方向で
ある。その2成分は以下のようになる。
水平方向の成分ニー8〜+7CK/フレーム垂直方向の
成分ニー4〜+38/フィールド従って、垂直方向の成
分は1フレームの間隔で検出されて、1フイールドの間
隔の変化に変換されて伝送される。
動きベクトル検出回路(17)において検出された動き
ベクトル及び動き情報が動き領域検出回路(18)及び
コントロール信号エンコーダ(19)に供給され、動き
領域検出回路(18)は供給される現フレームの輝度信
号と前フレームの輝度信号との差分等を用いて各画素毎
に動きの程度を検出し、完全な静止画素から動画素まで
に対応じて値が次第に0から1に変化する動き係数信号
を生成する。この動き係数信号は直接に及びインバータ
(20)を介して夫々乗算回路(16)及び(13)に
供給される。従って、静止画素の場合には加算回路(1
4)からは静止画信号が出力され、動画素の場合には加
算回路(14)からは動画信号が出力され、中間領域の
画素については静止画信号と動画信号との加重混合信号
が加算回路(14)から出力される。
但し、動きベクトル検出回路(17)より供給される動
き情報が完全静止画又は準静止画等の静止状態に対応す
るときには、動き領域検出回路(18)は動き係数信号
を静止画素に対応する方向に(即ち0の方向に)修正す
る如(なす、これにより、カメラがパンニングしている
ようなときには、各画素の動きは動画と判定されても、
加算回路(14)からは解像度の高い静止画信号が主に
出力される。
また、コントロール信号エンコーダ(19)からはその
動きベクトル及び動き情報が送信回路側に供給され、こ
れによりデコーダ側にもそのその動きベクトル及び動き
情報が供給される。
カメラをパンニングさせた場合にはデコーダからエンコ
ーダ側には完全静止画に対応する動き情報、動きベクト
ルの2成分及び静止画素に対応する解像度の高い映像信
号が伝送される。この伝送される1フイールド毎の(1
/60秒間隔の)映像信号に対応する画像が、第6図に
示すように1フイールドにつきαづつ右方向に略平行移
動する画像であるとする。このとき、現フィールドが時
間軸上で3/60秒の位置にあるものとすると、デコー
ダ側はその動き情報より現フィールドの画像が完全静止
画(完全平行移動WM)であることを認識し、第6図の
それまでの4枚のフィールドの画像(21)の画像デー
タより現フィールドの最終的な高解像度の画像データを
復元する。
この場合、それら4枚の画像(21)は互いに平行移動
している関係にあるため、単純に合成したのでは2M像
等が発止してしまう、そこでエンコーダ側から供給され
る動きベクトルが水平方向にα/フィールドであるとす
ると、デコーダ側では時間軸上で0.1/60.2/6
0秒の位置にあるフィールド画像を夫々水平方向に3α
、2α、αだけ平行移動させて、これら平行移動した画
像とその3/60秒の位置にあるフィールド画像とを合
成するようにしている。同様に5760秒の位置(図示
省略)のフィールド画像を得るには、それまでの4枚の
フィールドの画像(22)の画像データを合成する。こ
のようにしてパンニングされた画像についてはエンコー
ダ側で静止画と同じように原画像を高解像度で復元する
ことができる。
また、第6図において、(23)は臨時ニュース及び天
気予報等のテロップを示し、このようなテロップ(23
)の情報は第4図例では例えばカメラとマトリクス(4
)との間で挿入されるため、パンニング時であっても画
面上では完全に静止している。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように動きベクトルによる補正を行う場合には、
カメラをパンニングしても解像度は低下しないはずであ
るが、実際には画像によってはパンニング前と比べて解
像度が悪くなり多少所謂ボケが生じることがある。この
ボケの原因としてはカメラ自信の特性及び伝送される動
きベクトルの値が離散的であること等が考えられるが、
以下で説明することも一因となっている。
即ち、第7図に示す如くパンニング対象となる画像(テ
レビカメラの出力)の時点tが0における水平方向の空
間周波数を例えば2.7MH2(周期が375ns)で
あるとして、その画像を水平方向に125ns/フレー
ムでパンニングさせるものとする。原サンプリング周波
数は48.6M Hzであるため、その375nsは1
B (=48.6/2.7)画素分の長さに対応する。
また、水平方向には略1440点の画素が存在するため
、その125ns(6画素)/フレームのパンニングは
8 (=1440/6/30 )秒で水平方向の全画面
が切り替わる程度の速さに対応する。
更に、第7図より明かな如くこの場合の映像信号は37
60秒で位相が反転しているため、実質的に周期6/6
0 (1/10)秒で即ち周波数10Hzで振動してい
ることになる。従って、その映像信号は第4図の7.5
Hz程度以上の信号を除去するためのテンポラルフィル
