JPH0445103A - 環状オレフィン系ランダム共重合体の製造方法 - Google Patents

環状オレフィン系ランダム共重合体の製造方法

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JPH0445103A
JPH0445103A JP15355790A JP15355790A JPH0445103A JP H0445103 A JPH0445103 A JP H0445103A JP 15355790 A JP15355790 A JP 15355790A JP 15355790 A JP15355790 A JP 15355790A JP H0445103 A JPH0445103 A JP H0445103A
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敏裕 相根
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英明 山口
Shuji Minami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、環−状オレフイン系ランダム共重合体の製造
方法に関する。さらに詳細には、本発明は、透明性、耐
熱性、耐熱老化性、耐薬品性、耐溶剤性、誘電特性およ
び種々の機械的特性に優れ、かつハロゲンを実質的に含
まない環状オレフィン系ランダム共重合体の製造方法に
関する。
発明の技術的背景 エチレンと特定の崇高な環状オレフィンとからなる環状
オレフィン系ランダム共重合体が光学的性質、機械的性
質、熱的性質のバランスのとれた合成樹脂であり、かつ
光学メモリディスクや光学ファイバーなとの光学材料の
分野の用途に用いることのできることが国際出願公開W
O39101950あるいは特開平1−185307号
明細書に開示されている。
これらに提案された環状オレフィン系ランダム共重合体
は、ハロゲンを含有する触媒を用いて製造する場合には
、環状オレフィンのハロゲン化物を副生物として含有し
、しかも該共重合体を熱成形する際には該共重合体の軟
化温度が通常のオレフィン系重合体にくらべて著しく高
いために、該共重合体のハロゲンの含有量が少量であっ
ても塩酸等のハロゲン化水素を発生し、成形機などを腐
食させることがある。そこで、該環状オレフィンのハロ
ゲン化物を除去するために、炭化水素媒体からなる液相
中でエチレンと環状オレフィンとを共重合させることに
よって生成した共重合体溶液に、アセトンなとの貧溶媒
を大量に投入して、該生成共重合体を析出させ液相部と
分離した後、該生成共重合体を熱アセトンなどて抽出す
るなどの煩雑な処理か必要である。
このため、該環状オレフィン系ランダム共重合体を製造
するプロセスにおいて、ハロゲンヲ実ft的に含まない
環状オレフィンランダム共重合体を経済的に製造しうる
ような環状オレフィンランダム共重合体の製造方法の出
現か要望されている。
なお、特開平1−92208号公報あるいは特願平13
25152号には、エチレンと環状オレフィンとの共重
合によって得られる環状オレフィン系ランダム共重合体
溶液を、金属カチオンを含有する特定の吸着剤と接触さ
せることによって、環状オレフィンランダム共重合体溶
液からハロゲン化物を除去しうることか教示されている
。しかしながらこれらの方法は−たん生成してしまった
ハロゲン化環状オレフィンを除去するための方法であっ
て、ハロゲン化環状オレフィンの副生を抑制しうるちの
ではない。
発明の目的 本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであっ
て、透明性、耐熱性、耐熱老化性、耐薬品性、耐溶剤性
、誘電特性および種々の機械的性質に優れ、しかもハロ
ゲンを実質的に含まない環状オレフィン系ランダム共重
合体の製造方法を提(共することを目的としている。
発明の概要 本発明に係る環状オレフィン系ランダム共重合体の製造
方法は、 (a)エチレンと、 (b)下記式[1]または[II] (式中、nはOまたは1であり、mは0または正の整数
てあり、qは0または1であり、R−RおよびR,Rb
は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭
化水素基であり、 R15〜R18は、互いに結合して単環または多環を形
成していてもよく、かつ該単環または多環は二重結合を
有していてもよく、 また、RとRとて、またはRI7とR18とてアルキリ
デン基を形成していてもよい)。
よびnは、0.1または2てあり1,1−Rl5.よそ
れぞれ独立に水素原子、/XXロジン子、脂肪族炭化水
素基、芳香族炭化水素基まtコ(よアルコキシ基であり
、R(またはR)とR”  (まt二りはR7)とは、
炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよ
く、また何の基も介さず(こ直接結合していてもよい。
] て表わされる不飽和単量体からなる群力・ら選ζfれた
少なくとも1種の環状オレフィン、とを、可溶性バナジ
ウム化合物及び有機アルミニウム化合物から形成され、
上記可溶性ノ(ナジウム化合物及び有機アルミニウム化
合物の少なくとも一方にハロゲンを含有する触媒の存在
下に、炭化水素媒体および/または該環状オレフィンか
らなる液相中で、共重合させて環状オレフィン系ランダ
ム共重合体の溶液を生成させ、 得られた該生成共重合体重合溶液を、水含有量が20体
積%以下であるアルコール類と接触させた後に脱灰する ことを特徴としている。
発明の詳細な説明 以下本発明に係る環状オレフィン系ランダム共重合体の
製造方法について具体的に説明する。
本発明では、上記のような一般式[1]または一般式[
11]で示される環状オレフィン類と、エチレンとを、
炭化水素溶媒中あるいは環状オレフィン液相中で、該溶
媒あるいは該環状オレフィンに可溶性のバナジウム化合
物と有機アルミニウム化合物とからなる触媒の存在下に
共重合させて、環状オレフィン系ランダム共重合体を製
造している。
本発明で用いられる上記式[I]で示2ビシクロ[2,
2,11ヘプト2−エン誘導体 テトラシクロ[4,4,0,1”″、17°10]−3
−ドデセン誘導沫 ヘキサシクロ [6,6,1,1’・JIO・+2.027゜014]
 −4−ヘプタデセン誘導化 オクタシクロ [8,8,0,1”・1.14・7 11旧JB・1.03・$。
012・17]5−トコセン誘導イ木 ペンタシクロ [6,6,1,1’ ”、0”・7.09・ +4コ4
−へキサデセン誘導化 ;れる環状オレフィンとして1表具体的に(戴参 考 (構造式) %式%] 5−ベンタコセン誘導(本 ノナシクロ[10,10゜ 1.1”、 114・+1.1 +1 lIO2・+1
.041.012・代 o18.!O] −5−ヘキサコセン誘導体が挙げられ
る。
以下にこのような化合物の具体「 Jな例を示す。
(以下余白) などのようなビシクロ [2,2,1]ヘプト−2−エン誘導体;などのテトラ
シクロ [4,4,0,12 5,17 10] ドデセン誘導体; などのへキサシクロ [6,6,1,1”  、1” 、0゜ 12.7.o@ 4] ヘプタデセン誘導体: オクタシクロ なとのオクタシクロ [8,8,0,12 9,14 7,11 ■ 6.03 8.0 ] トコセン誘導体; しH2 4−へ千7アでノ などのペンタシクロ[6,6,1,I”1.0!・7.
09 14] −4−へキサデセン誘導体; ヘプタシクロ−5−ヘンエイコセン誘導体:などのトリ
シクロ [4,3,0,1!l′] −3 デセン誘導体; などのトリシクロ [4,4,0,12・I]−3〜ウンデセン誘導体;な
どのペンタンクロ[6,5,1,1” 、0” 7.0
” ”]]4−ペンタデセン誘導体 :とのジエン化合物 などのペンタジクロ[7,4,0,1” ’、1’−+
2.0”□IJ3−ペンタデセン誘導体: なとのへブタンクロ[8,7,0,12″、1”Q 2
7 、Q 11目] −4−エイコセン誘導体、1 5−ベンタコセン なとの/ナシ’)口[10,9,1,1′7,11目o
、IIs”□L1.02.IO,012,21,p14
目コー5−ヘン9 ニア セ>騎4体などのヘプタシク
ロ[8,4,0,1”・6. p、 H,OL H]−
計へキサデセン誘導体;5−ヘンエイコセン などのへブタシクロ[8,8,o、14.7.1 Il
、 Il、 I B1、gLl、012 7] ヘンエイコセン誘導体: などのノナシクロ[10,10,1,1’・J+4°2
1.l@1書、02 *、012 冨2.0 Li2 ] −]5−ヘキザコセン誘導体:そしてさら
には、 を挙げることができる。
(以下余白) 上記式[I]または[n]で示される環状オレフィンは
、シクロペンタジェン類と対応するオレフィン類とをデ
ィールス・アルダ−反応させることにより容易に製造す
ることができる。
バナジウム化合物としては、具体的には、一般式VO(
OR) aX5またはV (OR) 。Xd(ただし、
Rは炭化水素基、0≦a≦3.0≦b≦3.2≦a+b
≦3.0≦C≦4.0≦d≦4.3≦c+d≦4)で表
わされるバナジウム化合物、あるいはこれらの電子供与
体付加物が用いられる。
より具体的には、vOC13、 VO(OCH)0g2、 VO(OC2H5)20g1 V O(0−1so−CH) Cg2、VO(0−n−
CH) CN 2、 V O(OCH)  、V OB r  −V CII
 4.VOCg 、VO(0−n−C4H9) 3、v
c、p  ・20C8H170Hなどのバナジウム化合