タ(6)によって除去されてしまい、デコーダ側にはフ
ィールド内ブリフィルタ(15)によって帯域が大きく
制限された動画信号だけが僅かに伝送されるので、デコ
ーダ側で動きベクトルによる補正等を行っても元の高解
像度の画像は復元されない不都合がある。
第8図を参照してこのことをもう少し具体的に説明する
に、この場合第4図のテンポラルフィルタ(6)におけ
る第nフレームの輝度信号Y (n)及び第(n−2)
フレームの輝度信号Y(n−2)は夫々第8図B及びA
に示す如くなる。従って、そのテンポラルフィルタ(6
)の出力YT (n)であるそれら2個の輝度信号の平
均値の振幅は第8図Cに示す如く原人力信号であるY 
(n)の振幅に比べて大きく減少し、画像のコントラス
トが曖昧になる。そして、エンコーダ側で第9図に示す
如くそのコントラストの低下した4フイールドの輝度信
号をα/フィールドの動きベクトルで補正して合成して
も、得られる輝度信号のコントラストは悪いままである
以上述べたように、成る方向に微細な構造を有する画像
をその方向にパンニングすると実質的に高い周波数で振
動していることになり、その静止画信号用の時間方向の
伝送帯域を制限するためのテンポラルフィルタ(6)に
よってパンニング時の本来通過させるべき帯域の信号ま
でが阻止されることにより、動きベクトルを用いた補正
を行ってもデコードされた画像にボケが生じるのである
また逆に考えれば、第6図のテロップ(23)のように
パンニング時に画面上で静止している画像の信号はその
まま第4図のテンポラルフィルタ(6)を通過してデコ
ーダ側に伝送されるが、このデコーダ側で動きベクトル
による補正を実行するとそのテロップ(23)等の画像
の信号は位相がずれた状態で合成されるため2重像等が
発生する戊がある。
言い替えると、そのテロップ(23)等の画像の水平方
向の周波数が第7図例の成る時点の波形と同じであると
すると、動きベクトルの補正によって逆に10Hzのテ
ンポラル周波数を有する画像が生成されることになるが
、このような高い周波数の信号はエンコーダにおける補
間時の間引き処理により折り返し歪を生ずる就かあり、
ひいては再生画像にチ°ラツキ及びギラツキ等が発生す
る虞がある。
本発明は斯かる点に鑑み、動きベクトルを用いて補正を
行う画像伝送システムにおいて、例えば静止物体をパン
ニングしたときのその静止物体のデコーダ側での再生画
像のボケを減少できると共に、そのパンニング時に画面
上で静止しているテロップ等のデコーダ側での再生画像
のギラツキやチラッキが減少できるようにすることを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によるテレビジョン信号のエンコード装置は、例
えば第1図に示す如く、各画素の映像信号を空間周波数
領域の伝送帯域が広い静止画信号と空間周波数領域の伝
送帯域が狭い動画信号とに分けて、その静止画信号を複
数フィールド又は複数フレームに分けて伝送すると共に
、画面全体が規則的な動き(例えばパンニング、ズーミ
ング等)をしているときにはその画面全体の動きを示す
動きベクトルを検出して伝送するテレビジョン信号のエ
ンコード装置において、遅延手段(24)を用いて所定
の時間差のその映像信号を加算することによりその静止
画信号の時間方向の帯域制限を行う時間方向のフィルタ
(6)を設けると共に、その遅延手段(24)における
遅延時間をその動きベクトルに応じて補正するようにし
たものである。
[作用] 斯かる本発明によれば、時間方向のフィルタ(6)が設
けられているので、本来時間方向の周波数が小さい成分
である静止画信号の中に時間方向の周波数が高い成分が
混入することが防止され、その静止画信号の処理中に折
り返し歪等が発生することがなくなる。
更に、画面全体が規則的な動きをしているときには一般
に各画素は動画素と判定されるが、デコーダ側では動き
ベクトルを用いて複数フィールド又は複数フレームの静
止画信号を夫々位相をずらせながら重ねることにより解
像度の高い画像を再生することができるはずである。
しかしながら、その時間方向のフィルタ(6)を−律に
動作させると、画面全体が規則的な動きをしているとき
にはそのフィルタ(6)における加算によってその静止
画信号のコントラストが小さ(なり、デコーダ側で動き
ベクトルによる補正をしても解像度の高い画像を再生す
ることはできないことになる。
この対策として本発明では、画面全体が規則的な動きを
しているときにはそのフィルタ(6)の遅延手段(24
)における遅延時間をその動きベクトルに応じて変化さ
せるようにしている。従って、例えば画面全体が右方向
に移動しているような場合にはその遅延手段(24)に
おける遅延時間を短縮して前の映像信号を実質的に右方
向に移動することにより、その静止画信号のコントラス
トを原信号程度に維持することができ、デコーダ側で動
きベクトルによる補正を行うと解像度の高い画像を再生
することができる。
一方、例えばパンニング時のテロップ等のように画面全
体が規則的に動いているときに部分的に静止している画
像は、その遅延手段(24)における遅延時間を動きベ
クトルに応じて変化させることにより静止画信号として
はコントラストが小さくなる。従って、デコーダ側でそ
のコントラストが小さい信号を動きベクトルによる補正
を行って処理しても画質劣化が目だっことが無くなる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例につき第1図〜第3図を参照し
て説明しよう0本例はMUSE方式のエンコーダに本発
明を適用したものであり、この第1図において第4図に
対応する部分には同一符号を付してその詳細説明を省略
する。
第1図は本例のエンコーダを示し、この第1図において
、マトリクス(4)からはサンプリング周波数48.6
M HzでA/D変換され逆γ補正された3原色信号を
処理して得られた輝度信号Y及び色差信号R−Y、B−
Yが出力され、この色差信号は図示省略された静動適応
処理回路及び送信回路に供給される。また、その輝度信
号Yは静止画信号用のテンポラルフィルタ(6)、動画
信号用のフィールド内ブリフィルタ(15)、動きベク
トル検出回路(17)及び動き領域検出回路(18)に
供給される。
本例のテンポラルフィルタ(6)において、(24)は
エフレーム分の輝度信号よりも大きい容量を有する画像
メモリよりなるフレーム遅延回路、(25)はこのフレ
ーム遅延回路(24)の読み出しアドレスを指定するア
ドレス変更回路、(8)は加算回路、(9)は入力に1
/2を乗する乗算回路を示す0本例では動きベクトル検
出回路(17)より出力される動きベクトルMV及び動
き情報をアドレス変更回路(25)に供給し、このアド
レス変更回路(25)はそのフレーム遅延回路(24)
の読み出しアドレスをその動きベクトルに応じて変更す
る0通常はそのフレーム遅延回路(24)の入力と出力
との時間差は1フレームであるが、後述のようにパンニ
ング時等には動きベクトルの方向及び大きさに応じてそ
の時間差が変化する。従って、そのフレーム遅延回路(
24)の入力部に供給する輝度信号Yを第nフィールド
の輝度信号Y (n)であるとすると、フレーム遅延回
路(24)から出力される輝度信号は第(n−2)フィ
ールドの輝度信号を時間βだけずらした信号であるY(
n−2+β)と考えることができる。
その2つの輝度信号Y (n)とY(n−2+β)とを
加算回路(8)に入力し、この加算回路(8)の出力を
乗算回路(9)に供給する。この乗算回路(9)の出力
がテンポラルフィルタ(6)から出力される第nフィー
ルドの輝度信号YT (n)になる、即ち、YT (n
) = (Y (n) +Y (n−2+β))/2・
・・・(2) が成立している。従って、このテンポラルフィルタ(6
)は2タツプのトランスバーサルフィルタと考えること
ができる。この輝度信号YT (n)を静止画信号用の
フィールド間ブリフィルタ(10)に供給する。他の構
成は第4図例と同様である。
第2図を参照して本例のパンニング時の動作につき説明
するに、本例でも第7図例と同様に水平方向にピッチが
375n s (2,7M Hz )の周期的な画像を
水平方向に125n s /フレームでパンニングする
ものとする。この場合、第nフィールドの輝度信号Y 
(n)が第2図Bに示す如くであるとすると、その輝度
信号を1フレーム遅延させた信号である第(n−2)フ
ィールドの輝度信号Y(n−2)は第2図Aの破線で示
す如くその輝度信号Y (n)に対して水平方向(時間
方向)にβ(=125n s )だけ遅れている。
そこで第1図のテンポラルフィルタ(6)においてアド
レス変更回路(25)は、フレーム遅延回路(24)の
読み出しアドレスを書き込みアドレスに対して2フイ一
ルド分の時間から時間βを減じた時間だけ遅らせて動き
ベクトルによる補正を行う。
このときフレーム遅延回路(24)から読み出される輝
度信号Y(n−2+β)の位相は第2図Aの実線で示す
如く輝度信号Y (n)の位相と等しくなる。従って、
式(2)により定まる本例のテンポラルフィルタ(6)
より出力される輝度信号YT(n)のコントラストは第
2図Cに示す如く 元の輝度信号Y (n)のコントラ
ストと同じであり、このコントラストの高い輝度信号が
そのまま図示省略された送信回路を介してデコーダ側に
供給される。
従って、デコーダ側では第6図でαをβで置き換えて動
きベクトルによる補正を行うことにより、そのパンニン
グされている画像を高い解像度で再生することができる
利益がある。
次にパンニング時に画面上で静止している画像(例えば
第6図例のテロップ(23) )の処理について説明す
るに、この場合はその第nフレームの静止画の輝度信号
Y (n)が第3図Bに示す如くであるとすると、第(
n−2)フレームの輝度信号Y(n−2)の位相は第3
図Aに示す如く輝度信号Y (n)の位相と同じである
。この場合、第1図のテンポラルフィルタ(6)におい