物が用いられる。
また、該可溶性バナジウム触媒成分を調製する際に用い
られることのある電子供与体としては、アルコール、フ
ェノール類、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、有機酸
または無機酸のエステル、エーテル、酸アミド、酸無水
物、アルコキシシランなどの含酸素電子供与体、アンモ
ニア、アミン、ニトリル、イソシアネートなどの含窒素
電子供与体などが挙げられる。より具体的には、メタノ
ール、エタノール、プロパツール、ペンタノール、ヘキ
サノール、オクタツール、ドデカノール、オクタデシル
アルコール、オレイルアルコール、ベンジルアルコール
、フェニルエチルアルコール、クミルアルコール、フェ
ニルエチルアルコール1、イソプロピルアルコール、イ
ソプロピルベンジルアルコールなどの炭素数1〜18の
アルコール類;フェノール、クレゾール、キシレノール
、エチルフェノール、プロピルフェノール、ノニルフェ
ノール、クミルフェノール、ナフトールなどの低級アル
キル基を有してよい炭素数6〜20のフェノール類:ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンゾキノンなど
の炭素数3〜15のケトン類;アセトアルデヒド、プロ
ピオンアルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズアルデ
ヒド、トルアルデヒド、ナフトアルデヒドなどの炭素数
2〜15のアルデヒド類、ギ酸メチル、酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル、
酢酸シクロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル
、吉草酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチ
ル、メタクリル酸メチル、ジクロル酢酸エチル、メタク
リル酸メチル、クロトン酸エチル、シクロへキサンカル
ボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息
香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オクチル、安
息香酸シクロヘキシル、安息香酸フェニル、安息香酸ベ
ンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチル、トルイ
ル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス酸メチル、
マレイン酸n−ブチル、メチルマロン酸ジイソブチル、
シクロヘキセンカルボン酸ジn−ヘキシル、ナジック酸
ジエチル、テトラヒドロフタル酸シイソソプロビル、フ
タル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジn
−ブチル、フタル酸ジ2−エチルヘキシル、γ−ブチロ
ラクトン、δ−バレロラクトン、クマリン、フタリド、
炭酸エチレンなどの炭素数2〜3oの有機酸エステル類
;アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トルイル酸
クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2〜15の酸
ハライド類:メチルエーテル、エチルエーテル、イソプ
ロピルエーテル、ブチルエーテル、アミルエーテル、テ
トラヒドロフラン、アニソール、ジフェニルエーテルな
どの炭素数2〜20のエーテル類;酢酸アミド、安息香
酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド類;メチル
アミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリブチルア
ミン、ピペリジン、トルイル酸アミド、アニリン、ピリ
ジン、ピコリン、テトラメチレンジアミンなどのアミン
類;アセトニトリル、ベンゾニトリル、トルニトリルな
どのニトリル類;ケイ酸エチル、ジフェニルジメトキシ
シランなどのアルコキシシラン類などを挙げることがで
きる。
これらの電子供与体は、2種以上用いることがてきる。
有機アルミニウム化合物触媒成分としては、少なくとも
分子内に1個のAI−炭素結合を有する化合物が用いら
れ、たとえば、 15個、好ましくは1〜4個を含む炭化水素基で互いに
同一でも異なっていてもよい。Xはハロゲン、mは0≦
m≦3、nは0≦n<3、pは0≦n<3、qは0≦q
<3の数であって、しかもm+n+p+q−3である)
で表わされる有機アルミニウム化合物、 (i)一般式MANR(ここでMlはLi、Na、にで
あり、R1は前記と同じ)で表わされる第1族金属とア
ルミニウムとの錯アルキル化物などを挙げることができ
る。
前記の(i)に属する有機アルミニウム化合物としては
、次のものを例示できる。
(ここでRおよびR2は前記と同じ。mは好ましくは1
.5≦m<3の数である)。
(ここでR1は前記と同じ。Xは/%ロゲン、mは好ま
しくは0<m<3である)。
一般式RIH8゜ (ここでR1は前記と同じ。mは好ましくは2≦m<3
である)。
(ここでR1およびR2は前記と同じ。Xは)・ロゲン
、Q<m≦3.0≦n<3.0≦q<3で、m+n+q
−3である)で表わされるものなどを例示できる。
(i)に属するアルミニウム化合物としては、より具体
的には、■トリエチルアミニウム、トリブチルアルミニ
ウムなどのトリアルキルアルミニウム;トリイソプロペ
ニルアルミニウムなどのトリアルケニルアルミニウム;
ジエチルアルミニウムエトキシド、ジエチルアルミニウ
ムエトキシドなどのジアルキルアルミニウムアルコキシ
ド:エチルアルミニウムセスキエトキシド、ブチルアル
ミニウムセスキブトキシドなどのアルキルアルミニウム
セスキアルコキシド;のほかに、 R’   AN  (OR)   などで表わされる平
2.5              0.5均組成を有
する部分的にアルコキシ化されたアルキルアルミニウム
、■ジエチルアルミニウムクロリド、ジブチルアルミニ
ウムクロリド、ジエチルアルミニウムプロミドのような
ジアルキルアルミニウムハライド:エチルアルミニウム
セスキクロリド、ブチルアルミニウムセスキクロリド、
イソブチルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミ
ニウムセスキプロミドのようなアルキルアルミニウムセ
スキハライド;エチルアルミニウムジクロリド、プロピ
ルアルミニウムジクロリド、ブチルアルミニウムジブロ
ミドなどのようなアルキルアルミニウムシバライド;な
どの部分的に/\ロゲン化されたアルキルアルミニウム
、■ジエチルアルミニウムヒドリド、ジブチルアルミニ
ウムヒドリドなどのジアルキルアルミニウムヒドリド;
エチルアルミニウムジクドリド、プロビルアルミニウム
ジヒドリドなどのアルキルアルミニウムハラドリドーな
どの部分的に水素化されたアルキルアルミニウム、■エ
チルアルミニウムセスキクロリド、ブチルアルミニウム
ブトキシクロリド、エチルアルミニウムセスキプロミド
などの部分的にアルコキシ化およびハロゲン化されたア
ルキルアルミニウムを例示できる。また(i)に類似す
る化合物たとえば酸素原子や窒素原子を介して、2以上
のアルミニウムか結合した有機アルミニウム化合物であ
ってもよい。このような化合物として、具体的には、 (CH)   ANOAΩ (C2R5)2、(CH)
   AJIIOAΩ (C4H9)2、6H5 例示できる。
前記(H)に属する化合物としては、LiA、Q(CH
)  、LIAN  (C7H15)4などを例示でき
る。これらの中では、とくにアルキルアルミニウムハラ
イド、アルキルアルニウムシバライドまたはこれらの混
合物を用いるのが好ましい。
本発明では、上記のような可溶性バナジウム化合物およ
び有機アルミニウム化合物の少なくとも一方はハロゲン
を含有している。特に本発明では、有機アルミニウム化
合物がハロゲンを含有していることが好ましい。
本発明では、エチレンと上記式[I]または[II]で
表わされる環状オレフィン類との共重合反応は、炭化水
素溶媒の存在下または存在しない条件下で行なわれる。
この除用いてもよい炭化水素溶媒としては、たとえばヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、灯油などの脂肪族炭化水
素、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂環
族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香
族炭化水素などを例示することができる。これらの溶媒
は、単独であるいは混合して用いることができる。
本発明では、エチレンと前記環状オレフィン類が共重合
されるが、必要に応じて炭素数3以上のα−オレフィン
が共重合されていてもよく、このような炭素数3以上の
α−オレフィンとしては、たとえばプロピレン、■−ブ
テン、4−メチル−1−ペンテン、■−ヘキセン、■−
オクテン、1−デセン、■−ドデセン、■−テトラデセ
ン、1−へキサデセン、I−オクタデセン、■−エイコ
センなどの炭素原子数が3〜20のα −オレフィンを
挙げることかできる。
また、本発明の目的を損わない範囲で必要に応じて他の
共重合可能な不飽和単量体成分を共重合させることもで
きる。このような共重合可能な不飽和単量体として具体