てはアドレス変更回路(25)の作用によってフレーム
遅延回路(24)から輝度信号Y(n−2+β)が読み
出されるが、この輝度信号Y(n−2+β)の位相は第
3[ilAの実線で示す如く輝度信号Y (n)の位相
に対してβだけ進んでいる。
そのため、式(2)で定まるテンポラルフィルタ(6)
の出力である輝度信号YT (n)のコントラストは第
3図Cに示す如く元の輝度信号Y (n)のコントラス
トに比べて悪くなり、この低コントラストの信号がデコ
ーダ側に伝送される。そして、デコーダ側でその低コン
トラストの信号を動きベクトル補正によって位相をβ/
フレームづつずらせながら合成しても得られる信号のコ
ントラストは低いままである。
従って、その信号の時間方向の周波数が静止画信号の上
限である7、5Hzを超えた場合でも、その後の補間に
おけるサブサンプリングにおいて折り返し歪等が目だっ
ことがなくなり所謂ギラツキ及びチラッキ等が減少して
画質が改善される利益がある。この場合、コントラスト
が低くなるのはテロップ等の輪郭部だけであり、そのテ
ロップ等自体は良好に再生される。
これに関して、画面上で静止している画素については、
動きベクトルによる補正を行なうとデコーダ側の動き領
域検出によって動画素と判定されるため、フィールド内
補間に基づく動画信号が主に使用される。従って、比較
的良好な再生画像が得られる。更に、パンニング時にテ
ロップのように再面上で静止している画像については、
エンコーダ側ではフレーム遅延回路(24)における遅
延時間を強制的に1フレームに設定すると共に、デコー
ダ側では動きベクトルによる補正を行わないようにして
もよい。
また、上述実施例は個別回路を接続した回路構成で実現
しているが、マイクロプロセッサ等のソフトウェアでも
容易に実現することができる。
尚、本発明は上述実施例に限定されず例えば全画面のズ
ーミング時及び回転時に適用し、EDTV方式のエンコ
ーダ等に適用するなど本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の構成を採り得ることは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば、例えば静止物体をパンニングしたとき
のその静止物体のデコーダ側での再生画像のボケを減少
できると共に、そのパンニング時に画面上で静止してい
るテロップ等のデコーダ側での再生画像のギラツキやチ
ラッキを減少できる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のエンコーダの要部を示す構
成図、第2図及び第3図は夫々その実施例のテンポラル
フィルタの動作の説明に供するタイミングチャート図、
第4図は従来のMUSE方式のエンコーダを示す構成図
、第5図は第4図例の各フィルタ等の伝送帯域を示す線
図、第6図はパンニング時の従来のデコーダにおける動
きベクトル補正の説明に供する線図、第7図はパンニン
グ時のエンコーダ側のテレビカメラの出力を示すタイミ
ングチャート図、第8図は従来のテンポラルフィルタの
動作の説明に供するタイミングチャート図、第9図は従
来のデコーダ側での動きベクトル補正の説明に供するタ
イミングチャート図である。 (6)はテンポラルフィルタ、(8)は加算回路、(9
)は乗算回路、(10)はフィールド間ブリフィルタ、
(15)はフィールド内ブリフィルタ、(17)は動き
ベクトル検出回路、(24)はフレーム遅延回路、(2
5)はアドレス変更回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 各画素の映像信号を空間周波数領域の伝送帯域が広い静
    止画信号と空間周波数領域の伝送帯域が狭い動画信号と
    に分けて、上記静止画信号を複数フィールド又は複数フ
    レームに分けて伝送すると共に、画面全体が規則的な動
    きをしているときには上記画面全体の動きを示す動きベ
    クトルを検出して伝送するテレビジョン信号のエンコー
    ド装置において、 遅延手段を用いて所定の時間差の上記映像信号を加算す
    ることにより上記静止画信号の時間方向の帯域制限を行
    う時間方向のフィルタを設けると共に、 上記遅延手段における遅延時間を上記動きベクトルに応
    じて変化させるようにしたことを特徴とするテレビジョ
    ン信号のエンコード装置。
JP2152465A 1990-06-11 1990-06-11 テレビジョン信号のエンコード装置 Pending JPH0444488A (ja)

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JP2152465A JPH0444488A (ja) 1990-06-11 1990-06-11 テレビジョン信号のエンコード装置

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