的には、生成するランダム共重合体中の前記環状オレフ
ィン成分単位となどモル未満のシクロペンテン、シクロ
ヘキセン、3−メチルシクロヘキセン、シクロオクテン
、などのシクロオレフィン、l、4−へキサジエン、4
−メチル−1,4−へキサジエン、5−メチル−1,4
−へキサジエン、1.7−オクタジエン、5−ビニル−
2−ノルボルネンなどの非共役ジエン類などを例示する
ことができる。
環状オレフィン系ランダム共重合体を製造するに際して
、エチレンと上記のような環状オレフィン類との共重合
反応は連続法で行なわれることが好ましい。その際に、
重合反応系に供給される可溶性バナジウム化合物の濃度
は、通常、重合反応系内の可溶性バナジウム化合物の濃
度の10倍以下、好ましくは1〜7倍、さらに好ましく
は1〜5倍の範囲である。
また、重合反応系内のバナジウム原子に対するアルミニ
ウム原子の比(Ai)/V)は2以上、好ましくは2〜
50、とくに好ましくは3〜20の範囲である。
該可溶性バナジウム化合物および該有機アルミニウム化
合物は、通常、それぞれ、前記炭化水素溶媒または該環
状オレフィン類で希釈して供給される。ここで、該可溶
性バナジウム化合物は、前記濃度範囲に希釈することが
望ましいが、有機アルミニウム化合物は重合反応系にお
ける濃度のたとえば50倍以下の任意の濃度に調製して
重合反応系に供給する方法が採用される。
また環状オレフィン系ランダム共重合体を製造するに際
して、共重合反応系内の可溶性バナジウム化合物の濃度
は、バナジウム原子として、通常は、0.01〜5ミリ
モル/g 好ましくは0.05〜3ミリモル/gの範囲
である。
このようなエチレンと環状オレフィ〉類との共重合反応
は、−50〜100℃、好ましくは30〜80℃、さら
に好ましくは一20〜60℃の温度で行なわれる。
上記のような共重合反応を行なうに際しての反応時間(
連続式重合反応の場合は、重合反応混合物の平均滞留時
間)は、重合原料の種類、触媒成分の濃度および温度に
よっても異なるが、通常は5分〜5時間、好ましくは1
0分〜3時間の範囲である。また、共重合反応を行なう
際の圧力は、通常は0を超えて50 kg / cd、
好ましくは0を超えて20kg/c−である。また共重
合を行なうに際して、得られる共重合体の分子量を調整
するため、水素などの分子量調節剤を存在させることも
できる。
環状オレフィン系ランダム共重合体を製造するに際して
、反応系に供給されるエチレン/環状オレフィン類のモ
ル比は、通常では90/10〜10/90、好ましくは
20/80〜85/15の範囲であることが望ましい。
上記のようにしてエチレンと環状オレフィン類との共重
合反応を行なうと、環状オレフィン系ランダム共重合体
の溶液が得られる。このような共重合体溶液中に含まれ
る環状オレフィン系ランダム共重合体の濃度は、通常、
2.0〜300グラム/it、好ましくは10〜100
グラム/IIの範囲にあり、該生成共重合体溶液中には
、触媒成分である可溶性バナジウム化合物成分およびハ
ロゲン含有有機アルミニウム化合物成分などが含まれて
いる。
本発明では、このようにして得られた環状オレフィン系
ランダム共重合体重合溶液を、水含有量が20体積%以
下好ましくは5体積%以下さらに好ましくは5000 
ppm以下であるアルコール類と接触させた後に、脱灰
することを特徴とする。
アルコール類としては、メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコール、イソブチルアルコール、2−エチ
ルヘキシルアルコール、エチレングリコールなどが用い
られる。
重合液に添加するアルコール量は、触媒として重合に使
用したバナジウムとアルミニウムの合計のモル数の5倍
以上が好ましく、またポリマーが析出しない量を上限と
する。通常、重合溶液1gに対して1.5ml〜20 
mlが好ましい範囲である。
このようにして環状オレフィン系ランダム共重合体重合
溶液を、水含有量が20体積%以下であるアルコール類
と接触させた後に、該共重合体溶液に脱灰処理を加える
脱灰処理は従来公知の方法によって行なうことができる
が、たとえば環状オレフィン系ランダム共重合体溶液に
、水を加えることによって行なうことができる。脱灰処
理に際して用いられる水は、酸あるいはアルカリを含有
していてもよい。
このような脱灰処理によって、触媒成分が分解除去され
る。
上記のようにして脱灰処理が加えられた環状オレフィン
系ランダム共重合体溶液から常法に従って環状オレフィ
ン系ランダム共重合体が得られるが、上記共重合体溶液
から共重合体を得るには、たとえば溶媒の蒸留あるいは
重合液を高温高圧下とした後常圧下にフラッシュするな
どの方法で共重合体を析出、回収する方法が挙げられる
が、アルコール類との接触処理が終了した共重合体溶液
をアセトンなどの極性溶剤に投入して該共重合体を析出
させて分離させることもでき、特に限定はされない。
本発明では、上記のように水含有量が20体積%以下で
あるアルコール類と、環状オレフィン系ランダム共重合
体重合溶液とを接触させた後に脱灰すると、ハロゲン化
された環状オレフィンの生成を抑制することができる。
したがって得られる環状オレフィン系ランダム共重合体
溶液を脱灰後、前述の方法で析出して得られる環状オレ
フィン系ランダム共重合体は、実質的にハロゲンを含有
していない。
水含有量が20体積%以下であるアルコール類と環状オ
レフィン系ランダム共重合体重合溶液とを接触させた後
に脱灰することによって、ハロゲン化された環状オレフ
ィンが生成しない理由は明うカではないが、アルコール
類とハロゲン含有有機アルミニウム化合物またはハロゲ
ン含有バナジウム化合物とが反応してハロゲン含有有機
アルミニウム化合物またはハロゲン含有バナジウム化合
物か分解し、この分解されたハロゲン含有有機アルミニ
ウム化合物またはハロゲン含有バナジウム化合物は水と
環状オレフィンと接触しても、ハロゲン化環状オレフィ
ンを生成させないためと考えられる。これに対してハロ
ゲン含有有機アルミニウム化合物またはハロゲン含有バ
ナジウム化合物をアルコール類と接触させることなく水
と接触させると、ハロゲン含有有機アルミニウム化合物
またはハロゲン含有バナジウム化合物は分解するととも
に環状オレフィンと反応し、ハロゲン化環状オレフィン
が生成してしまうと考えられる。
このようにして得られるハロゲンを実質的に含有しない
環状オレフィン系ランダム共重合体は非品性ないし結晶
性であるが、該環状オレフィン系ランダム共重合体のう
ちではDSC融点を有さずかつX線回折による測定結果
からも非結晶性の共重合体が好適である。さらに、本発
明の方法によって得られる環状オレフィン系ランダム共
重合体のエチレン/環状オレフィンのモル比は通常95
15〜30/70、好ましくは90/10〜40/60
の範囲である。また、該環状オレフィン系ランダム共重
合体のガラス転移点(Tg)は通常は10〜260℃、
好ましくは20〜200℃の範囲である。
発明の効果 本発明では、エチレンと環状オレフィンとを、可溶性バ
ナジウム化合物および有機アルミニウム化合物から形成
され、上記可溶性バナジウム化合物および有機アルミニ
ウム化合物の少なくとも一方にハロゲンを含有する触媒
の存在下に共重合して得られる環状オレフィン系ランダ
ム共重合体重合溶液を、水含有量か20体積%以下であ
るアルコール類と接触させた後に脱灰しているので、ハ
ロゲンを実質的に含まない環状オレフィン系ランダム共
重合体が効率よく得られる。
実施例 次に、本発明の方法を実施例により具体的に説明するが
、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、ポリマー中の塩素含量((l含量)は、酸素フラ
スコ法によりポリマーを燃焼させ、生成するHCfiを
イオンクロマトグラフィー法で定量する方法で求めた。
実施例1 [重合] 撹拌翼を備えた19重合器を用いて、連続的にエチレン
とテトラシクロ[4,4,0,1”517″101  
3−ドデセン(以下TCD−3と略)の共重合反応を行
った。すなわち、重合器上部からTCD−3のシクロヘ
キサン溶液を、重合器内でのTCD−3濃度が60g/
Dとなるように毎時0.4N、触媒としてVO(OC2
H5)C112のシクロヘキサン溶液を重合器内でのバ
ナジウム濃度が0.5mmol/Iとなるように毎時0
、 5g (このときの供給バナジウム濃度は、重合器
中濃度の2.86倍である)、エチルアルミニウムセス
キクロリド(Ag (C2H5)15CD   )のシ
クロヘキサン溶液を重合器内でのアルミニウム濃度か4
. 0mmol/Ωとなるように毎時0.49およびシ
クロヘキサンを毎時0.7gの速度でそれぞれ重合機内
に連続的に供給し、一方、重合器上部から、重合器内の
重合液か常に1gになるように(すなわち平均滞留時間
か0.5時間となるように)連続的に抜き出す。また、
重合系にバブリング管を用いてエチレンを毎時2(01
、窒素を毎時10g、水素を毎時0.5gの速度で供給
する。共重合反応は、重合器外部にとりつけられたジャ
ケットに冷媒を循環させることにより10℃で行った。
上記条件で共重合反応を行うと、エチレン・TCD−3
ランダム共重合体を含む重合反応混合物(重合液)が得
られた。
[アルコールの添加] 重合器上部から抜き出した重合液IRに対し、メタノー
ル(含水Ji:310ppI11)を3.3mlを添加
し5分間激しく撹拌した。
[脱 灰] その後、水1gに対し濃塩酸5 mlを添加した水溶液
と重合溶液を1対1の割合でホモミキサーを用い強撹拌
下で接触させ、触媒残渣を水層へ移行させた。上記混合
液を静置し、水層を除去後さらに蒸溜水で2回水洗を行
い、重合液を精製分離した。(この重合溶液の一部を取
り出し、130℃、減圧下で24時間乾燥させ、溶媒成
分を除去し、この時点てのポリマー中のCΩ含量を測定
したところ、35.4ppmであった。) [ポリマーの析出] 上記脱灰の操作で得られた重合液を3倍量のアセトンと
強撹拌下で接触させ、固体部を濾過により採取し、アセ
トンで充分洗浄した。(ポリマの一部を取り出し、13
0℃、減圧下で24時間乾燥させ、この時点てのポリマ
ー中の0g含量を測定したところ、7.01)pffl
であった。)[アセトン抽出] その後、上記析出工程で得られた固体部を40g / 
Dとなるようにアセトン中に投入し、60℃て2時間反
応処理した。その後、濾過により固体部を採取し、窒素
流通下、130℃、35C1amHgて24時間乾燥し
た。
以上のようにして、エチレン・TCD−3共重合体が毎
時96g(すなわち48g/g)の量で得られた。得ら
れた共重合体のエチレン含量は61.5モル%、極限粘
度[ηコは0.54dI/g、GPC測定によるM w
 / M nは2,50、X線回折による結晶化度は0
%、DSC法のガラス転移温度Tgは137℃であった
また、ポリマー中の0g含量は上記測定法の検出限界S
pp■以下で、C9は実質上含有していないことがわか
った。
これらの結果を表1に示す。
実施例2〜4 実施例1の共重合条件はそのままにし、表1のようにア
ルコールの種類・量を変えた以外は実施例1と同様にし
て共重合体の合成を行った。
これらの結果を表1に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)エチレンと、 (b)下記式[ I ]または[II] ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[ I ] (式中、nは0または1であり、mは0または正の整数
    であり、qは0または1であり、 R^1〜R^1^8およびR^a、R^bは、それぞれ
    独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であ
    り、 R^1^5〜R^1^8は、互いに結合して単環または
    多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環は二
    重結合を有していてもよく、 また、R^1^5とR^1^6とで、またはR^1^7
    とR^1^8とでアルキリデン基を形成していてもよい
    )。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[II] [式中、lは0または1以上の整数であり、mおよびn
    は、0、1または2であり、R^1〜R^1^5はそれ
    ぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基
    、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R^5
    (またはR^6)とR^9(またはR^7)とは、炭素
    数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、
    また何の基も介さずに直接結合していてもよい。] で表わされる不飽和単量体からなる群から選ばれた少な
    くとも1種の環状オレフィン、 とを、可溶性バナジウム化合物及び有機アルミニウム化
    合物から形成され、上記可溶性バナジウム化合物及び有
    機アルミニウム化合物の少なくとも一方にハロゲンを含
    有する触媒の存在下に、炭化水素媒体および/または該
    環状オレフィンからなる液相中で、共重合させて環状オ
    レフィン系ランダム共重合体の溶液を生成させ、 得られた該生成共重合体重合溶液を、水含有量が20体
    積%以下であるアルコール類と接触させた後に脱灰する ことを特徴とする環状オレフィン系ランダム共重合体の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002275314A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Mitsui Chemicals Inc 環状オレフィン系重合体組成物及びその成形品
WO2020217628A1 (ja) * 2019-04-25 2020-10-29 住友化学株式会社 プロピレン重合体の製造方法

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